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【Monday Ring Girl】Shooto2021#03

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第399弾は2021年5月16日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#03のリングガールです。

<関連レポート>
【Shooto2022#02】バンタム級ケジメの世界戦=岡田遼×安藤達也。石井×石橋、後藤×ライトイヤーも

(C)MMAPLANET

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Interview J-CAGE Shooto2021#03 ブログ 大尊伸光 西川大和

【Shooto2021#03】下から大尊を削って、三角絞め。西川大和「KOできるパンチは、力でなく技術」

【写真】動画サイト=ザ・ワンTVからMVPと副賞の10万円を獲得した西川。同サイトのインタビュアー=江川紗理奈さんとパチリ。唇の傷は試合ではなく、柔術の練習でカットしたモノだそうだ(C)MMAPLANET

16日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#03のメインで西川大和が大尊伸光を2R終了間際に三角絞めで破った

組んでテイクダウンではなく、引き込み。しかも下からのパンチやエルボーという攻撃を見せた西川。現代MMAの主流とは明らかに違うファイトスタイルに、18歳とは思えない成熟したMMA頭脳が見られた。


──大尊選手に三角絞めで一本勝ち、今の気持ちを教えてください。

「満足しています。僕はドランカーになりたくないので、殴り合って試合を盛り上げようとかっていうのは一切ないですから。それで負けると海外の大会からのリストから外されてしまうので。

誰と戦っても、勝つ試合をしたいと思っています。正直、打撃で倒すなら3R、寝技で勝つなら2Rだと考えていました。そして寝技に方にハマりました」

──MMAとは自由な発想ができる戦いだと、改めて思うことができました。

「今日の試合も大尊選手にジャブとストレートが4発は入っていて、少しふらついていたように見えました。普通はここから打撃で倒しに行くはずです」

──そこで組んで、しかもテイクダウンではなくて引き込みました。

「若者らしくない戦い方です(笑)」

──とはいえ、リスキーな選択です。相当数の鉄槌をかわしていましたが、ジャッジの位置からすれば肩に当たっている鉄槌も、頭に当たっているように見えるケースもあるかと思います。

「それはあると思います。

ただスタンドも組む前のフックを1発被弾しただけだし、グラウンドで下になってももらっていません。大尊選手は首の辺りに血管が浮き出てきていたので、トップから鉄槌を振っていても疲れてスタミナをロスしていたに違いないです。アレが見えると、スタミナが切れてきたサインなんです」

──そうなのですか!!

「でも、僕も手首を抑えていたから腕がパンパンになって3Rに打撃戦はしたくない、2Rで極めようと思いました。ここで極め切れないと、終わりだというつもりで」

──その2Rの三角絞めは、タップ前にかなりヒジを下からいれていました。

「ガツガツ入れることができました。

逆にあそこでじっとしていたら効いていないのでしょうが、あんな風に鉄槌を打って来るということは苦しいから手を動かしているわけですし。極まってきているからタップがなくても、落としてしまえば良いと思って戦っていました」

──下を厭わないからこそ、下の戦いが知れるわけですね。

「だってUFCとかに出ている選手、絶対に普段は下からの攻撃を練習しているし、使えると思います。今日、マイケル・チャンドラーに勝ったシャーウス・オリヴェイラなんて寝技でも立ち技でもOK、あんな風になると怖いモノなしですよね。そういう風になりたいです」

──下攻めをして、フィジカル差も感じさせなかったです。

「僕、MMAはフィジカルじゃないと思っています。テクニックで負けている人間が、いくら体が強くても通じない。いくら強いパンチが打てても、当たらないと何もならない。KOできるパンチは、力でなく技術です」

──つまりこのままライト級で戦い続けるということですね。

「はい。海外にいってもライト級で戦います。マイケル・チャンドラーは173センチで、僕とあんまり変わりません。それに大きくしている選手は骨と内臓が弱まっています。僕はそういうことはしないのでチャンスはあると思っています」

──次に関しては川名雄生選手の名前を挙げ、修斗世界ライト級王座挑戦をアピールしました。

「ハイ。それ以外の選手は興味ないです」

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Interview J-CAGE Shooto2021#03  グラチアン・サジンスキ ブログ 石井逸人 野尻定由

【Shooto2021#03】インフィニティ優勝、石井逸人「道草食い過ぎてきたので、ベルトを獲りに行きます」

【写真】日本のメイヘム?!──石井逸人(C)MMAPLANET

16日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#03で、石井逸人が野尻定由とドローながら、総得点でその野尻、小野島恒太を退けインフィティリーグ2020バンタム級で優勝を果たした。

新型コロナウィルス感染問題により、試合スケジュールが大幅にリセットされるなか、石井は緊急事態宣言下でも試合を欲し、リーグ戦以外も戦ってきた。

しかしながら1月に一本勝ちをしながら、不道徳行為と十分な反省が見られなかったということで厳重注意処分を修斗狂気協会から受けるなど、やらかしてしまっていた。

とにかく結果を残すしかないMMAにあって、ひたすら結果を残すしかないなかでインフィティリーグを制した石井に大会終了直後に話を訊いた。


──色々あったインフィニティ・リーグ、優勝で終えることができました。おめでとうございます。

「これまで特にベルトが欲しいとかなかったのですが、TRIBEで練習するようになったタイトルが欲しいと思うようになりました。それにはインフィニティを取ることが近道になる。だから仕切り直しのつもりで出ました。なので、優勝できたことで一安心はしています。

途中であんなことをしてしまって、また色々な人が不快に思う事をしてしまって申し訳ないと思っています。出場した全選手に改めて『スミマセン』と言いたいです」

──本当に……必要ないことをしてしまいました。ところでインフィティリーグはポイント制で、純粋なワンマッチとは違う戦略が必要になってきます。その辺りは何か頭に入れて戦っていたのでしょうか。

「ホント、何も考えずに……そういうことを考えられないからこそ、ノープランで戦いました。こういうことをしようというはなくて、やってきたことを出すことができれば結果につながると思っていました。練習してきたこと、自分が出したかったことは出せたかと思います。

ただカーフを蹴られていたのが、マイナスになってドローになってしまったのかな……と」

──初回はあれだけ圧倒しましたが、2Rはイーブンになり微差で野尻選手が取ったという感じでした。

「イーブンでしたね。自分もそう思いました。初回を取ったらマインド的に行けると思って。

初回に当たったパンチが効いていたのも分かったのですが、それで『打ちたい』、『打ちたい』という気が強くなって、逆に打ち込むためにタイミングを測り過ぎて待つような感じになってしまいました。

それでも終わった時は勝ったかと思いましたが、ドローでしたね」

──今年26歳、若い若いと言われていましたが、すぐに30歳が見えてきます。階級は違いますが、平良達郎、宇田悠斗という年下の世代がタイトルに絡んでこようかとしています。

「他人は他人、自分は自分です。年下、年上とか関係なく僕は自分がやるべきこと、結果を残していくだけです。年齢が若いから上がって来るんじゃなくて、良い選手だから上がってくるので。ベテランでも良い選手はいるし、そのなかで自分が戦っているだけで、年下が出てくるから刺激を受けるとかないです」

──では仕切り直しで臨んだインフィティリーグで、優勝という絶対の結果は手に今後は? マイクで──環太平洋王者の安藤達也選手へ挑戦をアピールしました。

「世界チャンピオンが今、修斗にいませんからね。安藤選手は防衛期限が近づいていて、ノンタイトル戦で負けている。上の方はRIZINに行っているなら、もう自分しかしないでしょ。そろそろベルトが欲しいかなって。

修斗の歴史でも、こんなにタイトル戦に挑戦できていない人間っていないと思うんです。タイトルに届く人間なら自分が一番遠回りしているかと。22試合、戦っていて一度もタイトルマッチを経験していないですからね(笑)。

今日も2Rにああいう戦いになってしまった。そこをまた練習して修正していきます。このままノープランではないですけど、TRIBE流に自分のやりたいことを重ね合わせていけば、チャンピオンにはなれると思っています。

さすがに道草食い過ぎてきたので、ここはベルトを獲りに行きます」

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Interview J-CAGE Shooto2021#03  グラチアン・サジンスキ ブログ 宇田悠斗 清水清隆

【Shooto2021#03】清水清隆に快勝、宇田悠斗「試合に負けても自分にだけは負けたくない」

【写真】試合後ですら、ギラついた感があって良い(C)MMAPLANET

16日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#03で、宇田悠斗が清水清隆を判定で下し世代交代ファイトで勝利した。

2Rにはパウンドアウト目前ながら、清水の粘りの前に勝負は判定にこそもつれ込んだが、文句なしの快勝だった。

それでも試合後に右の拳を負傷していたことを明かした宇田が、最後まで打撃に拘った理由を話してくれた。


──清水清隆越えを果たしたことに関して、どのように思っていますか。

「絶対にフィニッシュするつもりで東京に来ていたので、ちょっと悔しいですけど……ギリギリまでもっていけたので、これからはもっと力をつけてフィニッシュできるように一から頑張りたいです。

でも勝てたことは素直に嬉しいです。まだ早いだろうって思っていた人が大半だと思うので、分からせてやりましたよね。これで(笑)」

──そういう声に対してはイライラしていたのでしょうか。

「そうですね、別に若かろうが、年を取っていようが、試合ってどっちかが勝って、どっちかが負けるモノじゃないですか。やってみないと分からないのに、黙って見てろって思っていました」

──ベテランと新鋭という対決が多いなかで、宮城友一選手に勝ち、ここで清水選手という風に順序を踏むことができたということに関してはどのように思っていますか。

「宮城選手は凄くタフで、打・投・極の全てがそこそこできる選手なので、あの試合を経験してかなり成長できたと思います。良い経験になりました」

──今回の試合に関しては、愛媛県が少し前からコロナの変異種で感染が増えてきた時期に重なっていましたが、宇和島の方では影響はなかったですか。

「もともと選手の数自体が少なくて、密になるといっても練習はマンツーマンか、多くて3人までの練習なのでそれほど変わりなかったです。格闘技の練習をするなって言う声は、僕のところにはなかったです」

──ところで右の拳に包帯が巻かれていますが。

「もともと練習でケガをしていて、試合中は一発打てば折れると覚悟していたのですが、初回の右オーバーハンドが頭に当たった時から違和感がありました。2Rにパウンドを連打した時には、完全にやったと思って。それから右の数が減りました」

──それで3Rは、抑え目のファイトになったのですか。

2Rに仕留めきれなかったとき、宇田はこんな表情を浮かべていた

「2Rのパウンドで絶対に終わると思ったので、全ての力を使って倒しに行っていました。

あそこで清水選手が粘って、3Rはガス欠になっていたので焦りましたね。自分に負けそうになり、なら試合に負けても自分にだけは負けたくない……倒れても良いから手を出そうと思いました。

それでも清水選手の気迫に圧された場面はありました。だからこそ『手が痛ぇ』なんて言っている場合じゃなくて、前に出るぞって試合に中に自分に喝を入れました。それで最後は打ち合おうというのはありました」

──打には打で応じる強さも必要ですし、同時にすかして組んで相手にさせないようにすることもMMA的な勝ち方です。どちらかというと、宇田選手は殴り合いたい方ですか。

「別に組み技が嫌いとかってことじゃないです。組み技も全然できますし。でも、打撃の方が華があるので。それと清水選手だからこそ組むんじゃなくて、打撃で勝ちたいという気持ちでした。清水選手に打撃で競り勝てると自信になると試合前から考えていたので。そこは逃げずに立ち向かおうと思いました。怖かったですけど(笑)」

──怖かったですか。

「怖かったです」

──カーフの手応えは?

「自分では分かっていなかったですけど、回りからは効いていたと言ってもらえました。左ジャブと右カーフはずっと練習してきました。右にカウンターを合わせてくると予想していたので。

右は余り出さない。左ジャブで焦らして、右カーフ。テイクダウンのフェイントから右オーバーハンドを狙っていました。できればカウンターでショートのワンツーフック、カウンターのフックも打とうかと。でもメインは左と右ローだったので、まぁできたかと思います」

──勢いが出てからは、右の攻撃がかなりあったように見えました。

敢えて320/Sというシャッタースピ―ドで撮影しているのだが、ここまでパンチが流れてブレる選手も珍しい。それだけスピードがあるということになる

「出ちゃいましたね(笑)。

清水選手が右で来るから、俺もフックとか小細工せずに右で殴ろうって。これでどっちかが倒れるだろうと思って出していました」

──試合後は6月20日のチャンピオン福田龍彌✖チャレンジャー平良達郎の勝者に挑戦したいという発言がありました。環太平洋王座には興味がないですか。

「ないですね、そんなモノは。どうでも良いです(笑)。勝った方が準備できるまで待つんで、挑戦させてほしいです。本当は1RでKO勝ちして、『6月のタイトルマッチ、俺が代わってやるよ』ぐらいの勢いで言いたかったのですが、あんな勝ち方じゃそんなことは言えないので……。出直します(笑)」

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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 大尊伸光 西川大和

【Shooto2021#03】驚異の18歳! 西川大和がランク1位の大尊伸光を三角絞めで下す。次は世界王座挑戦か!?

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
Def.2R4分53秒 by 三角絞め
大尊伸光(日本)

前に出た西川に対し、距離を取る大尊。西川が右ローを放つと、大尊は右カーフを2発当て、西川は効いたかスイッチする。西川が前に出てくると、大尊はショートのパンチを当てる。突進してくる西川、組み付いてケージに押し込みながら大尊を引き込んだ。トップからパンチを落とす大尊。西川はパンチを交わしながら、下から三角を狙う。大尊の両腕を掴みディフェンスする西川だが、大尊は体勢をキープして、グリップを切ってはパウンドを落とす。

西川の下からの仕掛けを警戒してか、頭を相手の体につけてからパウンドを落とし始めた大尊。上下に強烈なパンチを放っていく。足を上げていく西川。それを振りほどいた大尊は、左腕を掴まれながら右を落とす。西川はスイープを狙うが失敗。大尊はトップをキープしながら、パウンドを打ち続けて1Rを終えた。

2R、ガードを固めて前に出る西川。距離が近くなるとサウスポーにスイッチする。西川が前蹴りで距離を詰めたところに、大尊が右ストレートをカウンターで合わせるが、西川はパンチを食らうも回ってテイクダウンに成功。バックマウントまで奪う。さらにマウントに移行し、大尊が体勢を入れ替えようとしたところで、西川が三角で捕らえる。大尊は体を起こしてディフェンスするが、西川も大尊の頭にパンチを落とす。

三角を固めながら、左ヒジも打っていく西川。大尊の頭を抱えて締め付けを強くし、大尊が体を起こすと腕を伸ばしにかかる。そうして三角の状態をキープしながら、パンチやヒジを当てていく。大尊も相手が見えないなかで左のパンチを放つ。ラウンド残り10秒のところで、極めに行った西川が、大尊からタップを奪った。

一本勝ちを収めた西川は「修斗に参戦させていただいて1年、環太平洋のベルトはいらないです。世界チャンピオンの川名(雄生)選手、僕と対戦してください!」と雄たけびをあげた。


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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 内藤太尊 宇野薫

【Shooto2021#03】TD&バックを狙い続ける宇野薫を、内藤太尊が右カウンターでマットに沈める

<フェザー級/5分3R>
内藤太尊(日本)
Def.2R4分59秒 by KO
宇野薫(日本)

サウスポーの宇野が左ロー。内藤はプレッシャーをかけてパンチを放つが、それをかいくぐってダブルを仕掛けた宇野が、バックに回りながらグラウンドに引きづりこむ。ケージ際でバックマウントを奪った宇野は、たすき掛けのまま、動く内藤のバックをキープ。内藤が亀になるとシングルバックで制する。内藤は立ち上がり、宇野を振り落とす。宇野は下から蹴りを打ちながら立ち上がる。

離れると内藤が右ショートをヒット。宇野はダブルを狙うが、内藤はこれをカットしてパンチを落としていく。ブレイクが掛かり、再開後も内藤は宇野が入ってくるところにショートのパンチを合わせる。宇野はシングルで入り、しつこく食らいついてテイクダウンに成功。内藤は下から足を利かせ、体を反転させるが、宇野はそのまま上をキープした。

2R、内藤が前に出たところに右フックを合わせた宇野。さらに内藤がパンチを放ってくると、宇野は組み付いて内藤をケージに押し込む。離れ際に右ヒジを狙う内藤。もみあいの中で尻もちをつくる場面も多い宇野は、テイクダウンをカットされ、そこに内藤がパンチを落とす。宇野がダブルを仕掛け、内藤をケージに押し込む。内藤が切り返して宇野にヒザを着かせるが、戻した宇野がボディロックから反対にテイクダウンを奪った。

ハーフガードを取る内藤がスイープ。立ち上がって宇野のバックに回り、パンチとヒジを連打する。宇野は右フックを返しながら、距離が近くなったところで右ショートをヒット。組み付いてバックに回り、グラウンドに持ち込もうとする。踏ん張る内藤のバックも狙いながら、内藤にヒザを着かせた宇野が、バックマウントを狙う。起き上がった内藤を再びグラウンドに引きこもうとするが、内藤がトップを奪う。

これを凌いだ宇野は離れ、その宇野を捕まえた内藤はダーティボクシングからのアッパーを連続ヒット。宇野のダブルレッグをカットした内藤は、立ち上がり際に右ヒザを突き上げる。ラウンド残り15秒でパンチの打ち合いを始めた両者。そして内藤の右クロスをもらって動きが止まった宇野。内藤が宇野の右に右ストレートをカウンターで追撃すると、宇野は崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。


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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 宇田悠斗 清水清隆

【Shooto2021#03】カーフで下がらせ、グラウンドでは高速連打。宇田悠斗が清水清隆に判定勝ちで王座挑戦をアピール

<フライ級/5分3R>
宇田悠斗(日本)
Def.3-0:30-27.29-27.29-27.
清水清隆(日本)

低い体勢から入った宇田が、フェイントをかけながら、右のカーフキック。清水の左ミドルハイをブロックし、さらに右カーフを返す。さらに右カーフをもらった清水は一瞬バランスを崩した。宇田が左ジャブと右カーフ、清水が前に出るとバックステップでかわす。回る清水を左ジャブで追いかける宇田。宇田の左が伸びる。そして清水の動きが止まるとカーフを放つ。

ラウンド中盤、清水もローで相手のバランスを崩す。清水が前に出ると下がる宇田、反対にプレッシャーを強めると、清水は下がるが、清水もケージ中央で右ローをを放っていく。清水の右ローに対し、宇田はボディ。さらにカーフをヒットさせると、清水は効いた様子で一瞬動きが止まる。すでに清水の左ふくらはぎは赤く腫れている。ラウンド残り30秒で清水が左フックを当て、宇田に尻もちを着かせた。

2R、前後に動く宇田に対し、プレッシャーをかける清水。すると宇田がサイドに回りながら、右クロスで清水をのけ反らせる。さらに右スイングを当てる宇田。清水が左フックで飛び込んでくると、サイドステップでかわす宇田。清水がテイクダウンを狙おうとした瞬間、宇田の右ショートがヒット。そのまま清水は組み付こうとするが、宇田はガブる。

残り2分近く、清水が立ち上がって離れる。そこに右カーフを放つ宇田が、距離ができると右スイングを狙っていく。前後に動きながらアッパー気味の左ジャブを当てる宇田。そして右カーフ。残り1分を切ったところで、清水の右フックに右ショートを合わせた宇田。尻もちをついた清水に、宇田が高速パウンド連打。さらにトップからパンチを落とし、清水は一度立ち上がりながら、すぐさま宇田がグラウンドに持ち込みパンチを連打して2Rを終えた。

最終R、右目周辺から出血が見られる清水が前に出るが、宇田が左ジャブを当てる。さらに前に出てくる清水に右をヒット。距離を詰める清水だが、宇田がかわす。残り4分を切ったところで、宇田が右を振ってから組み付き、そのまま清水をケージに押し込む。バックに回った宇田に対し、清水は反転。宇田は離れて再びテイクダウンを狙うも、清水は宇田の首を抱えて引き込み、ギロチンを仕掛ける。

ラウンド残り2分で宇田が頭を抜いて、フルガードを取る清水を抑え込む、パンチを上下に連打。残り1分でブレイクがかかると、宇田は笑みを浮かべて左を振るう。清水の左前蹴りに宇田は左フックを返す。飛び込む清水に対し、左を当てる宇田は、さらに右を追撃。逆転を狙う清水を、サイドステップでかわす宇田が、左フックを当てながらバランスを崩したものの、立ち上がって試合を終えた。

ジャッジ1人がフルマークをつける形で、宇田が3-0の判定勝ち。
試合後、宇田は「もうそろそろベルトが欲しいので」と、6月20日に行われる世界フライ級チャンピオンシップの勝者への挑戦をアピールした。


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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 石井逸人 野尻定由

【Shooto2021#03】距離感を生かした石井逸人が野尻定由の猛攻を振り切り、ドローでインフィニティ優勝

<インフィニティリーグ2020バンタム級/5分2R>
石井逸人(日本)
Def.3-0:19-19.19-19.19-19.
野尻定由(日本)

前に出る石井に対して、野尻はカーフキックを連打。石井はプレッシャーをかけながら右ストレート。野尻はシングルを仕掛け、カットされるもそのまま石井をケージに押し込む。石井は半身でディフェンスしながら体勢を入れ替え、再び返して投げでグラウンドに持ち込んだ。パンチを放ちながらバックに回った石井は、野尻が立ち上がるもバックをキープ。野尻は振り落とそうとしたが、石井は相手の上半身を抱えたまま。

野尻がテイクダウンを狙うも、カットした石井がバックマウントへ。4の字フックで体勢をキープする。野尻は反転して逃れようとするが、石井は4の字を離さず、半身になった野尻をネルソンで固めつつ、バックに戻る。石井がパンチを浴びせながら、バックマウントをキープして1Rを終えた。

最終R、石井がプレッシャーをかける。対する野尻は右のカーフキック。野尻が右ボディから左フックで中に入ると、石井はバックステップでかわしながら、パンチを打ち下ろす。石井が左ジャブで距離を取りつつ、右ストレートをヒット。野尻もカーフキック、左ボディから、右ヒザを突き上げる。すると石井も左ジャブを放ちながらプレッシャーをかけていく。

石井の左ジャブが連続でヒット。体勢を低くする野尻に右ストレートを打ち下ろす。野尻が右フックを振ったところで、組み付いた石井がテイクダウンを奪い、野尻の背中をケージに着かせる。野尻の足をたたんだ石井は、半身になる野尻に対してボディロックに切り替える。野尻は立ち上がるも、そのままバックに回る石井。ここでトップをキープした野尻は、そのまま石井を抑え込むが、石井も下から足を利かせてディフェンス。石井が試合終了直前に腕十字を仕掛けて終わった。

判定はジャッジ3者とも19-19をつけてドロー。インフィニティリーグは石井が勝ち点8で優勝となった。


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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 一條貴洋 小野島恒太

【Shooto2021#03】インフィニティ優勝は逃すも、小野島恒太がテイクダウンで一條貴洋に完勝を収める

<インフィニティリーグ2020バンタム級/5分2R>
小野島恒太(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
一條貴洋(日本)

ケージ中央で向かい合う両者、小野島が距離を詰めて、バックに回ってパンチを連打する。そのままグラウンドに持ち込み、バックマウントを狙う。しかし一條が立ち上がり、反対に小野島をケージに押し込む。これを切り替えた小野島が一條に尻もちを着かせた。さらにケージへ背中を着かせた小野島は、抑えながら相手の顔面にパンチを浴びせる。一條は立ち上がるも、再び小野島がシングルからダブルでケージに押し込み、グラウンドに引きづりこんだ。

一條は立ち上がり、離れた。小野島は一條が飛び込むところに右を合わせる。さらに距離が近くなるとグラウンドへ持ち込み、シングルバッグからパンチを浴びせていく。そのまま一條に背中をケージに着かせて、ボディへのヒザを連打。立ち上がる一條を、ケージ際から逃がさない小野島。パンチの連打からダブルで尻もちを着かせるも試合のブザーが鳴った。

最終R、小野島がいきなりの左ハイ。一條が距離を詰めると組み付き、1Rと同じくバックを狙うながらパンチを浴びせる。立ち上がった一條はダブルレッグへ。小野島がケージを背にしながらカットしようとすると、シングルに切り替える一條。これをガブった小野島が、立ち上がった一條にケージを背負わせてテイクダウンを奪う。ケージに背中を着けてハーフガードを取る一條の顔面に左右のパンチを放っていく小野島。時おり強いパンチとヒジを織り交ぜる。

さらに一條の足をたたんでいった小野島。腰を上げて、相手の首をたたんでいく。一條も立ち上がろうと試みるが、再び小野島が一條の足をたたむ。試合残り時間1分でパンチを放っていく小野島。一條は立ち上がりながら小野島の首を抱えるが、小野島はすぐにダブルへ切り替え、ケージに押し込んだまま試合を終えた。

インフィニティリーグのルール上、判定勝利の小野島は勝ち点2を獲得。
合計得点は6となり、この時点で石井逸人の7点に届かないが、試合自体はしっかり完勝を収めている。


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J-CAGE Report Shooto2021#03 ブログ 小生由紀 澤田千優

【Shooto2021#03】澤田龍人の妹・千優がTDを奪うも小生由紀が下から十字・三角絞めを狙い続けドロー

<女子スーパーアトム級/5分2R>
小生由紀(日本)
Def.0-0:19-19.19-19.19.
澤田千優(日本)

開始早々、前に出たのは澤田。サウスポースタンスからダブルレッグで、いきなりテイクダウンを奪った。小生はハーフガードからフルガードへ。トップの澤田は腰を上げて強烈なパウンドを落とす。離れた澤田は背中を着けている小生の足を蹴りながら、再びガードの中へ。相手の腕を抱え、足を上げていく小生。そして澤田の左腕を取って腕十字を仕掛ける。これは極まらず、腕を抜いた澤田は立ち上がる。

ガードの中に入った澤田はパウンド。ケージ際で相手の頭を抱えて抑え込む。小生は腰を上げた澤田の顔面にパンチを放つ。そのパンチを食らいながら、澤田はパウンドを連打。終了間際に澤田の腕を狙った小生だったが、これも極まるには至らなかった。

最終R、小生の右目上に大きなコブが見られる。開始直後に澤田がテイクダウン。ケージ際へ相手を持っていく。ケージに押し込められた小生は下から三角絞めへ。澤田は体を捻って逃れようとするも、小生は三角の体勢をキープする。しかし澤田はこれを耐え、頭を抜いて立ち上がる。立ち上がった澤田の顔面へ、カカトで蹴っていく小生。

澤田はケージ際で小生のガードの中へ。ややペースはペースは落ちたが、それでも相手をケージに押し込み、パンチを浴びせていく。小生も、澤田の顔が上がると顔面を蹴り上げる。残り10秒でお互いにパンチを連打したところで試合終了のブザーが鳴った。

判定はジャッジ3者とも19-19をつけ、ドローとなった。

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