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【DWTNCS S04 Ep03】計量終了 夫婦でUFC目指すシェイエン・バイス。コスケ兄弟も揃い踏み

【写真】夫にJPより先にUFCへ進むことができるか、シェイエン・バイス (C)LFA

17日(月・現地時間)、18日(火・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDana White’s Tuesday Night Contender Series 2020年シリーズ第3週の計量が行われた。

先週の大会では5人の勝者全員がUFC行きを実現させたコンテンダーシリーズ、ここで体重を落とせないと始まらないとばかりに12人の出場選手が問題なく計量にパスしている。


今週の注目株はヒラリー・ローズと対戦するシャイエン・バイスだ。LFAやInvicta FCを既に経験しているバイスはプロMMAキャリア4勝1敗だが、最近の欧米系選手に増えてきた豊富やアマMMAでの経験を持つ。バイスのアマMMA戦績は7勝4敗、つまりパウンド有りMMAを16試合戦っていることになる。

3歳で空手を始め、10歳でテコンドーに転向したバイスは13歳で黒帯を巻き、15歳でMMAに転向後もテコンドーのインストラクターを続けてきた。テコンドーベースらしく、スイッチヒッターでやや軽めだがスピードのある蹴りを使う。

そんなシャイエン・バイスは南アフリカ人ファイターでLFAで台頭し、今年もコンテンダーシリーズに出場が決まっていたJP・バイスだ。労働許可証の問題で、9月の試合に出られなくなってしまったJPと夫婦揃ってのUFC行きはお預けとなってしまったが、シェイエンがまずは単独での契約を狙う。

シェイエンとJPが夫婦でUFCとの契約を勝ち取ろうしていていた一方で、今週はルイスとオライアンのコスケ兄弟が揃って出場する。双子かと思うほどソックリな両者、兄オライアンが1994年7月生まれで、弟のルイスは1995年8月生まれの年子ファイターだ。

ルイスはレスリング&ボクシングの王道スタイルで、ブラジリアン柔術では紫帯。オライアンは弟と同じようにレスリングベースで、柔術は紫帯ながらボクシングでなくキックを積極的に取り入れてきた。

そのオライアンはカリフォルニア州ではフリー、グレコ、フォークとあらゆるスタイルのレスリングで州王者レベル、そして全米クラスで活躍してきた。2人揃って戦績は6勝0敗で、7勝目がUFCへのチケットになるのか興味深い。

■DWTNCS S04 Ep03計量結果

<ウェルター級/5分3R>
ビクター・レイナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ルイス・コスケ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
シャイエン・バイス: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヒラリー・ローズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オライアン・コスケ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マット・ディクソン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
チャド・ジョンソン: 215ポンド(97.52キロ)

<ライト級/5分3R>
ケビン・サイラー: 156ポンド(70.76キロ)
ケニー・クロス: 155.5ポンド(70.53キロ)