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Flash JJ Globo ブログ 鈴木真

【ADCC Asia&Oceania Trial】日本勢、ADCC予選の軌跡―03―66キロ級。鈴木真、ベスト8

【写真】男子勝ち名乗り&ベスト8入り、一番乗りだった鈴木選手。試合タイムにかかわらず攻防のある濃密な試合が多かったです(C)MMAPLANET

<男子65キロ級1回戦/6分1R>
鈴木真(日本)
Def.2分22秒by RNC
キム・ジンス(豪州)


<男子65キロ級2回戦/6分1R>
鈴木真(日本)
Def.4分33秒by RNC
サンジー・ナンビアル(インド)



<男子65キロ級3回戦/6分1R>
鈴木真(日本)
Def.4-0
ハ・ユンド(韓国)



<男子65キロ級準々決勝/6分1R>
竹内稔(日本)
Def.0分53秒 by アナコンダ
鈴木真(日本)



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JJ Globo Report UFC FPI04 フィリッピ・アンドリュー ブログ ヴァグネウ・ホシャ

【UFC FPI04】ヴァグネウ・ホシャ、見事なカウンターのインサイドヒールでアンドリューからタップ取る

<無差別級T1回戦/8分1R>
ヴァグネウ・ホシャ(ブラジル)
Def.6分18秒by ヒールフック
フィリッピ・アンドリュー(ブラジル)

211ポンドだったホシャ。アンドリューより6ポンド軽いだけで、イメージ以上に大きい。直ぐに座ったアンドリューがデラヒーバ、足首をコントロールして防ぐホシャが上という状態が続く。ホシャが立ったままトーホールドを狙い、体を捻って防いだアンドリューはハーフガードに。ホシャはアンドリューの外掛けヒールに、スタンドでトーホールドを仕掛ける。アンドリューはサドルを取り、ロールしたホシャは股間を蹴りつつ下がってスタンドに戻った。

仕切り直しでデラヒーバ、Kガードから足を取りに行く。残り5分を切り、ホシャが立ち上がり座ってデラヒーバから足を差し込み、足関節狙いのアンドリューの仕掛けを捌くという展開のなかで、リバーサルを許す。すぐに立ち上がったホシャは、アンドリューのシングルレッグで場外に転落しそうになり、レフェリーが懸命に止めに懸かった。

マット中央で再開となり、デラヒーバから左足を絡まれたホシャは右足で思い切りアンドリューの胸を蹴っていく。試合はスタンドに流れ、アンドリューのテイクダウン狙いをホシャが切っていく。残り2分、座ったアンドリューがデラヒーバから足をスイッチして50/50も右足を開いた刹那、ホシャが残っている左足をサドルから内ヒールに捕え──瞬息、見事なカウンターアタックでタップを奪った。


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FINISH10 JJ Globo Report ブログ 土屋大喜 山内慎人 日沖発

【Finish10】元修斗世界フェザー級王者・日沖発が、元環太平洋王者・土屋大喜を立ちヒールで斬って落とす

【写真】現在進行形のグラップリングとは意味合いが違う一戦だろう。ただし、現在進行形の人生で掛け替えないの48秒だったはず(C)MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
日沖発(日本)
Def.1R0分48秒 by ヒールフック
土屋大喜(日本)

FINISHを主催する山内慎人氏の想いが詰まった──修斗世界フェザー級選手権試合として実現しなかった顔合わせ。まずダブルレッグでテイクダウンを奪った日沖が先制すると、土屋はクローズドを切られ、右足を抱えて圧関節をエントリーしていく。

50/50から内ヒールの狙いの土屋に対し、日沖はクロスした足をヒールに捕えて捻る。腹ばいから立ち上がった日沖は、腰の前に残っている右足をヒールで抱えたまらず土屋がタップした。

試合後、並んでマイクで話す両者を見て山内氏が感極まるシーンも。

この試合を実現させたい──立派な大会のトリを務めてほしいという氏の想いの強さが、FINISH10の熱を生んだといっても過言でないだろう。


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Gladiator020 Interview J-CAGE JJ Globo ジェセフ・チェン ブログ 森戸新士

【Gladiator020】超新星ジェセフ・チェン戦、ベルト獲りへ。森戸新士─01─「足を壊しに来るはず」

【写真】プロ競技者としては、常に微妙なグラップラーや柔術家達。森戸にとって、ここは力の入った大一番になるはずだ(C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020では、PROGRESS初代フォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座を、森戸新士とジョセフ・チェンが争う。
Text by Shojiro Kameike

昨年1月23月のGladiator013からスタートしたプログレス提供マッチ。MMAのためのグラップリング――フォークスタイル・グラップリングという新機軸のなか、その主役となったのは柔術家の森戸だった。そんなプログレスも、遂に王座を制定することに。

しかもアジア発要注目のB-teamグラップラー=ジョセフ・チェンを招聘してのタイトルマッチだ。今回の一戦に向けて、森戸は何を思うのか。プログラップラーとしての意気込み、そして対戦相手であるジョセフ・チェンとは何者かを訊いた。


――プログレス初のタイトルマッチを11日後に控えてのインタビューとなります(※取材は1月11日に行われた)。グラジエーターのプログレス提供マッチがスタートしてからちょうど1年が経ちます。スタート当初は外国人選手を相手にタイトルマッチが行われることは、想定していたでしょうか。

「強豪外国人選手との対戦になるかどうかはともかく、当初からタイトルマッチもやっていきたいと聞いていました。自分もプログレスに出始めてから、いずれタイトルに絡めるように勝ち続けていきたいと思っていました。それが1年経って実現するのは嬉しいです。ただ、ひとつ気になることがあって」

――気になること……何でしょうか。

「今回勝ったら、チャンピオンベルトはあるのでしょうか?」

――それは主催者に確認してください(笑)。

「アハハハ。やっぱりチャンピオンになったら、ベルトを巻いてみたいです。柔術の世界にはチャンピオンベルトがないので。グラップリングだと、高橋サブミッション(雄己)君がNAGAのアマチュアトーナメントで優勝してベルトを巻いています。でもプロでワンマッチを勝ち抜いて、MMAのようにチャンピオンベルトを巻けるのは画期的だと思いますから。今回勝って、ちゃんとベルトを巻きたいです。しかも初代王者として」

バトルハザードでは、GTFタッグ王座への挑戦者決定戦まで進んだんです。あの時は宇野薫さんと植松直哉さんがベルトを持っていて、挑戦権を懸けて僕と高橋サブミッション君がタッグと組み、岩本健汰&山中健太チームと対戦してドローでした。あのあとZSTが活動休止になってしまいましたし、クインテットも大会が行われなくなってしまいましたから。グラップラーからすると、何を目指してプロ興行に出るのか分からない感じもありました。

それが今回プログレスがタイトルを創ってくれたので、出る側も見る側も分かりやすいと思います。みんながチャンピオンを目指して頑張ることができます。しかも海外から、メチャクチャ強い選手を呼んでくれて」

――森戸選手が外国人選手と試合をするのは、いつ以来になるのでしょうか。

「ノーギだと2019年のADCC予選で、ラクラン・ジャイルスと対戦(77キロ級1回戦、ヒールフックで一本負け)して以来ですね。そのあとコロナ禍になりましたから……。コロナ禍になる前は、ギだとIBJJFのアジア選手権に、海外から強豪選手が来ていましたよね。アブダビ・グランドスラム柔術大会にも強豪が来て、僕もジェイク・マッケンジーやリーヴァイ・ジョーンズレアリーと対戦することができました。

日本で海外の強豪と試合をすることができていたんです。コロナ禍以降、その機会がなくなってしまい、日本から海外へ行くしかない。他の選手が海外の大会に出て実績を残している姿を見て、僕もずっとチャレンジしたいと思っていました。そのチャンスが日本国内で訪れたのは嬉しいです。海外の強豪に勝ってチャンピオンになるのは、やはり箔が違いますから気合も入ります」

――では、対戦相手となるジェフ・チェンの印象を聞かせていただけますか。実際に試合をする森戸選手にお聞きするのも恐縮ですが、ジョセフ・チェンに関して教えていただけると、読者の方も分かりやすいかと思います。

「ジョセフ・チェンはB-teamという、米国のトップ・グラップリング・チームで練習している選手です。B-teamは、米国のトップ選手が集まってグラップリングの練習しかしていないチームですよね。そのなかでも、ジョセフ・チェンが最有望株の選手だと言われています。まだ19歳か20歳ぐらいで、ここ最近伸びてきた選手なので、試合映像も少ないですよね。

タイプとしては、ヒールフックが禁止のIBJJFノーギルールでも、パン選手権のアダルト紫帯で優勝できるぐらい、オールラウンダーな選手といえます。足関節ばかりではなく、テイクダウンもバックテイクも狙い、パスも仕掛けるなど攻撃の幅が広い選手です。だから前回のADCCオセアニア&アジア予選も、グラップリングマニアの間ではジョセフ・チェンが優勝候補に挙げられていました。

結果は岩本選手が準決勝でジョセフ・チェンを下して優勝しましたが、それだけ注目されていた選手なんです。最近ではWNOで、いま流行りのZロックで勝っていましたし」

――それは若い頃からクレイグ・ジョーンズらと練習しているというアドバンテージもあるのでしょうか。

「それは大きいと思います。最先端の技術を、ずっと現場で学ぶことができる環境にありますから。自分も知らない技術をたくさん知っているでしょう。僕としても、その技術を味わえることにワクワクしています。相手は僕の足を壊しに来るはずです。今までの試合とは違うワクワク感というか、ゾクゾクしますよね」

<この項、続く>

■ Gladiator019対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
井上啓太(日本)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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JJ Globo Report UFC UFC Fight Pass Invitational03 オリバー・タザ ブログ リッチー・マルチネス

【UFC FPI03】ブギーマンにラバーを取らせず。オリバー・タザが外ヒールでタップを奪う

<アブソリュート級T準々決勝/8分1R>
オリバー・タザ(カナダ)
Def.5分36秒by ヒールフック
リッチー・マルチネス(米国)

ブギーマンことマルチネスにラバーガードを取らせないことが先決、タザが引き込んで下を取る。とはいえブギーマンにはダースチョークもある。タザはクローズドガードからニーシールド、尻をずらして距離を取り直す。バタフライからハーフバタフライのタザがアウトサイドアシから足関を狙うが、ブギーマンが対応してダースへ。すぐに察知したタザは、残り5分を切ってスタンドに戻る。

シングルから肩を押されたブギーマンが引き込んで下に。ヒザ立ちでハーフも取らせないタザは、足を捌いてパスを狙う。半身でハーフ、腰が切れないブギーマンは頭の方向に移動してスペースを作り直す。そうなるとタザは、すかさず足を抱えにいく。外掛け、アンクルロックから外ヒールに移行したタザがブギーマンからタップを奪った。


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ABEMA Interview JJ Globo ジェセフ・チェン ブログ 岩本健汰

【FIght&Life】ADCCオセアニア&アジア予選を制した岩本健汰「この戦いで勝つには、ここに特化しないと」

【写真】準々決勝のイーサン・リー、準決勝のジョセフ・チェンとの激闘を経て、決勝のシラジ・スーフィーを下して世界大会出場権を獲得した岩本(C)Huynh Nguyen

28日(火)に発売されるFight&Life#91に19日(日・現地時間)に豪州で開催されたADCCオセアニア&アジア予選77キロ級を制し、9月の世界大会出場を決めた岩本健汰のインタビューが掲載されている。

同記事に掲載しきれなかった日本の練習環境、スクランブルの大切さ、そしてMMAファイターとしての今後に関して岩本が話したことを──ここで、お届けしたい。


──日本国内では柔術の流れでグラップリングも徐々に浸透しているのですが、岩本選手のようにADCCに強く求められるレスリング、スクランブルの練習に力を入れているグラップラーはあまりピンとこないです。

「今のADCCだと柔術の道着無し、サドルの流れの足関節形の技術だけで勝つことは無理です。ADCCルールでは厳しいと思います」

──ただしADCCで勝っているのは柔術家ですよね。レスラーやMMAファイターが出て勝てるモノではなく。

「う~ん、柔術家でもレスリングがデキる人、際の攻防……スクランブルを制することができる柔術家が勝っています。テイクダウン云々でなく際で勝ち切ることが大切ですから。それには柔術に加えて、レスリング力がないと難しいです」

──そこがADCCのポイント制には欠かせないというわけですね。

「ADCCを目指すのでWNOなどのサブオンリーでも、レッスルアップからトップを取る選手が増えています。それまでサドルを取っていた選手たちでも。柔術でもその流れでリバーサルのポイントを取る選手もいます。そこにはレスリング力、レスリング力でスクランブルの能力を高める必要があって。

50/50の攻防でレスリングを使わずにスイープをすることだけを狙っていると、手詰まりになります。シングルレッグで起き上ることができる展開に50/50とかだと、結局のところ潰されて終わってしまうので」

──では現状、壁がある状態でMMAグラップリングをやってきた岩本選手ですが、今回の予選に向けて壁を使わない練習をしてきました。今後はMMAグラップリングのなかのレスリング力に収まるのか、ピュアレスリングを学んで高めることが必要なのか。どちらだと考えていますか。

「MMAだけのグラップリングをやっていても、これ以上は伸びないというは……今日、ジョゼフ・チェンと戦って思いました」

──そこまで究めないと勝てない。でも、そのルールで試合をするのは2年に2度……予選と世界大会のみ。少なくとも日本ではそうです。ADCCルールでなくてもグラップリングの試合は道着と比べても圧倒的にないという特殊な世界で。だから岩本選手もMMAに転じた部分は少なからずともあったかと思います。ただし、ここまでの世界の頂点を狙うのにパンチや蹴りを想定する練習をすることがプラスになるのでしょうか。

「う~ん……。この戦いで勝つには、ここに特化しないといけないというのは感じています。MMAと両立してやってこられた戦い方を今日はしました。でも、それだけでも手詰まり感が出てくるかと思いました。世界で勝つには、そこはチョット感じました。今日の試合を振り返ると……。グラップリングの試合がないからMMAを戦ったかと言うのは……難しいです」

──その一方でイリディアム・スポーツ・エージェンシーと契約したと聞いています。

「ハイ、そうッスね」

──そこはMMAファイターとしての将来を考えてのことかと思うのですが。

「現時点で契約はしたのですが、MMAファイターとしての今後に関して何か話し合いがもたれたとかっていうこともないんです。そうですね……今日の予選で負けていたら、MMAに専念したと思います。勝ったので、グラップリングで行けるかもしれないという気持ちにもなっています。

負けていたら、そうはなっていなかったのですが……今日はこのトーナメントで勝ったので、グラップリング熱が戻ってきたというか……。ADCC世界大会に出ることができるチャンスを手にしたので、そこはどうしていくか」

──ということは、今回は勝算がなくて出場したのでしょうか。

「勝つつもりで参加しました。そこは本当に勝つつもりでした。だから本当に嬉しいです」

──反面、練習環境という問題も出てくると。繰り返しになりますが、岩本選手のような練習をしているグラップラーはいないので。

「スクランブルの部分に関しては……僕みたいな練習をしている人はほとんどいないですし、そういう練習をする環境を見つけることが難しいです。う~ん、厳しいですね。皆で揃ってADCCに向かって練習するという環境がないので。9月の世界大会に向けて、このままの練習で1回戦を突破できるかは疑問です」

※予選トーナメントでタフだった準々決勝と準決勝の振り返り。世界大会に向けての練習環境、そして世界大会の展望を岩本健汰が語ったインタビューが掲載されたFight&Life#91は6月28日(火)に発売されます。

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Gladiator018 J-CAGE JJ Globo Report ブログ 中園優太 中川皓貴 八木敬志 原口央 天草ストロンガー四郎 島村裕 松木一郎 森戸新士 江木伸成 河名マスト 竹本啓哉 笹晋久

【Gladiator018】計量終了。コンバット柔術戦は「掌底によるKO率が高まる」(森戸)

【写真】プログレスのコンバット柔術ルール戦に出場する江木伸成。レオスでの掌底特訓の成果や、いかに(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(土)、翌26日に大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018の計量が、同市内のSMOKER GYMで行われた。

Text by Shojiro Kameike

5月7日HEAT50の生田誠戦に続き、江木伸成がコンバット柔術ルールで松本一郎と対戦する。
ここでは江木のチームメイトである森戸新士がインタビュー時に触れていた、江木とのコンバット柔術対策に関するコメントを紹介したい。

「コンバット柔術の試合は今回から判定が無くなったので(時間切れドローとなる)、一本かKOによる決着のみになります。さらに自分が立っていても相手が寝ていて、レフェリーがグラウンド状態とみなせば掌底もOKになり、KO率も高まると思います。ジムではグラジエーターのミドル級王者である藤井章太選手が、グラップリングをやりながら掌底のミットを持つ形で練習しています。相手の松木選手は下からグルグル動くと思いますが、そこに掌底を入れたいですね」

この他、WARDORGウェルター級王者の格闘DREAMERSにも参加していた八木敬志が、中園 優太とライト級で戦う。計量はともに一発でクリアした。
一方、この日は一回目の計量でクリアできなかった選手が続出。そのうち中川皓貴と竹本啓哉、桑本征希は2回目で契約体重をクリアしたが、天草ストロンガー四郎は250オーバーに。
第10試合の天草ストロンガー四郎と島村裕のフェザー級戦は実施されるものの、

  • 天草にイエローカード1枚
  • 島村が勝った時のみ公式記録となり、ドローあるいは天草が勝利した場合はノーコンテスト扱い

という形式で行われることとなった。


■Gladiator018計量結果

<フェザー級/5分2R>
原口央(日本):65.65キロ
中川皓貴(日本):65.85キロ → 65.80キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本):63.55キロ → 63.50キロ
笹晋久(日本):63.10キロ

<フォークスタイルグラップリング72キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本):71.30キロ
河名マスト(日本):71.15キロ

<コンバット柔術バンタム級/10分1R>
松本一郎(日本):59.75キロ
江木伸成(日本):60.00キロ

<フェザー級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本):66.60キロ → 66.05キロ(250グラムオーバー)
島村裕(日本):65.55キロ

<フェザー級/5分2R>
左海清之(日本):65.60キロ
TATUMI(日本):65.65キロ

<バンタム級/5分2R>
ゆうと(日本):59.80キロ
丸山幹太(日本):60.15キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本):56.00キロ
御代川敏志(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本):69.50キロ
中園優太(日本):69.35キロ

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル):61.15キロ
秋田良隆(日本):61.10キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本):76.80キロ
成田佑希(日本):75.65キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本):65.95キロ → 65.40キロ
入江一輝(日本):65.20キロ

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本):56.40キロ
秋元強真(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本):69.85キロ
前田啓伍(日本):69.40キロ

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JJ Globo Report WJJC2021 ジエゴ・パト・オリヴェイラ ブログ メイハン・マキニ

【WJJC2021】ポスト・ミヤオ時代、ユニティのジエゴ・パトがライトフェザー級で頂点引き継ぐ

【写真】嶋田、マキニを倒しての堂々のライトフェザー級の頂点に立ったジエゴ・パト(C)SATOSHI NARITA

8日(水・現地時間)から12日(日・同)まで、カリフォルニア州はアナハイムのアナハイム・コンベンションセンターにて、IBJJF主催の世界ブラジリアン柔術選手権が行われた。
Text by Isamu Horiuchi

道着着用柔術の世界最高峰の大舞台。第8弾は嶋田裕太を破ったジエゴ・パト・オリヴェイラの準決勝と決勝、ライトフェザー級に新時代の幕上げを告げる優勝への道程を振り返りたい。


嶋田との準々決勝で恐るべき実力を見せつけたジエゴ・オリヴェイラは、準決勝ではもう1人の優勝候補と目されていたメイハン・マキニとの大一番に。マキニの凄まじいパス攻撃を耐えて50/50戦に持ち込むと、終盤足の絡みが解けた瞬間にパス狙いから目にも止まらぬ速度のバックテイクへ。マキニに場外逃亡を余儀なくさせて決定的な2ポイントを奪い、事実上の決勝戦を制した。

<ライトフェザー級準々決勝/10分1R>
Def.ジエゴ・パト・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.6分06秒by 肩固め
マラカイ・エドモンド(米国)

続く決勝でオリヴェイラを待っていたのは、ほとんどの者にとってノーマークの新鋭、マラカイ・エドモンド。シットアップで上を取ったオリヴェイラは、プレッシャーパスからマウントを奪取し、肩固めを極めて僅か6分少々で圧勝した。オリヴェイラは、ユニティ柔術の先輩であるミヤオ兄弟がマスターに戦いを移した後の、新時代到来を高らかに告げる形で初優勝を遂げた。

【ライトフェザー級リザルド】
優勝:ジエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
準優勝:マラカイ・エドモンド(米国)
3位:メイハン・マキニ(ブラジル)、レネ・ロペス(米国)

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CJJW2021 JJ Globo Report クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ

【CJJW2021】緊張感なし、ゆるゆる。クレイグ・ジョーンズがドナルド・セラーニをRNCで仕留める

<10分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.5分14秒 by RNC
ドナルド・セラーニ(米国)

左腕を差していくセラーニ。クレイグが軽く内股を仕掛けると、簡単にセラーニが下になる。バタフライガードのセラーニに対し、それを越えようとしたクレイグは手押し車のように上方に移動し、そのまま両者がスタンドに戻る。

ここも左腕を差したセラーニが腰に手を回し、クレイグはツーオンワンを取る。ここで頭を押したセラーニが一瞬ヒザ蹴りの素振りを見せる。その直後にセラーニが小外掛けでテイクダウンに成功。クレイグは簡単にスイープを決め、足を抜いたセラーニが走って逃げる仕草で笑顔に。

ハイタッチから組んだ両者、クレイグがビクトル投げから足を──とらず、セラーニが離れる。セラーニのボディロックに、緩いカニバサミを仕掛けたクレイグは下になると2度目のフックスイープを簡単に成功させる。トップを取ったクレイグのニーリンベリー、シングルに対し、クレイグがバックを狙う。前転したセラーニだが、クレイグがトラックポジションに入る。

背中を取られたセラーニが、ペチャパチャと掌底を打って体を反転させる。とクレイグがバギーチョークへ。一瞬にしてセラーニがタップしたようにも見え、技を解いたクレイグはレフェリーが試合を止めないと見ると、もう一度セットアップする。

ここも自ら技を解いたクレイグに対し、セラーニが軽くボディに掌底をいれ両者がスタンドに戻って握手をかわす。ここでも左腕を差していくセラーニに対し、クレイグは前転──足を抜いたセラーニは、シングルへ。切ったクレイグは左腕を腰に回されると、右足を腰前に持ってきて、回転というよりここも下になって足を絡ませる。

これまでの動きと違い、切れが感じられたエントリーから50/50を取ったクレイグだが、こ簡単に足を抜かせる。パス狙いからバックに回ったクレイグはワンフック、ロールしたセラーニに対し両足をフックも場外際に。

マット中央、四の字フック&シートベルトで再開となるとクレイグがRNCをセット。セラーニが掌底のようなタップをし、勝敗は喫した。「試合前に言ったようにバギーチョークを狙った。タップがハードだったね(笑)。コンバットのルールは、殴られそうになるなかでサブミットを狙い、スクランブルも起こりやすく気にいった」とクレイグは話した


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IRE06 JJ Globo News ブログ 今成正和 杉内由紀 石黒翔也 石黒遥希 高橋SUBMISSION雄己

【IRE06】高橋SUBがプロデュース、ABEMAで生中継。コンバット柔術で石黒兄✖今成、石黒妹✖杉内!!

【写真】掌底有りの戦いにブラジリアン柔術全日本王者が見参!! 今成✖石黒兄、杉内✖石黒妹決定!!(C)

1月10日(月・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催される今成柔術主催IRE(imanari roll ecstasy)06がプロ&アマ制2部構成となり、プロの部のプロデューサーに高橋SUBMISSION雄己が就任。そのプロマッチは「IRE produced by 高橋SUBMISSION雄己」として午後7時よりライブ中継されることが、17日(金)にABEMAより発表された。

全7試合が予定さるプロ部門で、今回発表されたプロマッチはコンバット柔術2試合で68キロ契約の今成正和✖石黒翔也、51.5キロ契約の杉内由紀vs石黒遥希戦だ。


今成✖石黒は前日計量、杉内✖石黒は当日計量で、試合タイムはともに7分1RでOT制を用いる。IREのオーバータイムはシートベルトとスパイダーウェブでなく、50/50とサドルという特徴がある。

注目は掌底有り柔術、そして足関フリーのノーギサブミッションに石黒兄妹が参戦することだろう。今年のIBJJF全日本選手権で揃って黒帯ライトフェザー級を制している現役の道着柔術日本王者=最強兄妹が、打撃から身を守るという柔術の神髄をケージの中で見せることができるか。

2022年の日本のプロ格闘技はMMAより先にコンバット柔術で、戦初めが見られる。柔術とMMAの接点ともいえるコンバット柔術だけに、MMAファイターの出場もあるのか──他のカードの発表も待ちたい。

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