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F1 MMA o ONE ONE Championship   アレクサンドラ・サビチェバ サナーズ・ファイアズマネシュ ゼバ・バーノ ルンピニー 修斗 澤田千優

『ONE Friday Fights 5』試合結果/ハイライト動画


▼ONEアトム級 5分3R
〇澤田千優(AACC)
[2R 0分53秒 アメリカーナ]
×サナーズ・ファイアズマネシュ(イラン)

▼ONEフライ級 5分3R
〇フリッツ・ビアグタン(フィリピン)
[3R 4分36秒 KO]
×ヌルムハンマド・アダムホノフ(ウズベキスタン)

▼ONEストロー級 5分3R
〇アレクサンドラ・サビチェバ(ロシア)
[1R 3分39秒 TKO]
×ゼバ・バーノ(インド)

 2月17日にタイ・ルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 5』のMMAマッチ試合結果。修斗初代女子アトム級王者の澤田千優がサナーズ・ファイアズマネシュに2Rアメリカーナで勝利しています。


 澤田千優 vs. サナーズ・ファイアズマネシュ ハイライト動画。


 フリッツ・ビアグタン vs. ヌルムハンマド・アダムホノフ ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF05 アレクサンドラ・サビチェバ ゼバ・バーノ

【ONE FF05】マウントエルボー、亀パンチ。サビチェバが力不足のバーノに圧勝

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレクサンドラ・サビチェバ(ロシア)
Def.1R3分39秒by TKO
ゼバ・バーノ(インド)

ジャブを伸ばすサビチェバに対し、バーノが左フックを振るう。右ストレートから右前蹴りのサビチェバは左ミドルに右ローを蹴り返す。バーノは前蹴り、ローを被弾しながら荒いパンチを振るっていく。サビチェバが右ハイからスピニングバックフィストを当てると、右ハイ&左フックなど蹴りからパンチのコンビを見せる。

ワンツーからの前蹴りに組んでいったバーノだが頭を抱えてしまい、ボディロックテイクダウンを許す。ニアマウントから足を抜いたサビチェバが、マウントで右エルボーを連打する。さらに左右のパンチ、右ヒジを落としたサビチェバは、バーノが背中を見せると前方に落とされそうになったが踏み止まる。亀のバーノに腰を上げて左右のパンチを打ち続けたサビチェバがTKO勝ちを決めた。


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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FF05   サナーズ・ファイアズマネシュ ゼバ・バーノ チャンネル ボクシング ルンピニー 修斗 海外 澤田千優

【ONE FF05】修斗女子アトム級王者 澤田千優、初の海外MMAへ─01─「試合よりハイドレーションが不安」

【写真】夕暮れのバンコクで。小さいけど、度胸は満点の澤田がハイドレーションに不安を隠さなかった (C)ABEANI

17日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights05にプロ修斗女子アトム級チャンピオン澤田千優が出場し、サナーズ・ファイアズマネシュと戦う。

対戦相手はキャリア1戦、身長差15センチとも13センチとも伝わってくる相手と向き合う前に、澤田はハイドレーションという未知の計量をクリアする必要がある。MMAで初めての海外遠征、バンコク2日前を終えようとしている澤田に話を訊いた。


──バンコクの澤田選手です。過去にタイを訪れたことはありましたか。

「ハイ。2014年ぐらい、高校2年生の時にチョンブリーでアジアカデットに出て3位でした……。だから、ただ出ただけって感じです」

──澤田選手はホントに1位以外は、初戦敗退と同じような発言が多いですね。とはいえ今回はMMAでの試合です。ファイトウィークの過ごし方も初めてのことが多いと思います。何よりONE FFはONE本戦と比べて、スケジューリングが大らかだと聞いています(笑)。

「そうですね(笑)。昨日の夕方にタイに入って、今日は夕方までまる1日メディカルとインタビューでした。結構、待ち時間が長くて、次に何をするのか分からない状態で(笑)。海外はこういうモノかなって思っています。もらったスケジュール表が10時から15時までメディカルとか、10時半から16時まで撮影とかふり幅が多いです(笑)」

──それスタッフのスケジュールじゃないですか(笑)。

「アハハハ。朝に体重とショーツとグローブのチェックがあって。それからメディカルとルンピニーでインタビューと撮影があったのですが、今日は渋滞が酷くなかったので良かったです。やっぱり海外でMMAを戦うのは初めてで、ドキドキと高まっているのもあり、ちょっと緊張感もあります」

──115ポンド……52.2キロでハイドレーションあり、そんな計量は初めてかと思います。

「ハイ。普段の体重と変わりないです。もう現時点で51キロから52キロを行き来しているのですが、ハイドレーションは経験がないのでちょっと不安です」

──お兄さんの龍人選手がONEで戦っていた時は、EVOLVE MMAの所属だったのでセコンドの阿部(裕幸)さんもハイドレーションの経験はないですよね。

「りゅうりゅうがONE Warriorで戦った時だけ経験があると言っていました」

──あぁ、なるほど。水抜きを防止を図るために1日、4時間の計量という風に定められので、そこがまたどう転ぶか。

「ハイ。(松嶋)こよみ君から取りあえず色で判断しろって、数値と色の表みたいなのを送ってくれました。『ONEのハイドレーションだと、ここからここぐらいの色だとパスするから』って」

──それって個人差はないのですか……。

「あると思うんですよね。でも、大分薄くないときついんだって思いました。今日、色が濃かったので……シャワーを浴びた時に体重を測ったら1キロぐらいアンダーしていたので、これから水分を多く摂ろうと思っています。そして、しっかりと寝ようと。正直、試合よりもハイドレーションの方が不安が大きいですね」

──龍人選手からのアドバイスはありましたか。この計量の経験を積んでいますが。

「特になかったです(笑)。明日の3時ぐらいから計量なのですが(※取材は2月15日に行われた)、無事に終わって欲しいです」

──まずはそこをクリアしての試合ですが、サナーズ・ファイアズマネシュの試合映像が1試合あってチェクしてみたのですが……。なんとも表現のしづらい……ぶっちゃけて言うと、メチャクチャ試合でした(笑)。小さなリングで戦っている試合でした。

「それは私も視ました。それとインスタの格闘家っぽくしている映像もチェックしました。インスタの方はミット打ちとかあって、綺麗に打っていました」

──つまり試合の時の、あの両手をモンゴリアンチョップのように同時に出してくるパンチや、猫背から思い切り飛び上がるような前蹴りではなかったということですね。

「ハイ。一発の怖さと止まらずに手足を動かしてくると思うので、そこで押し負けたらダメだなって思います。岩﨑先生にも阿部先生にも『手を足を止めたら殺すぞ』と言われています(笑)。あの試合を見ると、ちょっと怖いなって。一発を貰うと……でも、上手いとは思わなかったです」

──いや真逆に感じました。

「ぶん回してくる、ブンブン丸ですね。インスタの方はミットだったので、ボンボン・ボンボン・フックみたいなボクシングをしていました」

──試合映像はインドのなんだからわからない大会で、今の所属ジムはバンコクのジムになっていました。

「ハイ、あの試合の時と技術力が同じだとは思っていないです。対戦相手のレベルも何ともいえないモノだったし」

──ともあれ気になるのは15センチの近い身長差です。

「これまでの試合の相手も、練習相手も自分よりも背の高い選手ばかりです。だから不慣れではないですし、その一方で良い意味で怖さを感じて戦おうと思っています」

<この項、続く>

■放送予定
2月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE FF05 MMA対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
フリッツ・ヴィアグタン(フィリピン)
アダムハノフ・ヌルムハンマド(アゼルバイジャン)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレクサンドラ・サビチェバ(ロシア)
ゼバ・バーノ(インド)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
澤田千優(日本)
サナーズ・ファイアズマネシュ(インド)

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE157   キック ジェレミー・ミアド ゼバ・バーノ ブラジリアン柔術 ボクシング ワンダーガール・ジャルンサックムエタイ

【ONE157】既に心身&技術ともにMMAファイター? ワンダーガール「ダブルレッグから一本勝ちするかも」

【写真】ここまでMMA転向が本気だったこと、そして英語が流暢だったことにも驚かされた──まさにワンダーガールだ (C)MMAPLANET

20日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE157。

同大会でワンダーガール・ジャルンサックムエタイがMMAデビュー戦でゼバ・バーノと対戦する。父からムエタイの教えを受けたワンダーガールは、実は4年も前からMMA転向を決意し、ブラジリアン柔術の練習を続けてきたという。

それでいてムエタイを代表してMMAを戦いたいというワンダーガールだが──、インタビューをしていると既にMMAファイター・マインドになっていることが理解でき、さらに彼女のMMA初陣が楽しみになってきた。


――今週金曜日にゼバ・バーノと対戦するワンダーガールです(※取材は5月16日に行われた)。プロMMAデビュー戦になりますが、今の気落ちを教えてください。

「凄く楽しみね。ONEで戦い始めた時から、この日が来るのを夢見てきたから。ついにONEが私とMMAを戦う契約も結んでくれて、そしてMMAを戦えることができて本当にハッピーよ。

4年前にアマチュアの試合に出たことはあるけど、あの時はまだMMAを理解していなかった。グラップリングはノーギの練習しかしたことはなかったし」

――柔術やノーギの試合に出ていたことは今回のMMAデビュー前に知ったのですが、アマMMAを既に戦っていたのですね。

「えぇ4試合戦って3勝1敗よ。最初の試合と3試合目は一本勝ちし、2試合目はKO勝ち。でも最後の試合はパウンドでカットしてTKO負けだったの」

──お父さんの経営するムエタイ・ジムでムエタイファイターとして育ったワンダーガールですが、なぜMMAを戦おうと思ったのですか。

「実際、MMAのことは余りしらなかったわ。ただ私のキャリアを前に進めたかったの。タイの女子ムエタイは人気も低迷し、試合機会も少なくなっていき多くの選手が引退を余儀なくされていたわ。私はファイターとしてキャリアを続けたいと思っていて、そんな時にMMAは女子でも凄く可能性があるように感じて。私にはムエタイという武器があるし、そこに他の格闘技の技術を加えると、MMAファイターとしてやっていけると思って。

でもアマチュアの試合に出た時と、今の私は全く違う人間よ。あのときは私のポジショニングもサブミッションも全然ダメで。バックを取ってからの攻めと、バックを取られたらどう逃げるかしか練習していなかった。だからブラジリアン柔術のトーナメントに出て、MMAで使える技術を習得することにしたの。で、柔術の練習を初めてみたら凄く楽しくて。技術的にも納得できることが多くて、私のムエタイと組み合わせることができればMMAで凄く効果的な動きができるだろうって考えると凄く興味深くて」

──いやぁ、そこまで本格的にMMAファイターとして活動していこうとしているとは、思ってもいなかったです。

「私がフェアテックスジムで練習している時に、ミスター・チャトリがジムに視察にやってきて、彼はまだ私がMMAで戦える準備は整っていないと判断したから、ムエタイファイターとしてONEと契約させたの。とにかく私としてはONEというビッグショーで戦える機会を得られて良かったわ」

──ムエタイはお父さんの指導を受けていました。フェアテックスへ移籍したこと自体、MMAファイターになるためだったのでしょうか。

「その通りよ。だから家を離れることにしたの。ムエタイだったら家で、父の指導を受ければ良いから(笑)。MMAファイターになるという夢を実現させるためには、私はどこだって行くわ。パタヤでは全ての道着クラスに出ていた。それまでノーギの経験しかなくて、白帯も良いところだったから」

──そのフェアテックスも離れ、今はザンボアンガ兄妹やジェレミー・ミアドが所属してるマロック・フォースで練習しています。

「良いコーチが揃っているし、家から近いのがやっぱり大きくて。毎週末、実家に戻ることができて。本当にそこが一番ね」

──元チームメイトのスタンプの成長は凄まじいものがあります。でも、ワンダーガールもムエタイ選手がMMAにトライするのではなくて、既にMMAファイターだと思って良いですか。

「アハハハ。そうね。スタンプは私にとってロールモデルよ。彼女は私と同じようにムエタイのローカルショーからキャリアをスタートさせ、アマチュアMMAを戦いONE WARRIOR SERIESで戦った。そしてキックとムエタイの世界王者になり、MMAでもアトム級GPで優勝した。

彼女と比較されるようになるには、私はもっともっと練習しないといけない。私がフェアテックスに移籍した時、スタンプももうほとんど青帯を巻く直前だった。彼女は青帯になってから初めてONEでMMAを戦ったの。今のスタンプはパタヤで初めて会った時とは全く別人のようにMMAが強くなっているわ。私は彼女の背中を追っているの。去年の2月に青帯になったし、MMAを戦う準備はできているわ。

だからMMAにフォーカスしようと思っているけど、ムエタイの契約も3試合残っているからONEが望めばムエタイも戦うし、世界王座も諦めていないわ。でも、MMAにフォーカスして戦っていこうと思っているの。それでも負けっぱなしって嫌だから、ジャッキー・ブンタンにはリベンジしたい」

──なるほどぉ。しかし、ONEのムエタイで試合をしながら、ずっとブラジリアン柔術の練習をしていたとは驚きです。

「フフフフ。もちろんムエタイの試合があるときは、ムエタイの練習に集中していたわ。でも参加はしなかったけど、柔術の感を鈍らせたくなくてクラスは毎回見学するようにしていたの。ロールをしなくても、勉強になるから」

──素晴らしい姿勢ですね。

「ありがとう。ムエタイの試合が終わると、まっすぐMMAのクラスに戻っていたわ(笑)。MMAを戦えるようになるまで、時間を一切無駄にしたくなかったから。どんな時だってMMAファイターとして技を磨いておきたかったの」

──ムエタイはムエタイ、柔術は柔術、MMAはMMAです。ムエタイの技が使え、柔術の動きが有効でも。ワンダーガールはピュア柔術では、何が得意技なのでしょうか。

「そうね……バックをとってRNCかしら」

──ではプロMMA初戦ではムエタイの技、柔術の技、どちらで勝負したいですか。

「MMAでは全てを見せたい。サブミッションもパウンドも。ただ、私はムエタイを代表してMMAを戦う。ムエタイは私のルーツだし、ムエタイの技術で勝負したい。でも、どうなるか、試合が始まってみないとね(笑)」

──妹のスーパーガールもMMA転向を考えているのでしょうか。

「彼女はMMAを戦わないと思う。2度、アマチュアMMAを経験しているけど、特に興味を持っているようでもなかったし。あの子はムエタイかキックボクシングだけ戦っていきたいみたいね」

──今回、ワンダーガールのインタビューをさせてもらって、よりデビュー戦が楽しみになりました。

「とにかくベストを尽くすわ。ムエタイを代表して、ムエタイで勝ちたい。でもダブルレッグから一本勝ちするかもしれないわ(笑)」

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