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BELLATOR Bellator290 MMA MMAPLANET o   アクメド・マゴメドフ アナトリー・トコフ アリ・イサエフ アレハンドラ・ララ エメリヤーエンコ・ヒョードル カール・アルベクツソン クリス・ゴンザレス ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジアナ・アフサラゴワ ジェイク・シールズ ジョニー・エブレン スコット・コーカー スティーブ・モウリー ダリオン・コールドウェル ダンテ・シーロ ニキータ・ミハイロフ ネイマン・グレイシー ブレナン・ワード ヘンリー・コラレス ベラトール ムハメド・ベルハモフ ヨエル・ロメロ ライアン・ベイダー ロレンツ・ラーキン ワジム・ネムコフ 青木真也

【Bellator290】計量終了 最後の皇帝、最後のファイトに「キャリアを共にしたファイターたちに感謝」

【写真】ヒョードル46歳、ソネン45歳。やっぱり現役でいるということは、若さを保つことを実感(C)BELLATOR

4日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムで開催されるBellator290「Bader vs Emelianenko2」の計量が、3日(金・同)に行われている。

ラストエンペラーのラストバトル──Bellator世界ヘビー級選手権試合=王者ライアン・ベイダー✖挑戦者エメリヤーエンコ・ヒョードル、Bellator世界ミドル級選手権試合=王者ジョニー・エブレン✖挑戦者アナトリー・トコフ、そしてウェルター級のサバウ・ホマシ✖ブレナン・ワードという3試合が米国4大TVネットワークのCBSで2010年4月以来、12年10カ月振りにライブ中継される。

ちなみに今となってはMMA界の仇花といってもおかしくないElite XCによりMMA中継に踏み切ったCBSにとって、12年10カ月前のライブ中継はスコット・コーカー率いるStorikeforceのナッシュビルのブリヂストン・アリーナ大会(世界ミドル級選手権試合=ジェイク・シールズ✖ダン・ヘンダーソン。世界ライト級選手権試合=ギルバート・メレンデス✖青木真也、ライトヘビー級選手権試合=ゲガール・ムサシ✖キング・モー)だった。


今大会も当初は世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖挑戦者ヨエル・ロメロがマッチアップされていたが、ネムコフの欠場でトリプルクラウンon CBSの再現はならなかった。

とはいえプレリミは7試合で、ローカル勢の試合も目立った12年10カ月前とは違い、今大会はメインカード級のカードがプレリミにズラリと並んでおり、この間のMMAのスケールアップが感じられる──パラマウント配下のCBSライブ大会となった。

全14試合、28人の出場選手のなかで計量失敗はアレハンドラ・ララと戦うジアナ・アフサラゴワのみ。

そのアフサラゴワはオフィシャル計量ではナーバスな表情を浮かべており、セレモニアル・フェイスオフでもスタイリッシュに纏めていたが、どこか目は泳いでおり──アレハンドロ“ジュディ・オング”ララの余裕の表情とは対照的だった。

今大会はベラトールとしては珍しく、計量後にステージ上でチェール・ソネンによるインタビューがメインとコメインに限って実施された。

そしてミドル級タイトル防衛戦を行うジョニー・エブレンは「対戦相手と顔を合わせるところを皆に見せたかった。CBSで戦うことが待ち切れない」と話し、挑戦者アナトリー・トコフは「最高の気分だ。減量は完璧だった。過去最高だよ」とコメントした。

ベルトを挟んで静かにベイダーと向かい合ったヒョードルはソネンから「単刀直入に聞くけど、チャンピオンとしてベラトールを去るつもりなのか?」と尋ねられ、「分からない」と答えると、続けて「こんなにも長い間、応援ありがとう。キャリアを共にしたファイターたちに感謝している」という言葉を発した。

最後に王者ベイダーは「彼がこの試合を望んだ。偉大なレジェンドと戦えることは嬉しい。ヘビー級世界チャンピオンとして、彼の人生の一部になる。それ以上のことはないよ」と語りセレモニアル計量&フェイスオフは終了。

そんなセレモニアル・フェイスオフでは、ダンテ・シーロと戦うネイマン・グレイシーが、非常に険しい表情を浮かべ、握手もせずにステージを下りたシーンが印象残っている。

■視聴方法(予定)
2月5日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator290計量結果

<Bellator世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー: 234.4ポンド(106.32キロ)
[挑戦者] エメリヤーエンコ・ヒョードル: 236.2ポンド(107.13キロ)

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] ジョニー・エブレン: 184ポンド(83.46キロ)
[挑戦者] アナトリー・トコフ: 184ポンド(83.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブレナン・ワード: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ダンテ・シーロ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 171ポンド(77.56キロ)
ムハメド・ベルハモフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 145.6ポンド(66.04キロ)
アクメド・マゴメドフ: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー: 253ポンド(114.75キロ)
アリ・イサエフ: 261.8ポンド(118.75キロ)

<ライト級/5分3R>
クリス・ゴンザレス: 155.6ポンド(70.57キロ)
マックス・ロスコフ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール: 205.2ポンド(93.07キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジアナ・アフサラゴワ: 128.8ポンド(58.42キロ)
アレハンドラ・ララ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル: 135.8ポンド(61.59キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 136ポンド(61.69キロ)
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 145.6ポンド(66.04キロ)
ピーター・イシグロ: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イーサン・ヒューズ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ユスフ・カラカヤ: 170.2ポンド(77.2キロ)

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BELLATOR Bellator290 MMA MMAPLANET o PFL   アクメド・マゴメドフ アナトリー・トコフ アリ・イサエフ アレハンドラ・ララ エメリヤーエンコ・ヒョードル カール・アルベクツソン クリス・ゴンザレス グレッグ・ジョーンズ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン スティーブ・モウリー ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ネイマン・グレイシー ブラック ブレナン・ワード ヘンリー・コラレス ヘンリー・フーフト ムハメド・ベルハモフ ライアン・ベイダー ロレンツ・ラーキン ヴァレンティン・モルドフスキー 佐藤天

【Bellator290】ベイダー✖ヒョードルだけじゃない。モウリー✖イサエフも要・要・要注目のヘビー級戦

【写真】イサエフの蹴り技は、警戒する必要はあるかと思うが……(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムでBellator290「Bader vs Emelianenko2」。世界ヘビー級選手権試合=王者ライアン・ベイダー✖挑戦者エメリヤーエンコ・ヒョードルがメインの今大会で、プレリミながら10勝0敗と9勝0敗というトッププロスペクト対決が実現する。

デビューから10連勝、全試合フィニッシュ勝利のスティーブ・モウリーと、9勝0敗で2019年PFL世界ヘビー級王者アリ・イサエフは次期挑戦者決定戦であってもおかしくない顔合わせといえる。

10の勝利中、6試合がサブミッションで試合を決めている技師モウリーに初インタビューを試みた。


──チームメイトの佐藤天選手に繋いでいただきインタビューができることになったのですが、メッセージでスティーブンは佐藤選手のNii-Chan(兄ちゃん)と呼んでいたのが微笑ましたかったです。

「そうなんだ、ニーチャンって呼んでいる(笑)。ブラザー、タカシはキョーダイだよ」

──そんなスティーブンですが、今週末アリ・イサエフと戦います。今の調子はいかがですか。

「絶好調だよ。しっかりと準備できたから、今はとてもリラックスしてその時を迎えようとしている」

──スティーブンはヘビー級なのに、ミドル級のように速くて色々な仕掛けを見せています。テイクダウンしてコントロールするアメリカン・レスラーとは一味違っていて興味深かったです。

「確かにレスリングの経験はあるけど、自己流で練習していただけなんだ。だからMMAに転じた名前のあるレスラーと違って、大会で結果を残せてもいない。でも、僕のファイトをそういう風に思ってくれているのなら、コーチと練習仲間に恵まれたおかげだよ」

──レスリングで結果を残せなかった? そうなのですか。MMAではしっかりとテイクダウンを奪って、ポジションを奪取しています。では柔術の方では?

「柔術で僕がメダルを取ったのは、2013年のノーギワールドの青帯(※スーパーヘビー級)の銅メダル。それだけだよ。あの頃は頻繁に柔術の試合に出ていたかな。それからMMAに集中するようになって、柔術の練習も続けているけどグラップリングの試合に出ることはなくなったよ。

レスリングを自己流にやっているときに、MMAを始めたいと思った。でも、どうすれば良いか分からなかった。柔術の練習をして、レスリングもより力をいれるようになり、2012年からMMAの練習をスタートさせたんだ。

さっきも言ったように最高のコーチと練習仲間がいるから、しっかりと技術を備えて戦えるようになった。柔術に関してはトーナメントで実績があるわけじゃないけど、最高の柔術家達とトレーニングを続けてきたから、それなりの腕前にはなっていると思っている」

──MMAはヘンリー・フーフトやグレッグ・ジョーンズの下で始めたのでしょうか。

「MMAは2012年にペンシルバニアで始めた。アマの試合にでるようになり、7年前にフロリダに移ってブラックジリアンに合流した。ペンシルバニア時代に何人かのコーチとトレーニングをして、プロでやっていこうかと考え出した頃にヘンリーに出会ったんだ。

ヘンリーと話をして、ただ練習をするだけでなく人間として良い関係を築くことができると思った。そして、ヘンリーの下でやっていれば良い形で化学反応を起こして強くなれると確信したんだ。それ以来、ヘンリーやグレッグとはブラックジリアンからコンバットクラブ、ハードノックス365、サンフォードMMA、そしてキルクリフFCとずっと一緒にいるよ。

キルクリフFCには世界のトップコーチが揃い、前向きで生産性のあるトレーニングを課してくれる。そこに世界中からやる気があり、経験も積んでいる選手たちが集まってくるんだ。自分だけでなく、皆で強くなれる。背中を押してもらえる環境があるよ」

──そんなキルクリフFCで鍛えられたスティーブンの前回の試合、ヴァレンティン・モルドフスキー戦は勝利すればタイトル戦が見えてくる試合だったと思います。しかし、アイポークでNCになってしまいました。

「ついていなかったし、凄く残念な結果に終わってしまった。色々なことが掛かっている試合だったからね。だからこそ、今回の試合が楽しみなんだ。前回のノーコンテストを払拭するだけでなく、勝てば前に大きく進める相手と戦える。もちろんモルドフスキーとは決着をつけたい。ただし、今はイサエフ戦に集中しているよ」

──2021年から昨年と4度に渡り、PFLの試合がキャンセルになったイサエフですが、2019年のヘビー級王者で既に100万ドルを獲得している実力者です。キャリアで最もタフな相手とも考えられますし、メインカードでないことが驚きです。

「その通りだよ。100パーセント同意するよ。ただ、プレリミだろうがメインカードだろうが最高の試合をすることに変わりないからね。イサエフは優れたレスラーだ。前の試合ではまだ経験が十分じゃなかったけど、実現しなかった試合でも勝ち続けていただろうね」

──テイクダウンも強いですが、近距離でも遠距離でも使える蹴り技も大きな武器だと思います。

「色々とやっているけど、特に彼の蹴り技を気にすることはない。立ち技でもやり合っても問題ないと思っている」

──イサエフに勝てばモルドフスキーとの再戦の必要がなく、タイトル挑戦権獲得も有り得るのではないでしょうか。

「良い試合、良いフィニッシュができればね。それだけ良い相手だということだよ」

──ではメインの世界ヘビー級選手権試合、ライアン・ベイダー✖エメリヤーエンコ・ヒョードル戦の行方を占ってもらっても構わないですか。

「きっとグッドファイトになるだろう。ヒョードルに勝ってほしい気持ちもあるけど、ライアン・ベイダーだろうね」

──スティーブン、今日はありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いできないでしょうか。

「日本のファンにはアリガトと言いたい。MMA文化の中には、日本の文化が存在している。日本のファンが僕の試合をチェックしてくれることは、凄く光栄だよ。日本からマーシャルアーツが世界に伝わったんだからね」

■視聴方法(予定)
2月5日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator290対戦カード

<Bellator世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー(米国)
[挑戦者] エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] ジョニー・エブレン(米国)
[挑戦者] アナトリー・トコフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ(米国)
ブレナン・ワード(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
ダンテ・シーロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
アクメド・マゴメドフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
アリ・イサエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
クリス・ゴンザレス(米国)
マックス・ロスコフ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール(米国)
カール・アルベクツソン(スウェーデン)

<女子フライ級/5分3R>
ジアナ・アフサラゴワ(ロシア)
アレハンドラ・ララ(コロンビア)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル(米国)
ニキータ・ミハイロフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ(米国)
ジョーネル・ルゴ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット(米国)
ピーター・イシグロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イーサン・ヒューズ(米国)
ユスフ・カラカヤ(トルコ)

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ACA BELLATOR Bellator290 MMA MMAPLANET o ONE PFL RIZIN UFC   アクメド・マゴメドフ アナトリー・トコフ アレハンドラ・ララ エメリヤーエンコ・ヒョードル カール・アルベクツソン クリス・ゴンザレス サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン スティーブ・モウリー ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ネイマン・グレイシー ブレナン・ワード ヘンリー・コラレス ヘンリー・フーフト ベラトール ボクシング ムハメド・ベルハモフ ヤーソラフ・アモソフ ライアン・ベイダー ロレンツ・ラーキン ローガン・ストーリー

【Bellator290】ラーキンと再戦。遅れてきた最恐ロシアン=ベルハモフ「100パーセント、僕が勝つ」

【写真】「英語はまだ不十分だ」と奥方が通訳をしてくれたが、ほぼ問題なく受け答えをしてくれた(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムでBellator290「Bader vs Emelianenko2」が開催される。ヘビー級とミドル級という2階級の世界戦がヘッドラインとなる同大会では、全14試合中11試合がプレリミで組まれている。

これだけのプレリミの数があると、当然のようにメインカードで組まれていてもおかしくないマッチアップが含まれている。それがバンタム級のダリオン・コールドウェル✖ニキータ・ミハイロフであり、ヘビー級のスティーブ・モウリー✖アリ・イサエフ、そしてウェルター級のロレンツ・ラーキン✖ムハメド・ベルハモフだ。

Bellatorウェルター級戦線のジョーカー、ベルハモフは世界で一番過激かつ厳しいフィーダーショー時代のACBでウェルター級王者に就くだけでなく、ロシアの最恐プロモーションで5勝0敗、全ての試合がフィニッシュ勝利という凄まじいレコードの持ち主だ。

そのベルハモフには4年に1試合しか戦っていない沈黙の刻が存在している。このブランクさえ無ければ今頃UFC、そうでなくもベラトールでタイトルコンテンダーになっていても不思議でなかった。遅れてきたウェルター級の最強候補は非常に紳士的な受け答えをする物静かな男だった。


──ロレンツ・ラーキンとの再戦が今週末に控えています。前回の試合はアイポークでNCという思いもしない結末を迎えてしまいました。

「あの終わり方には本当にガッカリした。全く、あんなことになるとは……。だからこそ、リマッチをベラトールに申し出たんだ。皆に僕の方がラーキンより明白に強いということを証明したいから」

──ところでムハメドのレコードは15勝1敗なのか、14勝0敗なのかどちらなのでしょうか。

「14勝0敗だよ。2013年8月に出場したSPB Fightersというサンクトペテルブルクで行われた大会のトーナメントの決勝で負けた記録がプロMMAファイトとして扱われることがあるけど、あれは間違いだ。確かに僕は負けた。でも既に当時はプロだった僕は、プロレベルでない試合……それもほとんどレスリングという試合で負けたんだ。

あの試合はMMAではなかったし、相手はアマチュアでファイトマネーも出ていないんだ。トーナメントで勝利した1勝もプロレコードとしては数えていない。だから僕のレコードは15勝1敗ではなくて、14勝0敗だよ」

──ではキャリア14勝0敗のムハメドですが、ロシアの何共和国の出身なのでしょうか。名前はムスリムでも、少しダゲスタンのファイターとは違った面影に感じます。

「同じ北コーカサスだけど、ダゲスタンの隣にチェチェンがあって、その隣のガダルダ・バルカル共和国のナリチクの出身だよ。知っていると思うけど、南ロシアらしい凄く綺麗な街だよ。そして僕らの街でもダゲスタンのようにレスリング人気が凄く高かったんだ。

僕にとっても一番の格闘技はフリースタイルレスリングだった。心の底からやる気になって取り組むことができるのがレスリングだったんだ。それからグラップリング、ボクシングと全てを練習するようになった」

──レスリングベースで、ウェルラウンダー。そのようなロシアや東欧系、元はソ連、もしくは衛星国だった国のファイターはコンバットサンボの経験者も多いです。ムハメドもコンバットサンボの経験はありますか。

「もちろん、コンバットサンボでも戦っていたよ。2、3年かな。マスター・オブ・スポーツの称号も得えている。当然のように勝った大会もあるし、負けた大会もある。ただし、コンバットサンボを戦う前に僕はもうアマチュアMMAの試合に出ていたし、プロになる過程でコンバットサンボをやっていたんだ。

コンバットサンボは本当にハードなスポーツだ。MMAとサンボが融合したコンバットサンボを戦ったことは、凄く良い経験になっているよ。トーナメント形式で、強い気持ちを養うこともできたしね」

──MMAに転じてからACBのウェルター級王者になっています。ムハメドがチャンピオンになった2017年頃、まだUFCにそれほど多くのファイターがステップアップを果たしておらず、ACBはUFCに次ぐレベルのMMA大会だったと言えます。そのACBで5戦全勝、加えて全てフィニッシュ勝利。それだけでもムハメドの実力が分かるというものですが、防衛戦を行うことなくタイトルを剥奪されたのはなぜでしょうか。

「あの頃は体中ケガだらけだった。ヒザ、腕、そしてヒザを再び負傷して手術を繰り返した。2017年の夏から2019年の夏まで2年近く全く練習ができなかった。1度、2019年8月にACAで戦い、Bellatorと2020年に契約をした。そこでもケガが原因で1年半以上、試合に出ることができなったよ。

元々は他のファイターと同じようにUFCを目指していた。誰だってUFCで戦いたいだろう? でもUFCからは1年、2年ほど契約まで時間が掛かると言われたんだ。そうなると4年も試合ができないことになる。だから、ACAで1度戦い好条件を提示してくれたベラトールと契約した。全ての手術を終えた後でね」

──ではキルクリフFCに合流したのはいつからですか。

「フロリダでキャンプをして、暮らすようになってまだ1年目だよ。サンフォードMMA時代だけどね」

──ヘンリー・フーフトの下でトレーニングをしようと決めたのは?

「僕の判断じゃないんだ。マネージャーがそうしようと言って来た。だからサンフォードMMAに合流したんだ。キルクリフFCにはとても優秀なコーチが揃っている。彼らはマスターだ。特にウェルター級とミドル級のファイターにとって、このチームは世界で最高の環境だよ。UFC、ベラトール、PFL、ONEと世界のトップで戦う選手ばかりだ。強いファイターしかいない。凄く高いレベルでトレーニングができているよ」

──そんな最高のジムで練習をして来たムハメドですが、ラーキンとの再戦に向けて自信のほどは?

「100パーセント、僕が勝つ。実は前回の試合は1カ月前に首を負傷して、しっかりとキャンプもできなかった。でも今回は違う。ハードなキャンプを2カ月間やってきた。あとは試合で勝つだけだ」

──2月25日にはヤーソラフ・アモソフとローガン・ストーリーの間でウェルター級王座統一戦が行われます。ムハメドはどちらが勝つと予想していますか。

「この試合は凄く良い試合になるだろう。両者とも本当に強い。だから僕は勝者を選ぶことはできない。全くの互角、50/50だと予想しているから」

──ストーリーが王者になると、チームメイトが頂点に君臨することになります。

「そうだね……今、そのことを話題にするのは時期尚早だと思う。こないだの試合もノーコンテストになり、僕は過去数年間キャリアを失って来た。だから、まずは自分の力を世に示さないと。もちろん、世界中のどのファイターも世界チャンピオンを目指している。それは僕も変わらない。ただし今はそういうことを口にすべきじゃない。そして、そうなるとも限らない。でも、チャンピオンになる自信は十分にあるよ」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「皆の応援に感謝している。いつの日か日本で戦いたい。年末にBellatorとRIZINがクロスプロモーションで戦ったけど、あのような機会が再びあるなら絶対に僕もベラトールのメンバーになりたいと思っている。アリガト」

■視聴方法(予定)
2月5日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator290対戦カード

<Bellator世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー(米国)
[挑戦者] エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] ジョニー・エブレン(米国)
[挑戦者] アナトリー・トコフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ(米国)
ブレナン・ワード(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
ダンテ・シーロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
アクメド・マゴメドフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
アリ・イサエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
クリス・ゴンザレス(米国)
マックス・ロスコフ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール(米国)
カール・アルベクツソン(スウェーデン)

<女子フライ級/5分3R>
ジアナ・アフサラゴワ(ロシア)
アレハンドラ・ララ(コロンビア)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル(米国)
ニキータ・ミハイロフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ(米国)
ジョーネル・ルゴ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット(米国)
ピーター・イシグロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イーサン・ヒューズ(米国)
ユスフ・カラカヤ(トルコ)

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Bellator286:メインイベント・パトリシオ・フレイレ vs. アダム・ボリッチ

フェザー級タイトルマッチ5分5R。パトリシオの初防衛戦。ボリッチは2位。

GP決勝でAJ・マッキーに敗れたパトリシオ。6度目の防衛に失敗したが、今年4月のダイレクトリマッチで勝利し、マッキーに初黒星をつけ、タイトル奪還に成功している。

ボリッチは2019年のフェザー級GPに出場。初戦は古豪パット・カランにTKO勝利したが、2戦目で元バンタム級王者のダリオン・コールドウェルに1R一本負け。しかしそこからすべて判定ながら4連勝し、タイトル挑戦権をつかんだ。

リーチで勝るボリッチ。ステップインしてジャブ。左ミドル。飛び込んでワンツー。ボリッチ飛び膝。しかしパンチで撃ち落としたパトリシオ。パウンドを入れるパトリシオだが、ボリッチ亀になる。立った。スタンドバックからクラッチを切って離れたボリッチ。パンチで飛び込むとダブルアンダーフックに捕らえたボリッチ。しかしパトリシオが投げてテイクダウン。ガードでしがみつくボリッチ。パトリシオこつこつ殴るがブレイク。じわじわ出るパトリシオ。ワンツー。ケージに詰めてパンチを打ち込むパトリシオだがゴング。

1Rパトリシオ。

2R。ワンツーを入れたボリッチ。ワンツーを返すパトリシオ。下がり始めるボリッチ。ジャブを放ったボリッチ。ワンツー。ボリッチカーフキック。飛び込みを狙うパトリシオ。ボリッチが飛び込むところに右フック。カーフの蹴り合い。両者手数が少なくブーイングが飛ぶ。残り1分。ボリッチのローをキャッチしてテイクダウンしたパトリシオ。すぐハーフにする。密着したままコツコツ殴るパトリシオ。ゴング。

2Rパトリシオ。

3R。パンチで飛び込んだボリッチにパトリシオがタックル。しかし切ったボリッチ。ボリッチまた飛び膝を放つが、キャッチされてテイクダウンされる。ハーフ。マウント!パウンドを入れつつ、徐々に体を起こしていく。肘。亀になったボリッチ。バックを取られるが、背負って立った。パトリシオ降りた。しかしスタンドバックから倒す。またバックマウントになるが、ボリッチまた立ち上がる。降りたパトリシオだがボリッチ正対。ケージに押し込み膝。ゴング。

3Rパトリシオ。

4R。出ていくボリッチ。じわじわ詰めるボリッチだが、前に出る割には手が出ない。パトリシオはさらに様子見。インローを蹴るボリッチにパトリシオはカーフキック。右で飛び込もうとしたところでパトリシオがカウンターを入れる。ジャブ、ローで手数を出すボリッチ。パトリシオ、このラウンドは捨てているのか手を出さない。まあ判定になれば負けはないが。残りわずかで出てきたパトリシオにボリッチタックル。投げを狙ったパトリシオだが、ボリッチケージに押し込んだ。ゴング。

4Rはボリッチ。

5R。プレスするボリッチ。ケージを背負ったボリッチにワンツー。さらに左。サークリングするパトリシオ。ワンツーを返すがボリッチもワンツー。ボリッチ飛び膝。しかし着地に失敗。パトリシオすかさずバックに回る。背中に乗った。落ちないパトリシオ。パトリシオ降りた。スタンドで正対したボリッチがダブルアンダーフックからテイクダウン。残り1分半。ハーフに。スイープを狙ったパトリシオ。返せないが立った。パトリシオキムラで引き込む。前転して外したボリッチだが下に。タイムアップ。

48-47、49-46、50-45の3-0でパトリシオが王座防衛。

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【Bellator286】フロリダ発。フレイレ弟に挑戦、アダム・ボリッチ─01─「AJとの試合は酷い内容だった」

【写真】 2日間、現地でキルクリフFCの練習を見たが、とにかくボリッチは手を抜かない。凄まじい集中力で全セッション、全パ―リングに向き合っていた(C)MMAPLANET

10月1日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのロングビーチ・コンベンション&エンターテインメントセンターでBellator286を開催、メインでアダム・ボリッチがパトリシオ・フレイレの持つBellator世界フェザー級のベルトに挑戦する。

キャリア15連勝、ベラトールでも5連勝中でフェザー級ワールドGP準々決勝に挑んだボリッチは、圧倒的優位と見られながらダリオン・コールドウェルに2年9カ月、4つの勝利を重ねてタイトル戦に挑むボリッチをフロリダはディアフィールドのキルクリフFCでキャッチ。

誰よりもハードワーカーであることが、そのトレーニングを眺めるだけで理解できたボリッチの世界戦に向けての意気込みとは。


──10月1日にBellator世界フェザー級王座への挑戦が決まりました。アダムとしてはフェザー級ワールドGPの間にチャンピオンになるという青写真があったかと思います。

「そうだねぇ(笑)。その通り、これは2度目のチャンスだよ。そして、色々とケガを経てこの機会を手にデキたことが本当に嬉しい。ハンガリーでも凄く話題になっていて、10月1日にはロングビーチの会場に多くのハンガリー人応援団が集まりそうなんだよ。今、聞いているだけでも500人はやってくるって話なんだ」

──えっ、ハンガリーから500人にもサポーターが米国にやって来るのですか。

「現時点で、ね(笑)。でもハンガリーからだけじゃないよ。米国在住のハンガリー人もそうだし、豪州、ヨーロッパの国々からも僕のタイトル奪取を後押しするために集まってくれるんだ。どの国でも、ハンガリー人社会はめちゃくちゃ盛り上がっているそうだよ」

──マジャール民族の大移動、そして大集結ですね。

「ホントに(笑)。嬉しいことだよ。ハンガリーのためにも絶対にベルトを獲るよ」

──今、GPで敗北を喫したダリオン・コールドウェルとのキルクリフFCのチームメイトになっていますが、改めてあの敗北で何を学んだのかを振り返ってもらえますか。一つのテイクダウン、一つのバックテイク、そしてサブミッションという試合でした。

「その通りだね。あの負けは、精神面で色々と勉強になった。僕はあの時、ダリオン・コールドウェルを少し軽く見てしまっていた。色々な人からワンミリオンダラー・キッドと囃し立てられ、『絶対に優勝できる』と言う言葉に浮ついてしまっていたんだ。そして、試合前なのにダリオンに集中していなかった。ダリオンにサクッと勝って、準決勝はAJ、決勝はパトリシオ・フレイレだって思っていたんだ。

ただダリオンがケージに足を踏み入れた瞬間、『フ〇ック。コイツ、やる気満々じゃん』って……驚かされた。あの時点で、もうメンタルが崩れてしまっていた。それこそが僕にとって最大の問題だった。どの試合だって、ワールドチャンピオンシップのつもりで戦わないといけなかったんだ。

それもあって、今は世界挑戦が決まっても落ち着いていられるんだ。あの敗北以降、4試合を戦ってきたけど、それらの試合と同じ気持ちで世界戦に臨むことができている。また試合が決まったな──って感じでね」

──実はGPで敗れて、アダムはライト級に階級を上げるのではないかと思っていたんです。確かマイク・ハメル戦とエリック・サンチェス戦は150ポンドのキャッチウェイト戦でしたよね。今、目の前にアダムが座っていても……『本当にフェザー級かよ!!』と思ってしまうほど大きいです。

「アハハハハハ。きっとMMAを引退する時はライト級で戦っているはずだよ。でも、今もフェザー級に落とせるからね。まだ1年、いや2年はフェザー級で戦っていくと思う。それからだね、ライト級に階級を上げるのは」

──その前にフェザー級王座という目標がありますしね。アダムが挑戦するチャンピオンはパトリシオ・フレイレです。4月15日のAJとの世界戦、正直なところどのような印象を持ちましたか。裁定、試合内容の両面に関して。

「動きの少ない退屈な試合だったよ。あの内容じゃジャッジも判断するのが、難しくなる。でも、ああいう試合って起こりえるんだ。凄い接戦で、結果はパトリシオが勝った。そういうことだよ。どっちが勝とうが、酷い内容だった(笑)」

──3回戦から5回戦になると、やはり試合のペースなど変わってくるかと思います。その一方でGPは5回戦で組まれてきたにも関わらず、両者が様子見に終始しました。やはり決勝だと慎重になるのでしょうか。

「そんなの言い訳にもならないよ。僕の前回の試合を見て欲しい。5Rの間、動き続けたよ。それがファンの見たい試合だからね」

──ベラトールもUFCに続き、メインは5分5Rに変更されましたね。競技としては、ベルトが掛かっていない試合がメインだから5回戦というのは、どうにも違うと思うのですが……。

「まぁ違和感は残るよね。それは僕も同じだ。メインイベントとタイトル戦は同じじゃない。重みが違う。メインだろうが3Rで、タイトル戦だけが5Rだろうっていう気持ちはあるよ。でも、決まってしまったことだからね」

──5分5Rはタイトル戦を戦う選手の特権で、その数が多いチャンピオンが経験値で優位になる。そこを挑戦者は乗り越えて行かなければいけないというは、ストーリーとしても良かったです。だからこそ、アダムも5Rの経験ができたことはチャレンジャーの立場で良い経験になっているのではないでしょうか。

「そうなんだよ(笑)。僕は5Rを戦ったことで、不安材料が減り自信を手にすることができた。マス・ブーネル戦を経験したことで、本当に多くの自信を手にすることができたんだ。5R戦を3R戦と同じように戦えたからね」

──あの試合はCage Warriorsでの4連勝があったとはいえ、それ以前にUFCで1勝2敗だったブーネルが、Bellatorでは2連勝。アダムとしては、本当に負けられないファイトだったと思います。ベラトール生え抜きより、UFCから移籍組の方が強いという印象をファンに持たれてしまうので。

「僕はもうジャレミー・ケネディにも勝っていたし、ベラトールとUFCはボクシングと同じように他の組織でもレベルは違わないと思っている。UFCがベラトールよりポピュラーなのは認めるけどね。そして量でいえば、UFCの方が上だ。それも分かっている。でもトップ5やトップ10の力は同じだよ。質は同じ。量では敵わないけどね」

──では今回の世界戦ですが、実際のところAJとパトリシオ──どちらに挑戦したいと3月にブーネルに勝った時点では思っていましたか。

「パトリシオだよ」

<この項、続く>

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o キック ダリオン・コールドウェル ラフェオン・スタッツ

Bellator282:セミファイナル・レアンドロ・イーゴ vs. ダニー・サバテーロ

バンタム級トーナメント一回戦5分5R。イーゴ6位、サバテーロ9位。

イーゴは2018年にダリオン・コールドウェルのタイトルに挑戦したが1Rギロチンで一本負け。昨年5月にコールドウェルと再戦し、テイクダウンされたがインサイドで攻めないコールドウェルに下から打撃を打ち込んだのが評価されスプリット判定勝ち。現在3連勝中だが、2試合続けて計量で失敗している。

サバテーロは4月のハワイ大会で行われたワイルドカード選出マッチでジョーネル・ルゴにテイクダウンをしつこく仕掛け続けて判定勝ち。堀口と同じATT所属。

勝者が準決勝で現暫定王者のラフェオン・スタッツと対戦する。

ジャブで出るサバテーロ。カーフキック。両者のパンチが交錯。イーゴは下がって距離をキープ。ケージに詰めていくサバテーロ。サバテーロタックル。ダブルレッグ。テイクダウンしたが、背中を向けて立ったイーゴ。また投げた。両手をマットにつけて四つん這いの体勢のイーゴの背中に飛びついたサバテーロ。ハーフバック。バックキープして細かいパンチを入れるサバテーロ。後ろについているだけのサバテーロ。イーゴは腕を脇に挟んでディフェンス。会場ブーイング。残り15秒でレフェリー謎ブレイク。再開後すぐにゴング。

1Rサバテーロ。

2R。詰めてきたサバテーロ。ケージを背負ったイーゴに飛び膝。タックルへ。片膝を着かせた。バックに回る。バックを取られたイーゴがキムラを狙うと逆に腕十字を狙った。が、イーゴキムラを放さずバックを取り返す。四の字バック。身動きが取れないイーゴ。イーゴバックのままゴング。

2Rイーゴ。

3R。サバテーロカーフキック。またカーフ。足が流れた。サバテーロタックル。イーゴギロチンを狙ったがサイドに出ようとするサバテーロ。イーゴ放してガードに切り替えた。密着したままインサイドから殴るサバテーロ。イーゴ下でディフェンスするのみ。仕掛けようとしてもサバテーロが上をキープしている。ゴング。

3Rサバテーロ。下から仕掛けられず、逃れることも出来なかったイーゴ。

4R。サバテーロのタックルにまたギロチンを狙ったが、また外される。イーゴ下に。会場ブーイング。ラバーガードを狙うサバテーロだがイーゴ密着して外す。ようやく下から距離を作って背中を向けて立とうとするイーゴ。立ち上がったがスタンドバックからなおもテイクダウンを狙うサバテーロ。投げて膝をつかせる。また立つイーゴをまた投げた。また立ちに行くが、サバテーロすぐに倒して膝をつかせる。残りわずかで放してパンチを入れたサバテーロ。イーゴがバックブローを当てたがゴング。

4Rサバテーロ。

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BELLATOR o UFC キック ダリオン・コールドウェル パッチー・ミックス ピョートル・ヤン マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ

Bellator282:メインカード第2試合・マゴメド・マゴメドフ vs. エンリケ・バルゾラ

バンタム級トーナメント1回戦5分5R。マゴメドフ4位、バルゾラ10位。

ACB時代にピョートル・ヤンに勝利しているマゴメド・マゴメドフ。昨年8月のBellator3戦目で現暫定王者のラフェオン・スタッツに判定負け。

UFCのバルゾラは、1月のBellatorデビュー戦で元王者ダリオン・コールドウェルをスクランブルの展開で削っていって3Rに肘・パウンドでKO勝ち。4月のワイルドカード選出マッチではヒョードル・チームのニキータ・ミハイロフに完勝。トーナメントのダークホース枠。

勝者が準決勝で堀口を破ったパッチー・ミックスと対戦する。

組んだマゴメドフ。すぐに離れるとマゴメドフバックブロー。ヒット。詰めていくバルゾラ。ジャブがヒット。ワンツー。下がってケージを背負うマゴメドフ。バルゾラシングルレッグ。ダブルレッグに切り替えてテイクダウン。バックを狙うが、マゴメドフが正対し逆にテイクダウン狙い。投げて倒してバックに回るマゴメドフ。バルゾラ立ち上がりスタンドバックに。クラッチを切って離れたバルゾラ。パンチで出る。左がヒット。削っていくバルゾラ。残り1分。マゴメドフのパンチを貰って一瞬ぐらついたバルゾラだがタックルへ。テイクダウンしてバックに回る。しかし上を狙うところでマゴメドフが立った。すぐ詰めるバルゾラ。ケージを背負わせる。マゴメドフのアッパーがヒット。ゴング。

1R僅差の展開だが、試合はバルゾラペース。

2R。すぐに間合いを詰めるバルゾラ。休ませない。ボディに前蹴り。またケージを背負うマゴメドフ。バルゾラタックル。バックに回った。投げてテイクダウン。ハーフバック。足のクラッチを外して立ったマゴメドフ。バック肘を放って正対したマゴメドフ。ギロチンで引き込んだが外れる。後転したマゴメドフをがぶるバルゾラ。アナコンダチョーク。しかし放した。マゴメドフのバックキックがボディにヒット。タックルに入るマゴメドフだが切ったバルゾラ。がぶって膝。またアナコンダ。しかし振りほどいて立ったマゴメドフ。バルゾラ距離を詰めてパンチで攻める。ジャブ。ケージまで詰める。マゴメドフのバック肘は空振り。しかしそこから左がヒット。さらにバックスピンキックを頭部にヒットさせた。ゴング。

2Rも僅差。終盤までバルゾラペースに見えたが、最後にマゴメドフの攻勢があった。

3R。距離を詰めるバルゾラ。左ミドル。キャッチしたマゴメドフ。そこからタックルに入るがバルゾラ切った。逆にバックに回る。スタンドバック。クラッチを切って振りほどいたマゴメドフ。マゴメドフの左がヒットしバルゾラ一瞬腰が落ちた。バルゾラ後退。しかしまたバルゾラが出ていく。四つに組むが引き剥がしたマゴメドフ。詰めるバルゾラ。ケージを背負ったところでタックルに入るが切られたマゴメドフ。バルゾラ四つに組んでクリンチアッパー連打。また詰めたバルゾラ。右がヒット。追撃はかわしたマゴメドフだがバルゾラ詰めていく。パンチからタックル。受け止められるとすぐ放す。マゴメドフ飛び膝。かわしてまたタックルに入るバルゾラ。ゴング。

3Rも僅差の展開。

4R。パンチから四つに組んだバルゾラ。ケージに押し込む。倒せず離れた。また詰めていくバルゾラ。パンチからタックルへ。マゴメドフ受け止めてギロチン!引き込んで全力で絞める!下になり外そうとしたバルゾラだが外れずタップ!

接戦を制しマゴメドフが準決勝進出。

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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o UFC   アナトリー・トコフ アレクサンデル・シャブリー アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ エンリケ・バルゾラ ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ブレント・プリマス マゴメド・マゴメドフ ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ 渡辺華奈

【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ

【写真】バルゾラの挑発をメゴメドフは、文字通り理解できなかった(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator282「Mousasi vs Eblen」の計量が、23日(木・同)に行われている。

キャリア11連勝でいつの間にやらタイトル挑戦権を獲得したジョニー・エブレンが、ゲガール・ムサシの持つBellator世界ミドル級に挑むタイトル戦がメインの今大会、全選手が計量をパスしている。


中重量級のメイン以上に日本のファンに注目を集めているといっても過言でないバンタム級ワールドGP準々決勝2試合は、ワイルドカードを勝ち上がり本トーナメントに晴れで挑むことになったダニー・サバテーロとエンリケ・バルゾラが、それぞれレアンドロ・イーゴとマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCから転じダリオン・コールドウェル&ニキータ・ミハイロフを下したバルゾラが、マゴメドフの執拗なテイクダウン&コントロールに対しても、持ち前の粘りを見せることができるのか。この5分✖5R試合で、マゴメドフをより疲弊させて勝利を得るようなことがあれば、ワイルドカードから対抗馬に躍進となる。

そのバルゾラ、フェイスオフで何やら言葉を掛けるが、耳を傾けたマゴメドフは結果、分からないというジェスチャーで応える。

もう一つのGPトーナメントは、堅実なスタイルを派手な言動でカバーするサバテーロが、一気に距離を詰めて額をつけるような状態でまくし立ててイーゴを挑発する。イーゴも言葉を返し、不遜な笑みを浮かべた。

決して組みも弱くないイーゴが、組みだけで勝負といって過言でないサバテーロのバック地獄を掻い潜ることができるか。長引けば、サバテーロの準決勝進出も十分にある一戦だろう。
この他、ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがキャリア7連勝を賭けてジョニー・ソトと戦うフェザー級マッチや、ライト級元世界王者で10thPlanet柔術を駆使するブレント・プリマスが、圧力はさほど高くないが21勝3敗という抜群の戦績を誇るアレクサンデル・シャブリーを迎え撃つライト級戦。

さらに渡辺華奈に負けたラテン女子対決=アレハンドラ・ララ✖イララ・ジョアニ戦、サバウ・ホマシ✖マイコン・メンドーサの渋いウェルター級戦、キャット・ジンガーノの出場と非常に粒揃い、モヒガンサン・アリーナ大会らしくプレリミでも充実さラインアップが揃ったBellato282だ。

■視聴方法(予定)
6月25日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■Bellator282 計量結果

<Bellaotr世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
レアンドロ・イーゴ: 134.75ポンド(61.12キロ)
ダニー・サバテーロ: 134.75ポンド(61.12キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
エンリケ・バルゾラ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・モレット: 155.5ポンド(70.53キロ)
キリズ・モタ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)
カシウス・ケイン: 169.75ポンド(76.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジョニー・ソト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 156ポンド(70.76キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 155.75ポンド(70.64キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.25ポンド(65.88キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 186ポンド(84.37キロ)
ムハマド・アブダラー: 184.25ポンド(83.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170ポンド(77.11キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.75ポンド(77.45キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イララ・ジョアニ: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.75ポンド(66.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー: 184.25ポンド(83.57キロ)
ファビオ・アギラー: 184ポンド(83.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ブライス・ローガン: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

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BELLATOR o UFC キック ダリオン・コールドウェル マゴメド・マゴメドフ

Bellator278:セミファイナル・エンリケ・バルゾラ vs. ニキータ・ミハイロフ

バンタム級GPワイルドカードだが、ミハイロフがジョシュ・ヒルの代役として急に出場が決まったため、140ポンド契約の試合。勝者がマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCのバルゾラは前戦のBellatorのデビュー戦で元バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに3RKO勝ち。バックボーンはルタ・リーブリ。

ヒョードル・チーム所属のミハイロフはコンバットサンボ・散打がバックボーン。23歳で、Bellator戦績2勝0敗。

ミハイロフが飛び膝からシングルレッグへ。ケージを背負ってブラウン肘で抵抗するバルゾラだが、ミハイロフリフトしてテイクダウンを狙う。片膝を着いたバルゾラだが、ミハイロフ立って離れる。バルゾラがプレスしてパンチのフェイント。ミハイロフバックブロー。またプレスするバルゾラ。ミハイロフケージを背負った。パンチのフェイントに反応するミハイロフ。ミハイロフタックルに入るが逃げ気味で切られる。ミハイロフバックスピンキック。クリーンヒットしたがバルゾラは効いてないアピール。組んでボディロックしたバルゾラがテイクダウン狙うが離れた。バルゾラタックル。四つからテイクダウンを狙うとミハイロフ下になる。バックに回ったバルゾラがパウンドを入れていく。ミハイロフシングルレッグに入るが、バルゾラこらえてブラウン肘を入れるとバックに回り逆にテイクダウン。残りわずか。パウンドで削るバルゾラ。ゴング。

1Rバルゾラ。テイクダウンで上を行っている。

2R。またプレスするバルゾラ。圧されて下がるミハイロフ。パンチで飛び込んだミハイロフだがすぐにプレシャーを受けて下がる。逃げ気味のタックル。潰したバルゾラ。座った体勢のミハイロフのボディに膝。足をすくって寝かせた。ハーフ。亀になったミハイロフ。チョーク。なんとかディフェンスしたミハイロフ。がぶったバルゾラはダースチョークを狙う。外れてバックを狙ったが前に落ちたバルゾラ。逆にバックを取ったミハイロフ。投げてテイクダウン。が、バルゾラ正対して逆にテイクダウン。バックマウント。チョーク!しかしややズレている。外れた。ゴング。

2Rバルゾラ。

3R。ミハイロフバックブローを見せる。右ハイ。シングルレッグ。ケージでこらえてブラウン肘を入れるバルゾラ。シングルレッグから倒したミハイロフだが、バルゾラすぐに立ってタックルに入り逆に倒した。がぶりから上を取るバルゾラ。膝をついたミハイロフのボディに膝。タックルを潰してバックに。バックマウントからチョーク。腕をつかんでディフェンス。バックから殴るバルゾラ。ミハイロフ立ってスタンドバック。膝をついたミハイロフにパウンド。タイムアップ。

判定三者フルマークでバルゾラ勝利。GPではいきなりマゴメド・マゴメドフとの対戦になるが、トーナメントのダークホース枠になりうる存在。

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BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o UFC   エンリケ・バルゾラ クリスチャン・エドワーズ ジュリアナ・ヴェラスケス ジョシュ・ヒル ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ベラトール ボクシング マコア・クーパー リズ・カモーシェ

【Bellator278】計量終了 勝者はGPのジョーカー=バルゾラ×ミハイロフ。MMAオハナのマコアに注目

【写真】ワイルドカードなのが勿体ないバルゾラ×ミハイロフだ(C)BELLATOR

Bellatorハワイ2 days、その初日22日(金・現地時間)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで開催されるBellator278「Valasquez vs Carmouche」の計量が21日(木・同)に行われた。

Bellator世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖挑戦者リズ・カモーシェがメインで組まれた今大会──バンタム級ワールドGPのワイルドカード戦が2試合マッチアップされている

そのうちの1試合はエンリケ・バルゾラがジョシュ・ヒルと対戦予定だったが、ヒルの欠場でニキータ・ミハイロフが代役に。ショートノーティスで140ポンド契約となったが、両者揃って計量をパスしている。ヒルには申し訳ないが、ヒョードル軍団の軽量級のエースの登場はオリジナル・カードより、ずっと興味深い顔合わせとなった。


キャリア9勝1敗、サークルケイジでは2連勝中のミハイロフはKOパンチを持ち、テイクダウン能力も高く、さらにパウンドも強い。その一方でどの局面でも相手の攻撃を許す粗さが残っている。

対してUFCから転じ、ベラトール初戦でダリオン・コールドウェルにTKO勝ちしたバルゾラはスロースターターの根性ファイターだ。攻められ、凌ぎ、逆転するスタイルのバルゾラに対し、ミハイロフは序盤と圧力と質量で勝負を決めきれるか。そこを逃すと、バルゾラの粘り地獄に持ち込まれる恐れもある。いずれにせよ、この試合の勝者はGPのジョーカーになる可能性もあり、勝敗の行方が楽しみでならない。

またオープニングバウトでブレイク・ペリーを相手にMMA2戦目を戦うマコア・クーパーに注目したい。

父にレイ・ブラダ・クーパー、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世、叔父にドナルド・ジューン、ブレナン・カマカ、カイ・カマカ、従弟にカイ・カマカ3世を持つハワイのMMAオハナの最新兵器。ハイスクル―ル・レスリングで好成績を残すが、プロMMAファイターの未知を選んだ。

そのレスリングとボクシングの融合体MMAは、自宅のガレージでの練習で兄と同様に父から引き継がれたモノ。背は高くないが、オーバーフックとダブルレッグの圧力が兄ブラダボーイを比べて、どこまで出来上がっているのか──楽しみなマコア・コア・クーパーのベラトール初陣だ。

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時30分~ U-NEXT

■Bellator278計量結果

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ヴェラスケス: 124.8ポンド(56.6キロ)
[挑戦者]リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGPワイルドカード戦140ポンド契約/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 139.6ポンド(63.32キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 139.4ポンド(63.23キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルーゴ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ダニー・ザバテーロ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.4ポンド(92.7キロ)
グラント・ニール: 204.2ポンド(92.62キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
マニー・ムロ: 160ポンド(72.57キロ
ネイト・アンドリュース: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ウェベル・アルメイダ: 145.2ポンド(65.86キロ)
ファブリシオ・フランコ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダンテ・シーロ: 170.6ポンド(77.38キロ)
スコッティ・ハオ: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マコア・クーパー: 169ポンド(76.66キロ)
ブレイク・ペリー: 169.8ポンド(77.01キロ)

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