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【WUG01】世界選手権ブロンズメダル✖2のグビアズドフスキーがガドソンに圧勝のテクニカルフォール

<フリースタイル・ヘビー級/3分2P>
ニック・グビアズドフスキー(米国)
Def. 2分43秒by TF
カイヴェン・ガドソン(米国)

ガドソンのダブルレッグをがぶり、逆にバックに回ったグビアズドフスキーが2Pを先取する。ブレイク後、シングルからダブルでバック奪取、ロールで4Pを追加したグビアズドフスキーが、さらにシングルレッグでバックに回られたガドソンは2Pを失う。スタンドで再開後にスプロールでバランスを崩したガドソンの背中を取ったグビアズドフスキーが10P目を手にして、テクニカルフォールとなった。

純粋なレスリングでブレイクが随所に入り、ケージレスリングはないWUG──ケージで五輪レスリングというコンセプトだった。


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【WUG01】レスリング・アンダーグラウンド、幕開けはバーガーがマッケナに勝利

<フリースタイル159ポンド/3分2P>
タイラー・バーガー(米国)
Def. 8-2
ジョーイ・マッケナ(米国)

ルールはUWW(世界レスリング連合)ルールに準じたポイント制が採用されたWUG。

バーガーのダブルレッグを切れず、尻もちをついたマッケナが2Pを失う。ケージ際から中央のパーテル=マッケナがバックを見せた状態で再開も、すぐにブレイクが掛かり、試合がスタンドでリスタート。バーガーのアタックをスプロールしてバックに回ったマッケナが、シングルへ。頭を押して耐えるバーガー、ブレイクに。直後のダブルレッグでバーガーが2Pを加算し、1ピリも残り1分に──ファイヤーキャリー気味に踏み込んだマッケナだが、バーガーは反応しインターバルへ。

2P、バーガーは開始直後にダブルを続け切れないマッケナが3度のテイクダウンポイントを失う。続くシングルは耐えたマッケナのローシングルで背中を譲ったバーガーは、2Pを献上する。再開後、ダブルレッグを切ったマッケナがバックを狙うも、すかされて逆に腹ばいとなる。スリップとみなされ、バックに回ったマッケナにポイント加算はない。残り15秒、ダブルをスプロールしバックに回ったバーガーが2Pを追加した。

直後にタイムアップとなり、WUG最初の試合はタイラー・バーガーの勝利となった。


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【WUG01】間もなくチェール・ソネンがサブミッションに続き、レスリング・アンダーグランドを開催!!

【写真】メインで戦うグビアズドフスキーとガドソン (C)BUDGUY INC

30日(日・現地時間)にチェール・ソネン率いるバッドガイINCが、Submission Undergroundに続き、Wrestling Undergroundの第1回大会を会場非公開、UFCファイトパスで、まさに間もなく開催する。

SUG17終了直後に同じ場所からライブ配信される同大会は、6試合のシニアレベルのフリースタイル、グレコローマン・レスラーが出場する。


メインイベントに出場するニック・グビアズドフスキーは2017年と2018年の世界選手権フリースタイル125キロ級で銅メダルを獲得している。カレッジでも3度のオールアメリカン獲得、NCAAで優勝2度、準優勝1度という実力者だ。そのグビアズドフスキーと対するカイヴェン・ガドソンは、97キロ級で米国代表の座をカイル・スナイダーに譲っているものの国内2位、カレッジではアイオワ大時代にNCAAを1度制し、オールアメリカンには彼も3度輝いている。

今大会は6試合中5試合が180ポンド以上と日本の感覚ではクラスの試合が組まれているが、オープニングマッチでは159ポンド戦で昨年の157ポンドNCAAファイナリストかつ3度のオールアメリカン=タイラー・バーガーが、141ポンドのジョーイ・マッケナとマッチアップされた。

マッケナはカデットやU23の米国代表で、昨年は彼もまたNCAAでファイナリストになっている。フリースタイルの戦績ではバーガー以上の結果を残すマッケナだが、体重差がどのように影響するだろうか。ケージのなかで行われるトップレスラーの戦い、SUGのように今後は著名MMAファイターが足を踏み入れることがあるのかも注目したい。