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【DEEP117】フェザー級で再出発、上迫博仁「もう一度勝負したくて戻すことを決めた。これは自分との闘い」

【写真】フェザー級での再出発、上迫は「また面白いやつが来たと思ってもらいたい」と語る(C)MMAPLANET

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP117で、上迫博仁が韓国のソ・ドンヒョン=ピナクルを迎え撃つ。
Text by Takumi Nakamura

上迫は今年5月に大原樹里の持つDEEPライト級王座に挑むも、判定2-3で敗れて王座獲得ならず。約7カ月ぶりの再起戦はフェザー級に階級を戻しての一戦となる。上迫は階級変更&国際戦でもある再起戦を“自分との戦い”と位置づけた。


――計量前日のインタビューありがとうございます。このあとドライアウトに入ると思いますが、今の体調やコンディションはいかがですか。

「体重調整は結構前から準備をしていて、何の問題もなくスムーズにできている状態です」

――今回は2017年12月以来のフェザー級となります。再びフェザー級での戦いを選んだ理由はなんですか。

「僕も年齢を重ねて、自分が一番勝負していた階級でもう一度勝負したいという気持ちもあったし、僕の中ではライト級に階級を上げたことで何かを諦めた感じがあって心残りがあったんです。僕がこの先どこまでやるかは分かりませんが、これからの格闘技人生の中で勝負したいという気持ちがあったので、もう一度フェザー級に戻すことを決めました」

――フェザー級時代は減量がきつかったイメージですが不安はなかったですか。

「体重調整に時間をかけたのもそうですし、キャリアを積んで知識を増やすことも出来たので(減量方法は)大分変りましたね。それこそ以前は早い段階から水分を断ったりもしていたので(苦笑)。今はそんな無茶な減量はやらないですし、試合に向けた準備も含めて、しっかり出来ました」

――知識とキャリアを重ねてフェザー級が適正だと感じたようですね。

「ライト級は僕にとって少しデカいと言えばデカいんですよ。今は色んな経験を積んで、知識も増やした中では、フェザー級が適正なのかなと思います。あと僕には自分のために格闘技をやっているという気持ちもあるので、自分と勝負するという意味でもフェザー級なのかなと思います」

――5月のDEEPライト級タイトルマッチ=大原樹理戦はスプリット判定で2-3で敗れる試合でしたが、あの試合はどう受け止めましたか。

「実はあの試合くらいからフェザー級に戻すことを考えていたんですよ。だから大原戦は結果は負けでしたけど、自分のなかでは『う~ん…』と思う部分もあったし、あの試合が終わって仕切り直しというか。フェザー級で勝負したいという気持ちもあった分(階級を変える)いい機会だったのかなと思っています」

――今回の試合に向けてどんなことを意識して練習してきましたか。

「そこまで変わったことはしてないんですけど、今回は走りやランニングを結構やりました。自分のファイトスタイル的に足を使いたいというのがあるので、足の強化というか、そのためにたくさん走りましたね」

――上迫選手はNICE BAD GYMの代表でもありますが、選手活動とのバランスは問題ないですか。

「もうジムを出して2年になりましたし、選手とジム運営を並行するうえでのルーティンも出来てきたので、どちらも両立できていると思います」

――対戦相手のピナクルはMMA戦績は5勝2敗1分、これまでTop FC、Angel’s FC、さらにDoubleG FCと韓国MMA団体を渡り歩き、今年4月にはAngel’s FCの代表としてHEATとの対抗戦に出場しています。どんな印象を持っていますか。

「試合映像を幾つか見させてもらって、印象としては気持ちが強い選手なのかなと思います。韓国の選手はそういうイメージがあるし、戦績はともかく油断はできない相手だと思います」

――DoubleG FCをはじめ過去の試合を見ても一発で倒す攻撃力があるので、そこは警戒すべきポイントですよね。

「まさにその通りですね。倒す一発はある選手なので、そういう事故が起きない戦い方をしたいと思います」

――これから再びフェザー級で戦っていく上で、どんな目標を持っていますか。

「正直、具体的な今後の目標はそこまでないんですよ。例えばフェザー級で勝って行ってRIZINに出て…とか、そういうことは考えてないです。自分の力を出せば自然とそこまでいけるじゃないですけど、強い選手と試合を組んでもらったりできるのかなと思います。今の僕は久しぶりのフェザー級ですし、言ってしまえばフェザー級の見習いみたいなものだと思うんですよ。ここから上の選手と試合していけるように頑張っていくという感覚です」

――これまでとは試合に対する向き合い方も変わりましたか。

「昔からそうなんですけど、そこまで相手のことを考えるタイプじゃないんですね。だから本当に自分との戦いだと思います。自分との戦いに勝てば、自ずといいパフォーマンスが出て結果にもつながる。それができればチャンスが来るという気持ちでいます」

――それでは2023年を締める一戦に向けて、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「5月のタイトルマッチでは負けちゃって、1年を締める試合が新しいスタートになります。来年いい試合・いいカードを組んでもらえるように、今回はそのきっかけになる試合をしたいです。しっかりKOを狙って、またフェザー級に面白いやつが来たと思ってもらいたいです」

■DEEP 117 Impact視聴方法(予定)
12月10日(日)
午後5時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT
午後5分30分~サムライTV

■ DEEP 117 Impact対戦カード

<DEEP暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
越智晴雄(日本)
佑勢乃花(日本)

<フェザー級/5分3R>
上迫博仁(日本)
ピナクル(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・シウ(日本)
ハーレイ・クイーン(日本)

<ライト級/5分2R>
川名 TENCHO 雄生(日本)
小金翔(日本)

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
岩倉優輝(日本)

<58キロ契約/5分2R>
RYOGA(日本)
Max(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
信原空(日本)
内藤大二(日本

<アマチュア・ライト級/3分2R>
コマネチゆうた(日本)
中谷優我(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
安井飛馬(日本)
橋本玲音夢(日本)

<アマチュア・フライ級/3分2R>
琥(日本)
秋元優志(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
荒井銀二(日本)
佐藤フミヤ(日本)

■DEEP TOKYO IMPACTO2023#07視聴方法(予定)
12月10日(木・祝)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ

■ DEEP TOKYO IMPACTO2023#07対戦カード

<フライ級/5分2R>
風我(日本)
切嶋龍輝(日本)

<フライ級/5分2R>
原虎徹(日本)
三ツ塚勇介(日本)

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平(日本)
中務太陽(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
井上竜旗(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
京之介(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
相本宗耀(日本)
藤岡陸(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
森俊樹(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤瑠偉(日本)
吉田悠太郎(日本)

<54キロ契約/5分2R>
大和田光太郎(日本)
與那嶺大輝(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
Mr.サタン(日本)
TAU(日本)

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【DEEP NAGOYA IMPACT2023】銀GSBジムと対戦、橘川尋貴─02─「どう戦うかは、もう決まっています」

16日(日)、刈谷市産業会館あいおいホールで開催されるDEEP NAGOYA IMPACT2023公武堂ファイトで、銀・グラップリングシュートボクサーズジムと対戦する橘川尋貴のインタビュー後編。
Text by Shojro Kamaike

約5年のブランクを経て、2022年にDEEPで復帰を果たした橘川。ZSTルールとDEEPルールの違い、そしてリングとケージの違いへの対応を見せるなか、彼の中に道場で受け継がれる一つの動きがあった。次の試合こそ、伝統のRNCを極められるか!?

<橘川尋貴インタビューPart.01はコチラから>


――昨年3月ぐらいに、試合ができる状態になったのですか。

「そうですね。体重も落ちて、感覚も取り戻してきた頃に遠藤(大翼イギーハンズ代表)さんから『半年後になるけど、9月に一度試合してみようよ』と言っていただきました」

――復帰戦は樋沼ヒロキ選手に2R KO勝ち。2017年9月の浜松ヤマト戦以来、ちょうど5年ぶりの勝利でした。

「復帰戦でKO勝ちできて、すごく嬉しかったです。久々の試合だったから、友達や先輩も見に来てくれて。MMAって特殊なスポーツじゃないですか。人前で殴り合って、それで拍手とか応援してもらって……。そういう感覚をまた味わうことができて嬉しかったですね」

――なるほど。2カ月後には東京で佐藤勇駿選手と対戦し、判定勝ちを収めました。これは自分にとってチャンスが来たと思いませんでしたか。

「いえ、逆に『自分は試されているな』って思いました。DEEPから『コイツは本当に強い選手なのかどうかを試されているんだ』と。だから結構、気合いが入りました。でも気合いが入りすぎたのか、試合内容としては空回りしてしまいましたね。『ここで一発、全てもっていこう』と考えちゃって。試合では勝ち急ぎすぎました」

――ZSTルールからDEEPルールへ、そしてリングからケージへと移行したところで難しい面などはあったのでしょうか。

「まずルールについては、僕が高3の時にZSTもパウンドありになっていたので、そこは問題なかったです」

――ZSTで戦ってきた選手は、ケージのMMAでも下になってしまうケースと、下になれるケースが存在しています。橘川選手も下のポジションを選択していたシーンがありました。

「あぁ、なるほど。ZSTはポジションよりも、一本に近い状態のほうが勝つルールだったと思うんです。でもDEEPルールは違うじゃないですか。だから遠藤さんにも言われて、上を取ってパウンドで削る練習に切り替えていました。

それでも下になっていたのは――復帰戦は樋沼選手が投げをよく使っていたので、コーチ陣からも『投げられて下になっていい。それよりも焦らずに戦うことが重要だ』と言われていたんですよ。投げられた時に、下手にマットに手を着いて怪我したり、あるいは変な状態でパウンドを打たれるほうが心配で。それなら投げられた時に抵抗せず、下になっていいという作戦でした」

――あの展開は作戦だったのですね。もう一つ、バックを奪いに行く展開が和術慧舟會らしさ、そして駿河道場らしさを感じさせました。橘川選手はこれまで7勝を収めているうち、3勝がRNCによるものです。

「そうなんですよ。僕も駿河道場に入った時、とにかくバックを奪う、そしてRNCを狙う練習をたくさんさせていただきました。極め方のコツも当時、佐々木憂流迦さんに教えていただいたりとか」

――道場に伝わる技術は、練習環境が変わっても引き継がれているのですね。とても良い話です。

「復帰してからは、まだ極められていませんね。復帰2戦目は狙いに行ったんですけど、まだ相手も元気な状態で。狙いすぎると、失敗したら自分が不利になってしまうこともありますし。そこはRNCにこだわらず、どちらかというとパウンドを打つほうを意識しました」

――一方、ケージ際の展開はいかがですか。ケージを経験したのは前回の試合が初めてかと思います。

「まず、ケージの中が広くてビックリしました。練習内容も次の試合がリングかケージかで変わってきますよね。でもずっと広い中で試合したいと思っていて、実際にやってみてケージのほうが動きやすいです。あと、ケージってカッコいいですよね」

――……カッコいい?

「え、ケージってカッコよくないですか」

――我々の世代はUFCが始まった頃にケージを見て、当時のバーリトゥードに対して決闘のようなイメージを持っていました。もう古い感覚かもしれませんが……。

「決闘ですか。確かにUFCって最初は素手でやっていましたもんね。だけど今は、ケージで戦うのってカッコいいと思います。うまく言えないですけど……」

――いえ、そう思って若い世代の選手が増えるのは良いことだと思います。では次の試合について、対戦相手である銀・グラップリングシュートボクサーズ選手の印象はいかがですか。

「ストライカーですよね。結構動き回る選手でもあって、落ち着いて強い選手です。あれだけゴリゴリのストライカーと戦った経験はないんですよ。でもウチのジムには、キックボクシングのRISEでランキング3位になっている小野幹晃選手がいて、小野選手と毎日練習しています。だからゴリゴリのストライカーに対して怖さはないですし、そんな相手とどう戦うかは、もう決まっています」

――この試合を含めて、今後MMAを戦っていくうえでの目標を教えてください。

「まずはDEEPの上位に食い込んで、先日DEEPのベルトを巻いた神田コウヤ選手と絡んでいきたいです。もちろん、そのためにはまだ経験が必要だと思います。でもいずれ絡んでいける自信はありますね。まずは今回の試合——完全にアウェイな状況だと思いますけど、僕の一本かKOで、相手の応援をシーンとさせてやります!」

■ DEEP NAGOYA IMPACT2023#02対戦カード

<フェザー級/5分3R>
巽大祐(日本)
今村滉(日本)

<ウェルター級/5分2R>
ソーキ(日本)
エヴェルトン・イワナガ(日本)

<フライ級/5分2R>
久保健太(日本)
田中義基(日本)

<ライト級/5分2R>
河村嘉展(日本)
岡田充弘(日本)

<バンタム級/5分2R>
佐々木陽太(日本)
切嶋龍輝(日本)

<フライ級/5分2R>
広瀬裕斗(日本)
吉田悠太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
MASANARI(日本)
Ryoma(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤聡志(日本)
平野紘希(日本)

<ストロー級/5分2R>
鶴斗(日本)
金光優真(日本)

<フェザー級/5分2R>
大岩翔哉(日本)
──(──)

■ DEEP NAGOYA IMPACT2023#01対戦カード

<フライ級/5分3R>
杉山廣平(日本)
原虎徹(日本)

<フェザー級/5分2R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
橘川尋貴(日本)

<ライト級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
太田将吾(日本)

<バンタム級/5分2R>
高瀬一平(日本)
三ツ塚勇介(日本)

<バンタム級/5分2R>
下村哲幸(日本)
田口貴親(日本)

<フライ級/5分2R>
オサモ・リチャードソン(日本)
岩堀徹大(日本)

<バンタム級/5分2R>
野木崇政(日本)
三郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
加藤優也(日本)
ケビン・ギノザ(日本)

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ABEMA K-1 o YouTube 悠太

【前日計量】22.9.24 Krush.141

9月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.141」の出場選手が前日計量を行った。

「Krush.141」
9月24日(土)後楽園ホール
17:00開場/17:30プレリミナリーファイト開始/18:00開始

<大会・チケット情報>
https://www.k-1.co.jp/schedule/16560/

<ABEMA生配信>
当日17:30~
視聴URL▷ https://abe.ma/3weQDSS

<関連動画>
【煽り映像】伊藤健人 vs 弘輝▷https://youtu.be/-LniXej-Doc
【煽り映像】覇家斗 vs 國枝悠太▷https://youtu.be/uJ7pnj2npYk
【煽り映像】西林翔平 vs 大久保琉唯▷https://youtu.be/YBvN9qtY968
【煽り映像】大夢 vs 天馬▷https://youtu.be/RogAAc1_2LA
【公開練習】天馬▷https://youtu.be/musuaxz9wAE
【公開練習】大夢▷https://youtu.be/9I-QRGXR3NM
【公開練習】大久保琉唯▷https://youtu.be/SrkTK_rimoo
【公開練習】西林翔平▷https://youtu.be/nJKZtK2OQm8
第1弾対戦カード発表会見▷https://youtu.be/EneQv1bx_7E

【K-1 JAPAN GROUP情報】

■K-1 JAPAN GROUP公式サイト
https://www.k-1.co.jp/

大会チケットはこちら
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BELLATOR DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN 住村竜市朗 佐藤洋一郎 悠太 木下憂朔 阿部大治

【DEEP】「引退はないです」住村竜市朗が王座返上。暫定王者の阿部大治が正規DEEPウェルター級王者に

【写真】4年1カ月巻いたベルトを返上した住村(C)MMAPLANET

25日(水)、DEEPよりDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が王座を返上、暫定王者の阿部大治が第10代ウェルター級王者に認定されたことが発表された。

2017年7月15日に王座決定トーナメントを制しベルトを巻いた住村は2018年4月に佐藤洋一郎、2020年3月に渡辺悠太を破り王座防衛に2度成功する裏で4試合のノンタイトル戦の勝利、RIZINやBellator Japanという舞台で4度戦うなど在籍期間の長さと比較すると防衛回数は多くなかった。


住村は5月に予定されていた鈴木慎吾とのノンタイトル戦を負傷欠場し、今回の王座返上に至った。

その住村は自身のケガで鈴木の試合機会を失わせてしまったことで、鈴木戦の成立が第一という風に考えていた模様だ。その一方で前述したようにウェルター級王者としての防衛戦が2020年3月から途絶えており、DEEPはタイトル戦線を動かしたい意向を持っていた。結果、両者のビジョンが一致せず今回のタイトル返上に至ったようだ。

MMAPLANETでは昨年11月のRIZIN TRIGGERでの木下憂朔戦における──勝負としてはKO負けを喫していた反則勝ち(KO状態にあった住村の顔面を木下が踏みつけた際に、金網を掴んでいたことでTKO勝ちから反則負けに結果が覆った)、鈴木戦の負傷欠場に続くタイトル返上に関して、36歳の住村が現役を続ける意志があるのかを尋ねると、以下のような返答があった。

住村竜市朗
「TRIGGERの反則勝ちは、正直KO負けの方が良かったです。あれで反則勝ちなって精神的に凄く辛くて。結構、病みそうになっていました。内容は完全なKO負けですし、もう限界かなと思ったこともあったのですが、周囲から『まだやれる』と言って貰えて。あれから全てを見なおして練習に取り組んでいました。

ただ引退はないです(笑)。それこそ僕より年上の北岡さんや青木さんが頑張っていますし、延期になった鈴木選手とは必ず戦います。あと2、3年──38歳、39歳までは踏ん張ろうと思っています」

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DEEP105 J-CAGE Report ブログ 小金翔 悠太

【DEEP105】左ジャブで前に出た悠太。小金の前蹴り、最終回の反撃にスプリット判定負けに

<ライト級/5分3R>
小金翔(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.29-28
悠太(日本)

左ミドルを蹴った小金、続いてローを蹴っていく。悠太は左ジャブ、小金が前蹴りで突き放す。ローを続ける小金は左ジャブ、そして左ミドルから左リードフックを打っていく。続いて左ハイを蹴った小金が、左ジャブ、悠太の前進&左ジャブにも蹴りを散らし、跳び蹴りを繰り出す。悠太は左ジャブを2発入れ、その後もジャブが的確に小金の顔面を捕らえる。ジャブを受け続ける小金は、右ローも左フックを打たれペースを握ることはできない。

左ボディ、左フックの小金はやはりジャブを打たれる。小金も左ジャブを3つ返し、前蹴りへ。悠太も左ジャブから左リードフックを打ち、前に出る。組んだ小金がケージへ悠太を押し込むが、ワキを差せず離れる。それでも前蹴りから左フックを入れた小金が最後も前蹴りを腹に決めた。

2R、左ジャブ、フックを打ち合う両者。手が合っているのか、両者が攻撃的な試合を続けるが、距離が悠太だ。と、小金のローが急所に入り試合が中断される。再開後、左ミドルから左前蹴りを繰り出した小金が、やや遠目の距離を取り始める。ジャブだけでなく右を見せ始めた悠太が、さらにジャブを重ねる。

相打ちで打ち勝つ悠太が、前蹴りにも前に出るが、悠太の左フックが当たる。ジャブから前に出る悠太、下がる小金は厳しい展開に組みに行くが切られる。圧される小金がようやく、組んでワキを差すが悠太が離れる。それでも執拗に組み、ボディロックを取った小金は、テイクダウンを切り返されて下に。小金は時間を置かずスクランブルで立ち上がるが、悠太がこの回を取った。

最終回、前に出る小金が前蹴りも、悠太が左ジャブを当てる。左右の前蹴り、関節蹴りを繰り出す小金だが、左フックを受けて下がり始める。前蹴りやヒザから、ジャブ、さらに右で前に出ると、悠太は下がってパンチを被弾し続ける。パンチで攻勢の小金がテイクダウンを切られる。ここで逆転にはKOが必要な小金は、悠太のジャブにジャブ&前蹴りを返す。悠太も負けじと前に出ると、小金はここで組みへ。逆にダブルでケージに押し込んだ悠太だが、テイクダウンには至らず自ら離れる。

ジャブから右フック、さらに右クロスから右フックを、打ち込んだ小金が攻勢に。悠太も左ジャブを返すも、小金は前に出て左ボディ、続いて左フックを入れる。最後の15秒、左を出し合い、右フックを繰り出した小金の反撃が実を結び2-1で判定勝ちとなった。


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CORO DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP105 MMA RYUKI YUKI   小金翔 山本歩夢 悠太 本田良介 水野竜也 牛久絢太郎 石司晃一 神田コウヤ 笹晋久 誠悟 酒井リョウ 関鉄矢 駒杵嵩大

【DEEP105 & DEEP TOKYO IMPACT2021】計量終了 牛久絢太郎「覚悟が違う」×神田コウヤ「ぜひ生で」

【写真】仕上がり十分、牛久×神田(C)MMAPLANET

12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021およびDEEP 105 IMPACTの計量が11日(度)に同所ロビーで行われた。

DEEPでは恒例となっている出場選手全員の計量後の一言コメントは、今回はDEEP105のメインでフェザー級王座を賭けて戦う牛久絢太郎と神田コウヤの2人のみ実施された。


チャレンジャーの神田が「まず運営の人たちをはじめ、この試合を組むためにご尽力いただいた皆様には感謝しています。明日は精一杯戦いますので、ぜひ生で応援のほうよろしくお願いします」とコメント。

対してチャンピオンは「明日は覚悟の違いを見せて、思い切り楽しみます」と話した。

なおライト級で悠太と対戦する小金翔が、体重が落ちていないと会場入り後に仮計量をせずに走って汗を落としに。

結果、最初の計量では50グラムオーバーとなったが、再計量でリミット丁度の70.8キロでパスしている。

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV
午後4時45分~ニコニコ生放送

■ DEEP105計量結果

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎:65.65キロ
[挑戦者]神田コウヤ:65.8キロ

<メガトン級/5分3R>
水野竜也:105.45キロ
誠悟:116.5キロ

<ライト級/5分3R>
悠太:70.6キロ
小金翔:70.85キロ→70.8キロ

<バンタム級/5分3R>
石司晃一:61.5キロ
笹晋久:61.5キロ

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢:66.25キロ
山本歩夢:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
RYUKI:61.3キロ

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ:105.6キロ
KENNY中村:114.7キロ

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典:113.85キロ
大成:99.15キロ

<フライ級/5分2R>
本田良介:57.1キロ
駒杵嵩大:57.2キロ

<58キロ契約/5分2R>
日比野”エビ中”純也:57.8キロ
ヒロヤ:57.95キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.3キロ
鬼山班猫:66.15キロ

DEEP TOKYO IMPACT2021

■DEEP TOKYO IMPACT2021視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前11時45分~SPWN PPV
午前11時45分~ニコニコ生放送

■ DEEP TOKYO IMPACT2021計量結果

<バンタム級/5分3R>
高野優樹:61.95キロ
橋本優大:61.7キロ

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助:70.35キロ
Street♡★Bob”洸助:70.35キロ

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ:56.55キロ
力也:57.2キロ

<55.5キロ契約/5分2R>
中村真人:55.4キロ
木戸脇広樹:55.4キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:66.25キロ
ハリー・スタローン:66.05キロ

<フェザー級/5分2R>
大村友也:66.05キロ
高橋辰也:66.0キロ

<フェザー級/5分2R>
小川顕広:66.0キロ
牧野滉風:65.5キロ

<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹:77.55キロ
レバナ・エゼキエル:77.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
コマネチゆうた:76.7キロ
チョウ・テギ:77.15キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.3キロ
コマネチ竜太:59.95キロ

<アマSPルール・フェザー級/3分2R>
田中ユラ:64.55キロ
岡野雅司:63.25キロ

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【DEEP105】「勝っても第二章がスタートするというだけ」。牛久絢太郎に挑戦、神田コウヤ─02─

【写真】落ち着いたなかに芯の強さが感じられる神田だ(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで、牛久絢太郎の持つDEEPフェザー級王座に挑戦する神田コウヤ・インタビュー後編。

今やRIZINフェザー級との二冠王となった牛久への挑戦は、神田のキャリアに何をもたらすのか。また牛久✖斎藤裕が行われることで、揺れた心境、さらには今後についた神田が物腰柔らに答えてくれた。

<神田コウヤ・インタビューPart.01はコチラから>


──無責任な自信ですか。良いですねえ。

「それがあったので、ここまで……タイトル挑戦まで続けることができたと思います」

──スタイル的な話になりますが、神田選手のレスリングはグレコですよね。グレコらしさが試合でも見られます。

「ハイ、グレコです。今もグレコっぽさはあるかと思います」

──ただし、グレコはひっついて戦うレスリングです。そこはすぐさまMMAに生かすことは難しかったのではないでしょうか。

「そうですね、打撃とか他の部分しっかりとできるようになればグレコが生きてくると思います。ですから、むしろバックボーンを捨ててMMAを戦うぐらいでやったほうが、後々グレコは生きると思います」

──神田選手はそのグレコとムエタイの首相撲を上手く融合しているように見えます。

「ハイ、グレコローマンと首相撲は互換性があります。そこは自分も前々から考えてきたことなので、同じ意見を聞くとちょっと嬉しくなります」

──結果、首相撲やダーティボクシングが強いというイメージです。

「昔の日本のMMAってヒジがなくて、ムエタイの有効性ってそれほどなかったと思います。今はヒジもあるので、ムエタイは有効です。なのでグレコと互換性を持って戦えれば良いなと思います」

──そのように自身のスタイルを構築しながら今年はDJ.taiki戦と平田直樹戦、タイプの違うファイターを相手にしっかりと勝利を収めました。

「2人もキャリアも戦い方も違います。DJさんだと元チャンピオンのストライカー、平田選手は無敗の新星グラップラーでした。今回、タイトルを挑戦するにあたり2人と試合ができたことは凄く良い経験になっています」

──平田選手などは、神田選手よりもキャリアが少なくて下からの突き上げになりました。

「今回の試合やDJさんとの試合もそうですが、上の選手と戦う方が気持ち的にも楽かなぁというのは考えてしまっています」

──そのタイトル戦ですが、挑戦が決まってから牛久選手が斎藤裕選手に勝利してRIZINでもチャンピオンになっています。

「10月24日が牛久選手と斎藤選手の試合で、僕の挑戦が12月12日ということだったので、その試合をこなしたうえで僕との試合を成立させることができるのかという不安はありました」

──ということは……スバリ、どちらが勝つと思っていましたか。

「斎藤選手が勝つと思っていました」

──それってモチベーションの欠如に通じてこなかったですか。

「そこは大丈夫でした。牛久選手は中村選手にもKOで負けしいますし、自分は現役のチャンピオンと戦ってタイトルが欲しいだけなので」

──では牛久選手がRIZINの王者になったことで、より気持ちが上がるということは?

「それもあったのですが、逆にRIZINのチャンピオンになったことでDEEPの防衛戦が組まれるのかという部分で疑心暗鬼になりました。牛久選手が大晦日に出場するんじゃないかと思って。だからタイトル戦が現実になった時に、めちゃくちゃホッとしました」

──そのタイトル戦、牛久選手と戦ううえで自信のほどを教えてください。

「自信……ですか。自分の方が試合間隔も空いていますし、勝って手にデキることが多いので、気持ちが入っていると思います」

──勝利に必要なモノは何だと思っていますか。

「牛久選手はとてもしぶとい選手なので、そこで負けないこと。互いにやりたいことは違うと思うので、やりたいことができる時間が長い方が勝てる戦いになります。なので、なるべく自分が得意な展開を増やす、攻める時間を増やすよう徹底したいです」

──神田選手は本当に話振りがソフトですね。練習からガツガツ、周囲を圧するような選手もいますが、真逆に感じます。

「そういうのって度胸の使いどころという話になると思うんです。自分はソレは本番で使えば良いですし、そんな無駄なところで度胸を消耗する暇はないというか……。そんな感じです」

──いやぁ、ガツッと来る言葉でした。ではDEEPのタイトル獲得もその一環であるかと思いますが、MMAファイター人生の目標を教えてください。

「最終目標はRIZINでチャンピオンになりたいです。近場でいえば、次の試合で必ず勝つこと。負けないことです」

──では牛久選手はRIZINのチャンピオンですし、次に勝つことがRIZINで王座挑戦に直結するという考えでしょうか。

「この試合に勝つことで、RIZINのチャンピオンになれるとは全く思っていないです。この試合で勝つことで、RIZINで戦うチャンスを頂けるという風に考えています。勝っても第二章がスタートするというだけなので、そこはわきまえて戦いたいと思います」

──では神田コウヤのここを見てほしいということがあれば、一言お願いします。

「自分は国内のフェザー級では体系的にも特殊だと思っています。そこで戦い方にも違いが生まれてくると思うので、そういうところを注目してもらって──なるべくLIVEで見てもらえると嬉しいです」

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV
午後4時45分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]神田コウヤ(日本)

<メガトン級/5分3R>
水野竜也(日本)
誠悟(日本)

<ライト級/5分3R>
悠太(日本)
小金翔(日本)

<バンタム級/5分3R>
石司晃一(日本)
笹晋久(日本)

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢(日本)
山本歩夢(日本)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
RYUKI(日本)

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ(日本)
KENNY中村(日本)

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典(日本)
大成(日本)

<フライ級/5分2R>
本田良介(日本)
駒杵嵩大(日本)

<58キロ契約/5分2R>
日比野”エビ中”純也(日本)
ヒロヤ(日本)

<フェザー級/5分2R>
西谷大成(日本)
鬼山班猫(日本)

■DEEP TOKYO IMPACT2021視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前11時45分~SPWN PPV
午前11時45分~ニコニコ生放送

■DEEP TOKYO IMPACT2021対戦カード

<バンタム級/5分3R>
高野優樹(日本)
橋本優大(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
Street♡★Bob”洸助(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
力也(日本)

<55.5キロ契約/5分2R>
中村真人(日本)
木戸脇広樹(日本)

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司(日本)
ハリー・スタローン(ブラジル)

<フェザー級/5分2R>
大村友也(日本)
高橋辰也(日本)

<フェザー級/5分2R>
小川顕広(日本)
牧野滉風(日本)

<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹(日本)
レバナ・エゼキエル(コンゴ民主共和国)

<ウェルター級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
チョウ・テギ(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩見凌(日本)
コマネチ竜太(日本)

<アマSPルール・フェザー級/3分2R>
田中ユラ(日本)
岡野雅司(日本)

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DEEP DEEP105 DJ.taiki KOMA MMA ブログ 小金翔 山本歩夢 悠太 本田良介 水野竜也 石司晃一 笹晋久 誠悟 関鉄矢 駒杵嵩大

【DEEP105】水野がメガトン。山本歩夢✖関。悠太✖小金。石司✖笹。えっ、駒杵嵩大✖本田良介が2回戦!!! 

【写真】2回戦というラウンド数が、どのような影響を与えるか(C)MMAPLANET

29日(金)、DEEPより12月12日に東京都港区のニューピアホールで行われるDEEP105の対戦カードの発表があった。既報の通り前日の11日(土)には同所でDEEP JEWLES35が行われ、6月に続いてニューピアでの連日興行となる。

今回発表されたカードは10試合で3回戦は4試合で、前ミドル級チャンピオンの水野竜也がメガトン級に参戦し誠吾と対戦する。


フェザー級3回戦では今月23日に予定されていた平田直樹戦が、平田の負傷欠場で中止となった山本歩夢がZSTフェザー級王者でDEEPでは2戦目となる関鉄矢と戦う。

キャリア3戦の全てが初回フィニッシュ勝利の山本にとって、一気にキャリアップを狙うことができる関戦だ。

この他元ウェルター級王者の悠太がライト級で、ZSTライト級王者の小金翔と戦うことも決まった。

前述した関と小金は9月の後楽園ホール大会でそれぞれ大原樹里、DJ.taikiに判定負けを喫しており、新天地=DEEPで員数合わせファイターにならないためにも連敗は許されない試合となる。

もう1つの3回戦は石司晃一が笹晋久と戦うバンタム級マッチだ。バンタム級&フェザー級のタイトルコンテンダーで、誰も認める実力者ながら接戦を落とすことが増えてきた石司にとって、修斗から戦場をDEEPに移し3連勝の笹との一戦はトップを再度目指すために踏ん張りどことなる。

対してパラエストラ松戸所属となり、さらに手堅い強さがフィニッシュに結びついている笹は、ここを勝ち切ると層が薄くなったバンタム級で一気にタイトルコンテンダーまで駆け上がる可能性すらある査定マッチの意味合いもある。

2回戦で注目は共にDEEPで2試合目となる実力差対決、駒杵嵩大✖本田良介か。この試合は3回戦でもおかしくない顔合わせであることは間違いない。前NEXUSフライ級王者ながらDEEP初陣となった杉山廣平にダウンを喫し判定負けを喫した駒杵は、前回の敗北以前の期待値を取り戻すには、あの敗北を払拭する勝ち方が求められる。とはいえ本田は全くもってイージーな相手とはらない。ばかりか、駒杵のキャリアを振り返ると竿元樹生に伍する実力の持ち主といっても良いぐらいだ。

スクランブルの強さとコントロール力、力の入れ方の塩梅が分かった本田の組み技は、一進一退の攻防になった時に発揮され、流れのなかでもフィニッシュする力を持つ。俄然層が厚くなってきたDEEPフライ級戦線において、One of themにならないためのタフファイトが両者を待つ。

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DEEP88 J-CAGE Report ブログ 悠太 阿部大治

【DEEP88】元王者の悠太に圧勝、阿部大治がRIZIN参戦宣言&「試合断りやがって2月は覚悟しておけ、住村!!」

【写真】初回で終わらせにいったのは、勇気がいったはずだ(C)KEISUKE TAKAZAWA

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(日本)
Def.1R by TKO
悠太(日本)

阿部が左ロー3発、続いて右ローを蹴る。ローを軸に左ジャブ、フック、続いて左ハイを狙う。悠太はガードを固めるところで、阿部がパンチを入れる。さらに左フックに左を合わせ、ローを効かせる。左フックから、右とヒットを重ねる阿部は、それでもペースを考え抑え気味のファイトか。

阿部は右アッパー、左フック、右フックとパンチを纏め、さらにショートのコンビからパンチを集中させると悠太にドクターチャックが入る。左目尻をカットした悠太、試合再開後も阿部が左ハイから左ジャブを伸ばす。パンチの連打、ヒザで勝負を決めに掛った阿部はテイクダウン狙いを切り、左ジャブ、左ロー、そしてジャブから左右のパンチと圧倒する。

悠太も左を返すが、右フックからラッシュを受け2度目のドクターチェックが入り、リスタートへ。残り1分、阿部はジャブから左ミドル、右を当て左フックでダウンを奪うと、パウンドの連打で圧倒的なTKO勝ちを決めた。

「あと1試合を残して ライト級に転向します」と言い、一呼吸置くと「誰とは言わないけど相手を見て、試合を選ぶ。俺との試合断ったくせして、他の試合に出て!! 2月は覚悟しておけ、住村!! 年末はRIZINで強い選手、戦いましょう」と阿部は一気にまくし立てた。


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DEEP98 J-CAGE News ジョン・バチスタ・ヨシムラ ブログ 悠太 水野竜也 阿部大治

【DEEP98】計量終了 悠太「全力で相手に向かって」✖阿部大治「住村選手とのタイトル戦に」

【写真】メインで戦う悠太と阿部、11月にRIZIN出場が決まっているチャンピオン住村竜市朗へのコンテンダー争いとなる一戦だ(C)DEEP

11月1日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP98 IMPACT の計量が31日(土)に行われた。

DEEP参戦2戦目の阿部大治✖元ウェルター級チャンピオン悠太、ミドル級王者の水野竜也と11年振りのDEEP参戦となるジョアオン・バチスタの対戦など7試合──全14選手が計量を無事終えた。


ここではDEEP事務局から送られてきたメイン出場の両選手のコメントを紹介したい。
悠太
「できる限りの準備をしっかりやって全力で相手に向かっていきます」
阿部大治
「悠太選手をキッチリKOして住村選手とのタイトル戦に挑みたいです」

なお今回の計量はDEEP JEWELS30開催日ということもあり、非公開──そして三密を避けるために同日開催のDEEP99と時間をずらして計量は行われている。

■視聴方法(予定)
11月1日(日・日本時間)
午前11時45分~PPV SPWN

■ DEEP98計量結果

<ウェルター級/5分3R>
悠太:77.4キロ
阿部大治:77.45キロ

<ミドル級/5分3R>
水野竜也:83.75キロ
ジョアオン・バチスタ:83.0キロ

<フェザー級/5分2R>
星野豊:66.15キロ
平田直樹:66.25キロ

<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.35キロ
石塚雄馬:70.5キロ

<フェザー級/5分2R>
樋口武大:66.1キロ
西谷大成:66.05キロ

<バンタム級/5分2R>
ヒロヤ:61.4キロ
力也:61.6キロ

<フェザー級/5分2R>
畠山祐輔:66.05キロ
健吾:66.1キロ

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