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【DWTNCS S04 Ep03】コウシー兄弟、兄=オライアンが残り18秒でレフェリーストップ勝利

<ウェルター級/5分3R>
オライアン・コウシー(米国)
Def.3R4分42秒by TKO
マット・ディクソン(英国)

兄弟ファイターの兄オライアン・コウシー。すぐに組んだディクソンがケージにコウシー兄を押し込む。ダブルに移行して尻もちをつかせたディクソンが、スクランブルでパンチを入れる。体を入れ替えて離れたコウシーは、スイッチを繰り返すディクソンに対して右ハイを狙う。

ディクソンは右ミドル、コウシーの右フックにダブルレッグを合わせる。ケージ際でパンチを入れたコウシーを立たせたディクソンがワンツーを入れて離れ、ジャブをヒットさせる。続くテイクダウン狙いには、コウシーが逆にケージに押し込む。首相撲でヒザを突き上げたコウシーが左フックを打ち込む。すぐに組みに行ったディクソンは、逆にケージに押し込まれる。ここも離れたコウシーは、ワンツーを被弾。スピニングバックフィスト後のダブルレッグにギロチンを合わせたが時間となった。

2R、左ローを蹴ったコウシーが大振りの右フックに再びダブルを合わされる。これを切られたディクソンはボディから顔面とショートでパンチを入れる。コウシーも左を当て返し、パンチに組まれてもテイクダウンを許すことはなくなる。オーソに構えたコウシーはワンツーを受け、サウスポーに戻して左を打ち込む。コウシーがヒザを狙った際に、足の甲が股間にあたり試合が中断される。

再開後、左ローでバランスを崩させ、組んできたところでヒザをボディに入れたコウシーは、押し込まれても右エルボーを当て、ダブルレッグを切る。スピニングバックフィストは空振りになったコウシーだが左をヒット。続くバック拳にダブルレッグを合わせにいったディクソンだが、これも切られヒザとパンチをボディに受ける。疲れて組み一辺倒となったディクソンに対し、ケージを背負ってパンチを打つコウシーは最後に打ち合いへ。ラウンド終了2秒前に握手をしてコーナーに戻った。

最終回、打撃戦を避けて組むようになったディクソンは、相当に疲弊が目立つ。体を入れ替えたコウシーがダブルレッグでスラム。サイドからマウントを狙う。必死に足を入れてハーフガードのディクソンだが、コウシーは細かいパンチから足を抜いてマウントへ。左右のパンチを落とし、バックに回ったコウシーは上を向いたディクソンに対し、肩固めを狙う。必死に防いだディクソンはパンチを集中され、我慢の時間に。

残り1分30秒、右のパンチを連打したコウシーがパスからサイドへ。さらにクルスフィックスに移行して、エルボー&パンチを連打。暴れるディクソンだが、パンチを被弾し続けレフェリーが試合をストップ。コウシーは勝利の雄叫びを挙げ、ダナ・ホワイトに契約を迫った。

残り18秒でのフィニッシュ、キャリア7連勝としてコウシーは「初回は取られたし、2Rも微妙だった。だからフィニッシュするしかないことは分かっていた。常にプッシュする、それがアルファメール流だよ。ボディへのヒザを効かせたけど、タフな相手だった。メンタル、それが全てだ。テイクダウンされてもイイのは貰わなかったし、彼が疲れたのは分かった。レスリングでは僕の方が上だ」と話し、メインに試合を控える実弟ルイスに「一緒に契約するぞ」とメッセージを送った。