カテゴリー
45 LFA LFA177 MMA MMAPLANET o シャミドカン・マゴメドフ デヴィン・スミス

【LFA177】危険度ゼロ・パーセント。シャミドカン・マゴメドフがスミスを倒し暫定ウェルター級王座に就く

<LFA暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)
Def.1R3分55秒by TKO
デヴィン・スミス(米国)

マゴメドフの左リードフックに右を被せて行ったスミス。マゴメドフはジャブを当てて組みつくが、スミスは投げを合わせる。スクランブルからダブルでテイクダウンを決めたマゴメドフは、ケージにスミスを押し込む。そのままスクランブルを許さず、バックを制したマゴメドフが両足をフックしてパンチを頭部、顔面に打ち込む。マゴメドフは狙い済ましてパンチを打ち分け肩ヒザをついた状態のスミスに対し、両足フックを続ける。

ヒジ打ちから左右のパンチを続けるマゴメドフは、スミスが立ち上がろうとした刹那、RNCを狙い亀に戻させる。ここからパンチの回転度を早めたマゴメドフが殴り続けると──ついにレフェリーが試合をストップ。全く危なげがないファイトで、マゴメドフは暫定ウェルター級チャンピオンの座に就いた。

「投げは少し驚いた。でも、全く問題なかったよ。絞め、関節技があるけどMMAではパンチが一番。そこで痛めつけると、サブミッションにいけるわけだし。僕自身は2Rでも、3Rでも5Rを戦うことは問題ないけど、彼がもたなかった」とマゴメドフは話した。


The post 【LFA177】危険度ゼロ・パーセント。シャミドカン・マゴメドフがスミスを倒し暫定ウェルター級王座に就く first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR IMMAF LFA LFA177 MMA MMAPLANET o UFC   シャノン・クラーク シャミドカン・マゴメドフ タイアニ・ロピス デヴィン・スミス

【LFA177】計量終了 ラシャドが名付け親のデヴィン・スミスが暫定ウェルター級王座決定戦

【写真】ズバリ注目はマゴメドフだ(C)LFA

23日(金・現地時間)にニューヨーク州ナイアガラフォールスのセナカ・ナイアガラリゾート&カジノでLFA177「Smith vs Magomedov」が開催される。
Text by Manabu Takashima

カナダとの国境、ナイアガラ瀑布で開催される今大会はLFA暫定ウェルター級王座決定戦=デヴィン・スミス×シャミドカン・マゴメドフ、LFA女子フライ級王座決定戦=シャノン・クラーク×タイアニ・ロピスという2階級のタイトル戦が組まれている。

しかし、タイトル戦以外で要注目だったウェルター級ロシア✖ブラジル対決、ミラフザル・アクタモフ×ジエゴ・ビアンチーニ戦は前者が体調不良に陥り計量会場に現れることなくキャンセルとなっている。


メインでウェルター級暫定王座に挑むデヴィン・スミスは、ラシャド・エヴァンズが名付け親──という妙な売りの持ち主。キャリアは10勝3敗で、2019年にコンテンダーシリーズで戦ったが、判定負けを喫している。その後、LFAでキャリアの再構築を図るもBellatorにステップアップを果たすことになるマイコン・メンドサにKO負けを喫した。

その後、3年のブランクを経て昨年9月にLFA167に出場すると、ジョナサン・ピアスマを後ろ回し蹴りで下しファンが選ぶ年間KOアワードを獲得している。

ド派手な復活劇を果たしたスミスに対するマゴメドフはキャリア7勝1敗のダゲスタン・レスラーだ。Eagle FCからLFAに転じて2連勝中のマゴメドフは、LFAの資料によるとレスリングのロシア選手権を2度制しているという。さらにIMMAFに統合される以前のWMMAではアマ世界王者に輝くなど、筋金入りの実力者といえる。

正規王者ジェラルド・ネトとの統一戦からUFCもしくはコンテンダーシリーズに進むのは、どちらになるのか。興味深い暫定王座決定戦だ。

また元UFCファイターのサビナ・マゾがバンタム級に転向したために空位となった女子フライ級王座を賭けてクラークとロピスが対戦する。

カナダ人のクラークにとって、ナイアガラフォールスはホームといっても良い場所だけに、その地の利を生かせるか注目だ。

■視聴方法(予定)
2月24日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■LFA177メイン対戦カード

<LFA暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
デヴィン・スミス(米国)
シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)

<LFA女子フライ級王座決定戦/5分5R>
シャノン・クラーク(カナダ)
タイアニ・ロピス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョー・テイラー(米国)
ガブリエル・チモテュ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ミラフザル・アクタモフ(ロシア)
ジエゴ・ビアンチーニ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
シアラ・ディンウディー(米国)
ホープ・チェイス(米国)

<ミドル級/5分3R>
リアム・アンダーソン(米国)
モーリス・モリス(米国)

The post 【LFA177】計量終了 ラシャドが名付け親のデヴィン・スミスが暫定ウェルター級王座決定戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA90 other MMA Report デヴィン・スミス ブログ マイコン・メンドンサ

【LFA90】スピニングバックフィストに、右ストレートを合わせたマイコン・メンドンサが見事なKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
マイコン・メンドンサ(ブラジル)
Def.2R4分21秒by TKO
デヴィン・スミス(米国)

左ミドルハイを蹴ったメンドンサ。さらに蹴りを続け、左ジャブを伸ばす。リーチでアドバンテージがあるメンドンサは、スミスの右の空振りに続く後ろ回し蹴りをかわす。左ミドルをキャッチしたスミスが、ここでテイクダウンを決める。ハーフで抑えたスミスは、スイープを防いでトップをキープ。

ブリッジに合わせてマウントを取ったスミスだが、メンドンサも即逆側の足を入れてハーフ、さらにクローズドに戻す。残り半分、スミスが自らスタンドに戻る。打撃の間合いになると、メンドンサが左ミドル、ワンツーでヒザのフェイク、離れたスミスに後ろ回し蹴りを入れる。スピニングバックエルボーに組みついたスミスが2度目のテイクダウンに成功──もすぐに立ったメンドンサは縦ヒジを思い切り狙う。続いて右ローを蹴り下ろし、左ミドルを入れるなどスミスはスタンドに戻ったのが悔やまれる後半戦となった。

2R、右ストレートから左ミドルのコンビを見せたスミス。さらに左ハイを狙うなど、打撃でメンドンサに対抗する。メンドンサは右ローを入れ、左ミドル。さらにローを続け、ミドルにつなげる。スイッチしたスミスが左ロングアッパーを繰り出すが、しっかり見たメンドンサが上・中・下の蹴りを続ける。

ローに右を合わせる素振りを見せるスミスは、左ミドルをキャッチしてフックを振るう。間合いを取り直した両者、メンドンサの後ろ回し蹴りが急所に入ったと動きを止めたスミスだが、蹴りはボディに当たっておりレフェリーは試合を止めない。ここで後方から左フックをメンドンサが打ち込む。驚いた表情を見せたスミスは逆に左ジャブを当てる。

バランスを崩したメンドンサは立ち上がって、左ジャブから右ハイへ。これは空振りとなり、スミスは前に出ていく。メンドンサがローからジャブを当て、右ミドル。スミスは蹴り足をキャッチしてリリースすると、一旦間合を取り直す。

直後にスミスが左フックに続き、右スピニングバックフィストへ。メンドンサは狙いすました右を側頭部に突き刺す。腰砕けになったスミスにパウンドの追撃を入れたメンドンサが見事なKO勝ちを決めた。