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BELLATOR DEEP o RENA RIZIN アキラ クレア・ロペス スミコ・イナバ トフィック・ムサエフ ヒロヤ ポール・デイリー マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ 伊澤星花 伊藤裕樹 堀口恭司 太田忍 扇久保博正 朝倉未来 渡辺華奈 鈴木千裕 阿部大治

超RIZIN.2:オッズ/予想と展望

アンドレイ・コレシュコフ 1.45
ロレンズ・ラーキン 2.00

ランキング5位コレシュコフ、9位ラーキン。

元王者で、タイトルを奪われたリマとラーキンにしか負けてないコレシュコフ。試合間隔が開いたためか、過去4戦のうち2度、地元のローカルイベントで試合をしている。前回のラーキン戦はスプリット判定負け。

ラーキンはBellatorデビュー戦でいきなりタイトルに挑戦するもリマに判定負け。次戦もポール・デイリーにKO負け。しかしそこからは無敗。が、Bellator日本大会でのK太郎戦での体重オーバーがあり、その後ミドルに上げていた。昨年からまたウェルターに戻している。

ストライカー対決。打撃ではラーキンが上と見てラーキンKO勝ち。

マゴメド・マゴメドフ 2.35
ダニー・サバテロ 1.20

ミックス優勝で終わったバンタム級GPの3位決定戦。マゴメドフはミックスに2Rギロチンで負け、サバテロはアーチュレッタを破り暫定王座となったラフェオン・スタッツに僅差となったがスプリット判定負け。

グラップラー対決。サバテロが持ち味のしつこいタックルで押し切って判定勝ち。

渡辺華奈 1.30
ヴィタ・アルテイガ 3.75

アルテイガはキャリア2戦目からBellatorで6勝5敗。前戦では無敗のスミコ・イナバに判定負け。タックルに対してのカウンターのギロチンで2勝している。

柔術・打撃がそこまで強くないアルテイガなら、ギロチン以外は怖くはない。渡辺一本勝ち。

堀口恭司 1.65
神龍4.15

世界デビュー戦となる神龍が大幅アンダードッグ。堀口は昨年大晦日の扇久保戦で、6年ぶりに125ポンドまで落としたが、動きには問題なく完勝。組みでも扇久保を上回った。神龍は得意のタックルでテイクダウンが取れるか。1Rをテイクダウン奪えて取れるようなら、ユニファイドルールだけに、2R以降堀口にも焦りが出てくるかもしれない。逆に1Rから劣勢なら、差が開いていく一方だろう。

堀口判定勝ち。

パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ 2.85
ホベルト・サトシ・ソウザ 1.83

昨年大晦日のマッキー戦、5月のカーライル戦と、フィジカルが強いグラップラー相手だとフィニッシュできなかったサトシ。しかし今回は急に決まった試合で、パトリッキーには対策する時間がない。緊急出場でコンディションが十分でないことを差し引いても、急な試合決定はサトシに分がある。唯一の不安要素としては5Rマッチであるということ。長期戦になると厳しい。パトリッキーは準備期間がないこともあり、弟のクレベル戦そのままの戦略で、寝技には付き合わないか。

サトシはREAL(Arzalet)以来5年ぶりのケージになるが、普段からケージを想定した練習をしているのだろうか。グラウンドでケージ際に詰められた状態だと下から動くのが難しくなるので、対処をしていないようだと下で削られる展開から抜け出せなくなる。

サトシが勝つなら2Rまでの極め、3R以降になるようならパトリッキー判定勝ち。

伊藤裕樹 1.22
ヒロヤ 4.50

DEEPでは2勝以下の相手にしか勝っていないヒロヤ。DEEPでも前座から抜け出せていないレベルで、前回初めて中堅の安谷屋と対戦したが判定負け。対する伊藤はフライ級GPベスト4なので厳しい。

伊藤判定勝ち。

阿部大治 3.10
イゴール・タナベ 1.37

タナベ、RIZINデビュー戦からいきなり階級下の相手。今後が不安になる。阿部もDEEPではタイトルを失ったが、RIZINウェルター級では無敗のトップ選手なのに、こんな使われ方をするとは。ここまでするなら、今後は世界からミドル級トップ選手を呼んできてタナベと当ててスターにしていくくらいして欲しい。

阿部は体格差はあるが、キャリアの差もあるので、序盤のテイクダウンさえ凌いで打撃勝負に持ち込めれば勝機はある。

タナベ1R一本勝ち。

瀧澤謙太 2.40
太田忍 1.59

一昨年の元谷戦でのアップセット貯金が底をついた瀧澤。そろそろIRZINレギュラーの座が危うい。レスリングから転向した太田は順調に成長している。瀧澤がRIZIN参戦後まったく成長していなければ、テイクダウンからパウンドで削られての判定負けが濃厚。ここが格闘技人生の分かれ目となる。

太田判定勝ち。

トフィック・ムサエフ 1.15
アキラ 5.75

今大会一番の大差のオッズ。アキラのファイトスタイル的に一発逆転とかもないし、致し方ないか。

ムサエフKO勝ち。

パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ 1.18
鈴木千裕 4.50

ハイリスクローリターンのパトリシオと、ローリスクハイリターンの鈴木。これだけハイリスクな試合を受けるということは、パトリシオは鈴木を相当舐めてる。鈴木の場合は、仮に準備期間が十分あったとしても勝つ確率は変わらないだろう。序盤、目が慣れないうちにダメ元でKOを狙っていけば、宝くじが当たらないとも限らない。

パトリシオKO勝ち。

伊澤星花 1.18
クレア・ロペス 5.00

4月の初参戦でRENAに勝ったロペスがいきなり挑戦者に。他にふさわしい相手がいないから仕方ないかも知れないが、もうちょっと溜めて期待感が持てるようになってから組めたら良かったのだが。

伊澤一本勝ち。

フアン・アーチュレッタ 1.24
扇久保博正 4.25

ギリギリ試合を成立させた扇久保だが、残念ながら勝敗の興味という点では元のカードと比較にならない。せっかくフライ級ができて、適正階級で戦えるようになったのに、無駄な試合でダメージを負ってしまうのは気の毒。

レスリング力とフィジカルの差でアーチュレッタが圧倒しKO勝ち。

朝倉未来 1.71
ヴガール・ケラモフ 2.10

RIZINパートはほとんど結果が見えているカードばかりになってしまった中、この1試合のみでイベントの興味と質を担保している。朝倉がリングでケラモフのテイクダウンを切れるかどうか。ケラモフの堀江戦のように、ケラモフがテイクダウンして立ち際にスタンドバックを取る展開が序盤にあるようだと、プレッシャーで蹴りが出せなくなり、ケラモフが精神的に優位に立てる。

ケラモフ判定勝ち。

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BELLATOR o キック ドゥグラス・リマ ポール・デイリー

Bellator290:第7試合・ロレンツ・ラーキン vs. ムハメド・ベルカモフ

ウェルター級。

昨年7月に対戦した試合の再戦。前回はベルカモフがタックルに入ったところで、ラーキンが後頭部に肘を打ち込み続行不能となりノーコンテストになっていた。

ラーキンは日本大会でのK太郎戦で体重オーバーして以降はミドル級で戦っていたが、前回の対戦からウェルター級に戻している。2017年にドゥグラス・リマのタイトルに挑戦し判定負け、ポール・デイリーにKO負けしてから5年半で6勝0敗1NC。

元ACB王者のベルカモフは29歳でキャリア15戦無敗。2021年にBellatorデビュー戦で勝利し、昨年のラーキン戦が2戦目だった。バックボーンはレスリング。

プレッシャーをかけるベルカモフ。ケージを背負うラーキン。カーフキックを入れたがそこにパンチを返すベルカモフ。組もうとしたベルカモフだが、そこにラーキンの右肘がテンプルにヒット!ベルカモフ意識が飛んで前のめりにダウン!KO!

ベルカモフが両腕を脇に差して頭部ががら空きになったところに強烈な肘。完全決着。

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BELLATOR o キック ゲガール・ムサシ ポール・デイリー マイケル・ペイジ

Bellator283:メインイベント・ドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

ウェルター級5分5R。しかしリマは1.8ポンドオーバーしキャッチウェイトに。リマ3位、ジャクソン4位。

3タイムウェルター級王者のリマ。ウェルター級トーナメントで優勝し3度目の王者となると、ミドル級に上げてゲガール・ムサシのタイトルに挑戦したが判定で完敗。さらに25連勝中のヤロスラフ・アモソフに敗れて王座陥落。昨年10月、かつてKOしたマイケル・ペイジと再戦したが、スプリット判定負けで3連敗。しかし階級上のムサシ戦はノーカン、ペイジ戦はマスコミがほぼリマ勝利を支持していた内容で、評価は落ちていない。むしろ今回の体重オーバーで評価を落としてしまった。

ジャクソンはBellatorデビュー戦のエド・ルース戦でスプリット判定負けしてから5連勝。すべて判定だが、ベンヘン、ネイマン・グレイシーポール・デイリーに勝利している。

いきなりプレスしてきたジャクソン。リマケージを背負う。カーフキックを入れるリマ。しかしジャクソンプレスし続ける。プレッシャーを掛け続けるが打撃をもらうジャクソン。が、ジャクソンタックル。ダブルレッグからテイクダウン。リマのガード。密着したままパウンド。リマスイープを狙うも返せず。リカバリーもなく下のままのリマ。肘・パウンドを入れるジャクソン。ゴング。

1Rジャクソン。

2R。ジャクソンすぐに詰める。ケージを背負ったリマにタックル。テイクダウンしバックに。片膝を着いた体勢のリマ。立ったところでスタンドバックから投げたジャクソンがテイクダウン。サイドで押さえ込んでいるが、リマはガードに戻す。が、1R同様にガードで凌ぐだけでリカバリーがないリマ。ケージを蹴って体勢を変えると腕十字。腕を引き抜いたジャクソン。リマ下から蹴り上げ。顔面にヒットしたが、ジャクソンまたハーフにして固める。そのままゴング。

2Rジャクソン。

3R。リマのカーフキックで足が流れるジャクソン。しかしまたタックル。ケージで耐えるリマだが、押し込みながら膝を入れるリマ。テイクダウンを狙うジャクソンを投げ返してリマが上に。ジャクソンすぐにケージに移動し上半身を起こすと簡単に立つ。逆にタックルへ。尻クラッチから外掛けテイクダウン。またパウンド・肘を入れていくジャクソン。リマ、このラウンドも下から逃げる動きがない。会場ブーイング。ゴング。

3Rジャクソン。

4R。ジャクソンがプレスすると、すぐにケージを背負ってしまうリマ。ジャクソンタックル。テイクダウン。スイープを狙ったリマだが、失敗すると、またガードに。ブーイング。ジャクソンインサイドからパウンド。背中を付けているリマ。ジャクソンのコツコツパウンドが続きゴング。

4R、リマは何もしていないので10-8がついてもおかしくない。

5R。ジャブを放つジャクソン。タックル。テイクダウン。ケージを背負って座った体勢のリマだが、ジャクソン寝かせた。またリマのクローズドガード。まったく展開ないまま、会場の大ブーイングをBGMにジャクソンのコツコツパンチが続いてタイムアップ。

三者フルマークでジャクソン勝利。

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BELLATOR Bellator281 LFA MMA MMAPLANET o ポール・デイリー ヴェンデル・ジアコモ

【Bellator281】ポール・デイリー、ジアコモにバック許すも右フックで逆転KOし──現役引退

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
Def.2R4分09秒by KO
ヴェンデル・ジアコモ(ブラジル)

デイリーにとって、63戦目にして現役最終マッチ。LFAからステップアップしてきたジアコモのローに右フックを合わせていく。ジアコモは右前蹴り、デイリーがボディからワンツーを放つ。右を振って前に出たジアコモが組んでケージにデイリーを押し込む。シングルに移行してテイクダウンを奪ったジアコモが、スクランブルでバックに回ると自ら背中をついてバックグラブを完成させる。

マウントに移行したジアコモは、デイリーがハーフに戻しても続くスクランブルで、同様にバックを取り寝技に持ち込む。半身のデイリーがブリッジで上を取るとエルボーを落とし、腕十字を防いでパウンドを打ち下ろす。ジアコモはここでヒールを狙うが、デイリーもストレートフットロック気味に足を抱えて時間を迎えた。

2R、右オーバーハンド、左フックで前に出るデイリーが、右オーバーハンドを当てる。下がったジアコモに跳びヒザを狙ったが、即組みついたジアコモがテイクダウンからバックへ。まずはワンフックで左のパンチを後方を入れる。ケージ際で片ヒザをついたデイリーは立ち上がって前方にジアコモを落とそうとする。この動きを2度ほど繰り返したデイリーは、亀の態勢で背中が伸びないよう我慢の展開が続く。やがてジアコモが横に寝転がり、両足をフックさせ残り時間は90秒に。

手首を掴んで絞めを防ぎ、一気に胸を合わせたデイリーは蹴り上げでできたスペースを生かしてパンチを打っていく。ジアコモが怯み座った状態でパンチを被弾すると、シングルレッグへ。これを切られ、パンチを連打されたジアコモが立ち上がるも左ボディフックから、思い切り右フックを振り抜き──逆転KO勝ちを決めた。

キャンバスにしゃがみこみ、涙を見せたデイリーは「アメージングで感傷的になる。MMAは今、キャリアに関わらずタフな相手ばかりだ。ここで終わりだ」と話した。


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BELLATOR LFA o UFC パンクラス ポール・デイリー マイケル・ペイジ

Bellator281:メインカード第2試合・ポール・デイリー vs. ウェンデル・ギャコモ

ウェルター級。デイリー8位。

地元イギリス・39歳のポール・デイリーはこれが引退試合となる。2006年にパンクラスに参戦し、北岡と対戦したがギロチンチョークで一本負け。その後2009年にUFCと契約したが、2連続1RKO勝利の後、ジョシュ・コスチェック戦では終始テイクダウンされ押さえ込まれる展開で判定負け。試合後にコスチェックを殴りリリースされた。2012年にはStrikeforceで三崎和雄と対戦しスプリット判定負け。Bellatorには2015年から本格参戦。常にトップ戦線で戦っていたため負けも多かったが、ウェルター級GP一回戦ではマイケル・ペイジ相手にスプリット判定まで持ち込んでいる。43勝のうち34KO勝ちで、キャリア63戦で一本勝ちはなし。

ブラジルのギャコモは27歳で9勝2敗。前戦はLFAで判定勝ち。実績だけ見れば、デイリーの引退に華を添える咬ませ犬役というところだが…。

積極的に出るギャコモ。パンチを打ち込むがデイリーが打ち返すとタックルへ。ケージに押し込んだ。ボディロック。シングルレッグへ。テイクダウン。すぐに立ったデイリー。バックからヘンゾフック。ケージを蹴って倒すとバックマウントへ。マウントに移行。なんとかハーフまで戻したデイリー。立ったデイリーだがバックを取ったまま放さないギャコモがまた倒した。腕十字。しかし外れて下に。デイリーパウンド。ギャコモは足関を狙う。50/50からヒール。腕をつかんでなんとか外したデイリー。ゴング。

1Rギャコモ。なかなか強い。

2R。デイリー出てきた。プレスして右。飛び膝。ギャコモタックル。脇を差してこらえたデイリーだが倒された。バックに回るギャコモ。座った体勢のデイリーに対し、ハーフバックから殴る。尻を上げて前に落とそうとするデイリーだが落ちない。仰向けになり両足フックしてバックマウント。バックから殴るギャコモだが、残りわずかでデイリー反転!下から蹴って放したギャコモだが、先に立ったデイリーが座った体勢のギャコモに対し暴風雨のようなパンチのラッシュ!立ち上がるギャコモだが左右のフックで顎を撃ち抜かれてダウン!KO!

デイリー、ピンチを凌いで引退試合でKO勝ち。

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BELLATOR MMA o デニス・キルホルツ ポール・デイリー リョート・マチダ 渡辺華奈

【ベラトール】速報中!Bellator 281 デニス・キーホルツ×渡辺華奈

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皆さん、おはようございます。今日も今日とてMMA。ロンドンでBellator 281: MVP vs. Storleyが開催されます。メインのマイケル・ヴェノム・ペイジ×ローガン・ストーレイはもちろん楽しみですが、なんと言っても日本から参戦する渡辺華奈。デニス・キーホルツと対戦します。前回の敗戦を払拭する事が出来るのか。U-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【175ポンド契約】
◯ポール・デイリー
(2R KO)
×ヴェンデル・ジアコモ
1R、スタンドのパンチの交差から胴タックルで組み付いたジアコモ。しぶとくバックに張り付くとそのままグラウンドに引きずり込む。バックキープから腕十字を仕掛けるがデイリーは回避。しかしジアコモは下から潜ってヒールホールド!だがデイリーは耐えてラウンドを終えた。
2R、打撃でプレッシャーを掛けるデイリー。しかしここでもジアコモが組み付いてバックに回る。中腰のデイリーの背中に張り付いて次の展開を狙う。しかしデイリーは向き直るとスタンドに脱出。立ち上がりかけたジアコモにパンチを集中すると、最後は右フックがクリーンヒット!ダウンしたジアコモを見てレフェリーが試合を止めた!デイリーが引退試合で派手な花火を打ち上げた!


【女子フライ級】
×デニス・キルホルツ
(2R 三角絞め)
◯渡辺華奈
1R、開始直後にキルホルツの右フックがヒット。一瞬グラつく渡辺。キルホルツは距離を詰めて仕留めに来たが渡辺は組み付く。足を掛けてテイクダウン。だがキルホルツは下から腕十字を狙う。渡辺は冷静に対処。腕を抜くと上をキープして終盤にはバックに回ってチョークを狙う。決まらないと見るやパウンドをまとめてラウンドを終えた。
2R、開始直後に渡辺がタックルでテイクダウン。バックに回るがキルホルツは正対。しかし渡辺も足を取って脱出を図る。ここでキルホルツがグラウンドで蹴り上げると渡辺な顔面に入ってしまい減点。スタンドで再開すると渡辺がまたしてもタックルでテイクダウン。すぐさまバックに回る。さらに下になりながら三角絞め!しばらく絞めあげるとレフェリーが試合を止めた!渡辺が一本勝ち!


【ミドル級】
×リョート・マチダ
(1R TKO)
◯ファビアン・エドワーズ
1R、開始直後の打撃の交差。エドワーズがプレッシャーを掛けるとリョートは組みつく。足を掛けてテイクダウンするが、エドワーズは絶対のバランス感覚ですぐに立ち上がる。そのまま差し合いが続く。すると離れ際にエドワーズの肘!グラつくリョートにパンチでラッシュを仕掛けるとついにダウン。パウンドをまとめるとレフェリーが試合を止めた!
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BELLATOR MMA MMAPLANET o   キック シモン・ビヨン ダニエル・ヴェイケル ティム・ワイルド デニス・キルホルツ ボクシング ポール・デイリー マイケル・ペイジ マーク・レミンガー ヤーソラフ・アモソフ リョート・マチダ ローガン・ストーリー 渡辺華奈

【Bellator281】計量終了 MVP、いよいよベルトに手を掛ける。渡辺華奈のキルホルツ越えはMMA化がカギ

【写真】視線を外さない両者をインスペクターが別けた(C)LUCAS NOOAN/BELLATOR

13日(金・現地時間)、英国はロンドンのSSEアリーナで開催されるBellator281「MVP vs Storley」の計量が12日(木・同)に行われた。

メインはサークルケージ在籍8年2カ月、18戦目で遂にMVPがベルトに挑むBellator暫定世界ウェルター級王座決定戦=ローガン・ストーリー戦だ。MVPは当初の予定ではヤーソラフ・アモソフに挑戦予定だったが、ウクライナ人世界王者はロシアの同国侵攻により欠場となった。


本計量を終え、モック計量後のフェイスオフでいつものポーズを取ったMVPは余裕の笑顔を浮かべていた。

メインカードでデニス・キルホルツと対戦する渡辺華奈は真っ赤に染めた長髪と赤いファイティングショーツでセレモニアル計量で登壇し、大胸筋クッキリのミス・ダイナマイトとフェイスオフでは視線を外さす、握手をすることなく左右に分かれた。

昨年6月にクリス・カモーシェを相手に35秒TKO負けで初黒星を喫した渡辺が、再起戦でタイトルコンテンダーに挑む。その渡辺が柔道ベースなら、キルホルツもユース時代にオランダを代表する柔道家だった。その後キルホルツは、キックに転向しWMTA世界スーバーバンタム級王者とBellatorキックボクシング世界女子フライ級王座を獲得している。

渡辺は強靭なフィジカルを武器に、打撃と柔道を組み合わせた立ち技で勝利してきたが──カモーシェには打撃の防御力の低さをつかれ敗れた。

打撃単体ではキルホルツのそれはカモーシェを上回る。よって渡辺が如何に課題を克服し、得意の組みの展開に持ち込むことができるか。とはいえキルホルツもMMAファイターとして打撃の落とし込みが上手く進んでいるわけではなく、まだ打撃と組みがバラバラという見方がデキるファイターだ。

それは柔道から寝技のトランジッションにも当てはまり、その寝技でリードする渡辺がダメージを最小限に抑えて、組んでテイクダウンという流れに持ち込めば十分に勝機はある。加えて寝技に持ち込めなくても、クリンチ&打撃という融合を渡辺が見せることがあれば、それもMMAファイターとして大きな進歩であり、この試合で勝利する鍵にすらなるテクニックといえるだろう。

ウェルラウンダーが当然、そのなかで局面、局面でさらに上を行く技術力が求められる男子MMAと違って、女子はよりベースとなる技術とMMAを戦うために手にした技術を融合させ、そのベースである格闘技の強さを利した戦いこそがアドバンテージとなる。

渡辺がカモーシェ政権となったBellator女子フライ級戦線で再浮上できるか、攻守ともに柔道+打撃=MMA化がキーワードとなる一戦だ。

メインカードではリョート・マチダ、ポール・デイリーという古豪が戦う今大会。

プレリミではライト級の英国ドメスティック最強決定戦といえるキャリア14勝4敗同士のアルフィ・デイヴィスとティム・ワイルドのマッチアップが注目される。

■視聴方法(予定)
5月14日(土)
午前1時30分~ U-NEXT

■BELLATOR281計量結果

<Bellaotr暫定世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイケル・ペイジ: 168.6ポンド(76.47キロ)
ローガン・ストーリー: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ミドル級/5分3R>
リョート・マチダ: 185ポンド(83.91キロ)
ファビアン・エドワーズ: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ: 124.2ポンド(56.33キロ)
渡辺華奈: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 174.4ポンド(79.1キロ)
ヴェンデル・ジアコモ: 174.2ポンド(79.01キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル: 145.2ポンド(65.86キロ)
ロバート・ホワイトフォード: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリバー・エンカンプ: 168.8ポンド(76.5キロ)
マーク・レミンガー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイト・ジャクソン: 125.6ポンド(56.97キロ)
エリーナ・カリオニドウ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ライト級/5分3R>
アルフィ・デイヴィス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ティム・ワイルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドリュー・フィッシャー: 145.4ポンド(65.95キロ)
アッティラ・コクマス: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ワード: 184.8ポンド(83.82キロ)
アラン・カルロス: 189.2ポンド(85.81キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
リー・チャドウィック: 205.4ポンド(93.16キロ)
マチェウ・ルザインスキ: 204.8ポンド(92.89キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
キアラ・ペンコ: 115.2ポンド(52.25キロ)
ランチャナ・グリーン: 115ポンド(52.16キロ)

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BELLATOR Bellator260 MMA Report ジェイソン・ジャクソン ブログ ポール・デイリー

【Bellator260】ジェイソン・ジャクソン、総合力でポール・デイリーに完勝。敗者が勝者のチャレンジを支持

<175ポンド契約/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ポール・デイリー(英国)

左ボディ、右フック、そして左リードフックを振るうデイリー。様子見のジャクソンは、パンチをかわして右ストレートを伸ばす。デイリーはジャブを続け、左フックもジャクソンが右フックを合わせる。デイリーはボディから顔面を狙うが、ジャクソンはしっかりと見ており顔は殴らせない。と、ジャクソンは低く沈み見事なダブルレッグテイクダウンを決める。

ハーフで抑え、ワキ腹にエルボーを落とすジャクソンは腰をコントロールし、キムラ狙いも足を跨いでいく。ジャクソンはワキ腹へのエルボーを続け、鉄槌を頭部に入れる。デイリーはキムラを諦め、クローズドへ。グラウンド戦にファンがブーイングを送るというのも懐かしい光景だった。

2R、左ボディフックのデイリーに対し、ジャクソンがワンツー。デイリーの右ストレートには、カウンターの右を打ち込む。跳びヒザを見せ、フックで前に出てくるデイリーにシングルレッグを決めたジャクソンがここもテイクダウンを決める。立ち上がって胸を合わせたデイリーは左腕を差しており、右に回ってドライブ──テイクダウンを取り直す。理詰めのファイトを実行するジャクソンは、パスを決めてからハーフに戻る。

デイリーはキムラスイープ狙いにパスを許し、もう一度ハーフでキムラを続ける。ディフェンシブなキムラから、デイリーは一転スクランブルでトップを奪う。ジャクソンはシングルから立ち上がり、ボディロックテイクダウンを決めてサイドで抑え、この回を取った。

最終回、ジャブを伸ばすジャクソンが足を使い、カウンターの右をヒットさせる。即ダブルレッグを決めたジャクソンは足を跨いで抑え、足をフックする。上を向くと肩固め、背中を見せるとRNCが待っており、デイリーは半身で耐えるのみ。顔面とボディにパンチを入れるジャクソンは、ハーフでトップを取り切り鉄槌を落とす。デイリーはクローズドを取り、展開を創れず厳しい状況が続く。

残り1分、レフェリーがブレイク。致し方ないが、これは動けないデイリーの救済でしかない。跳びヒザから左フックを狙ったデイリーは、ダブルレッグであえなくテイクダウンを許すとそのまま時間に。

ジャクソンがMMAで完全にデイリーを上回り、フルマークで判定勝ちを手にした。ブーイングを受けるジャクソンに対し、デイリーはケージに残り「俺は彼をリスペクトしている。本当に良いヤツなんだ。タイトル挑戦を実現させてほしい」と気持ちの良い言葉を送った。


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BELLATOR Bellator260 Gladiator014 MMA News YouTube  グラチアン・サジンスキ アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス タイワン・クラックストン デマルケス・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール ポール・デイリー ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator260】計量終了 クラックストン「大学も出て、学位もある。この試合が人生を左右することない」

【写真】米国ではマスクが嫌がれるのが分かる?! 眼だけ見ると、異様に怖いクラックストン(C) BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ で開催されるBellator260「Lima vs Amosov」の計量が、10日(木・同)に行われた。

メインではBellator世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマが、キャリア25連勝中のヤースラフ・アマソフの挑戦を受ける。

セレモニアル計量後、マスク着用のスコット・コーカーを中央にフェイスオフを行った両者は、肩を組んで記念撮影に収まった。


デイリーの腹回りが……(C)BELLATOR

ウェルター級の新旧対決=175ポンド契約で激突するポール・デイリー✖ジェイソン・ジャクソン。

そのジャクソンとサンフォードMMAの同門で、マーク・レミンガーと対戦する──もう1人のジャクソン=ダマルケス・ジャクソンは4月16日の敗北からの再起戦を前に、個別取材で「サンフォードMMAのチームの皆の士気の高さが、俺をプッシュしてくれる」と話していた。

さらにアーロン・ピコもメインカードで出場する今大会、プレリミでは同じくフェザー級の一戦=ジャスティン・ゴンザレス✖タイワン・クラックストンに注目だ。

LFA王者からベラトール参入のゴンザレス戦を前に、クラックストンは同じく個別取材で「アイツと俺は経験値が違う。俺のようなタフな相手と戦っていない」とワールドGP出場選手の意地が伺われた。

さらにクラックストンは「この試合はベラトールとの契約の最終試合だ。現状で更新の話はない。ただし、ジャスティン・ゴンザレスとの試合を見たら、スコット・コーカーも考えなおすだろうし、他からもオファーは来るはずだ。だからといって俺は何もこの試合が特別だとは思っていない。俺は大学を卒業し、学位を持っている。それを使って仕事に就ける。だから、何も今回の試合で人生が左右されるようなことはないんだ」と一風変わった自信に溢れる言葉を口にしていた。

■視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator260計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ: 170ポンド(77.11キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 175ポンド(79.37キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 175ポンド(79.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.75ポンド(66.11キロ)
エイデン・リー: 145ポンド(65.77キロ)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.75ポンド(77.45キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン: 146.5ポンド(66.45キロ)
マシュー・スキビッキー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ: 205ポンド(92.99キロ)
グスタボ・トゥルヒーリョ: 205.25ポンド(93.09キロ)

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【Bellator】ベラトールが10月にフランス発となるMMA大会をパリで開催。中継局がCBS SNへ

【写真】日本にいると正直、ピンとはこないがCBS SPORTS NETWORKでの放送開始だが、イベントが週末に集中しないようになるのであれば朗報だ (C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、Bellatorが10月10日(土・同)にフランスはパリのアコー・アリーナで同国初のMMAイベントの開催をプレスリリースで発表したのに続き、Zoom会見でスコット・コーカー代表が10月1日のイタリア・ミラノ大会より、パラマウント・ネットワークに代わり、CBSスポーツネットワークでライブ中継されることを明らかとした。

ミラノ大会ではポール・デイリー✖デレック・アンダーソン、パリ大会ではチーク・カンゴ✖ティム・ジョンソン、マイケル・ペイジ✖ロス・ヒューストン戦が組まれることも言及されている。

なおミラノ大会は無観客だが、パリでは20300人収容可能な会場の25パーセント=5000人までの集客が認められたイベントとなる。さらにコーカーは10月攻勢と呼ぶべき、米国2大会でのカードもアナウンスしている。


フランス進出に際し、その格闘技人気の高さを往年の名キックボクサーであるディダ・ディダファットの名を引用するなど、格闘技通ぶりを発揮したコーカー。CBS SN大会として米国では10月15日(木・同)にモヒガンサンでクリス・サイボーグがBellator世界女子フェザー級王座初防衛戦をアーリーン・ブレンコウ相手に戦い、2週間後の29日(木・同)には同じくモヒガンサンでBellator世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマが、世界ミドル級王者ゲガール・ムサシに挑戦する世界戦が実現することも言及した。

上記の米国大会での日程からも分かるのは、これまでベラトールは米国時間の金曜日の夜にイベントが開かれてきたが、10月の2大会は木曜の夜となっている。CBS SNはカレッジスポーツを多く中継しており、週末以外のコンテンツの充実をViacom.CBSが求めてのチャンネル移動ともとられる。当然のようにコーカーのゴールは、米国3大オープンTVであるCBSで10年振りのMMA中継であることは間違いない。

なおCBS SNは米国のケーブル、衛星テレビほかOTTストリーミングでYouTube TVやHuluなどでも視聴できるが、そうなると現状世界的にベラトールを配信しているDAZNと重複することになる。DAZNとの関係をZoom会見では「これから話し合う」としていたコーカーだが、ここは日本での視聴状況にも関わってくるので早々にその後の状況説明をしてほしいものだ。

またコロナ禍にで、逆に好カードが増えてきたプレリミに関してはCBS SN.comとこれまで通りベラトールのオフィシャルYouTubeで配信されることとなっている。