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INVICTA o UFC アレクサ・グラッソ ボクシング 魅津希

UFC on ESPN54:第6試合・ビルナ・ジャンジロバ vs. ルーピー・ゴディネス

女子ストロー級。ジャンジロバ5位、ゴディネス10位。

ジャンジロバはInvictaで魅津希UFCでは村田に勝利。前戦でランキング5位のマリナ・ロドリゲスを相手にタックルからテイクダウンしてバックを奪う展開で、一度寝かせたら立たせずドミネイトしての判定勝ち。初のトップ5入りを果たした。女子ストローは来月王者ウェイリーが1位ヤン・シャオナン相手に防衛戦を行うが、2位スアレスは負傷欠場中、3位レモスはウェイリーに、4位アンドラジはシャオナンに敗れており、5位ジャンジロバにも次期挑戦者となるチャンスがある。35歳。

メキシコのゴディネスは3連勝でランキング入りすると、昨年11月にはランカーのタバサ・ヒッチのタックルを切ってパンチを入れていく展開で判定勝ちし、年間4勝で4連勝。柔道・ボクシングがバックボーン。所属はロボジムで、女子フライ級王者アレクサ・グラッソと同門。30歳。

オッズは意外にもジャンジロバがアンダードッグ。

シングルレッグに入ったジャンジロバ。倒したが、ゴディネス小手を巻いて寝かされる前に立った。ジャンジロバ引き込んでディープハーフから潜ろうとする。下にならず立ったゴディネス。膝を入れて離れた。パンチの打ち合い。距離をキープしつつパンチを入れるゴディネスだが、ジャンジロバまたシングルレッグへ。ケージ際で片足で耐えるゴディネス。ダブルレッグに切り替えたジャンジロバ。ボディロックから倒した。小手を巻いてこらえようとするゴディネスだが、逆回転で小手を外すとジャンジロババックに。バックマウントになったが時間がない。ホーン。

1Rは微妙。最後にバックを取ったジャンジロバだが、そこから何もする間もなく終わっている。

2R。ゴディネスがパンチで出る。パンチからロー。またシングルレッグへ。引き込み気味に下になりディープハーフへ。ゴディネスは小手を巻いてこらえているが、ジャンジロバスイープ成功。ゴディネス足関狙いで上を取られるのを防いでいる。ゴディネスのサドルロックの体勢。外ヒールを狙っているが、極まる気配はない。それより上を取られるのを防ぐ目的か。ジャンジロバパウンドを入れるが、距離が遠く大きなダメージは与えられない。ジャンジロバが上を取ろうとしたが、ゴディネス足のフックで上に回らせない。脇を差してまた上に回ろうとするジャンジロバ。ゴディネス回らせずに立った。ホーン。

2Rも難しい。ジャンジロバが足関にパウンドを入れていたが、ダメージはなくどこまで攻勢と取られているかもわからない。

3R。詰めてきたゴディネスにジャンジロバまたシングルレッグ。しかしゴディネス入れ替えてボディにヒザ。ジャンジロバだっこちゃん引き込みを狙うが、ケージによりかからせて引き込ませないゴディネス。離れた。ジャンジロバがパンチで出る。手数は多い。ゴディネスも入ってくるところにパンチを合わせる。またタックル。っ止めて膝を入れるゴディネス。ヒザ。肘を入れて離れたゴディネス。出てきたジャンジロバにジャブ。ジャンジロバのタックルを切った。またパンチを入れるゴディネス。ジャンジロバの打ち終わりにワンツーを入れる。一瞬動きが止まったジャンジロバだが効いてないとアピール。ジャンジロバタックル。切られた。またタックルに行くジャンジロバ。ケージ際でボディロックから投げた。小手に巻いて寝かされるのをこらえていたゴディネスだが、小手が外れてバックを取られた。ジャンジロバ背中に乗ってチョークへ。顎ごとフェイスロックで絞める。膝を着いたゴディネス。また背負って立った。前に落とそうとするゴディネスだが落ちずに殴るジャンジロバ。タイムアップ。

3Rはジャンジロバ。あとは割れそう。

29-28×2、30-27の3-0でジャンジロバ勝利。

ジャンジロバのテイクダウンや引き込みからのスイープを防いでかなり健闘したゴディネスだったが、最後にバックを取られたのが響いてジャンジロバ勝利。

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45 AB BELLATOR INVICTA MMA MMAPLANET o ONE PFL UFC UFC300 アスペン・ラッド アルジャメイン・ステーリング イェン・シャオナン イリー・プロハースカ クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン コディー・ガーブラント シャーウス・オリヴェイラ ジム・ミラー ジャスティン・ゲイジー ジャン・ウェイリ ダナ・ホワイト デイヴィソン・フィゲイレド ニュース ベラル・モハメッド ホーリー・ホルム ボクシング ボー・ニコル マックス・ホロウェイ ラリッサ・パチェコ

【UFC300】ケイラ・ハリソンがUFCと契約。実力者揃いのALLSTAR戦=UFC300でホーリー・ホルム戦決定

【写真】PFLの顔だったケイラ・ハリソンが、このタイミングでUFCへ。33歳、バンタム級転向は最後の勝負か(C)PFL

23日(火・現地時間)、ダナ・ホワイトが自身のXでブレイキング・ニュースとしてUFCがケイラ・ハリソンと契約し、UFC300でホーリー・ホルムと対戦することを発表している。
Text by Manabu Takashima

さらにダナは動画で「皆、UFC300の新しい情報だ。2022年のボクシング殿堂入りのホーリー・ホルム。女子バンタム級で最多勝記録4位タイ、有効打撃6位、テイクダウン防御4位とその歴史を創ってきた彼女は、これまでボクシングとMMAで世界最高のファイターと戦い続けてきた。たった一人を除いて。米国の柔道史上、唯一の五輪二連覇を達成したケイラ・ハリソンとUFCは正式に契約した。16勝1敗、テイクダウンからのパウンドがヤバすぎる彼女は初めてバンタム級で戦うことになった。この試合はUFC300で行われる」と興奮気味に語っている。


ロンドンとリオの女子柔道78キロ級の金メダリストであるケイラは2016年にWSOFと契約し、女子ライト級を開拓していくという発言をしていた。

その後、WSOFを買収したPFLで2018年6月にデビューを果たすと3連勝し、PFLは2019年に女子ライト級を創設した。まさにケイラのための階級と呼ばれた女子ライト級2019年シーズンを制すると、コロナ禍でPFLは1年間活動を休止する。同年11月にケイラはフェザー級の試し切りを行うようにInvicta FCに参戦し、FFCフェザー級王者コートニー・キングをパウンドアウト──この試合が、現時点まで彼女にとって唯一のPFL以外でのMMA戦となっていた。

その後、PFLがフェザー級を開設かという憶測のなか、2021年もライト級でシーズンは実施されケイラが2連覇を達成し、PFLとの契約が切れてBellatorとサイン──と思いきや、マッチング期間に当たりPFLと再契約、女子ライト級2022年シーズンに参戦した。

しかし、11月の決勝でラリッサ・パチェコと3度目の対戦で判定負けを喫し、キャリア初黒星を喫した。2023年にPFLはライト級に代わり、女子フェザー級シーズンを採用したもののケイラは不参加。11月のファイナル大会に出場すると、150ポンド契約戦でアスペン・ラッドから判定勝ちを収めている。結果的にこの試合がPFLでのラストマッチとなった。

今回のケイラのUFC入りと、バンタム級転向は大きなトピックだが、Bellatorを買収したPFLでクリス・サイボーグとの一騎打ちが期待されていただけで、肩透かしを食らった感もある。いずれにせよ、PFLでは勝っても負けても女王、試合も横綱相撲だったケイラだが、UFCではOne of themとまではいかないが、オクタゴン内での特別扱いはない。そして、柔道時代と比較すると16キロも軽くなるバンタム級で、どのようなパフォーマンスを発揮することができるのか。そこはそこで、興味深い。

なおUFC300は4月13日にラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されレオン・エドワーズ✖ベラル・モハメッドのウェルター級と、女子ストロー級ではジャン・ウェイリ✖イェン・シャオナン──というUFC史上初の中国人同士の──世界タイトル戦2試合が組まれており、さらにジャスティン・ゲイジー✖マックス・ホロウェイのBMFタイトル戦も行われる。

イリー・プロハースカ、シャーウス・オリヴェイラ、アルジャメイン・ステーリング、ボー・ニコル、デイヴィソン・フィゲイレド✖コディー・ガーブラント、ジム・ミラーら実力者が勢ぞろいのオースターの様相を呈しているが、ケイラとホルムの女子バンタム級戦は同大会に巨大な華を添えるこのなる。

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F1 INVICTA MMA News o ONE UFC ケイトリン・チューケイギアン パンクラス 三浦彩佳

UFC on ESPN+88:セミファイナル・ジェニファー・マイア vs. ヴィヴィアニ・アロージョ

女子フライ級。マイア9位、アロージョ11位。

マイアはUFCデビューから5戦の時点で3勝2敗と微妙な戦績ながら、当時の上位ランカーに勝利したことでヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦した。しかし2Rにテイクダウンして上から固めた以外は、組んでも逆にテイクダウンされ、打撃でも劣勢で見せ場なく判定負け。タイトル戦以降はまた3勝2敗で、負けた相手は現3位のマノン・フィオロと5位のケイトリン・チューケイギアンのみだが、下位ランカー相手に勝ってもじわじわランキングを下げてきている。柔術ムエタイの黒帯だが、フィニッシュ勝利はブラジルローカル時代のものがほとんどで、UFCとその前のInvictaでの計10勝のうち、ガードからの腕十字で勝利した1試合以外は判定勝ち。35歳。

パンクラス女子ストロー級王者のヴィヴィアニ。女子フライ級では4勝4敗。4敗の相手はタイトル挑戦経験もあるジェシカ・アイ(引退)とケイトリン・チューケイギアン、現王者グラッソに、前回ストロー級から上げてきたアマンダ・ヒバス。パンクラスでは重いパンチで藤野や三浦彩佳の顔面を変形させて勝利してきたが、UFCでは階級を上げたこともあり、打撃よりむしろグラウンドで勝利している。女子フライ級ランカーではローレン・マーフィーに次ぐ2番目の年長ファイターとなる36歳。

じわじわ詰めるヴィヴィアニ。マイアは左右にステップしつつパンチを入れるが、ケージ際まで後退。詰めるヴィヴィアニだが手が出ていない。ローを一発。間合いが詰まりマイアが左右のパンチをヒット。詰めるヴィヴィアニにワンツーを放ったマイア。ヴィヴィアニが左フックを合わせる。ヴィヴィアニタックルへ。受け止めたマイアが逆にテイクダウン狙い。左を入れて離れたヴィヴィアニ。間合いが詰まり両者のワンツーが交錯。ヴィヴィアニのアッパーに右を返すマイア。ヴィヴィアニのパンチにマイアがタックル。切ったヴィヴィアニ。ケージ際で逆にヴィヴィアニがタックルへ。シングルレッグ。マイアこらえてブラウン肘。ホーン。

1R手数でややマイア。

2Rヴィヴィアニワンツーがヒット。またタックル。今度はしっかりクラッチしてテイクダウン成功。クルスフィックスからパウンド。マイア亀になり立ち上がるが、バックキープしたヴィヴィアニがグラウンドに持ち込もうとする。こらえるマイアからハーフバック。チョークを狙う。狙いながら両足フックしてバックマウントに。四の字バック。ヴィヴィアニバックから殴っていく。チョークはディフェンスしているマイアだが、バックコントロールされたまま残り1分。チョークだが顎の上。フェイスロック気味に絞めるが放した。残りわずかで体勢を変えてパンチを打ち込む。ホーン。

2Rヴィヴィアニ。1Rが微妙なだけに、マイアはフィニッシュを狙いたい。

3R。ヴィヴィアニのタックルを切るマイア。ワンツーをヒット。タックルのフェイントを見せたヴィヴィアニ。プレスしたヴィヴィアニ。またタックルへ。ケージに押し込みシングルレッグの体勢。肘で抵抗するマイア。離れたヴィヴィアニ。マイアパンチで出る。下がるヴィヴィアニを追いかけてパンチを入れるとタックルへ。テイクダウン。ケージに上半身を預けて立とうとするヴィヴィアニ。立ったがすぐに倒すマイア。ヴィヴィアニまた立った。スタンドバックからネルソンで反転させないマイア。残り1分。マイア引き込んでチョイバー狙い。が、腕を抜かれて下に。またガードに戻すマイアだが、腕十字はすぐに腕を引き抜いて防いだヴィヴィアニ。マイア今度はオモプラッタ。ヴィヴィアニ防いでパウンド。タイムアップ。

3Rもややヴィヴィアニか。

三者29-28でヴィヴィアニ勝利。

ヴィヴィアニが接戦を制して連敗ストップ。

ジャッジは三者とも1、2Rヴィヴィアニ、3Rマイア。

メディアのスコアは4分の3が29-28でヴィヴィアニを支持。

mmadecisions.com

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DWCS S07 Ep03 GLORY INVICTA K-1 MMA MMAPLANET o RENA Road to UFC UAEW UFC イシス・ファーベック キック ボクシング

【DWCS S07Ep03】SBでRENAと戦ったファーベックとK-1でKANAと戦ったキヌットソンが対戦=格闘浪漫

【写真】世界的なキックでのバリューはファーベックが上か。よりMMA化が進んでいるのはキヌットソンだが、総合力(=合計点)で上回っていると言い難い。ここがMMAの面白き点 (C)INVICTA FC/DAVE MANDEL & MMAPLANET

22日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでコンテンダーシリーズの第3週が開催される。
Text by Manabu Takashima

過去2週、10人の勝者の合格率が100パーセント。勝てば全員がUFC行きを決めている今年のコンテンダーシリーズだが、フィリップ・ドスサントスとフライ級で対戦予定だったウルグアイ人ファイター=ルシアノ・ペレイラが計量に失敗し、4試合で第3週は実施されることとなった。

各大陸のローカルシーンや米国フィーダーショーから、世界最高峰を目指すファイターが集まるコンテンダーシリーズだけに、その出場選手のほとんどが日本ではなじみがない。そんななか、今大会には来日経験のあるファイターが対戦する。それが女子ストロー級でUFC行きを賭けて戦うイシス・ファーベックとジョセフィン・キヌットソンだ。


オランダ人ファイターのファーベックは、イシス・バービックの名でシュートボクシングに2度来日経験があり、2014年には0-2でRENAに、4年後にGirld S-Cupに再来日を果たすもまたも0-2でMISAKIに敗れ、日本で勝ち名乗りを挙げることはできなかった。

それでも名門ボスジムでイワン・ヒポリットの教えを受け、キックボクサーとして成長したファーベックは欧州は当然として中国のKunlun Fight、GLORYと世界を股にかけてキック&ムエタイを戦い、立ち技では41勝8敗1分というレコードを残している。

MMAデビューは2018年11月と2度目の来日から4カ月後で、Invicta FCで判定負け。その後はここまで4連勝中で、CombateやInvicta FCで結果を出しただけでなく、ベアナックルMMAを2度戦いどちらの試合も勝利している。

(C)INVICTA FC/DAVE MANDEL

キング・モーの指導を受けるファーベック。

それでも首相撲でのヒザ蹴りと縦ヒジという攻撃が、MMAでも一際印象に残っている。ばかりかカーフ、左レバーショット、ハイキックと打撃のテクニックは文句のつけようがない。また激しくトラッシュトークを批判し、マーシャルアーツ愛を熱くアピールすることもあったフェーベックの課題は、やはり組みの展開だ。

そんなフェーベックと相対するジェフェフィン・キヌットソンはヨセフィン・ノットソンの名で、K-1に来日したIFMA世界女子フライ級王者で、プロでも30戦以上の戦績がある。しかも日本のエース=現K-1女子フライ級王者KANAとは合計3度拳を交え、初対決(2018年11月)はコスチュームが外れて後ろを向いた際にダウンと判断されて判定負け、2戦目(2019年3月)は判定勝ち、3戦目の初代K-1女子フライ級王座決定トーナメント決勝(2019年12月)では延長スプリット判定負けと完全に互角だった。

彼女もまたMMAに転向を決意し4戦目で、昨年のRoad to UFC Ep03で韓国のソ・イェデムに判定勝ちを収め、その後はUAEW経由でコンテンダーシリーズに辿り着いた。

キヌットソンもムエタイベースだが、上下とも寝技でいえばフェーベックより、しっかりと実戦で使いこなしている感もあり、よりウェルラウンダーといえる。ただし、寝技に持ち込むまでの流れが相手のテイクダウンを切って上を取ったり、ケージレスリングで競り勝つことが多く、そのプロセスに首相撲を好む傾向がある。

ゼロ距離になるとフェーベックの方が力強くも感じるが、立ち技オンリーになるとキヌットソンは圧と手数で疲弊させ、よりこなれたMMAでの強さを──ダブルやシングルでクリーンテイクダウンを奪うことがでできれば、勝機が訪れる確率が上がる。同様にフェーベックは、それらのテイクダウンに対応でき、クリンチに持ち込むことができるのか。その辺りが、このUFC行きを賭けた戦いの鍵を握るだろう。

■視聴方法(予定)
8月23日(水・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S07 Ep03<ミドル級/5分3R>
エリ・アロノフ(イスラエル)
ザッカリー・リース(英国)

<ウェルター級/5分3R>
オーバン・エリオット(英国)
カイキ・ブリト(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
イシス・ファーベック(オランダ)
ジョセフィン・キヌットソン(スウェーデン)

<フェザー級/5分3R>
ロビー・リング(米国)
ルイス・パフエロ(ペルー)

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INVICTA o RIZIN UFC キック ブローガン・ウォーカー

UFC on ESPN51:第10試合・ポリアナ・ヴィアナ vs. ヤスミン・ルシンド

女子ストロー級

ヴィアナは3連敗したこともあったが、そこから3勝1敗と持ち直している。UFCでの4勝はすべて1Rフィニッシュ勝利。下からの仕掛けが強い一方、テイクダウンが強くないので、グラウンドに付き合ってもらえないと苦戦しがち。前戦はRIZIN浜崎朱加のタイトルにも挑戦した元Invicta王者ジン・ユ・フレイに1R序盤からパンチでラッシュしての秒殺KO勝ち。31歳。

ルシンドはUFC1勝1敗。初戦ストロー級で敗れ、4月の2戦目は階級をフライに上げ、TUF準優勝のブローガン・ウォーカーを寝ても立っても圧倒してUFC初勝利。しかし相手のウォーカーのレベルが低すぎたこともある。今回はまたストロー級に戻す。ここまでは前座クラスのマッチメイクだが、なぜかUFCデビューから3試合連続でメインカードに起用されている。UFC女子最年少の21歳。

ルシンドワンツー。ヴィアナパンチから組んでボディロック。テイクダウン。ルシンドのガード。密着したままのヴィアナ。レフェリーちょっと早めのブレイク。バックスピンキックを入れたルシンド。詰めてバックブローからミドル。キャッチされたが、今度はルシンドがボディロックからテイクダウン。レッグドラッグハーフ。下から抱えるヴィアナに、ルシンドも固めたまま手打ちのパウンド。最後の5秒に強いパウンドを2発。ホーン。

1Rルシンド。

2R。蹴りを出すルシンド。ワンツーの右がヒットしぐらついたヴィアナ。しかしルシンド追い打ちに行かず。ヴィアナ再び出てきたが、そこにまた右オーバーハンドがヒット。ルシンド組み付いた。ボディロックからテイクダウン。ハーフ。押さえ込むだけのルシンドに、レフェリーはレッツゴーと攻めを促す。ハーフの足が抜けた。肩固め。タップアウト!

ルシンドはグラップラーのヴィアナからフィニッシュして勝ち星先行。すぐ上位で通用するかはともかく、若いし今後に期待できる勝利。

ヴィアナは序盤のテイクダウン以外は見せ場なし。

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INVICTA MMA o UFC

UFC on ESPN+81:メインイベント・マッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒル

女子ストロー級5分5R。ダーン8位、ヒル14位。

柔術世界王者からMMAに転向したダーン。当然寝技が強く、一本勝ち4回はUFC女子ストロー級最多。打撃は以前に比べたら向上しているが、やはりトップクラスが相手になると打ち合いでは劣勢となる。テイクダウンが強くないため、グラウンドに持ち込めないと打ち負ける展開でジリ貧になるのが負けパターン。最近敗れたマリナ・ロドリゲス戦、ヤン・シャオナン戦でも、一度グラウンドに持ち込んだら圧倒したが、ディフェンスに徹する相手をフィニッシュできずに判定負けしている。一児の母だが、先日離婚している。UFC7勝3敗の30歳。

ヒルは女子ストロー級が始まったTUF20に出演した最古参ファイターの一人。TUF後に一度リリースされたが、Invicta王者となり再契約。バックボーンはムエタイだが、10勝のうち2KOで、あとは判定勝ち。倒す打撃は持っていない。組み技は以前よりは成長が見える。UFC10勝12敗の38歳。

ダーンパンチで出ていくと組んだ。しかし脇は差せない。腕を小手に巻いてクムが、ヒルがケージに押し込んで腹に膝を入れる。離れた。ダーン積極的にパンチで出る。強引に首投げ。キレイに投げたが、勢いで回って上になるヒル。立ってスタンドに。しかしダーンがまたパンチで出る。ヒットし後方にダウンしたヒル。上になったダーン。ハーフ。ケージを蹴って逃れようとしたヒルだが、上をキープしているダーン。パスを狙うがこらえたヒル。ダーン足関を狙う。膝十字狙い。自分の足をフックしてディフェンスしているヒル。しかしダーン残り40秒でマウントに。パウンド・肘。そして必殺腕十字。必死にクラッチして耐えるヒル。ホーン。

1Rダーン。ヒル、ギリギリ凌いだ。大きなダメージはないのでまだチャンスはありそうだが。

2R。ダーンガンガンパンチで出る。ヒルのパンチはもらっても問題ないという判断か。パンチで突っ込んだが、ヒルがかわしてスタンドバックに。とはいえグラウンドにも持ち込みたくないだろうし、ここから攻め手がない。スタンドでバックから首に手を回しているが、足のフックがないので正対され外れる。肘を入れたダーン。ヒル離れた。ダーンまたパンチを打ち込み出る。組んで脇を差したヒル。ケージに押し込んでボディに膝。ダーン首投げの体勢だが、押し込まれていて投げる体勢に行けない。残り30秒で離れた。パンチで出るダーンだがヒルの右をもらった。ホーン。

2Rは打撃のヒット数でヒル

3R。蹴り足をキャッチしたヒル。ダーン引き込み気味に下に。ガードに持ち込むと三角狙い。なんとか両腕を入れて防いでいるヒル。腕十字に切り替えたが、腕を抜いて立ったヒル。スタンドに。ダーンのテンカオがヒットしヒル効いた!ダーン雑に組んで首投げ。しかしヒルまた勢いを利用して上になる。ダーンすぐに下から三角を狙うがヒル立った。ダーンボディロックを放さず投げる。テイクダウン。マウント。肘・パウンド。ケージを蹴ってポジションを返そうとするヒル。防いだダーン。バックマウント。パウンド。ヒルまたケージを蹴ってのがれるが、すぐにまたバックマウントへ。肘・パウンド。今度は足がケージと逆側になり蹴れないヒル。ダーンパウンド。ぶっリッジするヒル。残り30秒で腕十字。足で腕を挟んで防ぐヒル。ギリギリクラッチして逃れた。ホーン。

3Rダーン10-8。

4R。すぐにまたパンチ連打で出るダーン。組んでまた首投げを狙うが、ヒルケージがケージに押し込む。肘。離れた。ダーンがジャブを出していく。組んだ。肘を入れて離れる。ダーンタックルへ。四つに組んだ。入れ替えてケージに押し込むヒル。ダーンが入れ替えてボディロックからテイクダウン狙い。離れ際にパンチを入れたダーン。ヒルも打ち返す。ダーンのバック肘に組み付いてバックを取ったヒルだが、巻き込んで投げたダーンが上を取る。ヒル下から肩固め。入ってはいないか。ホーン。

4Rダーン。10-8のラウンドがなかったとしても、もう判定勝ちはないヒル

5R。ダーンパンチから強引に首投げ。こらえてバックを取りかけたが、強引に投げ続けて上を取ったダーン。ガードで耐えるヒルインサイドから肘。ヒルもはや逆転よりフィニッシュされない選択か。下からホールディング。ヒルも下から仕掛けようとするが当然防がれている。パスしたダーン。パウンド・肘を打ち込む。亀になるヒル。サイドから肘。パウンド。残り1分半でまたバックマウント。反転しようとしたがダーン上をキープ。肘連打。パウンド連打し続ける。タイムアップ。

ダーン、フルラウンド攻め続けても動きが落ちず。

49-43、49-44×2の3-0でダーン完勝。

勝ったダーンはローズ・ナマユナスに対戦アピール。

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INVICTA o UFC キック ポリアナ・ヴィアナ 村田夏南子

UFC on ESPN+81:第10試合・エミリー・デュコテ vs. ルーピー・ゴディネス

120ポンドキャッチウェイト。両者とも本来はストロー級

デュコテはInvictaで村田夏南子と王座決定戦で対戦(スプリット判定負け)。その後、村田の返上したタイトルを獲得すると、昨年7月に欠場選手の代役としていきなりランカーのジェシカ・ペネと対戦し、カーフキックでKO寸前まで追い込みランキング入りを果たした。2戦目はメインに登場するアンジェラ・ヒルとの対戦で、打撃の手数で押される展開でフルマークの判定負け。ランキングからも外れている。UFC1勝1敗の29歳。

本来は4月29日にデュコテがポリアナ・ヴィアナと対戦予定だったが、今回に延期。しかし先週になってヴィアナが欠場し、代役でゴディネスの出場が決まった。

メキシコのゴディネスは先月9日に試合したばかり。こちらは昨年8月にヒルと対戦しており、1Rパンチでぐらつかせる場面もあったが、2R以降劣勢となり判定負け。前戦はフライ級で4連敗中だったシンシア・カルヴィーヨと対戦しスプリット判定勝ち。バックボーンは柔道。UFC4勝3敗の29歳。

パンチで出ていくゴディネス。ワンツー。パンチで積極的に出ていく。左がヒット。ワンツー。右もヒット。今度はタックル。切ったデュコテだが、ゴディネスパンチ連打をヒットさせ離れる。また出ていくゴディネス。インロー。デュコテもパンチを返す。ゴディネス詰めて連打をヒット。肘を狙って飛び込んだデュコテにパンチを返すゴディネス。デュコテタックル。が、腕を小手に巻いて防いだゴディネス。ホーン。

1Rゴディネス。

2R。出てきたデュコテ。しかしゴディネスのワンツーがヒット。ワンツーロー。ゴディネスの右にワンツーを返した。デュコテタックル。切ってがぶり膝を入れたゴディネス。出ていくデュコテだがゴディネスのパンチを貰う。デュコテが出てワンツー。打撃戦で拮抗してきた。デュコテタックル。切って膝を入れたゴディネス。しかしまたパンチを入れられ後退。残り30秒でゴディネスタックル。ボディロック。テイクダウンを狙ったがこらえたデュコテ。またパンチを入れるデュコテ。ホーン。

2Rは手数がほぼ五分。ややデュコテか。

3R。手数を増やしてきたゴディネス。常に連打を入れる。足を止めて打ち合い。最後にヒットさせるのはゴディネス。ケージまで下がったデュコテ。ゴディネス手数で押す。デュコテタックル。タイミングは良かったが、ゴディネス小手に巻いて防いだ。ワンツーを入れたゴディネスが逆にタックル。テイクダウン。デュコテ下から仕掛けるがタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でゴディネス勝利。

先週急遽出場が決まったゴディネス、2Rにちょっと手数が減ったが、打撃で押していき、デュコテのタックルも防いでの勝利。

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ABEMA Combate Global INVICTA MMA o ONE Shooto UFC アナ・パラシオス エフェヴィガ雄志 チャンネル 修斗 安西信昌 海外 澤田千優

【海外MMA】Combate Global 日本人選手試合結果

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5月13日にフロリダ州マイアミのユニビジョン・スタジオでCombate Global「Mexico vs. Japan」が開催されました。日本からは安西信昌(TEAM CLIMB)、エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)、澤田千優(AACC)が参戦。安西は2Rに打撃で崩されてパウンドアウトで敗戦。エフェヴィガは開始直後にダウンを喫するも、3Rにバックマウントを奪ってパウンドでTKO勝ち。そんな中、注目したのは中堅で登場した澤田の一戦。

ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクトの第7期生の澤田。チーム・オーヤマでトレーニングを行って迎えた相手はアナ・パラシオス。1Rにはローにパンチを被弾する苦しい立ち上がり。そんな中、得意のタックルでテイクダウンに成功するも、下から腕十字、三角絞めを仕掛けられる大ピンチを迎えます。

それでもことごとく回避して上をキープして乗り切ると、圧巻だったのは3Rのグラウンドコントトール。テイクダウンするとスイープを狙ってくるパラシオスの動きを常に先回りしてマウント、バックマウントをキープ。小刻みにパウンドを入れて判定で勝利を飾りました。

レスリングで輝かしい実績を持ち、修斗女子アトム級王者を戴冠した実力を考えたら当然の結果なのかもしれませんが、それでもアウェイの海外で勝ち切るのは偉業と言っていいでしょう。行く末はONEに継続参戦か、INVICTAやUFCか。この後の進路に注目が集まります。
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INVICTA o UFC アマンダ・レモス マッケンジー・ダーン 村田夏南子 魅津希

UFC288:第4試合・マリナ・ロドリゲス vs. ビルナ・ジャンジロバ

女子ストロー級。ロドリゲス5位、ジャンジロバ9位。一桁ランカー同士だが第4試合という扱い。

ロドリゲスはUFC6勝2敗2分け。4連勝で一時はランキング3位まで上がったホドリゲスだが、昨年11月、前戦のアマンダ・レモス戦でキャリア初のKO負け。王座挑戦圏から一歩後退となった。ムエタイがバックボーンのストライカーだが、グラウンドに穴がある。36歳。

ジャンジロバはInvictaで魅津希UFCでは村田夏南子に勝利している。UFC4勝3敗。負けた相手はカーラ・エスパルザ、マッケンジー・ダーン、アマンダ・ヒバス。一本勝ちの多いグラップラー(18勝中13回、一方でKO勝ちは1度のみ)。34歳。

いきなりタックルに入ったジャンジロバ。切れずにケージ際で尻餅をついたロドリゲス。寝かせようとするジャンジロバ。立とうとするが、ジャンジロバ立たせずバックに回る。ハーフバック。ロドリゲスは正対してハーフにするが、背中を完全につけられている。押さえ込みながらパウンドを入れていくジャンジロバ。ハーフでキムラのセット。放して肘を落としたジャンジロバ。下から足で距離を作るロドリゲス。ジャンジロバはガードに入っていきハーフにした。時間がない。ホーン。

1Rジャンジロバ。

2R。ジャンジロバがバックブローを見せてからタックルに入るが、これはロドリゲスが切った。ジャンジロバローシングル。ケージ際で足首を掴んだジャンジロバ。ケージ際でボディロックしてテイクダウン狙い。オーバーフックしてこらえるロドリゲスだが、ジャンジロバはテイクダウンを狙いつつパンチを入れる。ジャンジロバ引き込み。足関を狙いながら上を取った。ハーフ。また背中を付けたロドリゲス。パウンド・肘で削っていくジャンジロバ。ジャンジロバサイドに出た。残り1分。ロドリゲスは肘でカット。ケージを蹴るがポジションを返せない。残り20秒でノースサウスチョークをかけたジャンジロバだが、自ら放すと肘を入れた。ホーン。

2Rジャンジロバ。ロドリゲスはテイクダウンされた後、一度も自力で立てていない。

3R。ジャンジロバのタックルを切ったロドリゲス。飛び膝。しかしジャンジロバがまたシングルレッグに。ケージに押し込みテイクダウン狙い。両足を束ねて尻餅をつかせた。寝かされないように抵抗しつつ肘を入れるロドリゲス。ジャンジロバ徐々に上半身を押さえに行き、完全に寝かせた。肩固めをセットするがまだ浅い。立ったジャンジロバに下から蹴り上げ連打。ペダラーダのラッシュ。が、ジャンジロバは無理に行く必要はない。ガードに入ったジャンジロバに下から殴るロドリゲスだがタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でジャンジロバ勝利。

3Rはちょっと逃げ切りに入って攻められたジャンジロバだが、1・2Rはテイクダウンからほぼドミネイトして完勝。トップ5を下してタイトル挑戦圏内に入ってきた。

ロドリゲスはテイクダウンされた後リカバリーできず。連敗で当面タイトル挑戦からは遠のいた。

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BELLATOR INVICTA MMA o PFL UFC サラ・マクマン

UFC on ESPN+80:第4試合・カロル・ロサ vs. ノルマ・ドゥモン

女子フェザー級。両者ともにバンタム級ランカーのブラジル人で、ロサ9位、ドゥモン13位。

UFCではレスリング銀メダリストで昨日Bellatorデビューしたサラ・マクマンにしか負けておらず、5勝1敗。ただし、最初の4連勝はランカー相手の勝利はなく、前戦で初のランカーとの対戦となったが、相手は下位ランカーのランズバーグ。上位ランカー相手の勝利がないままトップ10入りしている。今回はUFCでは初めてのフェザー級契約での試合となる。ローカル時代にはフェザー級で昨年PFLライト級で優勝したラリッサ・パチェコとも対戦しているが2Rギロチンで一本負けした。13歳から始めた柔術がバックボーン。28歳。

ドゥモンは同じく13歳から柔術を始めた。また、散打でも州王者・国内王者となっており、19歳からムエタイを始め、26歳でプロMMAデビュー。UFCデビュー戦でInvictaフェザー級王者のミーガン・アンダーソンに敗れると、その後バンタム級に落とそうとしたが体重オーバー。以降はフェザー級で戦っているが、ここでも1度体重オーバーしている。UFCでは数少ない、ナチュラル女子フェザー級ファイター。バンタムでは1試合しかしていないが、女子バンタム級の停滞のため、いつの間にかランクインし、しかもランキングが上がっている。それ以上に存在意義が微妙な女子フェザー級では現在ランキングがあれば1位の実績を残している。32歳。

スタンドで見合いが続く。両者警戒して手が出ない。パンチで出て組み付いたドゥモン。両脇を差してケージに押し込む。展開なくブレイク。残り40秒。ローを入れるロサ。ドゥモンパンチで出る。右。また飛び込んでワンツー。先手を取る。ロサは待ちの態勢。最後にパンチから首相撲に捕らえ膝。ホーン。

1Rほぼ両者攻めがなく、拮抗しているが、押し込んだドゥモンか。

2R。ドゥモンがパンチで先手を取る。ロサも入ってくるところにパンチを返し打ち合いに。しかしドゥモンが出てロサ少しずつ下がる。また組んでケージに押し込んだドゥモン。しかしテイクダウンを狙うわけではなく押し込むのみ。両脇を刺されているロサ。放してワンツーを入れて離れるドゥモン。今度はロサがパンチから組み付いてケージ押し込み。テイクダウン狙い。ダブルアンダーフック。しかし差し返された。ケージ膠着が続く。そのままホーン。

2Rはヒット数でロサ。

3R。首相撲から膝を入れたロサ。ロサパンチ連打で突進。ケージまで下がったドゥモンに組み付くが、ドゥモンが脇を差し返して入れ替える。また入れ変えたロサ。テイクダウンを狙うが、ドゥモンが首投げで投げた。しかし自ら立つ。スタンド。ロサのワンツーでドゥモンダウン!すぐ立ったが、ロサケージに押し込み肘。首相撲から膝。入れ替えるドゥモンだが、ロサがまた入れ替えて押し込み。残り30秒で離れた。ようやく打撃で打ち合う両者。ロサ四つに組むと投げた。立つドゥモンにバック肘。タイムアップ。

三者29-28でドゥモン勝利。

僅差の2Rをドゥモンが取っていた。しかしこれでフェザー級王座に挑戦の資格があるかというと疑問。

ロサは3Rに攻めたが、やるなら2Rからだった。