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『UFC 298』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアを見たファイター・関係者の反応

【特典】EA SPORTS UFC 5(【予約封入特典】DLC)


 『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアを見たファイター・関係者のSNSでの反応。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 アレックス・ヴォルカノフスキー イリャ・トプリア キック

【UFC298】スペインにUFCのベルトが─拳の圧で上回るトプリアが、右フックでヴォルカノスキーをKO

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
イリャ・トプリア(スペイン)
Def.2R3分32秒by KO
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

オクタゴン中央のトプリアに、ハイキックをまず蹴ったヴォルカノフスキー。ワンツーに距離を取ったヴォルカノフスキーは、左ロー、左ミドルを蹴る。トプリアはやや前足重心から右オーバーハンドを繰り出し、ヴォルカノフスキーが左の蹴りを構えを変えながら続ける。逆に右カーフで、姿勢を乱させたトプリアがカーフ。さらに右を見せつつ、圧を掛けるチャレンジャーが右を蹴りに合わせる。

姿勢を乱した直後に右カーフを蹴られたヴォルカノフスキーは、スイッチして構えを戻す。王者は左ミドル、右ロー。トプリアはワンツーからスリー&フォーとパンチを続け、右をヒットさせる。左ミドルをブロックして、右を伸ばしたチャレンジャーだがヴォルカノフスキーがカーフを2度蹴り込む。トプリアは組みのフェイクを見せてカーフ、逆にヴォルカノフスキーが組みつくとヒザを放って離れた。残り10秒、牽制し合った両者──初回は挑戦者のラウンドとなったか。

2R、挑戦者は左ジャブ、さらに右オーバーハンドからワンツーの左を伸ばす。構えを変えるヴォルカノフスキーは左に回り、左の蹴りも拳の圧は挑戦者が上か。ワンツーで左フックを当てたトプリアが、近距離でボディにショートのコンビを打ち込む。追うトプリアとの回るヴォルカノフスキーという展開のなかで、トプリアがローに右を合わせる。そしてカーフに続けたチャレンジャーは、ジャブを被弾すると上体を振って前へ。離れ際に左をヒットさせ、カーフに繋げたトプリアはジャブに右を合わせた。ヴォルカノフスキーは右ローからジャブを当てた直後に、トプリアが右を当て下がる。

左&右で前に出たトプリアが、ヴォルカノフスキーの右に右を合わせてフックを打ち抜く。腰から崩れ落ちたヴォルカノフスキーは、衝撃的な王座陥落となった。

「本当に嬉しい。人生は自分で創っていくんだ。君自身だ。どれだけ怖くても、自分で責任を取る。僕を見て欲しい」と新チャンピオンは話した。一方、敗れたヴォルカノフスキーは「長い間フェザー級チャンピオンだった。再戦はスペインでやりたい」とコメントした。


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45 AB K-1 MMA MMAPLANET o ONE PRIDE UFC UFC298 YouTube アマンダ・レモス アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレア・リー イアン・ギャリー イリャ・トプリア オーバン・エリオット キック ジェフ・ニール ジャスティン・タファ ジョシュ・クィンラン タン・カイ タン・リー ダニー・バーロウ パウロ・コスタ ヘンリー・セフード ボクシング マッケンジー・ダーン マラブ・デヴァリシビリ ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ロマン・コピロフ 中村倫也

【UFC298】中村倫也と対戦、カルロス・ヴェラ「テコンドーは何よりも速く。ライアンの柔術は誰とも違う」

【写真】両者とも135.5ポンドで計量を終えている(C)MMAPLANET

明日17日(土・現地時間)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC298「Volkanovki vs Topuria」で中村倫也と戦うカルロス・ヴェラ。
Text by Manabu Takashima

3週間前の代役オファーを受けたヴェラは、MMA界で最高のテコンドー使いのタン・リーの盟友で、MMA界随一の50/50ガードの使い手であるライアン・ホールの指導を過去7年に渡り受けてきた。ヴェラ曰く「多くの選手がリンヤとの対戦を避けてきた」なかで、彼がスクランブルで出場を決めたのは、長年のテコンドー歴と濃密なグラップリングの指導を受けたことにより、他の類を見ないMMAを成形してきたからだ。

立っても寝ても異端のヴェラが口にした中村倫也戦の自信とは。


──カルロス、ファイトウィークにインタビューを受けてもらってありがとうございます。

「実はジムに行って汗を流そうと思ってUberで移動中だけど、取材してくれて感謝しているよ」

──そんな時に……こちらこそ、感謝しています。今週末、UFCデビュー戦で中村倫也選手と戦いますが、今の気持ちを教えていただけますか。

「凄く調子は良いよ。もともとリンヤ・ナカムラと対戦予定だった選手が欠場になり、僕がこの試合を受けたのは3週間前だった。聞くところによると、リンヤが凄くデンジャラスな相手になるから多くの選手が対戦を嫌がったというんだ。そんな相手だからこそ、戦い甲斐があるってものだよ。普段からしっかりと練習をしているし、試合が決まってからも十分に準備をすることができた。あの時点で、十分に戦うことができるという確信があったからリンヤとの試合に合意したんだ」

──カルロスのバイオを見ると、エクアドル人となっていますが、英語にスパニッシュ訛りも余り感じられずアメリカン・アクセントですね。

「生まれたのはエクアドルだけど、子供の時にルイジアナ州ニューオリンズに移り住み、6年前からフルタイムのMMAファイターとしてワシントンDCで暮らしている。もう米国にやってきた30年になるよ」

──ニューオリンズでテコンドーの経験があり、しかもMMAファイターで現在は50/フィフティージムに所存しているということは、もうONE暫定世界フェザー級王者のタン・リーと関係していないわけがないですね?

「その通りだよ(笑)。4歳の時からタン・リーのお父さんであるタイ・リーが開いたムーンカレッジでテコンドーを習って来た。30年に渡りテコンドーを続け、多くの蹴りとコンビネーションが僕のファイトの根幹をなしている。

タイ・リーにテコンドーを習い、タン・リーとは長年の練習仲間であると同時に彼もまた僕の指導者の1人だ。もう兄弟のようなもので、MMAも同じ時に始めたんだ」

──50/フィフティーへの移籍はタン・リーがTUFで親密になったライアン・ホールのところで練習をするようになったからですか。

「TUFの収録が終わってタン・リーがルイジアナに戻って来た時、その前と比べると10倍は彼の柔術が良くなっていた。驚いて『何があったんだ?』って尋ねた。そうしたらタン・リーがワシントンDCでライアン・ホールと練習すべきだと。すぐにワシントンDCに向かったよ。ライアンはまるで魔法使いのようだった。素晴しい柔術家で、素晴らしい指導者、そして最高のMMAファイターだった。ライアンが僕のマーシャルアーツキャリアを変えてくれた。

僕とリンヤの試合から2週間後にタン・リーも王座統一戦でタン・カイと再戦する。僕自身、リンヤ・ナカムラという相手に自分を試す機会が巡ってきた。運命的なモノを感じるよ」

──タン・リーはライアン・ホールとの出会いのあとも、テコンドーを全面に出したファイトですが、カルロスはMMAでもそれこそ50/50から足関節やリバーサルを狙い、またギロチンでフィニッシュするなどグラップラーのような戦い振りを見せています。

「僕は今でもテコンドー・ファイターだよ。多くの選手が僕らのようなトリッキーな動きを嫌がる。なぜなら、僕らが戦う角度は凄く相手にフラストレーションを与えるからね。そして彼らの解決策は、組んでテイクダウンを狙うことになる。以前の僕なら、リンヤ・ナカムラと立ち技で戦うとしただろう。なんせ、彼はU23の世界チャンピオン・レスラーだからね。

とてもパワフルなレスラーで、しかもKOできる打撃力もある。僕が望む相手だ。パワフルな打撃とレスリングの持ち主が相手なら、移動とボクシングとキック、そして柔術と僕の力がフルに発揮できる。勿論、リンヤを軽視することはない。でもリンヤがテイクダウンを仕掛けてきても平気だ。グラウンドも今や僕の庭になった。立っても、寝ても、どちらでもリンヤと戦うことができる」

──中村選手はケージのなかで50/50を経験したことはないと思います。どれだけ自信を持って寝技を戦うことができるでしょうか。

「自信の根源は、トレーニングだ。打撃、柔術、レスリングを毎日練習してきた。もちろん、僕のレスリングはリンヤとは比べものにならないほど稚拙だ。彼はワールドクラスだからね。彼とレスリングでやり合おうとは思っていない。でもさっきも話したように、僕は4歳の時からテコンドーをやってきた。キックして動く、加えて7年間懸命に修得してきた柔術がある。

彼がどれだけグラウンドができるのか、分からない。彼のテイクダウンとコントロールは素晴らしいと皆が言っているけど。うん、そうだね……。重ねて言うと、僕はしっかりと練習を続けてきた。グラップリングもそうだし、打撃でも自信を持っている。リンヤは危険なファイターで、技術力の高さも、パワーも認めている。だからこそ、僕の特性を生かしたトリッキーなファイトで彼と戦う」

──距離と間合いが鍵を握って来そうです。

「同意するよ。距離は凄く重要になる。つまりはリズムとタイミングの勝負でもある。テコンドーのタイミングとフェイクは他の比べるものがないほど速い。ムエタイはパワフルだけど、遅い。テコンドーはパワフルで、ずば抜けて速い。リンヤがこの速さにどれだけ対応できるのか、とても興味深い。そして彼がテイクダウンを狙った瞬間から、僕の庭に足を踏み入れることになる。色々な仕掛けを用意しているよ。

まず打撃、そしてテイクダウンがくればゲームプラン#02だ。柔術ゲームを仕掛ける。ライアン・ホールに習った僕の柔術は普通の柔術ではない。色々と違った仕掛けがある。彼のこれまでの試合のグラウンドと同じようになることはない。テコンドーは何よりも速く。ライアンの柔術は誰とも違う。リンヤは凄く戦いづらくなるだろう」

──カルロス、練習前に本当にありがとうございました。日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本の皆、僕は心からリンヤのことを尊敬している。そして、ずっとK-1とPRIDEを見てきた。リンヤ・ナカムラには侍スピリッツが宿っている。僕にはエクアドルの先住民の魂がある。先住民には多くの戦士がいた。リンヤのなかのウォリアーと僕のなかにいるウォリアーが、ケージのなかで尊敬心と勇気を持って戦う。その結果、最高のアグレッシブな試合になるに間違いない」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者] イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカー(豪州)
パウロ・コスタ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
ヘンリー・セフード(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ(ブラジル)
ジャスティン・タファ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
カルロス・ヴェラ(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
ブレジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダニー・バーロウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァル・ウッドバーン(米国)
オーバン・エリオット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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45 AB Cage Warriors MMA MMAPLANET o UFC UFC298 YouTube   アマンダ・レモス アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレア・リー イアン・ギャリー イリャ・トプリア オーバン・エリオット キック シャクハト・ラクモノフ ジェフ・ニール ジャスティン・タファ ジョシュ・クィンラン ダニエル・ロドリゲス ダニー・バーロウ デミアン・マイア ニール・マグニー パウロ・コスタ ヘンリー・セフード マッケンジー・ダーン マラブ・デヴァリシビリ ミランダ・マーヴェリック リー・ジンリャン ロマン・コピロフ ヴィセンチ・ルケ 中村倫也

【UFC298】The Future !!! ジェフ・ニール戦へ、イアン・ギャリー「世界中の皆が、僕の運命を追い続ける」

【写真】ファイトウィークに技術論の言葉を重ねてれる。本当に感謝です(C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 298「Volkanovski vs Topuria」でイアン・ギャリーがジェフ・ニールと対戦する。
Text by Manabu Takashima

英国#01フィーダーショー=Cage Warriorsで7連勝を遂げ、ウェルター級王者としてUFCへ。世界最高峰でも6連勝と負け知らずのギャリーは、昨年12月にキルクリフFCの盟友ヴィセンチ・ルケと戦う予定だった。

しかし、ファイトウィークに体調を崩して欠場に。そんな幻となった同門対決と、今回のニール戦からの世界王座への道のりについてギャリーをインタビューした。26歳、これからピークを迎えるMMA界の未来──の言葉は自信に満ち満ちていた。


──週末にジェフ・ニールとの対戦を控えたイアンです。今の気持ちを教えてください。

「エキサイティング。僕がどれだけことができるのかを、ファンの皆に見てもらえることが楽しみでならない」

──昨年12月のヴィセンチ・ルケ戦はファイトウィークに病欠になってしまいましたが、それ以前にヴィセンチというキルクリフFCのチームメイトとの試合が決まったことに驚かされました。そして試合前はキルクリフFCでなく、ブラジルで調整をしていたとも聞いています。

「その通りだ。ヴィセンチは僕の友人で、家族と一緒にブラジルからフロリダに移り住んでいる。僕は身軽だし、その点が気になっていたからジムを出てブラジルで準備をすることにしたんだ。そうすれば、ヴィセンチは家族と離れる必要はないだろうと思って。

ただ、残念なことにファイトウィークに体調不良に陥ってしまって──でも、それも人間が生きていくうえで起こり得ることだからね」

──ではヴィセンチ戦が流れ、キルクリフFCに再合流をしたのでしょうか。

「今回の試合は、そのままブラジルに残って練習をして来た。シュートボクセで練習し、柔術はデミアン・マイアとやってきた」

──デミアン・マイアと!!

「そうなんだ。最高の技術に触れ合うことができた。成長するために、素晴らしい出会いになったよ。でもキルクリフFCを離れたわけじゃない。今も皆が友人だ。コンタクトも取り続けているし、またジムに戻る。でも今はブラジルで柔術を学ぶことが、自分にとって正しい道なんだ」

──チーム内にウェルター級のライバルがいることを考慮したということは?

「ノー(笑)。ヴィセンチ・ルケもシャクハト・ラクモノフ、リー・ジンリャン、ジルベウト・ドリーニョ、皆が僕の友人だ。彼らから色々なことを学ばせてもらった。色んな影響も受けてきたよ。僕にとって欠かせない存在だ。またキルクリフに戻って、皆とスパーリングを再開するよ。彼らと同じ場所を共有すること自体が、楽しくてならないからね」

──では、今回の試合のコーナーマンは?

「ディエゴ・リマ、シュートボクセのヘッドコーチだ。そして対戦経験のあるダニエル・ロドリゲスも僕を助けてくれる。今回、ジェフ・ニールとの対策練習でトレーニング・パートナーを務めてくれたんだ。凄く良いヤツなんだよ。この試合のために、凄く良い練習をディエゴやダニエルと積むことができた」

──シャクハト、ヴィセンチは既にジェフ・ニールと戦っており、キルクリフのコーチングスタッフはニールのことを凄く理解しているかと。

「そこは特に気にしていない。僕は自分の才能を信じている。自分がどれだけできるのかも、自信を持っている。いかに自分が特別なのかを知っているからね。誰も僕のようには戦えない」

──なるほどぉ!! ではジェフ・ニールの印象を話してもらえますか。

「良い選手だよ。タフで、パンチが重い。そして、思い切り打ちこんでくる。テイクダウン・ディフェンスにも長けている。でも背が低い。あのリーチでは、僕の距離を攻略することはできない。何より、俊敏さという面では一切僕に優るところはない。彼にとって僕のスピードは超絶なほどに厄介になるだろう。彼の拳は僕の顔を捕えることはできないよ。

それにジェフは僕のようなディフェンス能力も持ち合わせていない。彼は殴る能力はあるけど、守る力が欠けている。だからタフなファイトが必要になってくるんだ。僕は彼を近寄らせることなく、やりたいことを封じ込む。試合は僕がドミネイトするよ」

──ニール・マグニー戦ではイアンのカーフキックが凄く効果的でした。マグニーはオーソで、ニールはサウスポーなのでインサイドローがカーフキックのように有効活用できると考えていますか。

「カーフよりもインサイドローの方が、リスキーだ。右インローを蹴ると、ニールに左ストレートを打つ機会を与えることにもなる。だから正しいタイミングで、正しい場所に足を置く必要がある。いくら相手にダメージを与える攻撃でも、自分が傷ついては何もならない。もちろんインローを有効に使うことがえきれば、その効果は大きいよ。それは絶対だ。

どのような蹴りでも、彼の前足を削ることができれば試合を有利に運ぶことができるようになる。ニールのスピードは落ち、前に出てくる圧力も落ちるからね。そういう展開を望まないわけがない。でも、それには正しい場所かつ正確なタイミングで蹴ることが必要になる」

──押忍。UFCデビュー戦の頃からインタビューをさせてもらってきましたが、一つ一つの言葉に説得力が出てきました。UFCで無敗でいるということは、それだけの自信になったといえますか。

「自信は持っているよ。自分を信じることから、始まっているから。そして、その自信は自分がやるべきことをやり、結果を残すことでより大きく、絶対になってきた。ガキの頃から自信はあったけど、より真実味をもって特別な自信を持てるようになったんだ」

──素晴らしいです。ところでウェルター級という層の厚い階級で、タイトルショットを手にするために今回の試合では何を見せないといけないと感じていますか。

「計画では、世界王座挑戦は2025年だ。そのために今年は、如何に僕が優れたファイターかを世界のトップ戦線で証明し続ける。手始めに土曜日にはジェフ・ニールをぶっ飛ばす。そしてトップ5ファイターから2人を指名する。

現時点でトップ15人のうち、6人を破っている。来年、タイトル挑戦を実現させるには7位か6位、5位を倒してから、1位か2位のファイターに勝つ。そうなればイアン・ギャリーが最高のファイターだと世界も認識し始めるだろう。ワクワクするよ。

皆が熱狂するファイトと共に、ゴールに向かって世界を震撼させる。それが運命だ。世界中の皆が、そんな僕の運命を追い続けることになるんだよ(笑)」

──イアン、世界中の1人として楽しみにしています。では最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「もちろん!! 僕は柔道の黒帯だ。柔道を通して、日本の文化に実際に触れたいと思っている。日本で僕のルーツに立ち返りたい。対戦相手の重心を崩すことは、MMAでも本当に有効になってくるから。それを日本の柔道で学びたいんだ。絶対に日本に行くよ」

──講道館で稽古するイアンの姿、見てみたいですね。

「おぉ!! そうなれば最高だよ。講道館の刺繍が入った黒帯を巻きたい。友人の1人が日本で柔道の稽古をしてきて、本当にビューティフルな道着を持って帰ってきたんだ。日本の友の誰かが、講道館の黒帯を僕に届けてくれないかな(笑)」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC298対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者] イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカー(豪州)
パウロ・コスタ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
ヘンリー・セフード(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ(ブラジル)
ジャスティン・タファ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
カルロス・ヴェラ(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
ブレジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダニー・バーロウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァル・ウッドバーン(米国)
オーバン・エリオット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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AB DEEP DJ.taiki MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Special アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ パンクラス 井村塁 修斗 南友之輔 原口伸 原口央 木村柊也 海外 田嶋椋 藤井伸樹

【Special】J-MMA2023─2024、原口央─02─「いろんな若いのがいて世代交代されないように必死」

【写真】この痺れる舞台へ、再び (C)MMAPLANET

J-MMA 2023-2024、第一弾・原口伸、後編。
Text by Manabu Takashima

2024年もRoad FCのトーナメントが出ることが確定という原口だが、その前に国内でも1試合を挟みたいという。そこで挙げられた各プロモーションのバンタム級ファイターの名前は原口が如何に自分の現在の位置を理解し、さらなる高みを目指そうとしているのかがしっかりと伝わってくる選手たちだった。

<原口央インタビューPart.01はコチラから>


――ところで原口選手って、SNSでファンに何言われると反応していますよね。結構、挑発的に。

「ハハハハ。楽しんでいます。僕、普通に言っちゃうんです。思ったことが、すぐに出てしまって(笑)。相手にすればするほど、回りも反応するので面白くて。武田(光司)がインスタLIVEをやっていて、そこに僕が入って。武田が僕を弄ると色んな奴が反応してきて。そいつら一人一人に返信します。『うるせぇ』とか『直接、言いに来い』とか」

――アハハハ。そんなことしてもしょうがないじゃないですか。

「めっちゃ、楽しんでいます(笑)」

――凄く意外な気がします。

「アンチとかも全く気にならないので」

――SNSのやりとりも、打ち合いもほどほどにお願いします(笑)。ところでトーナメント決勝直後、その後のキャリアップに関してはどのように考えていましたか。

「Road FCのトーナメントは、2024年もジョン(ムンホン)代表から直接『また出てほしい』と言ってもらえたので。僕自身、また出たい――負けた直後から来年のトーナメントに出たいと思っていました。本当に色々と経験ができました。日本とは全く違うので。僕もそうですし、(原口)伸も対戦相手が急遽代わったり、そういうことが当たり前にある。そういうときの適応能力が、海外でやっていくには必要になってくる。

伸なんて準決勝は相手が代わって、決勝は大会自体がなくなりましたからね(苦笑)。世界のトップでやるには、そういうことにも対応できないと。本当はなるべく公平な状況で、ここまで練習してきたことをぶつけ合いたい。そう思っています。あのアレックス・ヴォルカノフスキーもイスラム・マカチェフとの2度の対戦は、全然動きが違っていました。準備って大切です。

でもショートノーティスで試合を受けることも凄いですし、そういうことを当然だと思えないといけない。僕も中原(由貴)選手との試合で経験しているので。1週間前のオファーを受けて戦ったことで、準備の大切さは身に染みて分かりました。それを経験したことで分かって。やはり経験して良かったです」

――そのような覚悟で挑むRoad FCのトーナメントですが、63キロをバンタム級として、王座決定トーナメントをライト級とともに初夏から開くという情報も入ってきます。

「フェザー級の選手が下げてくる……世界各国から、強い選手が集まってきそうです。その来年のトーナメントで頑張らないといけない」

――開幕まで半年ほど時間が空くと、考えられます。

「なので、その前に一戦を国内で挟んでも良いかなと」

――それはどの大会で?

「どこでもオファーをくれれば……どこでも良いです。RIZINが九州・佐賀でLANDMARKを開くので――地元の鹿児島に近いし、出たいですね。九州だし、盛り上がるだろうなと。でも強い選手と戦いたいです。LANDMARKならケージで、僕の土俵だと思っているので。

まぁRIZINもそうだし、DEEP、修斗、パンクラス――どこでも良いので、強い選手とやりたいです……。そうですね、これ書いてもらって良いですか」

――ハイ、なんでも。

「修斗なら藤井伸樹選手、僕も藤井選手もスタミナがドロドロの試合ができるので、ゾンビ系のファイトがしたいです。あとDEEPならDJ.taiki選手」

――人選が渋くて、またしっかりと実力者を指名していますね。

「DJ選手に勝てれば、上の選手と戦って良いということだと思うんです。それとパンクラスなら田嶋椋選手か井村塁選手、やっぱり強い選手がいるんで。僕、ZSTで河村(泰博)選手に負けているから……何も言えないですけど(苦笑)」

――今の原口選手なら、今名前を挙げた各プロモーションの選手なら誰でも戦える権利があると思います。ところでBRAVEでは空手の南友之輔選手、日本拳法の木村柊也選手という勢いのある新人がデビューしました。

「南が同じ階級で、木村はフェザー級ですけどプロ練習にもいつも来ますし、一緒に練習をしています。打撃に関しては凄いです。打撃だけならメチャクチャやられます、ボッコボコに。まだプロ2戦と1戦なんですけど、学ぶことしかないですね。それに南、木村、伸以外にも強いのが集まってきています。コンバットサンボ全日本王者の熊崎夏暉とか、いろんな若いのがいて世代交代されないように必死です(苦笑)」

――気が早いですね(笑)。そんな原口選手ですが、2024年の飛躍に向け意気込みの方をお願いします。

「2024年もRoad FCのトーナメントに出るので、今度はしっかりと優勝します」


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AB ARAMI ISAO MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase340 RYO SARAMI UFC V.V mei YouTube アキラ アレックス・ヴォルカノフスキー キム・サンウォン ジェニー・ファン パンクラス ムハンマド・サロハイディノフ 亀井晨佑 伊藤盛一郎 住村竜市朗 佐藤生虎 川中孝浩 平田直樹 有川直毅 松井斗輝 林源平 栁川唯人 沙弥子 河村泰博 田嶋椋 笹晋久 粕谷優介 美木航 近藤有己 透暉鷹 高橋遼伍

【Pancrase340】ヤン坊と挑戦者決定戦、粕谷優介「別にやりたくもないし、あのパンチは避けられない」

【写真】試合前は弱気一点張りの粕谷だが、ケージに入ると覚悟が決まるという (C)MMAPLANET

24日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase340で、雑賀“ヤン坊”達也とライト級KOPアキラへの挑戦権を賭けて戦う粕谷優介。
Text by Manabu Takashima

モチベーションは勝利後の子供たちとの記念撮影。そんな粕谷のMMA観は、タイトル戦線に戻ってきても何ら変わっていなかった。


――UFC後、パンクラス参戦から序盤は1勝4敗と黒星先行で厳しい状態でしたが、ここのところは3連勝で王座挑戦権を賭けて戦うまで復調しました。

「結果が出ていなかったときは、日々忙しいというのが一番でした。会社員をやりながら道場を経営して、試合に向けて調整する。そこに関して自分でも内心、『限界はあるよな』とは思っていました。道場も忙しく、仕事も忙しい。そうですね、限界かなと」

――限界を感じてもプロ格闘家を続けました。

「2年前にある日突然、格闘家ではなくて会社員であることに限界がきました。13年間働き、そこそこ責任のある立場だったのに会社を素通りして家に戻ってしまったことがあったんです。その日は休ませてもらったのですが、立場があるのにこれを繰り返してはいけないと思いました。

そのある程度の立場になったことで、仕事に対してモチベーションを保つことができなくなっていました。社長にも『ウィンカーを出したのに、会社に入れなかった。これはもう続けることはできないです』と説明をして。会社の方も相当に引き留めてくれましたが、もう行くことができなかったです」

――サラリーマンとしての収入をなくしても、道場でやっていけるということ算段は?

「う~ん、実際にやっていけるというのではなくて見込みがあるという状態でしたね。『なんとかなるかな』って。結果、仕事を辞めると単純に練習時間が増えて疲れも取れるようになりました」

――そこが好調の原因だと。

「まぁ、それだけが理由で勝てているのかは分からないですけど、シンプルに格闘技のことを考えている時間は増えました」

――プロ練習や出稽古は?

「やっていないです。時間がないので。会社員を辞めて時間が取れると思ったのですが、思いのほかパーソナル・トレーニングの予約が入ってきて」

――経営者として良いことですが、ファイターとしては以前と変わらないのでは?

「いえ、それが僕のやっているパーソナルは、は時代と逆行して『ゲロを吐くまでやらせる。優しくしないパーソナル』なんです。追い込みまくる(笑)。それなのに、なぜか受けてくれる人が多くて。パーソナルの時に僕自身も相当に体を動かしているので一石二鳥になっているのかもしれないです(笑)。

それだけで、何も新しいことをやっているわけではないので、結果が残せている理由は自分でも分からない。ガチスパーもやっていないですし、ずっと打ち込みばかりをしていて。ヘロヘロになるまで打ち込みをやる。逆にガチスパーをやっていないので、ケガがなくなったということはありますね。前回の試合は少しあったのですが……」

――では対策練習は?

「なんとなくやる程度です。結局、できることは限られてきてしまうので。くっついてバックに回る。それを確認する作業……ですね。ただ柔術は週に6度練習しています。試合のためでなく、子供たちとただ楽しくやっているようなものでも柔術の技術に関しては『よく、何もしらないでやっていたな』と以前の自分のことを思うようになりました。

それとヴァンガード柔術のレアンドロ・オカモト先生のところ……秦野には通っています。オカモト先生と生徒さんと2時間、バッチリと練習するためにその日だけはパーソナルはお断りしています。それも楽しいから行っているのですが――。

MMAのスパーリングは前回の試合前も、道場生と3回か4回やっただけですね。プロ練習のような強度の高いスパーリングは大事だと思います。でも、もう13年もやってきているので、そこはイイかなと。その分、柔術の練習で極められまくりますし。未だにエビすら、真っ当にできないので日曜日に子供と3人でやっています。柔術は強くなるためでなく、知らないことを教えてもらえるから楽しい。そうやって考えると、格闘技をやる楽しさを思い出したから、試合も戦おうと思えるようになったのかと」

――その結果の3連勝で、今回は挑戦者決定戦を戦います。

「まぁランキング的にはソロソロかとは思っていたのですが、如何せん……UFCから松嶋(こよみ)君、ISAO選手と4連敗をしたことは引きずってきました。あの4連敗を経験して、続けているということが一番自慢できることです。心は完全に折れていて、辞めたいとしか思っていなかったんです。でも、続けることができたので」

――UFCの負けの一つはアレックス・ヴォルカノフスキーが相手ですし。

「子供がUFCの凄さを理解できるようになり始めた時に『このメチャクチャ殴られているの、パパだよね』って言ってきて(苦笑)。勝った試合より、その負けが凄いと。子供たちは柔術を5年ぐらいやっているので、分かるようになったんですよね。『エビができていない』、『なんで足関節にいく?』とか『なんで、普通のフックスイープをしないの?』なんて言われています。勝ち負けでなく、そういうことを言ってくるんですよ。

でもちゃんと教えている通りに、自分も動かないといけないなって思わされます。キッズには一番安全なことを指導しているので、それは自分も同じじゃないかと。あと自分の子供は週に4日、柔術の練習をしています。土曜日は柔術と空手の2部練習。子供が週に4日やっているなら、選手としてではなく親として週に5度は練習しないといけないです。そして子供たちが頑張れという限りは、自分も頑張る。その頑張りが一番伝わるのが試合だから出ているんです。

だから試合に勝った後の記念撮影は、すぐに退場ってマイクで急かさないでもう少し時間が欲しいです(笑)。思い出創りなので、もう少し待ってくださいって。ただ試合をする限り勝ちにはこだわりますし、戦うからには強い人とやりたい。怖いからこそ、そこと戦わないと」

――結果、試合は嫌だと以前と同じことを口にする?(笑)。

「今日も会見でヤン坊選手と向き合って、嫌でした(笑)。別にやりたくもないし、あのパンチは避けられない。絶対に貰うので」

――組んでバックが勝利の方程式ですが、粕谷選手は打撃戦も展開します。

「まぁ、貰う覚悟というか殴られる前提で戦っているので」

――そこで怖さというのは?

「ケージに入ると覚悟は決まります。入るまでは殴られたくないし、ずっと寝技だけをやっていたい。でも、分かりやすく強いのはMMA。そうなると試合をするしかないですよね。殴られるのは嫌ですけど、けっこう殴られてきました。殴られることから逃げていると、勝てないです。で、そこで倒されてもそこまでの技量しかない。そうですね……勝ちたいですけど、道場で教えている人間としては勝ちも負けも両方を見せるしかない。ほんと、だから今はメチャクチャ辞め時かなって。キッズたちは『先生、結構強いぞ』と思ってくれている今こそ、そのタイミングなんじゃないかと」

――タイトル挑戦、ベルト奪取。そこから先に何を目指すのかと尋ねようと思っていたのですが……(笑)。

「でも、辞める辞める詐欺になりますよ(笑)。辞めたいけど、どうせやるんだろうって。結局、環境のせいにしたり諦めちゃう人が多い世の中なので、諦めないでズルズルやっている人もいるよ――というのを見てくれる人がいれば。別に勇気や希望を与えたいわけじゃない。見たかったら、見てくださいというテンションでしかないです。辞めないのは、他に頑張ろうと思えるものを探してもなかなか見つからないです。

こういうことを言うと『舐めている』とか『本気じゃない』って言われますけど、僕の中では全部本気でやっています。ずっと、本気でやってきました」

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平(日本)
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博(日本)
透暉鷹(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介(日本)
雑賀“ヤン坊”達也(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
V.V Mei(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
SARAMI(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
栁川唯人(日本)

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)
松井斗輝(日本)

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己(日本)
美木航(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩(日本)
佐藤生虎(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
梅原規祥(日本)

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【Pancrase340】粕谷優介とライト級挑戦者決定戦、雑賀ヤン坊達也「勝てば業界内で評価される相手」

【写真】フィジカルトレで自信をつけた組み技。トータルファイトで勝負するのか。それとも、やはり打撃勝負か (C)MMAPLANET

24日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase340で、雑賀“ヤン坊”達也が粕谷優介とライト級KOPアキラへの挑戦権を賭けて戦う。
Text by Manabu Takashima

4月のRIZIN LANDMARKでアリ・アブドゥルカリコフに1R3分30秒KO負けを喫して以来の再起戦で、ヤン坊は一般層でなく業界内での評価を高めるという腹積もりでいた。


──4月29日、アリ・アブドゥルカリコフに1R3分30秒KO負けを喫して以来の再起戦がアキラ選手への挑戦権を懸けて、粕谷優介選手と戦うこととなりました。あの敗北後、どのようなキャリアの再生について考えていたのでしょうか。

「僕自身、世界に挑戦したいという話をしていたじゃないですか。でも、ああいう試合をしてしまって力の差を正直感じました。パンチの一発の重さが全然違う。試合後は自分もフィジカル面を強化しようとトレーナーを探して、後輩に良いトレーナーがいたので指導をしてもらっています。どういう動きでどこの筋肉を使っているのかとか、見てもらうようになりました。あとはこれまで通り、全体的に強化してきました」

──ショートノーティスで試合を受けた時、たまたま雑賀選手の練習を見ている某氏と話す機会があって、「試合は受けるしかないとは思います。ただし練習でも被弾しているので、ちょっと不安です」と言われていたんです。

「〇〇さんですよね? 実際に森山(壱成)君とか関(鉄矢)君とやると、パンチを貰っていました。ただ、あの2人とやることで目が慣れてきて、他の人との練習では見えていて。アブドゥルカリコフと戦った時も、最初はパンチが見えていました。それが、一気にギアをあげてきて。入ってきたのも分かったんでジャブを突いたのですが、プレスが強かったです。ジャブを突いても、パンチを出されて。あの時もパンチは見えていて……『ヤベェ』っと思った時には被弾して、体がビーンと。見えているパンチで、あそこまで効くっていうのは、正直驚かされました」

──しかも、ギアを上げたのは雑賀選手のパンチが当たってからだったかと。

「ハイ、右に凄く手ごたえがあって。やったぁとなり行こうと思ったのですが、カウンターを狙っているのが分かって……。しっかりと効かせきれていないと感じ、あそこで行くことができなかったです。たられば──ですが、あそこで行っていたら結果は違っていたかもしれないです。ただ、あそこで行くとカウンター一発でやられていたかもしれない。やっぱり恐ろしいモノを持っていましたね。

当たれば行けると思っていたのですが、当たっても怯まない。ちょっと世界の壁の高さを見せられた思いです。狂気が……殺気がありました。野獣と戦っている感覚で。何かフゥフゥ言っていて、普通じゃないです。ムサエフとかも、フウフウ言っていて。鬼神かよって」

――その鬼神のような選手に勝つためにフィジカルをやりこみ、そこで創ることができたモノはありますか。

「組みとレスリングは、自分のなかでも結構やれるようになってきたかと思います。そこは強化することができています」

――では、組みに自信がついてきたなかでの粕谷選手との戦いというのは?

「粕谷選手はUFC帰りで、パンクラスに来た時から見てきました。そしてフェザー級からライト級に上げた時には『うわぁ』って思って(笑)。来ちゃったんだって……。強いじゃないですか、世界最強のアレックス・ヴォルカノフスキーとも手を合わせていて。その経験は絶対に生きいてきますし、打倒極の全てができる厄介な人だと思っていました。

格闘技界には名前が売れていない実力者がいます。粕谷選手は一般の人が知らなくても、業界の人間は皆が認めている。そういう実力者です。それに試合後はいつもお子さんと写真を撮っていて、見ていてもほっこりするんです。良い人だなぁって……だから、戦い辛いです。

僕も子供がいるんですけど、自分のことばっか考えて格闘技ばかりをやってきました。だから粕谷さんを見ると、良い父親だなって」

――その良き父親に優っているところは、どこだと思っていますか。

「ベルトへの想いは絶対に負けないです。パンクラスの看板を背負って世界に行きたいとか言っておきながら、無様に負けて……。その悔しさもぶつけたいです。正直、33歳になったので、あと何年できるのか分からない。そのなかで世界にもまだ挑みたいですし、そのためにまずはベルトだと」

――世界もBellatorが、こういうことになってしまいました。

「なのでベルトを取ってからは、とりあえず強い人と戦っていきたいと思っています。戦っていければ――と、今のところは思っています。ベルトを獲ると、どんな景色が見えるのかは分からないですけど。正直、焦りもあります。ジムの若い選手がどんどん育ってきて、ちょっと前まで中学生だったのに……。

17歳の子とかいますしね。そういう世代を見ると焦っちゃってきたのはあります。なので、世界といっても最高峰でなくても、興味があるところもありますし。そこに行くためにも、とにかく目の前に来たチャンスを掴むしかない。それが僕の現状です」

――では粕谷選手との挑戦者決定戦に向け、意気込みをお願いします。

「粕谷選手は本当に強い選手です。僕はRIZINで勝てなかったですけど、そこだけで実力評価をされたくない。そういう意味でも、粕谷選手に勝てば業界内で評価される。そんな強い相手なので必ず勝ちたいです」

■視聴方法(予定)
2023年12月24日(日)
午後1時15分~ U-NEXT 、PANCRASE YouTube メンバーシップ

■ 対戦カード

<ウェルター級KOPC/5分5R>
[王者] 林源平(日本)
[挑戦者] 住村竜市朗(日本)

<フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
伊藤盛一郎(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級王座決定戦/5分5R>
河村泰博(日本)
透暉鷹(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
粕谷優介(日本)
雑賀“ヤン坊”達也(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
沙弥子(日本)
V.V Mei(日本)

<女子アトム級王座決定T準決勝/5分3R>
ジェニー・ファン(台湾)
SARAMI(日本)

<フェザー級/5分3R>
亀井晨佑(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
栁川唯人(日本)

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)
松井斗輝(日本)

<71.5キロ契約/5分3R>
近藤有己(日本)
美木航(日本)

<バンタム級/5分3R>
田嶋椋(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
川中孝浩(日本)
佐藤生虎(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
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【Special】新連載『MMAで世界を目指す』第2回:鈴木陽一ALIVE代表「MMAに適した体組成とは?」─01─

【写真】鈴木社長はスポーツクラブ運営委託会社勤務、健康運動指導士を経て1998年に名古屋で総合格闘技道場ALIVEを設立。現在は健康経営事業でも活躍中(C) ALIVE

世界的なスポーツとなったMMAで勝つために、フィジカル強化は不可欠となった。MMAPLANETでは「MMAに必要なフィジカルとは?」というテーマについて、総合格闘技道場ALIVEを運営する鈴木社長=鈴木陽一代表が各ジャンルの専門家とともに、MMAとフィジカルについて考えていく連載企画をスタート。連載第2回目は「MMAと体組成」について考える。

Text by Shojiro Kameike

<連載第1回「MMAに必要なフィジカルとは?」Part.1はコチラ
<連載第1回「MMAに必要なフィジカルとは?」Part.2はコチラ


——MMAに必要なフィジカルを考える連載、第2回目のテーマは「体組成」です。運動生理学を学んでいないと聞きなれない言葉かと思いますので、まずは「体組成とは何か?」についてご説明をお願いいたします。

鈴木 今回もよろしくお願いします。「体組成」とは、体を構成する成分のことをいいます。その要素とは「脂肪」「筋肉」「骨」「水分」「その他」といったように分類されています。階級制のスポーツであるMMAにおいて、特に減量を考える際にはこの体組成を知ることが重要です。また、前回のテーマであった「フィジカル=体力」について、より認識を深めていくためにも体組成について考えることが大切なんです。

そこで今回は、理学療法士の所澄人君に来ていただいています。所君は病院勤務からパーソナルトレーナーとなり、経営者に対する健康コンサルタントも行っています。その彼に、外部から見たMMAファイターの体組成について意見を頂きたいと思っています。

 「パーソナルトレーニング&姿勢矯正スタジオ ディアローグ」の所です。よろしくお願いします!

鈴木 体組成の中で多くの方が気になるのは体脂肪であり、体脂肪率ですよね。それはMMAファイターも同じです。MMAでは、太短いマッチョパワー系もいれば細長い持久スタミナ系もいます。もちろん、どちらが良い悪いではない。ただバンタム級、つまり61.2キロまで落とすのに180センチのファイターがいたり、160センチ後半でもライト級(70.3キロ)で戦う選手もいるということです。ここで重要なのは——前回もお話したとおり、「いかにして自身の特性を競技ルールに合わせていくか」ということです。

原則として同じ階級であれば、体脂肪率が低い選手のほうが筋肉量と骨量は多いので、MMAに向いているとは思います。そこで今回は所君と一緒に、一般の方の体脂肪率や筋肉量、ならびに他のスポーツ——たとえば体重制限のないラグビーと階級制のMMAでは、何がどのように違うのかを考えていきたいんですね。

鈴木社長と所澄人氏(C)MMAPLANET

 なるほど。一般の方の体脂肪率は、男性の平均が20パーセントで、女性の平均が25パーセントといったところです。男性の場合は25パーセントを超えると「少し肥満ですよね」と言われますし、女性は30パーセントを超えた場合は体脂肪率を調整したほうが良いかと思います。一方で体脂肪率が10パーセント台というのは、一般の方であれば「瘦せ型」と呼ばれ、その上に筋肉がついているのがアスリートになりますね。

なかには「食べても食べても太ることができない」という方もいます。それは先ほど言われた高身長で低体重のアスリートは、もともと「痩せ型」の体質であることが多いです。反対に、いわゆる「ずんぐりむっくり」の体型の方は、放っておくと脂肪が増える。それを踏まえたうえで、MMAではスタミナを重視するのか、あるいは瞬発力を重視するかで調整方法も変わってくると思います。

鈴木 同じ階級制のコンタクトスポーツでもMMAとボクシングを比較すると——MMAはボクシングよりも1ラウンドの時間が長い。しかし試合の総時間はボクシングよりも短い。そんななかで、MMAだけではなく格闘技界全体でいえば、専門のパーソナルトレーナーをつけてフィジカルトレーニングをやったのは、魔裟斗さんが初めてだったと思います。魔裟斗さんはフィジカルトレーニングの中で、400メートルダッシュをやっていて。

一方、格闘技界では昔から「走り込み」が行われていました。毎日何キロと走り込む。しかし走り込みで鍛えられるのは「全身持久力」であり、5分3RのMMAや3分3RのK-1にはそぐわないのではないかと、海外では言われていたんですよ。

 あぁ、それはそうですよね。

鈴木 MMAはお互いに見合いながらドンと打つ、という攻防が多くなります。すると耐乳酸性=無酸素で、瞬発力を鍛えるトレーニングを行うほうが良い。先ほど挙げた400メートルダッシュは、MMAの試合時間に近いわけです。

 400メートルダッシュが一番キツい運動ですからね。無酸素の状態で走り続けるので。

鈴木 海外ではハートレートモニターを着けて心拍数を測ったり、血中の乳酸濃度を測ったりして、無酸素で働く乳酸性トレーニングの体力指数を出していますね。もっと言うと遺伝子検査で、遺伝子的に遅筋が多いか速筋が多いかを調べたり。それら科学トレーニングの土台になるのが体組成なんです。階級制のスポーツにおいては、体脂肪率の少ないほうが筋肉量も多いだろうと考えます。

もうひとつ、彼らのような理学療法士や、我々のようなフィットネストレーナーあるいはフィジカルトレーナーの場合「BMI」という数値を使うことがあります。BMIというのは「体重÷身長の二乗」ではじき出される数値ですね。BMIをもとに考えると、マッチョ系のMMAファイター……たとえばUFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーは肥満になります。

 そのヴォルカノフスキーというのは身長が低くて、体重は重い選手ですか。

鈴木 そう。身長が167センチほどで、通常対決が82キロぐらいあります。

 一般的に考えると、完全に肥満の範囲ですね。

鈴木 だけど体脂肪率はおそらく15パーセントぐらいで、水抜き前だと10パーセントを切ると思います。多くのファイターは、それぐらいの状態で。お医者さんから見ると、体脂肪率が10パーセントを切っていたら「免疫が下がるのではないか?」と心配するでしょう。

 アスリートでも体脂肪率10パーセントを切る人は、そんなに多くないと思いますよ。でないと、試合で動ききれないスタミナの問題が出て来ます。ボディビルダーの方はスタミナがない。極端に「見せる体」に特化しているので、それはそれで間違いではありません。ただ、スポーツ選手の場合は実用的な体組成ではない。動き続けることを前提に、体力ベースをキープした状態で、瞬間的にハイパフォーマンスを出すことを考えた場合——体脂肪率が10パーセント以上ないと、簡単にいえば「力が出ない」「粘りがない」といった状態になることもあります。

鈴木 アスリート別の体脂肪率でいうと、まず野球選手=8~14パーセントなんです。サッカーの場合は、体脂肪率が6~14パーセント。サッカー選手は試合の中で走り続ける時間が長いので、体脂肪率は低いほうです。それがラグビーになると、ポジショごとに体脂肪率が大きく変わってきます。低い選手は6パーセントほど、ポジションによっては16パーセントになることもあります。結果、アスリートの体脂肪率は平均10パーセントぐらいだと考えられます。一般的には、10パーセントを切ると免疫が下がってしまいます。それがMMAの場合、計量時は10パーセントを切っている選手が多いと思います。決して健康的な状態ではないですよね。

——計量前日に水抜きで体脂肪率を10パーセント以下に落とした選手が、計量後にはどのような状態にあるのでしょうか。

鈴木 それが——体脂肪率の測り方にもよるんです。それは体脂肪を考える際の課題でもあって。たとえばインピー・ダンス法といって、体の中に電気を走らせて体脂肪率を計測するやり方があります。ただ、それは体の中にどれだけ水分を含んだ箇所があるかを測るものであり、脱水状態のなかインピー・ダンス法で測ると、内容も違ってきますね。

MMAでは5キロぐらい水抜きをするファイターもいるじゃないですか。同じ体脂肪率で水を含んだ状態の70キロと、サウナに入って水抜きで65キロまで落とした状態では、必ずしも比較できるものではないんですよ。

 後者は体重が減っているのに体脂肪率は高い、ということになりますね。

鈴木 そうですね。この場合、インピー・ダンス法で測ると「筋肉量が少ない」という結果が出てしまいます。計量の時は、みんな体がバキバキに見えますよね。しかしその状態をインピー・ダンス法で計測すると、体重は落ちているのに体脂肪率が高くなっていることがある。まさに数字のマジックに惑わされることもあります。

 練習の後に体重を測ったら、体重が増えてしまっていることもあるんですよ。あるいは朝と夜では体重が2~3キロ違ったりしますし、夜と翌朝でも変わります。何かといえば、まず体組成を考えるためには、毎日しっかり決めた時間に測り、記録をつけていく。こうした定点観測が必要になるんです。そのほうが体組成のムラはなくなりますから。

<この項、続く>

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AB F1 MMA o ONE UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ ジョシュ・エメット

2.17『UFC 298』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアのフェザー級タイトルマッチ

EA SPORTS UFC 5- PS5


 デイナ・ホワイトが2月に開催予定(会場未定)の『UFC 298』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアのフェザー級タイトルマッチを行うことを発表。日付は未定ですが、2月17日と言われています。また、デイナは明言していませんがメインイベントになると思われます。

 ヴォルカノフスキーは10月の『UFC 294: Makhachev vs. Volkanovski 2』で負傷欠場したチャールズ・オリヴェイラの代打で再びイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦し1R KO負けして以来の試合。フェザー級王座は7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodríguez』で暫定王者のヤイール・ロドリゲスと統一戦を行い3R TKO勝ちして以来の試合。

 トプリアは6月の『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』でジョシュ・エメットに判定勝ちして以来の試合でMMAデビュー以来14連勝中(UFC戦績6勝0敗)。現在UFCフェザー級ランキング5位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC294 アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ キック

【UFC294】ロー、ミドルを見せたイスラム・マカチェフが、左ハイでヴォルカノフスキーを初回KO

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.1R3分06秒by KO
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

左インローを蹴ったマカチェフ。左に回るヴォルカノフスキーは、左ハイを受けそうになる。直後にマカチェフは左ローからテイクダウン狙いへ。切ったヴォルカノフスキーは体を入れ替えて、ケージにマカチェフを仕込む。ヴォルカノフスキーが離れようとしたところで、マカチェフは許さず首相撲に取りヒザを2発突き上げる。一度頭をつけてから離れたヴォルカノフスキーに対し、マカチェフが左ミドルを蹴っていく。続いて左フックを伸ばしたマカチェフは左ハイキック一閃。この一発で崩れ落ちたヴォルカノフスキーに鉄槌を連打したマカチェフが、前回の対戦とは違い12日間のスクランブル発進の世界フェザー級王者を初回KOで下した。


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