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Report UFC UFC ESPN16 アイリーン・アルダナ ブログ ホーリー・ホルム

【UFC ESPN16】よりアグレッシブ&よりウェルラウンド化、ホルムがアルダナを完全ドミネイト

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国)
Def.3-0:50-44.50-45.50-44
アイリーン・アルダナ(メキシコ)

アルダナのローに対し、サイドキックを見せるホルム。左に回るホルムが左ストレートを当てる。ショートでパンチを見せ、サイドキックで距離を創るホルムが真っすぐ入って連打を繰り出す。この動きからローに繋げるホルムに対し、アルダナが自ら前に出るもホルムが左を当てて、パンチを纏める。アルダナも右を打ち返すがホルムは離れて左ハイ、前に出てくるところに左のカウンターと合わせようとする。左に続き右アッパー、サイドキックから組みついてボディロックテイクダウンを仕掛けたホルムだが、アルダナがウィザーで耐える。それでも左腕を差しあげて、テイクダウンを決めたホルムが初回をリードした。

2R、左フックから右ローを蹴ったアルダナに対し、続く踏み込みに右クロスを打ち込んだホルムが左から右のワンツー、右サイドキックを繰り出す。さらに左フックをヒットさせるなど、試合をリードするホルムは中に入ってのパンチがこれまでより多い。対してアルダナは、手数が少ない。アルダナは左フックを狙ったところで組まれ、ヒザを見せて離れる。直後に食らいついてボディロックテイクダウンを決めたホルムがハーフで抑えパスに成功する。アルダナは足を戻してフルガードへ。

スクランブルではなくガードワークを選択したアルダナが足をきかせると、ホルムが立ち上がる。アルダナも続き試合はスタンドに戻り、左に回るホルムが左を当ててワンツー、前に出てくるアルダナをサイドキックで蹴り放す。さらにスピニングバックキックをボディに入れたホルムがこの回も取った。

3R、先手を取りたいアルダナにサイドキックを入れ、前に出てくるところに左のカウンターを伸ばすホルムが、左ハイへ。左に回りながら左ストレートを入れ、ボディロックには腰に乗せて投げようとしたアルダナを組み伏せたホルムがパンチを入れてパスからキムラを狙う。

左腕を差して立ち上がろうとしたアルダナを潰してマウントを取ったホルムがパンチを纏め、エルボーから左右のパンチを落とす。さら肩パンチを入れ、アルダナのブリッジにサイドに戻り鉄槌を打っていく。スタンドに戻り、追ってきたアルダナに組みついたホルムが間合を取り直し、左ストレートをヒット。テイクダウンを織り交ぜることで、打撃の精度を上げるホルムがボディにサイドキックを入れる。さらに左オーバーハンドからショートの連打を繰り出したホルムが、サイドキックを決めて支配を続けた。

4R、サイドキックをここでも見せたホルムがワンツーを打ち込む。アルダナは右を逃すが、距離が合っていない。つまりタイミングを掴めていないアルダナは追いかけてはパンチを纏められる。それでも左ミドルに右を合わせようとしたが、パンチは軽く直後にサイドキックを腹に受ける。ローにはローを返したアルダナはボディロックから小外掛けを許して、ここも背中をマットにつかされる。

ホルムは寝技に拘らず立ち上がって、アルダナがスタンドに戻る際に連打を見せる。サークリングから一転、左ストレート、ワンツーフックと付け入る隙を与えないホルムはラウンド終了時に、追いかけてくるスピードが上がったアルダナのパンチを受けそうになるが、有効打はなく最終回を迎えることに。

5R、ホルムは右ジャブとサークリングでアルダナの接近を許さず、左ストレートをヒットさせる。ジャブを当てられ、追いかけてのパンチも届かないアルダナは、左ミドルを被弾。左回りを続け右サイドキックを顔面に届かせ、左ストレート、ボディへのサイドキックとホルムはペースを乱さずに戦う。ダブルレッグのフェイクから左を当て、残り70秒でボディロックからテイクダウンを決めたホルムが盤石の終盤へ。スタンドに戻り、アルダナが立ち上がろうとしたときに思いきり左ミドルを蹴り上げ、パンチ、KO狙いの蹴り、組んでもエルボーを打ち込み、フックの連打でまとめたホルムが、よりアグレッシブ、よりウェルラウンダーだということを見せつけフルマークの判定勝ちを決めた。

圧勝したホルム、元世界王者の「私はまだ新人」という言葉が印象に残った。


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Report UFC UFC ESPN16 ジャーメイン・デランダミー ジュリアナ・ペニャ ブログ

【UFC ESPN16】デランダミーがコディ・マッケンジー式ギロチンでペニャを落とし、ボーナス要求

<女子バンタム級/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー(オランダ)
Def.1R3分25秒by ギロチンチョーク
ジュリアナ・ペニャ(米国)

左ジャブを伸ばすデランダミー、顎を引くペニャにジャブを続ける。ペニャのステップインからのジャブは届かず、デランダミーが左ハイを狙う。ペニャは前進した際に右を受けたか、バランスを崩す。デランダミーはジャブを続けるも、ペニャが右を当てて組んでいく。直ぐに離れたデランダミーはジャブ、右ストレートを打ち込む。ワンツーでロングアッパーを振るったデランダミーは、近い距離では右が冴える。

アッパーでテイクダウ狙いをけん制するデランダミーが右フック、距離を取ったペニャに右オーバーハンドを決める。ペニャも左ジャブを当てたが、続く一手がない。残り30秒、ペニャは前蹴りをキャッチしてクリンチへ。ヒザを見せ、テイクダウンを決めたところで初回が終わった。

2R、ジャブに右を合わせたデランダミーだが、ペニャが殴られるのも構わずワンツーフックを振るう。ケージにデランダミーを押し込んだペニャは小外掛けから、大内刈りに切り替えてテイクダウンを決める。ペニャが左足を抜きに掛かるも、デランダミーはバタフライガードからクローズドを取る。下からエルボーを入れたデランダミーに対し、ペニャは声をあげて鉄槌やパンチを振り落とす。

デランダミーもガードから呼応して、珍しい形でパンチの応酬もペニャが左足を抜く。ペニャはワキ腹に鉄槌を入れ、ギロチンへ。ネッククランクのような形で捻りを加えるペニャだが、体を捻ったデランダミーが上を取り返しヴァンフルーの形で喉にプレッシャーを与えた。

最終回、右フックを当て連打で前に出たペニャ。デランダミーはパンチを被弾すると、まっすぐ下がってしまう。デランダミーは右ストレートを振り下ろし、左ジャブへ。ペニャの突進をサークリングでかわしたデランダミーに、やや疲れが見られる。シングルからケージに押し込んだペニャはヒザを蹴り合う。残り2分を切りダブルに切り替えたペニャに対し、デランダミーがコディ・マッケンジー式ギロチンをセットする。

引き込まれ絞めあげられたペニャの動きが止まっても、レフェリーは試合を止めない。デランダミーのアピールで、腕を掴んで失神を確認し試合が終わった。「カモン、ダナ。36歳のオールド・キックボクサーに50Kボーナスを」と笑顔を見せた。


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Report UFC UFC ESPN16 カイラ―・フィリップス キェメロン・エルス ブログ

【UFC ESPN16】10の初回フィニッシュ=エルスを寄せつけず、フィリップスがバックマウント&エルボー葬

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
Def.2R0分44秒by TKO
キャメロン・エルス(英国)

6連勝中、10の勝ち星全てが初回フィニッシュのエルスがUFC初戦でフィリップスと対戦。ローを蹴るフィリップスに対し、エルスが右オーバーハンドから右フックを打っていく。さらに左ジャブを入れると、右ハイをかわしてダックからアッパーを振るっていく。後ろ回し蹴りを当てたフィリップスは、続く跳びヒザでエルスの頭上を飛び越えて間合いを取り直す。

フィリップスは右ハイから左フックを繰り出すなど、エルスの圧力に負けていない。頭を下げながら右オーバーハンドを伸ばすエルスに対し、フィリップスはサイドに回ってかわすとダブルレッグでテイクダウンを決める。蹴り上げを捌いてパンチを落とし、パスしたフィリップスを大きくテッポウでひっくり返しながらエルスだが、立ち上がるのが遅れる。下のままで、スクランブルでバックを許したエルスに対し、フィリップスは両足をフックし掌底を落としパンチからトラックポジションに移行し、ツイスターを狙う。察知したフィリップスはスクランブルに持ち込もうとしたが、上は取れずフィリップスがパンチ、鉄槌を連打した初回を取った。

2R、左ハイから右エルボーで距離を詰めたフィリップスは、ボディロックテイクダウンを決めるとパスから即マウントへ。パンチに背中を見せたエルスにエルボーを纏め圧勝した。


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Report UFC UFC ESPN16 カーロス・コンディット ブログ

【UFC ESPN16】左フックでマッギーの鼻を折ったコンディットが、5年5カ月ぶりの勝利

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
コート・マッギー(米国)

5連敗中、1年10カ月振りの実戦に挑むコンディットは、サウスポーに構えて右ローを蹴る。マッギーは右ミドルをキャッチされ足を引き抜く。左ミドルを見せたコンディット、静かな展開で2分が過ぎる。

コンディットはオーソを織り交ぜて戦い、マッギーが左サイドキックをボディに入れる。蹴り、パンチとも腹を狙うことが多いマッギーは左ミドルに右を合わせ、コンディットも終盤に手数を増やしていく。マッギーはコンディットの左ミドルをサイドキックで潰し、終了間際に右ローで前に出たところで 右フックをモロに受けて腰が崩れ落ち最後にラウンドを失った。

2R、鼻が曲がったマッギーの前進に左を合わせていくコンディット。マッギーが左ジャブに、オーソで構えたコンディットが右を伸ばす。スイッチしたコンディットが左ストレート、マッギーはボディストレートを入れるが踏み込みは甘くなっているか。ワンツーを入れ、左リードフックを繰り出すコンディットは左フックを被弾したが、右ストレートを打ち返す。さらに左ミドルと右ストレートのコンビを入れたコンディットが、打ち勝つ場面が増える5分間となった。

最終回、2Rより距離が近くなり、コンディットが左ミドルを蹴り込む。マッギーは距離を取り、ローとサイドキック。パンチになると重心が後ろから、オーバーハンドで荷重を変えるマッギーの動きを、コンディットは見えている。ローでバランスを崩したマッギーの立ち上がり際にパンチを入れ、ミドルを蹴ったコンディットは、右エルボーを狙う。

この踏み込みに右を合わせたマッギーが、足を使うコンディットを追いかける。それでもパンチを当てるのはコンディットの方で、右ジャブに続き右エルボーを当て、ワンツーへ。アッパーから左ミドル、左ローを入れたコンディットはマッギーの右オーバーハンドを交わして、右フック&左ハイのコンビネーションを繰り出す。

最後の1分、右オーバーハンドをヒットさせたマッギーだったが、あとが続かない。右ジャブ、左フックを見せておいて左ミドルと右ローを蹴ったコンディットが、最後に右を被弾したがパンチを打ちながら試合終了を迎えた。

フルマークの判定勝ちで、5年5カ月振りの白星を得たコンディットは「スーパータフだった。鼻が折れても向かってこないなんてことないと思っていた」と話した。


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Report UFC UFC ESPN16 シャルル・ジョーダン ジョシュア・クリバオ ブログ

【UFC ESPN16】ダウンの奪ったクリバオ、動きを止めさせたジョーダン。1-1の痛み分けに

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
Def.1-1:28-28.29-28.27-30
シャルル・ジョーダン(カナダ)

組んでジョーダンをケージに押し込んだクリバオだが、テイクダウンはできず打撃の間合いに。左ジャブを差し、右ローを蹴ったジョーダンに対しクリバオは左ミドルハイを放つ。右ローで姿勢を乱したクリバオだが、直後に蹴りヲキャッチして軸足払いから、右ストレートを打ち込んでダウンを奪う。クリバオは立ちあがったジョーダンにヒザを入れる。鼻が折れたか、大量の鼻血を流すジョーダンはケージを背にしてテイクダウンを許さない。逆にノーアームギロチンを仕掛けて、クリバオが背中をつけてエスケープ。試合がスタンドに戻り、蹴りを散らしたクリバオが初回をリードした。

2R、ジョーダンの左ミドルに対し、クリバオも右ミドルを返す。喧嘩四つ、互いに腹を蹴り合いがワンツーで前に出る。ジョーダンの跳びヒザはバタついており、その後の蹴りの威力も落ちてしまうか。ボディショットから右ローを蹴ったジョーダンに、クリバオが右を当てる。さらに踏み込みに左を合わせ、左ヒザも繰り出したクリバオの方が精度が高い。

残り半分でアイポークがあり、クリバオがブレイクを要求する。再開後に蹴り終わりにバックに回ったジョーダンは、打撃の間合いに戻りジャブを当てる。前蹴りで突き放したクリバオは右ミドルに続き、右フックを打ちこむ。ジョーダンはオーソに戻すと、クリバオがサウスポーへ。結局、ジョーダンがサウスポー、クリバオがオーソで落ち着く。この構えだと正中線を取っているのはクリバオだが、スリップして組みへ。ジョーダンはギロチンからヘッドロック、バックに回れずワキ腹にパンチを入れた。

最終回開始直後に組んだクリバオがケージにジョーダンを押し込む。体を入れ替えては離れたジョーダンが右フックを打ちこみ、クリバオの動きが止まる。跳びヒザからパンチをまとめたジョーダン、クリバオも持ちこたえ左ストレートを伸ばす。ケージを背負った状態のクリバオに右ジャブを当てたジョーダンは、急所への蹴りで一度間合を外すと、ローを蹴り組んできたクリバオをがぶってパンチをワキ腹に入れる。手を伸ばしてきたクリバオをギロチンで捕えたジョーダンは、ハーフのトップで鉄槌を落とし上を取り切る。

肩固め&マウントを狙いのジョーダンに対し、クリバオはヒップエスケープから足を戻す。立ちがってパウンドを落としたジョーダンが、ローを蹴ると急所に当たったかクリバオが背中を見せる。

レフェリーが流し、ジョーダンはバックを取りに行く。前方に落とされそうになると後ろ三角からエルボーを打ちつけたジョーダン。さらに左腕を伸ばしに掛かったジョーダンだが、クリバオはヒザを押してロックを解き、スタンドへ戻る。最後の10秒、距離を取った状態で蹴りやパンチを見せあって試合終了──結果、1-1のドローとなった。


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Report UFC UFC ESPN16 ジン・ユ・フレイ ブログ ローマ・ルックンブンミー

【UFC ESPN16】首相撲からヒザ蹴り、ヒジ打ち。ローマ・ルックンブンミーが持ち味発揮しフレイに勝利

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジン・ユ・フレイ(米国)

まず右ローを蹴ったローマ。フレイはそこに左を合わせる動きを見せる。右ハイをガードの上から蹴ったローマは、フレイのクリンチにオーバーフックでヒザを2発突き上げる。左腕を差し込みケージに押し込みたいフレイだが、首相撲に取ったローマがエルボーを入れる。フレイもエルボーを打ち返して離れると、左ストレートをヒット。ローマは右ミドルを蹴り、首相撲からヒザを2発、右エルボーから左エルボー、さらにヒザと見事なタイ・クリンチワークでフレイを攻め込む。

ケージに詰まったフレイはヒザとヒジを受けて離れると、ハイからのワンツーに真っすぐ下がる。組んだフレイだが、ボディロックで崩され首相撲でヒザ、エルボーの連続で受ける。離れたフレイにも踏み込んでエルボー、ワンツーのローマ、フレイも左エルボーを返すが初回は完全に首相撲にやられた。

2R、右頬をカットしたフレイにローマが前蹴り、右ローを入れる。フレイは距離を詰めると首相撲に捕まり、ヒザ&ヒジを受ける展開が続く。ケージに詰まってヒザとヒジの餌食になるフレイは左フックから距離を取り直す。右ハイに下がったフレイは蹴りの距離から詰めると、首相撲が待っており成すすべがない。

それでも左のカウンターを入れたフレイに対し、ローマは落ち着いて足と時間を使って戦う。自らの左ハイでバランスを崩したフレイが立ち上がるのを待っていたローマだったが、ここで左を受ける。ローに右エルボーを合わせようとしたローマが右ミドル、右前蹴り、ロー、フレイはこの回も失った。

最終回、ワンツーのフェイクから思い切って飛び込みテイクダウンを決めたフレイ。ローマはクローズドガードを取る。フレイは腰を上げ、蹴りを捌いてパスしサイドで抑える。スクランブルでバックを譲ったローマは手首を掴んで向き合い──離れる。

一つのテイクダウンがどのような影響を与えるか。ローマはワンツーで前に出て、右ローやミドルを繰り出し、近い距離ではヒジと変わらず攻めの姿勢を貫く。フレイはテイクダウン狙いを続けることがなく、スタンドでローマの間で戦ってしまった。走り込んでローを見せたローマは、左に回りながら右ロー、右ハイを見せる。ワンツーで前に出たフレイは、首相撲からヒザをボディに受けると、ここでようやくダブルレッグを仕掛けてケージに押し込んでいく。

左フックを入れて離れたフレイは、ローに左ストレートを合わせる。前蹴りを2発、右ミドルを入れたローマはタイムアップとともに勝利の雄叫びを挙げた。「フレイが良いファイターだって分かったから、しっかりと準備をしてきたの。これからも成長し続けて、前進していきたい」と勝者は話した。


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Report UFC UFC ESPN16 アラテンヘイリ ケイシー・ケニー ブログ

【UFC ESPN16】左ミドル、左ストレート、左ロー、15分間の猛攻でケイシー・ケニーがアラテンヘイリに圧勝

<バンタム級/5分3R>
ケイシー・ケニー(米国)
Def.3-0:30-25.30-26.30-27
アラテンヘイリ(中国)

サウスポーの構えから左ミドルを放ったケニーは、右ストレートをかわして左を伸ばす。さらに左ローから左ハイを放ち、ミドル&左でアラテンヘイリを下がらせる。アラテンヘイリもパンチを伸ばすが、左ハイをガードの上から蹴ったケニーは右に左を合わせ、蹴りには右を受けたがプレッシャーを緩めない。

左ミドル、左ストレートを入れたケニーは、打ち終わりを狙って左を当て、さらに左ミドルにつなげる。アラテンヘイリに付け入る隙を与えず、ワンツーをヒットさせたケニーは左フックに左を合わせ、左ロー&左ストレートと圧倒する。必死に向き合うアラテンヘイリだが左を被弾してマウスピースを落とし、一瞬視線を落とす。ケニーはすかさずミドルから左ハイ繰り出し、ボディ、左フック、左ミドルと続けたところでようやくレフェリーがブレイクを命じてマウスピースを拾う。

再開後、左ロー、左ミドル、右ジャブから右フックのケニーに対し、ようやくアラテンヘイリが右ストレートを届かせる。ブレイク前の猛攻から一旦は息を整出たケニーは左ミドルから、ロー、ワンツー、そして左ミドルと再びギアを上げて初回を圧倒した。

2R、初回と同様に左のローとミドルから、左ストレートを打ち込むケニーに対し、アラテンヘイリは防戦一方だが気持ちは折れない。ついに左フックに左フックを合わせたアラテンヘイリはローを蹴り合うと左フックを入れる。ケニーも下がることは全くなく、左ストレートに続き左ローを入れ、アラテンヘイリの左ジャブに右ジャブを打ち込む。さらに左ミドル2発から、左ハイ、右クロス、そして左ミドルと攻撃の手を緩めないケニーは、テイクダウンを仕掛けることなく、打撃戦でアラテンヘイリを詰めていく。

左ミドルに体が曲がったアラテンヘイリは、ローでも頭が落ちる。右ジャブから左ミドルを決めたケニーはガードの上から左ハイを蹴り込むと、左ミドルを重ねる。左ジャブにミドルを決め、ヒザまでボディに入れたケニーは倒れない相手にも気持ちが乱れることなく攻め続けた。

最終回、ケニーが左ロー、左ミドル、右ジャブ、左前蹴りをややテンポを落として見せる。アラテンヘイリは左ミドルを蹴られ続け、ローに体がよれながらハイをかわして笑顔を浮かべる。ケニーは右アッパー、左ミドル、左ストレート、そして左ローと繰り出し、ハイキックは空振りに。

アラテンヘイリは組むこともなく、打撃を矢面に立つ戦いを強いられ左ミドルから左ストレートを被弾する。スピニングバックフィストは見せあった両者、完全にガードが下がり、腹を守る形になっているアラテンヘイリスピニングバックエルボーを2度狙ったケニーは、左ミドルを続ける。右ジャブ2発、左ミドルからハイ、アラテンヘイリのステップイン&フックにガードを固め、後ろ回し蹴りへ。最後の30秒でダブルレッグを狙ったケニーは、こだわることなく左ミドル、左ストレート、首相撲&ヒザ蹴りと最後まで攻め続けた。

タイムアップと同時にケージを乗り越えたケニーは、マッチメイカーのミック・メイナードに「来週も戦うことができる」とアピールし、フルマークの判定勝ちを手にした。


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Report UFC UFC ESPN16 ブログ ルイジ・ヴェンドラミニ.

【UFC ESPN16】左フックをテンプルに打ち込んだヴェンドラミニが、右ハイでアヤリを仕留める

<ライト級/5分3R>
ルイジ・ヴェンドラミニ(ブラジル)
Def.1R1分12秒by TKO
イエシン・アヤリ(ドイツ)

右ローを入れたヴェンドラミニが、右ストレートを放ち左右に回る。アヤリは右ミドルへ、直後のヴェンドラミニのダブルレッグをスプロールする。離れて右ストレートを放ったアヤリだが、ここにヴェンドラミニが左フックをテンプルに入れる。体が揺れるアヤリを追いかけラッシュをヴェンドラミニは、ケージに詰まったヴェンドラミニに右ハイを蹴り込む。崩れ落ちたヴェンドラミニにパウンドを入れたヴェンドラミニのTKO勝ちが決まった。

勝利者コールを受けたヴェンドラミニはインタビューを待たせ、セコンドに抱き着いて涙にくれ、「試合前に僕はまだUFCファイターじゃない。でも、試合を終えて今はUFCファイターだ」と話した。


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【UFC ESPN16】計量終了 アラテンヘイリがケイシー・ケニ―に挑み、ローマはフレイと真っ向勝負

【写真】アラテンヘイリがケイシーを相手に、どかまでやれるのか。日本のファンからすればメインよりもプレリミが興味深いかもしれない大会だ(C)Zuffa/UFC

2日(金・現地時間)、4日(日・同)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFC on ESPN16 「Holm vs Aladana」の計量が行われている。

今大会のメインは女子バンタム級のホーリー・ホルム✖アイリーン・アルダナで、セミ前も同級のジャーメイン・デランダミーとジュリアナ・ペニャ戦と、世界を制した経験のあるファイターに下位ランカーが挑む一戦が用意されている。


プレリミでもカーロス・コンディットやシャルル・ジョーダンという注目すべきファイターが出場しているが、序盤に組まれたアジア勢絡みの試合がやはり気になる。第2試合のLFA2階級制覇からUFCにステップアップし、オクタゴンで3勝1敗のケイシー・ケニーはRoad FCやクンルンファイトで活躍し、佐々木郁矢に勝利、朝倉海に敗れている中国人ファイターのアラテンヘイリと戦う。

UFCで連勝中のアラテンヘイリ、簡単ではないがケニーのテイクダウン込みの打撃と渡り合えることができれば、上位進出も見えてくるカードだ。

また第3試合ではタイのローマ・ルックンブンミーが、元Invicta世界アトム級王者で、そのインヴィクタやRoad FCで浜崎朱加、ハム・ソヒと戦ってきたジン・ユ・フレイと対戦する。

ストロー級としては小さな2人だが、今回の試合は技術的にも真っ向から渡り合えるだけに本領発揮が期待できる。そしてフレイというモノ差しを持つことで、ローマの力がどれほどなのかも図ることができる興味深いマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
10月4日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN16計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム: 136ポンド(61.69キロ)
アイリーン・アルダナ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261ポンド(118.38キロ)
カルロス・フィリッピ: 263ポンド(119.29キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー: 136ポンド(61.69キロ)
ジュリアナ・ペニャ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
キャメロン・エルス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
デクアン・タウンゼント: 186ポンド(84.37キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)
コート・マッギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャルル・ジョーダン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス: 182ポンド(82.55キロ)
ナソーディン・イマボフ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 116ポンド(52.62キロ)
ジン・ユ・フレイ: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)
アラテンヘイリ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
イエシン・アヤリ: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 156ポンド(70.76キロ)

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