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45 J-CAGE Report RIZIN LANDMARK08 クレア・ロペス ブログ 大島沙緒里

【RIZIN LANDMARK08】スクランブル出場の大島、袈裟固めを返したロペスに十字を極める

<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(日本)
Def.2R3分18秒 by 腕十字
クレア・ロペス(フランス)

ロペスが左ローを見せた。大島はがロペスの右ローに右ストレートを合わせる。左を突きながら組んだ大島がテイクダウンし、ロペスの左腕をキムラで抱える。パスした大島はキムラ・リバーサルを連発して上を取る。しかしロペスがトップに回ると、大島は腕十字に切り替えたがロペスが立ち上がった。背中を着けたままの大島に対しブレイク、スタンドアップが命じられる。スタンドで再開後、打撃の交換から大島がダブルレッグでロペスに背中を着かせた。しかしロペスが足を上げると大島が立ち上がる。

スタンドで組むと、大島は内股で投げるもロペスに防がれ、自身が下になってしまう。背中を着けたままの大島に対し、立ち上がったロペスがローで伺う。ここでレフェリーがブレイクを命じた。再開後、ロペスの左ジャブが大島の顔面を捕らえる。さらに右ショートのカウンターを当てたロペス。残り25秒で大島がニータップでグラウンドに持ち込み、パスして袈裟固めへ移行したが、すぐにロペスがリバーサルしてトップを奪い初回を終えた。

2R、大島が左インローを連打し、右ストレートを当てる。しかしロペスの右の打ち下ろしが大島の顔面に突き刺さる。続けてパンチを受けた大島は、ダブルレッグで入るもスプロールされてしまう。立ち上がった大島の顔面に、ロペスがパンチの連打を叩きこんだ。大島はシングルレッグでグラウンドに持ち込む。ハーフガードのロペスに対し、パスから腕十字を仕掛けたが、ロペスが腕を抜いて立ち上がった。背中を着けている大島に、ローとボディへのパンチを落とすロペス。ここもレフェリーがブレイクを掛けた。

スタンドで再開されると、大島が左アッパーから距離を詰めるも、ロペスのパンチが当たる。大島は首投げから強引にグラウンドに持ち込むと、袈裟固めへ。またもロペスに返されたが腕十字に切り替え、うつ伏せになって腕を伸ばしタップを奪った。

試合後、マイクを握った「浜崎選手じゃなくて、ごめんなさい。まだまだ朱加さんの背中を追いかけて頑張ります。精神的に悩んだり、試合に負けたり、いろんな気持ちのなかで今日は勝つことができて嬉しいです。今RIZINでは連勝中なので、チャンスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。今日はRIZINで戦えて幸せです。ありがとうございました」と挨拶した。


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45 AB Gladiator Grachan67 Interview J-CAGE ブログ 南友之輔 徳弘拓馬

【Special】J-MMA2023─2024、プロ3戦目は計量失敗。南友之輔が語っていたこと「最後は右で倒す」

【写真】450グラムオーバー。計量失敗はルールかつモラル違反だ。とはいえ、これで勝ってノーコンテストだと選手は応援してくれる人のために戦う──あるいは、興行に迷惑を掛けないためのみに戦うのか。試合が成立すれば、イエローカードは残したとしても勝った場合は勝利という風にならないものか……(C)SHOJIRO KAMEIKE

2024年も早くも1カ月が過ぎ、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、こらからの1年について話してもらった。
Text by Manabu Takashima

J-MMA2023-2024、第二十弾は伝統派空手からMMAに転向、プロ初年度を2連勝で終えた南友之輔に話を訊いた。

本日4日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGrachan67で徳弘拓馬と対する南だが、なんと本計量で650グラムオーバーに。再計量でもリミットから450グラム上回り──徳弘陣営が試合を受けるも、イエロースタートで南が勝った場合はノーコンテストになる。プロ3戦目で思わぬ失態も、勝ってノーコンテストになる試合を実のあるモノにしなければならない。そんな南が語っていた──2024年の目標と、徳弘戦でやるべき戦いとは。

■2023年南友之輔戦績

9月30日 GLADIATOR023
〇 1R3分19秒 by KO 小松祐貴(日本)

12月9日 GLADIATOR024
〇 3-0 健太エスペランサ(日本)


──MMAデビューイヤー、プロ2試合で2勝を挙げました。この2試合のパフォーマンスをどのように自己判断していますか。

「何も分からない状態で戦ったのですが、1試合目は思っていたような展開になりました。たまたまじゃないかという風にも捉えられていたところもあるので、2試合目が大切でしたけど倒せなかった。そこは悔しかったです。勝つのは大前提なので、倒して評価を確かなモノにしたかったです。

結果もそうですけど、動きも倒そうと思えば思うほど動きが大きくなって雑になっていき、思ったような試合にならなかったです。普段なら取られないところで、腕十字に入られたり……ああいうところは経験不足です。経験不足は当たり前なんですけど……まだ2戦目という風に見られているなかで、2戦目とは思われないような試合がしたかったです」

──組まれて思うように攻めることができなかった。勝てて経験ができたのも良かったかと思います。MMAが戦えたわけで。

「そういう考え方をすると──自分では納得できないですけど、良い経験になったのかもしれないですね。試合になれば組みの展開に持ち込まれてしまうんやなって。練習であまりテイクダウンをされなくなっているので、ああいう展開になることがほぼなくて。それでも実戦で、あの展開を経験できたことは大きいです。より自分のことを見つめ直そうと思えました」

──試合で組まないと勝てないという覚悟を持つ選手の、組みは練習とは違いましたか。

「違いました……ね。ただ、倒そうという意識が大きくなると、相手への意識も減って。練習では取られないように距離設定をしているのに……。それにテイクダウン狙いを切っても、そこでパウンドを落としに行って腕十字の形に入られた。練習なら、立たせて打撃という選択ができていたのに……。

パウンドもあんな風には練習では打てないので、あれで取られそうになったことも踏まえて、『シンプルな寝技の能力をあげないといけないな』と宮田(和幸)先生にも言われました。

右がバレていて、その右では倒れない。ボクシングのように3分✖12Rあれば、どこかで当たることもあるでしょうけど5分✖2Rじゃ、警戒されるとなかなか当てることができない。だからこそ、左を使うのと、上下に散らすこと。それと蹴りとのバランスを考えないといけないです。そうやって最後は右で倒すようにならないと」

──しっかり自己分析ができているかと。

「どうッスかね。自分の試合映像も他の人の試合映像も一緒で、視る時は客観視しています」

──警戒されても決める選手は決める。それは今、南選手が言われたように一発に頼らないで組み立てがあるということですね。

「僕は空手ベースで、飛び込みなんで。普通の人とチョット違うじゃないですか。動く瞬間に下がられると、当たらない。その動きを注意されると、多分当たらないと思います。自分がされると、下がってブロックしますからね。だからこそ飛び込んでからも細かく入れて、また右へという風に動くことができれば良いのですが……」

──空手時代も突きの選手だった?

「ハイ。僕は小さいので大きな選手に蹴っても、なかなか決まらないですし。でもMMAでは技のレパートリーが多い方が良いですし、そこに蹴りを加えるとパンチの精度も上がるかなとは考えています」

──当ててポイントというノンコンの蹴りと、ダメージを与えるためのMMAの蹴りは違ってきませんか。

「空手は当てないように蹴りますけど、見えていると当てないように蹴っている蹴りも避けられます。だから技が交錯した後での蹴りだとか、決まるわけで。そうやって考えると空手の蹴りもMMAの蹴りもそんなに大きな違いはないかと思います」

──デビュー戦後、2024年にはGLADIATORでタイトルを取る宣言していましたが……

「ハイ、その気持ちは変わっていないです」

──ただ2024年になって最初の試合はGRACHANになりました。

「本当は僕、8月のGRACHANでデビュー戦を戦う予定だったのですが、ケガで出られなくて。迷惑をかけたので、大阪大会やし……人としてGRACHANに出ないといけないです」

──そのような精神状況だと、対戦相手にフォーカスできないような状況にも陥りやすいかと。

「正直、試合に向けて今後のこととか全然考えていなくて。この試合に勝って、将来が大きく変化することはないですから。なのでデビュー戦の時と同じような気持ちで戦います」

──では徳弘拓馬戦、どのような試合を皆に見せたいですか。

「絶対にテイクダウンに来て、極めやパウンドを狙ってくると思います。テイクダウンされなかったら、されなかったでスタンドで戦う。まぁテイクダウンされる気はしないんですけど、下にされることもあると思うので前回と同じ轍を踏まないようにしたいです。グラウンドでも自分からアクションを起こしてスクランブルに持ち込み、スタンドで綺麗に倒せたら良いなって思うし。逆に上を取ってパウンドアウトも良いなって。

もっと遊び心のある──ここまでの2戦と違う、一発狙いではない面白い打撃を見せたいと思います」

──では最後に改めて2024年の目標は、どこに置いていますか。

「グラジのベルトを獲ることです。ベルトを獲るために倒さないといけない相手がテムーレン(アルギルマー※前バンタム級王者)なら、テムーレンと戦って。それが竹中(大地)選手だったとしても、ベルトを獲るために倒さないといけない相手なら倒します。そこに日本人とか外国人だっていうのは関係ないです。グラジでしっかりと勝ってベルトを獲らないと、次に進めないので。それにはベルトを獲って実績を積むこと。色々考えるよりも、そこやと思っています。今年中にグラジのベルトを巻きます」


■視聴方法(予定)
2月4日(日)
午後0時30分~ GRACHAN放送局

■ Grahan67計量結果

<Grachanバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]手塚基伸(61.2キロ)
[挑戦者]TSUNE(61.2キロ)

<Grachanフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]松場貴志(56.7キロ)
[挑戦者]御代川敏志(56.7キロ)

<ライト級/5分2R+Ex1R>
林”RICE”陽太(70.1キロ)
大道翔貴(70.1キロ)

<バンタム級/5分2R+Ex1R>
徳弘拓馬(61.4キロ)
南友之輔(62.3キロ → 再計量 62.1キロ)
※南が計量オーバー。徳弘が試合出場に合意し、試合では南にはイエローカード1枚が提示され、南が勝利した場合は試合結果がノーコンテストとなる

<フェザー級/5分2R+Ex1R>
八木匠(66.1キロ)
櫻庭泰裕(64.5キロ)

<バンタム級/5分2R+Ex1R>
今村豊(61.2キロ)
堀之内蒼斗(61.2キロ)

<バンタム級/5分2R+Ex1R>
有田一貴(61.6キロ)
秋田良隆(61.6キロ)

<バンタム級/5分2R+Ex1R>
村上晴紀(60.4キロ)
木下竜馬(61.3キロ)

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DEEP Osaka Impact2023#03 J-CAGE Report ブログ 前薗渓 桑本征希

【DEEP Osaka Impact2023#03】前薗がテイクダウンを奪い続けるも桑本のディフェンスに阻まれ判定勝ち

【写真】前薗の一方的な展開のようで、攻め切ることもできなかった(C)SHOJIRO KAMEIKE

<フェザー級/5分2R>
前薗渓(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
桑本征希(日本)

互いにサウスポースタンスから右インローを放つ。前薗が左カーフキックから飛び込んで右フックを振るった。左ストレートから右フックに繋げる前薗だが、桑本にバックステップでかわされてしまう。桑本のワンツーが前薗の顔をかすめた。ここで前薗が組みに行くも、ケージ際で桑本がボディロックでバックを狙う。しかし前薗が首を抱えて潰し、マウントから桑本にパウンドを落としていく。

桑本は下から二重絡みで前薗のバランスを崩しにかかった。すると前薗は桑本の両足を畳み、頭をケージに押し付けながら再びマウントへ。半身になった桑本はパウンドの連打を浴びながら体を起こし、背中をケージに着ける。ポジションを整えようとした前薗に、桑本が下から右ヒジを浴びせた。前薗は立ち上がった状態からパンチを落として初回を終えた。

最終回、桑本が距離を詰めて右ジャブを伸ばす。左ストレートから右フックを振るい、前薗にケージを背負わせた。前薗が前に出て来るとサークリングする桑本。前薗はシングルレッグで入るも足を抜かれてしまう。ケージ中央に戻り、前薗が二度目のシングルレッグで桑本に尻もちを着かせた。足を畳んでマウントに移行していく前薗だが、桑本のディフェンスも強い。

前薗がボディロックで背中を着かせた。亀になり立ち上がった桑本のバックに回る前薗。右足を差し入れてきた桑本を潰してトップを奪う前薗だが、ダメージを与えるパウンドを放つことができない。終了間際にマウントへ移行し、右ヒジを落としに行くも、桑本が下から抱える。ならばとサイドに回った前薗だが桑本に右手を抑えられ、最後はマウントからパンチを落としていった。

判定は文句なくフルマークで前薗の判定勝ち。試合前のインタビューで「まだ自分は本当のMMAを知らない」と語っていた前薗は、ストライカーである桑本のグラウンド防御に対して何を感じたか。互いの持ち味と課題が見えた一戦だった。

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DEEP116 J-CAGE しなしさとこ ちびさいKYOKA ブログ

【DEEP116】46歳、46試合目の挑戦。しなしさとこ─02─「次の試合はニューしなしを見せます」

【写真】前日計量は43.65キロでクリア(C)MMAPLANET

11日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116でちびさいKYOKAと対戦する、しなしさとこのインタビュー後編。

試合はしたい。でも、あとどれだけ戦えるのか――現在46歳、そして次の試合が46戦目となる彼女が、そう考えるのも無理はない。首投げからフィニッシュを狙う展開も、もはや誰もが知っている。そんななか、前回の試合から9カ月間で培ってきたものとは――

<しなしさとこのインタビューPart.01はコチラから>


――MMAを長く続けたい。そのために怪我は避けたいが、無理をせずに試合で勝てることも少ない。ファイターというのは難しいものだと思います。

「私は昔から誰よりも体格が小さかったので、いつも練習や試合で怪我をしてしまう怖さはありました。練習でも技術云々より、何だか……壊しに来るような感じの人もいたりとか。そういう人との練習は避けたりと、無意識に長く続けるための行動を取っているかもしれないです。今はマンツーマンの練習形式のほうが良いですね」

――現在は若林次郎さん、瀧本美咲さん、そして山崎桃子選手などマンツーマンの練習が多くなっているのですね。

「やっぱり練習って信頼関係が必要じゃないですか。年齢も年齢ですし、信頼関係のある人たちとマンツーマンで練習することが増えていますね。今さらこの年齢で練習を増やす――昔のように3部練、4部練とやっていくのは無理です。短い時間の中で、どれだけ集中できるかが重要であって。今はマンツーマンで自分自身の動きを確認したり、できていないことを詰めて行ったりというほうが重要になっていますよね。そのほうが充実しています」

――しなし選手の場合、戦うことへのモチベーションが衰えないことが何より一番大きいかと思います。

「そうですね。一度復帰した時に、昔のようにギラギラした感はなくなって。記者の方からも『カドが獲れましたよね』と言われるぐらいで、良かったとは思うんです。でもそれは人間としては良くても、ファイターとしてはどうなんだろう――という気持ちはありました」

――やはりファイターとしては、今でもギラギラしていたいですか。

「でも今は『試合は試合、プライベートはプライベート』って、しっかり分けることができているんです。それが大人になったということかな、と思ったり(笑)。昔の私って、本当にギラギラしていましたよね」

――しなし選手だけでなく20年前に女子MMAを戦い、生き残っていた選手は皆ギラギラしていたのではないでしょうか。ただ、それは今の選手がギラギラしていないという意味ではありません。当時の女子MMAは、どこで誰に勝てば何がどうなるか分からない――そんななかで誰もが、もがき苦しんでいたような気がします。

「うん、そういう時代でしたね。確かに時代の違いはあると思います。今の女子選手は本当に良い環境で練習も試合もできていて。かといって『昔は……』なんて言うつもりもないし、かといって今の選手を羨ましく思うこともないですね。私は私だから」

――はい。

「今は目の前にある試合で、精いっぱい頑張る。もう他の選手と自分を比べることもなくて。それは格闘技だけじゃなく、普段の生活でも。何だろう……そう考えると、生きやすくなりました(笑)」

――アハハハ。それと……やはりお母さんになったことで、しなし選手も大きく変わったと思います。

「まぁ、守るものが増えますからね。大きな手術をすることになったら、子供の世話もできなくなるし」

――結果「早く極めたほうが良い」という結論に至っているのではないでしょうか。

「それが……そういう試合ばかりしているから、最近は怒られてばかりで(苦笑)」

――えっ!?

「今でも秒殺とか大好きですよ。一番の理想は極めて勝つことで。誰が相手でも判定で勝とうなんて、1ミリも思ったことがないです。私は一本を取らないと勝てない――そう考えて戦ってきました。

でも、みんな技術レベルが上がっているじゃないですか。しかも試合映像もあるから、私のバカの一つ覚えみたいな勝ちパターンを分かっていますよね。だからそう簡単には勝たせてもらえなくなっています。やっぱり同じ試合展開が続くと、そうなっちゃいますよね。前回も判定決着で。だから今は――実は新しいことに挑戦しているんです」

――新しいこととは一体何でしょうか。

「それは言えません(笑)。今回は9カ月間、いろいろと新しいことをやってきました。次の試合は『ニューしなし』を見せますよ。この年齢でも頑張っていますから。私って44キロで戦っている選手の中でも、体が強いほうだと思うんです。昔ほどではないけど、まだまだ筋肉もありますし。練習している人たちからも『まだまだ伸びしろがあるんだね』と言われているぐらいで。次の試合はまず、ちびさい選手に漬けられないこと。そしてニューしなしを見せますので、楽しみにしていてください!」

■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP116計量結果

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
CORO:61.5キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
泉武志:70.65キロ

<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ:43.65キロ
ちびさい KYOKA:42.8キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
谷岡祐樹:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ:61.7キロ
鹿志村仁之助:61.4キロ

<メガトン級/5分3R>
誠悟:121.2キロ
ヨコヤ・マクレガー:96.35キロ

<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.75キロ
太田将吾:70.25キロ

<バンタム級/5分2R>
秋元強真:61.55キロ
田口貴親:61.4キロ

<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星:67.75キロ
小柴亮太:67.15キロ

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟:65.3キロ
横内おにぎり君:64.65キロ

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Gladiator023 Interview J-CAGE ブログ ユン・ダウォン 河名マスト

【Gladiator023】河名マストのユン・ダウォン戦振り返り。「取れたと思っても、そうじゃないRもある」

【写真】殴られて大丈夫でない試合も出てくるだろうが、河名は試合ごとに成長が見られる(C)MMAPLANET & TAKUMI NAKAMURA

9月30日に大阪府豊中市の176boxで開催されたGLADIATOR023にて、ユン・ダウォンに判定勝利した河名マスト。
Text by Takumi Nakamura

6月のパン・ジェヒョクで見つかった打撃&MMAレスリングという課題の克服に取り組み、ただ復帰戦で勝つだけでなく「一段階レベルアップしたことを実感できる試合だった」と振り返る。そのうえでラウンドマストを意識した戦い方など、また新たな課題を見つけて次なる戦いに備える。


――GLADIATOR023でユン・ダウォン選手に判定勝利した河名マスト選手です。パン・ジェヒョク選手に敗れてからの再起戦でしたが、しっかり勝利を収めることができました。

「ジェヒョク選手に敗れた試合で得たもの、パンチを当てたいという気持ちプラス、レスリングでコントロールしきるというところで一段階レベルアップしたことを実感できる試合でした」

――今回のダウォン戦では具体的にどんなことを意識していたのですか。

「一つはちゃんと拳を握って打撃を当てること。なんとなくではなくて、当てようとして当てるイメージでやりました。組みについては、今回は相手も組みたい・寝技をやりたいタイプだったので、僕が打撃を見せることで自分から組んできてくれたんですね。

だから相手が組んでくるなら、そこでレスリングをやればいいやという考えで、心に余裕を持って戦えたかなと思います」

――ダウォン選手にはどのような印象を持ちましたか。

「僕が試合前に警戒していたのはスクランブルになった時の際(きわ)でサブミッションを取られたらどうしようということだったんです。でも実際に組んでみた時に取られる感じはしなかったので、外から見ている以上に僕自身はこれなら大丈夫だと思ってやっていました」

――試合当日に解説をしていて、僕はダウォン選手に予想以上に組まれてしまい、そこでテイクダウンを凌いでいるように見えていました。

「僕としてはレスリングの流れの中で、自分が相手を止めたいところで止められていたんですよ。だから僕は1~2Rで作っていたものが、3Rに実になって圧倒できたと思っています。ただ試合後に映像を見直したときに、カメラの位置的に自分がやられているように見えるなとも思ったんです。

例えば中村さんが言っているのは2Rに僕がケージを背負っていて、ダウォン選手が奥の足首を持って寝かせようとしていた場面ですよね?」

――そうです。あの場面はダウォン選手が河名選手をケージに押し込んで、テイクダウンを狙いながら細かく殴っているように見えました。

「あれはポコポコパンチで全く効いてなかったし、寝かされることはないと思っていたんで、殴り返せばいいやと思って殴り返してたんです。『俺のパンチの方が痛いよね?』みたいな。ただ見方によっては僕が押し込まれる&殴られ続けていたように見えたのかなと思います」

――そこは見ている側と河名選手の感覚に差異があったかもしれないです。2Rが終わった時点でダウォン選手を消耗させたという感覚はありましたか。

「それは感じました。あと自分もそこまで力は使わないようにしていたので、3Rに入って腕が張ることもなかったです。五分五分に見えた場面でも、自分のゾーンというか自分の形になっていたので、見慣れた景色のなかで試合を進められていました」

――3Rは序盤からバックをとってコントロールする時間が長かったですが、このままコントロールできるという手応えはありましたか。

「最初にバックを取って前に振って四つん這いにさせたところで、相手は心が折れてるし、身体が動いてないのが分かったので、このラウンドはもらったなと思いました」

――スタンドの打撃についてはいかがでしょう。1Rに何度か右を被弾する場面がありました。

「試合中にいつも考えるのが、最初の立ち合いで一発いいのをもらったときに『これなら耐えられる』と思って、そこで覚悟が決まるんですよ。今回もそういう感じで、殴られて顎が痛かったですけど(苦笑)、KOされるようなパンチじゃないと思いました」

――トータル的に試合のペースを握って、3Rに明確に差をつけたのは河名選手でした。その一方でラウンドごとにポイントをつける採点方式の場合、1・2Rで流れを作っていても相手にポイントが入ってしまい、3Rにフィニッシュしきれずに29-28をつけられるリスクもあります。試合中はどのようにポイント計算をしていたのでしょうか。

「1Rはどちらにつくか微妙なラウンドだったと思いますが、2Rは際の攻防でダメージを与えていたのは自分だったし、セコンドからもこのままでいいという指示だったので、それを信じて戦っていました」

――先ほどは「一段階レベルアップしたことを実感できる試合でした」という言葉もありました。ただ勝つだけでなく成長するために必要なことを試合で実践することもできましたか。

「ジェヒョク戦で掴みかけたものが、さらに積み上がった感じがあります。だからこそ次の試合でどうするか。今回は相手の方から組みに来てくれたので、それを組み伏せることが出来ましたが、ジェヒョク戦のように自分から組みにいかないといけない展開もあると思うので。その流れを打撃のなかでどう作っていくか。今回一つ階段を上がることが出来たからこそ、次はその先を見ようと思います」

――これからは色々なタイプと戦い、それに対応していくことも求められますね。

「ジェヒョク選手は組みの攻防を拒否するタイプだったので、僕がやりたいことが出来ないまま試合が進んで、先が見えない真っ暗なトンネルを走っているような感覚だったんです。多少パンチも当たっていましたけど、とりあえず出したフックが当たっているみたいな状況だったんです。だから自分がやりたいことをやれていたわけではないし、身体よりも精神的に疲労して自分から行けないという試合でした。

これからまたそういう試合もあるだろうし、それに対応できるようにしなければいけないです。あとは自分でポイントを取れたと思ったラウンドでも、実際の判定ではそうじゃないことも起こりうるので、多少消耗することも覚悟のうえで攻めたり、1Rから組み伏せることも必要なのかなと思います。そういう試合の組み立ての部分も意識していきたいです」

――次戦はいつ頃までにやりたいという希望はありますか。

「次のグラジエイターが12月なので、そこで試合を組んでもらえたらやりたいですね」

――河名選手はグラジエイターを主戦場にしていますが、金網・ユニファイドルール・外国人選手との対戦など、河名選手が望むキャリアを積める舞台なのではないですか。

「そうですね。負けを経験した厳しい舞台でもありますし、僕は海外で戦うことや海外の選手と戦うことを目標にしているので、日本で外国人選手と戦う機会があるところでキャリアを積みたいと思い、グラジエイターで試合をしています。その方向性は八隅(孝平)さんとも話し合って意思疎通しています」

――韓国やモンゴルから招聘している選手たちもみんなレベルが高いです。

「今までだったら自分から海外まで出ていかないと戦えないような相手と日本で試合を組んでもらえるので、それは本当にありがたいです。今はグラジエイターのベルトを目標に戦っていきたい」

――では改めて次戦へ向けてのメッセージをお願いします。

「僕自身もそうですし、僕の試合を見続けてくれている人は僕の成長を感じてもらえたと思うので、次の試合ではさらに目に見えて分かる進化を見せたいと思います」


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Interview J-CAGE RIZIN LANDMARK06 ブログ 万智 渡辺彩華

【RIZIN LANDMARK06】渡辺彩華戦へ、万智「1年後に星花ちゃんと。今回は1Rぐらいで極めないと」

【写真】ド天然素材の万智。歯に衣着せぬ発言が続く(笑)(C)MMAPLANET

10月1日(日)に名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されるRIZIN LANDMARK 06で万智が、渡辺彩華と対戦。キャリア5戦目の修斗王者と、キャリア4戦目のDEEPの新鋭が日本の最高峰で戦う。
Text by Manabu Takashima

対戦前から不穏が空気があった両者。渡辺は万智をゴキブリと呼ぶ。その要因となった発言をした万智は、そのことすら忘れてしまっているという天然ぶりを発揮。とはいえ、既に国内トップ級の力を持つ両者の将来の夢の潰し合い。超勝負論マッチに挑む万智を栃木県でキャッチした。


──約10日後(※取材は20日に行われた)に渡辺彩華選手とRIZIN LANDMARK06で対戦します。デビューから1年、4戦目でRIZINデビューに関して、どのように思っていますか。

「まぁ、ちょうど良いぐらいです。早くはないです。今年の目標に入っていたので、ちょうど良い時に来たなって。1年で出場は早いと思われるかもしれないですが、デビュー戦から強い相手と戦ってきたので」

──5月のキム・ユジュン戦で圧勝した後、どのようにキャリアアップを考えていたのでしょうか。

「とにかく試合はしたかったので、DEEPに相手を見つけてもらって戦っていたと思います。ただ日本は本当にストロー級が少ないので……」

──チャンピオンは伊澤星花選手ですね。

「チャンピオンはBlack Combatにベルトが流出した時に、Xで『私が取りに行く』と呟いていたので、階級を下げるのかなぁって。だったらストロー級のベルトは返上してほしいなって」

こんな時代もあったのに――

──表情が厳しくなりましたね。

「それそろ良いんじゃないかなって。RIZINのベルトを持っていて、DEEP JEWELSでは戦っていないので。まぁ星花ちゃんと、やりたいのはやりたいです。本当に強いのは分かるんですけど、あと1年ぐらいで」

──その伊澤選手の前に修斗の女子スーパーアトム級王者と戦うようになったことに関して、どのように思っていますか。

「めちゃくちゃ良いマッチメイクです。自分的にもそうだけど、今の女子のなかでかなり面白いカードだと思います。RIZIN、良く見に行くんですけど女子の試合でトイレ休憩になるんですよ。ザァーって凄い感じで、席から人がいなくなります」

──そうなのですか!!

「自分は女だから女子の試合を見ていて面白いですけど、男の人は面白くないんですかね。素晴しい先輩が戦っていても、皆トイレに行っちゃうんで。その現状を変えたいと思っていて。まぁ……2人ともキャリアは浅いですけど、面白いとは思います。今回はトイレ休憩にせず、見て欲しいです」

──この数年のデビュー組は、本当に力をつけていて。MMAとして完成していなくても、激しい戦いをしていると思います。

「上を越したいという気持ちを皆が持っています。確かに色々な人がいます。アイドルみたいな感じの人もいるけど、本気で上を越したい選手もいます。そうやってRIZINとか大きな舞台で戦いたい気持ちもありますし、練習量も増えていると思います」

──そんななかで対戦する渡辺彩華選手に関しては、練習仲間の先輩を倒していることで意識していた部分があったかと思います。そして渡辺選手からすると、『なぜ因縁をつけられないといけない』と感じたはずです。

「そうやって書かれているけど、自分はそこは気にしないようにしています」

──いやいや書かれているのも何も、そういう発言をした張本人ではないですか。

「アハハハ。悔しいけど、自分の試合は自分の試合だから。SARAMIさんや黒部さんが負けたのは確かに悔しいです。悔しいけど、自分は自分の試合をするだけで」

──自分から喧嘩を吹っかけておいて、それはあんまりじゃないですか。

「アッハハハハ。そう考えるようになりました。やり返してやろうとかじゃないです。若くて勢いのある人間が、新しいモノを創っていこう。頑張ろうって感じです(笑)」

──随分と調子が良いかと……。一方で、渡辺選手のことをどのように評価していますか。

「そもそも藤野(恵実)さん、黒部さん、SARAMIさんと当てられて、しっかりとあの勝ち方ができるのだから、絶対に強いです。ただ渡辺さんに勝った藤野さんに勝ったKERENちゃんに勝ったSALT選手に勝った大島(沙緒里)さんに勝ったHIMEに勝った私なんで。一応、一番強いかな(笑)。

渡辺さんが『私の方が強い相手とやっている』って言っていることを聞いて、でも結局はそうやって考えると私が一番かなって思います」

──HIME選手にはパク・シウ選手も勝っていますね。

「パク・シウ選手は練習をしてもらっていますけど、ボコボコにされています。最近、ようやく壁に押し込むようになれました」

──伊澤選手に1年後に挑戦というプランがあるうえで、パク・シウ選手にボコられていて大丈夫ですか。

「頑張ります。練習では(笑)。でもパク・シウ選手に勝った星花ちゃんは本当に強いかなと思うんですけど……そこに辿り着くには、今回は1Rぐらいで極めないと。そういうことも自分のなかで考えています」

──柔道出身でも、スタイルは全く違います。

「本当に運動神経が良いんでしょうね。相手の動きもしっかりと見ていて。きっと組んでも強いと思います。ただスピードと根性では負けません。渡辺選手も気持ちが凄く強いですけど、それに負けない気持ちで戦います」

──地元の栃木での練習、今日は手塚裕之選手の自宅ジムTGFCを拝見させていただきましたが、女子のプロ選手やトップグラップラーとの練習とは明らかに目的が違っているように感じました。

「手塚選手の家のジムでは体格差もあり、力の差もある選手とスパーリングをして気持ちが強くなります。体力トレーニングの意味もありますが、とにかく気持ちです。全部勝てないところで、ずっと続ける。気持ち、体力、パワーの練習になります。技術は通用しないので。

この日の夜は那須塩原のクロウフォレストジムでの練習。後列左端は高橋瑞希君、16歳。格闘技歴11年で柔術青帯。キッズ柔術&MMAで優勝多数、アマ修2023関東選手権3位!! 後列右から3人目はアマ修斗2023北信越選手権優勝の菊池元。右隣がアマ修斗2023関東選手権3位の小磯圭佑。前列左端が健太郎代表の長女・みことちゃん、12歳。4歳から柔術、MMAを始め優勝多数。テクニック的には、万智より持っている。素晴らしい練習環境だ

女子とのグラップリングは、技を試したり、力を使わなかったり。自分より階級が上の選手とやる時は力負けするので、男の選手と練習していることを出せるのかとか考えています」

──階級が上の女子選手、フライ級になるとストロー級以上になかなか見つからなさそうですね。

「パラエストラ柏の重田ホノカちゃんとか、これまで階級は同じだったんですけど、次はフライ級で戦います。ホノカちゃんは、本人はそうでもないというんですけど、デカいんですよ(笑)。力も強くて、同い年で。あとはライカさんもデカいです。MMAで体負けしないように、競り合いを意識しています」

──それにしても、やはりこれだけ移動して練習をするのは大変かと改めて感じました。

「多分、疲れていることを自分で分かっていないんだと思います。ただ、やればやるほど安心できます。やっていないとめちゃくちゃ不安があって……。それがずっとあるから、ずっと練習しようと思います。時々、梅田(恒介)さんとドミ(弥益ドミネーター聡志)さんから『休め』って言われます。

でも、お母さんが結構『やれ』、『やれ』って言ってきます。『もっとやった方が良いんじゃない?』とかって。昨日も2部連で結構疲れていたんですけど、帰宅すると『追い込みをやった方が良い』とパウンドを殴る練習をお母さんとやって」

──!!

「お母さんが、結構怖くて(苦笑)。お母さんじゃ格闘技が好きで、ずっと格闘技のYouTubeとか視ていて、『〇〇選手がこんなこといっていたよ』とか言ってきます。お父さんもエゴサをやって。延々と格闘技の話が家でも続いて、気持ちが休まらないです(笑)」

──他所の家庭のことですが、早くひとり暮らしを始めた方が良いかもしれないですね(笑)。

「もう、それが日常なので慣れてしまっているのですが、お母さんも『一人暮らししないと』とは言っているんですよ(笑)」

──そうなのですね(笑)。ところで次の試合、名古屋のドルフィンズアリーナが舞台。過去最大の会場での試合になります。

「楽しみです。観客から出る側に代わったので。ここで魅せないといけないです。ファンの時に完全決着を求めていたし、立場が代わったのでそうしたいです。まぁ3Rを見るのも面白いですけど、会場にいる皆が皆、格闘技が好きで分かっているということじゃないので、そういう人が分かる試合をしたいです」

──相手が強くなれば強くなるほど、難しい目標を持っているということですね。

「ハイ。次の試合も若手の自分たちがRIZINで試合をすることに色々な反応があると思うんですけど、若い人同士でどっちかが潰れるわけだから。それが面白いんじゃないかっていうのがあります。そして、私が勝ちます」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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DWCS S07Ep06 J-CAGE UFC ジェイムス・ヨントップ ブログ マリク・ルイス

【DWCS S07Ep06】ヨントップがルイスに最大4p差の判定勝ち。全試合の勝者がUFCとの契約ゲット

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ヨントップ(ペルー)
Def3-0:30-27.30-26.30-26.
マリク・ルイス(米国)

ルイスが左の前蹴り、左ハイ、左ローと蹴りと散らす。ヨントップが距離を詰めてくると、ルイスが組んで両腕を差し上げ、ケージに押し込んだ。体勢を入れ替えたヨントップが右ヒジを打ち込みながら離れる。ルイスは再度シングルレッグで入り、ドライブしてハイクロッチに切り替えた。そのまま尻もちを着かせたルイスがギロチンを狙うも、ここはヨントップが立ち上がりルイスをケージに押し込む。パンチを繰り出し合うなか、ルイスがハイを繰り出した際にヨントップが軸足を払って背中を着かせる。

ヨントップはガードの中に入るも、ルイスが立ち上がってヨントップをケージに押し込み、テイクダウンする。ここでヨントップも立ち上がる。ボディロックで押し込むルイスに対し、ヨントップが右腕を差し上げてドライブ。ルイスをケージに押し付けて左右ボディブローを叩き込む。ルイスは右ヒジで突き放した。打撃の交換からルイスが組むも、ヨントップを倒すことはできない。ルイスの強烈なローの音が会場に響く。ヨントップはラウンド終了間際に右ストレートでルイスをグラつかせた。

2R、サウスポーに構えたルイスが左の蹴りを繰り出す。ヨントップはローを打っては離れ、距離が詰まれば右ストレートを見せる。オーソドックスにスイッチしたルイスは右ロー、さらに組みつくも倒せない。ルイスのパンチが顔面、ボディを捕らえるがヨントップにダメージは見られず、逆にヨントップの右を食らったルイスの動きが止まる。ルイスはシングルレッグで組むも、切り替えたヨントップがケージに押し込み、さらに左右のパンチとローを効かせる。

フラつきながらケージに背中を着けて耐えるルイスだが、シングルレッグをスプロールされてボトムに。ヨントップが一度離れたが、ガードの中に入って鉄槌とヒジで削る。ルイスは下から腕十字、三角を狙うもヨントップが対処。パスからバックに回ったヨントップがパンチで削り続ける。残り1分で再び背中を着かせたヨントップは、鉄槌とヒジを落とす。ルイスは亀になり、スクランブルに持ち込もうとしたがヨントップにスプロールされてしまった。

最終回、ガードを固めてケージ中央を取るヨントップが、左ボディストレートを突き刺した。さらにサウスポースタンスにスイッチして、左インローを叩き込む。ルイスは打ち合いでヨントップの右ストレート、左フックと右カーフキックを食らってしまう。距離が詰まるとルイスはシングルレッグで入るが、テイクダウンすることができない。ヨントップが右ヒジを効かせてからグラウンドへ。ルイスが三角を狙ってきたところでパスしたが、ルイスもすぐに立ち上がった。ケージを背負ったルイスが右ヒジを返してくると、ヨントップは離れる。

再びパンチを繰り出しながらルイスにケージを背負わせたヨントップは、ケージ中央に戻ると右カーフキックを効かせる。ヨントップのワンツーをもらったルイスは、気持ちが切れたか尻もちを着く。スクランブルを制したヨントップがパンチで削りながら、両手を差し上げていく。ルイスは亀になってディフェンス。しかしヨントップがパンチを打ち込みながら背中を着かせた。ルイスは三角を仕掛けるもパスされてしまう。またも亀になったルイスに、ヨントップはRNCを狙いながらパンチで削り続ける。ルイスは立ち上がってパンチを放つも、ヨントップには届かなかった。

裁定は、ジャッジ2者が4ポイント差をつける大差のユナニマス判定でヨンタップが勝利した。

全試合終了後にダナ・ホワイトからジアン・マツモト、ジュリア・ポラストリ、スティーブン・グウェン、ジョナタ・ジニス、そしてジェイムス・ヨントップと全試合の勝者がUFCとの契約が発表された。


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GLORY J-CAGE K-1 MMA MMAPLANET News WORLDKICKs ブログ

国内リングMMAの解禁に続き、海外キックを再開させていただきます

【写真】ボリューム的には厳選という形になるかと思いますが、よろしくお願いします(C)ONE

MMAPLANET読者の皆さま、当サイトをご拝読いただきありがとうございます。

8月より国内リングMMAの記事掲載を解禁した当サイトですが、本日8月23日(水)より、海外キックボクシングの記事掲載を再開させていただくこととなりました。

MMAPLANETには従来の海外MMAに加え、J-MMA=J-CAGE、柔術およびグラップリング(現在はグラップリングのみ)のJJ-Globoと並び、海外キックを取り扱うWORLD KIKCsというコンテンツが存在していました。

国内でいえば旧K-1終盤期にオランダ発のIt’s showtimeやGLORY、そのほかのキックの記事を可能な範囲で伝えておりましたが、2017年3月をもってキックの記事から撤退しました。理由はゴング格闘技が休刊となり、国内MMAの記事数が増えたため、マンパワーとファイナンシャルの関係で海外キックまで追えなくなったためでした。

この度、8月1日より中村拓己氏が執筆陣に加わり、同時にメディアパートナーの理解の下、再び立ち技の世界もお伝えできることとなりました。とはいえ根底にあるのは、伝えたいことを記事化する――ということに他なりませn。この姿勢を持って、立ち技の記事掲載再開をご報告させていただきます。

高島学

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J-CAGE KAREN News Pancrase337 ブログ 住村竜市朗 八田亮 平田直樹 笹晋久 藤田大 遠藤来生 高本千代 黒澤亮平

【Pancrase337】9/24立川。30周年記念大会のカード、続々決定。何と藤田大が住村竜市朗と対戦!!

【写真】サイズ、スタイル、風貌がまるで違う住村と藤田(C)MMAPLANET

9月24日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase337=30周年記念大会のカードが続々と発表されており、ここで一度まとめておきたい。

まず昨日23日(水)に明らかとなったのが、藤田大×住村竜市朗のウェルター級戦だ。今月20日になったばかりの藤田は、6月大会で押忍マン洸太をヒザ十字で破り、その1勝で同級2位にランクされている。

一方の住村は7月大会でパンクラス首都圏大会に本格参戦を果たし、草MAXをドミネイトしランク5位に。


キャリア30戦越え、37歳の住村。藤田はプロ戦績2勝1敗。そしてMMAファイターとしては打撃から有限実行の漬けファイトが可能になるほどグラップリング能力が上がった住村に対し、藤田のソレはオンリー裸の柔道&柔術で打撃はゼロに近い。

それでも一発の極め力とグラップリングためのグラップリング能力が高い藤田に対して、住村としては自身が殴ることが許されているグラップリング戦という感覚のファイトになりそうだ。勝者が林源平の持つウェルター級王座に挑む権利を手にできる挑戦者決定戦の意味合いも持つであろう一戦、その風貌や佇まいで既に注目度が高まっている藤田が、いかにMMAを戦うのかという点でも楽しみなファイトだ。

この他、ストロー級では7月大会でパンクラス初参戦したばかりの黒澤亮平が八田亮と戦うことも決まっている。元修斗とZSTの王者対決は確実に、山北渓人が返上したストロー級戦線を動かせるファイトになることは間違いない。

さらに平田直樹が今年に入って既に3戦目が決まり、遠藤来生と相対することも決まっている。遠藤は本来、パワフルなウェルラウンダーだが、打撃のコンビという部分で平田に組む機会を与えやすい。如何に平田の形で組ませないか、そこが遠藤にとって命題となる。

そして3試合連続初回KO勝ちの矢澤諒が、笹晋久と戦うことが決まった。コロナ禍の2020年7月のiSMOSでプロデビュー。2戦目から一貫してパンクラスで戦ってきた矢澤は、現在3試合蓮足初回KO勝ちで上昇一途にある。対する笹は修斗、DEEP、HEAT、そしてGladiatorと渡り歩き、4月の立川大会でパンクラス初参戦を果たした。同大会で笹は田中路教に完敗、矢澤はジェイク村田をKOしており、腰を据えてパンクラスで戦う矢澤の勢いが上回るように感じられるマッチアップか。

前ストロー級QOPのKARENが仕切り直しの高本千代戦、余勇利×神谷大智のライト級が決定済みの立川大会だが、タイトルマッチを始め上位カードの発表がこれからになる。

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DEEP DEEP114 J-CAGE ガブリエル・シウバ ブログ 松嶋こよみ

【DEEP114】松嶋こよみと対戦、ガブリエル・シウバ「この試合の鍵は、近距離での戦いになるだろう」

【写真】日本人が米国やアジアで戦うのとは、次元が違う。それだけ覚悟の言葉の節々で聞かれた (C)MMAPLANET

7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTで松嶋こよみと対戦するガブリエル・シウバを来日前にキャッチ。松嶋戦に向けて、インタビューした。

元UFCファイター、チーム・ノゲイラからハファエル・フェイジャオンが独立したノックアウト・スクワッドで総合的なトレーニングを積む、元UFCファイターは松嶋がこの試合をステップにUFCに近づくという状況であるのと同様に、シウバはシウバでこの試合を今後のキャリアに生かそうと、日本にやって来る。


──日曜日に東京で松嶋こよみ選手と戦うガブリエルです。今、ブラジルは火曜日の夜ですが、まだリオにいるようですね。

「そうなんだビザの関係があって、明日──水曜日リオからサンパウロに向かい、フランクフルト経由で金曜日の朝に東京に着く」

──計量の前日ですね。なかなか厳しいスケジュールです。

「だから日本へはストレングス&コンディショニング・コーチのホジェリオ・カモエスと一緒に行くことになっているんだ。今回の減量に向けて、一番正しい選択をしたかった。今も、もうその過程になっていつもより軽い体重で飛行機に乗り込む。だから計量の1日前に東京に到着しても十分だ」

──自分などは米国経由でブラジルに行くだけでも疲弊するのに、欧州経由で来日するのは本当にハードだと思います。

「でも行きはフランクフルトで1時間半ほどのトランジットだから、合計30時間を切るぐらいの旅程で済む。そんなに悪くないよ。帰りはチューリヒッチで長い乗り換え時間があるから、そっちの方が大変なんだよ(笑)。

まぁ確かに長いよ。でも最悪ってことではない。それに、これこそ挑戦だよ。いろいろな困難を乗り越えて手にする勝利の味は、きっと最高のモノになる。何より地球の反対側へ行くことに集中しているんじゃなくて、日曜日に勝つことに集中しているよ」

──本来5月27日にラリアン・ドゥグラスとLFAブラジル大会で対戦予定でしたが、キャンセルになりました。この試合を戦う前にDEEPからのオファーはあったのですか。

「LFAで本来試合をする予定だった日の1週間ほど前に、マネージャーのハファエル・フェイジャオンから日本のDEEPで戦えるという話を聞いた。ただ、その時はまずLFAで勝つことが第一だった。結果、対戦相手がケガをして戦えないことになって、DEEPでの試合に頭を切り替えた。でも、本来ドゥグラスと戦うためにフルキャンプを行ってきたから、そこからいつでも戦える状態で、コヨミ・マツシマと戦うことに頭を切り替えたんだ。ただ、それだけ。体もメンタルも、ずっと戦える状態を維持してきた」

──松嶋選手はUFCとサインするため、その一環としてガブリエルと戦います。一方でガブリエルは既にUFCに在籍した経験があります。リリース後、LFAで戦っていますが、この試合はキャリアアップの上でどのような意味があると考えていますか。

「敗北が即カットに通じるUFCでは、前回の契約時には成功を収めることができなかった。UFCをリリースされたあとは、新しいキャリアを構築するために再浮上することしか考えていなかった。そして今回、かつてブラジルの最高の戦士たちが戦っていた日本で戦う機会を得らえることができたんだ。

ブラジルでMMAファイターとして生きている者なら、日本のMMAの影響を受けないファイターはいないよ。コヨミ・マツシマという素晴らしい対戦相手を倒して、ブラジルの先人たちのようになる一歩を記したい」

──それはRIZINで戦うことを希望しているということですか。

「もちろん、将来どのようなことが起こるのか誰にも分からない。ただし、僕にはRIZINでやっていける力がある。今回の試合で勝って、RIZINでも戦えることを証明したい。そのために良い試合をして、必ず勝つ」

──では松嶋選手の印象を教えてください。

「ONEでタイトルにも挑戦している、素晴らしいファイターだよ。空手ベースで、全てをミックスしたウェルラウンダーだ。テイクダウンも強い。でも、僕だってコンプリートなゲームができる。この試合の鍵は、近距離での戦いになるだろう。

長旅をするだけの価値があるだけのファイトになるに違いない。僕の攻撃に対しマツシマが反撃してきた時から、僕のゲームになる。カウンターのアタックもあるし、寝技にもちこんで僕のベースであるグラップリングで戦いたい」

──バックボーンは柔術ということですか。

「そうだよ。でも、ルタリーブリもたくさん練習してきた。もちろん、MMAに必要なすべての局面を練習してきた」

──ではLFAから、DEEPへの試合に向けて、どこのジムで練習してきたのですか。

「KOスクワッドというまだ新しいトレーニングセンターで、準備をしてきた。ストレングス&コンディショニングはさっきも言ったホジェリオ・カモエスが指導し、ルタリーブリ──グラップリングはエドゥ・シモエンス、レスリングはユウグネル・シウバに習って来た。ヘッドコーチはハファエル・フェイジャオンだよ」

──DEEPにおける日本✖ブラジルの実力者対決、ファンの注目度も高いです。日本のファンの前で、どのような試合をしたいと思っていますか。

「日本で試合をしたことがあるブラジル人ファイターは皆が口を揃えて、日本のファンはMMAへの理解度が本当に深く、ファイターを尊敬してくれると言っている。かつてブラジルの大物選手たちが日本で戦うことで、僕もその気になっていた。日曜日、日本のファンはあの頃が蘇ったような激しいファイトを目にすることになる。一番良い試合をするから、期待してほしい」

■視聴方法(予定)
7月2日(日)
午後5時50分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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