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AB F1 o UFC   カーティス・ブレイズ ショーン・オマリー ミシェウ・ペレイラ

『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』パフォーマンスボーナス

決定版 年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人


 UFCが『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ショーン・オマリー、ジャック・デラ・マッダレーナ、カーティス・ブレイズ、ミシェウ・ペレイラ、ロベリス・デスパイネ


 5選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC299 ミシェウ・ペレイラ ミハウ・オレキシェイジュク

【UFC299】ミシェウ・ペレイラはオレキシェイジュクの腹を効かせ、61秒RNCで落とす

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R1分01秒by RNC
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

構えを変えるペレイラがパンチの交換のなかで右ミドルを2度決める。前蹴りから右ボディを決めたペレイラは、ヒザの追いうちを掛けてバックに回りつつ再びニーを入れる。足をフックせずに背中に乗るようにRNCをセットしたペレイラがオレキシェイジュクを落とし、勝利のブレイクダンスを披露した。


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MMA MMAPLANET o UFN UFN230 アンドレ・ペトロスキー サンチアゴ・ポンジニビョ スティーブン・トンプソン ダナ・ホワイト ミシェウ・ペレイラ

【UFN230】1年10カ月振りの試合、ミドル級転向のペレイラがペトロフスキーを右ストレートで沈める

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R1分06秒 by TKO
アンドレ・ペトロスキー(米国)

開始早々、ペトロスキーが距離を詰める。しかしペレイラがスイッチしながら左右へのステップでペトロスキーの前進をかわす。ガードを下げて蹴りを散らすペレイラが、蹴りのフェイントから右ストレートでペトロスキーの顔面を打ち抜く。ペトロスキーはダウンし、ペレイラがパウンド連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

2022年5月にサンチアゴ・ポンジニビョを判定で下して以来の試合となったペレイラ。今年7月にはスティーブン・トンプソンと対戦予定であったが、計量をクリアできず試合はキャンセルされた。その結果ウェルター級からミドル級に転向したペレイラが強烈なKO勝ちを収め、これでレコード的にはオクタゴンで6連勝。試合後は「凄くハッピーだ。ミドル級で戦い続ける。新しい階級では、来週でも2週間後で戦える。この機会を与えてくれたミック・メナード、ダナ・ホワイトに感謝ししている」と語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN230   アラテンヘイリ アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス エミリー・ダコーテ キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ジェニファー・マイア ジミー・フリック ジョナサン・マルチネス ダニエル・ラセルダ ダレン・エルキンス チムール・ヴァリエフ フランキー・エドガー ペドロ・ムニョス マルケル・メデロス ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・アロージョ

【UFN230】アラテンヘイリ戦へ、グティエレス「止まった状態でエネルギーを養成? 力は身の内で興すモノ」

【写真】キャリアの序盤にチムール・ヴァリエフと1勝1敗、ベンディ・カシミールに勝利。なぜかジミー・フリックにムエタイで勝っているのも興味深い (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexで開催されるUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」にクリス・グティエレスが出場し、中国のアラテンヘイリと対戦する。
Text by Manabu Takashima

キャリア19勝4敗2分、32歳のクリス・グティエレス。フランキー・エドガーに勝ち、前戦ではペドロ・ムニョスに8連勝を阻まれたとはいえ、第2試合に出場するファイターでは決してない。そんな冷遇にもファイトを楽しむ精神状態が、グティエレスから伝わってきた。


──クリス、土曜日にアラテンヘイリと対戦しますが、今の調子はいかがですか。

「実は今、コンテンダーシリーズでチームメイトの試合を見てきたばかりで(※取材は10日に行われた)。マルケル・メデロスが、UFCと契約できて凄くエキサイトしているんだ」

──素晴らしいヒザ蹴りでのKO勝ちでした。クリスも週末に試合に向けて、弾みがつきましたね。

「イエッサー! チームメイトの勝利にはいつも元気づけられるし、しっかりとファイトウィークをやり切れそうだよ!!」

──ところで昨年11月にフランキー・エドガーの最後の試合相手を務めました。あのような経験は、クリスに何を与えてくれるのでしょうか。

「UFC殿堂のフランキー、一番最近のペドロ・ムニョス戦はトップ10ファイターで、ケージの中での経験値、知識と僕よりずっと多い選手との試合だった。僕もこれまでやってきたことを全てぶつけて、自分がもっと上で戦えることを証明しようと思っていた。勝っても、負けても、そこで見つかった課題をしっかりと克服してきたから、今回の試合で成長したところを見せたいと思う」

──ペドロとの試合はカーフを蹴り、良いパンチも入れていました。ただ左を被弾してダウンしてから、試合の流れが変わりました。

「あの試合でどうやってプレッシャーを止めるのか。違うやり方があることを学んだ。だからこそ、アラテンヘイリというパンチ力があってレスリングも強い相手に、その成果を発揮できるんじゃないかと期待している。オクタゴンを共有する対戦相手のことは、誰だって尊敬しているけど、自分の存在を証明する試合にしたいと思っている」

──日本の空手マスターが、クリスは移動してパワーを創るのでなくて、止まった状態でエネルギーを養成できると指摘していました。そういう選手はUFCでも稀だと。

「いや、全ての力は身の内から興すモノだろう。ただ、その言葉には感謝している。土曜日も、この体の中で養成したパワーで戦うよ」

──ところで今、中国のMMA界の発展はすさまじいです。経済力があり、人口も多く、上海にはUFC PIもあります。クリスは中国人ファイターの成長をどのように感じていますか。

(C)Zuffa/UFC

「中国のMMAはもの凄いことになっているよ。

だからこそ、中国で戦ってみたいんだ。そして中国の文化に浸ってみたいと思っている。いつの日か実現させたいね」

──そのような背景があって、アラテンヘイリというファイターが存在していますが、クリスはどのように戦いたいと思っていますか。

「僕の過去の対戦相手は、アラテンヘイリが戦ってきた相手よりレベルが高かった。そんな相手にも僕は勝っている。試合の度に成長しているとも思っている。前回の試合──ペドロ・ムニョスとのファイトで、僕は負けたけど……あの敗北は必然。いや、あの試合で僕は負けないといけなかったんだ」

──えっ? どういうことですか。

「7連勝をしていて、僕はきっと自信過剰になっていた。調子に乗っていたんだよ。あの試合で負けたことで、また原点に戻ることができた。自分にはまだまだ学ぶことがあって、前回の試合で見えた穴を埋める練習を懸命にやってきた。この気持ちを思い出させるためには、あの敗北が必要だったと思っている。あの経験を経て、今の僕が何をできるのか皆に披露したい」

──再びトップ10ファイターと戦うために、非常に大切なファイトとなります。ここで披露したいモノとは何でしょうか。

「成長したところを見せたい。キャリア的には少しステップバックになったけど、色々と学ぶことができた。自分を一度バラバラにして、創りなおしてきたんだ。そのうえでファンの皆が楽しめるエキサイティングな試合にしたい。

この試合は僕だけでない、アラテンヘイリにとっても自己証明の場だと分かっている。今日、マルケルが見せたように自分の存在価値をぶつけ合うような試合だ。コンテンダーシリーズのような戦いは僕にも経験がある。それに勝者と敗者の明暗が明白になる経験もしてきた。土曜日もそういう試合になる。そして僕がアラテンヘイリを料理するよ」

──クリス、今日はありがとうございました。最後に日本のMMAファンにメッセージをお願いします。

「僕に話を聞いてくれて、この声を日本のファンに届けてくれることを感謝しているよ。僕は日本と中国のカルチャーに凄く興味を持っているんだ。試合だから、勝つか負けるか分からない。でも僕とアラテンヘイリの試合を心から楽しんでほしい」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

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MMA o ONE UFC UFC Fight Night YouTube   アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネス エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス ジェニファー・マイア ダニエル・ラセルダ ミシェウ・ペレイラ

『UFC Fight Night 230: Yusuff vs. Barboza』前日計量動画/エドガー・チャイレス vs. ダニエル・ラセルダ2が中止に

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MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Sodiq Yusuff (145.5) vs. Edson Barboza (146)
・Viviane Araujo (126) vs. Jennifer Maia (125)
・Jonathan Martinez (136) vs. Adrian Yanez (135.5)
・Michel Pereira (186) vs. Andre Petroski (186)
・Edgar Chairez (129.5) vs. Daniel Lacerda (130) – 130-pound catchweight bout*
・Christian Rodriguez (140)** vs. Cameron Saaiman (135.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・TJ Brown (146) vs. Darren Elkins (146)
・Tainara Lisboa (133.5) vs. Ravena Oliveira (133)
・Brendon Marotte (155.5) vs. Terrance McKinney (155.5)
・Irina Alekseeva (135) vs. Melissa Dixon (135.5)
・Heili Alateng (136) vs. Chris Gutierrez (136)
・Emily Ducote (115.5) vs. Ashley Yoder (115.5)

 『UFC Fight Night 230: Yusuff vs. Barboza』前日計量結果。キャメロン・サーイマンと対戦するクリスチャン・ロドリゲスが140ポンドと4ポンドオーバー。出場給の25%を譲渡し試合は行われます。また、エドガー・チャイレス vs. ダニエル・ラセルダのダイレクトリマッチは共に計量をパスしたものの、ラセルダに医学的な問題があったことから中止になっています。





 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ソディック・ユーサフ vs. エジソン・バルボーサはユーサフ支持7人、バルボーザ支持4人。

・ジェニファー・マイア vs. ヴィヴィアニ・アラウージョはマイア支持9人、アラウージョ支持2人。

・ジョナサン・マルティネス vs. エイドリアン・ヤネスはマルティネス支持2人、ヤネス支持9人。

・ミシェウ・ペレイラ vs. アンドレ・ペトロスキーはペレイラ支持7人、ペトロスキー支持4人。

・キャメロン・サーイマン vs. クリスチャン・ロドリゲスはサーイマン支持7人、ロドリゲス支持4人。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UAEW UFC UFN UFN230 アラテンヘイリ アンドレ・ペトロスキー エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エドガー・チャイレス エミリー・ダコーテ キック キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ショーン・シェルビー ジェニファー・マイア ジョナサン・マルチネス ダニエル・ラセルダ ダレン・エルキンス テレンス・ミッチェル ボクシング ミシェウ・ペレイラ ヴィヴィアニ・アロージョ 中村倫也

【UFN230】クリス・ロドリゲス戦へ、キャメロン・サーマン「バンタム級の未来が開かれる」

【写真】アジアンと変わらないぐらい童顔のキャメロン。しかし、強いです(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFN230:UFN on ESPN+88「Yusuff vs Barboza」が開催され、キャメロン・サーイマンがクリスチャン・ロドリゲスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

南アフリカの23歳、サーイマンはコンテンダーシリーズからUFCにステップアップし、現在3連勝中だ。まだあどけなさが残るサーイマンは、MMAに関して話すことが大好きな好漢で──その受け答えはケージのなかと同じように溌溂としている。


──キャメロン、クリス・ロドリゲスと週末に戦います。今の気持ちを教えてください。

「最高の気分だよ。過去一番のキャンプができて、ケガも全くなかった。体重も順調に落ちているし、全てがパーフェクトに進んでいるよ。UFC APEXの少ない観客の前で、最高のパフォーマンスを披露したいと思う。それに、凄く多くの南アフリカの人々がこの試合を見るだろうからね。ただフィニッシュするだけでなく、ボーナスを手にするためにオクタゴンで戦うよ」

──今、まさにUFC APEXで戦うことに触れていましたが、過去3戦はPPVショーでした。PPVイベントとFight Nightショーではファイトウィークの過ごし方も含め違いを感じることはありますか。

「まず、今回のUFC APEXでの試合は、コンテンダーシリーズを思い出せるものだよ。コーナーマンの2人と3人だけでやってきて、そこもコンテンダーシリーズに似ているよね。もちろん大観衆の前で試合をすることも好きだけど、ショーン・シェルビーからの申し出がFight Nightショーだったことで、気持ちが落ちることは一切なかった。良い対戦相手だし飛びついたよ。なんといっても、僕にとっては初めてメインカードで戦う機会が訪れたわけだしね。

僕らは試合の2週間前にやってきて、ファイターズホテルでなくパームス・ホテル&カジノに宿泊していた。そして、ファイトウィークになるとPPVショーとは違う、より専門的なメディアからのインタビューを受けているよ。こうやって色々な舞台を経験していくことが、チャンピオンになるための道のりだと理解している」

──前回のテレンス・ミッチェル戦は初回でTKO勝ちを収め、UFCデビューから連勝が3になりました。

「何もダメージがなくて速攻で勝つことができたから、よりやる気が増したよ。特にケガをすることなく試合に勝てたことは最高だ。今週末の試合も、全く同じような戦いにしたいと思っている」

──ロドリゲスはアグレッシブで、ウェルラウンダー。凄く良いマッチアップだという風に聞かされると、正直どのように思いますか。

「対戦相手は25歳で、僕は12月に23歳になる。2人の若い選手の試合に関して、そんな風に言ってもらえるなら嬉しいよ。この試合は将来のタイトル・コンテンダーが生まれる試合になるからね。クリスチャン・ロドリゲスもしっかりと準備をしてきているだろうし、僕と同じようにフィニッシュを狙ってくるに違いない。どちらのファイターの手が挙げられるのか──。僕の一番の武器は、スタミナだ。試合が最終回までいっても、全く問題ない。でも、最初の一打で勝負を決める。それが僕の狙いだよ」

──「僕とロドリゲスはレベルが違う。一方的な試合になる」というような返答ではなかったですね。

「しっかりと準備をしてきたし、キャンプにもコーチにも自信を持っている。そして、試合ではやるべきことを全てを出し切る。ハードワークの成果を見せるよ。10カ月で4試合目、継続的にハードトレーニングをしてきたし、土曜日には答えがハッキリするから──そんな風にいう必要もないよ」

──ところでキャメロンが戦うバンタム級戦線には、中村倫也選手という日本のMMA界から久しく輩出されなかった──UFC首脳が期待するファイターがデビューしました。彼のことは視野に入っていますか。

「チームメイトのマーク・ホルムが8月にUAEWで試合をした時に、アブダビで会場に向かうバスのなかでUFC Fight Passでシンガポール大会をチェックしていたんだ。そうしたら、途中でWi-Fiの調子がおかしくなって(笑)。でも、彼の動きはしっかりと見たよ。あのパフォーマンスは圧巻だった。次の試合が決まって、またリンヤ・ナカムラの戦いを見てみたい。なにより、いつの日か彼と戦いたいと思う。

MMAを戦う上で、何かベースとなるファイトスタイルを身に着けている場合、それが彼にょうにレスリングだとベストだよね。UFCのチャンピオンも元々はレスラーだったファイターがどれだけ多いか。レスリングは最高のベースだよ、MMAにおいて。南アフリカの子供達がMMAをやりたいと言えば、僕ならレスリングと器械体操をその前に経験させる。

キックボクシングからMMAに転じると、打撃の技術を伸ばすだけでなくレスリングとグラップリングを身に着けることは絶対だ。僕のベースはキックボクシングだけど、試合中に打撃戦で劣勢の場合は、上手くレスリングとグラップリングを使う取り入れることができた。僕は打撃の基礎があって組み技を消化できているから、レスリングに絶大な力を誇る選手に対しても、アドバンテージを持っている。そうなれたのもヘッドコーチ、アシスタントのコーチのお陰だ。彼がいなければ、僕は今ここにいない」

──レスリングと器械体操ですか。いやぁ、興味深いですね。

「僕がこんな話ができる機会を与えてくれることを、心から感謝している。ホント、日本で戦うことは僕にとって一つの夢なんだ。その機会が訪れ、十分に資金があったら日本中を回って、日本の人々とこんな風にMMA談義をしたいね」

──円安がどんどん進んでいるので、自分たちからすると笑いごとでないですが、キャメロンの日本旅行は難しくないと思います(笑)。

「OK。それは楽しみだ。日本のファンも含め、皆に土曜日のファイトでバンタム級の未来が開ける瞬間を見せたいと思う。フィニッシュをして、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得することを約束するよ」

■視聴方法(予定)
10月15日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN230対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ソディック・ユースウ(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
エイドリアン・ヤネツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
TJ・ブラウン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
タイナラ・リスボア(ブラジル)
ハヴェナ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー(米国)
ブレンドン・マロッティ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
イリナ・アレクシーワ(ロシア)
メリッサ・ディクソン(英国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

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Black Combat Black Combat05 DEEP DEEP JEWELS DEEP115 KOMA MMA MMAPLANET NEXUS o ROAD FC UFC YouTube その他 イ・ソンハ キム・ソンウン シン・スンミン チェ・ウォンジュン チャンネル ブラック ボクシング ミシェウ・ペレイラ ユ・スヨン ラ・インジェ 佐伯繁 大原樹理 大島沙緒里 石司晃一 赤沢幸典 酒井リョウ 鈴木槙吾 青井人 駒杵嵩大

【DEEP115】DEEP vs Black Combat対抗戦。ここは負けられない大原、大島、駒杵、鈴木、酒井の対戦相手達

【写真】ここでフィニッシュして、大晦日というのが大原の想いだろう(C)MMAPLANET

9月18日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 115 IMPACTで行われるDEEP vs Black Combat 7×7全面対抗戦の対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

前回はMMAPLANETの注目カードとして、石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンの2カードを紹介したが、今回はその他の5カードをブラックコンバット勢=韓国人選手を中心に紹介していきたい。

<DEEP115見どころPart.01はコチラから>


今年2月に韓国・スウォン・コンベンションセンターで行われたBlack Combat05での対抗戦第一弾で勝利した現DEEPライト級王者の大原樹理と対戦するのは現ブラックコンバット・ライト級王者のイ・ソンハだ。ソンハは2021年5月にプロデビューし、昨年12月のブラックコンバット初参戦でキム・ジョンギュンを破って、同団体の第2代ライト級王座を獲得。今年4月のパク・ジョンセン戦でも一本勝ちし、現在2連勝と勢いに乗っている。

ジョンホン戦では、左フックでダウンを奪われたあとに三角絞めからアームバーを極めて一本勝ちして極めの強さを見せたソンハだが、ジュンギュンとの王座戦では互いにテイクダウンを奪い合う接戦を演じている。大原はソンハの勢いに飲まれずに冷静に戦いたいところだ。

大原と共に対抗戦第一弾で勝利したDEEP女子ミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級チャンピオンの大島沙緒里と対戦するパク・シユンは現ブラックコンバット女子アトム級王者。

2019年12月のDEEP JEWELSで赤林檎に敗れてから2連勝を収めているが、大島としては実績・経験の差をしっかりと見せつけたい試合だ。

初代Fighting Nexusフライ級王者の駒杵嵩大と対戦するキム・ソンウンはフライ級では長身の175センチから繰り出すヒザ蹴りとグラップリング技術が持ち味。

今年4月のブラックコンバット初代フライ級王座決定戦ではイ・ジュンヨに敗れているが、7月にはフライ級トップファイターの“闘犬”チョン・ウォンヒに一本勝ちしている。ソンウン最大の武器はウォンヒからタップを奪ったギロチンチョークで、テイクダウン能力は決して高くないが、この一発には駒杵も警戒が必要だろう。

激しい打ち合いが予想されるのは現DEEPウェルター級王者の鈴木槙吾とチェ・ジュンソの一戦だ。ジュンソはここまで勝った試合のほとんどが2RまででのKO勝ちで、今年1月のブラックコンバットでは赤沢幸典をKOしたチェ・ウォンジュンから左フックでダウンを奪っているハードパンチャー。そのパンチ力を活かすあまり、大振りで簡単にボディロックやテイクダウンを許す面もあるが、ミドル級の一戦ということもあり――激闘派の鈴木が足を止めて打ち合うとリスキーな相手だ。

現DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウと対戦するのはブラックコンバット・ヘビー級王者のヤン・へジュン。レスリングのバックボーンを持ち、2018年7月のROAD FCでは現在UFCに参戦中のミシェウ・ペレイラとも拳を交えた。翌2019年6月にラ・インジェに勝利して第7代ROAD FCミドル級王者となるも、その後に約3年間のブランクがあり、復帰戦となった昨年10月のブラックコンバットでチェ・ウォンジュンに一本勝ちして同団体のベルトを巻いた。

へジュンのファイトスタイルはペレイラ戦でも見せたダーティボクシング&テイクダウンが軸となりつつ、インジェやウォンジンに極めた首投げ&Vクロスという必勝パターンがある。ただしミドル級から階級を上げてきただけに、同じヘビー級でも酒井と比較すると身体のサイズでは劣る。酒井としてはそのアドバンテージも含めて勝利に近づきたい。

DEEP公式YouTubeチャンネルにて公開された対抗戦の告知動画では、DEEP佐伯繁代表が(リアルに)鼻息荒く「潰してやるかな!」と宣言していた対抗戦・日本ROUND。その結果は果たして――。

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC291   アレックス・ポアタン・ペレイラ ウロス・メディッチ ガブリエル・ボンフィム ケビン・ホランド ジェイク・マシューズ ジャスティン・ゲイジー スティーブン・トンプソン ソルト ダスティン・ポイエー ダリウス・フラワーズ デリック・ルイス トニー・ファーガソン トレヴィン・ジレス ホルヘ・マスヴィダル ボビー・グリーン マイケル・キエーサ マルコ・ホジェリオ・デ・リマ ミシェウ・ペレイラ ミランダ・マーヴェリック ロマン・コピロフ

【UFC291】計量終了 ペレイラ計量失敗、ワンダーボーイは契約戦飲まず。LH級のポアタンがデカいッ!!

【写真】よくミドル級で戦っていたな──というフレームのポアタン (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで開催されるUFC 291「Poirier vs Gaethje 2」の計量が行われた。

メインでBMF(Baddest Motherfucker)のベルトを賭けダスティン・ポイエーとジャスティン・ゲイジーが戦う──世界戦のないPPV大会。

そのメインカードのウェルター級戦でスティーブ・トンプソンと対戦予定だったミシェウ・ペレイラが174ポンドと計量失敗し、トンプソンがキャッチウェイト戦を飲まずに試合はキャンセルされた。


トンプソンはSNSで「11年のUFC在籍で、何も対戦相手の減量失敗は初めてではない。以前は戦ったけど、今回そうすることはスマートではないと判断した。この年齢、これまでMMAでやり遂げてきたことを考え、自分は門番ではなくてウェルター級王者になるためにオクタゴンに上がっている。これはビデオゲームじゃないんだ」と、体重オーバーをした相手との試合を落として、タイトルから遠ざかるリスクを避けたことを明言している。

またキャリア初のライトヘビー級の一戦に挑む、前ミドル級王者ポアタンはオフィシャル計量ではさすがにミドル級の時よりも減量幅は確実に少なく、ギリギリの状態ではなかった。それでもセレモニアル計量では十分にリカバリーされたポアタンは、元ライトヘビー級王者ヤン・ブラボヴィッチを上回る体躯を誇っていたことが印象深い。

そしてウェルター級のホルヘ・マスヴィダルの引退にともない持ち主がいなくなったBMFのベルトを争うライト級の両者。5年3カ月振りの再戦でリベンジを狙うゲイジーは「この試合の意味は何もかも全て。やり返すチャンス、ここでやり合うことが待ち切れない。レッツゴー」と話し、ポイエーも意味は全てと言うと「ウォーの準備はできている。血と根性を見せることを約束する。レッツゴー」とシャウトした。

なおフライ級でCJ・ヴェルガラと対戦するヴィニシウス・サルバドールが1ポンドオーバーリミットから2.5ポンド重かったが、この一戦はキャッチウェイトマッチとして実施される。

■視聴方法(予定)
7月30日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前7時00分~U-NEXT

■UFC291計量結果
<ライト級:BMF王座決定戦/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分5R>
ヤン・ブラボヴィッチ: 206ポンド(93.44キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 174ポンド(78.92キロ)

<ライト級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国): 155ポンド(70.31キロ)
ボビー・グリーン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ: 170ポンド(77.11キロ)
ケビン・ホランド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
トレヴィン・ジレス: 170ポンド(77.11キロ)
ガブリエル・ボンフィム: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 263.5ポンド(119.52キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 262ポンド(118.84キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185ポンド(83.91キロ)
クラウジオ・ヒベイロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ダリウス・フラワーズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィニシウス・サルバドール: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー: 169.5ポンド(76.88キロ)
ウロス・メディッチ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)

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『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量動画/スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラが中止に

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Dustin Poirier (155) vs. Justin Gaethje (156)
・Jan Blachowicz (205) vs. Alex Pereira (205.5)
・Michel Pereira (174)* vs. Stephen Thompson (170.5)
・Tony Ferguson (155) vs. Bobby Green (155.5)
・Michael Chiesa (170) vs. Kevin Holland (169.5)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Gabriel Bonfim (170) vs. Trevin Giles (170)
・Derrick Lewis (263.5) vs. Marcos Rogerio de Lima (262)
・Roman Kopylov (185) vs. Claudio Ribeiro (185.5)
・Darrius Flowers (170.5) vs. Jake Matthews (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Vinicius Salvador (128.5)** vs. CJ Vergara (125.5)
・Uros Medic (170.5) vs. Matthew Semelsberger (169.5)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Miranda Maverick (125.5)

 『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量結果。ミシェウ・ペレイラが174ポンドと3ポンドオーバー。ヴィニシウス・サルヴァドールが128.5ポンドと2.5ポンドオーバー。どちらも試合はキャッチウェイトで行われると思われましたが、



 スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラは中止になっています。トンプソンは「対戦相手が体重を作らなかったのは今回が初めてではないし、以前も同じようなことがあったが、この試合を受けるのはスマートではないと僕とチームは考えた。僕は門番役になるつもりはないし、あくまでもUFCウェルター級王座を目指して戦い、勝つためにここにいる」「フィニッシュしなければ、スプリット・デシジョンであっても、判定負けするリスクがある。計量ミスしたファイターが直面する影響はあまりにも少なく、大きなアドバンテージを持って戦うことが許されている。最近そういうことが増えているように思える。試合をしないという決定により、今後他の選手の計量ミスが減ることを願っている」とコメントしています。

 C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールはサルヴァドールが出場給の20%を譲渡し試合は行われます。

 これによりデリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマがプレリミナリーカードからメインカードに昇格し、C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールがアーリープレリミナリーカードからプレリミナリーカードに昇格。試合開始時刻は日本時間午前7時30分から8時に変更されています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ダスティン・ポイエー vs. ジャスティン・ゲイジーはポイエー支持9人、ゲイジー支持2人。

・ヤン・ブラホヴィッチ vs. アレックス・ペレイラはブラホヴィッチ支持7人、ペレイラ支持4人。

・デリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマはルイス支持10人、デ・リマ支持1人。

・トニー・ファーガソン vs. ボビー・グリーンは11人全員グリーン支持。

・マイケル・キエサ vs. ケビン・ホランドはキエサ支持4人、ホランド支持7人。続きを読む・・・
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【UFC291】四次元ファイター=ペレイラと対戦、スティーブン・トンプソン「強さよりも、スマートさ」

【写真】トンプソンは再現性の高いファイトができる選手の1人かと(C)Zuffa/UFC

29日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで開催されるUFC291「Poirier vs Gaethje2」でスティーブン・ワンダーボーイ・トンプソンが、ミシェウ・ペレイラと対戦する。

今年の2月になったトンプソンは、今も成長し続けキャリア最高のスピードと爆発力を誇ると断言した。飛び跳ねるスタイルを駆使するペレイラのスマートさを認めたうえで、ワンダーボーイはスタミナ勝負にも絶対の自信を持っていた。


──ワンダーボーイ、今週末にミシェウ・ペレイラと対戦しますが、今の調子はいかがですか。

「本当のことをいって……最高なんだ(笑)。ケガもなくキャンプを終えることができ、体重も順調に落ちている。40歳になっても体調はバッチリで、しっかりとミシェウ・ペレイラと向き合えるよ」

──すでにスティーブンの口から40歳になったという言葉がありましたが、周囲からも40歳という年齢に言及されることが多いかと。

「おかしな話だよね。僕自身は年齢に関係なく、危険なファイターであるために如何にトレーニングできるのかを重視している。しっかりと体を休めることも含め、自分をより知ることだよ。そうすれば長いキャリアを積むことができる。そこに関して、僕は他より優れている点だと思っている。年を重ね、しっかり自分と向き合うことで僕は成長し続けているんだ。

スピードは10年前より速い。素晴しいトレーニングパートナー、最高のストレングス・コンディショニング・コーチが支えてくれているから、スピードだけでなく爆発力もキャリアトップの状態だ。何より自分の体を知ることで効果的に動け、最善のゲームプランを実行できる。

スピードが上がっているのは、より正確なタイミングと距離のマネージメントができるようになっているから。距離のコントロールは練習でも、試合でもキーとなっている。UFCという世界の最高峰においても、実は分かっていないファイターが多い。対して僕は幼少の頃からカラテで、そこを磨くことができてきた。その部分が年を重ねてきて、僕の大きな武器になっている」

──そのタイミングですが、反応スピードがコンマ数秒落ちたことでパンチを被弾するようになった。それが引退をする大きなきっかけになるとよく耳にします。

「僕自身、そんなズレは全く感じていない。そこは必死にハードトレーニングをすることで、補える問題ではないんだ。多くの選手は、ズレを感じてより体を酷使するような選択をする。しっかりと自分の体の反応に耳を傾け、体をケアすること。車の状態を顧みずに、ぶっ飛ばしてドライブしても車のためになるわけがないよね。そんなことをすると、車は以前のように走れなくなる」

──その考え方がスティーブンの人生であり、戦い方に反映されているのですね。

「ストロングファイターよりも、スマートファイターの方が長いキャリアを構築できると僕は思っている。もちろん強さは絶対だ。ただし自分がより成長したい、より良いファイターになるという考え方を持ち続けること。試合ではフィジカルよりもメンタルが大切になってくるからね」

──それ故にスティーブンは他の選手とは違う戦い方をすることが可能だった。そんなユニークなスタイルのスティーブンに対して、ペレイラはクレイジーなスタイルといっても過言でないです。

「あのジャンプやフライングを多用する戦い方は、他の誰もやっていないよね。その理由はアレをやっているとエネルギーを浪費してしまうからに他ならない。でも、彼はそこを見越してあの動きを最大限に利用している。ミシェウ・ペレイラも頭が良いファイターだよ。

あの動きを見せておいて、しっかりとストレートハンドやヒザ蹴りを決めている。何よりウェルター級でも相当に大きな部類の選手だろう。ただ僕も前回のケビン・ホランド戦で、彼の右ストレートを研究し、そこを利用して戦うことができた。ミシェウ・ペレイラとも戦う準備はできているよ」

──やはり勝負の鍵は距離とタイミングですか。

「そこは当然として、ソルトレイクシティは標高が高い(1300メートル)から、ちゃんと順応できるか。それも今回の試合の鍵を握ってくるだろう。僕は常に高地トレーニングをしているから、安定して速い動きを続け──勝つことができる。スタミナは問題ないし、ミシェル・ペレイラを動かして、ガスアウトさせるよ。

僕がUFCで今も最高のストライカーだと証明し、またタイトルに挑戦したい。40歳になっても僕はスピードがあり、クイックに動ける。それをミシェウ・ペレイラ戦で証明する」

■視聴方法(予定)
7月30日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前7時00分~U-NEXT

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