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木下憂朔UFC3戦目が判明、2.17『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』で無敗のダニー・バーロウと対戦

無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアノ


 UFCが2月17日に開催予定(会場未定)の『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』でダニー・バーロウ vs. 木下憂朔のウェルター級マッチが行われることをマルセル・ドルフ記者が確認したとのこと。

Danny Barlow(Sherdog)

Danny Barlow(Tapology)

 ダニー・バーロウは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績7勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 64』でラヒーム・フォレストに1R TKO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。

 木下憂朔は8月の『UFC Fight Night 225: Holloway vs. Korean Zombie』でビリー・ゴフに1R TKO負けして以来の試合でUFCデビュー以来2連敗中。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 ビリー・ゴフ 木下憂朔

【UFC ESPN52】木下がゴフにTDを許さずも、右ボディーブローでマットに沈みオクタゴン2連敗

【写真】まさか--としか言い様がない内容と結果だ(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
ビリー・ゴフ(米国)
Def.1R3分49秒 by TKO
木下憂朔(日本)

距離を詰めてきたゴフに対し、木下が左ハイを見せる。さらに左ストレートを打ち下す木下。ゴフは右インローをコツコツと打ち込む。ボディブローを見せるゴフだが、中に入ったところで木下の左ショートがヒットした。左右へのステップで回る木下が右フックから左ストレートをクリーンヒットさせた。組みつくゴフを引き離した木下は、ゴフの右ストレートをかわす。ゴフも右フックから飛び込むも、木下の左ストレートが当たる。

ゴフは木下の左ストレートをかわしてニータップで組みつくも、これは木下が押し返した。木下の左ストレートが何度もゴフの顔面を捕らえる。ゴフの右ボディブローも突き刺さ木下が跳びヒザ、右ミドルハイを当てるがゴフの動きは止まらない。ケージを背負った木下が、ゴフの右ボディストレートを受けてダウン。ゴフはうずくまった木下に鉄槌の連打を浴びせ、レフェリーストップを呼び込んだ。


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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 佐藤天 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ)

【写真】何か意味があったのかと思われた中村倫也初の公開計量with Tシャツ―― (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで明日26日(土・同)に開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のセレモニアル計量&フェイスオフが行なわれた。
Text by Manabu Takashima

中村倫也と風間敏臣のデビュー戦&木下憂朔のオクタゴン2戦目が組まれた今大会。シンガポールの熱心なファン、そして韓国系のファンの声援が会場内で多く聞かれた。


そんななか日本人の先陣を切り、佐藤天を帯同してステージに登壇した木下。

満面の笑みを浮かべて計量台の上で両手を広げると、フェイスオフでもビリー・ゴフを相手にゴンタ顔の笑顔を見せた。

木下とは対照的に厳しい表情でステージに現れた風間は、向き合ったギャレット・アームフィールドが叫び声を挙げると、さらに険しい顔に変わり――なんと額をぶつけるという行動に出る。ここまでのケンカ腰の風間は過去に見たことはない。

額をぶつける行為は褒められたものではないが、オクラゴンで何をする必要があるのが伝わってくる風間だった。

風間と同じく初めての公開計量に中村は目を輝かせ、会場を見上げるように姿を見せる。と――Tシャツを着たままスケールに乗り、フェイスオフになるとようやく脱いでファーニー・ガルシアと向き合った。

なぜ中村はTシャツを着たままだったのか。「何かハワイに対して、思うところがあったのかもしれないです。そういうところがあるので……分からないですけど」とは盟友・河名マストの弁。ただし、本人に確認すると「脱ぎ忘れましたっ!!」とのことだった。

会場一番人気のコリアンゾンビことジョン・チャンソンはマックス・ホロウェイとのフェイスオフを終えると、「たくさんの韓国人ファンの姿が見えた。コリアンゾンビの初めてのシンガポールでの試合を見に来てくれて感謝している。ホロウェイとハワイの人々の身に起こった惨事が、ここまでだと知らなくて申し訳ないと思っている。でもこのスポーツのパワーは、ハワイが立ち上がることを助けられると思っている」と話すと、ホロウェイは「シンガポールに戻ってこられて、アジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。今は何かをいうより、ファイトをするだけ。ラハイナの皆のため、アジアのために――さぁ、おっぱじめようぜ!!」と颯爽とした言葉を残した。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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Grachan JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ショーン・オマリー ショーン・シェルビー ジャン・ウェイリ ジャン・リーポン ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 木下憂朔 河名マスト 鈴木崇矢 風間敏臣 髙谷裕之

【UFC ESPN52】計量終了「1人の出現で全ては変わる」by ショーン・シェルビー。UFC計量よもやま話

【写真】かなり削っているホロウェイとジョン・チャンソン (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)午前9時から午後11時まで、シンガポールはセントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで明日26日(土・同)に同地カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」の本計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

出場26選手、全員が一発クリアした優良な計量会場で見られ、聞かれた――よもやま話をここでお伝えしたい。


まずUFCでは取材や、公開計量、ファイト時にオフィシャル・ウェアであるヴェノムのコスチュームの着用が義務付けられているのはご存じの方も多いだろう。これは本計量のアンダーウェアも同じで、何セットも支給されるという。

中村倫也、木下憂朔の両名は計量直前に履き替えたというが、普段から着用しそのまま計量に臨む選手もいるそうだ。

また計量直後にはUFCからリカバリー用の補給水も支給され、体重によって量が調節され、補給する時間も伝えられる――という徹底した安全管理がなされていた。仮にこの補給水を飲み、嘔吐するようなことがあれば試合出場にレッドカードが提示されることに――。

そんな計量会場に髙谷裕之の姿が見られた。髙谷は河名マスト、鈴木崇矢と共に中村のコーナーマンを務める。昨年8月にフリーランスとなり袂を分かった両者だが、3月のGrachanの会場などで顔を合わせ、挨拶から徐々に言葉を交わすようになっていったという。

そして今回のUFCにデビューに向けて、中村は勝利に向けて髙谷という存在が欠かせないことを再確認。冷静かつ、闘魂を注入できる髙谷は中村の勝利に向けて、マスターピースとなるか。

今大会は日本人選手が3名出場するが、「ようなく日本から、このスポーツを代表する選手になれる人材が現れた」と話したUFCタレントリレーションズのトップ=ショーン・シェルビーは「本当に長い時間がかかった。1人で良いんだ。1人の出現で、他の選手の認識が変わり、あとを続く選手が現れる。そう中国でも長らく中国のMMA界の型にはまったファイターばかりだったなかで、ジャン・ウェイリという違った思考の持ち主が現れたことで全てが変わったんだ。リンヤは昨日の会見では英語で受け答えをしたんだろう?  いいかい、重ねていうけど1人の出現で日本のMMA界は変わるんだよ」と言葉を続けた。

ジャン・ウェイリが現れ中国のMMA界が変わった――これは2013年から2014年にかけてUFCではTUF Chinaを開き、中国市場進出への起爆剤となるよう多くの資金投入を行った。結果、中国の格闘技市場は人材の流出を恐れ、これから育つ層に多額のファイトマネーを支払うようになり、UFCを目指す選手が途絶えたことを指している。

ばかりか、TUF Chinaで知名度が上がったジャン・リーポン、ワン・サイらも国内大会に戻ることになった。UFCでは魔の5年間と呼ばれる空白の期間を世界最大の市場で経験し、ジャン・ウェイリの活躍と王座奪取により、一気に中国人選手の思考と志向が変化した。

果たして中村倫也がジャン・ウェイリのような存在になれるのか。その保証は0パーセントで、果てしない茨の道が彼を待っている。と同時に、昨日のメディアデーで「僕が挑戦できるときまで3年、ショーン・オマリーに待ってほしい」と発言していた中村へのUFCの期待度の高さもまた、過去の日本人ファイターの例には当てはまらない。そのようにシェルビーの言葉から感じられた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」

【写真】31歳とは思えないベイビーフェイスのガルシア。彼が来ているTシャツは利益のすべてが寄付されるUFC ♡ HawaiiTシャツ(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」で中村倫也がUFCデビューを迎える。デビューから2年1カ月で辿り着いた夢の舞台、その初戦の相手を務めるのがファーニー・ガルシアだ。
Text by Manabu Takashima

UFCでは過去2戦して2敗、生まれ育ったテキサスから遠く離れたシンガポールの地にアンダードッグとして出向いてきた。メキシカンの血が、MMAでも拳の勝負に誘うというガルシアにとっても、ファイターとして存在証明の場。最大の武器は経験だと断言するガルシアも後がない人生が掛かった戦いに臨む。


──今週末、中村倫也選手との試合を控えています。今の気持ちを教えてください。

「リンヤのような無敗の新鋭と戦うことができて、とても光栄に思っている。彼は他の日本人ファイターとは違う。レスリングでは世界レベルで活躍し、MMAでも無敗。きっと、UFCでも世界タイトルに絡むようなファイターになるだろう。そういう相手とアジアで戦えるのだから、楽しみでしょうがないよ」

――シンガポールまでの長旅、このような経験は過去の試合ではなかったかと思います。

「僕は米国とメキシコから、外に出たことがなかったから20時間のフライトなんて初めてだったよ。早目にシンガポールに入り、時差を調整してきた。金曜日はまるまる飛行機で、土曜日と日曜日は時差ボケで1日中眠かった。毎朝3時に目が覚めるんだ(笑)。そして午後6時にベッドに入るような感じでね。でも火曜日になって、しっかりと練習ができた。そして、時差ボケも解消されたよ(※取材は23日に行われた)。

マリナベイやハーバーフロント、セントーサ島を歩いたけど、本当に街が綺麗だ。シンガポールの人々と少し触れ合うだけで、メキシコや米国とは違ったカルチャーを感じた。凄く良い経験になっているよ」

――ファーニーはメキシコ生まれの米国人なのですか。

「ファミリーはメキシコ出身だよ。両親もね。僕はテキサス州エルパソで生まれ、それからは国境を行き来しているよ。ファミリーは国境の向こうのシウダーフアレスにいたから、何年もメキシコで生活をしていたこともあったし、本当に行ったり来たりを繰り返してきた。エルパソとシウダ―フアレスは歩いて移動できる距離だから。ただファミリーは皆メキシコ生まれだから、メキシカンの習慣のなかで育ったことは確かだよ」

――最近、メキシコも含めラテンアメリカ系の選手の成長が著しいですね。

「メキシコ人はファイターとしてのセンスを持って生まれ、それが必要な環境で育つ。豊かな国じゃない。何かを手にするには戦う必要がある。食べるために戦い、生き残るために戦う。もちろん、夢を掴むには戦うしかない。しかも、ボクシングが凄く身近にある。そうやって僕らはメキシカン魂が宿るんだよ。でも、本当はこういう風に言葉で説明できることじゃなくて。なんていうのか、とにかく僕らには戦うという性格が備わって成長するんだよ。ボクシングで勝って、自分の人生を全うするような感覚があって。

実際、MMAを戦うようになって柔術やレスリングの練習をしている。でも。試合になると柔術とかレスリングなんてどうでもよくなる。顔を突き合わせて、殴り合う。それがメキシカン・メンタリティで。絶対に勝負を諦めない。とにかく前に出る。だからレスラーのリンヤと戦っても、僕は殴って勝負する。彼がテイクダウンを狙うことは分かっている。それを止めて、ボックスだ」

――今回の試合、どのような準備をしてきましたか。

「いつも通りで、テキサス州ダラスのフォーティスMMAでキャンプをした。ブランドン・モレノが加入し、ジェフ・ニールやブライアン・スパーンも所属している。デイモン・:ジャクソン、メイシー・:チアソン、スティーブン・ピーターソンというUFC15人からファイターがいて、20人のMMAファイターが練習しているジムなんだ。それでいて、家族や友人が身近にいる場所で練習ができる。勝利を手にするためにキャンプでは正しい練習ができたと思っている」

――倫也選手に対して、ファーニーは自分のどの部分にアドバンテージがあると考えていますか。

「経験だよ。もう10年、15年とMMAを練習してきた。若い時にレスリングも少し齧っているしね。過去2試合、良いファイトができなかった。でも今回は心身ともに準備ができている。リンヤはMMAのトレーニングをし始めて、まだ3年だろう? それまでレスリングだけをやってきて、過去の対戦相手も僕ほどの力の持ち主はいなかった。

僕はリンヤが試合で経験していない状況が分かっている。そこが僕のアドバンテージになることは間違いない。これまで彼はどの試合でも、とてもイージーに勝利を手にしてきた。試合で危機らしい危機はなかった。僕は彼が戦ってきた相手のように、すぐに勝負を諦めるようなことはない。

彼に15分の戦いを知ってもらう。リンヤがこれまで戦ってきた試合とは別種類の試合をする。僕は彼のキャリアのなかで、戦ったことがないレベルのファイターだ。過去2試合の僕とは違う。掛け率ではリンヤが優勢なことも分かっているけど、きっとすごい試合になるだろう。

これまで試合が決まると、対戦相手のファンからSNSで決してナイスじゃないリアクションがあった。でも、リンヤと戦うことが決まっても日本のMMAファンからは一切、そんなネガティブなリアクションがないんだ。だからね、リンヤ・ナカムラのことを応援するに決まっている日本のファンにも、喜んでもらえるような良い試合がしたい」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

The post 【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」 first appeared on MMAPLANET.
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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ビリー・ゴフ ブログ 木下憂朔

【UFC ESPN52】ビリー・ゴフ戦前の木下憂朔 with佐藤天─02─「どれだけ成長したのかを見てほしい」

【写真】取材時はセントーサ島でなく、シンガポール島に滞在。月曜日にファイターズホテルに移動した (C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(土・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるUFC225で、ビリー・ゴフと対戦する木下憂朔インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

ここでは木下とともにシンガポール入りしていたキルクリフFCのチームメイト、佐藤天にも木下のフロリダでの様子や成長ぶりを訊く。特にレスリング力が上がったという木下にとって、レスリング&パンチやヒジの一撃を持つゴフとは共通点もある。そんなゴフを相手に、木下はUFC本戦の初勝利となるか。

<木下憂朔インタビューPart.01はコチラから>


――佐藤選手も一緒にシンガポール入りしていたのですね!

佐藤 お疲れ様です。佐藤です!

――佐藤選手から、木下選手がフロリダでどのように過ごしているか教えていただけますでしょうか。

佐藤 今は木下君と一緒の家に住んでいるんですよ。毎日同じ生活をしていますね。朝に練習して昼は休憩、夜にまた練習して――寝て、朝から練習という。週末もほぼ何処にも行かずに休んで。ここまで試合に向けて、集中して過ごせていたと思います。

彼は英語が話せなくても、コミュニケーション能力が高いんです。それが大阪出身ならではなのか(笑)。何でも自分から訊きに行って、英語が分からなくても身振り手振りでコミュニケーションを取っていますからね。あと一番大事なのは、一度訊いたら自分自身で考えて繰り返し練習しているので、すごく飲み込みが早いです。

――佐藤選手から見て、この半年間の成長ぶりは目を見張るものがありますか。

佐藤 そうですね。初めて来たときにはレスリングについて知らない部分が多すぎて、せっかく良い体躯を持っているのに対処できなかったりとか。あるいは、もう少しで出来ることでも自信がなくて出せなかったり……。チームメイトのアドバイスをもらいながら練習してきて、今は本人も自信がついてきたのだと思います。特にレスリングの面は急成長してきました。自分は今、負傷があって練習できずに見ていることが多いのですが、見ている分その成長具合が分かります。

――「畏れ多いです……」という表情で聞いていた木下選手から、今の佐藤選手のお話についてどう思うか聞かせてください。

「アハハハ、そんなことないですよ。もう佐藤さんの仰る通りです(笑)」

佐藤 これは本当に――もう全然違いますよ。今はトップ選手と練習していても、やられることはない。自分が苦手なことから目を背けずに練習してきて、メチャクチャ良くなっていると思います。

――一方で渡米してから体重が過去最高を記録したそうですが、通常体重を増やしているのですか。

「いえ、単に太っただけです。一度、日本に帰国したんですよ。そうしたら日本のメシが美味すぎたから、ただ食いすぎただけで(笑)」

佐藤 アハハハ! フロリダに戻ってきて、周りから『デブ! デブ!』とイジられていましたよ。

「マックスの体重が過去最高だっただけで、すぐに落としました!」

――海外から日本へ帰ってきた時、まず空港のお店が異常に美味しく感じますよね。

「だから空港でフライングしちゃうんですよ(笑)」

――なるほど。日本食の話はこれぐらいにして、そもそも木下選手の体躯であれば、ウェルター級で戦うために体を大きくしていく必要はなさそうです。

「そうですね。同じ階級ならフィジカルで負けることはないです。僕の場合は力で負けるというより、技術が無さすぎて練習でもクシャッとされる感じでした」

――では次の試合についてですが、対戦相手のビリー・ゴフは木下選手と同様に昨年のDWCSから本戦に上がってきました。当時はチェックしていましたか。

「あの時はチェックしていなかったです。タフでアグレッシブな選手ですよね。最近は毎試合、逆転勝ちのような内容で。最初は相手のほうが攻めていても、最後はゴフの圧にやられてしまうのか……。パンチを食らっても前に出て来るから、相手のほうが『アレッ?』となってしまうんかなって思います」

――ゴフが自分のペースに引き寄せるのは、テイクダウンに行くなど得意のレスリングで攻め始めてからです。それは先ほどから話に挙がっている、木下選手のレスリング力の向上もポイントになると思われます。

「まず相手のほうはパンチが効いていると思って、前のめりになっているところに組まれるから疲れていると思うんですよ。その果てにエルボーで仕留めるっていう」

――ゴフのようなタイプを相手にした時は、待つべきなのか。それとも最初から自分が攻めていくべきなのか……。

「自分は最初から行きます。僕もゴフと同じようなタイプで、どんどん自分から前に行ったほうが良いと思うんです。あそこで引いてしまうと、これまでゴフに負けた選手と同じような感じになっちゃいますよね。かといって僕も、ヒューギット戦のように前のめりになりすぎるのではなく、戦いつつ相手のことをしっかり見ることができれば――。今回の試合で、僕が半年前からどれだけ成長したのかを見てほしいですね。それがよく分かる相手だと思います」

――半年前の木下選手とは何が一番違うでしょうか。

「レスリング面も向上しましたが、まずはメンタル面ですね。落ち着いて戦うこと。それをテーマに練習してきました」

――昨年4月にパンクラスで村山暁洋選手を跳びヒザでKOしています。あの跳びヒザは、落ち着いて相手のことが見えていないと難しいフィニッシュだと思います。

「あの時は、しっかり相手の頭が動くのを確認してから跳びました。今までの試合も同じですね。全て『相手はこう動くから、これが当たるな』と自分で分かって出した攻撃でKOしてきました」

佐藤 今回は木下君が、気持ちがブレずに戦うことができれば、勝てると思いますよ。

――佐藤選手もインタビューに協力していただき、ありがとうございました。最後に木下選手から、次の試合への意気込みをお願いします。

「意気込み……。最後の意気込みって苦手なんですよね」

――なぜ苦手なのですか。

「なんかオモロイこと言わなアカンっていう気になっちゃうんですよ。ここで『頑張ります!』と言っても『そらそやろ、誰でも頑張るわ』とか思います」

――コミュニケーション能力が高くても、何でもウケを狙おうとするのは悪い癖です(笑)。

「アハハハ!前回の試合はポカして、『やっぱりウェルター級で日本人は勝てないのか……』と思われてしまったかもしれないです。そんな想いをひっくり返せるように、思いっきりフィニッシュしてきます!」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■ UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

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【UFC ESPN52】オクタゴン2戦目、初勝利へ。木下憂朔─01─「まずは自分が落ち着いて戦うこと」

【写真】先週末から、すでにシンガポール入りしている木下(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(土・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるUFC225で、木下憂朔がビリー・ゴフと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

昨年8月にDWCSからUFCとの契約を勝ち取った木下は、活動拠点を米国フロリダのキルクリフFCへと移し、今年2月にオクタゴン初戦を迎えた。しかし結果はアダム・ヒューギットに1R TKO負け――。あれから6カ月、シンガポールの地で復帰戦に臨む木下に、前回の試合と半年間の成長について訊いた。


――今日はよろしくお願いいたします。すでにシンガポールに入っているのですね(※取材は18日に行われた)。

「はい、昨夜シンガポールに到着しています。時差があるので、ファイトウィークの前に入って体を慣らしておこうと思ったんです。前回のラスベガスもビザの問題があって一度日本に帰国したので、同じように体を慣らそうと少し前に入っていました」

――今回はフロリダからシンガポール入りしたかと思いますが、長旅ではなかったですか。

「メチャクチャ遠かったです(笑)。フロリダからサンフランシスコを経由して、サンフランシスコからシンガポールへ――24時間ぐらい掛かりました。これからボチボチと体が慣れてくると思います」

――なるほど。今年2月のアダム・ヒューギット戦から6カ月が経ちました。この半年間、何か新たに取り組んできたことはありますか。

「もともと自分にレスリングの部分で足りないところがあるのは分かっていました。この期間はレスリングについて詰めてきました。ただ、前回の負けは自分にとって技術云々ではなくて。僕の中で緊張感が無さすぎたというか」

――緊張感が無さすぎた……、どういうことでしょうか。

「なぜかは分からないけど、今までの試合の中で一番緊張していなかったと思います。『あぁUFCだ』みたいに楽しんじゃっていて……。相手もUFC初勝利を目指して必死なのに、それも忘れていました。結果、そういう雰囲気に飲まれて負けてしまったんです。だから今回は、練習の時から集中するように心がけてきましたね」

――緊張感が無いことに関して、試合前から自覚はなかったのですか。

「いつもより緊張せえへんなぁってぐらいにしか感じていませんでした。もともと試合前にメンタルをコントロールしようとはしていなかったので、『このまま緊張感が無いほうが自分には合っているのかな』と思っていたんですよ。でも負けてしまって、試合後にメンタルのコントロールや集中力について考えるようになりました」

――そのヒューギット戦から今回のビリー・ゴフ戦まで感覚が6カ月も空いた理由は何だったのでしょうか。

「ヒューギット戦の後にチームの中で『もっともっとトレーニングして、自分自身のレベルを上げてから夏ぐらいに試合ができれば良いかな』っていう話をしていたんですよ。そこで夏にシンガポールで戦うオファーが来て。ここを逃すと間隔が空きすぎて、練習していてもダラけてくると思ったのでちょうどタイミングが良かったです」

――KO負けを喫すると即、次の試合を望むファイターも多いです。木下選手の場合は、もっと間隔を空けようと考えたのですね。

「最初は、早く次の試合をしたかったです。僕の中でも『なんで負けたんや……』という気持ちが強くて。自分が持っているものを出せれば勝てる試合やったと思います。でも、そんなに急いでも仕方ないですからね。まだ年齢も若いし、別に明日ランキング戦をしなきゃいけないわけでもない。何年も先を見据えてトレーニングしていこうと考えました」

――キルクリフFCのチームメイトは、ヒューギット戦の内容について何と言っていましたか。

「セコンドに就いてくれたヘンリー・フーフトからは『相手を見なさすぎる』と。僕が『何の駆け引きもせず、自分のパンチが当たれば倒せる』と思っていて。とりあえず前に、前にと出て行ったらテイクダウンを取られてしまったんです。そこから疲れて、パンチを当てられて……。だからヘンリーからも『もっと駆け引きをしよう』と言われました」

――これまで国内で戦ってきた相手と、世界一の舞台であるUFCで戦う相手を比較して、そこに差は感じなかったでしょうか。

「それは感じなかったです。レベルの差っていうのは、トップ選手以外はそんなに変わらへんのかなと思っていますね。まずは自分が落ち着いて戦うこと。自分が考えることを実行できるように練習を繰り返してきたので……。考えたら普通のことなんですけどね。今まで、あんまりやってこなかったので(苦笑)。今回の試合は自信があります」

――それは楽しみです。ヒューギット戦の前と今回では、キルクリフFCでの練習期間が異なりますよね。

「ヒューギット戦の前は2カ月半ぐらいで、今回は半年間ですね」

――2カ月半と半年間では、練習内容も身に付いたものも違いますか。

「全然違います。……具体的に何が違うかは分かっていないんですけど(笑)。まず練習で繰り返すことって大事やなと思いましたね。それとこの半年間で、ジムの仲間とも打ち解けてきました」

――コミュニケーションも問題ない?

「いえ、英語は全く喋れないです(苦笑)」

――えっ……。どうやってチームメイトとコミュニケーションを取っているのですか。

「英語は喋れないけど、コミュニケーションは取れるんですよ。格闘技やから身振り手振りを交えて教えてくれますし、それで何となく理解できたことに対して、パッションで返すというか(笑)」

謎の声 アハハハ!

――横で爆笑しているのは、どなたですか(笑)。

「佐藤天さんがいます。今回はシンガポールにも一緒に来てくれていて、すごくお世話になっているんですよ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

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【UFC ESPN50】木下憂朔のオクタゴン2戦目が、8/26シンガポール大会に決定。対戦相手は新顔ゴフ

【写真】ともに世界最高峰で、初勝ち名乗りを狙う木下✖ゴフ (C)Zuffa/UFC

8月26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN50「Holloway vs Tha Korean Zombie」に木下憂朔が出場し、ビリー・ゴフと対戦することが両陣営から確認が取れた。

木下は今年2月のオクタゴン初陣でアダム・ヒューギットに敗れて以来、半年ぶりのファイトとなる。

対するゴフは木下と同じ昨年のコンテンダーシリーズからUFCとの契約を勝ち取ったファイターで、今回がUFCデビュー戦となる8勝2敗のファイターだ。


木下にとって本格的にキルグリフFC所属なって初めてのファイトということもあり、この間の経験を生かし1人になったUFCウェルター級J-MMAファイターとして、UFC初白星を狙う。

同大会のメインはフェザー級5回戦=マックス・ホロウェイ✖コリアンゾンビことジョン・チャンソンのスーパーカードで、中村倫也のオクタゴン・デビュー戦=ファーニー・ガルシア戦も組まれている。現状、木下✖ゴフで8試合のラインナップが揃っており、通常のUFCの規模でいえば残りは4試合から5試合、さらなる日本人選手の投入があるのか気になるところだ。

また同大会の翌日には同所で5月スタートを切ったRoad to UFC2023の準決勝大会が実施される。MMAファンの夏休み最終週は、シンガポールに行くしかないっ!!

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2.18『UFC Fight Night 219』でリナ・ランスバーグ vs. マイラ・ブエノ・シウバ等複数の試合が判明


 UFCが2月18日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でリナ・ランスバーグ vs. マイラ・ブエノ・シウバの女子バンタム級マッチが行われることをAg. Fightが確認したとのこと。

 ランスバーグは昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でカロル・ロサに判定負けして以来の試合で3連敗中。現在UFC女子バンタム級ランキング12位。シウバは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でステファニー・エッガーに1Rアームバーで勝利して以来の試合で2連勝中。現在UFC女子バンタム級ランキング14位。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でウィリアム・ナイト vs. マルチン・プラチニオのライトヘビー級マッチが行われることをMMAJunkieのノーラン・キング記者が確認したとのこと。

 ナイトは昨年4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でデヴィン・クラークに3R TKO負けして以来の試合で2連敗中。プラチニオは昨年4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でフェリペ・リンスに判定負けして以来の試合。両者は昨年11月の『UFC Fight Night 215: Nzechukwu vs. Cutelaba』で対戦予定でしたが中止されていました。今回は仕切り直しマッチになります。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でカールストン・ハリス vs. ラミズ・ブラヒマイのウェルター級マッチが行われることをハリスがインスタグラムで発表。

 ハリスは昨年2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でシャフカット・ラフモノフに1R KO負けして以来1年ぶりの試合。ブラヒマイは昨年2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でマイケル・ギルモアに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来1年ぶりの試合。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でテンバ・ゴリンボと対戦予定だったビリー・ゴフが欠場、代わりにA.J.フレッチャーがゴリンボと対戦することをEuroSportのマルセル・ドルフ記者が確認したとのこと。

 フレッチャーは昨年8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でアンジェ・ルーサに判定負けして以来の試合で2連敗中。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でザック・パウガ vs. ジョーダン・ライトのライトヘビー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 パウガは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』で行われたUFCデビュー戦でモハメド・ウスマンに2R KO負けして以来の試合。ライトは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でドゥスコ・トドロヴィッチに2R TKO負けして以来の試合で3連敗中。続きを読む・・・
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2.18『UFC Fight Night』でジム・ミラー vs. ガブリエル・ベニテス等複数の試合が判明/ミラーはUFC 41戦目


 UFC2月18日に開催予定のFight Nightシリーズの大会(会場未定)でジム・ミラー vs. ガブリエル・ベニテスのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。ミラーはこれがUFC 41戦目となり自身の保持するUFC最多出場記録を更新することになります。

 ミラーは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でドナルド・セラーニに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で3連勝中。これがセラーニの引退試合になりました。ベニテスは8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でチャーリー・オンティヴェロスに1R TKO勝ちして以来の試合。


 同大会でジェラルド・マーシャート vs. アブス・マゴメドフのミドル級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 マーシャートは8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でブルーノ・シウバに3Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。マゴメドフは9月の『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』で行われたUFCデビュー戦でダスティン・ストルツフスに1R TKO勝ちして以来の試合。


Nazim Sadykhov(Sherdog)

 同大会でナジム・サディコフ vs. エヴァン・エルダーのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 サディコフは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績7勝1敗。8月の『Dana White's Contender Series 50』でアフマド・アッサンザダに3R KO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。エルダーは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』で行われたUFCデビュー戦でプレストン・パーソンズに判定負けして以来の試合。


Billy Goff(Sherdog)

Themba Gorimbo(Sherdog)

 同大会でビリー・ゴフ vs. テンバ・ゴリンボのウェルター級マッチが行われることをイリジウム・スポーツエージェンシーが発表。

 ゴフは現在24歳のアメリカ人でMMA戦績8勝2敗。8月の『Dana White's Contender Series 48』でシモン・スモトリツキーに1R TKO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。ゴリンボは現在31歳(試合時は32歳)の南アフリカ人でMMA戦績10勝3敗。今回がUFCデビュー戦。


Clayton Carpenter(Sherdog)

 フアンカミロ・ロンデロス vs. クレイトン・カーペンターのフライ級マッチが行われることをMMA.unoが確認したとのこと。

 ロンデロスは2021年5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』で行われたUFCデビュー戦でダヴィッド・ドヴォルザークに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来1年9ヶ月ぶりの試合。カーペンターは現在26歳のアメリカ人でMMA戦績6勝0敗。8月の『Dana White's Contender Series 49』でエドガー・チャイレスに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


 ジョー・ソレッキ vs. ベノワ・セント・デニスのライト級マッチが行われることをマルセロ・ドルフ記者が確認したとのこと。

 ソレッキは6月の『UFC Fight Night 207: Volkov vs. Rozenstruik』でアレック・ダ・シウバに判定勝ちして以来の試合。セント・デニスは9月の『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』でガブリエル・ミランダに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。続きを読む・・・