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【The Fight Must Go On】Must Watch !! 櫻井雄一郎のおススメ、Gladiatorを知るための5番勝負─05─

Miyagi vs Yokomizo【写真】打撃で圧を掛け、踏み込みに見事なダブルレッグを合わせた(C)MMAPLANET

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第32弾はMust Watch!!  このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。

和歌山発、関西でMMAの普及に努めるGLADIATORの櫻井雄一郎代表が選ぶ、Gladiator編。櫻井代表が「Gladiatorで頑張っている選手をもっと知って欲しいために選んだ5番勝負」から、5試合目を。

※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。


櫻井代表が選んだ「Gladiatorで頑張っている選手をもっと知って欲しいために選んだ5番勝負」、3試合目は2019年4月14日に行われた宮城友一✖横溝和也 の一戦だ。

新生グラジエイターは過去4年間の活動で12度のイベントを開催し、スーパーフライ級王者の宮城は実に8大会に出場している。MMAから故あり身を引き、キックボクシングで経て再びMMAに戻ってきた宮城が、MMAファイターとして完成度の高さを見せた横溝との1戦だった。

櫻井雄一郎のMust Watch 05、宮城✖横溝の選択理由は以下の通りだ。

櫻井雄一郎
「宮城選手は人間味とグラジエイターへの愛が溢れています。パンクラスさんで結果が残せなかったときに砂辺(光久)さんから、『良ければ試合を組んでもらえないでしょうか』と尋ねられ、そこで旗揚げ戦で戦ってもらうと、ずっとそのことを想っていてくれるようで。この試合では一発のある横溝選手に対して、キックボクシングの代表でもある宮城選手は左ジャブでリードしていました。

Miyagi vs Yokomizo 02このまま打撃戦かと思われたのですが、横溝選手の踏み込みに見事なタイミングでテイクダウンを合わせましたね。

そのまま寝技に移行した宮城選手がマウントからバックを制し、意地でもタップしない横溝選手をRNCで落としました。本当にMMAらしい流れのなかでの一本勝ちでした。この試合はノンタイトル戦だったのですが。『ベルトを持っている選手が、ベルトのない選手には負けられない』という言葉からも、宮城選手へのグラジエイター愛が伝わってきました。私の中では宮城選手はミスター・グラジエイターです」