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【UFN184】言葉もない……。28秒──フランキー・エドガー、サンドハーゲンの跳びヒザでKO負け

<バンタム級/5分3R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
Def.1R0分28秒 by KO
フランキー・エドガー(米国)

頭を振って前に出るフランキーに対し、サンドハーゲンが重いローを切る。引き続きローを見せて間合いを図るサンドハーゲンは、フランキーの前進に跳びヒザ一閃。右ヒザでアゴを打ち抜かれたフランキーは、頭からキャンバスに崩れ落ちた。

「アルジャメイン戦の時と違い、僕はモンスターになっている。彼が次の試合に勝つようだと、7月は僕がヤツを眠らせる」とサンドハーゲンは話した。


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Report UFC UFN ESPN+24 UFN184 クレイ・グイダ ブログ マイケル・ジョンソン

【UFN184】動きを止めないクレイ・グイダがアンチエイジ・ファイトでジョンソンからフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マイケル・ジョンソン(米国)

左ジャブを伸ばし続けるグイダが、頭を位置を変えながらパンチを出して前に出る。ジョンソンも右ジャブから左を放つとグイダが右フックを振るう。ジョンソンも左フックを返すが、グイダは右を当て、近距離でパンチをまとめると、再び右を当ててから右ハイキックを蹴っていく。ここで組みつき、ケージに押し込んだグイダがテイクダウンを決める。ハーフで抑えたグイダがケージ際でギロチンの機会を伺う。

許さず立ち上がったジョンソンがヒザを突き上げて離れると、アゴに再びヒザを入れ、左ミドルを2発決める。間合いを取りなおした両者、ジョンソンの精度が上がりワンツーフックから3発、4発と当てラウンドが終わった。

2R、パンチを見せてダブルレッグを決めたグイダ。腰をコントロールされかかったジョンソンだが、しっかりとウィザーを取って立ち上がる。押し込み続けるグイダがシングルレッグを執拗に仕掛け、ハイクロッチとの連係で削っていく。切って鉄槌を入れたジョンソンは、ヒザを入れるも息が相当に荒くなっている。

グイダはシングルで再びケージにジョンソンを押し込む。倒れず耐えたジョンソンが、体を入れ替え押し込み返す。残り1分で離れたジョンソンは、右フックを被弾する。両者、腰を下げてワイドスタンスの打撃戦はジョンソンが自分の戦い方ができていない表れだ。このままケージにジョンソンを押し込んだグイダはしてやったりの表情で、ホーン後に自陣に戻った。

最終回、すぐに距離を詰めたグイダがテイクダウンを切られ、殴られながら右を当てる。グイダが頭を動かすたびに反応してしまうジョンソンは、1分を経過したところでシングルでヒザをつかされケージに押し込まれる。胸を合わせて立ち上がり、シングルを切ろうとするジョンソンだが、そのまま尻もちをつかされる正座状態でケージに押し込まれる。

半分が過ぎ、スクランブルでバックに回ったグイダがついに両足をフックする。パンチからRNCを決めたグイダが、背中を反らせる。手首を掴んで耐えるジョンソンだが、強烈な四の字フックに捕らえられ厳しい時間に。そのままバックグラブを続けたグイダが、タイムアップと同時にケージを中でランニングを見せ、大きなゲップ一閃。

39歳、15分間動き続けたグイダがフルマークの判定勝ちを手にした。


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Report UFC UFN ESPN+24 UFN184 アレッシャンドリ・パントージャ ブログ マネル・ケイプ

【UFN184】パントージャがUFCらしい打撃戦でケイプに快勝。「ベルトを忘れてベストと戦いたくなる」

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マネル・ケイプ(アンゴラ)

すぐに圧力をかけて前に出るパントージャに対し、ケイプは足を使う。右を当てて組みに行ったパントージャだが、ケイプが切る。パントージャは右カーフからミドル、ケイプはケージの前を左右に動くもミドルを蹴られる。ケイプは左を伸ばして距離を取り直したが、ここでパントージャが右カーフを当てる。ダブルは徹底して切るケイプに、パントージャは右カーフを効かせパンチに繋げる。

静かに試合を圧すパントージャがカーフからミドルを見せ、ケイプはサウスポーの時間が増える。そこにワンツーを入れたパントージャは左ロー、ケイプがオーソになってもインサイドの左ローを続ける。インサイドローで削られるケイプはサウスポーに左アッパーを届かせる。直後にパントージャが右ミドルを入れ、手をついたトリッキーに蹴りを見せたケイプはトップを許しパウンドを被弾。立ち上がりながらテイクダウンを仕掛けたところで時間となり、パントージャが初回を取った。

2R、パントージャが右カーフを蹴り、ローには右を合わせる。ケイプの構えに捉われることなく足と腹への蹴りから、パンチを入れるパントージャのリズムで試合は進む。ボディを入れたケイプ、間合いを取り直したパントージャが右をカウンターで伸ばす。手数は多くないが、圧力で上回ってきた感のあるケイプはミドルを蹴られても、姿勢は乱れない。

残り90秒、手数が欲しいケイプが左を伸ばす。パントージャは蹴り中心のファイトとなり、ケイプが左ハイからワンツー、ダブルレッグでバックに回る。パントージャは前転からガードを取り即スタンドに戻ったが、再びケイプが組んだところで時間に。圧力的にはケイプがラウンドを取り返したが、ジャッジはどのように判断するだろうか。

最終回、ハグから戦闘再開となりパントージャが左ジャブを当てる。ケイプの後回し蹴りは遠く、パントージャのシングルもまた届かない。となると蹴りの距離になり、パントージャが右ローから右ミドルを見せる。前に出たパントージャを待ち受けて左を当てたケイプが左を当てる。

パントージャは右を返し、両者が間合いを図る時間に。パントージャはワンツーからスリー、フォーと見せケイプは手数が増えない。飛び込んで右アッパーを見せたケイプだが、右ハイを受けそうになりヒヤリする場面に腰を振ってパントージャを挑発する。ケイプは左ボディストレートも攻撃量は増えない。それでも左をケイプが当てると、パントージャがパンチの応酬に応じて打ち負けず、右ミドルを入れる。

最後の30秒でダブルレッグからバックに回ったケイプは、スクランブルでヒザを受けそうになり、離れて再びダブル。ここもバックを取ったところで時間に。最終回、目に見える攻撃が欲しかったケイプはランク5位のパントージャに0-3で敗れた。

判定に不満げなケイプだったが、この裁定は妥当だ。勝者はバックステージインタビューで「良い相手だった。日本のプロモーションからやってきた選手と試合を組んでくれて感謝している。時にはベルトを忘れて、ただベストと戦いたくなるから。彼はハイレベルのストライカーだから、自分の打撃の成長を見せたかった。フィゲイレドと戦うには、マネルを相手に自分の試合をしないといけない。モレノが戦えないなら、僕がいる」と話した。


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Report UFC UFN ESPN+24 UFN184 ブログ ベニール・ダリューシュ

【UFN184】ノンストップアクションの消耗戦、フェレイラをスプリットで下したダリューシュが6連勝を達成

<ライト級/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29
ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)

サウスポーのダリューシュがローを蹴られ、蹴り返すと右フックを打っていく。さらにワンツーから左を伸ばし、シングルレッグへ。ダブルに切り替えるとフェレイラがオモプラッタからゴゴ、腕十字へ。腕を抜いたダルーシュは、続くスクランブルでシングルを再び仕掛け腹固めを取られそうになりながら立ち上がる。

打撃戦になると左をダリューシュが当て、右を打ち返したフェレイラのボディに左ヒザを入れる。これが効いて崩れたフェレイラはディープハーフで煽り、クローズドガードを取る。ハイガードに立ち上がったダリューシュに対し、フェレイラは足関節からカーフスライサーを仕掛ける。ダリューシュは足を抜いてパウンド、スクランブルでバックに回ろうとするもフェレイラが胸を合わせて離れ右をヒットさせる。ダリューシュは右を打ち返した直後に右前蹴りで顔を射抜かれラウンド終了となった。

2R開始直後にパンチ、ハイキックの交換を見せた両者。ダリューシュは左ローもワンツーを合わされシングルレッグからボディロックテイクダウンを決める。足を一本抜きたかったダリューシュだが、フェレイラはクローズドを取り立ち上がろうとするところで蹴り上げへ。

オモプラッタを察知され、スクランブルでもバックに回られたフェレイラは前転して足関節&リバーサルを仕掛ける。先に立ち上がったダリューシュはバックにこそ回り切れなかったが、ダブルレッグでテイクダウンに成功する。すぐに立ち上がったフェレイラに執拗に組みつき、上を取ったダリューシュが左のパウンドを落としハーフで抑える。フルガードに戻したフェレイラにパンチを落とすダルーシュは、スクランブルを許さずこの回を取った。

最終回、左ミドルを蹴ったダリューシュは続いて左ローを入れる。スイッチしたフェレイラだが、左を被弾するもシングルを切ってパンチを入れる。ここでフェレイラの急所にローが当たり、試合が中断される。再開後、フェレイラが右ミドルを蹴り、ダリューシュは左を伸ばすが相当疲れており、シングルが決まらない。それでも左をヒットさせたダリューシュ。ニータップを切り、距離を取ろうとしたフェレイラがレフェリーとぶつかる。

続く攻防で蹴り足をキャッチされたダリューシュが、引き込むように下になると、足を絡ませ50/50&スイープへ。足を抜いて離れたフェレイラだが、ついにダリューシュがボディロックテイクダウンを決める。フェレイラはスクランブル狙いから前転するもバックを取られ、前方に振り落としパウンドを落とす。立ち上がりながらダブルレッグをダリューシュが仕掛け、尻もちをつかさせたところでタイムアップに。

ノンストップの消耗戦はジャッジの裁定は割れ、ダリューシュが判定勝ちを手に連勝を6に伸ばした。


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Report UFC UFN ESPN+24 UFN184 チェ・スンウ ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN184】チェ・スンウ、打撃でリードしTD&クリンチゲームでザラルから判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ユーゼフ・ザラル(米国)

代役の代役でスクランブル出場となったザラルと、1年2カ月振りのファイトとなるチェ。チェが左ミドルハイをまず見せ、ローからワンツーを繰り出す。ザラルは飛び込んで左フック、そしてステップジャブを伸ばす。チェは右カーフを蹴り、ザラルは左右に回る。右ハイ、ワンツーのチェに対し、ザラルはジャブからテイクダウンを狙う。ケージに押し込まれたチェはオーバーフック&ヒジを押し込んで耐える。

ダブルレッグも倒されなかったチェは、ブレイク後に前蹴りからワンツーも左フックをカウンターで受ける。チェは右エルボーを当て、左ミドルを入れると最後はテイクダウンを決め終盤に攻撃をまとめた。

2R、チェはダブルジャブをいれ先手を取ると、クリンチへ。体を入れ替えたザラルがシングルからハイクロッチへ。足を外に出してとされないチェが、エルボーを側頭部に打ち下す。残り半分でブレイクが掛かり、チェが右から左を伸ばす。さらにワンツーからクリンチでザラルをケージに押し込むと、右腕を差し上げてテイクダウン。スタンドで待ち受けてスコアリングしたチェは、自らの前蹴りでバランスを崩したザラルが立ち上がってきたところでケージに押し込み、この回も取った。

最終回、ザラルはジャブを当てるが息が荒い。チェはローを蹴り込み、すぐにテイクダウンを決める。ここもグラウンドへいかず、ザラルが立ち上がるのを待ってワンツー、そして右ストレートを当ててクリンチへ。腕を取って体を入れ替えたザラルは、初めてテイクダウンを決めるとギロチンへ。

ネックロック気味のギロチンを防ぎ、続く三角も対処したチェが結果的にトップに。クローズドのザラルにエルボー、鉄槌を落とし立ち上がったチェはこれ以上スタンドに付き合う必要はない。残り2分を切り、ハイクロッチでテイクダウンをザラルが狙う。ヒザたちから立ち上がり、時間を使ったチェはバックを譲りながら防御に徹する。

胸を合わされ、ポジションを入れ替えたチェは盤石の押し込みへ。ギロチン狙いからザラルが押し込み返したところでタイムアップに。チェ・スンウが見事な危機管理&ポイントスコアでオクタゴン連勝を決め、「アンダードックだったからテイクダウンでも寝技でも、自分のデキることを全てやろうと思った」と話した。


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