カテゴリー
F1 MMA MMAPLANET o ONE RENA UFC   アブドゥルカリーム・アルセルワディ イボ・アスラン エドゥアルダ・モウラ ハイダー・アミル ハララポス・グリゴリユウ パウロ・ヘナトJr

『Dana White’s Contender Series 58』試合結果/ハイライト動画

若手育成の教科書 サイバーエージェント式 人が育つ「抜擢メソッド」



・Abdul-Kareem Al-Selwady def. George Hardwick via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Ibo Aslan def. Paulo Renato Jr. via knockout (punches) – Round 1, 2:22
・Hyder Amil def. Emrah Sonmez via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Eduarda Moura def. Janaina Silva via submission (rear-naked choke) – Round 1, 4:00
・Charalampos Grigoriou def. Cameron Smotherman via TKO (punches) – Round 1, 1:00


【DWCS S07Ep02】UFC史上2人目のキプロス人ファイター誕生へ。グリゴリユが60秒TKO勝ち(MMAPLANET)

【DWCS S07Ep02】テイクダウン、パス、マウント、パンチ、RNCでモウラが4分ジャスト、シウバを下す(MMAPLANET)

【DWCS2023 S07Ep02】独特なリズムのレスリング=メンソス、ガスアウトでアミルに判定負け(MMAPLANET)

【DWCS2023 S07Ep02】「これがトルコ人パワー」。イボ・アスランがヘナトJrを完全KO(MMAPLANET)

【DWCS2023 S07Ep02】動き続けたアルセルワディ、CW王者ハードウィックに勝利。2週連続で5人が契約(MMAPLANET)


 8月15日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 58』試合結果。先週同様勝利したアブドゥルカリーム・アルセルワディ、イボ・アスラン、ハイダー・アミル、エドゥアルダ・モウラ、ハララポス・グリゴリユウの5人全員がUFCとの契約を勝ち取っています。


 イボ・アスラン vs. パウロ・ヘナトJr. ハイライト動画。


 エドゥアルダ・モウラ vs. ジャナイナ・シウバ ハイライト動画。


 ハララポス・グリゴリユウ vs. キャメロン・スマーザーマン ハイライト動画。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC アブドゥルカリーム・アルセルワディ イボ・アスラン エドゥアルダ・モウラ ジョージ・ハードウィック ダナ・ホワイト ハイダー・アミル ハララポス・グリゴリユウ

【DWCS2023$07Ep01】動き続けたアルセルワディ、CW王者ハードウィックに勝利。2週連続で5人が契約

<ライト級/5分3R>
アブドゥルカリーム・アルセルワディ(ヨルダン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョージ・ハードウィック(英国)

スイッチしてサークリングのアルセルワディが、ハードウィックのローに右フックを合わせる。ハードウィックもスイッチするが、左インローを蹴られる。右のダブル、その2発目を当てるなどアルセルワディが序盤をリードした。ワンツーにガードを固め、額を突き出してたハードウィックが左を伸ばす。アルセルワディはフットワークを続け、ローからワンツーを打っていく。

アルセルワディも左フックを2発振るい、圧を高める。ハードウィックの左ミドルに、アルセルワディが左ミドル、そして右ミドルを返す。アルセルワディはジャブを当てて回り、その場に踏み止まらない。左右だけでなく、スーパーマンパンチで縦移動を見せたアルセルワディだったが、ハードウィックが右を当て、ボディを抉っていく。的を絞らせないアルセルワディに、ハードウィックがやや前のめりのファイトになりパンチを被弾する。それでもハードウィックも右を当てるも、最後の右ハイは空振りとなった。

2R、初回と同様に動きの多いアルセルワディに対し、ハードウィックがガードを固めて前に出る。ジャブを入れ、左ボディを入れたハードウィックの右ミドルハイを蹴る。とアルセルワディが初めて組みを見せるが、すぐに離れる。強烈な右ローを蹴ったアルセルワディは、距離を詰めてくるハードウィックに対して縦ヒジ、右を見舞う。左ローに右を合わせたハードウィックも接近戦上等のファイト、こうなるとケージウォリアーズで見せていたヒザ蹴りが怖い。

アルセルワディは小刻みなステップからパンチと蹴りを繰り出す。ハードウィックの手数、精度も上がってきたが、前蹴りでスリップしてガードを強いられる。逆にこの機会にバタフライガードで寝技に持ち込んだ感もあるハードウィックは下からエルボーを打っていく。しかし右腕を差して立ち上がったハードウィックは左ボディ後に、右フックを被弾する。ハードウィックが三日月、ならばとアルセルワディがパンチを纏める。ジャブを打ちった両者、終了間際の10秒で右を当てたアルセルワディは、ハードウィックの右ハイを2度かわした。

最終回、ローからフックのアルセルワディ。ハードウィックも右フックを返す。ワンツーからボディにコンボのアルセルワディに対し、ハードウィックが首相撲からヒザを繰り出す。さらにミドルを蹴られても右を入れたハードウィックが、接近戦プラスαのレンジでパンチを当てていく。アルセルワディもさらに踏み込んで右をヒットさせると、ハードウィックが右フックを顔面に、続いて左フックをボディに入れる。

アルセルワディは前蹴りをキャッチしてシングルレッグも、これは倒しきれない。残り2分、右を当てたアルセルワディがついに下がったハードウィックにダブルレッグを仕掛ける。ケージに押し込まれたハードウィックが回って首相撲からヒザ、そしてヒジを狙う。離れたアルセルワディが左リードフック、ハードウィックは跳びヒザからボディショットを決める。と、残り1分を切りアルセルワディがダブルレッグでしっかりとポイントメイク。ハードウィックのスイッチを潰して上を取り切る。

フックガードから蹴り上げ、スタンドに戻ったハードウィックはケージに押し込まれて、右ヒザを突き上げるも時間に。アルセルワディがフルマークの判定勝ちを収め、「ギブミー。コントラクト」と声を挙げた。

普通にUFCレベルの試合を見終え、ダナ・ホワイトは笑顔を浮かべてバックステージに消えた。そして「毎年、毎週、火曜日にベストショーを届けたい」と話したダナは、「いつも言っているように31歳のファイターを求めているわけじゃない。ただし、彼は他の団体のチャンピオンで経験豊かだ。UFCで誰とでも戦える。あの試合を見て、何を言えというんだ!」とハララポス・グリゴリユウの合格を伝える。

エドゥアルダ・モウラも「29歳、プライムタイム。9勝0敗、8つのフィニッシュ。明日からでも誰とでも戦える」とUFCへ。続いて「スクランブルの肉弾戦だった。あれだけ疲れて、立ち上がるのも困難だったファイト。最高だった。振り返ると鳥肌が立つ」とまた30歳以上のUFCファイター=ハイダー・アミルが誕生した。

イボ・アスランは「ライトヘビー級のKOパワー。UFCでの試合を見るのが待ち切れない」と最大限の誉め言葉ともに契約を勝ち取った。1人残ったアルセルワディも「アンダードッグ、全てを賭けて戦った。そして過去にないモノを掴んだんだ。ケージウォリアーズのチャンピオンはリアルだ。君はそんな相手と真っ向勝負をして下馬評を覆した。You are in UFC!!」という言葉を受け──先週に続き、5人の勝者全員がUFC入りとなった。


The post 【DWCS2023$07Ep01】動き続けたアルセルワディ、CW王者ハードウィックに勝利。2週連続で5人が契約 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC キック ハララポス・グリゴリユウ

【DWCS S07Ep02】UFC史上2人目のキプロス人ファイター誕生へ。グリゴリユが60秒TKO勝ち

<バンタム級/5分3R>
ハララポス・グリゴリユウ(キプロス)
Def.1R1分00秒by TKO
キャメロン・スマーザーマン(米国)

まず左ボディストレートを入れたスマーザーマン。グリゴリユウがスピニングバックキックを繰り出す。スマーザーマンはワンツーからスリー、グリゴリユウもワンツーを返す。直後のステップインから左フックを見せて右ストレートと打ち抜く。ダウンをしたスマーザーマンに対し、ハーフというよりも跨いだ形でパウンドを連打したグリゴリユウがTKO勝ちを決めた。

「いつも使っていたコンボだ。とにかく一度左でタッチすることが必要で。タッチすれば終わる。でも試合前にキプロスの映像を視て、凄くエモーショナルになった」というグリゴリユウは、キプロスの知人の喜ぶ姿を見て涙を流し「マーシャルアーツを始めた時、キプロスにはMMAはなかった。そして米国に来た。今日、夢が実現する」と話した。


The post 【DWCS S07Ep02】UFC史上2人目のキプロス人ファイター誕生へ。グリゴリユが60秒TKO勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Brave CF Cage Warriors LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC アブドゥルカリーム・アルセルワディ エムラ・ソンメス ジョージ・ハードウィック ハララポス・グリゴリユウ

【DWCS S07Ep02】コンテンダーシリーズ第2週、アルセルワディ×ハードウィックに注目&オーバー30が4人!!

【写真】メインで戦うアルセルワディはBRAVE CFで5勝2敗、LFAで1勝0敗、Fury FCで3勝0敗という戦績を残している(C)LFA

15日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでコンテンダーシリーズの第2週が開催される。
Text by Manabu Takashima

2023年シーズン開幕戦は5人の勝者全員がUFCと契約を果たしたが、その国籍はブラジルが2選手、豪州、米国、ペルーが1人ずつと4カ国に渡っていた。他方、敗者の国籍もブラジル、オーストリア、ポーランド、米国と4カ国だった。

第2週もヨルダン、英国、ブラジル、トルコ、米国、キプロス人ファイターと世界中から選手が集結している。ファイターが集まり、地域差も見られないようになりつつある。


そんな世界レベルで強化されるMMAファイター、メインのライト級で英国Cage Warriorsライト級王者のジョージ・ハードウィックは既にメジャー経験者で、Bellator欧州大会で2勝を挙げている。

対するヨルダンのアブドゥルカリーム・アルセルワディは、BRAVE CFとFury FCのライト級を制している。つまり中東の世界的規模独立団体、北米トップ・フィーダーショーという2つの性格を持つプロモーションで頂点に立っていることになる。

ハードウィックとアルセルワディの両者は、以前ならダイレクトでUFCと契約できていた力の持ち主といっても過言でない。揃ってウェルラウンダーだがハードウィックは打撃、アルセルワディは組みのプレッシャーが強い。

加えて、お互いストライキングの防御が甘いという欠点があるが、3度の敗北(※14勝)全てがKO負けのアルセルワディはやや打たれ弱さが気になるところだ。

コメインの女子ストロー級はUFC本戦では珍しくなくなったブラジル同朋対決となる。第2試合と第3試合にはイボ・アスランとエムラ・ソンメス──連続してトルコ人選手のが出場するのも面白い。とはいえ、この両者の拠点はトルコでなくアスランはオーストリアのウィーン在住で、ソンメスは英国のグレートブリテン・トップチームに所属している。

前者が打撃に課題があるラフな打撃系であるのに対し、後者はレスリングベースで防御ともテイクダウンに強く、打撃とのコンビネーションもそつなくこなすというように、ファイターとしても性格もまるで違う。

オープニングバウトでキャメロン・スマーザーマンと相対するハララポス・グリゴリユウは、今も珍しいキプロス人選手だ。キプロス人ファイターといえばUFCでも活躍したコスタ・フィリッポウが思い出される。グリゴリユウもまたフィリッポウが所属していたセラ・ロンゴMMA=ロンゴ・ワイドマンMMAでトレーニングを積み、CFFCなどでキャリアを積んできた。

前述したヘッドライナーのアルセルワディもダラス在住、つまりこの地域格差の減少はMMA先進国以外のファイターは北米や欧州に拠点を移しているからこその現象ともいる。

なお今大会出場選手──ハイダー・アミルが33歳、ジャナイナ・シウバとエムラ・ソンメス、そしてハララポス・グリゴリユウは31歳と4割のファイターがオーバー30だ。

UFC、Road to UFC、そしてコンテンダーシリーズに伝わる30歳もしくは32歳リミットという暗黙の了解は、「チャンスはあるが、今じゃない」という返答とともに、ファイターやマネージメントサイドの売り込みを断るための便宜上の表現でないとかと勘繰りたくなる。

■視聴方法(予定)
8月16日(水・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S07Ep02対戦カード

<ライト級/5分3R>
アブドゥルカリーム・アルセルワディ(ヨルダン)
ジョージ・ハードウィック(英国)

<女子ストロー級/5分3R>
エドゥアルダ・モウラ(ブラジル)
ジャナイナ・シウバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ハイダー・アミル(米国)
エムラ・ソンメス(トルコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
パウロ・ヘナトJr(ブラジル)
イボ・アスラン(トルコ)

<バンタム級/5分3R>
キャメロン・スマーザーマン(米国)
ハララポス・グリゴリユウ(キプロス)

The post 【DWCS S07Ep02】コンテンダーシリーズ第2週、アルセルワディ×ハードウィックに注目&オーバー30が4人!! first appeared on MMAPLANET.