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【Monday Ring Girl】Gladiator014

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第395弾は2021年6月27日(日)、大阪府豊中市の176boxで行われたGLADIATOR014のリングガールです。

<関連レポート>
【Gladiator014】切り裂き聖帝=土井潤、中村をRNCで一蹴しバンタム級チャンプ竹本戦をアピール

(C)MMAPLANET

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Gladiator014 Gladiator015 MIKE MMA NavE 原口央 宮城友一

【Gladiator015】9月に仕切り直しのMIKE vs原口央。NavEと宮城友一がチャンプチャンプ対決

【写真】オリジナル新生グラジエイター・ファイター同士、チャンプチャンプ対決が決まった(C)MMAPLANET

2日(金)、GLADIAOTRから9月26日(日)に大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR015を開催と第一弾のカード発表あった。

先日の6月27日大会=GLADIATOR014が人材育成イベントだったのに対し、次回大会はフェザー級とフライ級のタイトルマッチが組まれることが明らかとされた。


フェザー級選手権試合=王者MIKE✖チャレンジャー原口央は、今年2月大会の再戦となる。

前回の対戦では試合開始直後に原口の蹴ったローがMIKEの急所を直撃し、試合続行不能に。僅か12秒でノーコンテストになった。7カ月を経て、両者が再び拳を交えることになる。

フライ級は王者NavEに、宮城友一挑戦する。つまり、ライトフライ級王者がフライ級王座に挑戦するチャンプチャンプ対決だ。コロナ禍の活動停止から、リスタートを切った2月大会でNavEは藤田健吾と対戦。初回にダウンを喫する危ない場面を経て、組み勝った形で当日計量のバンタム級マッチで勝利している。

一方、宮城はグラジ王者としてZSTや修斗にも出場し続けており、大阪でのグラジ出場は2019年4月以来、実に2年5カ月ぶりとなる。その宮城、コロナ禍ではZSTでNexusフライ級王者の駒杵崇大、修斗高松大会=闘裸男✖FORCEで宇田悠斗に連敗、厳しい時間を過ごし、今年4月の地元沖縄の修斗公式戦で西村大地に勝利した。

徹底して組みを狙う西村に組み負けすることなく、要所で打撃を入れるファイトはNavEとの対戦を考えると、再び宮城に自信を与えるきっかけになっただろう。挑戦者を受ける立場のNavEとしても、組みに対応した上で丁寧な打撃を使える宮城との対戦は、MMAファイターとして次の段階にステップアップを図るために、乗り越えないといけない。

関西の老舗系ジムからの出場も増えてきたグラジにあって、この4選手は奈良、東京、三重、沖縄からの参戦となる。特にNavEと宮城は「新生」という言葉がついて回っていた頃からグラジでキャリアを積んできた──櫻井チルドレンといっても過言でない選手だ。そんなベルトを巻いた者同士のタイトル戦はグラジエイターにとって節目となるマッチアップとなるだろう。

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Gladiator014 MMA 中村公彦 手塚基伸 竹本啓哉

【Gladiator014】切り裂き聖帝=土井潤、中村をRNCで一蹴しバンタム級チャンプ竹本戦をアピール

【写真】トップを取ると徹底してヒジ打ちで削っていった土井(C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催された。レビュー最終回はメインイベントの土井”聖帝”潤✖中村公彦戦の模様をお伝えしたい。

<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
Def.2R1分54秒by RNC
中村公彦(日本)

中村の正面か、体を起こしたままで距離を詰め組もうとする土井。中村はそこに左フックを見せ、ステップインしながら右を打っていく。

殴られるのを覚悟しているように、土井はまっすぐ入ってダブルレッグを決める。ハーフで抑え、腰を切れないようレッグドラックのように抑える土井は、中村が足を戻して来るとエルボーを振り下ろす。

オーバーフックに取られた腕を土井は抜き、エルボーからパスへ。ハーフで抑え、ヒジを続けた土井がついにパスに成功する。

ステップオーバーして、腕十字かキムラを仕掛けたところで時間となった。

2R、中村の左フックに土井はダブルレッグを合わせてテイクダウン。

パスのプレッシャーに、背中を向けてスクランブルに持ちこもうとした中村のバックに回った土井は、立たせないよう自ら後方に倒れて仰向けで両足をフックする。

そのままRNCを極めて一本勝ちした土井は、記念撮影が続くなか背中を向けて、さっさとケージを下りようとして呼び止められる。

竹本は視線を外しているわけではなく、握手の直前にマイクを落としてしまい、拾うとする気持ちが目線に表れてしまった

マイクを渡された土井は、ケージサイドで観戦中のバンタム級チャンピオン竹本啓哉への挑戦を口にする。

8月4日に同所で行われるGrachanで手塚基伸との対戦が決まっている竹本は「過去に2度負けており、土井選手はまた戦いたいと思ってきました。また、いつかやりましょう」と返答し、握手をした。


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Gladiator014 MMA N.O.V 木村旬志

【Gladiator014】三重✖岡山の一戦は、木村が05秒でN.O.Vをヒザ蹴りKO

【写真】ドンピシャだった(C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催された。レビュー第2弾はWARDONGストロー級王者N.O.Vのグラジエイター初戦、木村旬志との試合の模様をお伝えしたい。

<フライ級/5分2R>
木村旬志(日本)
Def.1R0分05秒by KO
N.O.V(日本)

ケージ中央で握手をして、別れた両者。N.O.Vが右手を前に出し、ダブルレッグを狙う。そこに木村が右ヒザ一閃。この一発で、N.O.Vは前方に崩れ、5秒で試合は決した。そして、勝者・木村の勝利の雄叫びが会場に響き渡り続けた。


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Gladiator014 MMA ブログ 井上啓太 八木敬志

【Gladiator014】豪快スラムも八木敬志、井上啓太の内ヒールに一本負け

【写真】サドル&内ヒールで井上が八木から一本勝ちした(C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催された。レビュー第1弾は格闘DREAMERS出演、八木敬志が競技柔術とMMAの二刀流で活躍する井上啓太の一戦の模様をお伝えしたい。

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
Def.1R1分46秒 by ヒールフック
八木敬志(日本)

右ハイ、左ローと蹴りからスタートを切った八木が、スピニングバックキックを井上の腹に当て、続いて右ボディストレートを入れる。

組んでボディロックからベリートゥベリーの要領で持ち上げ、途中でクラッチを解いて投げ捨てる。下になった井上は高い位置でクローズドガードを取ると、足をすくっていく。

八木は前方に走り抜けるようにとられた左足を抜きにかかる。

井上は足を放さず、八木が正面をサドルを創る。ここで八木が立ち上がり、井上は殴られないよう外掛けしていた右足を伸ばし、梃子の要領で尻もちをつかせる。

すぐに上体を起こした八木は、反転して足を抜こうとする。しかし、抜けないとみるや八木はまたも正対し、足のロックを解こうと試みる。

そして立ち上がると、井上は手首を掴み、足を効かせる。

覆いかぶさり右のパンチを放つ八木に対し、井上は深く入ってサドルをセットする。

八木を浮かして、背中をつかせた井上は同時に自らも仰向けでサドルを完成させ、伸びた左足を内ヒールでひねり一本勝ちを決めた。

今回は当日計量のウェルター級だが、井上が今後ライト級で寝技MMAを展開していけるか、楽しみだ。


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Gladiator014 MMA N.O.V ゆうと 井上啓太 八木敬志 木村旬志

【Gladiator014】予想だにしない事態勃発。DJマルコが敵前逃亡。ケージのドアが開き、選手が転落──NCに

【写真】DJマルコの不出場、天草には気の毒な限りだ (C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催された。

人材育成という開催目的を持つ同大会だが、予想もしなかったハプニングに見舞われた。まず当日計量が実施された今大会、計量開始時間になっても天草ストロンガーの対戦相手であるDJマルコが姿を見せず、主催者からの連絡に「今、起きました。これから向います」と返答した後に音信不通に。

所属ジムの内川代表の意向により、間に合えば試合をするという方向になり、動揺することを防ぐためにストロンガーには伏せられていたが、結果としてDJマルコは会場に姿を現すことなく、公式試合結果には敵前逃亡と記され試合は不成立に終わった。

また第1試合の宋鬼子×谷口軍曹戦では宋が谷口をケージに押し込むと、扉が開いて両者揃って転落し、肩を打撲した谷口が試合続行不能となりノーコンテストとなった。

施錠はされていたが、ボルトごと外れて扉が開いてしまったという今回の事態。大会運営陣の1人によると、3つあった施錠のうち、機能していた1本が破損したとのこと。まさかという事態だが、あってはならない事故だし。イベント運営陣は選手の安全を考慮し、今回の件を真摯に受けてとめてほしい。

なお、試合結果は以下の通りだ。

※詳細は後程アップします。

■GLADIATOR014対戦カード

<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
Def.2R1分54秒by RNC
中村公彦(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
Def.3-0
ゆうと(日本)

<バンタム級/5分2R>
井口翔太(日本)
Def.3-0
丸山幹太(日本)

<フライ級/5分2R>
木村旬志(日本)
Def.1R0分05秒by KO
N.O.V(日本)

<ライト級/5分2R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
Def.1R4分24秒by 三角締め
稲葉祥真(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
Def.3-0
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
Def.1R1分46秒 by ヒールフック
八木敬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
Def.3-0
木村総一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
宋鬼子(日本)
NC.1R0分50秒
谷口軍曹(日本)


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Gladiator014 MMA N.O.V RIZIN ゆうと ブログ 櫻井雄一郎

【Gladiator014】「上を目指す選手たちに試合機会を」、「悔いなく戦ってほしい」櫻井雄一郎グラジ代表

【写真】関西にGladiatorあり、長引くコロナ禍でそういう認識が根付いたかのような今大会だ(C)MMAPLANET

明日27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催される。今大会にはLDHとの契約を掛かったオーディション番組=「格闘DREAMERS」に出演していた八木敬志が出場し、井上啓太と対戦対戦する。

柔術黒帯、MMAでも活躍する井上戦を前にDREAMERS後の八木はどのような想いでいるのかと──尋ねた。


──2月大会から4カ月。まさかRIZIN大阪大会と重なりました。

「やはり客足には影響が出たと思います。ただ日程を変えるとか、そういうことは考えていなかったです。選手はこの日を目指して練習してくれていますからね。特に今回大会は戦績がそれほど多くない選手、いってみれば3年後、5年後を考えたマッチメイクでもあったので。

これまでタイトルマッチを1試合でも組もうというところがあったのですが、アマチュアからプロになり、そして上を目指す選手たちに試合機会を与えるべき、人材育成大会も開くべきだと思いました。

そういう選手を応援してくれる人たちもいますし。そんなところから関西のMMAを盛り上げていきたいです」

──Gladiatorといえば関西以外の選手の出場も多かったですが、今大会は関西勢かつ老舗ジム所属選手の名前が目立ちます。

「MMAという競技にあって、頑張っている選手。ただ、そこだけなんです。そういう選手に試合機会を与えるのもGladiatorの役割であると思っています。

もちろん関西以外の選手も、これからも出てもらいます。今回は年間で4大会を開催するうえで、今回のような大会がたまたまこのタイミングになったということですね。

9月大会はまた他の地方の選手、Gladiatorを必要としてくれるジム、選手たちの期待にできる限り応えたいと思います。次回大会はタイトルマッチも組む予定ですし、大会ごとにメリハリをつけることも大切かと思います」

──ところで8月にGrachanが初の大阪単独興行を行う。そこにバンタム級王者の竹本啓哉選手、ウェルター級王者のレッツ豪太選手が出場します。

「他団体でもしっかりと勝ってほしい。そういうつもりで、送り出しています。今回、Grchanさんからは関西大会だからこそGladiatorのチャンピオンを出場してほしいということで声を掛けていただいたと思っているので、しっかりとGrachanを盛り上げる試合をして、強さを見せて勝利してほしいです。ベルトを巻いている選手なので、差を見せて勝ってほしい。それぐらいの気持ちです」

──今回、このような試みだからこそ目立つことができる。そういう状況です。だからこそ、今大会に出場する選手に求めることはないですか。

「プロモーターとして、えこひいきなしにカードを組んでいます。だからこそ、うちの道場の選手にも言っているのですが、余力を残さず戦ってほしいです。そして、やはり決着をつけるという意気込みで戦ってもらいたいです。

その結果、判定になることもあるでしょうし、それが勝負です。だけど選手たちには格闘技として戦ってほしいですね。もちろん防御も大切です。そのうえで、攻撃する姿勢を持って戦う。そこを求めます。練習してきたことを全力で出し、悔いなく戦ってほしいですね」

■GLADIATOR014対戦カード

<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
中村公彦(日本)

<ライト級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本)
DJマルコ(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
ゆうと(日本)

<バンタム級/5分2R>
井口翔太(日本)
丸山幹太(日本)

<フライ級/5分2R>
N.O.V(日本)
木村旬志(日本)

<ライト級/5分2R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
稲葉祥真(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
八木敬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
木村総一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

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Gladiator014 MMA N.O.V ONE UFC ゆうと 井上啓太 八木敬志 天草ストロンガー四郎 木村旬志

【Gladiator014】格闘DREAMERS卒業生=八木敬志、井上啓太戦へ。「昔、井上選手に寝技を習っていました」

【写真】大会2日前の夜もジムで練習をしていた八木。練習後にインタビューした (C)MMAPLANET

明日27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催される。今大会にはLDHとの契約を掛かったオーディション番組=「格闘DREAMERS」に出演していた八木敬志が出場し、井上啓太と対戦対戦する。

柔術黒帯、MMAでも活躍する井上戦を前にDREAMERS後の八木はどのような想いでいるのかと──尋ねた。


──八木選手は格闘DREAMERS出演で、すっかりとこちらが知ったような気持ちになってしまっているのですが、初めましてということで宜しくお願いします。

「アハハハ。こちらこそ、宜しくお願いします」

──その格闘DREAMERSで、LDHとの契約はならずとも仮契約という話もありましたが、固辞しました。改めて、その理由を教えていただけますか。

「そうですね……。仮契約という評価は頂けたのですが、実力はまだ全然です。理想は皆に納得してもらって契約という結果が欲しかったので、仮契約という評価に甘えたくないというのはありました」

──京都に基盤があるということも影響しましたか。

「いずれは行きたいという気持ちもありますが、このタイミングで東京で生活する基盤を築くには引っ越しから仕事から、色々と準備が必要ですし、そうなると練習にも影響が出るというのも考えました。今は関西で力をつけようという想いがありました。

格闘技を始めて7年ぐらいですけど、半年間の格闘DREAMERSは本当に大きなことで、貴重な体験をさせてもらったと……終わってから色々と気付くことが多いです。

LDHという大きな組織が、世界で戦う目標を持つ選手たちをサポートしてくれる。ガチでUFCやONEで戦う選手を育成している。そういう環境があり、少しの間でも皆と時間を共有できた。本当に大きな経験です」

──八木選手はUFCで世界一になると口を揃えるオーディション参加者のなかで、カラーが違うのかなと見ていて感じました。実際、髙谷さんとも話した時に『八木は頑張っていたけど、UFCとかじゃないような気がしました』と言っていましたし。

「そうですかぁ……髙谷さん、お見通しですね。DREAMERSの皆にとって世界はUFCだったのですが、僕は個人的にはONEが目標だったんです。僕は母親がフィリピン人で、小学校の時から日本で育っているのですが、大学卒業後に13年振りに母に会うためにフィピンに行ったんです。

それから毎年会おうと思っていたら、2年後にコロナになってしまって実際は2回しか会えていないのですが、マニラに滞在している時に友達とかと話していると、本当にONEが浸透していました。

だからONEが夢だったし、また渡航が可能になったらバギオのチーム・ラカイに行きたいと思っています」

──なるほどぉ、人それぞれですからね。DREAMERSに参加した選手たちは、修斗などでプロデビューが決まっている選手も複数名見られます。外敵も含めるとパンクラス、DEEPとDREAMERSに関係した選手のデビューラッシュという感じですが、八木選手はGLADIATORを選びました。そして対戦相手はGROUND COREの井上啓太選手です。

「実は井上選手は、僕が以前にGROUND COREに通わせてもらっている時に寝技を教えてくれていた選手なんです。

まさか戦うことになるとは……複雑といえば複雑です」

──とはいえDREAMERSでやってきたことが何だったのか、その答が出る試合でもあります。

「DREAMERSのシーズン1は終わりましたが、最終選考の時の(中村)倫也君の『この試合で負けたら、今のポジションは返上する』という覚悟とか……傍で見てきました。

僕自身、負けて格闘技を辞めるということはなかったと思いますけど、(高木)オーディン(祥多)に勝てて格闘技だけでなく、人生の分岐点になったと思います。

これからも僕はDREAMERSの八木だって絶対に言われると思うんです。そこで情けない姿は見せられないです。DREAMERSのほとんどが関東で練習しているので、僕も関西でやっているんだっていうことを見せていきたいです」

──将来的にはDREAMERSという言葉なく、八木敬志という名前で独り立ちしないとけないです。

「そうですね、ONEに行くためにGLADIATORで勝ち続けて修斗やRoad to ONEで成長した姿を見てもらえるようになりたいです」

──ではその一歩となる日曜日の試合に向けて、改めて意気込みほどをお願いします。

「寝技では井上選手の方が強いかもしれないですけど、打撃で攻め続けて、スタミナを削ります。この半年間、寝技の防御力も上がりました。ただ井上選手は身長も高いですし、ぶっちゃけKOよりも印象を良くして判定で勝てればと思っています」

■GLADIATOR014対戦カード

<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
中村公彦(日本)

<ライト級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本)
DJマルコ(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
ゆうと(日本)

<バンタム級/5分2R>
井口翔太(日本)
丸山幹太(日本)

<フライ級/5分2R>
N.O.V(日本)
木村旬志(日本)

<ライト級/5分2R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
稲葉祥真(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
八木敬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
木村総一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

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Gladiator014 MMA N.O.V ゆうと 天草ストロンガー四郎 平岡将英 木村旬志

【Gladiator014】三重県・津在住、波乱万丈MMAファイター人生N.O.V「何もさせずに勝ちたいです」

【写真】1986年7月20日生まれ、35歳になるN.O.V 。ここから加速度を増して、活躍したい(C)MMAPLANET

27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催され、Gladiator初陣のWARDOGストロー級王者N.O.Vが木村旬志と戦う

三重県、津市で活動するN.O.Vに初インタビューを試みた。


──WARDOGストロー級王者N.O.V選手、2月大会でGladiator初陣が決まっていましたが、負傷欠場となり4カ月を経て木村旬志戦を今度の日曜日に戦うことになりました。

「2月の試合は練習中にケガをして、それで欠場になりました。でも今回、試合をさせてしてもらうことになって凄く嬉しいです」

──あの大会終了後にNavE選手の取材を名張のジムでさせていただいた時に、一緒に練習していてケガをしてしまって申し訳なかったと何度も言っていました。

「いえ、それは練習中ですからしょうがないことです」

──その時にNavE選手からN.O.V選手が同じ三重県の津在住で、MMAの練習をしていると伺いました。それまで存じあげていなく申し訳なかったです。三重県在住の選手は今も相当に少ないです。N.O.V選手がMMAファイターを目指したのは、どういうきっかけだったのですか。

「僕はもともと久居高校でレスリングをやっていました」

──久居高校といえば吉田沙保里選手の母校ですよね。

「ハイ、そうなんです。当時、山本KID徳郁選手に憧れていて卒業後に上京し、白金高輪にあったKiller beeに入会して練習していました。山本篤さんや朴(光哲)さんによくしていただいいたのですが、2年ぐらいたった時にヒザの前十字靭帯を切り、半月板損傷というケガをしてしまったんです」

──それこそ選手生命を脅かす負傷ですね。

「ハイ、それで手術のために津に戻ってきました。その時、自分の実家は榊原温泉で旅館をしていのたすが、経営が傾いていて……兄は東京で仕事を持っていたので、自分はそのまま津に残ることを決めたんです。結局、旅館は畳むことになったのですが、父の体調のこととかもあり津から離れることはなかったです。

津には全くMMAの練習場所もなくて。それでも、続けたかったのでクシィで格闘技に興味のある子を呼び掛けて、久居駅の自衛隊の駐屯地の横にある芝生で練習していました(笑)」

──まさに青空MMAですね。

「ハイ、空手をやったり、テコンドーをやっている人が集まって、まぁMMAの真似っこですね(笑)。もう13年ぐらい前です。その後はレスリングの先輩がやっていた松阪レスリングクラブの一部を間借りして練習していました。ようやくまともな練習ができるようになった感じです。

でも僕、本当にバカだったので靭帯が切れる、半月板が潰れてヒザが抜けるってことが分かっていなくて、何度も練習中に激痛に見舞われていたんです。その頃ですね、NavE君がMMAを始めた直後で練習に来てくれて」

──名張&津コネクションが、松阪で生まれたと。試合や仕事はどのようにされていたのですか。

「MMAの試合は全くなくて、毎年ゴールデンウィークにSAWが大阪でトーナメントを開いていたので、そこに出たりして……グラップリングの試合にちょこちょこ出ていました」

──柔術の練習環境もなかったですか。

「バルボーザ柔術が確か鈴鹿にはありました。ただ、日系ブラジル人の人たちが集まっている感じで、日本人がぶらりと練習させてもらう雰囲気ではなかったです。

DEEPの名古屋大会とか出たいと思っている時に、また別の個所を練習中にケガをしてしまって……1年ぐらい練習もできなくなりました。その後も違う方の足のACLと半月板のケガをし、片方のヒザは再建手術をしました。そういうことがあって、ようやく練習できるようになりDEEPのアマチュア大会でMMAに出たんです。東京から戻って、もう6年とか経っていました」

──まさに苦節という言葉が当てはまりますね。

「MMAの試合は本当に出る機会がなかったです。でもグラップリングは名古屋とかのグラップリングツアーに出たりしていました。その間もNavE君は練習に来てくれていて、今パンクラスに出ている平岡将英選手も、僕らと一緒にやっていました」

──そうだったのですね。練習環境の方は、変わりはありましたか。

「ハイ。自分のチームを持っていたのですが、人も少ないし解散して……。でも知り合いのボディビルダーの方がエンジョイ・ジムというジムを出された時に、1階の半分を貸すから指導しないかと誘われて。今は場所をお借りする形で活動しています。エンジョイ・ジムには、ジムを開く前のNavE君もエクササイズを教えていたんです」

──MMAを練習できる箱が、ようやくできたのですね。

「でも……全然、プロ志望の人は来なかったですね。だから一般会員さんに付き合ってもらったり、ダミー人形が練習パートナーです。それでも僕や格闘技をバックアップしてくださる建築関係の会社で仕事をさせてもらいながら、MMAを続けることができて恵まれていると思います。

試合前も都合をつけてくれて、休みをくれるので愛知で木部(亮)さんがされているSPLASHさん、滋賀の米原で潤鎮魂歌さんがやっているハーヴェストさんで出稽古をさせてもらったりしています。あとマッチョ・ザ・バタフライ選手が三重県出身なのでコブラ会に出稽古に誘ってくれますし、大阪にも練習に行きたいですね」

──練習環境としては、依然として厳しいモノがありますね。

「そうですね……今は朝倉未来選手効果で、若い子が興味を持ってくれているのですが、彼らへの指導と自分の練習という部分で難しいところはあります」

──WARDOGはMMAプロモーション・カーストの最下層であることは否定できないです。そのWARDOGの王者として、ZSTに出て、今回GLADIATORという舞台で戦います。

「WARDOGでベルトを持たしてもらって、他の団体で戦う。インディの選手が、規模の大きい大会の選手に勝つことに意義があると思います。DEEPやパンクラスからも試合の話は頂きましたけど、僕はインディMMAの代表として有名団体のチャンピオンに勝っていきたい。それがまずZSTやGLADIATORというつもりでいます。だからストロー級の王座が創られるぐらいまで、盛り上げていけるようにしたいです。

WARDOGの選手、こういうとアレですけど、他の団体に出て負けているじゃないですか。だから防衛もしないといけないのですが、僕はインディMMAの代表として、どんどん噛みついて他団体で勝っていきたいです。GRACHANはWARDOGとの合同興行に出た時に勝って、東京の大会でも声をかけてもらいました。

その話は流れたのですが、GRACHANでもDEEPでもパンクラスでも戦っていきたいですし、今はGLADIATORで櫻井代表がチャンスをくれたので、必ず結果を残したいと思っています」

──N.O.V選手のことをまだ知らないMMAPLANETの読者の皆さんに、どういう選手なのかアピールをお願いします。

「僕は殴り合う選手ではないです。でも、尊敬しているのがヌルマゴなんです(笑)。ストロー級ではフィジカルが強いですし、ポジションを取ってパウンドで勝っていきたいです。まぁ下になっても怖くないですけど、トップキープでヒジとエルボーを打ち込んでからバックチョークで勝っていきたいです。

──結果を残すという想いの裏で、三重でもっとMMAを盛んにしたいという想いもお持ちですか。

「もちろんです。三重県在住者として、三重でMMAを盛り上げていきたいです。名張にNavE君がいて、僕が津、伊勢に小川道的選手がいます。同じ三重でも、なかなか距離があって3人一緒になれることは少ないのですが、別々の街でも頑張ってMMAを盛り上げたいと思っています。

あと僕、以前に津でIMPACTっていう興行を開いたこともあるんです」

──あぁ、覚えています。では、またいつの日かIMPACTで三重✖他県の対抗戦が行われることを楽しみにしています。

「そうですね、NavE君、小川君、僕、尾鷲にも飲食店やりながら練習をしている選手もいます。それにマッチョ・ザ・バタフライ選手、あとパンクラスで活躍している山北(渓人)君も、三重県いなべ市出身ですし。三重県のファイターが集まるような機会ができれば良いですね」

──三重トップチームが実現する日を期待しています。そんな将来のためにも日曜日の木村選手との試合、何を魅せたいですか。

「圧倒します。何もさせずに勝ちたいです」

■GLADIATOR014対戦カード

<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
中村公彦(日本)

<ライト級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本)
DJマルコ(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
ゆうと(日本)

<バンタム級/5分2R>
井口翔太(日本)
丸山幹太(日本)

<フライ級/5分2R>
N.O.V(日本)
木村旬志(日本)

<ライト級/5分2R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
稲葉祥真(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
八木敬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
木村総一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

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【WNO10】マキシー・ムスメシが、足関節デモンストレーションでオカシオに圧勝

【写真】オールドスクールのガード、モダン柔術がしっかりしていると足関節ゲームのお手のモノになってしまうか……マイキー、恐るべし (C)/WNO

18日(金・現地時間)、テキサス州オースティンのJWマリオット・オースティンにてWNO 10が開催された。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第3回は、本格的にノーギグラップリングに挑むようになった競技柔術軽量級ナンバーワンのマキシー・ムスメシが、ジュニー・オカシオ戦で足関節のバリエーションの多さを披露した戦いをお届けしたい。


<ノーギ・バンタム級/15分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
Def. 3-0
ジュニー・オカシオ(米国)

この世界では新鋭であるオカシオが32歳で、逆に熟練された競技柔術絶対王者のムスメシはまだ24歳だ。だがノーギグラップリングの世界においては、オカシオがすでにトップの地位を確立しているのに対し、ムスメシは本格転向してからまだ3カ月も経っていない。

シッティングを取ったムスメシは、内側からオカシオの左をたぐりにゆく。ヒールで秒殺した前回のピニェーロ戦に続き、足関節を得意とするノーギグラップラーであるオカシオ相手にも足関節の攻防を挑むつもりのようだ。

対するオカシオも上からムスメシの右足を取りにゆき、両者は足を取り合った。

ムスメシは左に絡んでのベリンボロから足を狙うが、オカシオも距離を取って足をとらせず、逆にムスメシの左足に外掛けで絡んで、さらに右足を取りゆく。

ここでムスメシがオカシオの左足を捉え、ストレートフットロックでカウンター。

実はムスメシは2019年のムンジアル決勝戦において、この技でホドネイ・バルボーザを秒殺したほどの使い手だ。強烈に足を締め付けられたオカシオは、場外に出るまでスピンし続けてブレイクを得た。

再開後、ムスメシは再び座ると今度はオカシオの右足に絡み、外掛けから内ヒールへ。オカシオはまたしてもスピンを続けてのエスケープを余儀なくされ、再び場外ブレイクとなった。

中央に戻ると、またしても座ってオカシオの右足に絡むムスメシ。するとオカシオは、ムスメシの足関節の強さを悟ったか、もはや攻防を挑まず背中を向けて引き抜いた。

その後もムスメシが下から絡んで足を狙い、オカシオがそこから逃れる展開が続く。

ヒール、エスティマロック、デラヒーバフットロック、クロスグリップのフットロック等、ムスメシは多様な足関節を繰り出し、極めることはできないが一方的に攻撃を繰り返していった。

残り40秒。ここまで防戦一方だったオカシオも、逆転を狙って足を狙って倒れ込む。するとムスメシはその左足を流しながら掴み、シットアップして超えてニーオンザベリーへ。

オカシオが下からスクランブルを試みると、すかさず首を取ってアナコンダチョーク一閃。深くロックが入り、上から体重をかけて絞めあげ完全決着かというところで、時間切れとなった。

判定は3-0でムスメシに。ノーギの練習を開始してまだ二ヶ月半ほど。ピニェーロ戦での秒殺劇に続き、今度は足関節を得意とするトップノーギグラップラーのオカシオを多彩かつ強烈無比な足関節の仕掛けで圧倒。最後はわずか数秒でトップから制圧し、次の瞬間には深く極めに入るという、まさに底知れぬ強さを見せつけた。

勝利者インタビューでムスメシは「ジュニーがすごく足関節が上手いことを知っていたから、今日はハイレベルな足関節の攻防を感じてみたかったんだ。またたくさん修正点はあるけど、でもうまく戦えた。でもジュニーのエスケープも素晴らしかったね」と、その恐るべき強さとはあまりにも対照的なソフトな口調と笑顔で語った。

ムスメシの次戦は7月17日(日・現地時間)、Road to ADCCのジオ・マルティネスが気会っている。一回り以上大きく、現役の一流ブレイクダンサーとして強靭かつ柔軟な身体を持ち、極め力も抜群の10th planet柔術軽量級のエースとの一戦が、今から楽しみだ。

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