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J-CAGE Lyo'o Report Shooto Okinawa04 TARKER ブログ

【The Okinawa Shooto04】勝負どころでTD決めたLyo’oがドローにさせず、TARKERから2-0判定勝ち

<61.2キロ契約/5分2R>
Lyo’o(日本)
Def.2-0:20-18.20-18.19-19
TARKER(日本)

TARKERが左ロー、Lyo’oが組んでケージに詰める。右腕を差しあげてテイクダウンを決めたLyo’oがハーフで抑える。TARKERは腰を押し、足を戻しにいくとLyo’oが立ち上がって殴る。TARKERも立ち上がり、クリンチ合戦に。Lyo’oが小外でテイクダウンし、TARKERはケージを背負って座りスタンドへ。離れたTARKERがロー、Lyo’oは即組んで腰に乗せて投げる。

サイドで抑えるLyo’o、TARKERは下からエルボーを顔面に入れる。Lyo’oは枕で固め、頭を胸につけて細かいパンチからヒジを入れ腕関節へ。TARKERがブリッジから立ち上がり、バックを許さず胸を合わせたところで初回が終わった。

2R、TARKERは左を振るうがかわされ、ダブルレッグで倒される。ギロチンとセットしようとしたTARKERだが、Lyo’oが頭を抜いて枕&肩固めを狙う。腕を入れて防いだTARKERはフルガードに戻すも、Lyo’oがパンチを纏める。スクランブルでバックを取ったLyo’oは、バックスープレックスを狙うがバランスを崩し、TARKERがトップを取りパス狙いからバックを伺う。

ハーフを取り、Lyo’oをスタンドも戻らせたTARKERは左は当たらないが、テイクダウン狙いはスプロールする。さらに大きな左から組んだTARKERがバックに回ると、Lyo’oがキムラクラッチへ。リリースして左を振るうTARKERに対しLyo’oが右を当てる。打ち気が見えるTARKERの左は当たらないが、逆にテイクダウンを防ぐようになり試合は一進一退の様相を呈してくる。そして残り10秒を切ったところで、Lyo’oがテイクダウンを決めた。

結果、テイクダウンを取り切ったLyo’oが、マジョリティ判定勝ちした。


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Interview J-CAGE Lyo o Preview Shooto Okinawa04 TARKER ブログ 平良達郎

【The Shooto Okinawa04】スーパーノヴァ平良達郎が語る──島人シューター対決=Lyo,o✖TARKER

【写真】Lyo,o✖TARKER、沖縄勢同士でメインに相応しいカードが組めるようになった(C)MMAPLANET

18日(日)、沖縄県沖縄市のミュージックタウン音市場で開催されるThe Shooto OKINAWA#04。

沖縄の──いや、この国のMMAの未来のために、Theパラエストラ沖縄の松根良太氏が定期的に解さするプロ修斗沖縄大会。今回のメインはLyo,o×TARKERという沖縄勢同士の一戦だ。

ここでは今や沖縄プロシューターの代表格であり、両者のことを知る修斗世界フライ級1位──スーパーノヴァこと平良達郎に、メインの見どころを語ってもらった。
Text by Shojiro Kameike


――今回は、4回目の開催となるプロ修斗沖縄大会について、平良選手に見どころを解説していただきたいと思います。まずメインイベントは、沖縄勢選手の対戦となりました。

「沖縄のMMAが進化しているなって感じます。自分がパラエストラ沖縄に入った時は、プロシューターは仲宗根武蔵さんしかいなくて。でも、そこからプロ選手が増えて、プロ興行も始まってまだ2~3年なのに、メインイベントが沖縄の選手同士の試合になるのは、『こんなに早くできるんだ』ってビックリしています」

――そのメインイベントに出場するLyo,o選手とTARKER選手とは、所属するジムは違いますが交流などはあるのでしょうか。

「まずLyo,o選手とはアマチュアで2回、プロで1回対戦していて、今は週に1回一緒に練習しています」

――プロでは2018年11月、新人王決定トーナメント決勝で対戦していますね(平良がギロチンで一本勝ち)。

「新人王トーナメントが終わってから、一緒に練習するようになりました。Lyo,o選手は誰よりも格闘技に対して真面目で、分からないことがあれば自分から積極的に聞き、それを身につけて」

――現在は修斗で2連勝中です。

「すごく勢いを感じます。2連勝も結果は判定なんですけど、内容的には自分がやりたいことを、やりたいようにやっている。試合を楽しんでいる、って感じますね。僕と対戦した時よりも、さらに強くなっていると思います」

――Lyo,o選手の最大の武器は何でしょうか。

「スピードです。とにかくスピードが速い。背はそれほど高くないんですけど、とにかく動いて相手の懐に入り、打撃を当てるのが得意ですよね」

――スタンドでの出入り、そしてテイクダウンの強さも目立ちます。

「はい。打撃も組みも、何でも器用にこなすウェルラウンダーな選手です」

――対するTARKER選手の印象は?

「TARKER選手は、一緒に練習したことはないのですが、会場で試合を見たり、お話することはあります。すごく試合が面白い選手なんですよ。打撃の一発がある。修斗では3勝していて、全試合KO勝ちですから」

――サウスポースタンスからの左ストレートでダウンを奪い、パウンドで仕留めるという流れを持っている印象です。

「修斗以外でも、沖縄で行われたGFCという大会で一本勝ちしているんですけど(2020年2月、黒石大資戦)、その時も左でダウンを奪って、打撃を効かせてからギロチンを極めています。それぐらい、すごい打撃を持っている選手ですね。また、勝った試合も負けた試合も判定まで行ったことがないという」

――そんな両者の対戦は、どんな内容になると予想しますか。

「どちらが勝つにしても、判定にはならない気がするんですよね。特に、TARKER選手が判定で勝つというのは、イメージしにくいです。早い段階からパンチを狙って、勝つならKOでしょう」

――対してLyo,o選手は……。

「僕の印象としては、総合力はLyo,o選手のほうが上です。だから、TARKER選手が早く当てようと急ぎすぎてしまったら、後半からLyo,o選手に飲み込まれることもあると思います」

――そのままズルズルとLyo,o選手のペースになる可能性も……。

「そうすると判定でLyo,o選手、という結果もあります。また、TARKER選手が打ち気になったところで、Lyo,o選手が一発を当てる可能性も感じています。

どちらも今、勢いがある選手同士。お互いに一瞬で決める力があります。本当に楽しみな一戦です」

■視聴方法(予定)
4月18日(日)
午後3時~ Twit Casting LIVE


  
■The Shooto OKINAWA#04対戦カード

<61.2キロ契約/5分3R>
Lyo,o(日本)
TARKER(日本)

<61.2キロ契約/5分3R>
宮城友一(日本)
西村大地(日本)

<56.7キロ契約/5分2R>
旭那拳(日本)
九州力(日本)

<59.0キロ契約/5分2R>
当真佳直(日本)
内田タケル(日本)

<65.8キロ契約/5分2R>
南風原吉良斗(日本)
綿谷誠(日本)

<65.8キロ契約/5分2R>
キシシ(日本)
波平コング(日本)

<61.2キロ契約/5分2R>
若山達也(日本)
新垣健司(日本)

<56.7キロ契約/5分2R>
わっしょい内田(日本)
大城匡史(日本)

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J-CAGE Lyo News o Shooto Okinawa04 TARKER ブログ 宮城友一 当真佳直 旭那拳

【SHOOTO OKINAWA04】地方発、5年後のJ-MMA界のために──4月18日にプロ修斗沖縄大会開催

【写真】対県外選手だけでなく、Ryo,o✖TARKERのような沖縄対決も沖縄勢が強くなるために欠かせないマッチアップだ (C)MMAPLANET

27日(土)、Theパラエストラ沖縄より4月18日(日)に沖縄市ミュージックタウン音市場でプロ修斗公式戦 「THE SHOOTO OKINAWA vol.4」の開催が発表された。

昨年11月に続き、4度目──ケージ大会は3度目のなるパラエストラ沖縄率いる修斗公式戦。今回のコロナ禍ということもあり、本来の階級よりも1階級上の階級で当日計量によって実施されることとなった。


今日の発表で明らかとなったのは7試合で3回戦はバンタム級契約となる宮城友一✖西村大地の一戦で、宮城としては昨年12月の高松大会=Force X 闘裸男で宇田悠斗に敗れてからの再起戦となる。

昨夏にはZSTでNEXUSフライ級王者の駒杵嵩大にも一敗地に塗れている宮城にとって、地元での3連敗は許されない巻き返しの一戦となる。対する大阪から遠征となる西村は、昨年7月に宇田と大阪大会でドローだっただけに、宮城の打撃を組み伏して戦績を五分に戻したいところだ。

また宮城と同様に高松大会で沖縄✖四国対抗戦で戦い勝利したLyo,oは、TARKERと沖縄対決に臨む。

その対抗戦で安芸柊斗に、昨年11月の沖縄大会で木内SKINNY ZONBIE崇雅にそれぞれ敗れている敗れた旭那拳と当真佳直は九州力、内田タケルとの対戦が決まった。

現段階で7試合中、しまんちゅシューターは9選手で2試合が沖縄対決となっている。この他、大阪から2選手、千葉から1人、福岡から2選手が出場する今大会。

地方在住選手に戦うチャンスを与える──松根良太Theパラエストラ沖縄代表の姿勢は第二の平良達郎を発掘&育成するだけでなく、J-MMAの5年後を考えた見習うべき姿勢だ。

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J-CAGE Report Shooto Okinawa03 TARKER ブログ

【Shooto OKINAWA03】パワフルな左、TARKERが102秒で六本木洋からダウンを奪いパウンドアウト

<バンタム級/5分2R>
TARKER(日本)
Def.1R1分42秒by KO
六本木洋(日本)

サウスポーのTARKERが、開始直後に左を当てて倒れた六本木にパウンドを打ち込む。六本木が足を戻すと、立ち上がってスタンドで待ったTARKERはケージに押し込んでヒザをボディに入れる。続くヒザ蹴りが急所に入り、試合が中断。中央で再開され、再び左をTARKERが打ち込み、後方にダウンした六本木にパウンドの追い打ちをかけレフェリーが試合を止めた。


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