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【Invicta FC41】試合結果 メインでモントセラト・ルイスが一本勝ち。セミはブランクフィールドが完勝

【写真】1年8カ月振りの実戦復帰で見事な一本勝ちを手にしたルイス(C)DAVE MANDEL/MMAPLANET

7月30日(木・現地時間)にカンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールでInvicta FC41「Morandin vs Montserrat」が開催された。

計量まで済ませいたイツォエル・エスキベルの家族にCovid19の陽性者が出たために出場停止、ケリー・ディアンジェロも試合が流れた今大会は全5試合となり、メインでは体重オーバーだったジャナイサ・モランジンを相手に、モントセラト・ルイスが首投げから袈裟&キーロックを極めて快勝した。

セミではエリン・ブランクフィールドがトータルバランスの良さを見せ、ブローガン・ウォーカーサンチェスに完勝し、フライ級のベルトが見えてきた。

Invicta FC41「Morandin vs Montserrat」
<116.9ポンド契約/5分3R>
○モントセラト・ルイス(メキシコ)1R3分28秒
キーロック
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×ジャナイサ・モランジン(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
○エリン・ブランクフィールド(米国)3R
判定
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×ブローガン・ウォーカー・サンチェス(グアム)
<フェザー級/5分3R>
○ケイトリン・ヤング(米国)3R
判定
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×ラトヤ・ウォーカー(米国)
<フライ級/5分3R>
○キャスリン・サモンズ(米国)3R
判定
×クレア・ガスリー(米国)
<フライ級/5分3R>
○アレクサ・カルプ(米国)2R3分59秒
RNC
×ナタリア・スピース(米国)

■ 対戦カード

<ストロー級/5分3R>
ジャナイサ・モランジン(ブラジル)
モントセラト・ルイス(メキシコ)

<フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
ブローガン・ウォーカーサンチェス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング(米国)
ラトヤ・ウォーカー(米国)

<ストロー級/5分3R>
ケリー・ディアンジェロ(米国)
イツォエル・エスキベル(米国)

<フライ級/5分3R>
キャスリン・サモンズ(米国)
クレア・ガスリー(米国)

<フライ級/5分3R>
ナタリア・スピース(米国)
アレクサ・カルプ(米国)

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【Invicta FC41】首投げからのキーロック(Vクロス)、モントセラト・ルイスが鶴屋浩ばりの一本勝ち

<116.9ポンド契約/5分3R>
モントセラト・ルイス(メキシコ)
Def.1R3分28秒by キーロック
ジャナイサ・モランジン(ブラジル)

鋭いローからワンツーを伸ばすモランジン、サウスポーのルイスは右フックで前に出る。モランジンはローから左フックを放ち、組みつかれても逆にケージにルイスを押し込む。体を入れ替えつつ、ヒザを入れたルイスは首投げへ。耐えて離れたモランジンに対し、パンチを連打しながらルイスが前に出る。モランジンは落ち着いて、左ミドルに右フックを合わせるが、ルイスはパンチを振るうごとに勢いを増して、ケージにモランジンを詰めていく。

首投げでテイクダウンをから袈裟、腕を伸ばしつつ殴るルイスは鶴屋浩ばりのキーロック(Vクロス)にスイッチしてタップを奪った。「私はバックボーンのレスリングを信じている。カムバックの機会を生かすことができて、自分を誇りに思っているわ」と1年9カ月振り、2年9カ月振りの勝利を振り返った。


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Invicta FC41 other MMA Report エリン・ブランクフィールド ブログ ブローガン・ウォーカー・サンチェス

【Invicta FC41】打撃、TD&コントロール、パウンドでブランクフィールドがサンチェスに完勝

<フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
ブローガン・ウォーカー・サンチェス(グアム)

ブランクフィールドの右ハイがサンチェスのアゴ先をかすめる。右ジャブを見せて回るサンチェスに対し、ブランクフィールドがワンツーから左エルボーを入れる。サンチェスも踏み込みに右ジャブを当て、頭がのけ反ったブランクフィールドがクリンチへ。すぐに離れサンチェスが右フックをヒットさせ、ジャブを続ける。

ブランクフィールドの前蹴りに左を合わせ、左インサイドローで前足を蹴ったサンチェスだが直後にワンツー右を被弾してダウン。すぐに立ち上がったサンチェスに対し、ギアを上げたブランクフィールドがパンチを纏めると、間合を取り直す踏み込みながら右ハイを狙う。ジャブの応酬に続き、組んだサンチェスは体を入れ替えられそうになり離れる。サンチェスの右ミドルに組みついたブランクフィールドが、力強くボディロックテイクダウンを決める。ハーフから殴るブランクフィールドが初回を10-9✖3でリードした。

2R開始直後から激しく、蹴りを交えパンチを打ち合う両者。ステップイン&右ハイのブランクフィールドが、続いて右ミドルを入れて左ローを蹴り込む。サンチェスも右ジャブを伸ばし、右ローへ。さらにワンツーを入れたサンチェスは組まれてケージに押し込まれる。がぶりからスナップダウンのブランクフィールドだが、サンチェスがすぐに立ちあがってスタンドへ。

サークリングで間合を外したブランクフィールドは、ワンツーを当てた直後にダブルレッグでテイクダウン。ニアマウント、ケージを蹴ってマウントに移行すると、ブランクフィールドがエルボーを落としていく。左右の力強いパンチを打ち、しっかりとマウントを続けたブランクフィールドは自らクルスフィックスへ。腕を抜いたサンチェスだが、もう一度磔状態とされ、逆側の腕にアメリカーナを仕掛けられる。ヒジを引き寄せて耐えたサンチェスの顔面にエルボーを落としたブランクフィールドが、この回も3票を集めた。

最終回、サンチェスの左ストレートをかわしたブランクフィールドが右フックを当てる。続いてサンチェスの蹴りのタイミングでニータップで組みつき、ワキを潜ってバックに回ったブランクフィールドは、正面に回り直してハイクロッチでテイクダウンを決める。サンチェスはパスを許し、サイドで抑えられ懸命にキムラを防ぐ。

ブランクフィールドは肩固めを狙いつつ、サイドで抑えてニーインベリー。ケージを蹴るサンチェスだが足を戻すこともままならない。ブランクフィールドはエルボーを打ちつけ、マウントを取るとさらにエルボーを重ねる。上体を起こして左右のパンチを連打したブランクフィールドは、試合終了まで15秒以上殴り続けた。

抜群の安定度を誇り、キャリア6勝1敗とした21歳のブランクフィールドは「フィニッシュしたかったから、それほど満足していないわ。彼女はタフで、フィニッシュをさせてくれなかった。次はフィニッシュしたい。3Rを通して打撃、組み技、パウンドと私の力を見せることはできたと思う」と話した。


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【Invicta FC41】ボクシングだけのウォーカーを蹴り、ヒザ、ヒジ&パンチで攻めたヤングが快勝

<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング(米国)
Def.3-0:30-26.30-26,30-27
ラトヤ・ウォーカー(米国)

左ジャブを伸ばすヤングが、左ミドルを入れる。ウォーカーもボディストレートを放つが、左ミドルからジャブを受ける。右フックを当てたヤングは右でもミドルを蹴る。直後にウォーカーの右ボディストレートがヤングの腹を捕らえる。エルボーからロー、右ストレートで攻めたヤングは首相撲&ヒザを繰り出す。

ヤングはボクシングに特化した動きを見せ、ローで体が持っていかれそうになる場面も。引き続き顔面とボディ、パンチと蹴りを散らすヤングはジャブを当てられても左右のローを蹴っていく。さらにヤングは左ミドル、右ローを入れ試合を支配する。ウォーカーは前足を削られテレフォンパンチ気味になり、腹を蹴られて明らかに動きが落ちる。それでも左ジャブを返したウォーカーだが、オープンスコアでヤングの3票獲得が明らかとなった。

2R、サウスポーに構えるようになったウォーカーが、すぐにオーソに戻す。ならばと右ローを蹴ったヤングがパンチを纏めて前に出て、離れると左ミドルを蹴り込む。ワンツー、右ローを受けたウォーカーは再びサウスポーにスイッチ。距離を詰めたヤングは首相撲からヒザをボディに突き刺し、テイクダウンを奪う。

寝技に拘らなかったヤングはスタン戦にも戻ると、オーソになったウォーカーの左足を削る。またもサウスポーに構えたウォーカーは、ロー、ジャブを被弾し続ける。構えに関係なく足、腹、顔を攻めるヤングが右ハイ。ウォーカーのワンツーにも右を合わせ、左ミドルを決めたヤングが余裕の試合展開で、この回もジャッジ3者の支持を集めた。

最終回、ヤングの首相撲狙いにパンチをまとめたウォーカーだが、ローを受けて苦し気な表情を浮かべる。クリンチからヒジ、エルボー、右ストレート、再びヒザで攻めたてるヤングが左エルボーを入れる。首相撲から逃れられないウォーカーは腹へのヒザ蹴りに対抗できない。

右ショート、エルボー、ヒザをケージに詰まったウォーカーに続けるヤング。ウォーカーもヒザ、ボディを返すが、ヤングのヒザとヒジは止まらない。ヤングの崩しからの右ハイは目測を誤るも、ここで間ができてもウォーカーはケージから逃れることができない。殴られ顔を背けるようになったウォーカーはバックを譲り、ヤングが後方からのパンチ&エルボーを打ち込む。最後は胸を合わせてパンチを振るったウォーカーは、試合終了までたち続けたが判定で勝ち目はなかった。


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【Invicta FC41】計量終了 メインでルイスと戦う──モランジンが2試合連続で計量失敗

【写真】なかなかのタトゥーぶりを発揮しているモランジン(左)とルイス(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC

29日(水・現地時間)、30日(木・現地時間)にカンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催されるInvicta FC41「Morandin vs Montserrat」の公開計量が行われた。

活動再開第2弾は全6試合ながら、メインでモントセラト・ルイスと対戦するジャナイサ・モランジンが体重オーバーとなり、25パーセントのファイトマネーを没収されキャッチウェイト戦に出場することとなった。


2018年9月にはインヴィクタ世界ストロー級王座に挑戦経験もあるモランジンだが、昨年9月のエミリー・ダコーテ戦で119.6ポンドで計量失敗したのに続き、2試合連続の体重オーバーとなった。前回はダコーテにTKO前を喫しており、ダニエル・テイラー戦以来1年8カ月の実戦復帰となるルイスを相手に汚名返上のファイトが求められる。

セミではPXCからインヴィクタに活躍の場を移すも、3戦目となるパール・ゴンザレス姉御との一戦でプロ初黒星を喫したブローガン・ウォーカーサンチェスが、エリン・ブランクフィールドと再起戦に挑む。

メインとセミに出場する4選手では、ブランクフィールドのみが前回の試合で勝利──ハイキックKO勝ち──を収めており、ヴァネッサ・ポルトの持つ世界フライ級王座挑戦権が掛った試合で勢いを持続できているのか注目だ。

■Invicta FC41計量結果

<ストロー級/5分3R>
ジャナイサ・モランジン: 116.9ポンド(53.02キロ)
モントセラト・ルイス: 114ポンド(51.7キロ)

<フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブローガン・ウォーカーサンチェス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング: 145.9ポンド(66.17キロ)
ラトヤ・ウォーカー: 144ポンド(65.31キロ)

<ストロー級/5分3R>
ケリー・ディアンジェロ: 115.7ポンド(52.48キロ)
イツォエル・エスキベル: 114.9ポンド(52.11キロ)

<フライ級/5分3R>
キャスリン・サモンズ: 124.6ポンド(56.51キロ)
クレア・ガスリー: 125.9ポンド(57.1キロ)

<フライ級/5分3R>
ナタリア・スピース: 125.1 ポンド(56.74キロ)
アレクサ・カルプ: 124.8ポンド(56.6キロ)