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BELLATOR Bellator297 MMA MMAPLANET o アーチー・コルガン エマニュエル・サンチェス

【Bellator297】リスキーファイトは、リスク管理で回避。コルガンが要所でTD決めてサンチェスに快勝

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
エマニュエル・サンチェス(米国)

ジリジリと前に出たコルガンが左を伸ばし、ケージを背負ったサンチェスは前に出て左インローを蹴る。互いに様子見の展開のなかでサンチェスがワンツー、コルガンは右を振ってから組みに行く。サンチェスは首相撲で切り返し、ヒザを腹に連続で入れる。離れたサンチェスはインロー、コルガンは右カーフを蹴る。

サンチェスも右カーフから、パンチのコンビへ。コルガンは右を返す。残り2分を切り、ダブルレッグでテイクダウンを決めたコルガンがクローズドガードの中で腰を上げてパンチを打つ。足を一本抜いたコルガンに対し、サンチェスが蹴り上げを決めてスタンドへ。直後にコルガンが右フックをヒットさせ、サンチェスがヒザをつく。パンチをまとめたコルガンだが、必要以上に攻めずに間合いを取り直す。サンチェスが跳びヒザを狙い、初回が終わった。

2R、右を当てたサンチェス。コルガンも右を返し、打撃を見せるなかでダブルレッグからリフトしてスラム、ここからバックに回る。立ち上がり前転したサンチェスをすかしたコルガンが、サイドで抑える。スクランブルのサンチェスがスタンドに戻り、ワンツーで前に出て右ミドルを蹴る。コルガンがパンチの交換のなかで左ジャブを当て、サンチェスはワンツーで右を届かせると、逆に組みに行く。ケージに詰められたコルガンはボディにヒザを受け、サンチェスは離れて左ミドルを入れる。右ハイをガードしたコルガンが右クロス、テイクダウン狙いのフェイクを見せる。サンチェスの跳びヒザ狙いに右を当てたコルガンは、ここでもダブルレッグを決めてトップでラウンド終了を迎えた。

最終回、左フックを振るい、ダブルレッグからドライブしたコルガンは、ケージに押し込みボディを連打する。サンチェスは首相撲からヒザを見せて離れると、右ミドルハイで肩口を蹴っていく。左の蹴りに左を合わせたコルガンは、右ストレートからシングルレッグ。ダブルに切り替えて持ち上げると、サンチェスはギロチンを仕掛け舌を出してアピールする。スラムするように頭を抜いたコルガンは、ハイガードからの仕掛けを許さずトップをキープする。サンチェスはここでも前転でスクランブルを試みるが、コルガンはトップを譲らず再びガードを強いられる。

残り1分20秒、クローズドガードのなかでパンチを見せるコルガンは、オープンになっても胸を合わせて抑える。スイープ、オモ、三角絞めを狙ったサンチェスだが、サブミッションの形に入ることなく下でタイムアップを迎えた。

派手なファイトではないが、要所でテイクダウンを4度に渡り決めたコルガンが3-0で判定勝ちを収め、プロキャリアを8勝0敗とした。


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BELLATOR Bellator297 MMA MMAPLANET o ONE PRIDE RIZIN UFC   その他 アーチー・コルガン エマニュエル・サンチェス カイル・クラッチマー カール・ムーア ガジ・ラバダノフ コーリー・アンダーソン ゴカン・サリカム ジャリール・ウィリス セルジオ・ペティス ダニエル・ジェイムス チムール・カイズリエフ パトリシオ・フレイレ ピーター・バウシュト フィル・デイヴィス ベラトール ヨエル・ロメロ ラマザン・クラマゴメドフ ワジム・ネムコフ 平良達郎

【Bellator297】ポストGPの主役候補、アーチー・コルガン「リスクを冒さないなら普通の仕事をやる」

【写真】自宅の壁にはハルクのカバーが飾らている。「俺はハルクが大好きなんだ。でも、去年配信されたシーハルクはグラフィックが最悪だった。あのデアデビルの描き方も……何やってんだって思ったよ」辛口の印象を述べていた(笑)(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator297「Nemkov vs Romero」で、アーチー・コルガンがエマニュエル・サンチェスと戦う。

(C)BELLATOR

メインでBellator世界ライトヘビー級選手権試合=ワジム・ネムコフ✖ヨエル・ロメロ。

コメインでBellator世界バンタム級選手権試合=セルジオ・ペティス✖パトリシオ・フレイレが組まれた今大会。2つの世界戦、特に後者は日本のMMA界とも関係し、またパトリシオの過激な階級変更も話題になっている。

そんな頂点を争うカードがメインカードで組まれた今大会はプレリミで要注目のライト級戦が組まれている。いまだ準々決勝が終了していないライト級ワールドGPだが、ベラトールではGP後を睨んでライト級のアップカミング・ファイターに対し、実力査定マッチを用意した。ONEから転じたピーター・バウシュトがRIZINとの対抗戦で勝利したガジ・ラバダノフと戦う一戦、そしてコルガン✖サンチェスがそれに当てはまる。

アマ3連勝、プロでは7連勝中のコルガンは強力なテイクダウン能力を持つレスラーだが殴り合い上等、「リスクを冒さないなら、普通の仕事やっている」と言い放つ豪快なファイターだった。


──アーチー、約2週間後にエマニュエル・サンチェスと戦います(※インタビューは6月1日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「またファイトウィークがやってくるだけでも、嬉しいよ。8週間、トップギアでハードワークをこなしてきたからね。残りの2週間も、この調子でいきたい」

──今回の試合に向けて、準備はホームタウンでしてきたのでしょうか。

「そうだよ、コロラド州デンバーのジェネシス・トレーニングアカデミーで練習し、スパーはエレベーション・ファイトチームでもやってきた。確かにエレベーションにはフライ級の日本人が来ていたよ。体格が違うから、一緒に練習することはなかったけどね」

──きっと平良達郎選手ですね。ところで無敗の新鋭アーチーについて、まだ我々は分かっていないことが多いです。格闘技との出会いは?

「レスリングを始めたのは4歳の時だ。兄が地域のレスリングクラブに通っていて、『一緒にやろう』と誘われたのがきっかけだよ。大学の時にワイオミングで5年間、D-1レスリングを戦ってきた以外は、ずっとデンバーに住んできた。カレッジでの戦績はあまり詳しく覚えていないけど140勝で30敗ぐらいだと思う」

──マイルハイシティに住んでいると、大学時代もスタミナ面でアドバンテージがあったのではないでしょうか。

「それがね、ワイオミングで僕が住んでいた時はデンバーよりも高いところだったんだ(笑)」

──OMG!!

「デンバーより、600メートルほど標高が高くて。2200メートルほどあった」

──そこでレスリングをやっていたとなると、アーチーはスタミナ・モンスターですね。

「アハハハハ。きっと慣れていない人は、あそこで運動をすると頭痛がして高山病になってしまったと思うよ」

──MMAファイターになろうと思ったのは?

「レスリングを辞めた時、もう自分は戦うことはない。終わったと思っていたんだ。それが普通のウェイトトレで、今のヘッドコーチに出会って。気がつけば、MMAを始めてアマチュアも含め10連勝していた(笑)」

──レスラー時代にMMAに興味はあったのでしょうか。

「子供の頃、PRIDEのファンだった。ランペイジが好きで、RIZINにはヴァンダレイ・シウバ、アンデウソン・シウバ、チャック・リデルも出ていた。凄く興味深かったよ。UFC? UFCがPRIDEを買収して、PRIDEが終ってから視るようになったよ。いや、その前から視ていたかな。とにかくランペイジの大ファンでPRIDEを見ていたんだ。それでPRIDEが好きなった。PRIDEルールはクレイジーだよ。ショーグンの試合を視るのが面白かった。もちろん、俺はユニファイドルールで戦っているけど、RIZINとのコラボショーに出れば4点ヒザを思い切り蹴り込むよ。とにかく、子供の頃から日本で戦うのは夢だった。マウント・フジを見て、スジを食べたい。そんなこともガキの頃に夢見ていた。あのスシがベルトの乗って回ってくるのを、食べたくてしょうがなかったんだ(笑)」

──RIZINとBellatorの対抗戦に出場するために手っ取り早いのはライト級のトップになることです。ただし今、ライト級ワールドGPが行われています。その裏でポスト・ワールドGPを睨んだ試合が組まれている。アーチーの次の試合もそういう戦いだと思います。

「エマニュエルは30戦近くキャリアのある、経験豊かなファイターだ。だから、最高の状態でケージに上がってきてほしい。そういう相手に勝ちたい。そのために自分のやるべきことをやる。ただトップになることに関しては、急いでいない。もちろん世界ライト級王座がゴールだ。でも、今じゃない。トーナメントが終ってから、現実的になってくるだろう。つまりはそれまでに3試合か4試合戦って、連勝を伸ばすことができる。

トーナメントが終わる頃には、俺がタイトルに挑戦する力があることを誰もが認めるようになっているだろう。まぁ、今回の試合で勝てばGPの準々決勝で負けた選手と戦いたいと思っている。マネージャーともそういう話をしているよ」

──なるほど。ところでアーチーはレスリングがベースですが、打撃を使うことが多い。そのために相手のパンチを被弾することもありますね。

「レスリングをやろうと思えば、いつでもできる。15分間、レスリングでコントロールすることも容易い。ただ、打撃戦だって恐れていない。多くのレスラーがMMAでもレスリングだけで戦うだろう? きっと怖いんだよ。でも、俺は怖くない。殴られることを恐れることはないんだ。ファイトがしたい。そして、MMAを戦ううえでレスリングだけでなく、コンプリートファイターだと皆に認められたいから。

レスラーやグラップラーは打撃戦が嫌なわけじゃなくて、殴られるのが怖いんだ。ちゃんとトレーニングの時から殴られておけって(笑)。俺だって、最初は少しは恐れていた。でも練習で殴られるから、怖くなくなったんだ。今は全く怖くない。殴り合いも大歓迎だ。

殴り合いはリスキーさ。でも、リスクを冒さない試合をするぐらいなら普通の仕事をやっている。俺はファイトするためにMMAを戦っているんだ。何より自分がやってきたトレーニングを信じている。試合が始まれば、ただ戦うだけ。試合前にどれだけ綿密に作戦を立てようが、その作戦を実行するには逃げのファイトをしちゃいけないんだ」

──では金曜日の夜、今後はさらに上の相手と戦うチャンスを得るためにも、どのようなファイトを皆に見せたいと思っていますか。

「ファン、プロモーターの皆に、自分よりずっと経験豊かな相手に勝ち、俺はチャンピオンになる器なんだと見せつけたい。俺はその他大勢のファイターじゃない」

■視聴方法(予定)
6月17日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■ BELLATOR297計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ: 203.8ポンド(92.44キロ)
[挑戦者]ヨエル・ロメロ: 205ポンド(92.99キロ)

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ): 133.8ポンド(60.69キロ
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・ジェイムス: 265 ポンド(120.2キロ)
ゴカン・サリカム: 246ポンド(111.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴラジミール・ゴウベア: 264 ポンド(119.74キロ)
ゲイブリエル・サヤッグ: 261ポンド(118.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
ボビー・ナッシュ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・バウシュト: 156ポンド(70.76キロ)
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャリール・ウィリス: 171ポンド(77.56キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)
シャミル・ニカエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr: 185ポンド(83.91キロ)
カミル・オニシュチョク: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン: 155ポンド(70.31キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア: 205ポンド(92.99キロ)
アレックス・ポリッジ: 204ポンド(92.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ: 145ポンド(65.77キロ)
リッチー・スマーレン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 186ポンド(84.37キロ)
マシュー・ペリー: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145ポンド(65.77キロ)
エドウィン・チャベス: 146ポンド(66.22キロ)

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BELLATOR o UFC エマニュエル・サンチェス

Bellator295:メインカード第2試合・ヤンシー・メデイロス vs. チャーリー・レアリー

165ポンド契約。堀口 vs. ボーグの消滅によりメイン昇格。

地元ハワイのメデイロス。UFCを4連敗でリリースされ、昨年4月のハワイ大会でBellatorデビュー。フェザー級タイトルにも挑戦したエマニュエル・サンチェスとライト級で対戦し判定勝ち。そこから1年ぶりの試合となるが、今度はライト級とウェルター級の中間の契約体重での試合となる。35歳。

レアリーはBellator3勝4敗の40歳。ここまでBellatorではヨーロッパ大会のみの出場で、アメリカ大会(本土ではないが)への出場は初。

パンチの打ち合い。レアリーのパンチも入っているがメデイロス引かない。右がテンプルを打抜きダウン!パウンド。しかしレアリー立った。が、ふらついているレアリー。またパンチが入りダウン!パウンド。レフェリーフランク・トリッグ止めない。パンチを打たれながら立つレアリー。打ち返すレアリーだが、メデイロス引き倒してバックに回りチョーク。タップアウト。

ストップ遅い。2度目のダウンで止めてよかった。

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BELLATOR o PFL UFC アダム・ボリッチ エマニュエル・サンチェス

Bellator286:メインカード第2試合・アーロン・ピコ vs. ジェレミー・ケネディ

フェザー級。ピコ3位、ケネディ7位。

かつての超新星ピコ。しかし26歳とまだ若い。キャリア序盤は鮮烈な秒殺勝利を見せることもあれば、逆に秒殺負けもする不安定なスタイルだったが、最近はレスリングをようやく武器として使えるようになり、現在6連勝。ただし、6連勝の相手のうち、無敗だったジャスティン・ゴンザレスを除けば明らかな格下が相手で、ゴンザレス戦はキャリア唯一の判定になっている。

今回のケネディは本来4月にピコと対戦予定だったが、直前でケネディが欠場し流れていた。UFCをリリースされた後、PFLベスト4を経て2020年にBellator参戦。1勝しただけだったがランキングに入り、2戦目にはメインでパトリシオのタイトルに挑戦するアダム・ボリッチと対戦したが判定負け。しかし昨年12月にはフェザー級GPベスト4のエマニュエル・サンチェスに判定勝ちしている。

ピコパンチ出でる。ヒットし組み付いた。しかし離れる。またパンチで出るピコだが、ケネディタックル。スタンドバックに。ボディロックでテイクダウン狙い。ピコ左肩を指さしている。脱臼?ケネディ投げてテイクダウン。立ったピコだがまだスタンドバック。ケネディ引き込んでバックマウント。チョークを狙うが防いでいるピコ。しかし防ぐのみで動きがない。ゴング。

1Rケネディだが、ピコ続行できるか?インターバル中に肩を入れるセコンド…。いや肩が入ってない。開始前にドクターチェック。止めた。

ケネディのタックルで手をマットに着いたところで外れた模様。腕が上がらないまま続行しようとしていたピコだが、続けられるはずもない。セコンドも無理矢理肩を入れて続けさせようとするのはどうなのか。

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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o エマニュエル・サンチェス キック

【Bellator279】Bellator初戦の地元メデイロスが、サンチェスに左ジャブを突き続けて判定勝利

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
エマニュエル・サンチェス(米国)

会場の大声援を受けるメデイロスが左ジャブを伸ばす。サンチェスは右ロー、しかしメデイロスの左ジャブがサンチェスの顔面を幾度も捉える。サンチェスの左ジャブは当たらず、左のインローを突いた。メデイロスは変わらず左ジャブを当てたところで、サンチェスがメデイロスの左足へシングルレッグを仕掛ける。メデイロスは左腕でサンチェスの首を取り、ギロチンへ。ケージに押し込んで絞め上げるも、これは極まらず。するとバックに回りながらグラウンドに持ち込んだメデイロスがRNCを狙った。これを凌いだサンチェスが立ち上がり、相手をケージに押し込む。メデイロスが切り返してケージ際で差し合いの攻防が続く。

離れたメデイロス。サンチェスは離れ際にアッパーを繰り出すも当たらず。サンチェスのパンチをフットワークでかわし、メデイロスが左ジャブを突き続ける。サンチェスはメデイロスの左ジャブに右クロスを被せるも、かわしたメデイロスは笑みを浮かべた。残り30秒でサウスポーにスイッチしながら、サンチェスの前進を捌くメデイロス。残り10秒でサンチェスがラッシュを仕掛けるも、メデイロスが防ぎ切った。

2R、変わらず左ジャブを突き続けるメデイロス。サンチェスが強引に距離を詰めるも、メデイロスが足を使ってかわす。サンチェスは右のカーフキック、足が流れるメデイロスが距離を取った。左ジャブをストレート、あるいはフック気味に出すメデイロスに対して、サンチェスはメデイロスの左に合わせて左フックを繰り出した。サンチェスの左ローが当たるも、メデイロスの左をもらってバランスを崩してしまう。

相手を見て前に出たメデイロスだが、サンチェスのカウンターの左フックがヒット。メデイロスは左をボディにも散らすように。対するサンチェスも右カーフキックを効かせた。サウスポーにスイッチするメデイロス。サンチェスは右ストレートを主体に、右カーフを効かせ続ける。

サンチェスの左を食らい、尻もちを着いたメデイロス。すかさずサンチェスが上を取りに行くも、メデイロスが立ち上がる。左腕を差し込み、メデイロスをケージに押し込むサンチェス。メデイロスが離れてケージ中央に戻る。サンチェスの右スピニングフィストを機に、両者はパンチで打ち合ってラウンドを終えた。

最終回、サンチェスが右ローを繰り出す。メデイロスはワンツー、しかしサンチェスのインサイドからの右ストレートがメデイロスの顔面を捉えた。サンチェスの左右のローが当たる。メデイロスは下がりながら左のアッパー、これはサンチェスに読まれている。メデイロスのパンチをブロックするサンチェスの右が当たるように。パンチが当たることでサンチェスの蹴りの数も増えた。

2分が過ぎたところで、サンチェスがシングルレッグへ。メデイロスは足を抜いたが、サンチェスがボディロックでメデイロスをケージへ押し込んでいく。両腕を差し込み、クラッチしたサンチェスがヒザ蹴りを上下に突き刺す。メデイロスはケージに背中を着けてディフェンス。サンチェスがメデイロスをケージから離してテイクダウンを狙うも、ここでメデイロスが切り返してバックを狙った。

しかしすぐに立ち上がったサンチェスが、またも両腕を差し込んでメデイロスをケージに押し込む。動かないメデイロスに対し、離れたサンチェス。両者はケージ中央に戻り、観客にアピールしながらパンチで打ち合う。サンチェスが右バックスピンキックを繰り出し、メデイロスもパンチから右バックスピンキックを見せたところで試合終了のゴングが鳴った。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o UFC UFN205   アーリーン・ブレンコウ エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ボビー・キング マネル・ケイプ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【UFN205】【Bellator279】UFC欠場のマネル・ケイプが語っていた──パッチー・ミックス✖堀口恭司

【写真】かつてのライバルは、この試合をどう見ていたか…… (C)BELLATOR

現在、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX でイベント進行中のUFN205:UFN on ESPN+63「Lemos vs Andrade」に出場予定だったマネル・ケイプ。

ファイトウィークに入り、禁止薬物トリナボルの使用問題が起こり欠場──スムダーチーとの試合がキャンセルされた彼をMMAPLANETでは19日(火・現地時間)にインタビューを行っていた。

ここでは、イベント開始直前──ハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで行われるBellator279「Cyborg vs Blencowe 2」で組まれているバンタム級GP準々決勝パッチー・ミックス✖堀口恭司戦に関して、ケイプが話した部分のみ切り取ってお伝えしたい。

かつてのライバルと練習仲間の対戦について、ケイプが何を語っていたか。


マネル・ケイプ
「僕がUFCで戦う時には、キョージもBellatorで戦っている。面白いことだ。前回の試合で僕の予想が間違っていた? 間違っていないよ。確かにあのセルジオ・ペティスのフィニッシュはラッキーパンチじゃなかった。MMAにラッキーなんてない。でもキョージは試合に勝っていた。ただ、フィニッシュにいかなかっただけだ。

時にはフィニッシュするためにプッシュする必要がある。でも彼は試合を完全にドミネイトした。僕は間違っていないよ。

パッチーとはラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで練習してきた。彼は良いヤツで、とてもデンジャラスなファイターだよ。試合がグラウンドになれば、きっとパッチーはキョージを極めるだろう。彼は本当に寝技が強いからね。

でも……もちろん、キョージの打撃はパッチーの寝技と同様に強力だからね。まあ、そういう試合だよ」

■視聴方法(予定)
4 月24日(日)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator279計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144ポンド(65.31キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
堀口恭司: 134.2ポンド(60.87キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
マラヤ・ミラー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
キオニ・ディッグス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェネイ・ハーディング: 146ポンド(66.22キロ)
ダイアナ・シウバ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ウィタニー・パイルス: 127.4ポンド(57.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイノア・ダン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・デラクルーズ: 135.2ポンド(61.32キロ)
ジョーダン・ウィンスキー: 135.6ポンド(61.5キロ)

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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o   アーリーン・ブレンコウ エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ボビー・キング ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【Bellator279】計量終了 GP&堀口は当然、カマカ3世✖ゴンザレス、イナバ、ギブソンJr、ゴイチも注目

【写真】強引な共通項ではギブソンJrとカマカ3世はともに2世ファイターで、イナバは日系ハワイアンでゴイチは日系ブラジリアンだ (C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターBellator279「Cyborg vs Blencowe 2」の計量が行われている。

Bellator世界女子フェザー級選手権試合=王者クリス・サイボーグ✖挑戦者 アーリーン・ブレンコウがメインの今大会。日本のファンの注目は今大会から開幕するバンタム級GPトーナメント準々決勝で、4カ月振りの再起戦となる堀口恭司だ。


メインカード第1試合出場となった堀口恭司とパッチー・ミックス。セレモニアル計量後、フェイスオフでミックスが腰を落としたワイドスタンスで、右手を伸ばすパフォーマンスを見せると、笑顔で応えた堀口はしっかりと握手をして正面からの撮影に応じた。

今回はビッグショーのセレモニアル計量にも関わらず、インタビューステージ上で行われなかった。

メインカードのGP戦やタイトル戦は当然、今大会はウェルター級以下のカードばかりだが、興味深いプレリミマッチも多くマッチアップされている。

フェザー級ではカイ・カマカ3世✖ジャスティン・ゴンザレス、女子フライ級では日系ハワイアンのスミコ・イナバがウィタニー・パイルス対戦。ライト級でランス・ギブソンJr✖ネイノア・ダン、ウエルター級で戦うゴイチ・ヤマウチのスピード&技の切れの確認も欠かせない。

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator279計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144ポンド(65.31キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝/5分3R>
堀口恭司: 134.2ポンド(60.87キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
マラヤ・ミラー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
キオニ・ディッグス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェネイ・ハーディング: 146ポンド(66.22キロ)
ダイアナ・シウバ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ウィタニー・パイルス: 127.4ポンド(57.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイノア・ダン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・デラクルーズ: 135.2ポンド(61.32キロ)
ジョーダン・ウィンスキー: 135.6ポンド(61.5キロ)

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カテゴリー
BELLATOR Bellator278 Bellator279 o UFC エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ジュリアナ・ヴェラスケス ダニー・サバテーロ ラフェオン・スタッツ リズ・カモーシェ 堀口恭司 渡辺華奈

Bellator278&279:メインカードオッズ

Bellator278
ジュリアナ・ヴェラスケス 1.69
リズ・カモーシェ 2.25
ニキータ・ミハイロフ 2.35
エンリケ・バルゾラ 1.65
ジョーネル・ルゴ 3.70
ダニー・サバテーロ 1.29
クリスチャン・エドワーズ 2.35
グラント・ニール 1.63
ネイト・アンドルーズ 1.24
マニー・ムーロ 4.10
Bellator279
クリス・サイボーグ 1.10
アーリーン・ブレンコウ 7.50
ファン・アルチュレタ 2.85
ラフェオン・スタッツ 1.44
堀口恭司 1.39
パトリッキー・ミックス 3.05
イルマレイ・マクファーレン 1.29
ジャスティン・キッシュ 3.70

Bellator278のメインは女子フライ級タイトルマッチ。地元ハワイ出身のイルマレイ・マクファーレンからタイトルを奪ったヴェラスケスが、渡辺華奈を破った元UFCのリズ・カモーシェ相手に防衛戦を行う。カモーシェはUFCでタイトルマッチに挑んで敗れた直後にリリースされたが、Bellator移籍後3連勝中。

セミセミ前は欠場者が相次いだバンタム級GPのワイルドカードが組まれ、勝った選手がGPに出場する。さらにこのワイルドカードでもジョシュ・ヒルが欠場し、ニキータ・ミハイロフが代役として出場している。

Bellator279のメインは女子フェザー級タイトルマッチと、2日続けて女子のタイトル戦がメインに。サイボーグとブレンコウは2年前にも対戦し、サイボーグが圧倒して、最後はキャリア初となる一本勝ちをしている。ブレンコウが39歳ということもあり、オッズは大差に。

セミバンタム級GP一回戦にして、セルジオ・ペティスのGP欠場を受けて行われる前王者アルチュレタとBellator無敗のスタッツによる暫定王座決定戦。オッズはレスリングエリートのスタッツが優勢。

同じくバンタム級GP一回戦として行われる堀口 vs. ミックスは、堀口にとってBellatorで初のノンタイトル戦となるが、GPのため5分5Rで行われる。ペティスにKO負けしてから4ヶ月での再起戦。相手のミックスは堀口が返上したベルトの王座決定戦をファン・アルチュレタと行い、判定でキャリア初の黒星を喫したが、その後は2連続一本勝ち。オッズは堀口がフェイバリット。

Bellator279のプレリムでは、元UFCウェルター級ランカーで地元ハワイ出身のヤンシー・メディロスがBellatorデビュー戦でフェザー級タイトルに挑戦したこともあるエマニュエル・サンチェスと対戦する試合も組まれている(ただし、試合はサンチェスがライト級に上げて行われる)。

Bellator278は23日9時半開始予定。Bellator279は9時開始予定。速報します。

カテゴリー
BELLATOR Bellator278 Bellator279 MMA MMAPLANET o PFL UFC エマニュエル・サンチェス エンリケ・バルゾラ クリス・サイボーグ ジェイムス・ギャラガー ジャスティン・ゴンザレス ジュリアナ・ヴェラスケス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ベラトール マコア・クーパー マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr リズ・カモーシェ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場

【写真】プロ2戦目──クーパー一家らしく精悍の顔つきの21歳=マコア・クーパーがベラトール初陣に挑む (C)TITAN FC

24日(木・現地時間)、Bellatorより4月22日(金・同)と23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator278と279の追加カード及びカードの変更が発表されている。

ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。

しかし、王者ペティスは負傷で同門対決からドロップアウト。波乱の幕開けどころか、幕開け前の波乱が起きてしまった。


その結果、スタッツは前世界王者のフアン・アルチュレタと暫定王座を争うGP準々決勝をBellator279で戦うことになった。またジェイムス・ギャラガーもトーナメント戦から姿を消し、ペティスとギャラガーが抜けた穴埋めにBellator278でワイルドカード戦が2試合組まれることも今回明らかとなっている。

勝てば準々決勝進出がワイルドカード戦はジョシュ・ヒル×エンリケ・バルゾラ、そしてジョーネル・ルゴ×ダニー・サバテーロとなり、ヒル×バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、ルゴ×サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴとのクオーターファイナルに進出する。

(C)BELLATOR

バルゾラはTUFラテンアメリカ優勝、6勝3敗1分と勝ち越しているUFCから転じた初戦で、ダリオン・コールドウェルを破ったばかり。

(C)BELLATOR

Titan FCバンタム級王者&コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約がならなかったサバテーロはサークルケイジ初陣で、UFC戦績5勝2敗だったブレット・ジョンズを下している。

ペティス脱落、ワイルドカードにニキータ・ミハイロフの名が見られないのは残念だが、それも準々決勝にバルゾラやサバテーロが進出するならGP見所はプラスマイナス・ゼロといっても過言でない。

それだけトーナメントの行方、予想を困難にする実力者がワイルドカード戦に選出されたといえる。

また279大会でベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグ✖アーリーン・ブレンコウのBellator世界女子フェザー級選手権試合が組まれたのに対し、278大会では世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖リズ・カモーシェ戦が組み込まれている。

その278大会ではプレリミに父にレイ・ブラダ・クーパーJr、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世を持つマコア・クーパーがプロ2戦目で、ハワイ・ローカル枠に抜擢されブレイク・ペリーとのマッチアップも決まっている。

父はハワイMMAのパイオニア、兄はPFLで2度の優勝も自宅にガレージで家族だけ練習するという公然ながら、謎多きMMA一家から、レスリングとフットボールで活躍したマコアのBellator初陣は非常に楽しみだ。

なお279大会のプレリミでジャスティン・ゴンザレス×カイ・カマカ3世、エマニュエル・サンチェス✖ヤンシー・メデイロス戦、さらにランス・ギブソンJrも出場するなど注目カードが並んでいる。

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BELLATOR o UFC エマニュエル・サンチェス キック ダリオン・コールドウェル

Bellator276:メインイベント・アダム・ボリッチ vs. マッズ・バーネル

フェザー級5分5R。両者同率でランキング2位。

フェザー級GPは初戦でダリオン・コールドウェルに敗れたボリッチだが、そこから3連勝。

UFCを1勝2敗でリリースされたバーネルだが、Bellatorではここまで3連勝。前戦でエマニュエル・サンチェスに勝利して一気に上位ランカーとなった。

カーフキックの蹴り合いからボリッチ飛び膝。しかしバーネル下がらず出る。またカーフを蹴るボリッチ。バーネルパンチで出てタックルへ。押し込んだ。しかし受け止められ離れる。出てくるバーネルtにボリッチがパンチ・膝を打ち込む。バーネル左ボディ。左ボディ・左フックを打ち込んでいくバーネル。タックルに。受け止めたボリッチをケージに押し込む。入れ替えて離れたボリッチ。また出ていくバーネル。ボリッチ膝。四つに組んでテイクダウンを狙ったが倒せず。カーフキックを入れるボリッチ。ゴング。

1Rボリッチ。

2R。詰めてくるバーネルにパンチを打ち込むボリッチ。バーネルはまた左ボディ。四つから膝を入れて離れるボリッチ。再三飛び膝を見せるボリッチ。バーネルの蹴り足をキャッチしてボリッチがテイクダウン。ハーフ。腰を引いて立ったバーネル。ガンガン間合いを詰めてパンチで出るバーネル。タックルに着たバーネルに肘を入れるボリッチ。左右のボディを入れたバーネル。またタックル。受け止めたボリッチ。離れる。また左ボディを入れるバーネル。ボリッチ飛び膝、カーフキック。飛び込んでのボディがヒットし前かがみになるボリッチ。下がった。露骨に原を嫌がっているボリッチ。バーネル出ていくがバランスを崩し下に。ハーフから潜ってバックを狙うがゴング。

2Rは微妙。

3R。出てくるバーネルにパンチ・カーフを入れるボリッチ。また詰めてボディを入れるバーネル。首相撲に捕らえて膝を入れる簿立地にバーネルはボディを殴る。バーネルの右フックがヒットし動きが止まったボリッチ。なんとか手を出して追撃を防ぐが、バーネル出てきた。ボリッチの飛び膝をキャッチしたがテイクダウンは許さないボリッチ。離れる。また詰めて左ボディを入れるバーネル。ボリッチもパンチをヒットさせているが下がらないバーネル。ゴング。

効いた攻撃ではバーネルだが、有効打ではボリッチか?

4R。出てくるバーネルにパンチを打ち込むボリッチ。バーネル詰めて手を出し続ける。ややボディの数がいぇっているバーネル。手数ではボリッチが上回るが下がり続けている。パンチを貰ったバーネルが挑発。ボリッチもやりかえす。残りわずかでボリッチがタックル。テイクダウンしたところでゴング。

4Rボリッチ。

5R。カーフキックの蹴り合い。下がりながらパンチを入れているボリッチ。バーネルの前蹴りをキャッチしたが深追いはしない。距離を取り手を出していくボリッチ。詰めるバーネルだがボリッチが下がりながら手を出し続ける。四つに組んだボリッチ。ケージに押し込む。バーネルシングルレッグを狙ったが倒せず。タイムアップ。

49-46、50-45、49-46の3-0でボリッチが勝利。

バーネルはボディでチャンスを作った場面もあったが、後半はそれもなくなり、やや攻めが単調になってしまった。