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【UFN185】荒ぶる喧嘩腰のファイトで、新顔オニールが抜群のライディングからドブソンをパウンドアウト

<女子フライ級/5分3R>
ケイシー・オニール(豪州)
Def.2R3分41秒by TKO
シェイナ・ドブソン(米国)

タイガームエタイ所属、UAEWを経てUFCデビューを果たしたオニールの左ジャブに、ドブソンが左を打ち返す。組んだオニールだが、自ら離れるとドブソンは左ミドルハイからフックを振りまわす。ここも組んだオニール、ドブソンは前転から上を取る。揃ってすぐに立ち上がると、ドブソンがパワフルな蹴りとフックで前に出てヒザ蹴りへ。オニールはここも組んでケージにドブソンを押しこみダブルレッグからバックを伺う。

正対したドブソンが右エルボーを入れ、ボディにヒザを突き上げる。動きが止まったオニールだが直後にダブルレッグを決め、パスからサイドで抑える。ワキ腹にパンチを落とし、ニーインベリーのオニールに対し、足を戻したドブソンだが左のパウンドを受ける。スクランブルを許さずバックに回ったオニールが後方からエルボー。

向き合うとフックで襲い掛かるドブソンだが、またもテイクダウンを許してしまう。足を捌いて鉄槌、エルボーとグラウンドでの打撃に勢いがあるオニールはサイドを取ってボディと顔面を殴る。足を絡ませたドブソンだが、逆にオニールが外ヒールを仕掛けたところで荒々しいファイトの5分が終わった。

2R、ドブソンの右の蹴りをキャッチしたオニールがダブルレッグへ切り替えテイクダウンを奪う。背中を向けて立ち上がろうとしたドブソンの背中を取り両足をフックしたオニールは、手首を取られるもしっかりと背中を取り、自ら背中をつける。ドブソンのロールを泳がせ、マウントに移行したオニールは腕を取りつつ右エルボーを連打する。えげつないヒジ打ちの連打から、左右のパンチを落とされたドブソンのケージキックにもマウントをキープするオニールは、素晴らしいマウントをキープを見せる。ハイマウントでパンチとエルボーを連打されたドブソンは、ついに背中を見せてしまう。

オニールはパンチを続け、仰向けになるとスクランブルには、一旦着地してトップキープを選択。冷静にマウントに戻ったオニールのパンチの連打にレフェリーが試合をストップ。キャリア6連勝をオクタゴンで果たしたオニールは、それまでの猛攻が嘘のように涙にくれた。


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【UFC ESPN15】アグレッシブが過ぎ、粗くなったアガポワがスタミナロスしドブソンのパウンドに敗れる

<女子フライ級/5分3R>
シェイナ・ドブソン(米国)
Def.2R1分38秒by TKO
マリヤ・アガポワ(カザフスタン)

ローを蹴り合った両者、アガポワは左ハイを2度蹴り距離を詰める。ドブソンがテイクダウンを決めるが、アガポワは頭を抱えて立ち上がりすぐに胸を合わせる。ダブルレッグには背中を叩いて耐えたアガポワは、逆にボディロックからテイクダウンを奪う。パウンド狙いに腹を蹴り上げられ、宙を舞って後方に着地したアガポワは、続く打撃戦は粗すぎてまたもテイクダウンを取られる。

バックに回ったドブソンは、前方に落とされそうになると腕十字へ移行する。クラッチを組んで耐えるアガポワは、技が解けると同時にトップからパンチを落とす。アガポワは逆にバックに回り四の字フック背中が伸びかけたドブソンは上を向かされるも、キープが背中からずれていたためRNCは決められないで済む。極めきれないと判断したアガポワがトップを選択し、パンチを落として初回をリードした。

2R開始直後に左ハイから、パンチの交換を経てアガポワがテイクダウンを決める。パウンドに勢いをつけすぎ、バランスを崩したアガポワはリバーサルを許す。マウントからバックマウントで殴られ続けドブソンがTKO勝ちを決めた。