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BELLATOR Bellator295 MMA MMAPLANET o   アレクセイ・シュルケヴィッチ アーロン・ピコ イララ・ジョアニ イリマレイ・マクファーレン ジャスティン・ゴンザレス スコット・コーカー スミコ・イナバ パッチー・ミックス ブルーナ・エレン ボビー・キング マス・ブーネル ラフェオン・スタッツ 堀口恭司 渡辺華奈 菊入正行

【Bellator295】計量終了 ボーグが体重落とせず、堀口恭司のフライ級戦は消滅。そしてボーグは引退へ

【写真】非常に友好的、しかし激しい試合になること間違いない(C)BELLATOR

22日(土・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで開催されるBellator295「Stots vs Mix」の計量が21日(金・同)に行われている。

堀口恭司と対戦予定だったレイ・ボーグが体重を落とせず、直ちにBellatorとの複数回契約を解除された。そして「皆を落胆させて申し訳ない。そして、ここ数年のとんでもない状況を共にしてくれてありがとうと伝えない。これから違う旅が始まる。チーム・ボーグと共にいてくれて感謝している」とボーグはSNSで引退を発表している。


メインでGPファイナル&100万ドルを掛けたワールドGPファイナルとBellator暫定世界バンタム級王座を賭けて戦う2人は、セレモニアル計量でのフェイスオフでも、何やら罵り合いをし、スコット・コーカーやインスペクターが間に入って、両者を分けた。

コメインの女子フライ級戦は、MMAPLANETのインタビュー通り、イリマレイ・マクファーレンがフェイスオフ後に渡辺華奈の首に例を掛け、ハグをし撮影後も両手で握手をして離れた。

また第1試合でサークルケージ初陣となる菊入正行は、計量台の上でガッツポーズし、アレクセイ・シュルケヴィッチと握手してフェイスオフを行った。

堀口の試合はなくなったが、メインの世界戦や日本人絡みのファイトだけでなく、プレリミからメインと3試合連続で組まれたフェザー級=アーロン・ピコ✖ジェイムス・ゴンザレス、マス・ブーネル✖ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド、カイ・カマカ3世✖アドリ・エドワーズも要注目だ。

大器ピコが未完のままで終わるのか、ここから上で進むのか。勝ち方が問われる一戦となり、ブーネル✖ゴンザレスは熱戦必死のサバイバル戦となる。

また日系4世のスミコ・イナバがタイトルコンテンダーのヴェタ・オルティガも女子フライ級戦線の今後に関係してくるマッチアップといえる。

■視聴方法(予定)
4月23日(日)
午前8時30分~ U-NEXT

■ Bellator295計量結果

<Bellator暫定世界バンタム級選手権試合&バンタム級ワールドGP決勝/5分5R>
[王者]ラフェオン・スタッツ: 134.2ポンド(60.87キロ)
[挑戦者] パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イリマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
渡辺華奈: 125.6ポンド(56.97キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 162.4ポンド(73.66キロ)
チャーリー・レアリー: 164.2ポンド(74.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
マス・ブーネル: 144.4ポンド(65.49キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145.4ポンド(65.95キロ)
アドリ・エドワーズ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 124.4ポンド(56.42キロ)
ヴェタ・オルティガ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ライト級/5分3R>
ボビー・キング: 155.4ポンド(70.48キロ)
アーロン・クルーズ: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダヴィオン・フランクリン: 259.2ポンド(117.57キロ)
カシム・アラス: 251.8ポンド(114.21キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イララ・ジョアニ: 125.4ポンド(56.88キロ)
ブルーナ・エレン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレクセイ・シュルケヴィッチ: 170.8ポンド(77.47キロ)
菊入正行: 169ポンド(76.66キロ)

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BELLATOR Bellator284 MMA MMAPLANET o イルマレイ・マクファーレン キック ブルーナ・エレン

【Bellator284】計量失敗の元王者マクファーレン、パンチとトップゲームでスプリットながらエレンを下す

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29.
ブルーナ・エレン(ブラジル)

マクファーレンが右ストレート、エレンもインサイドから右を返す。マクファーレンがパンチを放つ動きに合わせて、エレンが右を打ち込んだ。マクファーレンの左フックをかわしたエレン、続くマクファーレンのパンチをブロックし、左ストレートを放っていく。ワンツーから左フックまで繋げるエレンのほうが、パンチのスピードは速い。

しかしマクファーレンが相手の右に右ストレートを合わせて動きを止める。エレンはワンツーから左フック、そして離れるというパターンに。マクファーレンは右で相手を下がらせた。さらに右のスーパーマンパンチのカウンターを当てるマクファーレン。右を当てたあと、エレンの返しのパンチをバックステップでかわした。右クロスを見せてから距離を保つマクファーレン、インサイドからワンツーを打ち込むなどマクファーレンの右が当たるようになってきた。

残り1分で組みついたマクファーレンはケージへドライブ、左腕を差し上げてエレンをケージに押し込む。エレンが突き放そうとしたところでダブルレッグへ切り替え、シングルレッグ、さらにダブルレッグですくい上げてエレンに尻もちを着かせて初回を終えた。

2R、マクファーレンが右クロスを当てる。エレンのワンツーを左前蹴りで止めたマクファーレンが右のカウンターを狙う。左ジャブを突くエレンにダブルレッグで組みついたマクファーレンが、シングルレッグに切り替えてエレンをケージに押し込む。左腕を差し上げてからハイクラッチで押し込むマクファーレン。エレンは右の縦ヒジを突き刺してから離れた。

ケージ中央でワンツーを放つエレン、マクファーレンはその打ち終わりに右ストレートを当てる。エレンの左ハイをかわしたマクファーレンがプレッシャーをかけ、右を当ててから離れて距離を保つ。さらに右ストレートをボディに伸ばすマクファーレン。エレンの左ハイをブロックしながらパンチを繰り出した。エレンのパンチを完全に読んでいるマクファーレンは、右を当ててから組みつき、エレンをケージに押し込んだ。

残り1分、ケージを背にしたエレンがマクファーレンを押し倒した。すぐにバックを狙うエレン。しかしマクファーレンが切り返してトップへ。エレンはクローズドガードに。足を上げてきたエレンが蹴り上げて、マクファーレンを突き放してから立ち上がった。

最終回、マクファーレンが右ボディフックから顔面に左フックを当てた。パンチを連打で繰り出すエレンに組みついたマクファーレンは、相手をケージに押し込みながら足を刈って尻もちを着かせる。ケージに背中を着けたエレンからは鼻血が見られる。マクファーレンがパスを狙うとエレンが立ち上がった。

立ち上がったエレンに対し、マクファーレンがダブルレッグに切り替えると、エレンが右腕をマクファーレンの首に回してギロチンへ。そのままグラウンドに持ち込んで絞り上げるも、マクファーレン腰を上げて耐える。ケージキックで体勢を直そうと試みるエレンだが、マクファーレンに体重を掛けられ、背中をマットに着けてしまっている。

マクファーレンもケージキックで体を押し込む。エレンのクラッチが切れた。右腕を相手の首に回して抑え込むマクファーレン。首を抜いてフルガードのエレンにパウンドを打ち込む。パンチを上下に打ち分けつつ、右ヒジを落とすマクファーレン。エレンは下から三角、腕十字を狙ったが、マクファーレンがパンチを落とし続けて試合を終えた。

判定はスプリットでマクファーレンへ。勝者は計量失敗にも触れて「今日はエレンの夜だった」としつつ、苦戦を認めながらケージを後にした。


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