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【UFC ESPN49】シウバがホルムをニンジャチョークで下し、ヌネス返上のバンタム級王座争いへ飛び出す

<女子バンタム級/5分5R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
2R0分38秒 by スタンディング・ギロチン
ホーリー・ホルム(米国)

サウスポーのホルムに、シウバがジワリと近づく。ホルムが左ストレートを伸ばした。シウバは右インロー、ホルムの左ハイをかわす。ホルムはニータップからケージへドライブした。右腕を差し上げて左の拳を打ち込むホルムに対し、シウバは右のオーバーフックで体勢を入れ替えようと試みる。ホルムはシウバをケージから離さず、パンチとヒザで削っていく。しかし崩せないとみたか離れた。

シウバが一気に距離を詰める。ホルムは足を使いながらパンチを伸ばして組み付いた。シウバは首相撲からヒザを突き上げるも、そのままケージまで押し込まれてしまう。右腕を差し上げたホルムが、離れながら左ヒジを見せた。距離が出来ると左ストレートを放つホルム。シウバはホルムが組んできたところにヒジを合わせた。ホルムはパンチから左ミドルに繋げる。シウバの右スピニングバックフィストに左ミドルを合わせたホルムは、続く蹴り足をキャッチされるも離れ、反対にダブルレッグでシウバを押し込んだ。

2R、シウバがホルムにケージを背負わせる。パンチを伸ばしてきたシウバに組みついたホルムが、右腕を差し上げて押し込む。ここでシウバがニンジャチョークでホルムの首を捕らえ、絞めあげてタップを奪った。

勝利したシウバは「誰も私のようなフィニッシュはできない。ベルトが欲しい。ジュリアナ・ペニャ、戦おう。皆はニューカマーが必要だというけど、私は新顔よ。アマンダ・ヌネスが持っていたベルトは、私のベルトよ」と、世界王座へのチャレンジをアピールした。


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【UFC289】UFC世界女子バンタム級選手権試合、聖域得た王者ヌネス✖「I’m Mexican」挑戦者アルダナ

【写真】そりゃあ下馬評は圧倒的にヌネス。ただし、シェフチェンコ✖グラッソ戦でもメキシコ女子は下馬評を覆した (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーにあるロジャース・アリーナにてUFC 289「Nunes vs Aldana」が開催される。
Text by Isamu Horiuchi

元UFC世界ライト級王者のシャーウス・オリヴェイラとベニール・ダリューシュの注目の一戦をコメインとする今大会のメインは、バンタム&フェザーの女子2二階級王座を同時に保持するアマンダ・ヌネスが、ランキング5位のアイリーン・アルダナを挑戦者に迎える女子バンタム級タイトルマッチだ。


ヌネスは、誰もが認める女子MMAにおけるGOAT(Greatest of all time)。2016年にバンタム級王座を、2018年にフェザー級王座を獲得して以降、3年に渡って2階級を行き来して両王座を防衛し続ける離れ業を見せていた。一昨年12月、ジュリアナ・ペニャにまさかの2R一本負けを喫してバンタム級王座を失ったものの、昨年7月の雪辱戦では5R全てを圧倒して勝利、健在を見せつけている。

今大会は当初ヌネスとペニャの第3戦が予定されていたが、ペニャが練習中に肋骨を負傷。代わりに挑戦者として抜擢されたのが、現在2連勝中のアイリーン・アルダナだ。ヌネスと同じ88年生まれのアルダナは、ヌネスが初戴冠をした2016年にUFCデビュー。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを2度ずつ受賞する激闘を重ねながらランキングを上げてきた選手だ。

前戦では、体格上の(計量オーバーした)メイシー・シェエソンと対戦。仰向けの体勢からのアップキックをレバーに突き刺すという前代未聞のフィニッシュを決めており、試合後のインタビューでは「いつも練習しているグレイシー・クラシカル・テクニックよ!」という卓越したコメントを残している。

とまれ、実績&知名度ともに大きな差がある両者だけに、下馬評では王者が圧倒的に有利となっている。

ペニャとの初戦ではヒザの怪我も響いて不覚を取り「引退も考えた」と語るヌネス。「他の選手ならともかく、アイツにタイトルを渡したまま去るわけにはいかない」という個人的な思いも込めて臨んだ再戦では、サウスポー中心の戦いを初披露。ペニャが前に来るたびに右フックを合わせ、最初の2Rで実に5度もダウンを奪ってみせた。さらに後半はテイクダウンを何度も決めて上を取り、ペニャの下からの攻撃を遮断。全局面での強さを見せつけての復活劇だった。

DALLAS, TEXAS – JULY 30: in their women’s bantamweight title fight during UFC 277 at American Airlines Center on July 30, 2022 in Dallas, Texas. (Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC)

破壊的な威力の右オーバーハンドで世界を制圧した王者が、新たにサウスポーからの精度の高いカウンターを武器に加え、さらに強力なテイクダウンまで織り交ぜてくるのだから、対戦相手からすればこれほどの脅威はないだろう。世界の頂点に君臨しなお進化し続けるヌネスの戦いを通して、我々は今この瞬間における世界女子MMAの最高到達点を見ることができる。

この見事な復活劇の最大の要因は、練習環境を変えたことにあるという。長年拠点としてきたATTに、UFC女子フェザー級への転出が囁かれていたケイラ・ハリソンらが加入したことに「身の安全を脅かされる気がした」というほど気分を害していたというヌネス。

ペニャとの再戦に臨む際に、フロリダ州内に自らのプライベートジム「ライオネス・スタジオ」を設立し、移籍した。

「私と同階級の女子選手が、私の所属ジムに来て私のコーチと練習するような環境は好ましくなかった。このライオネス・スタジオに出入りできるのは私の親しい友人とコーチだけ。このジムで私が失っていたスピリットを取り戻すことができたし、サウスポーで戦うという発想も思いついたのよ」と語るヌネス。

「私の聖域」と呼ぶ専用スペースを手に入れ、私生活でもパートナーのニーナ・アンサロフ(※現在はヌネス姓)が二人目の子供をお腹に宿している。公私ともに充実した最強王者の牙城を崩すのはきわめて難しそうだ。

さて、大会前の記者会見。「あなたが偉大な王者にもたらすことのできる最大の脅威はどこにありますか?」との質問を受けた挑戦者アルダナは、微笑みながら一言だけ返した。

「I’m Mexican」。この言葉には、単に国の誇りといった精神的なものだけでなく、技術的な含意も込められていそうだ。実際、別の場でアルダナは「メキシカン・テクニックには特別なものがある。私はそんなメキシカンスタイルをオクタゴンに持ち込みたい」と語っている。

LAS VEGAS, NEVADA – JULY 10: in their women’s bantamweight bout during UFC 264 at T-Mobile Arena on July 10, 2021 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)

アルダナの言うメキシカンスタイルとは、主に彼女の最大の武器であるボクシングのことだろう。20歳を過ぎてから運動のためMMAをはじめたというアルダナだが、所属先のロボジムのヘッドコーチにして、元プロボクサーのフランシスコ・グラッソ氏に仕込まれたボクシング技術の洗練度は女子MMAファイターの中でトップクラスだ。

メキシカンボクシングの特徴と言われる、腰を柔らかく使った滑らかな動きや踏み込んでの伸びるジャブ、距離の長いストレートを見事に使いこなすアルダナ。さらに上下の打ち分けやアッパーを交えたコンビネーションも多彩で、ケトレン・ヴィエイラやヤナ・クニツカヤを一撃で倒した威力抜群のカウンターの左フックも持っている。

またヌネスがあまり使わないスムーズな左右へのフットワークにも長けており、常にガードを上げ固いブロッキングとヘッドムーブメントを駆使する等、パンチのディフェンスも優れている。多少の被弾はあれど常に致命打は回避し、抜群のコンディショニングと不屈の闘志をもって相手に打ち勝ってきたアルダナは、桁外れの破壊力を誇るヌネスの打撃をもってしても、簡単に倒せる相手ではない。女子MMA最高レベルの拳の応酬こそ、この試合最大の見所だ。

ただし王者ヌネスには、前戦でも猛威を奮った強力なテイクダウンという武器もある。打撃での制圧が困難と見るや、ヌネスがテイクダウンを仕掛けてくることは容易に想像できる。柔術黒帯を持つ王者のテイクダウン&トップコントロールをアルダナがいかに凌ぐかも、この試合の大きな鍵となりそうだ。

総合的な不利は否めないアルダナだが、所属先のロボジムは、今年の3月にアレクサ・グラッソがヴァレンチーナ・シェフチェンコから4RにRNCを極める大番狂わせを起こし、メキシコ人初のUFC女子王者を輩出したばかり。

王者が不用意なスピンキックを放ったが故に起きた奇跡、と解釈されがちなフィニッシュだが、ロボジム側から言わせると決して偶然ではない。

シェフチェンコの試合映像を寝る暇も惜しまず研究したフランシスコ・グラッソ氏(※アレクサの叔父でもある)が、シェフチェンコがスピンキックを放つ癖があることに気づき、それを避けてバックを奪いチョークを極めるシークエンスをチームで練り上げ、無数の反復練習を重ねてきた成果だったとのこと。

わずか3ヶ月前に世界を揺るがせた名伯楽の目には、もう一人の女子絶対王者のいかなる死角が見えているのだろうか。

アルダナは以前から──ヌネスが名を挙げた(そして離れた)メガジムATTとは対照的に──祖国の小さなチームにて、結束の固い仲間たちと共にあることにこそ自分の優位点があると語っている。

自分の入門初日からの練習パートナーであり、苦楽を共にしてきた盟友アレクサに続いて、2人目のメキシコ人女子王者を目指す気持ちの強さは、全てを成し遂げた王者の防衛への意志に決して劣らないだろう。

「この試合はブラジリアン・ライオネスとメキシカン・ジャガーの戦いなのよ!」と話すアルダナ。そのしなやかな牙が百獣の王の首に食い込み、多くの予想を裏切る大死闘となることを期待したい。

■視聴方法(予定)
6月11日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

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MMA MMAPLANET o UFC UFC277 アマンダ・ヌネス キック ジュリアナ・ペニャ

【UFC277】パンチとヒジでペニャを追い込んだヌネスが、大大大差の判定勝ちで世界王座を奪還

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
アマンダ・ヌネス(ブラジル)
Def.3-0:50-45.50-44.50-43.
ジュリアナ・ペニャ(米国)

サウスポーのヌネスが距離を詰める。ガードを固めるペニャに対し、左ミドルを見せた。スイッチしながら相手の様子をうかがうヌネスに対し、ペニャは手を出さない。左ストレートを見せるヌネス、ペニャが距離を詰めて左右ストレートを繰り出した。ヌネスが左ストレート、ペニャは左右ストレートを返す。ペニャの動きに合わせてヌネスは左ストレートを突き刺していく。

さらに右ジャブを打ちおろしたヌネス、ペニャは手数が少なく動きも重い。インサイドから右ジャブを突くヌネス。ペニャのハイをかわしてパンチを見せ、スイッチして右ストレートのカウンターでペニャの動きを止める。さらに距離を詰めてきたペニャに右フックを合わせると、ペニャがマットに手を着いた。ヌネスの右ジャブを食らうたびにグラつくペニャ。ヌネスがリズムに乗って相手の様子を見る。

ペニャもワンツーをヒット。さらに右ストレートから左フックを当ててペースを握る。残り30秒を切ったところでヌネスがシングルレッグを仕掛けるも、これをカットしたペニャがヒザ蹴りを突き上げた。しかしヌネスがパンチを当ててペニャにケージを背負わせて初回を終えた。

2R、サウスポーから左前蹴りを繰り出すヌネス。ペニャもプレッシャーをかけ、右ストレートを当てる。しかし距離を詰めたところで、ヌネスの右ストレートがクリーンヒット。ペニャはダウンし、相手をグラウンドに誘うがヌネスは乗らない。レフェリーがペニャにスタンドを要求、またもヌネスが右でダウンを奪い、グラウンドに誘うペニャを再び立たせた。

スタンドでは左右ストレートを軸に前へ出るペニャ、ヌネスはバックステップから右ジャブを基点に迎え撃つ。ペニャの右ストレートがヒット。ペニャの左ミドルをキャッチして距離を詰めたヌネスに対し、ペニャが離れた。ペニャのパンチを被弾するヌネスだが、左ストレートを突いて、またもダウンを奪う。

グラウンドに来ないヌネスに対して立ち上がったペニャ、ヌネスは足を使ってカウンター狙いだ。ヌネスの右をもらって、ペニャはバランスを崩す。パンチを振るってきた相手に組みついたヌネスは、ボディロックからペニャをケージに押し込んでいった。

3R、ヌネスが左ストレートを伸ばす。さらに右バックスピンエルボーを狙うヌネス。足を使うヌネスに組みついたペニャだが、反対にケージへ押し込まれてしまう。右ジャブで試合をコントロールするヌネス、ペニャは相手の右に左フックを合わせた。ヌネスは距離を詰めてきた相手に組みつき、テイクダウンを奪う。

ケージ中央でフルガードを取るペニャに右ヒジを落としていくヌネス。足を上げてくるペニャ、ヌネスが抑え込んで削る。ヌネスの右腕を取ったペニャは、腕十字あるいは三角を狙うもヌネスが上半身を起こした。ヌネスは相手の頭を押さえて左ヒジを叩きこむ。ペニャの頭部がカット、流血しながら相手の左腕を取ってオモプラッタを仕掛けるも、左ヒザでペニャを抑えたヌネスがトップをキープし、ハーフガードになったペニャにヒジとパンチを落とした。

4R、ヌネスがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ペニャはケージキックを狙いながら、さらに下から仕掛けていく。腰を上げたヌネスはパウンドで対抗。ペニャは幾度もオモプラッタを狙うもヌネスに潰されてしまう。しかし相手を抱えて左腕を取ったペニャが腕十字へ。ヌネスも苦しそうな表情を浮かべながら腕を抜いた。

トップに戻ったヌネスがパスからサイドに移行する。左ヒザを差し込んだペニャがガードに戻す。ヌネスはトップから左右のヒジを連打。ペニャはヌネスが左ヒジを落とした瞬間に右腕を取り、腕十字を狙ったが極まらず。スタンドに戻ると、ペニャの顔面から大流血が見られる。

ケージ中央で再びテイクダウンを奪ったヌネス。マットに背中を着けたペニャにレフェリーが、ブレイクでスタンドを促した。再開後、ヌネスがグラウンドに持ち込み、ペニャの仕掛けを凌いでこのラウンドを終えた。

最終回、パンチを振るうペニャに組みついたヌネスが、そのままダウブルレッグに切り替えてグラウンドに持ち込んだ。ペニャはケージキックから腕十字へ。さらに三角絞めに移行する。これを凌がれるとスクランブルに持ち込んだが、ヌネスがガブったためペニャも立ち上がる。

ケージ中央で組んだヌネスが、テイクダウンしてサイドから左ヒジを落とす。大流血のペニャはハーフガードに戻し、ヌネスの左腕を取ってキムラの体勢へ。しかしヌネスが起き上がりバックに回る。グラウンドに戻り、ハーフガードを取るペニャに左ヒジを叩き込むヌネス。

ペニャが両ヒザを差し入れると、ヌネスは立ち上がってパウンドを落とした。一瞬動きが止まったペニャ。ヌネスはトップに戻り、そのままバックを奪ってRNCを狙う。これは極まらずも、そのままヌネスがトップをキープしながら、立ち上がって相手と挑発。合わせて立ち上がったペニャと向かい合い、試合終了のホーンを聞いた。

スタンド戦を要求し続けるレフェリングには疑問が残るも、ヌネスがペニャからダウンを奪いまくり、ヒジで大流血に追い込んだのも事実。結果、ジャッジが最大7ポイント差をつける裁定でヌネスがベルトを奪還した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC277   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス アレッシャンドリ・パントージャ アンソニー・スミス イゴール・パチイリャ カイ・カラフランス キム・ジヨン ジュリアナ・ペニャ デリック・ルイス ドリュー・ドバー ハファエル・アウベス ブランドン・モレノ マイケル・モラレス ラファ・ガルシア

【UFC277】計量終了 ペニャ×ヌネス&モレノ×カラフランス問題なし。注目=パントージャ×ペレス&モラレス

【写真】フライ級暫定王座にカイ・カラフランスが挑む。ある意味、日本人ファイターの希望となる一戦だ(C)Zuffa/UFC

30日(土・現地時間)、テキサス州ダラスのアメリカンエアライン・センターで開催されるUFC 277「Pena vs Nunes 2」の計量が行われている。

今大会はUFC世界女子バンタム級選手権試合=王者ジュリアナ・ペニャ×挑戦者アマンダ・ヌネス、UFC世界フライ級暫定王座決定戦=ブランドン・モレノ×カイ・カラフランスと2階級の世界戦が組まれている。


昨年12月に掛け率+700と大アンダードッグながらRNCで一本勝ちしベルトを巻いたペニャと、ベルトを失ったヌネスの再戦。

「人生ってそういうもの。今、土曜日にタイトルを取り戻すためにここにいる。皆が求めているように、私は再びダブルチャンピオンになる」とチャレンジャーが断言すると、王者は「私にとって光栄な機会ね。ベルトを防衛するために全力で明日の夜は戦うわ」とコメントした。

またセミのフライ級暫定王座決定戦も2019年12月の再戦で、前回はモレノがカラフランスから判定勝ちを手にしている。

ベルト奪取とリベンジに臨むカイ・カラフランスが「ホームからダラスまで長い旅だった。皆が応援する選手と戦うけど、そして倒すためにハードな練習をしてきたんだ」と意気込みを語れば、モレノは「もう過去は関係ない。今、この瞬間にワクワクしている。僕が何者か、なぜ僕が次のチャンピオンになって再び栄光を手に出るのかを見せる」と話した。

暫定王者が決まるフライ級では、タイトル戦線生き残りが掛かったアレッシャンドリ・パントージャ×アレックス・ペレスという実力者対決が実現する。

またプレリミでは、キャリア13連勝中のエクアドル人選手マイケル・モラレスが、アダム・ヒューギットと戦うウェルター級戦も注目だ。

そんななか女子バンタム級でキム・ジヨンと対戦するホセリン・エドワルツ、オープニングバウト出場のオリオン・コスケが計量失敗でキャッチウェイト戦を戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
7月31日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC277計量結果

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ペニャ: 264.5ポンド(1119.97キロ)
[挑戦者]アマンダ・ヌネス: 254ポンド(115.21キロ)

<UFC世界フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
ブランドン・モレノ: 124.5ポンド(56.47キロ)
カイ・カラフランス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(1119.97キロ)
セルゲイ・パブロヴィッチ: 254ポンド(115.21キロ)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ: 125.5ポンド(56.92キロ)
アレックス・ペレス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ: 206ポンド(93.44キロ)
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モレノ: 171ポンド(77.56キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ハファエル・アウベス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 255ポンド(115.66キロ)
ハムディ・アブデルワハブ: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
キム・ジヨン: 135ポンド(61.24キロ)
ホセリン・エドワルツ: 137.5ポンド(62.36キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニコライ・ネグメレアフヌ: 205ポンド(92.99キロ)
イゴール・パチイリャ: 204ポンド(92.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ: 172.5ポンド(78.24キロ)
ブラッド・ダイアモンド: 169ポンド(76.66キロ)

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Report UFC UFC269 アマンダ・ヌネス ジュリアナ・ペニャ ブログ

【UFC269】壮絶な打撃戦--ヌネスに殴り勝ったペニャがRNCを極め、女子世界バンタム級王座を獲得

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
ジュリアナ・ペニャ(米国)
Def.2R3分26秒 by RNC
アマンダ・ヌネス(ブラジル)

ともにガードを固めながら、フェイントを入れつつ相手の様子をうかがう。ヌネスが右カーフキックを繰り出したところに、ペニャが右ストレートを合わせに行ったが、ヌネスの蹴りが先に当たりペニャは尻もちを着いた。柔術立ちでスタンドに戻ったペニャに、ヌネスは右のインロー。ペニャもパンチを返すが届かず、ヌネスの右カーフがヒットする。ペニャも積極的にパンチを振るい、当たらずもヌネスの動きが止まる場面も。ヌネスの前蹴りに右を合わせたペニャだったが、さらにヌネスがカウンターで右を合わせて、ペニャに尻もちを着かせた。

ケージ際で足を利かせるペニャ。ヌネスは強引にパスを狙うと、ペニャが右足へシングルを仕掛ける。しかしヌネスは右のオーバーフックから払い腰でテイクダウンし、バックマウントを奪った。右腕でペニャの顔面を絞め上げるヌネス。ペニャはヌネスの左腕を抱えながら、反転してシングルを狙うも、ヌネスがペニャの首を抱えて潰す。ペニャはディープハーフからリバーサルを仕掛けるが、ヌネスがトップをキープする。するとペニャはヌネスの左腕を取り、アームロックの形からスイープを狙う。しかしトップを守るヌネス、お互いにパンチを出し合って1Rを終えた。

2R、ヌネスは右の前蹴り。左ジャブの交錯から、ペニャが中に入ろうとすると、ヌネスは右を打ち下ろす。ペニャはヌネスの左ジャブに右ヒジを被せ、さらにパンチを連打。これがヌネスの顔面を捉える。さらにペニャの右ストレートがクリーンヒット。ペニャが連打を続けると、ヌネスの右ストレート、左ジャブを返す。しかし打ち合いのなかで左ジャブが伸び、続く右も当たるように。反対にヌネスのパンチの精度が落ちる。それでもヌネスが打ち返し、そのパンチがペニャの顔面を捉えるが、ペニャは構わず前に出ていく。

ケージ中央で激しい打ち合いを展開する両者。ペニャの左ジャブが連続でヒットし、さらに左右の連打を放ちながら組み付き、ヌネスをケージに押し込んだ。左ヒザを一発入れて、ボディロックから引き倒したペニャが、すぐさまバックへ。右腕をヌネスの首に回し、絞め上げてタップを奪った。

場内が興奮のるつぼとなるなか、ペニャが世界女子バンタム級のベルトを巻いた。


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MMA UFC UFC269   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス カイ・カラフランス サンチアゴ・ポンジニビョ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジュリアナ・ペニャ ジリアン・ロバートソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ デリック・ミナー ドミニク・クルーズ パウリアン・パイヴァ ペドロ・ムニョス ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ランディ・コスタ

【UFC269】計量終了 王者オリヴェイラ「神は僕とある」×ポイエー「大勝負だ」。ペレスは4戦連続中止

【写真】どちらかといえば王者がクールで、エキサイトしているのは挑戦者だった(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC269「Oliveira vs Poirier」の計量が、10日(金・同)に行われた。

2021年最後のPPV大会のメインはUFC世界ライト級選手権試合=王者シャーウス・オリヴェイラ×挑戦者ダスティン・ポイエーだ。

先に登場したポイエーはスケールの上でベルトを巻くというポーズ。続いてサングラス姿で体重計に乗った王者オリヴェイラはシャウトし、思わずダナ・ホワイトが割って入るほどの勢いでポイエーに詰め寄る。

それでも冷静な表情だったオリヴェイラに対し、かなり興奮し鼻息も荒くなっていたポイエーは「大勝負だ。もう一度、皆の前に頂点に立つためにやってきた。もうミスはしない。レッツゴー」と叫び、両手を高々と掲げた。

対照的に落ち着いたままのオリヴェイラは「何千という見方が彼にいても、神は僕とある。やってやるよ」と話した。


コメインはアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペニャがUFC世界女子バンタム級王座を賭けて戦う。

まず「素晴らしい機会をえることができ、ここにいる皆に感謝している。すごくワクワクしているし、準備は十分。明日はファイアーワークスになる」という言葉を噛んだペニャは笑顔を見せた。

対して養女を抱いてインタビューを受けたヌネスは「皆と今夜会えて、すごくハッピーよ。彼女はライオンハートをまだ正面切って体感したことがないの。ベルトはどこにも行かないわ。皆ぁ、明日ね」といつも通りの意気揚々ぶりだった。

フライ級初戦でカイ・カラフランスと相対するコディ・ガーブラントはセレモニアル計量ということもあり、しっかりとリカバリーの後も見え、問題なく本来のパフォーマンスを期待できそうだ。そのカーブラント、カラフランスの首を掻っ切ってやるポーズに、思わず浮かべた笑みが非常に頼もしく見えた。

胸のタトゥーと同じカラーに髪の毛を染めたショーン・オマリーは、パウリアン・パイヴァとのフェイスオフでヌッと顔を前に出し、威圧感十分。パイヴァも笑顔で流す余裕の表情だった。

髭を蓄えたドミニク・クルーズは、笑顔で登壇したペドロ・ムニョスを相手に非常に厳しい表情を浮かべ、しっかりと握手して別れた。またアレックス・ペレスと対戦予定だったマット・シュネルが体調不良でドクターストップに。残念ながら両者の対戦は3度目も実現せず、ペレスは4試合連続でファイトの機会を失うことになってしまった。

■視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC269計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] シャーウス・オリヴェイラ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]ダスティン・ポイエー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 134.5ポンド(61.0キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ジェフ・ニール: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
コディ・ガーブラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
パウリアン・パイヴァ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 263.5ポンド(119.52キロ)
タイ・ツイバサ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
エリク・アンダース: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.25ポンド(56.81キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145.5ポンド(66.0キロ)
デリック・ミナー: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 129ポンド(58.51キロ)
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)

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Report UFC UFC257 サラ・マクマン ジュリアナ・ペニャ ブログ

【UFC257】ジュリアナ・ペニャがサラ・マクマンからテイクダウンを奪い、RNCで一本勝ち!!

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリアナ・ペニャ(米国)
Def.3R3分39秒by RNC
サラ・マクマン(米国)

スタンドの様子見の展開のなかでマクマンが右ローを蹴る。ワンツーの交換から、右を当てたマクマン。マクマンは遠い距離からダブルを狙い、ヒザをついたままで右フックをフルっていく。ペニャの踏み込みにシングルレッグでテイクダウンを奪ったマクマンは、一気にバックに回り、足を一本フックする。

手首を掴んで前に落とそうとしたペニャだったが、マクマンはハーフで寝技に持ち込む。尻をずらして立ち上がったペニャの左足を振り上げてテイクダウンを再び決めたマクマンがサイドで抑える。足を戻したペニャにマクマンが右エルボーを落とした。

2R、ワンツーで圧を掛けるペニャは、シングルで倒されると同時にギロチンへ。ケージを蹴りパス&頭を抜いたマクマンが上を取る。下からペニャがエルボーを入れ、ハイガードもエルボーを被弾する。ガードの中に収まっていたマクマンは、スクランブルでバックへ。ワンフックで足背中を伸ばし。RNCからブルドックチョークへ。頭を抜いたペニャはバックに回れず、左腕をさしたマクマンが立ち上がりケージに押し込む。ヒザを蹴り合った両者、マクマンのシングルを防いだペニャはヒザをボディにいれる。最後の10秒で離れ、ペニャが右を当てた。

最終回、ダブルレッグのフェイクを見せたマクマンは、ワンツーで前に出てきたペニャがボディロック&小外掛けでテイクダウンに成功する。サイドで抑えたペニャは、ケージ際でしっかりとトップをキープする。シングルを潰したペニャが鉄槌を連打し、バックへ。左右のパンチを入れ、ワンフックで背中を伸ばしに掛かったペニャが両足をフックしバックグラブ&RNCへ。手首を掴んで防ぐマクマンだが、右腕はしっかりと喉下に入りタップした。レスリング五輪メダリスト=マクマンをテイクダウンし、一歩勝ちしたペニャはアマンダ・ヌネス戦をアピールした。


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Report UFC UFC ESPN16 ジャーメイン・デランダミー ジュリアナ・ペニャ ブログ

【UFC ESPN16】デランダミーがコディ・マッケンジー式ギロチンでペニャを落とし、ボーナス要求

<女子バンタム級/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー(オランダ)
Def.1R3分25秒by ギロチンチョーク
ジュリアナ・ペニャ(米国)

左ジャブを伸ばすデランダミー、顎を引くペニャにジャブを続ける。ペニャのステップインからのジャブは届かず、デランダミーが左ハイを狙う。ペニャは前進した際に右を受けたか、バランスを崩す。デランダミーはジャブを続けるも、ペニャが右を当てて組んでいく。直ぐに離れたデランダミーはジャブ、右ストレートを打ち込む。ワンツーでロングアッパーを振るったデランダミーは、近い距離では右が冴える。

アッパーでテイクダウ狙いをけん制するデランダミーが右フック、距離を取ったペニャに右オーバーハンドを決める。ペニャも左ジャブを当てたが、続く一手がない。残り30秒、ペニャは前蹴りをキャッチしてクリンチへ。ヒザを見せ、テイクダウンを決めたところで初回が終わった。

2R、ジャブに右を合わせたデランダミーだが、ペニャが殴られるのも構わずワンツーフックを振るう。ケージにデランダミーを押し込んだペニャは小外掛けから、大内刈りに切り替えてテイクダウンを決める。ペニャが左足を抜きに掛かるも、デランダミーはバタフライガードからクローズドを取る。下からエルボーを入れたデランダミーに対し、ペニャは声をあげて鉄槌やパンチを振り落とす。

デランダミーもガードから呼応して、珍しい形でパンチの応酬もペニャが左足を抜く。ペニャはワキ腹に鉄槌を入れ、ギロチンへ。ネッククランクのような形で捻りを加えるペニャだが、体を捻ったデランダミーが上を取り返しヴァンフルーの形で喉にプレッシャーを与えた。

最終回、右フックを当て連打で前に出たペニャ。デランダミーはパンチを被弾すると、まっすぐ下がってしまう。デランダミーは右ストレートを振り下ろし、左ジャブへ。ペニャの突進をサークリングでかわしたデランダミーに、やや疲れが見られる。シングルからケージに押し込んだペニャはヒザを蹴り合う。残り2分を切りダブルに切り替えたペニャに対し、デランダミーがコディ・マッケンジー式ギロチンをセットする。

引き込まれ絞めあげられたペニャの動きが止まっても、レフェリーは試合を止めない。デランダミーのアピールで、腕を掴んで失神を確認し試合が終わった。「カモン、ダナ。36歳のオールド・キックボクサーに50Kボーナスを」と笑顔を見せた。


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News UFC UFC ESPN16 アイリーン・アルダナ アラテンヘイリ カーロス・コンディット ケイシー・ケニー シャルル・ジョーダン ジャーメイン・デランダミー ジュリアナ・ペニャ ジン・ユ・フレイ ブログ ホーリー・ホルム ローマ・ルックンブンミー

【UFC ESPN16】計量終了 アラテンヘイリがケイシー・ケニ―に挑み、ローマはフレイと真っ向勝負

【写真】アラテンヘイリがケイシーを相手に、どかまでやれるのか。日本のファンからすればメインよりもプレリミが興味深いかもしれない大会だ(C)Zuffa/UFC

2日(金・現地時間)、4日(日・同)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFC on ESPN16 「Holm vs Aladana」の計量が行われている。

今大会のメインは女子バンタム級のホーリー・ホルム✖アイリーン・アルダナで、セミ前も同級のジャーメイン・デランダミーとジュリアナ・ペニャ戦と、世界を制した経験のあるファイターに下位ランカーが挑む一戦が用意されている。


プレリミでもカーロス・コンディットやシャルル・ジョーダンという注目すべきファイターが出場しているが、序盤に組まれたアジア勢絡みの試合がやはり気になる。第2試合のLFA2階級制覇からUFCにステップアップし、オクタゴンで3勝1敗のケイシー・ケニーはRoad FCやクンルンファイトで活躍し、佐々木郁矢に勝利、朝倉海に敗れている中国人ファイターのアラテンヘイリと戦う。

UFCで連勝中のアラテンヘイリ、簡単ではないがケニーのテイクダウン込みの打撃と渡り合えることができれば、上位進出も見えてくるカードだ。

また第3試合ではタイのローマ・ルックンブンミーが、元Invicta世界アトム級王者で、そのインヴィクタやRoad FCで浜崎朱加、ハム・ソヒと戦ってきたジン・ユ・フレイと対戦する。

ストロー級としては小さな2人だが、今回の試合は技術的にも真っ向から渡り合えるだけに本領発揮が期待できる。そしてフレイというモノ差しを持つことで、ローマの力がどれほどなのかも図ることができる興味深いマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
10月4日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN16計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム: 136ポンド(61.69キロ)
アイリーン・アルダナ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261ポンド(118.38キロ)
カルロス・フィリッピ: 263ポンド(119.29キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー: 136ポンド(61.69キロ)
ジュリアナ・ペニャ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
キャメロン・エルス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
デクアン・タウンゼント: 186ポンド(84.37キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)
コート・マッギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャルル・ジョーダン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス: 182ポンド(82.55キロ)
ナソーディン・イマボフ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 116ポンド(52.62キロ)
ジン・ユ・フレイ: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)
アラテンヘイリ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
イエシン・アヤリ: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 156ポンド(70.76キロ)

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