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INVICTA o UFC キック ポリアナ・ヴィアナ 村田夏南子

UFC on ESPN+81:第10試合・エミリー・デュコテ vs. ルーピー・ゴディネス

120ポンドキャッチウェイト。両者とも本来はストロー級

デュコテはInvictaで村田夏南子と王座決定戦で対戦(スプリット判定負け)。その後、村田の返上したタイトルを獲得すると、昨年7月に欠場選手の代役としていきなりランカーのジェシカ・ペネと対戦し、カーフキックでKO寸前まで追い込みランキング入りを果たした。2戦目はメインに登場するアンジェラ・ヒルとの対戦で、打撃の手数で押される展開でフルマークの判定負け。ランキングからも外れている。UFC1勝1敗の29歳。

本来は4月29日にデュコテがポリアナ・ヴィアナと対戦予定だったが、今回に延期。しかし先週になってヴィアナが欠場し、代役でゴディネスの出場が決まった。

メキシコのゴディネスは先月9日に試合したばかり。こちらは昨年8月にヒルと対戦しており、1Rパンチでぐらつかせる場面もあったが、2R以降劣勢となり判定負け。前戦はフライ級で4連敗中だったシンシア・カルヴィーヨと対戦しスプリット判定勝ち。バックボーンは柔道。UFC4勝3敗の29歳。

パンチで出ていくゴディネス。ワンツー。パンチで積極的に出ていく。左がヒット。ワンツー。右もヒット。今度はタックル。切ったデュコテだが、ゴディネスパンチ連打をヒットさせ離れる。また出ていくゴディネス。インロー。デュコテもパンチを返す。ゴディネス詰めて連打をヒット。肘を狙って飛び込んだデュコテにパンチを返すゴディネス。デュコテタックル。が、腕を小手に巻いて防いだゴディネス。ホーン。

1Rゴディネス。

2R。出てきたデュコテ。しかしゴディネスのワンツーがヒット。ワンツーロー。ゴディネスの右にワンツーを返した。デュコテタックル。切ってがぶり膝を入れたゴディネス。出ていくデュコテだがゴディネスのパンチを貰う。デュコテが出てワンツー。打撃戦で拮抗してきた。デュコテタックル。切って膝を入れたゴディネス。しかしまたパンチを入れられ後退。残り30秒でゴディネスタックル。ボディロック。テイクダウンを狙ったがこらえたデュコテ。またパンチを入れるデュコテ。ホーン。

2Rは手数がほぼ五分。ややデュコテか。

3R。手数を増やしてきたゴディネス。常に連打を入れる。足を止めて打ち合い。最後にヒットさせるのはゴディネス。ケージまで下がったデュコテ。ゴディネス手数で押す。デュコテタックル。タイミングは良かったが、ゴディネス小手に巻いて防いだ。ワンツーを入れたゴディネスが逆にタックル。テイクダウン。デュコテ下から仕掛けるがタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でゴディネス勝利。

先週急遽出場が決まったゴディネス、2Rにちょっと手数が減ったが、打撃で押していき、デュコテのタックルも防いでの勝利。

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F1 LFA MMA o UFC   アンジェラ・ヒル ナタン・レヴィ ポリアナ・ヴィアナ

『UFC Fight Night 223: Song vs. Simon』で予定されていたピート・ロドリゲス vs. ナタン・レヴィーとエミリー・デュコテ vs. ポリアナ・ヴィアナが5月大会に延期


 『UFC Fight Night 223: Song vs. Simon』で予定されていたピート・ロドリゲス vs. ナタン・レヴィーのライト級マッチが5月13日にノースカロライナ州シャーロットで開催する『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』に延期されるとのこと。理由は不明。

 ロドリゲスは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でマイク・ジャクソンに1R KO勝ちして以来の試合。レヴィーは昨年12月の『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』でジェラルド・ヴァルデスに判定勝ちして以来の試合。



 同じく『UFC Fight Night 223: Song vs. Simon』で予定されていたエミリー・デュコテ vs. ポリアナ・ヴィアナの女子ストロー級マッチが5月20日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 224: Pennington vs. Aldana 2』に延期されるとのこと。理由は不明。

 デュコテは昨年12月の『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』でアンジェラ・ヒルに判定負けして以来の試合。ヴィアナは昨年11月の『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』でジン・ユ・フレイに1R KO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA o UFC   ジェシカ・ペネ ポリアナ・ヴィアナ

3.4 UFCでジェシカ・ペネとタバサ・リッチの仕切り直しマッチ

『UFC Fight Night 211: Dern vs. Yan』前日計量動画/ジェシカ・ペネ vs. タバサ・リッチが中止(2022年10月01日)

 こちらの続報。


 UFCが3月4日に開催する大会(ラスベガスで『UFC 285』を開催すると見られているが未発表)でジェシカ・ペネ vs. タバサ・リッチの女子ストロー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ペネは7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』でエミリー・デュコテに判定負けして以来の試合。リッチは5月の『UFC Fight Night 206: Holm vs. Vieira』でポリアナ・ヴィアナに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。

 両者は10月の『UFC Fight Night 211: Dern vs. Yan』で対戦予定でしたが、前日にペネの体調不良により中止になっていました。続きを読む・・・
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o UFC   ニール・マグニー ポリアナ・ヴィアナ マリオ・バウティスタ

『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』パフォーマンスボーナス


 UFCが『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ニール・マグニー、マリオ・バウティスタ、ポリアナ・ヴィアナ、タミレス・ヴィダル

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFN211 アレクセイ・オレイニク イェン・シャオナン イリル・ラティフィ グイド・カネッティ ジェシカ・ペネ ジョン・カスタニエダ タバタ・ヒッチ トレヴィン・ジョーンズ ハオーニ・バルセロス ポリアナ・ヴィアナ マッケンジー・ダーン ユリア・ストレアレンコ ランディ・コスタ ランディ・ブラウン

【UFN211】ペネと対戦、SEI☆ZA出身タバタ・ヒッチ「ユリアと2人で勝つ。土曜日に実現させるわ」

【写真】こちらからではなく、タバタの方から日本のファンに「my loveを伝えたい」と言ってくれた (C)MMAPLANET

10月1日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN211:UFN on ESPN+69「Dern vs Yan」にタバタ・ヒッチが出場し、ジェシカ・ペネと対戦する。

今大会では2017年に日本で寝起きを共にし、SEI☆ZAで戦ったユリア・ストレアレンコも第2試合でチェルシー・チャンドラーと戦う。5年前、日本で知り合ったブラジル人とリトアニア人は終生の友となり、今や世界の最高峰で戦うようになった。そして、同じ日にUFCで勝利するという夢を実現させようとしている。


──タバタ、ZOOMをオープンするのが遅れてしまってスミマセン。ユリア(ストレアレンコ)のインタビューを今の今までやっていました。

「全然、大丈夫よ。インタビューしてくれてありがとう。ユリアは私との練習が終わってすぐにインタビューに向かっていったわ(笑)。ユリアと同じ日にUFCで戦えるなんて、本当にハッピーよ。夢が実現して、スーパーエキサイトしているの。5年前に日本で一緒に暮らして、SEI☆ZAに出ていた私たちが世界最高峰で一つのイベントのカードに名前が並んでいる──日本でユリアと『どうすればUFCで戦えるようになるかな。でも、とんでもなく大変なんだろうね』なんて話していた日が昨日のようよ。

だからこそ今、この瞬間が幸せでたまらないわ。夢は諦めちゃいけないのよ。でも本当の夢は2人して、UFCで勝つことよ。それは土曜日に実現させるから(笑)」

──5月に事前の予想では不利と見られていたポリアナ・ヴィアナ戦で勝ったことは、大きかったですね。

「私自身は試合前から自信があって、あの試合は勝てるという気持ちで挑んでいたわ。しっかりと作戦を立てて、実行できたことで自信はさらに深まった感じね」

──では今回の対戦相手、ジェシカ・ペネの印象を教えてください。

「ジェシカはスロトー級のパイオニアの1人。そんな選手との試合はランキングをアップさせるチャンスだし、大きなステップにしたいと思っている。経験豊かで、柔術では黒帯。ジャスティン・フローレスという素晴らしい柔道コーチも就いているし、彼女と戦うことは楽しみでならないわ。でも、やっぱり柔術よね。彼女の一番の武器は。

ただ身長で少し私の方が小さくて、レスリングの展開になると彼女は上半身を固めて柔道の投げ技を狙うでしょうけど、その時こそ私が彼女をテイクダウンするチャンスよ」

──柔道ならタバタも負けないという自信は?

「そうね(笑)。私も自分の柔道を見せるチャンスがあると思う。でも、どの局面になってもしっかりと戦うわ。この試合はこれからのキャリアアップを考えると、本当に大切な一番になる。ここで勝って、ランキングをしっかりと上げて将来的にはタイトル挑戦を実現させたいから」

──この試合前もメインで戦うマッケンジー・ダーンと練習してきたのでしょうか。

「マッケンジーとはファイトキャンプも一緒だったわ。同じ日に戦うから、互いの準備になった。マッケンジーがどれだけ調子が良いのか、トレーニングパートナーだった私が一番知っているわ。マッケンジーはイェン・シャオンを相手にフィニッシュして勝つ。相談言できる」

──マッケンジーは今や打撃も使いますが、もともとは卓越したグラップラーです。ただし、今や多くの選手が柔術はディフェンスに使って、寝技の攻防は避けられるようになっています。そのなかでマッケンジーはサブミッションに賭けた試合をすることも少なくないです。彼女のMMAに向かう姿勢に何か感じることはありますか。

「マッケンジーは本当に卓越した柔術家よ。どういう場面で柔術を使って戦えば良いのかも、知り抜いている。MMAで柔術を武器にするには、技術的にもアジャストが重要で、そういう部分でもマッケンジーはパンチ、エルボーを考慮して柔術を使いこなしている。

私も彼女と一緒に練習することで、そういう面でも成長できた。だから、今回の試合は私もグラップリングの強さを見せるチャンスだと思っているわ。土曜日の夜は、もちろんフィニッシュを狙っているけど、それ以上に自分のスキルをしっかりと見せたい。そして、勝利を手に家に戻りたいわ(笑)」

──タバタ、今日はありがとうございました。

「最後に日本のファンに、私の想いを伝えてもらっても良い?」

──もちろんです。

「日本のファンの皆、特にSEI☆ZAを見てくれた人たち──皆が私の人生を切り開いてくれた。日本という最高の国、そして日本食が恋しくてたまらないわ。また日本に行って、そうね……ジュリアと一緒にUFC日本大会で戦いたい。今の私たちを日本の皆に見て欲しい。絶対に実現させるわ。アリガト、チャオ!!」

■視聴方法(予定)
10月2日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN211対戦カード

<女子ストロー級/5分5R>
マッケンジー・ダーン(米国)
イェン・シャオナン(中国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
ドン・シェイニス(米国)

<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタニエダ(米国)
ダニエル・サントス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス(米国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ(米国)
タバタ・ヒッチ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
ジェシー・ロンソン(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン(ロシア)
フィリッピ・リンス(ブラジル)

<140ポンド契約/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)
チェルシー・チャンドラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ(米国)
グイド・カネッティ(アルゼンチン)

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ACA INVICTA MMA o UFC   クリス・モウティーニョ グイド・カネッティ トニー・ケリー ポリアナ・ヴィアナ マーク・マドセン ランディ・コスタ

10.1『UFC Fight Night』でグイド・カネッティ vs. ランディ・コスタ他4カードが判明


 UFCが10月1日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)でグイド・カネッティ vs. ランディ・コスタのバンタム級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カネッティは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でクリス・モウティーニョに1R TKO勝ちして以来の試合。コスタは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でトニー・ケリーに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。


Vinc Pichel vs. Jesse Ronson agregado a UFC Fight Night del 1 de octubre(MMA uno.)

 ヴィンス・ピチェウ vs. ジェシー・ロンソンのライト級マッチが行われることをMMA uno.が確認したとのこと。

 ピチェウは4月の『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でマーク・マドセンに判定負けして以来の試合。ロンソンは4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でハファ・ガルシアに2Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。


UFC: Leah Letson Back to Bantamweight, Welcomes Chelsea Chandler to Octagon on Oct. 1(Cageside Press)

Chelsea Chandler(Sherdog)

 リー・レトソン vs. チェルシー・チャンドラーの女子バンタム級マッチが行われることをCageside Pressが確認したとのこと。

 レトソンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でフェリシア・スペンサーに3R TKO負けして以来の試合でバンタム級復帰初戦。チャンドラーは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績4勝1敗。全てInvicta FCでの戦績で今回がUFCデビュー戦。


UFC: Tabatha Ricci to Face Cheyanne Vlismas on October 1(Cageside Press)

 タバサ・リッチ vs. シャイアン・ヴリスマスの女子ストロー級マッチが行われることをCageside Pressが確認したとのこと。

 リッチは5月の『UFC Fight Night 206: Holm vs. Vieira』でポリアナ・ヴィアナに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。ヴリスマスは昨年12月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でマロリー・マーティンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN206 タバタ・ヒッチ ポリアナ・ヴィアナ

【UFN206】初回は下からのコントロールを許したタバタ・ヒッチが、TDでヴィアナに競り勝つ

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)

サウスポーのタバタに対し、ヴィアナが右の蹴りを2発繰り出す。蹴り足を掴んでテイクダウンを狙ったタバタをギロチンで抱えたヴィアナは、下にされると三角を狙う。抜いて立ち上がったタバタはガードを取ったままのヴィアナにローを蹴る。ヴィアナは関節への蹴りを続け、タバタが間合いを外す。

レフェリーがヴィアナを立たせて試合が再開。タバタはダブルのジャブで前に出る。シングルを再びギロチンに取り、引き込んだヴィアナは頭が抜けるとハイガードへ。下から殴られたタバタは、腰を上げるがすぐにヒザをつき有効なパンチを落とせない。残り1分を切り、左のパンチと右の鉄槌を見せたタバタだが、ヴィアナのガードワークに動きを制限された展開が続く。足をすくいに掛かり、蹴り上げを見せたヴィアナ。レフェリーは下からのコントロールと、上の維持のどちらを支持するか。

2R、右ミドルハイを蹴ったヴィアナ。タバタは組みに行くがヒザを受ける。右ローを同時に蹴り、スネが当たった両者。タバタのステップイン&ワンツーは届かない。前蹴りで前に出たヴィアナも自分の形で組めずに離れる。とヴィアナがスピニングバックフィスト。タバタのローにワンツーを伸ばす。当たってはいないが印象点で上回るヴィアナが右エルボーを繰り出す。タバタは飛び込むとダブルレッグ&小外掛けでテイクダウンを決める。

ハーフのヴィアナに対し、立ち上がったタバタはスネや関節を蹴り上げで狙われる。ガードの中に入ったタバタは右のパンチを打っていく。ケージを蹴りオモ狙いからハイガードへの移行を狙ったヴィアナだが、タバタが察知して立ち上がる。残り20秒でスタンドに戻ると、タバタはダブルレッグ&大内刈りでテイクダウンを取った。

最終回、組みを切って殴るヴィアナ。タバタはもろ差しでケージに押し込むが、自ら放なれる。遠い距離でパンチと蹴りを見せるタバタが、ステップイン&右ジャブを当てる。直後のダブルレッグをギロチンで受け止めたヴィアナだが、大内刈りで倒されるとギロチンも外れる。立ち上がり、足を捌いて抑えようとしたタバタがスタンドに戻る。

今時珍しく、背中をつけたまま立ち上がらないヴィアナ。レフェリーがブレイクを命じた。タバタの右に右を合わせようとしたヴィアナは、ダブルレッグを切り返しトップへ。スクランブルのタバタがダブルレッグで立ち上がり、腰をコントロールして上を取り切る。

残り90秒、ここもクローズドのヴィアナから離れたタバタは、ローを蹴ってスタンドをキープ。時間がなくなると足を捌いて殴りにいくが、ヴィアナが足をきかせる。ヴィアナも最後まで立ち上がることなく、タイムアップに。

ジャッジはテイクダウンを評価し、3-0の判定勝ちを収めたタバタは、インタビューで「彼女が何をするかは分かって練習してきたので驚くことはなかった」と話した。


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MMA MMAPLANET o ROAD FC UFC UFN206   ケトレン・ヴィエイラ サンチアゴ・ポンジニビョ ジャイルトン・アルメイダ ジョセフ・ホームズ ジョナサン・マルチネス タバタ・ヒッチ チェイス・フーパー チディ・ンジョグアニ パク・ジュンヨン パーカー・ポーター フィリッピ・コラレス ホーリー・ホルム ポリアナ・ヴィアナ ミシェウ・ペレイラ ヴィンス・モラレス

【UFN206】計量終了 なるかランキング入り、四次元MMA封印のペレイラがポンジニビョと対戦

【写真】身長差はごらんの通り。ポンジニビョに懐に跳び込まれた時のペレイラのヒザ、テイクダウンがカギとなるか(C)MMAPLANET

20 日(金・現地時間)、21日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN206:UFN on ESPN+64「Holm vs Vieira」の計量が行われた。

メインは女子バンタム級の1戦でランキング2位のホーリー・ホルムに5位のケトレン・ヴィエイラが挑む。


11試合、22選手中ヘッドライナー以外でランカーはコメインのウェルター級に出場するサンチアゴ・ポンジニビョだけだ。群雄割拠のウェルター級で14位のポンジニビョと対戦するミシェウ・ペレイラはHEATとRoad FCという日韓のプロモーションで活躍してきた四次元MMAファイターだ。

ペレイラはオクタゴン4連勝中、ディエゴ・サンチェス戦では勝利を決定的にしながらグラウンド・ニーで反則負けに──実質5連勝と目を見張る戦績を残している。

さすがにダブルレッグで肩に抱え上げてショータイムスラムやバック宙、前宙、さらにはコークスクリューでパスを狙うという立体的かつスタミナをロスする技は息をひそめているが、スイッチをしつつ伸びのあるストレート、遠近両用のヒザ蹴り、さらにテイクダウンを織り交ぜたウェルラウンダーとして、実力者ぶりを発揮してきた。

対してポンジニビョはテクニカルではないが、パワフルなストライカーで右カーフ、そして右オーバーハンドとストレートはKOパワーを有している。

互いに動きが多く、アグレッシブ。相手の攻撃に対する耐久力はポンジニビョで、スタミナロスに耐える精神力はペレイラに分があるか。打撃の削り合いが予想されるポンジニビョ×ペレイラは、判定までもつれ込めばファイト・オブ・ザ・ナイト級の激闘になることが予想される。

■視聴方法(予定)
5月22日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN206計量結果

<女子級バンタム/5分5R>
ホーリー・ホルム: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケトレン・ヴィエイラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビョ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185ポンド(83.91キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
タバタ・ヒッチ: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダーソン: 186ポンド(84.37キロ)
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ: 185ポンド(83.91キロ)
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 265 ポンド(120.2キロ)
ジャイルトン・アルメイダ: 224ポンド(101.6キロ)

<ライト級/5分3R>
オマル・モラレス: 155.5ポンド(70.53キロ)
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145ポンド(65.77キロ)
フィリッピ・コラレス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード: 115ポンド(52.16キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

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MMA o UFC YouTube   エリク・アンダース ケトレン・ヴィエイラ パク・ジュンヨン ポリアナ・ヴィアナ ミシェウ・ペレイラ

『UFC Fight Night 206: Holm vs. Vieira』前日計量動画

UFC Fight Night 206 official weigh-in results: All 22 fighters hit mark without issue(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Holly Holm (135.5) vs. Ketlen Vieira (136)
・Michel Pereira (170) vs. Santiago Ponzinibbio (170.5)
・Chidi Njokuani (185) vs. Dusko Todorovic (185.5)
・Jailton Almeida (224) vs. Parker Porter (265)
・Tabatha Ricci (115) vs. Polyana Viana (116)
・Eryk Anders (186) vs. Junyong Park (185.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Alen Amedovski (186) vs. Joseph Holmes (185)
・Uros Medic (156) vs. Omar Morales (155.5)
・Jonathan Martinez (135.5) vs. Vince Morales (136)
・Felipe Colares (145) vs. Chase Hooper (145)
・Sam Hughes (115.5) vs. Elise Reed (115)

 『UFC Fight Night 206: Holm vs. Vieira』前日計量結果。全員パスしています。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ホーリー・ホルム vs. ケトレン・ヴィエイラはホルム支持9人、ヴィエイラ支持2人。

・サンチアゴ・ポンジニービオ vs. ミシェウ・ペレイラはポンジニービオ支持8人、ペレイラ支持3人。

・ドゥスコ・トドロヴィッチ vs. チディ・エンジョクアーニはトドロヴィッチ支持1人、エンジョクアーニ支持10人。

・エリク・アンダース vs. パク・ジュンヨンはアンダース支持5人、パク支持6人。

・ポリアナ・ヴィアナ vs. タバサ・リッチはヴィアナ支持5人、リッチ支持6人。続きを読む・・・
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【UFN206】ポリアナ・ヴィアナと対戦、タバタ・ヒッチ「自分の足で歩いて生きていけると日本で学んだ」

【写真】日本の思い出を本当に懐かしそうに話してくれたタバタ (C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN206:UFN on ESPN+64「Holm vs Vieira」が開催される。

今大会ではLFAを経てUFCと契約を果たしたタバタ・ヒッチがポリアナ・ヴィアナと対戦する。日本の道着着用カスタマイズMMA、SEI☆ZAを拠点に活動していたタバタに日本での日々を振り返ってもらった。


――タバタ、UFC3戦目となるポリアナ・ヴィアナ戦が今週末に迫ってきました(※取材は16日(火・同)に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「試合が楽しみでしょうがないわ。ポリアナのようにUFCで4年も戦っている選手と戦う機会を得ることができて嬉しい。しっかりと準備してきたわ」

──LFAでタイトル挑戦目前というところで、フライ級でマノン・フィオホと戦うことに同意しUFCと契約をしました。

「ホントにクレイジーよね。試合の3日前にサインして。マノンは今やタイトル・コンテンダーだし、どれだけの力を持っているのかも理解していたわ。1階級上の彼女の武器に私が苦労することも分かってサインしたの。UFCは私の夢だったし、あそこで断って後悔するようなことをしたくなかった。毎日練習していて、体調に問題はなかったから。

実際、そうなったけど……あの試合で負けても、そこからUFCのストロー級で戦うことができる。このストロー級での戦いが私にとって本当の勝負ね」

──ではヴィアナの印象を教えてください。

「柔術ベースで、ハイレベルのグラップラーよね。打撃も良いところがあるけど、やっぱり寝技が強い選手。下になることもいとわない。でも、私もそういう展開は望むところよ。この試合はMMAだけど、柔術ゲームになるかもね」

──そんなヴィアナ戦、やはり柔術がポイントになると踏んで準備してきたのでしょうか。

「そうね。今はカリフォルニアに住んでいて、色々なところで練習しているけどメインジムはパラゴン柔術ベンチュラよ。それとブラックハウスのムエタイ・セッションで準備してきたわ。

日本を離れてノーギワールドに出場して紫帯ミドル級で優勝した時、フランジーニャ(ヒカルド・ミラー。パラゴン柔術総帥)が私をパラゴンに誘ってくれて、それから彼の家で居候をさせてもって私は米国に拠点を創ることがデキたの。全てはフランジーニャのおかげよ」

──フランジーニャはもともとアリアンシの柔術家ですが、タバタもアリアンシ系のアカデミー出身で縁があったのでしょうか。

「いいえ、私はマルコス・バルボーザ柔術系のアカデミー出身だから、フランジーニャはそういうことに関係なく私のサポートをしてくれたの」

──そんなタバタはなぜ、2017年にSEI☆ZAで来日したのですか。

「私がブラジルでムエタイを練習していたジムの指導者ムニ・アドリアーノに、コンタクトがあって。川崎に約1年間住むことになったの」

──日本とブラジル、全く文化も習慣も違います。戸惑うことばかりだったのではないですか。

「そうね、言葉もできないし。本当に大変だった。ネパール人女性2人(ラジーナ・ビスタとラダ・マナンダー)と、リトアニアからやってきたユリア・ストレアレンコと共同生活をして。それでも川崎に住んでいるブラジリアン・ファミリーと知り合ったし、何よりユリアの存在が大きかった。彼女は英語を話せたから、私に英語を教えてくれて。ユリアが米国で試合がある時は、私はいつもコーナーに就いているの。昨日も電話で話したし、ほとんど毎日のようにユリアとは話をしているわ(笑)」

──川崎でリトアニア人の親友ができるって、最高ですね。

「本当にMMAのおかげね。格闘技の本分よ。確かにコミュケーションを取るのは大変だったけど、日本は最高だったわ。本当に美しい国で。サムライの国で積むことがデキた経験は、私の大きな財産になっているわ。なんといっても食事が素晴らしくて。日本の一番好きなところは、ご飯かな(笑)」

──好物は何でしたか。

「ラーメンよ(笑)」

──ラーメン……アスリートがダメじゃないですか。

「分かっているわ(笑)。でも、SEI☆ZAはほとんど無差別級だったし、私はたくさん食べて体を大きくしないといけなかったから。本当にラーメンは美味しかった(笑)」

──ラーメンをすするのって、難しくなかったですか。

「あの食べ方は、私たちの国だと最悪のマナーだけど。日本の人は美味しいモノを食べる時は、音を出すのよね(笑)」

──和食の麺類のみですけど(笑)。

「本当に私の常識からはかけ離れていたわ(笑)。絶対に日本以外では、しちゃだめよ。でも日本ではそうしないといけないって思って、音を出してラーメンを食べていたわ(笑)。それにフィッシュマーケットを訪れるのも大好きだった。SEI☆ZEのチームメイトとは家族のような関係になって、普段の生活から練習まで互いに助け合い、泣いて、笑って本当に濃密な時を過ごせたわ」

──先ごろ引退した小見川道大さんは、現役生活最後の試合前にタバタとユリアがUFCで頑張っていることが凄くモチベーションになると言っていました。

「おお、アイ・ラブ・オミガワさん。オミガワさんは凄く豪快で楽しい人、でも心遣いができる優しい人で。随分と夕食も御馳走になったわ。私とユリアは引退するオミガワさんにビデオレターを送って、感謝の気持ちを伝えたの。オミガワさんと初めて会ったのは巌流島を見に行った時で。彼はジムに招待してくれて柔道だけでなくMMAの指導もしてくれたわ。そしてオミガワさんの助けがあって、私は講道館の黒帯を巻くことができたの。

私の父は柔道をやっていて日本に行くことが夢だった。その父に代わって日本に行き、黒帯になれたことを誇りに思っているわ。父も私を誇りに思ってくれているはず。それまでずっと家族と一緒に生活してきて、1人で日本に行って1年近くを過ごしてことで私は自信を手にすることができたの。

どこに行っても人間は生きていけるんだってことに、ね。誰も知らない国で、自分の足で歩いて生きていけることを日本で学べたわ。結局、理由も聞かされずSEI☆ZAが活動停止になり、もう日本に住むことができなくなって……実は沖縄でMMAを戦うという選択もあったけど、地球の逆側に戻って米国でまずは柔術家として活動しMMAを戦おうって決めたの。

でもSEI☆ZAでの経験は本当に役立っているわ。何よりSEI☆ZAからはユリアと私、2人のUFCファイターが生まれたんだもの、ね。日本の日々があったから、私もユリアも今があると思っているわ」

──素晴らしいです。ポリアナ・ヴィアナ戦後は、どのようにキャリアアップを狙っていますか。

「ポリアナとの試合でUFCの信頼を勝ち取り、今年中にランキング入りを果たしたい。そのためにポリアナ戦では打撃を見せて、一本勝ちかKO勝ちしないとね」

──タバタ、今日はありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「今も日本のファンから応援のメッセージが届いて、とても嬉しくて。少しでも早く日本で試合がしたいと思っているわ。日本で教わった気持ち……リスペクトをもって戦って、皆が喜んでくれるような試合になるようベストを尽くすわ。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
5月22日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN206対戦カード

<女子級バンタム/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国)
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビオ(アルゼンチン)
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)
タバタ・ヒッチ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダーソン(米国)
パク・ジュンヨン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ(米国)
アレン・アメドフスキー(マケドニア)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オマル・モラレス(ベネズエラ)
ウロス・メディッチ(セルビア)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
ヴィンス・モラレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
フィリッピ・コラレス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
サム・ヒューズ(米国)

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