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AB o ONE UFC UFC Fight Night   ジェカ・サラギ ブレンダン・アレン

『UFC Fight Night 232: Allen vs. Craig』パフォーマンスボーナス

最高のパフォーマンスを発揮する! 疲れない身体を作るコンディショニング法


 UFCが『UFC Fight Night 232: Allen vs. Craig』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ブレンダン・アレン、ジョアンダーソン・ブリト、ジェカ・サラギ、アマンダ・ヒバス


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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AB o UFC ダリウス・フラワーズ マックス・グリフィン

UFC on ESPN+90:セミファイナル・マイケル・モラレス vs. ジェイク・マシューズ

ウェルター級。両者ノーランカーで、ランキング入りまであと一歩の選手。

エクアドルのモラレスはキャリア15戦全勝で、UFCでも3連勝。レスリング・ムエタイエクアドル王者で、15勝のうち12のKO勝ちがあるストライカー。が、攻撃力が高い反面、被弾もけっこうある。前戦は中堅ファイターのマックス・グリフィン戦で、序盤はテイクダウンを許し下になる場面もあったが、後半はタックルを切って打撃を入れる展開で判定勝ち。メキシコのエントラムジム所属で、元フライ級王者ブランドン・モレノの同門。24歳。

18歳でTUFデビューしたオーストラリアのマシューズ。ライトからウェルターに上げてからは9勝3敗とハイアベレージだが、ランキング手前クラスで取りこぼしていてノーランカーのまま。敗れた相手はアンソニー・マーティン、ショーン・ブラディ、マシュー・セメルスバーガー。7月の前戦では、1週間前に代役出場が決まったダリウス・フラワーズに格の違いを見せる2Rチョークで一本勝ち。29歳。

マシューズが詰めてきた。モラレスローで牽制。ジャブから右を打ち込むマシューズ。モラレス右のダブルをヒット。鋭いパンチが交錯。モラレス飛びこんで3連打。マシューズはボディストレート。モラレスワンツー。遠い距離から右をヒットさせると一瞬バランスを崩したマシューズ。パンチで飛び込むマシューズにローを合わせるモラレス。モラレスワンツー。飛び膝。これはヒットせず。残り1分。ここまでややモラレス優勢。マシューズ飛びこんでワンツーをヒット。モラレス飛び膝。そこからタックルへ。マシューズがぶった。離れる。ホーン。

ヒット数ではモラレスだが、後半いいパンチを入れていたマシューズに入る可能性もある。

2R。ワンツーを入れたモラレス。マシューズもワンツーを返す。プレスしてきたモラレス。ケージを背負わせた。クリンチからのパンチ連打。振りほどいて離れるマシューズ。逆にマシューズが出てきてケージを背負ったモラレスだが、サークリングして離れた。マシューズのワンツーがヒット。モラレスもワンツーを返すがマシューズブロック。モラレススーパーマンパンチ。またケージを背負うモラレス。ケージを蹴ってスーパーマンパンチ。残り1分。右ボディから左フックを入れたマシューズ。圧を強めたモラレス。飛び蹴り。残り5秒でモラレスラッシュ。ケージを背負ってブロッキングで凌ぐマシューズ。そこに左ハイ。ホーン。

2Rモラレス。

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AB MMA o UFC

UFC on ESPN+90:第11試合・ペイトン・タルボット vs. ニック・アギーレ

バンタム級

タルボットは8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約しての初戦がいきなりメインカードへの抜擢となる。ローカル時代は5戦全勝全KO。コンテンダーシリーズではトレイシー・コルテスの兄・レイエス・コルテスに判定勝ちだったが、シリーズ記録となる145発の有効打を打ち込み勝利。バックボーンは高校までやっていたレスリングだが、アグレッシブなストライカー。しかしUFCレベルの選手との対戦経験はなく、実力は未知数。試合順だけでなく、オッズでも今大会一番のフェイバリットと期待されているが、試合内容で応えることはできるか。25歳。

アギーレは、ローカル時代はタルボットと同じく全フィニッシュ勝利。ただし、ローカル時代の相手は全員2勝以下のキャリアしかなかった。UFCデビュー戦で0勝1敗の相手との試合が組まれたのもタルボット同じだが、試合4日前の代役出場で、ダニエル・アルグエタにスタンド・グラウンドの両方で圧される展開で判定負けし、キャリア初黒星を喫した。はたして自身が受けたUFCの洗礼をタルボットにも与えることができるか。今回はバンタムに落としての試合となる。こちらもレスリングがバックボーンで、大学時代はNCAAのD-2。父親が格闘技をしており、兄もMMAファイターとしてデビューしている。27歳。

アギーレタックル。クラッチして膝を着かせてケージ際に。レッグマウント。ケージを背に座った体勢のタルボット。アギーレ背中越しに腕を掴んで寝かせた。ガードを取るタルボット。背中を向けたタルボット。スタンドバックからヒザを入れるアギーレ。事前のオッズは大差だったが、ライブオッズは僅差に。前に落とそうとしたタルボットだが、アギーレ四の字ロックしてバックマウント。チョーク。顎の上で放した。残り1分。またチョークを狙いつつパウンド。タルボット背負って立った。残りわずかで降りてパンチを入れたアギーレ。ホーン。

1Rアギーレ。タルボット、グラウンドの展開では後手に回っている。

2R。すぐに詰めるタルボット。右をヒット。アギーレ圧されてケージを背負う。逃げ気味のタックルで切られた。引き込むがタルボット立たせた。すぐまたケージを背負わせる。右ボディ。アギーレまたタックル。足を掴んだが、腰を引いて切ったタルボット。引き込んだアギーレのヒジ・パウンドを打ち込む。レッスルアップを狙って体を起こしたアギーレのバックに回る。正対したアギーレ。ハーフ。タルボットパウンドを入れるが、自ら立ってスタンドに。ジャブを入れるアギーレ。さらにハイ。キャッチしたタルボット。アギーレ倒されたがグラウンドには付き合わないタルボット。スタンドに。アギーレタックル。今度は入った。テイクダウン。ケージ際でバックに回る。ハーフバック。前に落としたタルボット。パウンド。アギーレラバーで固定するが外れた。下から胴に足を絡めるがボディを殴られ放す。もぐろうとするアギーレにパウンド・ヒジ。ホーン。

2Rタルボット。アギーレはグラウンドに持ち込めればまだ勝機はあるが、スタンドでプレッシャーを受けすぎている。

3R。ボディを入れたタルボット。また圧されて下がるアギーレ。タックルも逃げ腰からで切られる。がぶったタルボット、首を抱えたまま前転。離れた。アギーレまたタックル。しかし潰してマウント!強いパウンド連打!背中を向けたアギーレにチョーク!タップアウト!

1Rはテイクダウンされてから防戦一方で、期待外れかと思わせたが、2Rに入りアギーレが急に下がりだして形勢逆転。しかしグラウンドに持ち込まれた際の対処など、まだまだ成長が必要な部分も明らかになった。

アギーレは2R以降は逃げ腰になってしまい、腰が引けている分、タックルも取れなくなってしまった。

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『UFC Fight Night 232: Allen vs. Craig』速報

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UFC Fight Night 232 ‘Allen vs. Craig’ Play-by-Play, Results & Round Scoring(Sherdog)



 上記を参照。以下、速報です。続きを読む・・・
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AB o  

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UFC Fighters & Their Achilles Heels

In this video I discuss UFC fighters and their Achilles Heels. I bring up examples like Anthony Smith struggling with leg kicks, Khamzat Chimaev struggling with multiple rounds, Israel Adesanya struggling with good boxers & many more. What do you guys think? Let. me know in the comments.
#ufc #khamzatchimaev

Time Stamps:
0:00 Intro
0:46 Israel Adesanya & Boxers Who Check Leg Kicks
3:13 Conor McGregor & Gritty Wrestlers
6:48 Anthony Smith & Leg Kicks
9:18 Khamzat Chimaev & Multiple Rounds
11:23 Justin Gaethje & BJJ
12:39 Marvin Vettori & Adjustments
15:37 Abus Magomedov & Multiple Rounds
17:19 Sean O’Malley & Injuries
18:59 Rafael Fiziev & Ego Battles / Cardio
21:38 Arnold Allen & 5 Rounders
32:04 Yair Rodriguez

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AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN232 アマンダ・ヒーバス ウロス・メディッチ クリス・ダンカン ジェイク・マシューズ ジョゼ・アルド ジョーダン・ラヴィット チェイス・フーパー チャド・アンヘリガー チャールズ・ジョンソン デニス・チュルリン トレイ・オグデン ハファエル・エステヴァン ブレンダン・アレン ペイトン・タルボット ボクシング マイケル・モラレス ミクティベク・オロルバイ レオ・サントス 平良達郎

【UFN232】名門ノヴァウニオンから11勝0敗でUFC初陣、ハファエル・マカパ「世界が僕を認識する」

【写真】通訳をしてくれたのはノヴァウニオン総帥デデこと、アンドレ・ペデネイラス。ハファエル・エステヴァンのニックネームは、そのものずばりマカパだ(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN232:UFN on ESPN+90「Allen vs Craig」で名門ノヴァウニオン所属のハファエル・エステヴァンがオクタゴン・デビューを迎える。
text by Manabu Takashima

デビュー以来11連勝、巧みなポジションとパウンドを融合させた──ある意味、ノヴァウニオンらしいファイターのエステヴァンが、LFAでフライ級王者だったチャールズ・ジョンソンとのUFC初陣を前に、自信のほどを語った。


マカパは128ポンドで、計量失敗。キャッチ戦でジョンソンと戦うこととなった(C)Zuffa/UFC

──ハファエル、ついにUFCデビューを迎えます。

「5月に予定されていたデビュー戦では、減量中に体調を崩してしまって。でも、今回はバッチリだ。体重もしっかり落ちていて、いよいよUFCで戦えるから凄く嬉しい」

──そんなハファエルがMMAファイターを目指すようになったのは、なぜですか。

「ジョゼ・アルドとヘナン・バラォンがUFCのチャンピオンとして活躍しているのを見て12、13歳の時にマカパで柔術を始めた。この時からMMAファイターになりたかったけど、その過程で柔術でも世界チャンピオンになれれば良いなとは思っていた。でも第一の目標はMMAでチャンピオンになることだった。

マカパでは3年間、柔術だけの練習をして15歳の時にリオデジャネイロに移り住んだんだ──ノヴァウニオンで練習するために。アルド、バラォンがいたからね。デデの下でボクシング、レスリング、そして柔術も学ぶようになった。ノヴァウニオンで練習を積み、MMAで戦うようになった。そして11連勝し、UFCで戦えるようになったんだ。UFCでやれるだけの下地は十分にできているよ」

──過去の試合映像を見ると、素晴らしいグラウンドの攻防を繰り広げていますが、絞めや関節技よりも殴って削り、パウンドで仕留めるという試合が多かったです。

「僕はどの局面でも対応できるだけの力を持っている。サブミッションでフィニッシュできる状況なら、サブミッションでフィニッシュする。でも、それだけのスペースがなければ間違いなくパンチで削って、フィニッシュを狙う。当然、エルボーも使ってね。試合の流れと相手の反応次第だよ。サブミッションで仕留めるのか、殴って終わらせるのかは」

──なるほど。とはいえ、今のMMAはあれだけ寝技で技術の交換が見られるのはブラジルに特化した状況かと思います。寝技につき合わない、柔術は防御のために使う。そのようなスタイルのなかで戦うことをどのように思っていますか。

「15年間、ずっと倒して寝技に持ち込む練習をし続けてきたんだ。それにノヴァウニオンでは立ち上がろうとする相手を、寝技から逃れることができないようにするトレーニングには特に力を入れてやっている。チャールズ・ジョンソンが僕と寝技で戦いたがらないことは絶対だよ。でもね、どれだけそんな風に試合を組み立てようとしても、この試合はグラウンドで決着をつける」

──では、そのジョンソンの印象を教えてください。

「チャールズ・ジョンソンのことは凄く尊敬している。でも、自分が勝利することに絶対の自信を持っている。ジョンソンはとてもテクニカルなムエタイ・ファイターだ。僕はさっきも言ったように凄く順調に仕上げることができた。今の僕は手のつけられないファイターになっているよ。何より、チャールズ・ジョンソンを倒すためには、全て必要なことは何でもやってきたからね。凄く激しいトレーニングをこなしてきた。だから試合が終わった時、レフェリーが僕の手を挙げる。絶対だ。

土曜日の試合が終わった後、世界が僕を認識するようになっている。如何に僕が優れたファイターが、UFCの皆が理解するだろう」

──ところでUFCフライ級には平良達郎選手が活躍していますが、彼の印象の教えてくれませんか。

「もちろん、タイラのことは知っている。素晴しいファイターだよ。もし、彼と戦える日が来るなら大歓迎だ」

──では日本のファンにメッセージをお願いします。

「いつの日か、日本で戦いたいと思っている。ノヴァウニオンでは、多くの選手から日本の良い思い出を聞かされてばかりだから、実際に僕も日本で彼の思い出のような体験をしたい。そして、土曜日の試合でも日本のファンの声援をパワーに変えて勝ちたいと思うから、ぜひとも僕を応援してほしい」

──最後にデデ、ジョン・ホーキ、シャオリン・ヒベイロ、レオ・サントス、ホブソン・モウラと20年以上も前から日本で活躍してきた名門ノヴァウニオンを代表して、UFCで戦うことをどのように思ているのかを教えてください。

「今、名前が挙がったファイターたちは僕にとって、人生の目標のような存在だ。僕はまだ若いからシャオリン世代のファイターは既に米国に移り住んで会ったことがないけど、アカデミーでは今も伝説として色々な逸話が残っている。もちろん、ノヴァウニオンを代表して戦うことは、これ以上ない僕の誇りになっているよ」

■視聴方法(予定)
11月19日(日・日本時間)
午前4時~UFC FIGHT PASS
午前3時30分~U-NEXT

■UFN232対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
ポール・クレイグ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
マイケル・モラレス(エクアドル)

<ライト級/5分3R>
ジョーダン・ラヴィット(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ニック・アギラー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピレース(米国)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ホゼ・ジョンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ダンカン(英国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ミック・パーキン(英国)
カイオ・マチャド(ブラジル)

<148ポンド契約/5分3R>
ルカス・アレクサンデル(ブラジル)
ジャカ・サラギ(インドネシア)

<136ポンド契約/5分3R>
ルシエ・プシオワ(チェコ)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ニコラス・モタ(ブラジル)
トレイ・オグデン(米国)

<138ポンド契約/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
ハファエル・マカパ・エステヴァン(ブラジル)

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AB GFG MMA MMAPLANET o PFC31 YouTube   パンクラス 修斗 大石真丈 大里洋志 工藤諒司 渡部修斗 藤田成保

【GFG】19日は地方の日!! 本州最北のMMA=GFGを4年振りに開催、藤田成保「年に2回を目標に!!」

【写真】もうお孫さんもいるが、現役続行宣言の藤田氏=51歳。MMAと地元愛が滲み出ている(C)MMAPLANET

19日(日)は地方の日!! 札幌でPFC31、青森県五所川原でGFGが4年振りに開催され、福岡ではBLOOM FC旗揚げ戦が開かれる。ここでは青森県五所川原市のプラザマリュウ五所川原で行われるGlobal Fightingsports Game=GFGを率いる藤田成保氏のインタビューをお届けしたい。
text by Manabu Takashima

本州最北のMMA大会。コロナを挟み、4年振りの活動再開に際しに藤田氏のMMAと地域振興への想いの強さを訊いた。


佐々木孝昌五所川原市長と(C)NARIYASU FUJITA

──4年4カ月振りのGFGですが、藤田さんはこの間に五所川原市の市議選挙に出馬し見事に当選を果てしました。もう先生と呼ばないといけないですね(笑)。

「いえいえいえ、勘弁してください。4年間、コロナももちろんありましたが自分自身が時間が創れなかったことも大きいです。父親の体調のこともあり、家業を自分が全面的にこなさないといけなくなりまして。それまでは1日に6時間ほど働いて、ジム(T-Pleasure)へ行っていたのですが、今は本業が終わる時間が夜の11時過ぎで。道場の方は皆に使ってもらっている形です」

──加えて議員の仕事もあるわけですね。

「ハイ。議会は午前10時から午後4時までで、議員の仕事は大体6時までに終わり、そこから会合なんかもありますが、議員の仕事を終えてから家の仕事をやっている感じで──正直いっぱいいっぱいです(苦笑)」

──そのなかでGFGを再開したのは?

「コロナ騒動も収束し、首都圏の選手からもGFGは再開しないのですかと問い合わせもあって。首都圏の関係者の人から再開を望む声があったことは、凄く嬉しかったです。そういう声に応えたいですし、今回はプレ大会でケージでなくリングでの開催となりました。GFGはアマ修斗の全日本、パンクラスゲートに出た選手にも出てもらう。それが自分の基準なんです。パンクラス、修斗でプロになっていなくてもセミプロで戦っている選手たちに試合機会を与える。

以前、修斗の興行をやっている時にプロライセンスを持つ自分、小蒼(卓也)君、大里(洋志)、梶川(卓)、佐々木郁也の5人、誰か1人が欠けると大会が成り立たなくなりました。だから、大会に出られるハードルを少し下げているんです」

──各地域での調整は当然だと思います。MMAの場合は首都圏と同じ条件が、全国共通とはならないですし。

「なのでセミプロ的な選手もGFGでは試合に出てもらっています。とにかく首都圏で戦うと我々はアウェイです。地元では地元の応援団が少なからずいてくれます。そういう応援の声があると、力は3倍になります。自分も試合をしていて、応援団の声があると気持ちが切れないです。

小蒼君と渡部修斗選手の試合、青森で組まれていれば小倉君は倍の力が出ていました。アウェイとホームの差はあると思うので、青森の選手にホームで戦って欲しいです。加えて東北という見方をしても今回、盛岡のDIARIOに声を掛けたら3選手が出場してくれます。やっぱり皆、試合をすることに飢えています。どうしても首都圏の大会のオファーを待っている状態ですしね」

──現状、北海道との交流も見られますが、そこは津軽海峡を挟んでライバル意識は存在しているのでしょうか。

「あんまり考えたことないですね(笑)。自分らは北海道からオファーがあれば、それが有難いことなので。今回はPFCと同日開催になりましたが、こういう選手がいるんだよということが分かってもらえれば、色々なプロモーションからも声を掛けてもらうこともあると思うんです。1回目、2回目に出てくれた選手が今は他の地方に住むようになって。それでも『出たい』と言ってくれます。そういう選手が出られる舞台になるように、自分も頑張らないといけないなって思います」

──いやらしい話ですが、議員になられてGFGが開きやすくなった部分はありますか。

「会場が借りやすくなりました(笑)。あと……これは嫌らしい話ですが、協賛金も集まりやすくなったような気はします」

──いやファイターも、住む自治体の観光大使になんとかなって協賛金を集めるべきだと、自分は思っています。特に地方の選手は「何もない」でなく、自分の街の良いところをアピールしてほしいです。

「先週も大里選手と一緒に新聞社を訪れて、記事にしてもらうと問い合わせも増えました。自治体からの援助というわけではないですが、個人事業主として良い兆しはあります。だから……なんですけど、何とか来年は年2回の開催を目指しています。次回大会は6月か7月。最低でも年に2回やらないと、年に1回だとただのイベントで終わってしまって、選手も継続して出たいと思わなくなります。

本当は3回、4回とやりたいのですが、地方の現実がありますし。年に2回を目標に進めて行こうかと思います。年に複数あると、1度負けても次に頑張ろうってなると思うんです。GFGで経験を積んで、首都圏の大会の目に引っ掛かりやすくなって欲しいです。

実は協賛金を集める際にも『青森から世界というコンセプトの下に、人材育成と地域振興を目指す大会』という旨の説明書きを創らせてもらっているんです。工藤諒司選手、八戸に戻ってきたと伺っています。まだまだ引退なんて早い。ほどほどに練習をしても、これまでの貯金があるはずです。世界レベルの選手ですし、まずは一度会場に来て欲しいですね」

──MMA発展のために議員の道を進んだような言葉です(笑)。

「もちろん、そのためだけではないです。ただし、自分の周りも含めて幸せになってほしい。それが地域の生活を良くしていきたいということに通じます。そのために自分ができることがあれば、力を尽くしたいと思っています」

──あのう……こういうと失礼なのですが、GFGが始まるまで五所川原という街の存在を知らなかったです。だから、五所川原の特産物も盛んなスポーツも何も知らなかったです。

「それは層だと思います。だからこそ、MMAで五所川原を知ってもらうことにも通じています」

──本州最北のMMA大会!!

「ハイ、そういうことになるかもしれないです。五所川原のスポーツ……トランポリンやMMAを盛り上げたいです。2026年には青森国体がありますし。色々な理解を深めたいです。そのためにも自分ができることをやっていきたいです」

──MMAに訪れつつある地方の時代。GFGのこれからに期待させていただきます。

「ありがとうございます。GFGのベルトを創って、『どんどん他に挑戦しろ』という姿勢でやっていきたいと思っています。いろんなところで戦って、経験を積んで欲しい。それと自分も現役引退はしていないので、あと2回ぐらいはやろうかと。大胸筋は切れたままですけど、大丈夫です(笑)」

──いや、決して大丈夫とは言えないのですが……。

「練習はできていないのですが、時間ができれば体を創りなおして──。やはり先ほど言いました小蒼君、大里、梶川君、佐々木君と5人でもう一度同じ興行に出たいです。今回は4年振りということでプレ大会ですけど、これからに向けて色々なテストケースとしようと思っています。配信とかあるわけじゃないので、お客さんがチケットを買ってくれて成り立つ昔ながらの大会ですが、1人でも多くの人に見て欲しいです。そして、次回は7月。年に2回の開催を目指し頑張っていきたいです」

■ GFG対戦カード

<バンタム級/5分2R>
大里洋志(日本)
大高幸平(日本)

<フェザー級/5分2R>
櫻庭泰裕(日本)
中村雄一(日本)

<バンタム級/5分2R>
大石真丈(日本)
山下裕恭(日本)

<54キロ契約/5分2R>
横田毅(日本)
楠美貴嗣(日本)

<フライ級/5分2R>
西塚丈人(日本)
半澤拓也(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐東伸哉(日本)
エスカル御殿(日本)

<フェザー級/5分2R>
石塚将也(日本)
石塚一(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田良(日本)
名久井悠成(日本)

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AB BELLATOR o キック ドゥグラス・リマ ローガン・ストーリー

Bellator301:メインイベント・ヤーソラフ・アモソフ vs. ジェイソン・ジャクソン

ウェルター級タイトルマッチ5分5R。

ウクライナのアモソフはローガン・ストーリーとの無敗対決をスプリット判定で制し、2021年に王者ドゥグラス・リマのタイトルに挑戦。テイクダウンすると一度もリカバリーさせずに押さえ切って判定勝ち。ロシアのウクライナ侵略に伴い、自国の防衛に専念するため一時休業していたが、暫定王座を獲得したストーリーとの再戦はカーフキックを効かせて、ジャッジ三者フルマークで完勝。デビュー以来の連勝を27に延ばした。30歳。

ジャクソンはBellatorではエド・ルースにスプリット判定負けしたのみで7勝1敗。ルース戦から6連勝で王座挑戦権を手に入れたが、6戦はすべて判定。テイクダウンからの押さえ込み主体で、前戦では元王者ドゥグラス・リマに勝利したが、会場からは大ブーイングを浴びていた。33歳。

間合いを詰めるジャクソン。ケージ際をサークリングするアモソフ。ジャブ、カーフを入れるアモソフ。ジャクソンが出るところにシングルレッグを仕掛けたが放した。また詰めるジャクソン。アモソフのタックルを切って右を入れたジャクソン。また詰めるジャクソン。アッパー。また詰める。アモソフのたくるを受け止めるジャクソン。離れた。詰めるジャクソンにまたカーフ。ミドルを入れたジャクソン。出てきたところにパンチからスタンドバックに回ったジャクソン。引き剥がし離れるアモソフ。パンチを入れるアモソフだが、ジャクソンが打ち返すと一瞬バランスを崩した。立て直し離れる。また詰めるジャクソン。アモソフサークリング。出て組んだが、ジャクソンがケージに押し込む。入れ替えたアモソフが逆にタックル。切ったジャクソン。ジャクソンのローに合わせてタックル。ジャクソンまた切った。またタックル。受け止めるジャクソン。また詰めるジャクソン。右を入れたジャクソン。ゴング。

1R、両者ヒット数が少ない。ペースを握っているのはジャクソン。アモソフ、いつになくプレッシャーを受けて下がっている。

2R。また詰めるジャクソン。先にタックルに入るのはアモソフだが、ジャクソンすべて受け止めている。またタックル。また止めたジャクソンが離れ際にハイを狙った。右を入れたジャクソンにパンチからハイを返すアモソフ。またタックル。切られて膝。さらに入ってくるところにアッパーを入れたジャクソン。膝!アッパー。アモソフのダブルレッグはまた切られる。ジャクソンがカーフキック。アモソフ飛びこんだがジャクソンのパンチをもらった。しかしアモソフパンチで出てタックル。初めて懐に入り込みスタンドバックに。ケージにもたれてこらえるジャクソン。テイクダウンを狙う。残り1分。こらえながら肘を入れるジャクソン。一瞬スイッチを狙ったジャクソンだが返せず。残り10秒で膝を着かせたアモソフだが立たれる。最後に放してハイ。ゴング。

2Rはジャクソン。打撃でも押し始めた。一度タックルを取れてからはポジションを返させなかったが、それ以上有利な体勢にも持ち込めず。

3R。ジャクソンがまた出ていく。アモソフの蹴りをキャッチしてタックルへ。バックを狙う。正対したアモソフだが、ジャクソン首相撲から膝を入れて離れた。ジャクソンアッパー!膝!連続でヒット。また詰めるジャクソン。カーフ。ジャクソンの右が顎に入ってアモソフダウン!パウンド連打!立ち上がったアモソフだが、パンチで出るジャクソンにタックルを仕掛けたところでアッパーがかすめるようにヒット!アモソフ前のめりに崩れた。KO!

ジャクソンが新王者に。ビッグアップセット。

アモソフのデビュー以来の連勝は27でストップし、ハビブの29連勝には達せず。今日のアモソフはジャクソンのプレッシャーに終始下がる展開で、これまでの力強さが感じられなかった。

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AB BELLATOR o

Bellator301:メインカード第2試合・AJ・マッキーJr vs. シドニー・アウトロー

ライト級。マッキー6位、アウトロー5位。

7月のBellator日本大会でのライト級GP一回戦を急病により欠場したマッキー。ウスマンと並んでトーナメントの再注目選手だっただけに残念。今回が昨年大晦日のサトシ戦以来の復帰戦となる。28歳。

アウトローもライト級GPに出場予定だったが、試合前に薬物検査に引っかかり、出場停止となったことで不参加に。処分明けの8月にイスラム・マメドフと対戦すると、タックルからのテイクダウンで完封した。31歳。

マッキーのミドルをキャッチしたアウトロー。ケージまで持っていくとタックルに入りテイクダウン。マッキーのガード。ケージに寄りかかり体を起こそうとするが、寝かせたアウトローがハーフに。会場ブーイングが起きるが、押さえ込みながらパウンドを入れるアウトロー。マッキーはガードから肘・パンチを入れる。密着したまま両者コツコツ打ち合う。距離を作ろうとするマッキーだが、密着するアウトロー。ゴング。

1Rアウトロー

2R。アウトロータックル。切ったマッキーだが、また蹴りをキャッチしたアウトロー。シングルレッグ。こらえて肘を入れるマッキー。アウトローカットしたが、ダブルレッグでテイクダウンして尻餅をつかせた。そしてまた寝かせる。マッキー返せず、下から肘を入れるのみ。アウトローのカットからの出血が止まらず。マッキーヒップスローでスイープ。バックマウントに。会場大歓声。が、すぐに反転して上になったアウトロー。マッキーまたガードで下から肘。密着したまま細かいパンチを入れるアウトロー。ゴング。

2Rも下から返せなかったマッキー。しかしテイクダウンされ際に肘を入れたので、このラウンドはマッキーかもしれない。

3R開始前にドクターチェックが入るが続行。ワンツーを入れるマッキー。マッキータックル。ケージ際で足をすくってテイクダウン。ハーフ。下からしがみついているアウトロー。体を起こして立とうとするアウトローにパウンドを入れる。反転しようとしているアウトローを固定し殴るが、アウトロータックルから魂のテイクダウン。また寝かせた。下から押して初めて引き剥がしたマッキーだが、すぐにガードに入り押さえ込むアウトローアウトロー最後まで固め続ける。タイムアップ。

三者フルマークでマッキー勝利。1Rもコントロールしたアウトローよりマッキーに入ったか。