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【RIZIN46】鈴木千裕が公開練習後に語ったこと「金原選手から自信を感じる?そうじゃなかったら嫌です」

【写真】公開練習では上半身裸になってミット打ちも見せた。常にファンのことを考え、意識している鈴木だ(C)TAKUMI NAKAMURA

29日(月・祝)、東京都江東区の有明アリーナで開催されるRIZIN46で、RIZINフェザー級王者・鈴木千裕が挑戦者・金原正徳との初防衛戦に臨む。
Text by Takumi Nakamura

昨年11月にヴガール・ケラモフを下して、第5代RIZINフェザー級王座に就いた鈴木。初防衛戦の相手は第3代王者のクレベル・コイケを下している金原だ。この大一番を控え、両者は15日にファンの前で公開練習を実施。公開練習後に行われた合同での囲み取材の中から、MMAPLANETとの質疑応答を掲載したい。


――公開練習が終わったあと、来場したファンにカードを渡したり、触れ合っていました。ああいったファンサービスは事前にやろうと思っていたのですか。

「こういう時にしかないものがたくさんあって、本当に縁があって(人と)つながっていて、僕はそういう縁を大事にしたいタイプなんです。子供たち優先ですけど、公開練習に来て、カードをもらえて『俺も格闘家になってみようかな』とか『格闘技をもっと好きになったな』とかそういうきっかけが作れたらすごくいいと思っているので、こういう機会があることはありがたいです」

――昨年11月にRIZINフェザー級王者になって、いろいろと環境も変わったと思います。試合や練習中に集中するために意識していることはありますか。

「いつも通りですよ。変に変えてないので。むしろこういう取材が増えるのはありがたいことですよね。練習時間は変わらないですし、空いた時間に合わせてもらっているので」

――練習以外の仕事が忙しくてストレスになることはないですか。

「これがいいんですよ(笑)! デビュー戦なんて勝っても記事にもならない。誰も知らない日々を過ごしていて、こういう仕事を欲しくて勝ち上がっていることもありましたし、チャンピオンになって取材が増える、テレビに出られる、CMに出られる、みなさんにインタビューしてもらえる……そういうことも志して僕はやってきたので、仕事が増えると『俺、いま格闘技やってるんだな』って思えるし、本当に感謝ですよね」

――それもすべてプラスに変えられているようですね。

「マイナス要素なんてないですよ。すべては生きた証なんで、インタビュー一つ一つが。本当にありがたいですよ」

――公開練習では金原選手のコメントを真剣に聞き入っているように見えました。

「まず金原選手が会見に来なくてキレていた案件、本当に金原選手に伝わっていなかったみたいで(苦笑)、すいません。そこはこの場を借りて謝罪します。金原選手にはリスペクトがあるし、もともと僕が格闘技を始めるときに金原選手のジムに入会する予定だったんですよ。金原選手の試合も見ていましたし、学校が近かったので。その時に縁があってクロスポイント吉祥寺に入ることになったのですが、もし金原選手のジムに入っていたら、公開練習の金原選手の相手が僕だったかもしれないですし、そういう意味でも縁があるんだなと思います。だからこそリスペクトを持っているし、歴史を築いて来た大先輩なので、言葉に重みがありますよね」

――その想いに応えたいですか。

「だからこそ勝たないといけないです。当然あっちも本気で来ますし、試合の時はリスペクトはないので、思いっきりぶっ飛ばしてバトンをつないでもらおうと思います」

――MMAPLANETが金原選手を取材した際「この試合が大一番という気持ちはない」という言葉もあり、この試合への自信を感じました。

「そうだと思います。そうじゃなかったら嫌ですもん。100%の状態で来て欲しいですし、変にコンディション悪い、あの時はこうだったから…とか御託を並べてなあなあにされるのは嫌ですし。だからこそ今日金原選手を見て順調だな、よかったなと思いました」

■視聴方法(予定)
4月29日(月・祝)
午後4時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

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【RIZIN46】キム・スーチョル越えに確かな自信──中島太一「100パー、RIZINでもチャンピオンになれる」

【写真】自分を信頼できるだけ、日々積んでいるということ (C)SHOJIRO KAMEIKE

29日(月・祝)、東京都江東区の有明アリーナで開催されるRIZIN46で、中島太一がキム・スーチョルと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

中島は2021年12月の井村戦から、デビュー当初に戦っていたバンタム級に戻した。その階級変更の裏にあったものとは――。次に対戦するキム・スーチョルは、昨年ROAD FC グローバル63キロトーナメントを制している。中島はRIZINのベルトを見据えて、韓国バンタム級トップファイターを迎え撃つ。


――リモート画面からもご家族の声が聞こえてきますが、SNSを拝見していても家庭の幸せが伝わってくる中島選手です。

「そうですね。結構SNSに家族のことを載せてしまっています(笑)」

――個人的には中島選手にインタビューするのが10年ぶりで、前回は2013~2014年にパンクラスで行われたワールドスラムトーナメントの頃だったと思います。あれから結婚し、お子さんも生まれたことによって何か感じるものは変わりましたか。

「MMAもプライベートも、全て良い方向に進んでいます。最初は『結婚するとMMAに掛ける時間が減ってしまうんじゃないか』とも思っていたんですよ。でも結婚してからのほうがMMAに集中できていますね」

――ご結婚されたのはコロナ禍であり、また2017年から2019年にかけては敗戦も多い時期です。中島選手にとっても30歳を迎えるうえで節目となった時期でしたか。

「当時は将来のことについて、すごく考えました。このままMMAを続けていて良いのかどうか……。特にISAO戦で負けた時(2021年5月、フェザー級KOPのISAOに挑戦して敗れる)は考えました。『ここまでやってチャンピオンになれないなら、潔く現役を辞めてジムを出そうか』って。実際、物件を探して内見もしていたぐらいでしたから」

――……。

ISAO戦のあとにバンタム級へ落とす――というよりもバンタム級に戻していなければ、今どうなっていたんだろうなって思います」

――中島選手はデビュー当初はバンタム級でした。ロシアACBに参戦して以降はフェザー級で戦っていましたが、ずっとバンタム級で試合がしたいとは考えていたのでしょうか。

「いえ、それは考えていなかったです。僕の中でバンタム級に戻すことは『逃げる』ことになってしまう。だから、それほど積極的ではなかったんですよ。でも妻がISAO戦のあとに『バンタム級でも戦えるでしょう?』と言ってきて」

――えっ!?

「僕が『戦えるけど……』と答えたら、妻から『じゃあツイッター(現X)で、バンタム級でも戦えるって投稿しよう』と言われて(笑)。妻もそう言ってくれるなら――と思ってツイッターに投稿したんですよ。そうしたらパンクラスの坂本靖さんから連絡が来たので、バンタム級の話をしたところ井村塁戦(2021年12月、暫定バンタム級KOP決定戦)のオファーを頂きました」

――バンタム級転向も奥様からのアドバイスだったのですね!

「そうなんですよ。だから今もずっと妻の言うことを聞いています(笑)」

――ただ、その時点ではバンタム級に戻してどうなるかという不安はなかったですか。結果論ではありますが、フェザー級の時よりも体のキレは良いように感じます。

「もともとフェザー級で戦うことになったのも、ACBと契約した際に『現地でどういった調整、減量ができるか分からないから』という理由で。フェザー級で戦うためにバルクアップしていました。でもバンタム級に戻して以降は、自分でも本領発揮できているなって感じます。フェザー級で強い相手と対戦してきたからこそ、バンタム級では圧力で負けることもないという自信もありますし。フェザー級では何回も負けてしまったけど、その敗北が今に繋がっていると思います」

――そして今回、RIZINで国際戦に挑むこととなりました。

「ずっと強い相手と対戦したいと思っていました。だからパンクラスのタイトルマッチもそうだし、RIZINで元修斗王者の岡田遼選手との試合(2023年9月、中島が判定勝ち)が決まった時も嬉しかったです。今回も国際戦というより、キム・スーチョルという強い選手との試合が決まって良かったです。ずっとRIZINにも『強い相手と戦いたい』と伝えていたので。でもRIZINに出て3戦目でキム・スーチョル戦というのは驚きましたけど」

――その点でいえばRIZIN初戦はフェザー級でヴガール・ケラモフと戦い、そのあとは岡田戦、キム・スーチョル戦と強敵との試合が続いています。

「確かにそうですね」

――ただ、昨年9月に岡田選手を下したあとは、やはり大晦日に試合をしたかったですか。

「はい。日本の格闘技といえば、やっぱり大晦日だと思うので。岡田戦から3カ月後だから試合間隔としてはちょうど良いし、自分としては『大晦日、確定したんじゃないか』とも考えていたところもあって(笑)。大晦日に試合が組まれなかったのは悔しいけど、出られないなら出られないで気持ちも切り替えて、当日は純粋な一人のファンとして観戦しました」

――一方で、7カ月も試合間隔が空くのは予想外ではなかったですか。

「大晦日に試合がないと分かってから、2月と3月に大会があるから出たいとは伝えていたんですよ。でも佐賀大会と神戸大会だから、地元の選手も出るし難しいとは言われていて」

――ではこの7カ月間で、前回のインタビューで語っていただいたジャブ以外に何か新しいものに取り組みましたか。

「作戦にも関わるので細かいことは言えないですけど……。もちろん万遍なく練習してきているし、新しいことも取り入れてきました。それと同時に、岡田戦ではKOできなかったので、とにかく『どうすればKOできるのだろうか』ということを考えて練習してきました。そのためには、まず僕が得意なジャブからの展開と距離設定ですよね」

――KOするための技術を磨く、あるいはその気持ちが強くなったのは、いつ頃からなのでしょうか。

「パンクラスの頃から考えてはいましたけど、その気持ちはRIZINで戦うようになって、より強くなりました。MMAだから勝つことを目指すことは当たり前で。そのうえでKOか一本で勝たないと、上に行くことができない。

パンクラス時代も『勝つには勝ったけど判定か……』という気持ちになることはあって。でも、まずは勝ったから良しとする。次はKOできるように頑張ろう、ということの繰り返しですね」

――バンタム級に戻して調子も良い。しっかり勝つことができるようになったからこそ、次のステップとしてKO勝ちをより強く考えるようになったのではないですか。

「それはありますね。もう勝つのは当たり前で、次はどうやって勝つか。確かに、自分自身が次のステップに進みたいという気持ちはあります。僕の場合であれば、左ジャブの次にどう展開するのか。その部分の精度を高めてきました」

――なるほど。次の対戦相手、キム・スーチョルの印象を教えてください。

「……タフで、ギロチンが強いというイメージです」

――その答えを言う前に、自信ありげな笑顔を浮かべましたね。キム・スーチョルの印象を語る時にその笑顔が出るということは、すでに倒すイメージは出来上がっているのですか。

「アハハハ、そう見えましたか(笑)」

――SNSでは「バンタム級のベルトが見えてきた」という旨の投稿もありました。

「自分自身のことを信じていて100パーセント、RIZINでもチャンピオンになれるという自信があるんですよ。僕としてはRIZINで戦うようになって、ベルトに挑むまでは結構時間が掛かると思っていました。『バンタム級ファイターを全員倒していかないと』って。でもキム・スーチョル選手をKOしたら、次はすぐタイトルマッチでも良いですよね。あるいはタイトルマッチの前に、井上直樹選手と挑戦権を賭けて試合するか。最速で年内にはベルトに挑みたいと思っています」

――現時点で、RIZINバンタム級王者の朝倉海選手を倒すイメージも出来ているのですか。

「自分が持っているものを全て出せば勝てると思っています。まだRIZINファンの人たちは僕のことを全然知らないでしょうけど、『今に見とけよ』っていう感じですね」


■視聴方法(予定)
4月29日(月・祝)
午後2時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

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【RIZIN LANDMARK08】芦田に勝利後、鈴木博昭が言及していたYA-MAN「町中華の脂ギトギトの炒飯」

【写真】RIZINルールの特性も生かした素晴らしい勝利(C)RIZIN FF

2月24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されたRIZIN LANDMARK 8 in SAGAで鈴木博昭が芦田崇宏に2RTKO勝利を収めた。
Text by Takumi Nakamura

昨年6月の西谷大成戦以来、約8カ月ぶりの試合となった鈴木はスタンドでのプレッシャー、組みへの対処、グラウンドにおける打撃など、自身が考える理想のMMAの形の一部を見せた上での勝利だった。

4月29日のRIZIN46ではYA-MANとの対戦が決定。このインタビューはYA-MAN戦が正式発表される前に行われたもので、鈴木はYA-MANを「町中華の脂ギトギトの炒飯」という独特の言い回しで例えていた。


──前回の佐賀大会、会心の勝利だったと思います。試合自体を振り返っていただけますか。

「色々と組みの展開があって、それを試合の中で試すというわけじゃないけど、試合で出すことができて良かったなと思います」

──具体的にどの辺りを一番実践できたと思いますか。

「こっちが打撃で攻めて、相手がどこかのタイミングでテイクダウンに来るであろうということは、どこの誰でも分かっていたと思うんですよ。実際は一瞬のタイミング次第で(テイクダウンに)入られることもあるし、もちろんみんなそこを練習していますけど、じゃあ本番でそれができるのかどうか。そこが一番重要なところだったので、本番でちゃんと反応できて、ちゃんとスプロールできたので、それが一番の収穫ですね」

──試合を見ていて打撃のプレッシャーが結果的にスプロールできる距離を作ったというか。相手に打撃を嫌ってタックルに入らせるための距離やプレッシャーのバランスが良くなっていたように思いました。そこは意識されていたのですか。

「おっしゃる通りですね」

──MMAは変に行き過ぎると深く組まれるし、逆に行かな過ぎてもケージに押し込まれる。そこのバランスが重要ですよね。

「そこは経験と日々の練習、イメージ……諸々なんでしょうね。やっぱり立ち技とMMAは別競技なんですよ。よく言うんですけど、立ち技をずっとやってきたから、MMAでも打撃は大丈夫、どうにかなる、そういう話じゃないんです。そのうえで自分のイメージと実際の動きを擦り合わせることが一番大事だったんで、今回はそれが上手く行ったんじゃないかなと思っています」

──先ほどは「経験と日々の練習、イメージ…」という言葉が出ましたが、鈴木選手の場合は何を一番重要に考えていますか。

「本当にいわゆる試行錯誤を実践、トライ&エラーの繰り返しです。技術の内容に関しては、ちゃんとその技術を考えて実践できているか、そして本番でゴールから逆算でできているかどうか。大事なのはそこなんですよね。結局みんな誰でも練習はやってるわけですから」

──なるほど。では芦田選手が組みに来た時も、これは絶対スプロールできる自信はありましたか。

「全然ありましたね。本番以上の真実はないので、やってみないと分からないよねっていう感じでしたが、本当にイメージ通りだったので良かったです」

──結果的にあそこで芦田選手はガードポジションに引き込んだじゃないですか。あれは率直にどう思いましたか。

「あそこからさらにしつこくドライブしてくるイメージだったので『引き込むんだ!』と思ってビックリした…というのはゼロじゃないですね。あそこからケージレスリングになることを一番想定して練習していたので」

──あそこでトップキープできたことは大きかったですよね。

「ああいう展開は想定していなかったけど、結局、ボンサイ柔術で練習していて、下からの強烈な仕掛けは日常茶飯事なんですよ。(芦田が仕掛けた)三角絞めが危なかったという人もいるんですけど、普段の練習で食らっているプレッシャーの方が全然強いわけです。僕は対処できていたからあのポジションにいたわけで、本当に嫌だったら立っていた可能性のほうが高いです」

──芦田選手のガードからの攻めを危ないと思っていたら、寝技そのものに付き合っていないと。

「そうですね。これは勝負すべきではないっていう。もし今成(正和)選手が相手だったら、同じことをやるかと言われたら違うじゃないですか。なので、ここで勝負しても俺は負けないという感覚があったので、グラウンドの勝負をしたわけです。それに三角絞めは足がかかったから極まる技でもないわけで。僕はちゃんとプレッシャーをかけて潰してサイドを取りに行く動きをしていたし。結果的に極まらなかったということは、そういうことなんですよ」

──普段からボンサイ柔術のメンバーの下からの煽りやサブミッションを経験していれば、そう簡単に極めれらることはないと思います。

「もちろん本番なので何があるか分かりませんけど。ただ試合後のインタビューでもいいましたが、ボンサイ柔術で練習している人間が下から三角を極められたら筋が通らんぞと」

──三角絞めが外れたあとのスクランブルの攻防でもしっかりトップポジションをキープできていました。

「三角を外してそこからどうしたかというと、足をとってケージ際で動きを潰したり。僕の方がレスリングをしていた状況になりますよね。で、そこから打撃にいくのがMMAなんで、そこも混ぜていけたという。僕の得意のMMAが今回やりたかったMMAとして見せられたのかなと思います」

──鈴木選手の試合を見ていて、そういった組みやスクランブルの攻防のなかで1発殴る蹴るの殺傷能力が違うなと思ったんです。そこは立ち技出身ならではのものかなと感じました。

「結局、立ってようが寝てようがどんな姿勢でも、目の前の人間に対してどうダメージを与えるか、どう痛めつけるか。僕は全てそこからの逆算なんです。結果何がしたいっていう答えがあって、そこからの逆算の攻撃をしているから、それがパンチなのかヒザなのか踏みなのかサッカーボールなのか。それはあとで出てくるんです」

──まさに試合前のインタビューで話していた「0.1秒後の自分に任る」ですね。

「そうです。相手を痛めつけるために今は何が適切か。それを考えてから技を出していると遅くなるので、その一拍を置かずに体が出したものに従う。だから思考は邪魔なんです、あの瞬間は」

──その一方で自分の感性が正しい選択をしているかどうかは別のフェーズの話じゃないですか。鈴木選手の場合は結果的に自分の感性が出した答えが正しい判断になっているように思えます。感性のピントが合ってきたというか。

「それですね。MMAに転向してすぐの頃はそれが分からないから、トライ&エラーを繰り返すしかなかったし、失敗も成功も全部経験しないといけなかった。でもその経験が蓄積されて、僕は練習と試合が全ての経験値になっているし、試合があろうがなかろうが、MMAのことを考える時間は増えていくので、どんどん自分のMMAが熟成している実感があります」

──その鈴木博昭のMMAを試合という場で、しかも元DEEPのチャンピオンっていう芦田選手に実践できたことで自信を深めたり、手応えになった部分も大きかったのではないですか。

「それはめちゃめちゃありますね。だって相手は格上ですからねっていう」

──試合後のマイクでもあった通り、芦田選手に勝ったことで、さらに上の選手たちと戦う権利を得たと思います。ここからはどんな相手と戦っていきたいですか。

「よくSNSで個人で考えたRIZINのランキングを作って投稿している人がいるじゃないですか。あれって色んな人がやっていますけど、上の方の選手の顔ぶれはそんなに変わらないと思うんですよ。だからそこで上にいる人間たちを食っていきたいですよね。もっと言うなら、みんなが思うフェザー級のトップ5の中に怪物くんが入るようにしんとねっていう。それこそフェザー級のトップ5は?って聞かれたら、みんな鈴木千裕選手、ヴガール・ケラモフ、クレベル・コイケ、金原正徳さんの名前はパッと出てくるじゃないですか。自分もそういう存在にならなきゃいかんなと思います」

──あとは試合後、YA-MAN選手の名前も出ましたが、その理由も聞かせせてもらえますか。

「例えて言うなら、さっき名前をあげた選手たちは銀座で食べる寿司や六本木で食べるステーキなんですよ。で、みんな基本的にはそういう料理を食べたいじゃないですか。でもふとした時に町中華の脂ギトギトの炒飯を食いてえなみたいに思うじゃないですか。それがYA-MANです(笑)」

──料理の例えはさておき……YA-MAN選手が“濃い”選手であることは間違いないと思います。

「もちろん僕は上を目指しているし、銀座の寿司や六本木のステーキを食べにいきたいですよ。でも町中華の炒飯を食べたい時もあるよねってことです」

──でも先ほどの話ではないですが、鈴木選手の感性がYA-MAN選手という“濃い”選手と戦って、どのような反応を見せるか楽しみではありますね。

「何を食べても栄養にする寛容さが重要でもありますからね。だから、まあなんか楽しくなるんじゃないのっていうのと、パッと考えるとお客さんもなかなか楽しみなカードになるよなって。俺とYA-MANくんだったら、格上だとか格下だとか、そういう面倒くせえことは抜きにして、面白えものを見せられるだろうっていうのがありますね。だから、別にYA-MANくんのことを好きも嫌いもないし、どっちかって言うと好きな側なんですけど、MMAという制限の少ないルールで俺とタイマンしようぜって思います。楽しいじゃんって」

──分かりました。正式に次の試合が決まるのを楽しみにしています!

「樽の中のワインのように僕のMMAは熟成されていますから(笑)、楽しみにしていてください」

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【SUPER RIZIN03】7月28日、朝倉未来×平本蓮の一戦が決定。両者「ボッコボコにする&負けたら引退」

【写真】遂に――実現(C)MMAPLANET

16日(土)、六本木ヒルズアリーナにて、7月28日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN03』の対戦カード発表記者会見が行われた。
Text by Shojiro Kameike

会見では榊原信行CEOが、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンでの開催と、朝倉未来と平本蓮がフェザー級契約で対戦すること発表された。ここでは両者の挨拶とMMAPLANETからの質問に対する回答を掲載したい。


平本蓮
「僕もずっと望んでいたというか、目標としていた試合でもあるし。朝倉未来という存在が自分の中に刺激を与えてくれて。こんな感じのカリスマというか唯一無二の存在で、自分の中ではすごく感動した部分というか、尊敬とか憧れとか――そんなもんあるわけねぇだろ、バカ! ケラモフに負けて、YA-MANにのばされてイジけているので、僕が最後のトドメを刺そうと思います。ボコボコにします!」

朝倉未来
「去年の年末に弟から刺激をもらって。俺がRIZINフェザー級を盛り上げてきた自負がああります。年末にトップ戦線に食い込みたいって思うなかで、復帰戦に楽な相手を用意してもらったので。ボッコボコにしようと思います」

朝倉が挨拶の最後に「ここで平本に負けたら引退します」と述べると、すかさず平本も「コイツに負けるわけないので。朝倉未来に負けたら引退します」と返す。榊原CEOは「引退しなくてもいいんじゃないの?」と伝えたが、朝倉は「平本の引退試合を楽しみにしてください」、平本も「いやいや、朝倉未来の引退試合を楽しみにしてください」とアピールした。

朝倉にとってMMAは昨年7月、ヴガール・ケラモフに敗れて以来の復帰戦となる。平本陣営は昨年大晦日のYA-MAN戦の前から、この試合に向けていた。会見では2022年6月に開催された『THE MATCH』との比較アピールもあったが、朝倉×平本の一戦が実現した後の所謂ロス状態は起きないのか。

この点について榊原CEOは「RIZINにとっては、この試合が次のステップへの原動力となると信じている」と語る。平本は「格闘技界どうこうより、自分のことは自分で頑張れって感じです」、そして朝倉は「俺が負けなければ、もっと盛り上がっていくんじゃないですか」とアピールした。

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AB ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK08 Road to UFC RYO RYOGA UFC YouTube キック クレア・ロペス チャンネル ルイス・グスタボ ヴガール・ケラモフ 上田将年 今成正和 伊藤裕樹 元谷友貴 八尋大輝 堀江圭功 堺龍平 大島沙緒里 押忍マン洸太 摩嶋一整 浜崎朱加 瀧澤謙太 田中半蔵 白川陸斗 矢地祐介 芦田崇宏 野瀬翔平 鈴木博昭 阿部大治

【RIZIN LANDMARK08】計量終了。九州&山口勢が多数参戦――福岡の野瀬翔平が瀧澤謙太と対戦へ

【写真】計量の模様はYouTubeチャンネルで中継された。野瀬と瀧澤、この身長差は試合に影響を及ぼすか (C)SHOJIRO KAMEIKE

24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの計量がヒルトン福岡シーホークで行われた。出場選手は全員、計量をクリアしている。
Text by Shojiro Kameike

RIZIN初となる佐賀大会は、九州ならびに山口県在住あるいは出身のファイターたちが多数参戦する。山口県在住の摩嶋一整は当初、前RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフと対戦予定であったが、ケラモフが来日不可能となり相手が今成正和に変更されている。計量をクリアした摩嶋は「今成選手と戦えるのは光栄です。明日はレベルの高い攻防を見せられると思います」と語った。

また、北九州を拠点に戦う田中半蔵との試合が組まれていたトゥラル・ラグモフもケラモフと同様、来日不可能に。一方の田中も右腓腹筋損傷で全治4週間のため、今大会は欠場することとなった。元RIZIN女子スーパーアトム級の浜崎朱加は山口県出身で、高校卒業は福岡県で柔道選手として活躍していた。今大会でクレア・ロペスと対戦予定であったが、こちらも負傷で欠場に。代わりにチームメイトの大島沙緒里がロペスと戦う。

九州勢の中でも注目は野瀬翔平の参戦だ。福岡県在住の野瀬は、2年連続でRoad to UFCに出場。いずれもUFC契約には至らずも、昨年12月には神田T-800周一に完勝して再起を果たした。この国内屈指のグラップリングMMAファイターと戦う瀧澤謙太は、現在RIZINで3連敗中と苦しい試合が続いている。ここは空手ベースで、2021年9月には元谷友貴をKOしたパンチの強さを再び見せつけたい。

■視聴方法(予定)
2月24日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN LANDMARK08 計量結果

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(70.95キロ)
堀江圭功(70.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(65.75キロ)
今成正和(65.35キロ)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(71.00キロ)
白川陸斗(71.00キロ)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(47.85キロ)
クレア・ロペス(48.90キロ)

<フェザー級/5分3R>
芦田崇宏(65.95キロ)
鈴木博昭(65.90キロ)

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(76.95キロ)
押忍マン洸太(76.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(60.85キロ)
野瀬翔平(60.95キロ)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(56.55キロ)
上田将年(56.90キロ)

<キック・58キロ契約/3分3R>
寺田匠(57.90キロ)
冨永武聖(57.70キロ)

<60キロ契約/5分2R>
RYOGA(59.80キロ)
堺龍平(59.50キロ)

<フライ級/5分3R>
八尋大輝(60.65キロ)
荒木雄登(60.90キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
REITO BRAVELY(62.30キロ)
古村匡平(62.40キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
般若HASHIMOTO(62.50キロ)
力斗(62.30キロ)

<キック・53キロ契約/3分3R>
石郷慶人(52.85キロ)
片島聡志(52.55キロ)

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o RIZIN RYO RYOGA YouTube アラン・ヒロ・ヤマニハ クレア・ロペス ルイス・グスタボ ヴガール・ケラモフ 上田将年 今成正和 伊藤裕樹 八尋大輝 堀江圭功 堺龍平 大島沙緒里 押忍マン洸太 摩嶋一整 浜崎朱加 瀧澤謙太 田中半蔵 白川陸斗 矢地祐介 芦田崇宏 野瀬翔平 鈴木博昭 阿部大治

【RIZIN】榊原CEO、ケラモフの欠場を発表 摩嶋一整VS今成正和の対戦が決定 『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に関する記者会見

24日に開催される格闘技『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(佐賀県・SAGAアリーナ)についての会見が16日にRIZIN公式YouTubeで配信され、摩嶋一整と対戦予定だったヴガール・ケラモフと、田中半蔵と対戦予定だったトゥラル・ラギモフの欠場が発表された。

ケラモフについては、昨年11月の『RIZIN』アゼルバイジャン大会の公開計量の際にケラモフのチームがトラブルに巻き込まれ、警察に拘束されたと報道された。その後にトラブルの当事者との和解が成立した状況だが、アゼルバイジャン政府が「手続きが完了するまで出国は認められない」という結論になったため、このタイミングで来日することができずに試合は中止となった。

摩嶋の新たな対戦相手は今成正和に決定。田中の新たな対戦相手はアラン・ヒロ・ヤマニハに決定したが、今度は田中が負傷のため欠場することになったため、ヤマニハの出場は取りやめとなった。

また、クレア・ロペスと対戦予定だった浜崎朱加が練習中に「左尺骨骨幹部骨折」により全治5ヶ月の負傷を負ったため、欠場が決定。代役として大島沙緒里が出場し、ロペスと対戦する。

さらに、オープニングファイトでRYOGAと対戦予定だった持田哲兵が怪我により欠場し、代役として堺龍平が出場することも発表された。

●RIZIN LANDMARK 8 in SAGA対戦カード
ルイス・グスタボvs.堀江圭功
摩嶋一整vs.今成正和
矢地祐介vs.白川陸斗
大島沙緒里vs.クレア・ロペス
芦田崇宏vs.鈴木博昭
瀧澤謙太vs.野瀬翔平
伊藤裕樹vs.上田将年
阿部大治vs.押忍マン洸太
寺田匠vs.冨永武聖
(オープニングファイト)
RYOGA vs.堺龍平
八尋大輝vs.荒木雄登
REITO BRAVELY vs.古村匡平
般若HASHIMOTO vs.力斗
石郷慶人vs.片島聡志

#RIZIN #RIZINLANDMARK

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2月16日18時より『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に関する記者会見/YouTubeでライブ配信

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 2月16日(金)18時より、RIZIN LANDMARK 8 in SAGAに関する記者会見を行うことが決定した。この会見の様子はRIZIN FF公式YoutubeチャンネルでLIVE配信される。

 RIZIN FF公式Youtubeのチャンネル登録をしてリマインダー設定をしておくと、LIVE配信開始の通知を受け取ることができるぞ!この機会に是非、RIZIN FF公式Youtubeチャンネルを登録しよう!

 ヴガール・ケラモフ vs. 摩嶋一整に関することでしょうか。「予定通り行います」という発表だったら、わざわざ記者会見する必要はない気がしますが…。続きを読む・・・
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3.22『Bellator 302』でトフィック・ムサエフとアルフィー・デイビスが対戦/2.24『RIZIN LANDMARK 8』ヴガール・ケラモフ vs. 摩嶋一整も予定通り!?

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トフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらがフーリガン行為で逮捕/2.24『RIZIN LANDMARK 8』ケラモフ vs. 摩嶋一整は中止か(2024年02月02日)

フーリガン行為で逮捕されたケラモフ、ムサエフらの和解が成立も『RIZIN LANDMARK 8』への出場は未定(2024年02月08日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが3月22日に北アイルランド・ベルファストで開催する『Bellator 302: Anderson vs. Moore』でトフィック・ムサエフ vs. アルフィー・デイビスのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ムサエフは11月の『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』で武田光司に3R TKO勝ちして以来の試合。Bellatorでの試合は昨年3月の『Bellator 292: Nurmagomedov vs. Henderson』で行われたライト級ワールドグランプリ1回戦でアレクサンダー・シャブリーに3R TKO負けして以来。

 デイビスは8月の『Bellator 298: Storley vs. Ward』でアーロン・クルーズに判定勝ちして以来の試合。

 ムサエフはヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらと共にフーリガン行為で逮捕されましたが、その後和解が成立。それを受けてカードが組まれたと思われます。となると2.24『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』のヴガール・ケラモフ vs. 摩嶋一整も予定通り行われるのでしょうか。


 同じく『Bellator 302: Anderson vs. Moore』でジェームス・ギャラガー vs. ジェレミー・ケネディのフェザー級マッチも確認されています。

 ギャラガーは8月の『Bellator 298: Storley vs. Ward』でジェームス・ゴンザレスに判定勝ちして以来の試合。ケネディは昨年2月の『Bellator 291: Amosov vs. Storley 2』でペドロ・カルヴァーリョに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。続きを読む・・・
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フーリガン行為で逮捕されたケラモフ、ムサエフらの和解が成立も『RIZIN LANDMARK 8』への出場は未定

フーリガンの社会学 (文庫クセジュ) [ ドミニック・ボダン ]


トフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらがフーリガン行為で逮捕/2.24『RIZIN LANDMARK 8』ケラモフ vs. 摩嶋一整は中止か(2024年02月02日)

 こちらの続報。


 和解の請願書を受けたウクライナ・アゼルバイジャンのディアスポラ連合は、組織の運営として本件に介入。「当事者間の和解が達成された」とした。

 現地報道では、弁護士のトゥラン・アブドゥラザード氏の言葉を引用し、「刑法によれば、刑事訴追は公開告発の方法で行われるため、当事者の和解は刑事訴追終了の理由にはならない」としながらも、「しかし、彼らの和解と生じた損害の補償は刑を軽くし、予防拘禁措置を別の予防措置に置き換え、将来、被告人に対して自由の剥奪ではない他の刑罰を適用することにつながる可能性がある」としている。

 これに対しRIZINは「引き続きケラモフの現地での処遇について詳細を確認中」とのこと。摩嶋一整戦は未だ流動的です。続きを読む・・・
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トフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらがフーリガン行為で逮捕/2.24『RIZIN LANDMARK 8』ケラモフ vs. 摩嶋一整は中止か

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 RIZINで活躍中のアゼルバイジャンのトフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらが、コーチとともにフーリガン行為で逮捕され、ケラモフに1カ月と26日間の拘留が命じられたと、アゼルバイジャンメディアが報じた。

 現地『APA』と『Operativ Media』によると、首都バクーの大通り地域で「ヘッドコーチのルスラン・エフェンディエフとその生徒であるトフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフ、ハザール・ルスタモフ、ルファト・アサドフは、争いの状況を作り出し、フーリガン行為を行った疑い」で告発されているという。

 うちムサエフとマメドフに関しては「別の措置になる」との報道もあり、ケラモフが報道通りに拘留されているとすると、『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(2月24日・佐賀 SAGAアリーナ)出場に間に合わない可能性もある。

 これに対しRIZINは「事実関係や詳細を確認中」とのこと。続きを読む・・・