カテゴリー
KTT MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 Pancrase339 Road to UFC UFC YouTube キム・サンウォン チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 松本光史 櫻井裕康 海外 矢澤諒 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘

【Pancrase338】RTUからの再起戦。名田英平と戦うキム・サンウォン「岩のよう。ぶち壊していこうと」

【写真】仕上りの良さを感じさせたキム・サンウォン。彼のような選手の来日は非常に貴重だ(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPANCRASE338で名田英平と対戦するキム・サンウォン。

Road to UFCで悲願の契約を目指していたキム・サンウォンだが、8月の準決勝でイー・チャーに敗れ──一旦はその道は断たれた。そしてリスタートに選んだのはパンクラスのケージだった。


──Road to UFC準決勝で敗れた、最大の目標に辿り着かなかった時はどのような気持ちでいましたか。

「あの試合の時はコンディションが良くなかったので、本当に悔しかったです」

──リスタートをする時に、パンクラスで戦うことを決めたのは?

「来たオファーは全て受けるつもりでいましたが、そのなかでもパンクラスが一番に声を掛けてくれたので、出場することにしました」

──国内と海外で再起を図るのは、また違うかと思います。

「パンクラスは日本でも有名な団体だと知っていたので、オファーを貰った時にワクワクして、凄く期待値が高かったです」

──では対戦相手の名田選手の印象を教えてください。

「岩のようなイメージがあったので、それをぶち壊していこうと思います」

──名田選手はキム・サンウォン選手のことは打たれ強く、粘り強い。殺しに来てくれると言っていました。

「アハハハハ。自分が殺しに行く勢いで攻めるのかは、ケージに入ってみるまで分からないですね。でも名田選手もしっかりと準備をしてきたはずだし、自分も準備してきたことケージの中で、試合で見せられれば良いと思います」

──KTTのチームメイトであるパン・ジェヒョク選手が、パンクラスで戦った2試合で相当に判定に不満を持っていました。その様子を見ていて、キム・サンウォン選手は判定基準をしっかりと研究してきたのか、フィニッシュ必至のファイトをするのか。どちらでしょうか。

「ジェヒョクの判定の件に関しては、最初の試合の時は凄く悔しかったです。でも、もう過ぎたことなので。自分は判定のことは気に掛けずKO、TKO、判定の全てで勝てるだけの準備をしてきました」

──では明日、どのような試合をしたいと思っていますか。

「言葉よりも、自分が戦う姿で見せたいと思います。明日、ケージのなかで戦っているところを見てください」

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339 Pancrase339計量結果

<ライト級/5分3R>
松本光史:70.55キロ
西尾真輔:70.7キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.25キロ
矢澤諒:61.35キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.7キロ
丸山数馬:70.5キロ

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗:83.7キロ
荒井勇二:84.05キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.95キロ
岡田拓真:65.35キロ

<フライ級/5分3R>
濱田巧:57.05キロ
大塚智貴:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
平岡将英:61.6キロ
谷内晴柾:62.05キロ→61.55キロ

<ストロー級/5分3R>
米山唯人:52.5キロ
織部修也:52.5キロ

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338Pancrase338計量結果

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂:66.0キロ
櫻井裕康:66.05キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.25キロ
キム・サンウォン:66.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.9キロ
重田ホノカ:56.75キロ

<ストロー級/5分3R>
リトル:52.55キロ
寺岡拓永:52.2キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.6キロ
平田丈二:61.6キロ

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎:56.8キロ
前田浩平:58.45キロ→58.4キロ

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗:70.75キロ
上田智大:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖:56.25キロ
金澤臣人:57.0キロ

The post 【Pancrase338】RTUからの再起戦。名田英平と戦うキム・サンウォン「岩のよう。ぶち壊していこうと」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 Pancrase339 Road to UFC UFC YouTube   キム・サンウォン チャンネル ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 松本光史 櫻井裕康 矢澤諒 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘

【Pancrase338&339】計量終了 8試合=16人✖2大会、32選手中──31選手が計量をクリア

【写真】338大会のメインで戦う三宅輝砂と櫻井裕康は問題なくクリアしている(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPANCRASE338&339の計量が品川区の目黒セントラルスクエアU-NEXT内13Fカンファレンスルームにて行われた。

1日2部制の大会。丸山数馬&キム・サンウォンというRoad to UFC出場選手、井村塁✖矢澤諒の生き残り戦&1年3カ月振りの復帰戦となる平田丈二✖高城光弘というバンタム級の注目マッチなど──8試合✖2=16選手の計量が実施された。


338大会のフライ級で萩原幸太郎と対戦予定だった前田浩平は抱えられて計量台へ。58.45キロとオーバーし、最計量でも50グラムが落ちただけで58.4キロに終わった。傍から見ても最計量に臨むことすら危なげだった前田に対し、萩原は「戦います」と本計量後に話していたが、本稿執筆時点ではキャッチウェイトで行われるか協議中だ。

また339大会のバンタム級で平岡将英に戦う谷内晴柾は本計量で62.05キロだったが、最計量は61.55キロでパスしている。

そしてMMAファイターは計量時にカルバン・クラインを着用する問題だが、今回はファイトショーツを履かずに体重を測った選手でカルバン・クラインの愛用者は1人もおらず、下着を脱いでクリアした3選手よりも少なかった。今や問題視する必要もないカルバン・クライン着用問題だが、MMAPLANETでは引き続き注視していきたい。

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339 Pancrase339計量結果

<ライト級/5分3R>
松本光史:70.55キロ
西尾真輔:70.7キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.25キロ
矢澤諒:61.35キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.7キロ
丸山数馬:70.5キロ

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗:83.7キロ
荒井勇二:84.05キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.95キロ
岡田拓真:65.35キロ

<フライ級/5分3R>
濱田巧:57.05キロ
大塚智貴:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
平岡将英:61.6キロ
谷内晴柾:62.05キロ→61.55キロ

<ストロー級/5分3R>
米山唯人:52.5キロ
織部修也:52.5キロ

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338Pancrase338計量結果

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂:66.0キロ
櫻井裕康:66.05キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.25キロ
キム・サンウォン:66.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.9キロ
重田ホノカ:56.75キロ

<ストロー級/5分3R>
リトル:52.55キロ
寺岡拓永:52.2キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.6キロ
平田丈二:61.6キロ

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎:56.8キロ
前田浩平:58.45キロ→58.4キロ

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗:70.75キロ
上田智大:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖:56.25キロ
金澤臣人:57.0キロ

The post 【Pancrase338&339】計量終了 8試合=16人✖2大会、32選手中──31選手が計量をクリア first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB DEEP ISAO MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase338 RIZIN Road to UFC RYO SASUKE UFC YouTube キム・サンウォン チャンネル パンクラス ボクシング ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 修斗 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 新居すぐる 松本光史 海外 瀧口脩生 矢澤諒 竹中大地 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 透暉鷹 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘 高木凌

【Pancrase338】西の実力者、韓国の猛者キム・サンウォン戦へ。名田英平「殺しに来てくれると思うので」

【写真】ココを取れば──そんな一戦が巡ってきた(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールでPancrase338&339が開催される。そしてダブルヘッダー第一部のコメインで、名田英平が韓国MMA界の猛者キム・サンウォンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

いわゆる関西の地味強ファイター、取りこぼしがなければベルトを巻く位置にいてもおかしくない実力者は、アンダードッグ的な今回の国際戦を逆に大いになるチャンスと捉えていた。MMAPLANET初登場の名田にMMAを始めたきっかけなどを尋ね、そのコツコツMMAファイター人生のステッピングボードとなるファイトについて話してもらった。


――キム・サンウォン戦を約1カ月後に控えた名田選手です(※取材は10月9日に行われた)。名田選手とのマッチアップは彼をタイトル戦線に送り込むための一拍を置くファイトのような印象があります。

「あぁ、勿論です。そういう試合だと分かっています。それでも海外の選手をバンバン連れてきてくれた方が活気づきますし、日本人同士よりも海外の選手とやる方がファイターとして燃えます。オファーが来た瞬間、初めての国際戦だったのでテンションが上がりました」

──逆にチャンスだと。

「ハイ。Road to UFCで修斗のチャンピオンのSASUKE選手をしっかりと倒していますしね。しかも初回はSASUKE選手がゲームメイクしているなかで、2Rにワンツーで仕留める。凄く能力の高い選手ですね。当て勘も良くて、バックステップとかも見ても凄く良い選手で。きっと殺しに来てくれると思うので、どうなるか分からないですけど、やれる試合にはなるやろなと思います。踏み台にされるかもしれない試合ですけど、前回の試合に負けているのに僕を選んでくれて有難いです」

──フェザー級王座はISAO選手が返上、続いて透暉鷹選手もバンタム級に転向で返上。挑戦者決定トーナメントに関わっていた選手として、新居すぐる選手のフェザー級王座戴冠については、どのような想いでいますか。

「なんかこう面白いですよね。あの人、ずっと負け続けていたのに連勝して、RIZINでも結果を残して。練習環境を変えたのか、打撃も凄く良くなっていて。シンプルに強いです。前は極めの一発はあっても、打撃とかない選手やったのに亀井選手との試合を見て、フェザー級の選手は皆がビックリしたんじゃないですか」

──混沌としているフェザー級戦線で、名田選手ご自身では自分の位置をどのように捉えていますか。

「結果的にRYO選手に負けているし……あと2回ぐらい勝たないと挑戦は難しいと思っています」

──だからこそキム・サンウォン戦は印象として、勝てば大きいですね。

「韓国のトップ選手とやれるのは、僕のキャリアのなかで一番大きい肩書を持っている相手になります」

──では、先ほどから良い選手だと言われていたキム・サンウォンですが、改めて印象を教えてください。

「打たれ強いし、スタミナがあります。やられても圧を掛け続けることができる。粘り強いし、打たれ強い。パウンドも凄い強力で。そこも気を付けたいです」

──そのような相手に対して、どのような戦いを挑みたいでしょうか。

「今やっているレスリングもそうですし、打撃も良くなってきているので、そういうところを見せたいですね」

──今日はパラエストラ東大阪のプロ練習、竹中大地選手と瀧口脩生選手、健斗デリカット選手という実力がありながら、少し停滞気味のファイターたちとの力のこもったスパーリングが見られました。

「基本、このメンバーでやっていて。あとは林RISE選手、それと起一(ストラッサー)さんと月・金でやらせてもらっています」

──他の曜日の練習はどのようになっているのですか。

「火・木がカルペディウム芦屋で岩﨑(正寛)さんのところに行かせてもらって。ほんで水曜日は岸本(泰昭)のSISUでやらせてもらっています。あとは所属するコブラ会の夜のグラップリングクラスで、やってくる選手と練習して」

──つまり軸となるのは昼のプロ練習ということですね。

「そうですね。基本、昼に動かしてもらって。夜はコブラ会もそうだし、ボクシングジムとかで腕を磨くような練習をしています」

──そんな名田選手ですが、なぜMMAを始めコブラ会で練習するようになったのですか。

「MMAを始めたのは16歳ぐらいで、西成にあったチーム・クラッチという地下格、パワーゲートに出ているジムだったんです。友達が中三ぐらいの時からやっていて、僕は柔道をやっていたのですがMMAに凄く興味があったので、通うようになりました。その時からもうコブラ会でも練習していて。でも、じつはどっちのジムにも二カ所で練習していることは言い辛くて黙っていたんです」

──ハイ。

「でも試合に出る時にチーム・クラッチから出ることになって、まだ昔の慣わしがあった頃で二つの所属って無理だったんですよね。その試合で勝って──17歳の時だったんですけど、もっと強くなりたいと思ったのでコブラ会一本で練習するようになりました。もう12年とか前の話です」

──当時と比較すると、パンクラスのMMAもプロ練習もあり、交流もあって凄く変わりましたね。

「ハイ。組み技が凄く強くなりました。打撃は昔から強いジムはあったのですが、特に組み技……レスリングも身近になりました。岩崎さんが来てくれてから、凄く良い環境になっていますね」

──キャリア的にはDEEPからパンクラスで戦ってきましたが、久しく大阪大会が途絶えたパンクラスに拘っているのは?

「単に強いヤツが多いからです。高木凌選手とか、こないだはRIZINで負けてしまったけど、あの選手のストレートとか凄くヤバいです。イケメンやし、そういう選手に勝ちたいんです」

──そういうイケメンの選手を倒して(笑)、ベルトを目指すと。

「ベルトもそうやし、やっぱり今回のように海外の選手とやっていきたいですね。ここに勝っての話ですけど、海外勢にとってパンクラスの門番のようになって──いずれは海外でも試合がしたいです。ONEとか、アジア圏で」

──そこに向けて、絶好のアピールになるのが今回のキム・サンウォン戦かと思います。

「そうですね。しっかりと戦って、倒す──相手よりしんどいことをやって、しっかりと勝ちたいです」

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339対戦カード

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
西尾真輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
矢澤諒(日本)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
丸山数馬(日本)

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗(日本)
荒井勇二(日本)

<フェザー級/5分3R>
糸川義人(日本)
岡田拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
濱田巧(日本)
大塚智貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
平岡将英(日本)
谷内晴柾(日本)

<ストロー級/5分3R>
米山唯人(日本)
織部修也(日本)

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338対戦カード

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂(日本)
櫻井裕康(日本)

<フェザー級/5分3R>
名田英平(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ライカ(日本)
重田ホノカ(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
寺岡拓永(日本)

<バンタム級/5分3R>
高城光弘(日本)
平田丈二(日本)

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎(日本)
前田浩平(日本)

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗(日本)
上田智大(日本)

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖(日本)
金澤臣人(日本)

The post 【Pancrase338】西の実力者、韓国の猛者キム・サンウォン戦へ。名田英平「殺しに来てくれると思うので」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 RIZIN UFC YouTube   キム・サンウォン チャンネル ボクシング ライカ ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 杉山廣平 松井斗輝 松本光史 浅倉カンナ 矢澤諒 糸川義人 荒井勇二 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘 高本千代 鶴屋怜 鶴屋浩

【Pancrase338】ライカ戦への自信。重田ホノカ─02─「普通にやれば負けない。パンチの前に必ず仕留める」

【写真】シェフチェンコとのスパー。まだプロデビュー前の経験だ(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase338で、ライカと対戦する重田ホノカのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

重田はパラエストラ柏に入会したあとに憧れの浅倉カンナとの練習はもちろん、当時UFC世界王者だったヴァレンチーナ・シェフチェンコのファイトキャンプも経験した。1年で成長し続ける彼女は、ライカ戦への大きな自信を見せた。

<重田ホノカのインタビューPart.01はコチラから>


――MMAを始めてちょうど1年! それは驚きです。ただ、親御さんの反対はなくなったのでしょうか。

「MMAをやりたいと伝えた時には、両親から『格闘技だけで食っていくことが、どれだけ難しいか分かっているのか!? 現実はそんなに楽なもんじゃないんだ!』と言われて。だけど仕事をしながらだと、強くなるのは難しいと思ったんです。だからお母さんに『2年欲しい』とお願いしました。

まず1年でプロデビューして、その1年後は実家暮らしだけど自分の生活は何とかするぐらい稼げるようになるから。そう約束した3カ月後にアマチュアデビューし、さらに4カ月経ってプロデビューしています」

――お母さんとの約束を守っているわけですね。しかも前倒しで。そもそも入るジムとしては、やはり憧れの浅倉カンナ選手のいるパラエストラ柏しか考えていなかったのですか。

「もちろんです。憧れの選手を倒すために他のジムに入る人もいるとは思いますけど、私は常に憧れの選手の背中を追いかけたいタイプなんです。高校も、すごく強い憧れの先輩がいるところを選んだりとか。とにかく『カンナさんみたいな選手になりたい!』と思ってパラエストラ柏に入りました。でも私がジムに入った時は、カンナさんが試合後に休養していた頃で。初めてお会いしたのは、入会から1カ月ぐらい経った頃です」

――初めて会った時の浅倉選手の反応は……。

「……『えーっ!? ありがとう!』と言ってもらいましたけど、やっぱり最初は距離がありました(笑)。カンナさんにしてみれば『気づいたらいる……誰だろう?』という感じだったと思うんです。でも一緒に練習していくうちに、だんだん距離も近くなって。一番大きかったのはシェフチェンコとの練習でした。毎日カンナさんにくっついていて」

――今年1月から2月にかけて、ヴァレンチーナ・シェフチェンコがパラエストラ柏でファイトキャンプを行った時ですか。ということはMMAを始めて3カ月ほどでシェフチェンコと一緒に練習をしているのですね。

「とにかく倒されまくって、シェフチェンコにしがみつくのが精いっぱいでした。練習がキツすぎて死にかけましたね……。あとは防具を全て付けた状態で練習していたら、シェフチェンコが下からヒジ打ちを入れてきて、メッチャ鼻血が出ました(笑)」

――練習で下からヒジ打ちとは……、シェフチェンコは重田選手のキャリアを知っていたのでしょうか。

「いや、絶対にアマチュアでも試合をしたことがない人間だとは知らなかったはずです(苦笑)。組めば投げられるし、ガンガン殴られるし――でも毎日朝から晩までシェフチェンコと一緒に練習できて、得られるものは大きかったです」

――目指しているのは浅倉選手も出場しているRIZINなのですか。

「やっぱりRIZINには強い憧れがあります。憧れの選手が出ている舞台で――さいたまスーパーアリーナで試合がしたいんです。もしRIZINが女子ストロー級のベルトをつくってくれるなら、そのベルトを目指して頑張っていきたいですね。もしストロー級でベルトができなくても、スーパーアトム級までは落とせます」

――もしRIZINのベルトの前に浅倉選手が立ちはだかったら、どうしますか。以前から鶴屋浩代表は「パラエストラ千葉ネットワークは同門対決でも問題ない」と仰っています。

「えーっ!? うーん……、その時は全力で潰しに行きます。いつか憧れは越すしかないですから」

――なるほど。もともと入会してすぐ選手練習に参加していたのですか。

「そうですね。夜のプロ練はアマチュア選手も女子選手もいなくて、杉山廣平さん、鶴屋怜君や松井斗輝君とか男子のプロ選手だけ参加している時もありました。そのなかでまだ入会したばかりの私が、みんなにコテンパンにされて(笑)。でも私は強くなるためにパラエストラ柏へ入ったので、そういう練習に付いていくしかなかったです。柔道以外は何の経験もなかったので、初めてミットを打ったり、レスリングをイチから教えてもらったり……」

――重田選手に関しては、1戦目から2戦目の間の成長具合が速い印象があります。特にシングルレッグの入り方とスピードは、1戦目の高本千代戦と比べて2戦目のソン・ヘユン戦は、1年目とは思えないほど速かったです。

「ありがとうございます。でもレスリングを教わってから1カ月ぐらいで、あれぐらいの入り方はできていたと思います。柔道をやっていたおかげか、相手の懐に入ることには全く抵抗がなくて。ただ、1戦目から2戦目までの間に成長できているというのは、私自身もそう感じています。前の試合から今回のライカ戦まで3カ月ぐらいしか経っていないじゃないですか。その間に私は二回りぐらい、また成長しているので」

――プロ3戦目でライカ戦というのは、かなりのチャレンジだと思いました。しかしマッチメイクの裏には、それだけの自信があったのですか。……今、「チャレンジ? そんなことないよ」という表情になりましたね(笑)。

「ウフフフ。確かにキャリアを考えたら、周りからチャレンジマッチだと思われても仕方ないです。でも私にとっては別に――。今回はストロー級ではなくフライ級の試合だけど、そこも問題ないです。まずは与えられた試合を勝っていくことのほうが大事ですからね。

次も普通にやれば負けないかなと思っています。ライカ選手は元ボクシング世界王者ですけど、これはMMAなので。もちろんパンチの距離になったら危ないとは思っています。階級はひとつ上だし、パンチの距離からガッと詰められることは警戒しています。でも、その前に必ず仕留めますから」

■視聴方法(予定)
11月12日(日)
Pancrase338:
午前11時45分~U-NEXT、PANCRASE YouTubeチャンネル
Pancrase339:
午後17時15分~

■Pancrase338 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂(日本)
櫻井裕康(日本)

<フェザー級/5分3R>
名田英平(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ライカ(日本)
重田ホノカ(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
寺岡拓永(日本)

<バンタム級/5分3R>
高城光弘(日本)
平田丈二(日本)

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎(日本)
前田浩平(日本)

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗(日本)
上田智大(日本)

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖(日本)
金澤臣人(日本)

■Pancrase339 対戦カード

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
西尾真輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
矢澤諒(日本)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
丸山数馬(日本)

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗(日本)
荒井勇二(日本)

<フェザー級/5分3R>
糸川義人(日本)
岡田拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
濱田巧(日本)
大塚智貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
平岡将英(日本)
谷内晴柾(日本)

<ストロー級/5分3R>
米山唯人(日本)
織部修也(日本)

The post 【Pancrase338】ライカ戦への自信。重田ホノカ─02─「普通にやれば負けない。パンチの前に必ず仕留める」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Bu et Sports de combat MMA ブログ ロッキー川村2 剛毅會 岩﨑達也 武術空手 荒井勇二

【Bu et Sports de combat】武術的観点で見るMMA。ロッキー川村2✖荒井勇二「見えるから行けない」

【写真】見えるから怖くて、行けない。まさに真理だ (C)MMAPLANET

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たロッキー川村2✖荒井勇二とは?!


──川村選手が剛毅會空手の稽古をしているということが、まず意外でした。どのようなきっかけで稽古をするようになったのでしょうか。

「松嶋師範代の稽古のスパーリングの相手をロッキー川村2氏が務めていてくれたのですが、彼は3階級上ですし生来が優しい方です。なので、ちゃんと稽古をつけてもらうために私の方がロッキー川村2氏の動きに──そうですね、言葉ではなくミット打ちなどを経験してもらって、松嶋師範代とスパーをしていただきました。

そうすると松嶋師範代が、めった打ちに合うようになったんです(笑)。パンクラスイズム横浜で松嶋師範代も非常に良い練習ができるようになりました。そうするとロッキー川村2氏が自分で理解しようとしてくれたのか、高田馬場のT-Grip Tokyoで行っている剛毅會東京城西支部の稽古に参加したいと言ってくれたんです」

──ほぉ。川村選手がなぜかを興味を持ったということなのですね。結果に目をやるだけでなく、理を求めてきたと。

「その通りです。だから型稽古ではなく、MMAの組手稽古を通して理を知っていただこうとやっています。

そして結論から申し上げると、色々なことを甘受する能力はピカ一です。これまでお目にかかったことがないぐらいに。たまにそういう方もいますが、だからといって試合に出るというわけでもないです。

その点でいえば、ロッキー川村2氏は15年に渡りMMAを戦ってきた。そのような人が、あのように模索しながら追及している姿勢には頭が下がります。ロッキー川村2氏はオープンマインドなんです。私も指導をしてくるなかで、選手はそれぞれのMMA観を持っていることは重々に承知していました。それは持っていて然りですが、ロッキー川村2氏に関しては拘っている風にはあまり見えないです。私が指導させていただいていることが、身につくかどうかということは、偏にオープンマインドかどうかということにつきます。

時間的には松嶋や大塚と比較すると、本当に短くて触れた程度です。これまで十分に経験を積まれている方ですし、試合をすることも分かっていなかったです(苦笑)。試合があるからなおさら弄るのは嫌でした。核心に触れる部分を伝えるという風にして。結果、質量に関しては現状の3倍ぐらいになる可能性があります」

──試合を実際に見て、これは言葉にすると『またぁ……』という風に批判されそうになりますが、佇まいが違って見えました。

「それが心の表れです。佇まいの変化に言及した時に、批判する人たちがいるのも分かります。それが格闘技感の違いですから。それを否定するのも全然ありです。ロッキー川村2氏の場合は、そこに何かがあると感じてくれて、一緒に稽古をして佇まいが変った。そういうことなんです。

と同時に試合になると、格闘家が武術的なモノに触れると往々にして起こる事象がロッキー川村2氏にも起こりました」

──それは?

「見えるから行けないというジレンマです。これまでは見ていなかった。それが見られるようになると、怖くていけなくなる」

──あぁ、実は武術空手の稽古をしても、川村選手は貰って上等という打撃を仕掛けるのかという予想はしていました。それが待つという風に見えた。ここでは入れないと表現すべきかもしれないですが。

「そうですね。見ていないから、怖くない。見えているから、怖い。見えたから、怖くていけないという現象は結構あります。本人もそこは気付いています。入るという結果がありますが、それは見えていて、先が取れていて、間を制している。それを入るといいます。入るから逆算して考えると、見えたけど先が取れていないから入れないんです。

見えて、ロッキー川村2氏なりに入ろうとして動いた。その失敗が左の蹴りでした。

あれがあったので、相手は組んでクラッチが組めました。MMAとしては組まれても倒されなければ良いし、倒されてもスクランブルで立ち上がれば良いです。ただし、武術的にはそこで組まれることはあまりよろしくないです」

──相手が組んでくる、打撃系でないことも影響したのでしょうか。

「打撃の先も、組みの先も同じです。青木選手が組んで倒すことができるのは、先が取れているからです。ロッキー川村2氏は荒井選手の組みを受けて切ろうとした。その時点で、あの瞬間は相手が先を取っているということになります。MMAは打撃選手が組みを嫌う、組みの選手が打撃を嫌う。そういう嫌い合いの勝負が少なくないですが、嫌うという部分が出てくることは、対戦相手がイニシアチブを取っていることになります。

ロッキー川村2氏も凄く張り切って稽古に出てくれていますから、ずっと続けていってくれればと思います」

──自分は常に思っているのは、一生で一度起こるかどうか分からない路上の現実を想定した稽古を行っている武術家よりも、MMAを戦う選手の方がよほど色々な経験を積んでいるということなんです。たとえ複数相手や武器を持っていなくても。ルールがあろうが、そこで戦い続けてきたMMAファイターが武術を稽古し、理を知ることで引退後は柔術へという道が主流のなかで、もっと幅の広く経験してきたことを生かせる指導がMMA志向の若い選手以外にできると思っています。

「せっかくね、現役時代あれだけ厳しい想いをして経験してきたわけですから。それこそ武術を学ぶことで、また新しい気付きがあると私も思っています。若い頃は、そんなことができるわけないし、やる必要もない。それは52歳を過ぎて、今これをやっている私の体験談でもあります。だからこそロッキー川村2氏もそうですが、格闘技と武術の架け橋のような道を創っていきたいですね。

そういう方々が指導をするようになると……私もようやく理解できたのですが、指導者にとって一番必要なのは、今、どれだけ勉強しているかです。過去にどうだったか、そこだけでなく。過去の経験論だけでなく、今起こっていることを勉強する。教え子を勝たせ続けることができる指導者なんて存在しないです。人を育てて、自分が成長する。今、私自身がそうやって生きさせてもらっています。

だからロッキー川村2氏には、2に留まらずに3、4、クリードまで武術稽古の続けてほしいですね(笑)」

The post 【Bu et Sports de combat】武術的観点で見るMMA。ロッキー川村2✖荒井勇二「見えるから行けない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA PANCRASE Pancrase323 ロッキー川村2 荒井勇二

【Pancrase323】ロッキー川村2がカウンターの右ヒザで荒井勇二をKO。内藤由良戦が実現か!?

<ミドル級/5分3R>
ロッキー川村2(日本)
Def.1R3分03秒 by KO
荒井勇二(日本)

フェイントをかけながら距離をつめる川村、荒井は左手を伸ばしながら距離を測る。川村がプレッシャーを強めると、荒井は下がってケージを背負う。右に回る荒井を、ジワリジワリと追い詰めていく川村は、荒井の右ローをバックステップでかわす。互いにヒットはないが、川村は再び荒井にケージを背負わせる。川村が左ハイを繰り出したが、荒井は蹴り足をキャッチしてシングルへ。

ケージを背にして、川村は離れて再びスタンドで距離を詰めていく。川村の右ストレートがクリーンヒットし、グラついた荒井。川村はパンチで追撃すると、荒井はテイクダウンを狙ったが、川村がカウンターの右ヒザで荒井をマットに沈めた。

試合後、ケージ中央で映画のロッキーばりに両手を突き上げた川村。さらにインタビュアーの質問にも、枯れ声で「エイドリアン!」と叫ぶのみだった。

この日の第一試合では、キッズレスリング時代の愛弟子・内藤由良が渡部拓馬に1R1分11秒、腕十字で勝利している。
川村と、対戦表明している内藤の一戦は実現するか!?

The post 【Pancrase323】ロッキー川村2がカウンターの右ヒザで荒井勇二をKO。内藤由良戦が実現か!? first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA MMA ONE PANCRASE Pancrase323 RYO TSUNE   キック ボクシング ロッキー川村2 中川皓貴 中田大貴 岩本達彦 川村亮 平田丈二 松嶋こよみ 武術空手 漆間將生 田嶋椋 荒井勇二 遠藤来生 高木凌

【Pancrase323】計量終了 ロッキー? ロッキー2?? とにかく新境地・川村、ネオブラTが見もの!!

【写真】計量からバンテージを巻いて、気合がはいるロッキー2。素手で殴る感覚をどうMMAで生かすか、楽しみだ(C)PANCRASE

明日12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase323の計量が、本日11日(土)に新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

メインでヒマラヤンこと中田大貴と対戦するRyoが、フェザー級のリミット65.8キロに対し、66.65キロでオーバーに。5ポンド以内の体重差のため、中田が対戦を受託しキャッチウェイト戦で実施されることとなった。


コ・メインでは4年振りのパンクラス出場となるロッキー川村なのか、川村亮なのか、はたまたロッキー川村2なのか……とにかく川村が荒井勇二と対戦する。

(C)GOKI

ボクシング&キックの印象が強い川村だが、ここ最近──同門の松嶋こよみのスパーリング相手を務めるうちに武術空手に興味を抱き、型、組手から空手の手ほどきを受けているという。

生涯武術の空手を習得するのは短期間では不可能だが、武術の理をMMAに生かすことは可能だ。打ち合い上等、拳で戦うことができる川村だからこそ、その理が生きる領域は多い。川村の打撃に、何か変化があるのか興味深い──Road to 内藤由良、負けられない一戦だ。

また6月に中川皓貴に競り勝った遠藤来生が、同じ関西勢の岩本達彦と対戦する。同階級でキャリア5戦目と4戦目の選手がメインで戦う今大会、岩本はRoad to ONE04で中田にKO負けを喫したものの遠藤とともにヘッドライナーに引けを取っているなど、思うわけがないだろう。それだけに明日の試合では両者とも、結果とインパクトを残すファイトを心掛けるに違いない。

また今大会の注目マッチは本戦だけでなく、ポストリムでも見られる。それがOne of DREAMERSの漆間將生✖高木凌のデビュー戦であり、さらにネオブラTのバンタム級準決&決勝も見逃せない。

特に柔術界で期待された風間敏臣と、DREAMERSの外敵として最終オーディションで現在はプロシューターの齋藤奨司を下した田嶋椋の準決勝は業界内での注目度も高い。それゆえに川北晏生✖小川準也も準決勝をクリアし、決勝で風間✖田嶋戦の勝者を喰う気概に溢れているだろう。ワンナイトTを慎重に戦略を駆使して勝ちあがるのか、あるいは勢いをもって駆けあがるのか──見ものだ。

■視聴方法(予定)
9月12日
午後1時40分~ TIGET LIVE
午後14時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase323計量結果

<ネオブラッドTバンタム級決勝/5分3R/5分3R>
TBA──
TBA──

<ミドル級/5分3R>
廣野雄大:83.45キロ
佐藤龍汰朗:82.75キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
中野剛貴:65.1キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:65.85キロ
漆間將生:65.45キロ

<ネオブラッドTストロー級準決勝/5分3R>
大塚智貴:52.55キロ
朝日向大貴:52.15キロ

<ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
田嶋椋:61.0キロ
風間敏臣:60.75キロ

<ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
川北晏生:61.05キロ
小川準也:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
中田大貴:65.55キロ
Ryo:66.65キロ

<ミドル級/5分3R>
ロッキー川村2:83.75キロ
荒井勇二:83.25キロ

<ライト級/5分3R>
林源平: 70.1キロ
葛西和希:70.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
高木健太:77.3キロ
木下憂朔:77.1キロ

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑:65.55キロ
三宅輝砂:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
岩本達彦:65.85キロ
遠藤来生:65.4キロ

<バンタム級/5分3R>
TSUNE:61.35キロ
平田丈二:61.65キロ

<フライ級/5分3R>
聡-S DATE:56.85キロ
桐山康平:56.9キロ

<ミドル級/5分3R>
内藤由良:83.6キロ
渡部拓馬:82.65キロ

The post 【Pancrase323】計量終了 ロッキー? ロッキー2?? とにかく新境地・川村、ネオブラTが見もの!! first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News Pancrase323 ブログ 川村亮 荒井勇二

【Pancrase323】3年10カ月振りの川村亮。かつての教え子との一騎打ちへ、負けられない荒井勇二戦

【写真】さぁ、ミットをグローブに持ちかえる時が再びやってきた (C)MMAPLANET

22日(木)、9月12日(日)に東京都江東区USENスタジオコーストで開催されるPancrase323で川村亮が2019年11月以来のパンクラス参戦=MMA復帰戦で、荒井勇二と戦うことが発表された。

これまでに中田大貴✖Ryo、林源平✖葛西和希、亀井晨佑✖三宅輝砂、岩本達彦✖遠藤来生に加え、近年で最も注目されているといっても過言でないネオブラTバンタム級準決勝=風間敏臣✖田嶋涼戦、ライト級決勝でキルギスのグスタン・オムルザオフ✖伊良波心戦などが発表されていた9月大会に、ロッキーではなく川村亮の参戦が決まった。


2017年11月12日に新村優貴に敗れミドル級KOP王座を失って以来、巌流島やムエタイを行ってきた川村が、3年10カ月振りのパンクラス、MMAを戦う。なぜ、このタイミングなのか。それは──かつてキッズレスリングで指導していた内藤由良が、昨年12月にデカゴンの中から対戦をアピールしたのを受けてに他ならない。

しかも、その内藤のアピールは荒井を僅か17秒でKOした直後になされたもの。今回は川村は荒井と戦うのだから、直接対比がなされることになる。

40歳を迎え、その打撃に変化が見られるという話も伝わってくる川村だが、かつての教え子との対戦は今年の1月にマルワジムが10年7カ月の歴史に幕を閉じた横浜のMMAジムにあって、パンクラスイズム横浜とグラウンドスラム横浜の覇権争いでもあるだけに──前哨戦で遅れをとることは許されない。

The post 【Pancrase323】3年10カ月振りの川村亮。かつての教え子との一騎打ちへ、負けられない荒井勇二戦 first appeared on MMAPLANET.