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ONE FIGHT NIGHT10:ボーナスバウト第2試合・カイラット・アクメトフ vs. リース・マクラーレン

フライ級。アクメトフ2位、マクラーレン4位。

カザフスタンのアクメトフはONE7勝2敗。2018年、暫定王座決定戦でジェヘ・ユースタキオに判定負けしてから5連勝中。前戦は和田竜光に判定勝ち35歳。マクラーレンとは4年前に対戦しアクメトフが勝利。35歳。

オーストラリアのマクラーレンはONE9勝5敗。バンタム級でビビアーノのタイトルに挑戦したがスプリット判定負け。フライ級では7勝4敗。2年前に若松佑弥に敗れてから2連続フィニッシュ勝利中。31歳。

パンチを振って出たアクメトフ。ケージまで下がったマクラーレンにタックル。リフトしてテイクダウン。バックを取らせて立ったマクラーレンだが、スタンドバックからまた投げた。またすぐ立つマクラーレン。スタンドバックからボディロックに変えてテイクダウンしたマクラーレン。サイドに出た。ハーフからフルガードに戻すマクラーレン。ケージを使って立ったマクラーレンだが、すぐにまたスタンドバックに回るアクメトフ。テイクダウン。マクラーレンのガード。アクメトフ立たせずにパウンドを入れる。肘。マクラーレンは下で凌ぐのみ。ゴング。

2R。マクラーレンが飛び込んでパンチを打ち込むが、かいくぐってテイクダウンしたアクメトフ。マクラーレン立ったがスタンドバックから後方に投げてテイクダウンしたアクメトフ。ケージで立ったマクラーレン。アクメトフまたケージに押し込む。引き剥がし離れたマクラーレン。大振りのパンチを振って出る。アクメトフもワンツーを入れる。自ら組んだマクラーレンだが離れた。残り1分。アクメトフ左を当ててタックル。尻餅をつかせた。立ったマクラーレンだがスタンドバック。マクラーレン出て行くがゴング。

3R。アクメトフケージに押し込む。ダブルレッグでテイクダウンしたアクメトフ。マクラーレン口が開き気味。高地で疲れが出てきたか。背中を付けたマクラーレン。ケージを蹴って返そうとするマクラーレン。亀になってアクメトフがぶったが振りほどき離れた。マクラーレンローを入れたがキャッチサれた。振りほどいて離れようとするマクラーレンだが、アクメトフ追いかけてケージ際でタックル。こらえるマクラーレン。アクメトフはボディに膝を入れて離れた。ミドルを入れるアクメトフ。アクメトフタックル。切るマクラーレンだが時間が過ぎる。離れた瞬間に左右のパンチを入れるアクメトフ。そのまま出てケージに押し込んだ。離れた。パンチを振り回して出たアクメトフ。タイムアップ。

判定3-0でアクメトフ勝利。

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【ONE FN10】DJに挑戦、アドリアーノ・モライシュ「3種の世界戦。フライ級がショーを乗っとる!!」

【写真】既にセレモニアル計量&フェイスオフも済ませている。イベント開始まで8時間半だ (C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)、コロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターで開催されるONE FN10「Johnson vs Moraes 3」のメインでONE世界フライ級王者デメトリウス・ジョンソンにアドリアーノ・モライシュが挑戦する。

カイラット・アクメトフ、ジェヘ・ユースタキオとのライバル関係から、世界を代表するDJとのトリロジーと自らの戦いを昇華させてきたミキーニョこと、モライシュはこの試合の先にも大いなる野望を持ち、最高にハングリーな状態でメインの舞台に立つ。


──DJと3度目、そして決着戦を米国で戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は5月1日に行われた)。

「とにかく、この試合を戦えることを光栄に思っている。これまでのトリロジーを経験してきたけど、今回の試合は最高の一戦になる。最高の気分だよ。だいたいDJとケージをシェアできるなんて、以前は思いもしなかった。だから、3度のダンスを存分に楽しみたいと思っている」

──長旅の必要も時差ボケもないなかでファイトウィークを迎えて、どのような気持ちですか。

「正直、そこに関してはそれほど思うところはないんだ。僕はプロだ。どこだろうと、決まったところで戦うから。MMAアスリートなら、どこで誰とでも戦えるようになっていないといけない。同時に米国で戦うことは夢だった。ONEで戦うようになって10年、フロリダに移り住んで7年が過ぎ、この機会を得ることができた。心身ともに準備はできている。

時差ボケがないのは、助かる。とはいえ、ONEにとって初めての米国大会はコロラド州デンバーで行われる。ここの高度は特別だから、現地入りを早めて調整する必要があった。4月17日にデンバーにやってきて、試合まで3週間を過ごす。最初の1週間は、やっぱり息苦しいこともあった。でも今は問題ない。ホームにいるようなものだ。それにしてもデンバーの天候は本当にクレイジーだよ。晴れていたと思ったら、雪が降ったりする。その現実を受け入れることで、よりシェイプできるんだ」

──今回が3度のDJ戦ですが、初戦でTKO負けを喫したDJがモチベーションもパフォーマンスも落ちることなく、2度目の対戦に臨んだことは驚きでした。DJほど実績のあるベテラン選手は、初戦の負けで気持ちが続かなくなることも十分にあると思っていたので。

「DJは本当に良い試合をしたよ。最初に右を当てて行けると思ったけど、初戦のミスから色々と学んでしっかりと創り上げていた。そして、今回は僕が前回のミスから多く学んで試合に臨む。最近、僕は少し落ち着いてしまっていたようだ。ファイターは上へ上へという気持ちでいないといけない。もう誰も僕を止めることも、負かすこともできないよ。このスポーツを長くやっていると、そうならないこともある。でも、僕は戦って家族と生きていかなければならない。もっと上を目指すことを前回の敗北が、思い出させてくれた。フィジカルもメンタルも、全てを創りなおしてきたよ」

──3度目の対戦となると、相手の手の内が分かりミスを犯さないことを優先するファイトにならないでしょうか。

「この試合で、DJの首を刈ることを心の底から楽しみにしている。ケージの外では、DJほど尊敬できる選手はいない。でも、戦っている間は別だ。僕のビジネス、そして僕がベストだと証明する試合だからね」

──ムエタイ世界戦、サブミッショングラップリングの世界戦と同様にMMAの世界戦が組まれています。このイベントに対して、米国のファンはどのような反応を見せるでしょうか。

「その話はショーが終ってからする方が良いよ(笑)。それぞれが違う過程を経て、辿りついた3つの世界戦をファンに見てもらえる。僕はMMAのフライ級王座に挑み、ロッタンはムエタイのフライ級王座を防衛する。マイキー・ムスメシはグラップリングのフライ級王座の防衛戦だ。

フライ級が一つのビッグショーを乗っとる……僕らの夜になるよ。ムエタイ、MMA、グラップリングのファンが1つの大会を見るんだ。このイベント後、世界は変化を見せるだろう。それこそがマーシャルアーツの殿堂、ONEチャンピオンシップだと皆が思うようになるだろう」

──3つの競技の世界フライ級選手権試合が組まれる。そこは着目できていなかったです。確かに、その通りですね。今も重量級重視の米国コンバットスポーツ界にあって、画期的だと言えます。

「ホント、フライ級がショーを乗っとるんだよ(笑)。僕らはそれぞれが違った取り組みをして戦っているけど、見ている先は同じなんだ。きっと、僕らはONE特有のミックスファイトルールで手を合わせる時が来る。

僕はムスメシとグラップリングで戦えるし、ロッタンとムエタイを戦うことができる。スーパーファイトでグラップリング、ムエタイ、MMAのどれが一番強いか決めようじゃないか」

──おおっ!! そこまでミキーニョは考えているのですね。

「Amazon Prime Videoでライブ配信が始まり、ファンの考え方も変わったと思う。他の大会と見比べて、違う競技の最高レベルの試合を楽しめるだろう。米国のヒーローがたくさん集まっているし、絶対に成功するよ。大会後、どれぐらいの人が大会を視聴しているのか──それを知るのが凄く楽しみなんだ」

──この話を訊いていると、ミキーニョからハングリーさを感じます。それだけベルトを欲しているということですね。

「過去最高にハングリーだよ。10年間、ONEで戦っていたけど、今もハングリーだ。ベルトだけじゃない。ONEの世界王者に返り咲き、僕がここでどのような物語を皆に見せることができるのか。それが凄く楽しみなんだ。人生って目標が必要だし、ベルトは凄く分かりやすいターゲットになる。5月6日、ケージのなかにある栄光を総取りするよ」

──押忍。では、最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「ヘイ!! 日本の皆、今回も僕は最強の日本の友人──キヨジ・ホリグシ(※ママ)に助けてもらって、この試合の準備をしてきた。キヨジのおかげで、僕は日本が大好きになった。キヨジのファンが、僕のこともフォローしてくれるしね。皆に楽しんでもらえる戦いをして、ベルトを取り戻す。そして世界王者として、また日本に行きたい。そうなるようベストを尽くすよ。アリガトウゴザイマスッ!!」

■放送予定
5月6日(土・日本時間)
午前8時00分~ABEMA格闘チャンネル

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ACA F1 o ONE ONE Championship ONE164 YouTube   アドニス・セビジェーノ ジェネリン・オルシム ジェヘ・ユースタキオ ジェレミー・パカティウ ジャレッド・ブルックス ジャンロ・マーク・サンジャオ ジョシュア・パシオ ドレックス・ザンボアンガ フー・ヨン ブランドン・ベラ

『ONE 164』試合結果/ハイライト動画


【メインカード】

▼ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合 5分5R
×ジョシュア・パシオ(フィリピン)王者 125.00ポンド, 1.0044
[判定0-3]
〇ジャレッド・ブルックス(米国)挑戦者 124.75ポンド, 1.0136

▼ムエタイ・フライ級ワールドGP決勝戦→キャッチウェイト138ポンド(62.6kg)3分3R
×スーパーレック・キアトモー9(タイ)135.25ポンド, 1.0237
[判定1-2]
〇パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)138.00ポンド, 1.0241
※スーパーレックとパンパヤックの両者が体重オーバーとなり、キャッチウェイトで試合は行われるものの、GPは「優勝者無し」に。

▼ヘビー級(※102.01kg)5分3R
×ブランドン・ベラ(米国)248.75ポンド, 1.0195
[1R 3分37秒 TKO] ※パウンド
〇アミル・アリアックバリ(イラン)247.75ポンド, 1.0241

▼フライ級(※61.2kg)5分3R
×ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)125.00ポンド, 1.0152
[1R 4分43秒 KO] ※右ストレート
〇フー・ヨン(中国)130.00ポンド, 1.0014

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
〇ジェレミー・パカティウ(フィリピン)145.00ポンド, 1.0070
[2R 1分17秒 三角絞め]
×ティアル・サン(ミャンマー)144.50ポンド, 1.0160

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
×アドニス・セビジェーノ(フィリピン)144.75ポンド, 1.0036
[判定0-3]
〇ドレックス・ザンボアンガ(フィリピン)145.00ポンド, 1.0040


【リードカード】

▼バンタム級(※65.8kg)→キャッチウェイト 5分3R
〇ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)148.00ポンド,1.0036
[1R 1分48秒 リアネイキドチョーク]
×アナクレト・ラウロ(フィリピン)156.25ポンド, 1.0136 ※緊急参戦

▼ムエタイ・フライ級 3分3R
〇タギール・カリロフ(ロシア)135.00ポンド, 1.0066
[1R 2分29秒 TKO] ※右アッパー
×チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)135.00ポンド, 1.0187

▼ムエタイ女子アトム級 3分3R
〇ララ・フェルナンデス(スペイン)114.50ポンド, 1.0023
[判定2-1]
×ダオコンファー・バンチャメーク(タイ)114.50ポンド, 1.0044

▼女子アトム級(※52.2kg)→キャッチウェイト 5分3R
×ジェネリン・オルシム(フィリピン)124.75ポンド, 1.0070
[1R 0分24秒 TKO]
〇メン・ボー(中国)130.75ポンド, 1.0237 ※体重超過

 12月3日にフィリピン・マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで開催された『ONE 164』の試合結果。メインイベントのストロー級タイトルマッチはジャレッド・ブルックスがジョシュア・パシオに判定勝ちし新チャンピオンに。アミル・アリアックバリに1R TKO負けしたブランドン・ベラは引退を表明しています。


 アミル・アリアックバリ vs. ブランドン・ベラ ハイライト動画。


 フー・ヨン vs. ジェヘ・ユースタキオ ハイライト動画。


 ジェレミー・パカティウ vs. ティアル・サン ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE164 ジェヘ・ユースタキオ フー・ヤン

【ONE164】スクランブルに持ち込むユースタキオを振り切り、フー・ヤンが右ストレートで沈める

【写真】ハードファイトを制したヤンの右ストレート(C)MMAPLANET

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
フー・ヤン(中国)
Def.1R4分43秒 by KO
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

ヤンが右跳びヒザから右フックを振るう。下がるユースタキオ。ヤンは右ローを当てたあと、右ストレートでユースタキオのアゴを打ち抜きダウンを奪った。パウンドを打ち込むヤンに対し、ユースタキオはスクランブルに持ち込み、ボディロックからテイクダウンする。立ち上がったヤンを、ユースタキオがグラウンドに引き戻した。

ハーフガードのヤンを削るユースタキオ。ヤンがブリッジしたところでパスしてサイドへ。マウントを狙うも、ここはヤンにはーづガードに戻された。ヤンのブリッジに合わせてバックマウントを奪ったユースタキオは四の字ロックで固める。反転するヤン、ユースタキオは立ち上がるが、ヤンの右を受けてダウンする。ここでもユースタキオはスクランブルから立ち上がった。

ユースタキオの右目尻から大量の出血が見られる。ヤンの左右フックでグラつくユースタキオ。組みついたが振り払われ、背中を着けてしまう。トップからパンチを落とすヤンに対し、ユースタキオがスクランブルに持ち込み返す。立ち上がったヤンには疲労が見られる。しかしヤンの右ストレートがクリーンヒット。ユースタキオがダウンすると、すぐにレフェリーが割って入った。


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ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 Report ジェヘ・ユースタキオ ソン・ミンジョン ブログ

【ONE113 Inside the Matrix03】ゲーム巧者、ジェヘ・ユースタキオがソン・ミンジョンを丸め込む

<64キロ契約/5分3R>
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)
Def.3-0
ソン・ミンジョン(韓国)

構えを小刻みに変えるソンに対し、ユースタキオは左右のフックを見せローを蹴る。腹から顔を殴り、蹴り足をキャッチして倒したユースタキオ。直ぐに立ち上がったソンだが、蹴り足に足払いという散打アタックを許し、バックを譲る。胸を合わせて離れたソンに対し、ユースタキオが左アッパーを入れる。ソンも蹴りに右を当て、ここからパンチを纏めスピニングバックキックへ。

リードフックに続き、右ハイを狙ったソンは左ハイを掴まれそうになる。ユースタキオはよくソンの動きを見ており、左ジャブから右ロー、さらに左フックを当てる。ソンはスピニングバックフィストを空振りも、回転系の技を狙ったユースタキオのバックを取る。胸を合わせて離れたユースタキオは左フックに、左ミドルを合わされる。最後にユースタキオは左ハイをキャッチして、足払いを決めた。

2R、ソンの左ハイに左フック、そして蹴り足を掴むなど非常に動きが良いユースタキオは、クリンチも離れて左を打ちこむ。さらに右ローを入れ、右ミドルをキャッチして右の蹴りを繰り出す。飛び込んで縦ヒジ、右ロー、左フックとソンのスイッチにまるで惑わされることなくユースタキオが攻め続ける。

攻撃が当たらないソンが左ハイ、右ジャブから組むも体を入れ替えられる。離れてスピニングバックキック、サイドキックからスピニングバックエルボーを見せたユースタキオは、組んで離れる。動いてはいるが、省エネファイト気味のユースタキオはやや疲れてきたか。ソンの圧力が上回り始まるなか、ユースタキオが回転系の攻撃を続けつつ──かわすファイトになってきた。

3R、距離を詰めたソンがスタンドで肩固め、さらにジャンピングガ―ドでしがみつく。そのままグラウンドに持ち込み、頭を抜いたユースタキオ対し、ソンはラバーガードへ。スクランブルでバックを許しそうになったソンは、前転して背中をマットにつける。スタンドに戻ったユースタキオが左を当てる。

ソンは前に出るが、右を被弾。それでもハイを狙い、組んでバックを取る。ユースタキオがヒザ十字からトーホールドへ。体を捻って上を取ったソンが肩固めを狙う。ヒジをマットにつけて耐えるユースタキオからソンがマウントへ。ソンは足を戻されてもパンチを落とし、再びマウント狙いからサイド、上四方に回りノースサウスチョークで攻める。ユースタキオが体を捩じってシングルを仕掛けハーフガード、右腕を差しあげてリバーサルを決める。

最後の30秒でスタンドに戻った両者、ソンは左ハイを当てるが辺りは浅い。ここから組んでいったソンに対し、ユースタキオはギロチンでセットし逃げ切り3-0の判定勝ちを手にした。


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News ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ケビン・ベリンゴン ジェヘ・ユースタキオ ジョン・リネケル ソン・ミンジョン ブログ ムラット・ラマザノフ ユーリ・シモエス リト・アディワン 手塚裕之 箕輪ひろば

【ONE113 Inside the Matrix03】計量&ハイドレーション結果 ONE✖UFC、ADCC&ROAD 王者、手塚&箕輪

【写真】ジェヘはほとんどバンタム級の契約体重マッチでソン・ミンジョンと対戦する。タフファイトは間違いないか (C)MMAPLANET

本日13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


手塚裕之、箕輪ひろばがロシア、そしてフィリピンの強豪と戦う試合を始め、元UFC✖前ONE世界バンタム級王者対決=ジョン・リネケル✖ケビン・ベリンゴン。Road FCフライ級王者からWarrior Seriesを経てサークルケージデビューとなるソン・ミンジョン✖元ONE世界フライ級王者ジェヘ・ユースタキオ。ADCC✖2回世界王者ユーリ・シモエスのMMA初陣と全試合が楽しみない今大会、ハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03計量&ハイドレーション結果

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル:65.75キロ/1.0136
ケビン・ベリンゴン:65.45キロ/ 1.0144

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン:64.0キロ/ 1.0207
ジェヘ・ユースタキオ:63.75キロ/ 1.0136

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ:83.75キロ/ 1.0018
手塚裕之:83.0キロ/ 1.0233

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス:92.45キロ/ 1.0187
ファン・ロン:92.7/1.0176

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば:56.4キロ/ 1.0187
リト・アディワン:56.55キロ/ 1.0136

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ジェヘ・ユースタキオ ソン・ミンジョン ブログ

【ONE113 Inside the Matrix03】ソン・ミンジョン「辞めようと思った時、奇跡的に今回のオファーが…」

【写真】当然のように強い想い、覚悟を持ってケージに入る (C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」でソン・ミンジョンが、ジェヘ・ユースタキオと8年振りにONEのサークルケージで戦う。

8年前の10月、ソン・ミンジョンはキャリア4勝4敗という戦績でONEで戦い、上田将勝に敗れた。その後、母国のRoad FCに戻りバンタム級では王座決定トーナメントで準優勝、田村一聖にRNCで一本勝ち。

フライ級に落とし春日井たけしと延長の激闘尾末、暫定フライ級のベルトを巻いた。その後チョ・ナムジンと統一戦に勝利し韓国の頂点に立ったソン・ミンジョンだが、3年半の間ケージを離れ、戻ってきたのはONEの発掘育成大会=Warrior Seriesだった。

空白期間とステップダウンと取れる選択をし、ついに本戦に戻ってきたソン・ミンジョン。ジェヘ・ユースタキオ戦とONE再出場に賭ける想いをファイトウィークになって行ったインタビューをお届けしたい。


──ついに再びONEチャンピオンシップのサークルケージで戦える日がやってきました。

「ハイ。本当に……。実は自分のなかでは、もう引退しようと思っていたんです」

──えっ?

「新型コロナウィルス感染拡大もあり、もう試合のチャンスは巡って来ないと考えるようになっていました。もう辞めようと思っていた時に、奇跡的に今回のオファーがあったんです。最初は信じられなかったです。この試合を実現させてくれた人達に本当に感謝しています」

──ソン・ミンジョンが引退しないで済んで本当に良かったです。まだ28歳ですしね。

「ありがとうございます。目が覚めたような気分です。しっかりと戦っていこうと思います」

──もともとRoad FCではフライ級王者に君臨し、韓国のトップファイターでした。しかし、ロードFCで長らく試合に出ていないと思っていたらONE Warrior Seriesで戦っていました。ロードのチャンピオンが、即ONE本戦で戦う機会を得ることはできなかったのでしょうか。

「3年間、ロードFCでは試合ができませんでした。この間に4度も大きな手術をしました。もう体が悲鳴を挙げて、戦うことは無理でした。それでも長い負傷欠場期間が明け、ロードFCでタイトル防衛に臨むことができるようになりました。でも、なかなかタイミングが合わず、自分の試合がプッシュされることもなかったです。

結果として契約期間が終了してしまいました。あの時、自分は進路を決める必要がありました。そして多くの人が『なんで、ウォリアーシリーズなんだ?』といってくれました。『チャンピオンだろう? プライドがないのか』とも。でも、1パーセントもそんな気持ちはなかったです。ウォリアーシリーズで戦い、勝てばONEにステップアップできる。あの機会を与えられて本当に良かったと思っています」

──8年前にONEで戦っていました。あの頃と今の自分を比較してどう思いますか。

「比較にならないほど強くなり、タフになり、良いファイターになっています。前に戦っていた時は、まだデビューしたばかりでした。ルーキーでしかなかったですが、今の自分はトップ5、チャンピオン・レベルにあると思っています」

──ではONEはどのように変化していますか。

「あの時から良い団体だと思っていたのですが、今はその10倍、20倍は価値のある大会になっています。何よりONEの選手を大切する有り方は本当に素晴らしいです。MMAとは自分が家族を守る手段なんです。その大切さをONEチャンピオンシップはフィロソフィーとして持っています」

──金曜日、元世界王者のジェヘと戦います。ただの1試合ではないと思います。

「彼が優れた選手であることは、皆が知っています。自分はもうロードFCのチャンピオンだった肩書とか、そういうモノは必要ないです。ベストを尽くして戦い、勝つ。できれば誰も傷つかず、このスポーツをひたすら楽しみたいです。

もちろん、対戦相手を倒すために全力を尽くします。ただし、それだけでの時間にはしたくない。MMAを楽しみたいです」

──今回の試合はショートノーティス出場ということもあり、64キロの契約体重です。今後はフライ級かバンタム級、どちらで戦っていく予定ですか。

「今、自分には2つの目標があります。1つはフライ級のランキングに入ることです。そして、デメトリウス・ジョンソンと戦い自分を試したいと思っています」

──ONEフライ級には若松佑弥選手、和田竜光選手という日本を代表する選手がロースターに加わっています。ソン・ミンジョン選手は既にHEAT王者だったRoad FCで春日井たけし選手を破り、そしてWarrior SeriesでZST王者のジェイク・ムラタ選手に勝利していますが、ONEで戦う日本人選手のことをどのように思っていますか。

「和田選手と若松選手が良い選手だということは知っています。自分の視界に入っている選手です。それだけ良い試合をしていますし。過去5年、日本人選手の成長は凄いと感じています。でも、彼らが自分とサークルケージのなかで向かい合うのであれば、叩きのめすだけです」

──ジェヘ・ユースタキオ戦、楽しみにしています。

「皆が自分のことをレスラー、そしてグラップラーだと思っているはずです。ずっと徹底的に打撃を磨いてきました。自分の打撃がどこまで成長しているのかを見せたいです」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】手塚はラマザノフ、箕輪はアディワン。メインはベリンゴン✖リネケル!!

【写真】ベリンゴン✖リネケル、このカードはたまらなく興味深い (C)MMAPLANET

6日(金・現地時間)、ONE113「Inside the Matrix03」の中継が終わったONEのオフィシャルホームページで13日(金・同)に放送されるONE113「Inside the Matrix03」の対戦カードが発表されている。

Matrixシリーズ、これまで11試合で日本人の出場は若松佑弥だけだったが、次回は手塚裕之がムラッド・アマザノフと、そして修斗世界ストロー級王者からONEに転じた箕輪ひろばが、チーム・ラカイのリト・アディワンと対戦する。


手塚と対戦するラマザノフは戦闘民族ダケスタンの選手で、2月にペ・ミョンホをTKOで下しデビュー以来9連勝で負け無しのファイターだ。一方、箕輪と戦うリト・アディワンは昨年の日本大会で仙三を下しているラカイの新鋭で、現在7連勝中で通算戦績は11勝2敗。両者揃って、非常にタフな相手と戦うこととなった。

なおMatrix03も5試合全てがMMAで、メインはケビン・ベリンゴンがジョン・リネケルと戦うバンタム級戦だ。元バンタム級王者のベリンゴンがビビアーノ・フェルナンデス以外のワールドクラスのファイターと拳を交える──超大一番だ。

さらには同じくラカイの元フライ級王者ジェヘ・ユースタキオが元Road FCフライ級王者からWarrior Seriesを経て本戦デビューとなるソン・ミンジョンとマッチアップされ、ADCCを2度制しノーギワールドでも世界一に輝いているユーリ・シモエスがMMAデビューをファン・ロンと行う。全てにおいて、日本のファンも興味を持てるカードが揃っており、ある意味Matrixシリーズで最も気持ちが入るラインナップという見方もできる。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

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