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【Shooto2024#02】右ヒジ負傷で欠場、竹原魁晟が話していたこと「決着をつけたい気持ちは持っていた」

【写真】負傷が癒え、この舞台に少しでも早く戻ってくることに期待(C)SATOSHI NARITA

本日23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOT2024#01で、上原平と環太平洋フェザー級王座決定戦を戦う予定だった竹原魁晟インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

しかし、21日(木)に竹原が右肘関節外則側副靱帯を損傷し、今大会を欠場することが発表された。ここでは幻に終わった上原とのタイトル戦、そしてMMAファイター誕生前夜に関して、竹原が語っていたことを書き記しておきたい。

(竹原魁晟インタビューPart.01はコチラから)


――アハハハ。

「でも結局はボクシングジムも体験だけで、入会はせずに……。当時はまだ自衛隊にいたので、自衛隊員を続けながらボクシングジムに通うのは難しいと思ったんです。当時は千葉の習志野駐屯地におり、最先任上級曹長から『じゃあMMAのジムはどうだ?』とパラエストラ松戸を紹介されました」

――すみません、最先任上級曹長とは……。再度登場されるとは思わず、先ほどはスルーしてしまいました(苦笑)。

「あっ、そうですね。最先任上級曹長というのは、各部隊の指揮官を直接補佐する役職で、簡単に言うと我々の相談に乗ってくれる方でした。その方がパラエストラ千葉ネットワークを知っていて、『あのジムなら良いんじゃないか』と薦めてくれました。

もともとMMAは存在を知っていたものの、詳しいことは知りませんでした。実はプロボクサーになろうと考えていた時、自衛隊に入ってバディとなった先輩から『ボクシングも良いけど、柔道やレスリングをやってきたならMMAのほうが向いているんじゃないか』と言われていたんです」

――陸上自衛隊の方に紹介されたとは意外な情報です。

「当時はまだ、プロのMMAファイターになりたいと考えていたわけではありませんでした。まずはMMAの技術を習得し、強くなることが目標で。プロになりたいと思ったのは、入会して少し経ってからです。それが2018年ぐらいだったと思いますが、やはり自衛隊に所属しながらプロのファイターになるのは難しいと思い、自衛隊を離れることにしました」

――竹原選手のプロキャリアを見ると、とても興味深いポイントがあります。勝つ時は判定決着か秒殺KOか。たとえば1R後半や2Rに入ってフィニッシュした試合はないです。これは何か理由があるのでしょうか。

「いえ、特に理由は……自分でもよく分からないです(笑)。試合の途中で作戦変更するわけでもないですし。自分はそんなに器用なタイプでもないので。とにかくここまで負けることなく、タイトルマッチまで進んでくることができたことは嬉しいです」

――今回タイトルを賭けて戦う上原平選手とは昨年3月に対戦してドローに終わっています。引き分けとはいえ無敗キャリアの中で、唯一勝てなかった相手です。

「あの試合は本当に悔しかったです。負けていないとはいえ、公式記録はドローだったので。再戦で挽回したい気持ちが強いです」

――前戦は開始早々に上原選手の右ストレートで腰を落としてしまいました。

「フラッシュダウンと言うのでしょうか。自分にとっては未体験のことでした。でも腰が落ちたのは一瞬だけで、すぐに持ち直すことができました。でも、あのフラッシュダウンで1Rは相手の10-9になってしまう。2回戦だったので、次のラウンドを取ってもドローですよね。だから2RでKOするか、一本を取りたいと思って戦っていました。でも上原選手はディフェンスもしっかりしていますし、何よりフレームが大きくて、やりづらかったです」

――それだけフレームの差があるために、1Rは中に入りづらそうでした。しかし2Rから一気に距離を詰めることができたのは、何か切り替えたものがあったのでしょうか。

「詳しいことは言えないのですが、自分の中に切り替えスイッチがあるんです。インターバル中に鶴屋さんからアドバイスを頂いて、その内容を自分自身でも考え、次のラウンドから動きを変えてみたりします。それで何とか2Rに追い上げることができました。

でもドローに終わったので、ずっと決着をつけたい気持ちは持っていたし、近いうちに再戦があるだろうとは考えていました。結果、インフィニティリーグは僕が1位で上原選手が2位。1位と2位が王座決定戦に進むことは決まっていたので、やはり――と思いました」

――前回の対戦から1年、ご自身は何が一番伸びたと思いますか。

「もともと持っていたレスリング力が強化されました。トップキープもバックキープも強くなり、そこに打撃が上乗せされていますね。

上原選手がどう変わっているかは分かりませんが、今度こそKOか一本で完全決着を目指します。僕にとって環太平洋のベルトは通過点です。ここで勝って必ず修斗の世界チャンピオンになります」

 
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
キム・ミンヒュン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
結城大樹(日本)
椿飛鳥(日本)

<バンタム級/5分3R>
平川智也(日本)
川北晏生(日本)

<68キロ契約/5分2R>
児山佳宏(日本)
松浦真実也(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>※57.25キロ契約
片山将宏(日本)
青井太一(日本)

<フェザー級/5分3R>
島村裕(日本)
大田ノヒロ(日本)

<バンタム級/5分2R>
中野剛貴(日本)
椿馨(日本)

<フェザー級/5分2R>
加藤裕彦(日本)
人見礼王(日本)

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【Shooto2024#02】上原平と環太平洋フェザー級戦、竹原魁晟「どうせなら一番レベルの高い部隊に」

【写真】言葉遣いが異様に丁寧な竹原。我々の知らない、専門用語も数多く聞かれた(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOT2024#02で、竹原魁晟が上原平と環太平洋フェザー級のベルトを争う。
Text by Shojiro Kameike

竹原はレスリングをベースにMMAを始め、2021年のプロデビュー以降は無敗。昨年のインフィニティリーグを制して空位の環太平洋王座決定戦に進んだ。対戦相手は、同リーグ戦でドローに終わった上原平という因縁の試合を迎える。そんな竹原はかつて、陸上自衛隊の第一空挺団に所属していたという。鹿児島出身、山口県の徳山大学に進み、習志野駐屯地からパラエストラ千葉ネットワーク(※取材は3月11日に行われ、直後の13日に『THE BLACK BELT JAPAN』の発足が発表された)に辿り着いたMMAキャリアについて訊いた。


――竹原選手は元陸上自衛隊で、第一空挺団に所属していたそうですね。

「はい。2019年7月まで陸上自衛隊におりました」

――第一空挺団といえば陸上自衛隊の中でもエリートというイメージがあります。

「エリート、というと語弊はありますが……誰でも行こうと思って行ける部隊ではないとは思います」

――もともと第一空挺団に入りたいと思っていたのですか。

「空挺団に入りたいと考えたのは、陸上自衛隊に入ってからです。高校卒業時にレスリングのご縁で大学に進んだのですが、ゆくゆくは自衛隊に入りたいと思っていました。大学を卒業して自衛隊に入り、どうせ行くなら一番レベルの高い部隊に行きたい。そう考えて空挺団に入ったという流れです」

――その第一空挺団には、何年ほど在籍していたのでしょうか。

「1任期と少しぐらいだったと思います」

――1任期というのは……。

「あっ、すみません。自衛隊は1任期が2年になります。ですので2年強、陸上自衛隊にいました」

――こちらこそ門外漢にも関わらず、いろいろと訊いてしまい恐縮です。2年強で陸上自衛隊を離れた理由は、プロMMAファイターになるためだったのですか。

「そうです。ひとつ決めたらその道だけを進みたいという思う性格で。本当はもっと早くからMMAを始めたいという気持ちはありました。しかし当時の最先任上級曹長に相談したところ『格闘家になるにしても、ちゃんとお金を貯めてからのほうが良い』と言われまして。いろいろ引き止めもあり――」

――「誰でも行こうと思って行ける部隊」ではない第一空挺団に入った人間は、引き止められるのも当然だと思います。大学を卒業して自衛隊に入る前には、プロのファイターになることは考えていなかったのですか。

「若干考えていました。ただ、最初はプロボクサーになりたいと思っていました」

――えっ!?

「大学ではレスリング部の練習が終わったあと、空手部の部室に潜り込み、勝手にサンドバッグを叩いたりしていました」

――勝手に(苦笑)。

「はい(笑)。たまに空手部員と鉢合わせしましたけど、『自分はレスリング部です』、『あぁ、そうなんだ』ぐらいで終わりました」

――その空手部員さんに異種格闘技戦を挑みたいとは思いませんでしたか。

「アハハハ、ちょっとだけ思いました。異種格闘技戦というほどではなく、『自分の打撃がどれだけ通用するのかな?』というのは知りたくて。打撃で敵わなければ、レスリングも含めて総合的な技術を使おうとは考えていました」

――やはり考えはしたのですね。それは道場破りになるので実行しなくて良かったです。もともとレスリングはいつ、どのようなキッカケで始めたのでしょうか。

「レスリングは高校からで、中学までは柔道をやっていました。柔道も面白くて好きだったのですが――やはり柔道は道着があるじゃないですか。裸足ですし。路上で突発的に、実戦に入った時はレスリングの技術が役に立つのではないかと思い、高校からレスリング部に入りました。

子供の頃から戦いが好きだったんです。漫画や映画に影響を受けていました。それこそ先日亡くなった鳥山明先生の『ドラゴンボール』や(※取材は3月11日に行われた)、他にもカンフー映画とか。別にヤンチャだったり、喧嘩に強くなりたかったということでもなく」

――なるほど。柔道、レスリングと移っていくなかで高校時代に打撃を習おうとは思わなかったのですか。

「ずっと打撃はやりたいと思っていました。それが大学の空手部のサンドバッグを使うことや、卒業後にプロボクサーになりたいという気持ちに繋がったんです。とはいえ、ボクシングを始めたいと思ったもののジムには入会しませんでした。いろいろジムは見学して回ったんです。それこそ名字が同じというだけで竹原慎二さんのジムとか」

<この項、続く>

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【Shooto2023#06】計量終了 堀内佑馬が体重を落とせず。重い空気の修斗計量会場から、よもやま話

【写真】果たして、この顔合わせは明日実現するのか。正式発表を待ちたい(C) MMAPLANET

24日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#06の計量が港区のハルビゾン100で行われた。
Text by Manabu Takashima

メインは北米MMAで成長をしてきた堀内佑馬と石井逸人のフライ級戦が予定されているが、堀内が本計量でリミット600グラムオーバーで再計量に。

フェイスオフでも視線を合わせることなく、マイクでも「スミマセン」というのみの堀内は、再計量は57.0キロで300グラムオーバーに終わる。が、あの状況から300グラムも落としたことで体は限界を迎えているだろう。

正式発表ではないが、コーナーに就くために来日したコリン・オーヤマ氏によると、「相手はリミットまで落とさないと戦わないといっていたが、ユーマは髪の毛も切って気を失いかけている」と現状を話している。

石井は計量直後に「これでは100パーセントで戦えない。改めて別の機会に100パーセント同士で戦いましょう」と発言。堀内が歩くのもままならず、トイレで嘔吐する姿も目にしており、石井としては純粋に万全の堀内と戦いたいという意思が伺えた。

そんな重い空気だった計量会場からよもやま話をお届けしたい。


■インフィニティリーグ2023女子ストロー級で宝珠山桃花と戦う藤野恵実は、以前のように美白ライトや写真の美白加工も必要がない白い肌に。「それだけ潤っているんです」という藤野に対し、夫でありコーチでもある津田勝憲氏は「水抜きで、顔が白くなっているだけですよ」と言い放っていた。

■修斗初出場、平川智也と対戦するライダーHIROは、計量をパスしてファイティングポーズを取る――と、司会進行の北森代紀氏より「そこは仮面ライダーのポーズじゃないの? 魔マフラーをしても体重オーバーじゃないでしょ」と突っ込まれてしまう。またライダー口調の意気込みには、岩﨑大河が我慢出ないという風に懸命に笑うのをこらえる場面も見られた。

■RIZIN、Pancrase、修斗が同日開催となる明日。その3つの大会全てに選手を送り出すパラエストラ千葉ネットワーク。明日の後楽園ホールには内田タケルと児山佳宏が出場するが、セコンドは内田によると、扇久保博正が務めるという。明日のパラ千葉勢、RIZINには御大・鶴屋浩、パンクラスは鶴屋怜がセコンド業務に就く模様だ。

■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後5時30分~ABEMA格闘チャンネル

■ Shooto2023#06対戦カード

<フライ級/5分3R>
石井逸人:56.7キロ
堀内佑馬:57.3キロ→57.0キロ

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河:83.7キロ
キム・ウンス:83.7キロ

<バンタム級/5分3R>
平川智也:60.9キロ
ライダーHIRO:60.7キロ

<フライ級/5分3R>
内田タケル:56.5キロ
大竹陽:56.6キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
宝珠山桃花:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
杉本恵:51.5キロ
エンゼル☆志穂:51.7キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.9キロ
磯部鉄心:66.1キロ

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏:65.6キロ
メイヘム和也:65.6キロキロ

<バンタム級/5分2R>
谷井翔太:60.9キロ
杉野光星:61.1キロ

<新人王決定Tフライ級2回戦/5分2R>
大石航輔:56.5キロ
神里昭吾:56.3キロ

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【Shooto2023#06】石井逸人戦へ、堀内佑馬「やり残したことがある。ここで負けたら俺の冒険は終わり」

【写真】人生が掛かった一戦についても、一貫して穏やかな表情のままだった堀内。修羅場を多く経験してきたタフさがある(C)MMAPLANET

24日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto#06に堀内佑馬が初参戦を果たし、石井逸人と戦う。
Text by Manabu Takashima

UFCを目指し、10代から単身渡米。チーム・オーヤマに所属し、LFAでフライ級王座挑戦、Road to UFC出場と夢を追いかけ、挫折を経験した。そんな堀内が7年5カ月振り母国で戦う。それでも彼の目は米国を見ている。やり残していること、人生に悔いを残さないために絶対に負けられない石井戦に臨む。


――1月にLFAフライ級王座決定戦で計量失敗、フィリッピ・ブニスにTKO負けをしました。あの敗戦から、9カ月空いて修斗での試合になりました。タイトルが取れなかった後は、どのようにキャリアの再構築を考えていたのでしょうか。

「10月にフアン・プエルタ戦があって、インターバルが短かったので結構、疲れていました。なので米国で疲れを抜きながら、遊び感覚で1カ月ほど練習していました」

──それは体の疲れだけではなかったのでは?

「そうですね。メンタル的にも……激しく追い込んでいたので。毎日3部練をやり、”まさか”が重なって相当に疲れていました。それでビザが切れたので春に帰国しました」

──今、米国のビザは更新でも時間が掛ると聞きます。

「そうですね。僕の場合はビザも1年更新で。12月に申請をして、更新できたのは5月でした」

──ところで日本にいると旧交を温める機会も多くないですか。

「帰国して最初の1カ月は酒を3、4回飲みましたけど、それからは練習をずっとしていたので特別、遊んでいたということはないです。7月の終わりに米国に戻るまで、昔所属したタンタン・ファイトクラブやMe,Weでも山﨑(剛)さんに指導をしてもらって、(藤田)大和君や山北(渓人)君と練習させてもらっていました」

──軽量級のファイターに囲まれて練習できたわけですね。

「ハイ。でもチーム・オーヤマは特別なのか、他のジムのことは分からないのですが、フライ級とかバンタム級の選手が多くて。打撃も寝技も強いヤツが多いので、オーヤマでも同じ体格の選手と良い練習ができます」

──押忍。ではビザが更新されるまで、日本で試合をしようという気持ちには?

「特になかったです。ビザが取れると、すぐに試合が決ったりすることもあるので、いつでも試合に応じられるよう練習をすることが大切だと思っていました」

──それでも修斗で試合をすることにしたのは?

「今回、ビザ更新をする際に移民局から日本を代表するプロモーションの推薦状がいると言われて、そこでサステインの坂本(一弘)代表が書いてくれたので。本当に有難くて。だから恩返しをするために修斗で戦うことにしました」

──恩は恩として、修斗で戦いたい相手はいたのでしょうか。

「正直、UFCを目指していたので日本の試合も結果をチェックするぐらいで。だから……新井(丈)選手と平良(達郎)君ぐらいしか知らなくて。ただ石井選手は僕が日本にいる頃から活躍していて……あの、あれです。田丸(匠)選手との試合とか、凄いなぁって思っていました」

──日本での試合なのに、1度カリフォルニアに戻って調整をしたのは?

「やっぱりアッチでやってきたし、コーチも『ファイトキャンプをやろう』と言ってくれましたし。アレックス・ペレス、リッキー・シモンたちと練習して、こないだのUFCで勝ったフェルナンド・パディーリャとか。それと今、カリフォルニアではA1 Combatと並んで盛んに行われているUp Next Fightのフライ級チャンピオンのジャンニ・ヴァスケスともよく練習していました。フェルナンドは10th Planetは出身で、メキシコ人ってボクシングのイメージが強かったのですが、寝技が上手い選手が多いですね。

ONE柔術でもサラリーマンみたいな人が黒帯で、メチャクチャ強くて。そんな人達とも練習してきました」

──試合の対策というのは?

「オーヤマ・コーチが試合をチェックしてくれて、練習方法や作戦を授けてくれます」

──石井選手も崖っぷちの状態ですが、どのような印象を持っていますか。

「やっぱり田丸さんとの試合の印象が強いです。最近の試合はコーチと見て、スクランブルとかグラップリングがしつこい。バックを取るのが上手いイメージです。気合が入って、闘志が見える試合をしているので楽しみですね。

ただ1Rでテイクダウンダウンを取れないと、そこから気持ちが続くのか。僕は短期決戦も長期でも戦えるので。壁レスだと倒されないし、倒されてもスクランブルをして極めることができる。ここは自信を持って戦います。同時に自分は本当に格闘技が好きで、日本のMMAを見て育ったので、次回大会出場でマイクで話すとかJ-MMAを経験できて嬉しかったです」

──継続参戦も考えていますか。

「ビザの更新も年々難しくなっているので……どうなるのか。ただし……そうですね。やり残していることがあるので」

──UFCですね。

「いえ、LFAフライ級王座です。当然UFCで戦いたいですが、その前にLFAのベルトだけは絶対に獲りたい。現実的にやり残していることはLFAフライ級のベルトです。さっきも言いましたけど、ビザの更新も難しくなっています。でもあのベルトだけは巻かないと、人生の心残りになるので。2回挑戦して、不完全燃焼に終わっていて……。

とにかく今回の試合に勝つのが大前提なので。この試合の後のことは、そこまで考えていないですけど、勝ったら積極的に動きたいです。やっぱりLFAには出たいので、ここで負けたら俺の冒険は終わりです。米国に行く権利すらなくなるので、全ての試合が大切ですけど、今回は特に負けられない。LFAからオファーが届くよう熱い試合、削り合いをしたいです。そして勝って、マイクで何か言いたいですね(笑)」

■視聴方法(予定)
9月24日(日・日本時間)
午後5時30分~ABEMA格闘チャンネル

■ Shooto2023#06対戦カード

<フライ級/5分3R>
石井逸人(日本)
堀内佑(日本)

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
キム・ウンス(韓国)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実(日本)
宝珠山桃花(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
杉本恵(日本)
エンゼル☆志穂(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平(日本)
磯部鉄心(日本)

<フライ級/5分3R>
内田タケル(日本)
大竹陽(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
ライダーHIRO(日本)

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏(日本)
メイヘム和也(日本)

<バンタム級/5分2R>
谷井翔太(日本)
杉野光星(日本)

<新人王決定Tフライ級2回戦/5分2R>
大石航輔(日本)
神里昭吾(日本)

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【Shooto2023#06】念願の空道世界大会制し、MMA復帰。岩﨑大河─01─「勝たなければ発言権はない」

【写真】空道を生涯をかけてきわめていく武道。MMAをやり切るのは、今(C)SHOJIRO KAMEIKE

24日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto#06で、岩﨑大河が韓国のキム・ミンスと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2020年7月のMMAデビュー以来、無敗街道を走ってきた岩﨑は、昨年12月にラファエル・ロバトJrに敗れた。しかし今年5月には自身のルーツである空道の世界選手権の+270クラスを制し、再びMMAに戻ってくる。空道とMMAの両立、そしてMMA初黒星からの復活――岩﨑が現在の心境を語ってくれた。


(C)DAIDOJUKU

――改めて空道世界選手権、優勝おめでとうございます。決勝のフィニッシュが掴みからの頭突き連打というのは、空道らしいと思いました。

「ありがとうございます!」

――今年の世界空道選手権は出場選手が国際色豊かで、決勝で対戦したイタリアのアドリアーノ・メネゲッティはバック→足の取り方など柔術をやりこんでいる印象でした。

「そうなんです。空道で強い国といえばロシアなのですが、『最近強くなってきたな』と思う国は柔術や他の格闘技を取り入れているところが多いですね。今回目立ったのがキューバの選手で。-260クラスで優勝した選手(リディエ・ジョロン・ゴンザレス)はヨーロピアン柔術(※注)をやっていると言っていました」

注)ヨーロピアン柔術:種目によってルールは大きく異なるが、「ファイティングシステム」は寸止めの打撃技と投げ技、絞め技、関節技、抑え込み技が許されている着衣総合格闘技。初期UFCで活躍したレムコ・パドゥールは、ファイティングシステムの世界王者だった。

――キューバ勢の参戦は興味深いです。

「昔の試合映像を視ると、寝技だけの試合でもかなり強くて。僕の決勝の相手もそうですが、空道の中では対ロシアの戦略として柔術とか寝技を強化しているのだろうと思います」

――どの格闘競技でもロシアや中央アジアなど、旧ソ連圏の選手対策は必須となっていますね。対して決勝の相手は寝技だけでなく、蹴りも伸びる選手でした。

「決勝は最初、自分が押されているような印象を与える試合展開でしたよね。相手はリーチが長くて、打撃がコツンと当たる。自分としては効いていないけど、懐に飛び込むことができない。最初は打撃で勝てるものの、組むというか組みに行くぐらいの距離感で戦ったほうが自分の打撃も当たるかなと思いました。延長戦に行く前に戦術を切り替えることができて、結果的に功を奏しました」

――延長戦で岩﨑選手のパンチがクリーンヒットした裏には、そうした戦術の切り替えがあったのですね。決勝はフィニッシュこそ頭突きの連打でしたが、直前のパンチが効いていて、頭突きで心が折れたという印象でした。

(C)DAIDOJUKU

「ストレート、フック、ストレートと入った時に自分の中では『これは勝った』と思いました。

相手の動きが落ちたのも、目に見えて分かりましたから。自分が待ちの状態で、相手に入ってきてほしいけど入ってきてくれない。そこで自分から攻めていくと、相手も自分の距離に入ってきてくれたんです」

――岩﨑選手としてはMMAもやりながら、空道の世界選手権で勝ちたい――『自分が優勝しなければいけない』という義務感やプレッシャーは感じていましたか。

「プレッシャーのようなものは無かったです。自分は人に何か言われても、それほど気にしないタイプなので(笑)。ただ、他の人がどう思っていたか分かりませんが、自分で勝手に優勝することが義務のように考えていました。空道とMMAを並行してやっていることで、両方から何か言われないようにしないといけない。空道でもMMAでも、勝たなければ自分に発言権はないですから。その気持ちが自分の糧になっていました。この世界選手権に出場したこと、そして優勝できたことは間違いなく自分にとってプラスしかありません。ようやく自分の義務を果たすことができて嬉しいです」

――世界選手権を制したことで、今後も空道を続けていくのか。あるいはMMAに専念するのかという選択権を持つこともできたと思います。

「空道を辞めることはないです。ただ、しばらくはMMAに専念していきたいと思っています。実は世界選手権に専念するため、MMAのオファーも断っていました」

――4月のONE FFに出場する話もありましたよね。

「あれは対戦相手の負傷で流れてしまったんですよ。最初は3月に試合をする予定で、それが4月に延期されて……『5月に空道の世界選手権があるのに』と(苦笑)。ただ、今考えると流れて良かったと思います」

――MMAの話でいえばデビュー以来無敗街道を歩んできた岩﨑選手ですが、昨年12月の巌流島でラファエル・ロバトJr.に敗れています。

「あの試合は力負けしてしまいました。あとは最初に聞いていたリングの広さとは違っていて、作戦を変えざるをえなくなりました。ただ、負けたことは事実ですし、何を言っても言い訳になります。レコードに1敗はついたけど、そんなに気にはしていません。内容的にも悲観するようなものではなかったかな、と思っています。自分にとっては『今後も頑張らないといけない。今の自分にはコレが足りない』と気づくこともあって。ちょうど空道の世界選手権を挟んで、MMAキャリアの折り返し地点になったと考えています」

――ご自身には何が足りないと思いましたか。

「MMAの中で区分するなら、自分はストライカーです。ストライカーにとって最初は、組みの部分は二択になると思うんですよね。レスリングを鍛えてテイクダウンするようになるか。あるいは倒されても、すぐに立ち上がれるようになるか。自分の場合はレスリングを練習してみても、フィジカル負けをしたことはないです。それでもテイクダウンされることはあります。だとすれば、すぐに立つ練習をしたい。そう思ってグラップリングの練習を増やして、今は良い形になってきています」

<この項、続く>

■ Shooto2023#06対戦カード

<フライ級/5分3R>
石井逸人(日本)
堀内佑(日本)

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
キム・ウンス(韓国)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実(日本)
宝珠山桃花(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
杉本恵(日本)
エンゼル☆志穂(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平(日本)
磯部鉄心(日本)

<フライ級/5分3R>
内田タケル(日本)
大竹陽(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
ライダーHIRO(日本)

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏(日本)
メイヘム和也(日本)

<バンタム級/5分2R>
谷井翔太(日本)
杉野光星(日本)

<新人王決定Tフライ級2回戦/5分2R>
大石航輔(日本)
神里昭吾(日本)

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【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5

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灼熱の日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。そんな中、私は熱中症からの胃腸炎。ずいぶんと長引きましたが、徐々に回復したため、後楽園ホールからプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5の速報をお届けします。メインは今や修斗の顔になったと言っても過言ではない新井丈(和術慧舟會HEARTS)がストロー級の王座防衛戦に登場。キレ味鋭いストライカー安芸柊斗(MMA Zジム)を迎え打ちます。新井の鬼神のような強さが続くのか。安芸が打ち崩すか。今宵も電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。

なお、第1試合に出場する予定だったCHAN-龍(MMA Zジム)は前日計量の会場に訪れず、対戦相手の上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)の不戦勝となりました。またCHAN-龍はインフィニティリーグへの出場権も消滅。計量バックれて、、、プロとしてあるまじき姿。その後の行方が気になる。


【オープニングファイト第1試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級 一回戦】
△大石航輔(トライデントジム)
(判定1-0)
△木下皓介(GROUND CORE)
1R、開始直後からケージ際での長い差し合いが続く展開。膠着してブレイク。再開すると打撃の交差。木下の蹴りに合わせて大石のパンチがヒットしたか木下はグラつく。しかし木下はタックルで組み付いて再び差し合い。ここから互いに倒し切れずラウンドを終えた。
2R、開始と同時にタックルで組み付く木下。ケージに押し込んでテイクダウンを狙うが大石は必死に耐える。差し合いから大石の膝がローブローになってしばらく中断。再開するとまたも差し合い。終了間際に木下がやっとテイクダウン。しかし大石は下から三角を狙う。木下もパウンドで応戦するがタイムアップ。判定は1-0でドロー裁定。優勢ポイント3-0で大石が準決勝進出。


【オープニングファイト第2試合 ストロー級】
◯根井博登(パラエストラ千葉)
(判定3-0)
×里見拓磨(MMAZジム)
1R、軽快なステップからスタンドでバックに周った根井。ジャーマンでテイクダウン。逃げる里見を捕獲してグラウンドに持ち込む。すかさず根井は足関節。だが里見は冷静に対処してスタンドに脱出。猪木アリ状態からローを蓄積。さらにスタンドでパンチをヒットさせるが、最後は根井がタックルでテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、タックルに来る根井に対してパンチを当てる里見。根井はお構いなしに組んでテイクダウンするが里見はすぐに立ち上がる。それでもタックルに来る根井を潰してパンチを入れて、時には飛び膝を狙うがグリーンヒットしないまま試合終了。判定は根井に軍配。


【第2試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級】
◯浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO/勝ち点4)
(判定2-0)
×磯部鉄心(パラエストラ松戸/勝ち点0)
1R、差し合いから足を掛けてテイクダウンしたのは磯部。しかし浜松はすぐに立ち上がる。逆に組み付いてケージに押し込むとテイクダウン。立ち上がろうとする磯部のバックに周ってコントロール。しかし終了間際に磯部は浜松をガブってチョーク狙い。だがタイムアップ。
2R、一転してスタンドの展開。磯部の左ジャブ、ローが蓄積。嫌がった浜松は胴タックルで組み付く。時間を掛けてテイクダウン。バックに周ると側頭部にパウンドを入れながらチョークを狙う。左右を入れ替えて仕掛け続けるが極め切れないまま試合終了。判定は浜松に軍配。


【第3試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
◯宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT/勝ち点4)
(判定2-0)
×吉成はるか(シューティング宇留野道場/勝ち点0)
1R、スタンドで主導権を握る宝珠山。間合いを詰める吉成に対して左右の連打をヒットさせる。嫌った吉成は胴タックルで組み付く。しかし宝珠山の腰は重く、長い差し合いが続く。終了間際に足を止めて打ち合うがクリーンヒットなくラウンド終了。
2R、やはり打撃で勝負したい宝珠山に対して吉成は組み付く。差し合いのまま膠着したが、中盤についに吉成が足を掛けてテイクダウン。しかし宝珠山はすぐにバックに周る。吉成もすぐに立ち上がり、お互いにテイクダウンし切れずに試合終了。微妙な判定は宝珠山に軍配。


【第4試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級】
◯藤野恵実(トライフォース赤坂) 
(1R チョーク)
×エンゼル☆志穂(GSB多治見/勝ち点0)
1R、開始直後から足を止めての打ち合い。まるでドン・フライ×高山善廣。エンゼルも真っ向から打ち合うがド突き合いなら藤野が上手。パンチでダウンを奪うとギロチンを狙う。一度は不発に終わるが再び首を取ってグラウンドに持ち込むとバックに周ってチョーク。ガッチリ極まるとエンゼルはタップ。藤野が貫禄の一本勝ち!
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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#05   エンゼル☆志穂 オーディン スソン チャンネル ヤックル真吾 上原平 修斗 内藤頌貴 加藤ケンジ 吉成はるか 宇田悠斗 安芸柊斗 宝珠山桃花 山内渉 新井丈 浜松ヤマト

【Shooto2023#05】「正直、新井丈とやりたい。1位は新井丈だと思っています」ヤックル真吾前の山内渉

【写真】爽やかキャラは変わらず。言葉も丁寧。腰も引く。でも言いたいことはしっかりと口にします(C)MMAPLANET

本日23日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#05で山内渉がヤックル真吾と対戦する。

格闘DREAMERS出身、完全に好青年キャラの山内はアマ修斗で苦戦していたことが、信じられないような快進撃をプロになってからは見せてきた。プロデビューから1年4カ月で5連勝、今回は8カ月の試合間隔が空いてのヤックル戦だ。プロモーション間を渡り歩いてきた苦労人との対戦を前にし、計量直後というタイミングでタイトルを視野に入れた山内の話を訊いた。


──昨年11月の清水清隆戦以来、8カ月振りのファイトとなります。これだけ試合間隔が空いてしまったのは、何か理由があったのでしょうか。

「あの試合のあとタイトルマッチができるかと思って待っていたら、新井丈選手がフライ級に上がってきたことで……ちょっと流れが見えなくなって。5月にも試合がなかったという感じでした」

──その時点で、誰とタイトルマッチを戦うという青写真を描いていたのですか。

「宇田悠斗がDEEPに行ってしまったので、関口(祐冬)君と戦うつもりでした」

──これほど早くがタイトル戦を語る位置に山内選手が来るとは。アマチュア修斗でもがいていた期間とさほど変わりないかと。

「確かにそうですね(笑)。格上とばかり組んでくれたので、ありがたかったです。自分でもこんなに直ぐにここまで来るとは思っていなかったのですが、マッチメイクに感謝しています」

──それは勝ち続けてきたことですから。しかし、いつもながらケージの外と中の印象が全然違いますね。

「アハハハ。それよく言われるんですが、自分では分からなんですよね。真面目に試合をしているだけなんで(笑)」

──では、この試合に向けてどのように準備をしてきましたか。

「以前はFight Farmだけで練習していたのですが、最近はフライ級の選手と練習をするために出稽古も増やしています。川口REDIPSで猿飛流選手とやらせてもらったり、XFIGHTでも須藤(晃大)君、鈴木崇矢とも練習してきました。このところ行けていなかったのですが、西千葉にあるジークジムでもやらせてもらっていました。同階級とやることが増えたので、その面で結構成長できたと思います」

──タイトルを目指す上で、ここで対戦するのがヤックル真吾選手になったことはどのように捉えていますか。いわば修斗的なステップアップをした選手ではなく、外敵です。

「いつもそうですが、対戦相手に何かあるとかは余りなくて。一つ間違えると、格闘技なんで負けますし。いきなりランカーと試合をしているのも、運が良いんだろうし(笑)。僕は下から急に来た選手だからって、油断とかは絶対にしないです。誰でも同じように別に何とも思わないです。

これを勝てばタイトル戦を組んでもらえるなら、戦って勝つだけです。試合は緊張もするし、疲れるのでそんなにやりたいとは思っていないのですが(苦笑)、空き過ぎは良くないので。なんか普通に試合ができることが大きいですね。でも、ここは絶対に落とせないのでその面では緊張します」

──ではヤックル選手、どこに気を付けないといけないですか。

「沖縄出身なのが関係しているのか、フィジカルが強そうです。爆発力があるので、怖いタイプの選手です。集中力を切らさないで、そこだけ気を付けていつも通り戦えば問題なく勝てると思っています。一発大きなのを貰わない。そこは注意して戦います。

ずっと倒すつもりでいたのですが、前回の清水選手との試合から絶対に決着をつけないといけないと思うようになりました。上に行くには完全決着しないといけない。だから一歩踏み込んで打ちました。今回も踏み込んで、打撃も寝技も思い切っていこうかなって」

──MMAを回せる山内選手ですが、フィニッシュする時に意識は打撃になるのか、グラウンドになるのか。どちらでしょうか。

「やっぱり打撃ですね。ただ、寝技もやっているのでそこはどちらでも……ただFIGHT FARMだし、打撃で行きたいですね(笑)」

──ヤックル選手に一発があったとしても?

「打撃の方がリスクはあります。一発でひっくり返ることもあるので。その点でもスリルというか面白いかと思います」

──そこに踏み込めていけるのですね。

「内藤さんとの試合まで、踏み込めていなかったです。相手の打撃を警戒し過ぎてしまって。それだと倒せないと分かったので、清水さんとの試合で踏み込んで当てることができて──感覚が掴めた感じです」

──それでこそ髙谷裕之の弟子だと。

「髙谷さんも田村(彰敏)さんもイケイケで、ガンガン殴るスタイルだったので横着した試合はできないです。それに僕もしたくないですし。ガンガン行くという髙谷さんと田村さんのスタイルが、自然とFIGHT FARM勢には刷り込まれているので」

──明日はフライ級王座にも影響を及ぼす、ストロー級王者の防衛戦があります。タイトル戦は誰と戦いたいと思っていますか。

「正直、新井丈とやりたいです。この間、実質1位の関口君に勝ったので1位は新井丈だと思っています。言い方は悪いですが、2番に勝ってチャンピオンというのは変な話なので。一番強いヤツを倒して、チャンピオンになりたいです。

関口君との試合を見るまで、新井丈って何ができるのか分からなかったです。でも、あの試合で腰の強さとか圧力を掛け方とか見ているだけじゃ分からない何かがある。向き合ってみないと感じられない何かが──。そこに飲み込まれて皆、負けてしまう。そこが新井丈の強味ですね」

──ではストロー級の試合でも勝ち続けてほしい。

「そうですね、明日の試合も防衛してほしいです。一番に勝つのが、僕的にも一番スッキリするので」

──タイトル戦では山内が見たい。そう思われるためにも、明日はどのような戦いを見せたいと思っていますか。

「絶対に完全決着します。3Rあるので、倒す機会が訪れます。そこを逃さず、焦ることなく結果的に倒せたという試合をしたいです」

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル


         
■Shooto2023#05計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 新井丈:52.0キロ
[挑戦者] 安芸柊斗:52.0キロ

<バンタム級/5分3R>
藤井伸樹:60.8キロ
竹中大地:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
山内渉:56.7キロ
ヤックル真吾:56.5キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内藤頌貴:56.6キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:61.1キロ
スソン:61.1キロ

<ライト級/5分3R>
結城大樹:65.6キロ
オーディン:65.7キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
エンゼル☆志穂:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花:51.9キロ
吉成はるか:51.9キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト:65.6キロ
磯部鉄心:65.8キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.6キロ
CHAN-龍:──キロ

<ストロー級/5分2R>
根井博登:52.0キロ
里見拓磨:51.9キロ

<新人王決定T一回戦フライ級/5分2R>
大石航輔:56.6キロ
木下皓介:56.4キロ

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【Shooto2023#05】計量終了 オーディン水抜き6キロ、山内渉は5.5キロ──修斗計量会場よもやま話

【写真】ストロー級頂上決戦。そしてライト級戦線にも影響をおよぼす一番──待ったなし(C)MMAPLANET

明日23日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#05の公式計量が港区のTHE10KOLで行われた。

メインの修斗世界ストロー級選手権試合=チャンピオン新井丈×安芸柊斗から、竹中大地のカムバックと藤井伸樹戦。山内渉、スソンという若い力、藤野恵実の初参戦とクリーンヒットの連打という印象が強い今大会。

新人王Tに出場の安芸のチームメイトのCHAN龍が計量会場に姿を見せず、上原平の不戦勝&3P獲得に。

加えて前回が体重超過し、今回は無断で計量を欠席したCHAN龍はインフィニティリールの出場権を剥奪された。


■EXFIGHTではウェルター級、POUNDSTORMではライト級で戦ってきたオーディンが、プロ修斗初参戦はフェザー級=結城大樹戦。計量は65.7キロでパスした。格闘DREAMERSの頃とは全く輪郭も体格も違っており、周囲のファイターや関係者も一見してオーディンと気付かないほど。通常体重から18キロもの減量で、水抜きは脅威の6キロというオーディンが、明日はどこまでリカバリーでき、ファイトする上でアドバンテージになっているのか、見ものだ。

■そのオーディンとDREAMERSの同僚だった山内渉は、オーディンが6キロ水抜きしたことに対して、「ヤバいですね」と言いつつ、彼自身のドライアウトは5.5キロ。いや、体重比でいえばあなたの方が危ないでしょ──という落ちに。

■SUSTAINの坂本一宏代表に「先日のパンクラスで田中路教選手と戦った南アフリカのシンディレ・マネンゲラっていうファイターが、坂本さんと激似で」と伝えると──「知りませんわ。南アフリカの人が、僕に似るなんてあるんですか?」と。ぜひ、その眼光鋭いのに二重のまなこ、そして〇〇ぎわの激似振りをご自身に確認してほしいところだ。

■オープニングファイトに出場する脅威の高校生=根井博登の計量の様子を携帯で撮影していたのが、第7試合のフライ級戦で関口祐冬と対戦する内藤頌貴。計量前、水のなかも体の中のカラカラの状態ながら、まるで我が子の記念写真を撮るような優し気な表情だった内藤は、自身が計量台に乗ると一転して、厳しい顔つきに。いやぁ、ファイターは凄い。

■同様にOPファイトの新人王Tに出場する木下皓介に付き添っていたのは、所属するグランドコアのOBで一昨年までONE JAPANに勤務していた山本龍之介氏。かつて関西&中部のグラップリングシーンで活躍してきた山本氏は、ONE JAPANを離れた後は貿易商となりインド方面で八面六臂の活躍を続けているという。今もMMAの普及に未練がありそうだが、しっかりと地に足をつけた生活をおススメします。

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル


         
■Shooto2023#05計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 新井丈:52.0キロ
[挑戦者] 安芸柊斗:52.0キロ

<バンタム級/5分3R>
藤井伸樹:60.8キロ
竹中大地:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
山内渉:56.7キロ
ヤックル真吾:56.5キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内藤頌貴:56.6キロ

<ライト級/5分3R>
結城大樹:65.6キロ
オーディン:65.7キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
エンゼル☆志穂:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花:51.9キロ
吉成はるか:51.9キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト:65.6キロ
磯部鉄心:65.8キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.6キロ
CHAN-龍:──キロ

<ストロー級/5分2R>
根井博登:52.0キロ
里見拓磨:51.9キロ

<新人王決定T一回戦フライ級/5分2R>
大石航輔:56.6キロ
木下皓介:56.4キロ

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【Shooto2023#05】修斗の天辺=新井丈に挑戦。安芸柊斗 ─02─「地方でもこんだけやれるんぞって」

【写真】前列一番左が安芸のタイトル挑戦の日に インフィティリーグ戦で上原平と戦うCHAN龍。右隣が根井博登とオープニングマッチで対戦する里見拓磨。里見は1学年下で、小学生の頃からジムで一緒に修斗をやってきた兄弟のような存在(C)MMAPLANET

23日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#05で新井丈の持つ修斗世界ストロー級王座に挑戦する安芸柊斗インタビュー後編。

殴って、蹴って、倒して、抑えて極める。絞める。子供のころから修斗をやってきた自負、徳島という街でMMAを続けてきた矜持。王座挑戦を前にして安芸の口をついて出てくる言葉からは、常にこの二つのプライドが感じられた。

<安芸柊斗インタビューPart.01はコチラから>


──総合をやるだけ。その一言に安芸選手がこれまでやってきたことへの自負が感じられます。やはり全てが混ざった格闘技を見せたい?

「見せたいと思います。でも、試合中に楽しくなってしまうと相手の土俵に乗ってしまうので(苦笑)。そこが自分の悪いところですけど、それで自分が楽しいと思ったらお客さんも盛り上がってくれると思うので」

──安芸選手の楽しみ方って、真正面から打ち合うとかでなくて、紙一重でかわしてパンチを被せていく。そのスリルを楽しんでいるように見えます。

「アハハハハ。そうッスね。まぁゲームなんで。楽しくやれれば、良いかなって思っています」

──ところでタイトル挑戦を決めるまでに、3月大会では澤田龍人選手を圧倒しました。彼が過去に常に修斗ストロー級のタイトル戦線にいて、さらにONEに進出したことはどのように捉えていましたか。

「オイシイと思いました。それ以外は何も思わなかったです。自信があったし、勝てば絶対にタイトルやし。俺も5年振りの後楽園やったので、他の選手とやるぐらいなら名前があって海外に行っているという実績を持っている選手に勝てば一気にタイトルにいくという気持ちでした。地方でやってきた選手からしたら、このチャンスをモノにすれば誰もが認めるやろう──これはオイシイと思いました」

──タイトル戦が組まれた次回大会には、CHAN龍選手、里見拓磨選手とMMA Zジムから2選手の出場もあります。

「地元感、強いでスよね(笑)。でも別に3人で出るからといって、別にやることも変わらないし。皆、自分のやるべきことをやれば良いので。キレイなバトンを渡してもらえたら一番嬉しいですけど、それぞれが自分のために頑張るモノなんで。バトンが繋がらなくても、拾って自分が一番になれば良いので。

それでも徳島から50人ぐらい応援しに東京に行ってくれるので。このタイトル戦のために東京まで試合を見に来てくれるのは嬉しいし。友達とかにも『ありがとう』って伝えると『応援させてくれてありがとう』、『連れていってくれてありがとう』という言葉が返ってくることが多くて。めっちゃ恵まれているなって思うし、皆が後ろにおるっていうのは凄い強味になりますよね」

──当然、この試合にフォーカスしないといけないのですが、修斗の頂点は同時にさらなるステップアップをするチケットでもあります。ストロー級ファイターとして、この先をどのように考えていますか。

「色々と考えたスけど、取ってみんことには何も変わらないと思うので。まずは先を思い描くよりかは、目の前にあるタイトルを取ることが一番大事やと。その先はまた後で考えます。今は考えずに、タイトルだけを考えます」

──そう言われているのに、しつこく聞いてしますが……修斗外のストロー級ファイターでリベンジをしなくてはならない選手がいるかと思うのですが。

「あぁ、ハイハイハイハイ(笑)。絶対に避けて通れないです。そこはどの取材でも尋ねられるので。自分はホントに過去に勝った・負けたということには捉われていないです。そこに捉われると先に進めないのでと自分は思っているんで、まぁ向うが勝ち進んでいる選手で、自分は追いかける立場になったので。自分も進んで行ったら、いずれ当たるだろうと。

その時に勝てば良いだけなんで。巡り合わせで、どないでもなると思うので。あの時は俺の方が弱かっただけで、次やれば分からない。圧勝するかもしれないし、また同じ負け方をするかもしれない。分からないですけど、過去には捉われないで先を目指していればいずれ当たる選手やと思うので」

──安芸選手は何か話すと多くのケースで、最後がキャハハという感じで笑うじゃないですか。それがMMAの話題になると、そのキャハハハがなくなって真剣になりますよね。

「キャハハハハハ」

──って笑っているじゃないですか(笑)。

「アマチュアの時には真剣に考えることもなかったし、他の選手の試合を見ることもなかったです。でもプロになって……2度目のランクインをしたくらいから、凄く格闘技を見るようになりました。その影響も多いのと、後輩も出てきて自分以外の試合の分析もするようになった。その辺りも大きいかと思います。

それから大きく変わりましたね。小さい技術、こういう立ち位置でこういう出入り、こういう組み立て方っていう部分にも目が届くようになって。そうしたら、凄く変わりました」

──指導者がお父さんの佳孝さん。そして元プロシューターでもあり、家に戻ってもMMAを深く掘っる会話などされているのですか。

「あります。でも試合前は噛み合わないことの方が多いです。お互いに想うところがあって、意見が食い違う方が多いかなって」

──指導者と選手だけの関係なら、食い違うまで論議にならないかもしれないです。まぁ、一応聞いておこうというぐらいで。ただ相手がお父さんなら、そこが違ってくるのかと。

「あぁ、張り合いますね。逆にそれが良いのかもしれないですね。言い合っていると、向うの言っていることも理解はできるので。やっぱり安パイな試合を求めて、俺は逆にギリギリを攻めるので。指導者と代表という立ち位置と、選手という立ち位置の意見のぶつけあいですね」

──タイトル戦、勝てばこれだけの人が喜んでくれてなお、ヒリヒリした戦いを求めてしまうのですか。

「気持ちはそうですね。そこを抑えることも大切で……でも、どっちかに偏るとどっちを選択しても後悔することになると思います。仮に打ち合ってメチャクチャおもろい試合で負けたとしたら、打ち合って心から燃え上がったことは納得するけど負けたことには後悔します。

逆に安パイに勝ちに行くと、勝って結果には納得するけどホンマにこれで良かったんかなって納得できない自分もおると思うので。どっちになっても、後悔すると思います。それはもう……試合中に本能でどう動くかですね」

──新井丈選手に対して、安パイという展開に持ち込めますか。

「そうですね……作戦通り、全部ハマれば安パイになります。自分に自信があるので、そこは言えます。逆に相手も同じだと思いますよ」

──では改めて、最後に意気込みを願いします。小学生の頃からやったきた修斗という世界のなかで、頂点を取りに行く試合で何を見せたいですか。

里見、原慎之介のキッズの頃から一緒に汗を流してきた2人と笑顔を浮かべる

「やっぱり応援に来てくれる人も多いし。

ジムから一緒に2人出る。セコンドに就いてくれる子らもおるし、ジムの選手の子だけでなく一般の子もそう。地方でもこんだけやれるんぞっていうのは見せたいです。腐らずやれば、ここまで来れるぞって」

──それは……腐りかけたことがあると?

「ありますね(笑)。何回かあるッスけど。結局、これをどけたら自分には何も残らない。どけれん環境にもおったし。どけさしてくれんスよね、周りが(笑)」

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル

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【Shooto2023#03】浜松のテイクダウン×上原のニンジャチョーク、流血ありのタフファイトは引き分け

【写真】バッティング&ローブローによる中断もあったが、両者フルに力を出し合った(C)MATSUNAO KOKUBO


<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト(日本)
Def.0-0:19-19.19-19.19-19.
上原平(日本)


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