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F1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF12 イ・ドギョム キック ギエルミ・アントゥニス

【ONE FF12】ヒジで切り刻まれ、ヒザ&左で追い込まれたイ・ドギョムが右→パウンドで大逆転勝ち

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
イ・ドギョム(韓国)
Def.2R3分24秒by TKO
ギエルミ・アントゥニス(ブラジル)

スイッチするアントゥニスの左前蹴りが急所に入り、イがブレイクを要求する。再開後、左右の前蹴りを続けるアントゥニスが左ローを蹴り、左を伸ばす。イはダブルレッグを決め、立ち上がり際にヒザを入れる。左を伸ばし、ヒザ蹴り&エルボーのアントゥニスが左エルボーからミドルを蹴っていく。イは右オーバーハンド、スピニングバックフィストも空振りになり、近い距離でアントゥニスがヒジを多用する。

アントゥニスは左ストレートからテンカオ、組まれるとヒザを打ちこむ。ストレートとヒジを使い分けるアントゥニスは簡単にシングルを切って、左前蹴り。イはスピニングバックキックも下がって左ヒジからワンツー、さらにヒザと連続して攻撃を受ける。リーチの差に苦しむイは、組んでもヒザやヒジを貰い左ストレートを打たれるという厳しい状況に。手も足も出すイだが、威力がなくヒジ&ヒザを最後も貰い初回を落とした。

2R、イが右フックを振るうが、ローから左を被弾。下がったところでヒザを貰い、右ヒジでコーナーに詰まったイのスピニングバックフィストは空振りに。左右のヒジで下がるイは、右ヒジを連続で受け、左ミドルを蹴られる。さらに首相撲からヒザとヒジの猛攻を仕掛けるアントゥニスは、左ボディからヒザ&ヒジを続ける。

懸命に立っているイだが、激しい流血に見舞われ左ストレートを2発、さらにヒザと攻撃を受け続ける。それでも右ローを蹴り、ハイから後ろ回し蹴りを狙ったイだがアントゥニスはエルボーとヒザでリズムを変えずに攻める。アントゥニスの動きがやや単調になり、間が空いたところで右ストレートをイが決める。ロープに跳ね返されるようにダウンしたアントゥニスはパウンドの連打で大逆転負けを喫した。


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Brave CF MMA MMAPLANET o ONE UAEW UAEW39 UAEW40 UFC アフメッド・ファレス アリ・アルカイシ イ・ドギョム マーク・ストリーグル モハメド・マカエフ ヴァルテル・コリアンドロ

Overlooked【UAEW40】国際&アラビア王者アルカイシが、マルセロチンでファレス下しアラビア王座防衛

【写真】キャリア14勝6敗。しっかいとMMAファイターとして生きていくことがデキる環境がある元UFCファイター(C)UAEW

イベントスケジュールが重なり見逃した試合を月末にお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。

ここでは19日(日・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されたUAE Warriors40「ARABIA10」からメインで組まれたUAEWフェザー級選手権試合=王者アリ・アルカイシ✖挑戦者アフメッド・ファレスの一戦の模様をお届けしたい。

デザートフォース、Phoenix FC、BRAVE CFでキャリアを積み、UFCへ。2敗でリリースされUAEWに転身、中東でキャリアを積み続けているヨルダン人ファイターのアルカイシは、2021年10月にイ・ドギョムからベルトを手にすると、昨年3月にUAEWアラビア・フェザー級王者決定戦をファレスと行い、判定勝ちでチャンプチャンプに輝いている。

その後、昨年7月にカナダのジェシー・アーネットにカットで敗れUAEW(インターナショナル)王座を失うが、2カ月後のリマッチではギロチンで一本勝ちしてベルトを取り戻している。ONEベテラン、ファレスと1年振りの再戦はアラビア王座が賭けられたものだ。


<UAEWアラビア・フェザー級選手権試合/5分5R>
アリ・アルカイシ(ヨルダン)
Def.3R1分40秒by ギロチンチョーク
アフメッド・ファレス(エジプト)

サウスポーのファレスが右カーフを蹴る。アルカイシは右ミドルをかわしたファレスが、左ハイを狙う。そこにローを入れたアルカイシが右から左ミドルを見せて、シングルレッグへ。ケージにファレスを詰めて、ダブルレッグに移行しテイクダウンを決める。スイープ狙いを阻止されて立ち上がったファレスだが、ボディロック&小外掛けで再び背中をつかされる。

ファレスはクローズドで固め、アルカイシが低い位置だが持ち上げてスラム、続くバタフライスイープを防ぐ。ケージに詰めて細かいパンチを落とすチャンピオンだが、レフェリーがブレイクを命じた。試合がスタンドに戻ると、ファレスが右ジャブ。アルカイシが右ローを蹴る。

ジャブを当てたファレスの左ハイに飛び込んだアルカイシが、キャッチして叩きつける。スタンドで待ち受けたアルカイシは、距離を詰めることなくファレスの蹴り2つをかわして時間となった。

2R、初回に続き慎重な展開が続き、アルカイシが左から右フックを当てる。ファレスも右ジャブをヒットさせ、シングルレッグを切るが、もう少し手数が欲しい。アルカイシは右カーフを蹴り、右オーバーハンドを空振りする。直後に右はミドルを蹴ったアルカイシは右の蹴りを見せて、テイクダウンのフェイクでファレスに反応させる。

ステップインしたアルカイシがショートのワンツーも、お見合いのような展開が長くラウンドも残り1分に。ここでアルカイシがテイクダウンを決め、スクランブルのファレスをギロチンに捕えて引き込む。左ワキに首を取られ、時計回りでギロチンを無力化したファレスだが、この回も失った。

3R、やや距離を詰めてジャブを見せるチャレンジャーだが、すぐに2Rまでの距離に。アルカイシは右ミドルを蹴り、右を振って前に出る。ここから盛り返す必要があるファレスが、跳びヒザへ。

右足をキャッチされてもパンチを入れるが、後方に倒される。起き上りながらダブルレッグを仕掛けたファレスに対し、アルカイシは再びギロチンを仕掛け、マルセロチン&クローズドガードに。そのままロールしてマウントのなった直後、ファレスがタップした。

アラビア王座を守ったアルカイシ。前夜=UAEW39ではモハメド・マカエフがバグドス・オルジャバイに勝利、ヴァルテル・コリアンドロも微妙な判定ながらマーク・ストリーグルを破っており、インターナショナル王座に如何に絡むかも注視したい。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#04 イ・ドギョム キック ボストン・サルモン

【PFL CS2022#04】韓国から中東経由、イ・ドギョムのチャレンジがアゴが割れ(?)終幕

<148.6ポンド契約/5分3R>
ボストン・サルモン(米国)
Def.2R5分00秒by TKO
イ・ドギョム(韓国)

1R、サウスポーのサルモンに対し、イ・ドギョムは左ローから入る。さらに体勢を低くして距離を詰めようとするイ・ドギョムだが、サルモンはバックステップで距離を取った。サークリングしながら左ミドルを見せるサルモン。左ローでけん制しながら、イ・ドギョムが前に出て来ると、サルモンはサイドステップでかわし右ジャブをカウンターで合わせる。さらに左のインローを繰り出したが、これがイ・ドギョムの下腹部にヒットし、試合は一時中断となる。

再開後、サルモンの左ストレートがイ・ドギョムの顔面をとらえた。イ・ドギョムも右ミドルハイから右ローを返す。しかしサルモンが自分の距離を保ちながら、イ・ドギョムの攻撃をブロックし、距離を詰めていく。イ・ドギョムの左サイドキックを捌いたサルモンは、イ・ドギョムにケージを背負わせた。しかしイ・ドギョムの左フックがクリーンヒットし、腰を落としたサルモンはそのまま下がりサークリングし始めた。

左に回るサルモンが右回りをはじめ、飛び込んだイはパンチを空振りして姿勢を乱す。そこで逆に右を当てたサルモンだが、イも連打で前に出る。スピードはイ、パワーはサルモンという展開で右ハイを空振りしたイがバランスを崩すが、直後に蹴りからパンチのコンビネーション、右ミドルを決めた。

2R、左右のロー、ミドルからパンチ貴重のイに対し、サルモンが左オーバーハンドをヒット。イの後ろ回し蹴り後も右を振るっていく。イも変わらず蹴りからパンチのコンビ、時には下がって誘う仕草も見せる。サウスポーのサルモンに右ミドルを幾度となく決めるイだが、サルモンも左ストレートをヒットさせる。左フックから組んだイは、ヒザを入れて離れる。サルモンが左ミドルを返し、ミドルに右ジャブを合わせる。

左回りのサルモンとの距離を詰めたイは、組んで体を入れ替えてきたサルモンのボディにヒザを突き上げる。サルモンが下がり、イは距離を詰めるがここで左を被弾し、一瞬アゴを触る。直後にラウンド終了となり、イはインターバル中に唾を吐くと真っ赤に染まっており、口を占めることができない。

アゴが折れた可能性もあるイはドクターチャックを受けた結果、ドクターストップに。イ・ドギョムの――計量失敗はあったものの――果敢な挑戦が幕を閉じた。


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LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#04 UAEW UFC YouTube   イ・ドギョム エドウィン・クーパーJr ヘイナウド・エクソン ボストン・サルモン

【PFL CS2022#04】計量終了 韓国のイ・ドギョム、果敢なチャレンジも痛すぎる計量失敗

【写真】北米進出へ、この計量失敗は痛すぎるイ・ドギョム (C)PFL

11日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series2022第4週=フェザー級の計量が10日(木・同)に行われた。

PFLとの本契約を賭けて8選手が、4試合でその一枠(時には二枠?)を賭けて戦うPFL CSシリーズも後半戦に入った。


今回、アジアから元UAEWフェザー級王者のイ・ドギョムが参戦。コンテンダーシリーズからUFCへ進むも2敗でリリース、LFAで再起したボストン・サルモンというPFL本戦に進むのに絶好の機会を得ていた――が、なんとイ・ドギョムは148.6ポンドと計量を失敗してしまう。

それでも明日は試合の機会を得ることができたが、よほどのことがないと契約は難しいと思われる大失態だ。それでもファン投票という、細かい競技性よりもエキサイトメントを求める合否のスケールが存在するので、ここはもうフィニッシュ必須のゴーフォーブロック・ファイトで行くしかない。UAEWで見せたヒザ蹴りKO級のインパクトを残して初めて、契約の遡上に上ることができる――本当に痛い、計量失敗だ。

他に注目はメインのブラジル人で南アフリカ=EFCのフェザー級王者ヘイナウド・エクソンだ。

対戦相手のマイク・バーネットは戦績こそ11勝3敗だが、Legacy FCやLFAで勝ちきれてないクレイ・ハーヴィンソンに敗れており、エクソンとしても勝ち方、インパクトな重要な査定試合となる。

■視聴方法(予定)
3月12日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#04対戦カード計量結果

<フェザー級/5分3R>
ヘイナウド・エクソン: 145.8ポンド(66.13キロ)
マイク・バーネット: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
エドウィン・クーパーJr: 145.8ポンド(66.13キロ)
トロイ・ラムソン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
イ・ドギョム: 148.6ポンド(67.4キロ)
ボストン・サルモン: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
スコッティ・ストックマン: 145.8ポンド(66.13キロ)
ボラヒアン・ザーカー: 145.4ポンド(65.95キロ)

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MMA MMAPLANET o ONE PFL UAEW UFC UFN201   アブドゥル・ラザク アラン・ボドウ イ・ドギョム カイル・ダウカウス カイ・カラフランス クリスチャン・ロドリゲス グロリア・ジ・パウラ サイド・ヌルマゴメドフ ジム・ミラー ジャマール・ヒル ジョニー・ウォーカー ステファニー・エッガー チェス・スケリー チャド・アンヘリガー マーク・ストリーグル

【UFN201】計量終了 世田谷生まれ、慧舟會育ちのストリーグル。捲土重来&背水の陣のオクタゴン2戦目へ

【写真】レスリングのクラウチングでフェイスオフを行ったスケリーとストリーグル(C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN201:UFN on ESPN+59「Walker vs Hill」の計量が、18日(金・同)に行われた。

ジョニー・ウォーカー×ジャマール・ヒルのミドル級がメインの今大会、プレリミは7試合で女子のストロー級とバンタム級以外の男子の試合はフェザー級とバンタム級に集中している。


バンタム級が2試合、フェザー級が3試合も組まれたがプレリミメインでライト級から階級を落としてきたデヴィッド・オナマと対戦するガブリエル・ベニテスが 148ポンドと計量失敗し、ファイトマネーの30パーセントをカットされキャッチウェイトで戦うことになっている。

第2試合で顔を合わせるジョナサン・ピアースとクリスチャン・ロドリゲスは共に 145.5ポンドでクリアした。また第5試合ではマーク・ストリーグルが、オクタゴン2戦目をチェス・スケリーと戦う。

父親が世田谷のインタースクールの教師だった関係で、世田谷で生まれ育ち、高校生のときに慧舟會GODSでMMAを始めたストリーグル。サンディエゴへの大学へ進学するも、途中でプロMMAファイターに転身した。

Legend FC、ONE、URCCと日本で戦っていないのは不思議だが、アジア全域で戦ってきたストリーグルは過去にカイ・カラフランスやUAEWから今年のPFL CSに挑戦するイ・ドギョムらに一本勝ちを収めている。それでいて世界最高峰の水は全く甘くなく──UFCでは一昨年10月の初陣でサイド・ヌルマゴメドフに51秒TKO負け。今回は捲土重来もしくは背水の陣でのスケリー戦となる。

■視聴方法(予定)
2月20日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
ジョニー・ウォーカー: 206ポンド(93.44キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<195ポンド契約/5分3R>
カイル・ダウカウス: 193.5ポンド(87.77キロ)
ジェイミー・ピケット: 194ポンド(87.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)
アラン・ボドウ: 256ポンド(116.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 156ポンド(70.76キロ)
ニコラス・モッタ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 183ポンド(83.00キロ)
アブドゥル・ラザク: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス: 148ポンド( 67.13キロ)
デヴィッド・オナマ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ステファニー・エッガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェス・スケリー: 146ポンド(66.22キロ)
マーク・ストリーグル: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ: 116ポンド(52.62キロ)
グロリア・ジ・パウラ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェシー・ストレーダー: 135ポンド(61.24キロ)
チャド・アンヘリガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイ・ペーリン: 136ポンド(61.69キロ)

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MMA MMAPLANET ONE PFL PFL CS04 PFL CS05 ROAD FC イ・ドギョム ブルーノ・ミランダ ブログ ヘイナウド・エクソン

【PFL CS04】8試合、7カ国のファイターが集まり─タイからブラジルに戻ったブルーノ・ミランダが参戦

【写真】調整させ上手くいけば、巨強のブルーノ・ミランダ(C)MMAPLANET

1日(火・現地時間)、3月18日(水・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで開催されるPFL Challenger Series05=ライト級に出場する8選手が発表されている。

ライトヘビー級、ウェルター級、女子ライト級、フェザー級に続き、5階級目となるライト級ロースターにはブルーノ・ミランダの名前が見られる。


ミランダはプーケットのタイガームエタイを拠点にMMAでは韓国のRoad FC、マカオのバトルフィールドFC、ムエタイはプーケットで、キックは中国のクンルン・ファイト、武林風、WBKで戦うなどアジアで活躍してきたストライカーだ。

ONEバンタム級の注目株ファブリシオ・アンドラジと同様にコロナ禍でトレーニングに支障がきたしたミランダは、タイを離れ母国ブラジルのリオに拠点を置いている。

アンドラジがノヴァウニオンに所属したのに対し、ミランダはブラジル・ボクシング界の名匠クラウジオ・コヘーリョが率いたボクシングジム=アカデミア・ノブレアルチ……カンタガーロという巨大フェベイラにあるジム等でトレーニングをしている模様だ。

ミランダがアジア以外で試合をするのは、実に2013年8月以来で8年7カ月ぶりになる。また米国でのファイトは初めてで、キャリア9勝4敗のカーソン・フレイと戦うことが決まった。パワフルな打撃で対戦相手の頭を下げさせ、ギロチンという鉄板パターンを持ちながら、減量下手&スタミナに問題を抱えていたミランダが、100万ドル獲得に最初の関門を越えることができるか──注目だ。

PFL CS05はミランダの対戦相手フレイ以外で、米国人ファイターの出場はデニス・ヒューズのみ。米国を拠点に戦っている外国勢も含め6選手が非アメリカンだ。

ボスニアヘルツェゴヴィナのダミール・フェルハトベゴビッチがイスラエル・アデサニャやダニエル・フッカーの同門ニュージーランドのBJ・ブランドと、カナダのミカエル・デュフォーはコロラドのエベレーション・ファイトチーム所属=エストニア生まれのアルメニア人アルート・ポゴシアンと、イスラエルのヤネル・アシュムズは前述したヒューズと戦う。

また2日(水・同)にはPFL CF03=女子ライト級とPFL CF04=フェザー級のカードも明らかとされ、前者では最注目だったフランスの五輪レスラー=シンシア・ベスカンの名前が何事もなく消えており、代役としてブラジルのエヴェリン・マルチンスがジャッキー・カタラインとのマッチアップがアナウンスされている。

なおフェザー級ではEFCフェザー級王者ヘイナウド・エクソンはマイク・バーネット、韓国のイ・ドギョムはジョシュ・ブライデンとの対戦が決まった。

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【PFL CS04】フェザー級選考マッチに韓国から前UAEW王者イ・ドギョム、EFC王者エクソンが参戦

【写真】コロナ前から中東経由で北米を目指していたイ・ドギョム。K-MMAのハングリーさを象徴しているファイターだ (C)UAEW

1月27日(木・現地時間)、3月11日(水・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで開催されるPFL Challenger Series04=フェザー級の陣容が明らかとなっている。

既にライトヘビー級、ウェルター級、女子ライト級の3階級で4試合=8選手のロースターが発表され、LFA2冠のジョシュア・シルヴェイラ、BRAVE CFスーパーウェルター級王者のジャラ・フセイン・アルシラウィ、鉄板ボディロックパス=ルーカス・ハルク・バルボーサら興味深い選手名が確認できる。


今回、発表になったフェザー級では韓国からイ・ドギョムの出場が決まった。アジア広域でいえば上記にあるようにアラブ社会の中近東ヨルダンからウェルター級に参戦するアルシラウィに続き2人目、漢字文化圏=儒教文化圏といえる東アジアから初選出となった。

イ・ドギョムはAngel’s FCから北米、いやUFCを目指しUAE WARRIORSに参戦しフェザー級王座を獲得したがZuffaからのコールはなく、昨年10月にUFCベテランのアリ・アルカイシに敗れベルトを手放している。結果、オクタゴンからデカゴンにターゲットを変更し夢の100万ドル獲得に向けPFCのトライアウトといえるチャレンジャーシリーズに臨むこととなった。

この他、南アフリカのEFC Worldwideのブラジル人フェザー級王者ヘイナウド・エクソンに出場も注目だ。またジャクソン・ウィンクMMA所属で名門アイオワ大出身のレスラー=エドウィン・クーパーJr、豪州からキャリア8勝2敗のアーロン・ブラッキーら世界各地からファイターが選考されており、対戦カードの発表が楽しみだ。

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Brave CF MMA PFL UAEW UAEW24 UFC アリ・アルカイシ イ・ドギョム カールストン・ハリス キック サルバツホン・カミドフ サンボ・ゴリンボ シルベスター・チップファンブ ヘンダソン・フェヘイラ マヒル・マメドフ ムイン・ガフロフ ユ・スヨン ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ

【UAEW24】2人のUAEW王者に挑むのはTitan FCとEFC Worldwideのチャンピオン!! 世界中の新鋭がズラリ!!

【写真】Titan FCフェザー級チャンピオンの挑戦を受けるUAEWフェザー級王者のイ・ドギョム(C)UAEW

29日(金・現地時間)、UAEはアブダビの柔術アリーナでUAE Warriors24が開催される。

28日(木・同)には同所でUAEW23 Arabia05と中東勢中心のYoung Blood大会が行われ、2日連続のイベント開催となる。また30日には同地でUFC267が開催されることで、今大会はダナ・ホワイトの御前試合になる可能性も高い。

今年の1月のEagle FCとの合同イベントはダナとカビブ・ヌルマゴメドフが席を並べて視察し、カールストン・ハリスがUFCと契約し、ムイン・ガフロフがコンテンダーシリーズ行のチャンスを掴んでいる。


そんなUFCウィークのUAEW24では2つのタイトル戦が組まれている。メインでは16勝2敗、ブラジル人王者ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラがシルベスター・チップファンブの挑戦を受ける。

3月大会でカナダ人王者ザビエル・アラウイをハイキックからパウンドアウトしベルトを巻いたオリヴェイラに対し、ジンバブエ人ファイターで現在は南アフリカのケープタウン在住のチップファンブはEFC Worldwideのバンタム級チャンピオンだ。

中東のプロモーションのブラジル人王者に、アフリカの王が挑む一戦。MMAの世界的伝播とUAEWのグローバル感が改めて伝わってくるメインといえる。そのグローバル感をさらに感じさせるのが、コメインのフェザー級選手権試合だ。

同級王者は韓国のイ・ドギョム。彼はAngel’s FCでフェザー級王座挑戦もムン・ギブンに敗れ、キャリアアップに中東の地を選んだ。現在はBRAVE CFに在籍する元PXCフェザー級王者でUFCベテランのロランド・ディをKOすると、2020年7月にアレクサンドル・キトランをヒザ蹴りで一蹴し、UAEWフェザー級王座に就いている。

挑戦者のアリ・アルカイシはBRAVE CFで3連勝しUFCにステップアップ──も2連敗でリリースされる。その後はUAEWで再起し、8月にはTitan FCでアンドリュー・ウィットニーを下しTitan FCフェザー級王者になっている──ヨルダン人散打ファイターだ。

イ・ドギョムとすれば、ただ王座初防衛を目指すだけでなく、有力フィーダーショーのチャンピオンを相手にインパクトを残す勝ち方をし、UFCへのステップアップを狙うファイトであることは間違いない。

また韓国からはイ・ドギョムだけでなくZEUS FCバンタム級王者のユ・スヨンがプロモーション・デビューを果たす。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

ユ・スヨンは2019年11月にパンクラスに来日し大橋悠一を僅か13秒でKOし、再来日が期待されていた25歳の新鋭だ。

ユ・スヨンもまた中東をステップアップの地として照準を定めたが、UAEWでは同大会初戦となるタジキスタン人ファイターのサルバツホン・カミドフ──キャリア11連勝中のえげつない相手を用意している。

またEFC Worldwideのウェルター級王者サンボ・ゴリンボもUAEW初陣を迎え、PFLベテランのヘンダソン・フェヘイラと相対する。この他にもカザフスタンのオクタゴンMMAミドル級王者で19勝1敗のマヒル・マメドフも出場、世界の新鋭の品評会ともいえるUAE Warriors24──見逃せないイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS

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【UAEW12】試合結果 玉石混交大会からキラリと光るイ・ドギョム、アゼレドらに注目

【写真】ライト級新王者のアゼレドとフェザー級王座防衛に成功したイ・ドギョム(C)UAEW

7月31日(金・現地時間)、UFCファイトアイランド終了から6日──UAE Warrior12がアラブ首長国連邦アブダビ首長国のムバダラ・アリーナで開催された。

バーレーン系のBrave CFと違い、アブダビでの活動に集中するUAEWだが、現状行われているフィーダーショーと同じようにファイトウィークになってから対戦カードの変更が多く見られた。

そのため実力差があり過ぎるカードも存在し、ファイターのレベルも大きな違いがる玉石混交大会となった。それでもしっかりと結果を残したファイターたち、UAE在住ブラジリアンの新ライト級王者ブルーノ・アゼレド、韓国からはフェザー級王者イ・ドギョムとジョン・ハングゥ、ロシア系のウスマン・ヌルマゴメドフ、フランス女子のマノン・フィルホらの今後、同プロモーションでの戦い──あるいはステップアップ後を果たすことができるのか注視したい。

UAE Warriors12
<ADWライト級王座決定戦/5分5R>
○ブルーノ・アゼレド(ブラジル)2R2分10秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×マイク・サンティアゴ(米国)
<ADWフェザー級選手権試合/5分5R>
○イ・ドギョム(韓国)1R3分14秒
TKO
詳細はコチラ
×アレクサンドル・キトラン(ルーマニア)
<ライト級/5分3R>
○ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)1R2分39秒
バーバルタップ
詳細はコチラ
×ジェリー・クヴァンストロム(フィンランド)
<69.7キロ契約/5分3R>
○ジョン・ハングゥ(韓国)1R1分17秒
バーバルタップ
詳細はコチラ
×マックス・リマ(ブラジル)
<69.9キロ契約/5分3R>
○ユセフ・アル・フセニ(UAE)1R0分19秒
TKO
詳細はコチラ
×ムハマド・ファルガン(インド)
<ライト級/5分3R>
○イズディナン・アル・デルバニ(ヨルダン)3R
判定
×レイ・ナショナリーズ(フィリピン)
<フェザー級/5分3R>
○ボクダン・キリレンコ(ウズベキスタン)3R
判定
詳細はコチラ
×アフメド・アル・デルマキ(UAE)
<女子フライ級/5分3R>
○マノン・フィルホ(フランス)3R4分50秒
TKO
詳細はコチラ
×コリーン・ラフロンボワーズ(カナダ)
<165ポンド契約/5分3R>
○アナス・シラジュ・モニア(モロッコ)1R1分52秒
KO
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×レアンドロ・マルチンス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○トイール・ズラエフ(タジキスタン)3R
判定
×ムスタファ・イブラヒム・ラディ(ヨルダン)