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【Special】月刊、青木真也のこの一番─番外編─ヨッカイカー✖和田竜光─02─「武道、武士道とは」

【写真】1月1日から青木が取り組んでいるモノは、決して武道ではない。青木は武士でも武道家でもなく、競技者だ (C) MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。そんな青木が選んだ2020年12月の一番──だが、ここでは本来のピックアップされた3試合からではなく、いきなりの番外編から──12月18日に行われたONE 115で行われたヨッカイカー・フェアテックス✖和田竜光戦について語らう=後編をお届けしたい。

判定に理がない。だから極めろという青木真也の真意は見えてきキーワードを青木は話した。

<青木真也のヨッカイカー・フェアテックス✖和田竜光論Part.01はコチラから>


──それにしても、どう飲み込めば良いのかという判定ですね。

「どう勝つかのっていうのは見えづらいですよね。もうジャッジ次第になって。例えばエリック・ケリー✖田中半蔵はどう思いました?」

──半蔵選手の勝ちです。

「じゃぁ、安藤晃司✖ティモフィ・ナシューヒンは?」

──試合直後は絶対に安藤選手だと思っていました。あの時は大会後にマット・ヒュームとすれ違った時に、『どういうこと?』って尋ねたんですよ。そこでテイクダウンはダメージを与えていないっていう返答があり、『あぁ、そういうことなんだね』と。その後、ONEは裁定基準を公にしましたよね。若松佑弥✖ダニー・キンガド、内藤のび太✖ジョシュア・パシオ戦後に。

「実は分からない判定はかなりあったんです。ただ、それも日本人が絡んでいるから覚えているだけで。きっと僕らが忘れてしまっている外国人同士の試合でも、あるんですよ。

判定勝ちの計算ができないということは、裏を返すと『行け』ってことなんです。だから、武道だろうって(笑)」

──そこで、武道が来ますか(笑)。私には武道って分からないんですよね。武術と違い、武道とされるモノには競技会があるので。

「武道とかって完全に言葉遊びじゃないですか。そもそも曖昧なモノだし。柔術は武道か?とかって話題になることがあるけど、そんなのどっちも良いじゃん(笑)。

嘉納治五郎が柔道を武道って言いだしたのも、社会に受け入れられるためですからね。武術っていうと前時代の野蛮なモノだから戦闘に関わる者を教育に採り入れるときに、武道とした──そういう教育者ですよね」

──と同時にスポーツの開祖かと思います。

「頭が良い人だから、プロモーションに長けていた。だから武道って凄く曖昧な言葉で。武士道とか武道って皆が言うけど……武士道なら葉隠れなの? 新渡戸稲造なの?って話で。君、どっちのことを言っているの? 言っている人によって違うわけじゃないですか」

──とはいえ、和田選手の敗北に関して青木選手が武道という言葉を使うのは、ONEのいうマーシャルアーツという言葉を斜に構えて引用しているということですよね。

「そうですよ(笑)。『だって、武道なんでしょ』って(笑)。で、武道って何? どういう系譜なの?って」

──極めに行くことが武道ということではなくて……。でも、そう書くと極めに行くことが武道かと思う人も出てきてしまいますよね。

「出てくるでしょうね。でもONEだけじゃなくて、武士道って良く使われるじゃないですか。そういう精神性みたいな話を持ち出すと、戦争するしかないですよ。戦争する時に、皆をコントロールするために使った言葉なんだから。

だって普通に生きていると、仇を討つなんてしないですよ。それを圧倒的に人口が少ない武士階級の人間が、自分たちの支配力を強めるために創ったのが武士道ですよ」

──人口比でいえば7パーセントの武士が、8割以上の農民を抑えるために。実は外国人の格闘技関係者と話している時にサムライの子孫とか言われるのですが、たまに『日本の殆どがサムライではなく、ファーマーの子孫なんだよ』って話すと凄く場が白けてしまうんですよね(笑)。

「アハハハ。だって武士道のような規範意識を持っているかと思われるけど、そんなものはないですからね。規範意識がないから、持ち込んだわけで。貞操観念とかも、そうですよね。無いから戦後に持ち込む必要があった」

──それにしても、武道という言葉の解釈は難し過ぎます。明治時代に時代遅れとなった武術に関しては、現代社会においては試合がないモノ。使わないことが一番良いという、技術を磨いている。試合には出ないし、イザコザは避けるというのが私の理解です。

「まぁ護身ですからね」

──ヨーイ、ドン!!で1✖1で戦うということが、もう武術とは違ってきますからね。集団で稽古をしたり。

「武術になると水掛け論ですよね。武術的に誰が一番強いのかっていう話になると、それは米国大統領だろうって。すげぇ下らない話になってくる(笑)」

──その通りだと思います。身も蓋もない話になります。

「守る者がいないヤツが一番強いとかね。だから僕らのやっていることに──美しい精神性とか持ち込まれると、怖くて……」

──ケージで戦う青木真也は武士ではないですしね。

「ハイ。競技者です。だから和田さんの試合に関しては、競技者としてはONEという場では、圧倒的に攻めないとダメだということが可視化されたんです。ずっと格闘技をやり、見てきた俺ですら全く判定基準が分からないんだから。

それと判定は覆らないと言ったんですが、サゲッダーオ(ペットパヤータイ)は勝った試合があとから覆っていましたね。あとから負けにされた(※2018年6月のマー・ジャワン戦)」

──ハイ。ジョルジオ・ペトロシアンとペットモラコット・ペッティンディーアカデミーの試合は、ペトロシアンの負けからノーコンテストになって、再戦でペトロシアン勝利というのもありました。これって身も蓋もないのですが、競技、武道でなく武術っぽくないですか(笑)。

「もう分かんないですよ(笑)。よく分からないから、仕方ねぇなぁ──圧倒しろ、極めろって話なんですよ」

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【Special】月刊、青木真也のこの一番─番外編─ヨッカイカー✖和田竜光「答え合わせができない」なら

【写真】MMAとしてはあり得ないとMMAPLANETでは評した一戦について、青木が深くメスを入れる (C) ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。そんな青木が選んだ2020年12月の一番──だが、ここは本来のピックアップされた3試合からではなく、いきなりの番外編から──12月18日に行われたONE 115で行われたヨッカイカー・フェアテックス✖和田竜光戦について語らおう。

青木ならではの視点、全体を俯瞰しつつ、局地的に仰望する興味深い話が聞かれた。


──業界を騒然とさせた和田選手のヨッカイカー・フェアテックス戦の判定負けですが、「青木選手は一本を取らないと。武道は」という感想をツイートしていました。

「ネット上で関係者の人が怒っていたじゃないですか。でも、あの反応はもうこの試合が判定がおかしいからだけでなくて、2020年の状況を色濃く反映していたかのように思います」

──というのは?

「コロナで自粛したり、不条理なことを経験してきて。皆が政府の対応とかに不満を持っている。加えて関係者の人は、今のONEの対応に『なんなんだ』という感情があるから」

──アハハハハ。

「そこに加えて不条理っぽい判定結果になったから、火がついたと思います」

──なるほど。なぜ青木真也の試合が10月に組まれなかったんだ。なぜ、日本人選手の試合は録画枠が多いのか。なんだ、和田の対戦カードの変更は?という感情があるわけですね。

「そうなんです。あの後、試合は2回ぐらい見直したのですが……、おかしいといえばおかしいです。でも平等な範疇ではあります」

──平等ですか?

「平等の範疇です。和田選手も何もしていないといえば、何もしていない」

──1Rにバックマウントを取って殴り、2Rもテイクダウンがあった。

「それを攻勢と採るのかっていう話でいうと微妙ですよ」

──いやヨッカイカーの攻撃との比較論でいえば、バックとパンチはよりフィニッシュにより近いです。ヨッカイカーのローよりも。

「ローを採られてもおかしくないよって話ですよね」

──それはMMAとして見て、ですか。それともONEだから、ですか。

「いや、ONEだからですよ」

──そこなんですよ。ONEだからあり得るという意見が当然になると、じゃぁONEのMMAって何なのっていうことですよね。修斗でチャンピオンになったらONEと契約。でも修斗のチャンピオン、ヨッカイカーの戦い方で勝っていない。なら、あの判定で勝てる選手がONEに行かないと。あくまでもONEのMMAであって、他のMMAとは違ってきます。

「それをいうなら、修斗とONEは同じルールでやらないと。もう、そこからですよ。おかしいのは。この話題とは関係なくありますよね」

──はい。ONEへはユニファイドでなく、ONE判定で勝てる選手が行くべきかと。ONEだと魚井✖田丸は、魚井選手の勝ちです。ならONEへは魚井選手のような選手がいくべきで。

「う~ん、MMAの定義が違いますよね。確かに判定はおかしいですよ。でも、和田さんが文句を言える筋合いじゃない。文句を言っても覆られないんだから。

まぁ勝ちですよ、和田さんの。MMAなら。でも文句をいっても、ジャッジもONEも変わらない。試合をするなら勝つ、そうでないと試合に出ない。出て負けて、文句を言ってもしょうがないから」

──そこで青木選手は極めないといけないというロジックです。

「極めないと負けですよ」

──なら一本、KO決着でなければドローにすべきで。判定決着があるのに、一本、KOでないといけないというのは違うかと思います。判定勝ちがあるなら、判定勝ちをしっかりと裁けるジャッジがいないと。

「そこでいうと判定っていうモノ自体が、決められないモノを決めるという行為で。決着しないモノの勝ち負けを決めている。だから、そもそも判定になった時点で何かされても『仕方ない』ことなんです」

──では青木選手は江藤選手との試合で判定負けになっても納得できる?

「仕方ないです。それも含めて強さ。結局、勝ったヤツが強い。変な話で、あってはいけないけど、ジャッジが非難されるような判定でも勝てば良いわけじゃないですか。

だから判定で負けたということは、相手の方が強かったってことですよ。一本、KOでなくてもヨッカイカーが判定で勝ったということは、あの日はヨッカイカーのほうが強かった」

──う~ん……、MMAとしてONEだからあり得る判定でも──ということですね。

「ハイ。だから競技者として、極めないといけないと思っています。ジャッジをそこまで信用していない。だって分かっていると思えないから。

そしておかしな判定はONEだって、修斗だって、パンクラスだって、UFCだってある。同じです」

──ONEはもともとユニファイドと違う裁定基準ですが、そこをも逸脱した感はぬぐえないです。それ以前の微妙な裁定でなく、あの裁定には理が見えない。

「確かに、理解はできないですよね。内藤のび太✖ジョシュア・パシオの時は内藤がコントールして、パシオは殴っていた。ONE裁定だとパシオだという答え合わせができた。でも、和田✖ヨッカイカーは答え合わせができない」

──答が合わないですからね。だから、ONEならあり得るっていう意見は今回は許容できなかったんです。格闘技って、好きな人間にとって理屈がないと。それがないと、ただ殴った、蹴った、投げたってことで終わりですし。

「ハイ、分かります。理屈があって勝負論が成り立つ。それが、あの試合にはなかった。となると──理屈がないんだから、何されるか分からないって言う気持ちで戦わないと。

それをね、ジャッジを変えろとか、あんな判定あり得ないって選手側が言ってもしょうがないんです。そういうところで戦っているんだから。極めるか、圧倒するしかない。覚悟決めるしかないんです。

アレであり得ないっていっているファイターや関係者はちょっと甘いなって思います。勝負師としてジャッジのせいで負けたとか口にするのは。○○のせいで負けたって言っちゃだめなんです」

──自分は仕事として、そこはやはり納得できないですね。あの判定はありえない。

「いや、それは記者として言い続けてください。報じる立場は好きに言ってください。むしろメディアは自浄作用というか──。浄化する作業が必要だから。そこは重要だと思います。でも、選手は勝敗を他人のせいにしちゃダメです」

<この項、続く>

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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report カイラット・アクメトフ キム・デフォン ブログ

【ONE Collision Course02】蹴りを交えた打撃でリードしたアクメトフ、TDでまとめキム・デフォンに完勝

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
Def.3-0
キム・デフォン(韓国)

サウスポーのアクメトフが左ハイから右ジャブを伸ばす。ワンツーで左フックを当てたアクメトフは左ハイを狙う。さらに左オーバーハンドと序盤から飛ばすアクメトフが組んでヒザ蹴りもスリップする。すぐに立ち上がったアクメトフは左を当てるが、キムも右を返していく。アクメトフはここも左ハイを狙い、次に右フックを打っていく。攻撃を散らすアクメトフはバックキック、左オーバーハンドと手数で圧倒する。

キムの前進に左アッパー、離れてロングフックを見せたアクメトフが右ミドルをキャッチして一気にテイクダウンを決める。スタンドでローを蹴り寝技にいかないアクメトフは立ったままで2発右を落とし初回を完全に取った。

2R、キムの右ハイをかわしたアクメトフはヒザ蹴りにもボディロックへ。すぐに離れ左を当てたアクメトフは蹴り足をキャッチされると、前進してエスケープし起き上るやクリンチへ。キムが押し返すと、アクメトフはヒザ蹴りを顔面に入れる。ここでレフェリーがブレイクを要求する。

キムは鼻のチェックを受けるが、試合は続行される。アクメトフは右ジャブを当て、さらに右フックを打ち込む。右ミドルを危ないタイミングでキャッチしたアクメトフは、すぐにリリースしジャブから関節蹴りでプレッシャーを与える。残り1分、キムの右ミドルをバックステップでかわしたアクメトフが、右オーバーハンドで前に出る。と、ヒザ狙いにボディロックテイクダウンを合わせたアクメトフはしっかりとポイントスコアした。

最終回、左フックで前に出たアクメトフ、負けじとパンチを振るったキムはボディロックにも投げを狙う。ここを防いだアクメトフは一気にダブルレッグを決め、しっかりと上を取り切るとハーフで抑える。鼻が折れているか、激しい息づかいのキムは、懸命に足を戻してクローズドを取る。再び、鼻をチェックされたキムは残り2分30秒、クローズドガードから再開となり蹴り上げを顔面に当てる。

たまらずヒザをついてガードの中に収まったアクメトフは、ハーフをバタフライガードに戻したキムのスイープを潰す。ガードの中から右のパンチを連打するアクメトフは、トップを取り続け最後の10秒で立ち上がり、タイムアップを迎えた。

結果、アクメトフが3-0で判定勝ちを手にした。


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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report アミール・カーン パク・デソン ブログ

【ONE Collision Course02】隔離で父の葬儀に列席できなかったカーンが、パク・デソンに1-2で敗れる

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
パク・デソン(韓国)
Def.2-1
アミール・カーン(シンガポール)

サウスポーに構えたパク・デソンに対し、距離と詰めるカーンが左ジャブやハイを見せる。右ハイをブロックしたパク・デソンは、ローを蹴るがバランスを崩し──すぐに立ち上がる。積極的に圧力を掛けるカーンが、右フックを入れる。続くステップインからの右フックにフックを返したパク・デソンが、足を取ってテイクダウンを決める。

クローズドガードのカーンがガードを開くと、果敢にパスを狙うパク・デソンは、スクランブルでバックへ。後方にテイクダウンを決め、サイドで抑える。上四方に回り、ヒザを頭部に入れるパク・デソンに対し、カーンは左を差して背中を見せたままスクランブルに持ち込み、スタンドへ。直後に右フックから前蹴りを入れる。

パク・デソンは右ハイをブロックして、右フックを繰り出す。カーンも蹴りで距離をとり、前に出て右ミドルを蹴り込む。最後もワンツーから左の蹴りをカーンが繰り出して時間となった。

2R、ローを蹴り合った両者、カーンの右フックにパク・デソンが左フックを合わせていく。サウスポー基調から、オーソの時間が長くなったカーンは前足を変えながら右の蹴りを繰り出す。ややバタついた感のあるカーンだが、手数はパク・デソンを上回る。

パク・デソンにレフェリーが攻めるように注意が入る。とパク・デソンがダブルレッグでテイクダウンを決める。左右のパンチを続け、ガードが空くとパスを狙うパク・デソンに対し、カーンは必死にクローズドを続ける。パスされると、足を引いて立ち上がったカーンが前蹴りから左ジャブを伸ばす。疲れたように見えるパク・デソンは、背中を見せて小走りを見せるも、手は出さず時間となった。

最終回、パク・デソンのローに、カーンが右ハイを狙う。続いて右ミドルを入れたカーンは、走り込んで腹をもう一度蹴っていく。パク・デソンはローをキャッチして、軸足を払ってテイクダウンを決める。

簡単に倒れるカーンはここもクローズドガードを取り、一気に離れてスクランブルを狙う。ケージを背にしたカーンが立ち上がると、パク・デソンも自ら離れる。左に回るパク・デソンが今度は右ハイをキャッチし、リフトからダブルレッグに移行して4度目のテイクダウンを決める。

サイドで抑えられたカーンは、ケージを蹴るが枕で固められ動けない。それでもカーンはケージキックから後転し、スタンドへ。途中でヒザを入れたパク・デソンは、離れて左ストレートを当てる。残り1分、蹴りはあるが拳の攻撃は少なくなったカーンは、意を決し右を振って前に出るが、右フックを逆に当てられる。それでも左ジャブを伸ばし、右を狙ったカーンだが近距離でクリーンヒットはなくタイムアップに。

結果はスプリットに割れ、パク・デソンが判定勝ちを手にした。父を亡くし、バブルで隔離のために葬式に出なかったカーンが試合後のインタビューで、「勝ちたかったけど、そうはならなかった。何度かテイクダウンを取られてね」と話した。


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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report ブログ ライモンド・マゴメダリエフ

【ONE Collision Course02 】ローを効かせたマゴメダリエフ、右ストレートでマルケスをワンパンKO

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
Def.1R by KO
エジソン・マルケス(ブラジル)

マゴメダリエフが右ローを蹴り、マルケスは左ジャブを伸ばす。左リードフックを繰り出し、右ローを再び入れたマゴメダリエフは、ワンツーからローを続ける。続いて左ミドルを蹴ったマゴメダリエフに対し、マルケスは遠い距離から右ストレートも届かない。マゴメダリエフはローを続け、マルケスをケージに追い込んでいくと ステップインからワンツー。この右ストレートがマルケスのアゴを打ち抜き、一発で勝負は決まった。


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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】しぶとくタフなリアンをジャブ、ヒザ、寝技で攻め抜き仙三が3-0の勝利

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
Def.3-0
ホイ・リアン(中国)

両手を揺らし、上半身を左右に揺らすような構えから左ジャブを仙三が伸ばす。ホイはオーバーハンドで前に出る。ホイのワンツーに組んだ仙三は、押し返してくるところにヒザをボディに入れる。仙三は首相撲からヒザを見せるが、ホイがシングルレッグてテイクダウンを奪う。

仙三はすぐに立ち上がり、ケージに仙三を詰めるがヒザが急所に入り試合が中断する。再開後、仙三が左ジャブを入れ、ホイが右オーバーハンドから左フックを入れる。ワンツーで前に出たホイは、仙三のヒザ蹴りにも果敢にテイクダウンを仕掛け、一旦離れてもダブルで倒しスクランブルでヒザを放っていく。ウィザーでバックを許さなかった仙三だが、押し込まれた展開が続き、離れ際にホイが左フックを思い切り振るい、ダブルレッグを決める。

仙三はすぐに立ち上がると、ケージに押し込み返しエルボー&ヒザを入れる。ホイは首相撲からのヒザを受けながら、フックを入れ初回が終わった。

2R、互いに左リードフックを放ち、仙三が前進に右を合わせていく。ダブルレッグで倒された仙三は、すぐに立ち上がりエルボーを入れる。離れた直後にダブルレッグを仕掛けたホイだが、切った仙三がバックに回る。ここで前方に振り下ろされ、スクランブルで首相撲&ヒザ蹴りの仙三は、自ら組んでいくがホイが離れる。

ホイのフックも仙三が首相撲からヒザを入れ、直後に左ボディでホイの動きを止めた仙三はダブルレッグを切ってバックからパンチ、さらにマウントでも拳を打ちつける。ここはホイが仙三を押し上げ、亀に。すかさず足をフックして背中を伸ばしに掛かった仙三は、マウントを移行しエルボーを狙う。ここで背中を見せてパンチを避けたホイだが、直ぐに時間となり明白に仙三のラウンドとなった。

最終回、 ホイは明らかに動きは落ちており、ジャブを当てた仙三はダブルレッグを仕掛ける。テイクダウンは奪えなかったが確実に削った仙三は離れて連続でジャブを入れ、ホイはパンチを打ち返しても軸が乱れるほど疲弊している。

それでもホイはシングルから足払いでテイクダウン、すぐに仙三は立ち上がって離れる。ジャブからボディで腹を抉った仙三は、左のボディで動きが止まったホイに右を当てる。組みでごまかすホイは、左のワキ差しテイクダウンを決める。仙三も疲れが見えるが、ケージを背負って立ち上がりエルボー、パンチを打ちつける。背中を預けることなく立ち上がった仙三はホイのハイクロッチを切り、ダースから上を取る。スクランブルで仙三のダブルレッグが決まり、後方からパンチを入れ、さらには冷静にボディにヒザを蹴り込む。

動きが止まりながら、ホイはスタンドに戻るとフックを振りまわしヒザを被弾してなお──ダブルレッグを決める。腕を狙いながら、下のままでタイムアップを仙三は迎え、3-0で判定勝ちに安どの表情を浮かべた。


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News ONE ONE Collision Course02 ONE115 アミール・カーン カイラット・アクメトフ キム・デフォン パク・デソン ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】計量&ハイドレーション結果 仙三出場大会、カーン✖元セクハラ王子も注目

【写真】アグレッシブな打撃は当然として、ホドリゴ・カプラルに組み勝っているなど、ケージレスリングでの削り合いも応じることができる元セクハラ王者パク・デソン(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」の最終計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


日本から出場する仙三、MOMOTAROは対戦相手のホイ・リアン、ヴァウテウ・ゴンカウベスと共に体重、ハイドレーションともにクリア。ゴンカウベスはハイドレーションが1.0248とギリギリだった。

仙三の試合を含めMMA4試合の模様が中継される今大会、ダニー・キンガド戦を失ったカイラット・アクメトフは先週のライブ中継分でヨッカイカー・フェアテックスに不可解な判定負けを喫した和田竜光と対戦予定だったキム・デフォンと相対する。

注目はアミール・カーンと元セクハラ王子ことパク・デソンのライト級か。カーンはシンガポール人かつEvolve MMA所属でタイトル挑戦経験もあるが、真のトップになり切れていない。活動再開後はラウル・ラジュにTKO勝ちを収めているものの、パンデミック前の最後の大会では江藤公洋にRNCで完敗を喫している。

その江藤にONEウォリアーと本戦で連勝しているパク・デソンは、現状はONEで3連勝中でタイトルコンテンダー越えを果たし、ランクアップを虎視眈々と狙っている位置にいる。耐える試合は決して苦手でないカーンに対し、耐えるだけでなく攻め続ける気持ちを持っているパク・デソンは、ROAD FC時代に根性ファイトになったホドリゴ・カプラル戦、そして韓国ライト級の勝利といっても過言でないキム・ギョンピョ戦で勝利している。カーンを圧倒するポテンシャルを持つパク・デソンだが、カーンもまた──そういう試合で絶妙のディフェンシブ・アタッカーぶりを発揮するだけに、視聴者に分かりやすい打撃戦になるとパク・デソンが有利だ。

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 Collision Course02計量&ハイドレーション結果

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ:70.1キロ/ 1.0083
サミー・サナ:70.3キロ/ 1.0195

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ:61.2キロ/ 1.0176
キム・デフォン:62.2キロ/ 1.0144

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO:60.95キロ/ 1.0099
ヴァウテウ・ゴンカウベス:60.45キロ/ 1.0248

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン:77.05キロ/ 1.0099
パク・デソン:77.1キロ/ 1.0156

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ:83.3キロ/ 1.0136
エジソン・マルケス:82.3キロ/ 1.0023

<60キロ契約/5分3R>
仙三:60.0キロ/ 1.0107
ホイ・リアン:60.0キロ/ 1.0214

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Interview ONE ONE Collision Course02 ONE115 ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】ホイ・リアン戦へ、仙三─02─「相手は誰でも、階級も何級でも構わなかった」

【写真】全てをぶつけて欲しい (C)KEISUKE TAKAZAWA

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」でホイ・リアンと対戦する仙三インタビュー後編。

10月の試合がシンガポールに赴きながら流れた仙三は、紆余曲折を経て再びシンガポールに向かった。全てをポジティブに捉え、ホイ・リアンと相対する仙三──ファイトウィークに語っていた『今』をお伝えしたい。

<仙三インタビューPart.01はコチラから>


──対戦相手はこのオファーの時は、ホイ・リアンが対戦相手だったのでしょうか。

「最初はアレックス・シウバだったのが、やっぱり彼ができないってことになって……。『あぁ、こりゃあ試合できないな』って思っていると、2日後ぐらいに今回戦うことになった中国人選手になったと連絡がきました」

──もうその時には相手は誰でも構わないという感じだったのではないですか。

「いえ、もう最初からです。相手は誰でも良いと思っていました。階級も別に何でも良いやって。やれれば誰でも良い、ホントにそう思っていました」

──平時はともかく、その意気込みはコロナ期のMMAでは必要な覚悟かと思うようになってきました。LFAやコンテンダーシリーズ、UFCでもスクランブル発進、2階級違う相手と戦ってチャンスを掴むという選手もいます。きっとONEも同じことかと。

「2階級……そうなんですね。でも、本当に誰でも良いし、階級もどこでも良かったです。試合がとにかく決まれば良いと思っていたので、相手が確定した時は凄く嬉しくて『ありがとう』という気持ちでした(笑)」

──ホイ・リアンの戦績は5勝5敗1分、最近は3連敗中ということもあり負けられない相手です。

「相手のことは……何も分からなくて。本当に戦績しか分からないんです。映像もチェックできていないですし。リトルなんちゃら(※ザ・リトルモンスター)っていう異名がついていたので、『あぁ小さいんだな』って」

──アハハハ。公称何センチかは分からないですが、HERO SERIESの試合写真を見る限り、手足が短いです。

「いやぁ……ホント、やってみないと分からないですよね。手足が短い……まぁ、もう誰だろうが、どんな体格だろうが、自分の戦いを見つめて直してきたので。相手は誰だろうが、本当に構わないです。

ずっと向き合っていると、ONEで2度負けたことも結局、今が一番強くなるためだと思えるようになりました。ホントにパンクラスで(若松)佑弥君と戦った時よりも、今の方が良くなったと思います。

シウバ戦がなくなってからの1カ月で、めちゃくちゃレベルアップできた感じがしています。技術的だけでなく、精神的にも一段階強くなっています」

──ではネオ仙三を楽しみにしています。

「ハイ。本当に自分でも一つ殻を破った……覚醒したと思っているので」

──では今回の試合では何を見せたいと思っていますか。

「前回、前々回と自分の打撃を全然見せることができていないので……。応援してくれる皆も『仙三の打撃が見たい』と思ってくれているはずですし──正直、打撃で勝ちたいです。

そうですね、打撃でKOしたいというのが一番ですけど、寝技も凄くレベルが上がっているので。寝技もメチャメチャ強くなっているから、一本勝ち──じゃなくて、やっぱりKOしたいです」

──アハハハハ。

「一本勝ちする可能性もあるけど、KOで勝ちたいなって思っています。でも、もう気持ちとしては、勝ち負けにもこだわっていなくて」

──それはどういうことでしょうか。

「これまでは絶対に死んでも勝つと思っていたのですが、今回の試合は勝ち負けにも執着していないような感覚になっています。それは気持ちが弱くなったとかいうことではなく、なんというか……毎日、格闘技に全てを捧げて積み上げてきたので。

自分のなかで『これで負けても仕方ない』と思えるぐらいやってきました。なので勝ち負けも拘っていなくても、自分を客観的に見て……今なら誰と戦っても100パーセント自分が勝つと思っています。もう1Rで倒してしまうんじゃないかと自分では思っています」

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 02対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ(ロシア)
サミー・サナ(フランス)

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO(日本)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
ホイ・リアン(中国)

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Interview ONE ONE Collision Course02 ONE115 ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】1年2カ月振りの実戦、仙三─01─「どこまでも、どこまででもやり続けてやる」

【写真】24時間、格闘技のことをだけを想い、生きてきた。仙三だからこそ、グッと来た言葉だ (C)t.SAKUMA

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」で仙三が中国のホイ・リアンと対戦する。

昨年10月の日本大会以来、1年2カ月振りの実戦となる仙三だが、実はこのファイトウィークを迎えるまで精神的に非常にタフな時を過ごしていた。


──ぶっちゃけて尋ねてしまいますが、仙三選手は10月30日の収録大会でアレックス・シウバと対戦予定で、1年振りの試合に向けて相当な想いで調整しており、私もABEMAのスタッフとリモートながらインタビューもさせてもらっていました。それが現地を訪れながら、シウバの負傷で試合がなくなった。正直、あの時はどのような気持ちでしたか。

「ハイ……もう、最初は『うわぁ、マジか』って思いました(苦笑)。試合が金曜日で、月曜日かにシウバ戦がなくなったことを聞きました。もう『終わったぁ』という感じでしたよね。ただ2日ぐらいして切り替えることができました。

もう、プラスに考えるしかない。とにかくONEが12月に試合を組むと言ってくれたので、そこに向かって1度ホテルでの隔離とかを経験できたんだって思うようにしました。もちろん、この特殊な状態で創り上げてきたものも含めて、この経験ができたのだから、次の試合に生かして絶対に勝とうという風に思いました。

それでも大会の日まで、もしかしたら誰かと試合ができるかもという気持ちもあって調整は続けていました」

──とはいえシンガポールから帰国すると、2週間の自主的隔離も国内でも必要ではないですか。それで12月の試合というのは、すんなりと受け入れられるモノでしたか。

「出掛けたりとかしなかったです。正直、12月に試合を組むと言ってもらえても、それが本当になるのか分からないですし……そこも気持ちを切り替えながら一旦は少し休んでいました。

もう完全に気持ちを切り替えて、次は絶対だと思って自主練習をして、対人練習ができるようになってからも、絶対に試合をして勝つという気持ちできました」

──再びシンガポールに赴き、ホテルでの滞在中にまた前回のようにならないかという恐怖はないですか。

「怖いです」

──声色まで変わってしまいました……が。

「ハイ、今も安心はしていないですし。それだけが怖いです。絶対に試合があるという安心はできないです」

──何が起こるか分からないと思っていて戦うことができるのと、本当に試合が無くなってしまう。ここはもう、まるで違う心境ではないでしょうか。

「その通りですね。アレを1度経験したことで、この試合が決まってからもずっと頭から離れることはなかったです。例えば試合が無くなるのって相手のケガだけでなく、コロナに感染するとか……どれだけ気を付けていても陽性になることがあるのは自分も理解しているので。

また、そういうことがあって試合がなくなったら……というのは考え続けていました。でも、またそうなっても……俺は次に生かすっていう気持ちで今もいます」

──前回に試合がなくなったことで、そのあたりの覚悟ができたことありますか。

「それはメチャクチャあります。覚悟は凄く決まっています。シウバ戦がバレてから、この1カ月半で自分が凄く成長できたという実感もあります」

──そして12月に試合ができる。オファーがあったのはいつ頃だったのでしょうか。

「実はギリギリだったんです。自分も12月に試合をするつもりで調整を続けてきたのですが、『これひょっとしたらオファーがないのかもしれない』と思うこともありました」

──12月は4日と18日にライブと収録があるということでしたが、仙三選手としては、どちらをターゲットにしていたのですか。

「僕は12月4日でした。それがなかなかオファーがなくて、『これ……もう確実にねぇんじゃねぇか』と思ったこともありました。それでも……どこまでも、もう来年だろうが、どこまででもやり続けてやるって意地になっていました。やってやるっていう気持ちでずっといました」

──ONEの方も、試合を組んでも戦えなくなる選手が続出し、またバブル(隔離空間)を作るために尋常ならざる努力が必要な期間ではあるかと思いますが、それでも気持ちを保つことも大変でしたね。

「途切れそうにはなりました。それでもやっぱ毎日、想い続けて……格闘技のために食べ物、飲み物から全て変えてやってきたので。24時間、格闘技のことしか考えていなかったですし、格闘技のためにしか生きてこなかったです。そうしたら12月になって直ぐか11月の終わりになって、このタイミングで試合ができることが決まりました。

大変な状況だというのは分かっているので、それでも僕の試合を約束通り組んでもらって本当に感謝しています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 02対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ(ロシア)
サミー・サナ(フランス)

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO(日本)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
ホイ・リアン(中国)

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News ONE ONE Collision Course02 ONE115 アミール・カーン パク・デソン ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】仙三がホイ・リアン相手にONE初勝利を目指す。アクメトフ✖キム戦も!!

【写真】何があろうが、3連敗は許されない仙三が未知の対戦相手ホイ・リアンと相対する(C)KEISUKE TAKAZAWA & ONE

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」の対戦カードが発表され、日本から仙三が出場し中国のホイ・リアンとのマッチアップが明らかとなった。

シンガポール・インドアスタジアムで収録されたCollision Course大会でのディレイ中継される通称Dark Seriesはメインがムエタイのジャマル・ユスポフ✖サミー・サナ戦で、同じくムエタイでMOMOTARO✖タイトルコンテンダー=ヴァウテウ・ゴンカウベス戦も配信される。


仙三は昨年10月の日本大会におけるリト・アディワン戦以来、実に1年2カ月ぶりの一戦。ホイ・リアンはパンデミックによる活動停止後、初のONEのイベントとなった6月のHERO SERIESにおけるスオロンチャシー戦でONE初陣を戦い、判定負けを喫している。

それまでWLF(武林風)、Kunlun Fight、M-1Challengeでキャリアを積んできたホイ・リアンの戦績は5勝5敗。背が低く、手足も決して長くない豆タンクのような体格の持ち主だ。低い体勢からテイクダウン、その前に放たれるオーバーハンドやショートのフックへの注意は必要だが、仙三としては負けていられない試合となる。

またアミール・カーン✖パク・デソン、ライモンド・マゴメダリエフ✖エジソン・マルケスという当初はライブ中継枠で発表されていた試合に加えて、アクメトフ✖キム・デフォン戦もラインナップにある。

キム・デフォンも元々はライブ枠で和田竜光と対戦予定だったが、急遽ヨッカイカーに相手が変わった裏でアクメトフとの試合が決まっていたようだ。アクメトフは元々4日の大会でダニー・キンガド戦が決定していたが流れていた。2週間前の大会出場がなくなったアクメトフが、ここで戦うことで和田✖キム・デフォンが試合の1週前にシャッフルされたことも考えられる。

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 02対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ(ロシア)
サミー・サナ(フランス)

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO(日本)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
ホイ・リアン(中国)

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