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【BRAVE CF59】初のウズベキスタン大会。メインは暫定ライト級王座決定戦=クバチニエフ✖エスカラエフ

【写真】 キルギスの民族帽を被っって入場のクバチニエフとエスカラエフが暫定ライト級のベルトを賭けてウズベキスタンで戦う(C)MMAPLANET&BRAVE CF

18日(土・現地時間)、ウズベキスタンのブハラはブハラ・アンフィチアータ(ブハラ円形劇場)で開催されるBRAVE CF59のフルラインアップが発表されている。

MMAのグローバルステージで、クストロシアというべき勢いを持ちつつある中央アジア勢にあって、カザフスタン、キルギスに続く勢力であるウズベキスタンにBRAVEが初進出を果たす。


5カ国で7200万と日本より5000万も少ない人口でありながら、次々と強豪が生まれる中央アジア。そのなかにあって3300万と最多の人口を誇るウズベキスタンだが、ラインナップ的にはMMA界での格付け通りカザフスタンとキルギスにメインとコメインを譲る形となっている。

そんなBRAVE59は現地のAmir Temur FCとの共同プロモートで開かれ、メインはBRAVE CF暫定ライト級王座決定戦=アブディサラム・クバチニエフ✖オルジャス・エスカラエフというキルギス✖カザフスタン対決が組まれた。

アハマッド・アミール政権が昨年9月に始まったライト級戦線で、王者がケージから遠ざかっており3月のバーレーン大会ではクバチニエフはクレイトン・シウバと暫定王座決定戦を戦った。しかし、バックグラブから放たれたパンチが後頭部に入りシウバが戦闘不能に陥る。NCとなったにも関わらずベルトを巻かれたクバチニエフだが、正式に王者に認定されることはなかった。

結果、今大会で再度ベルトを賭けて──今度はエスカラエフと対戦することに。エスカラエフは昨年8月に元ライト級王者ルカス・マルチンスをRNCで下し、プロモーションデビューを果たしている選手だ。

パンチは手打ち気味だが、レスリングとの連携が良くグラウンドコントールに長け、パウンドも強烈なクバチニエフ。寝技に入るとレスリング一本槍でなく、柔術的なポジショニングを駆使する。ボディロック、シングルからバック奪取にも長けており、パンチのあるグラップラーとして強度と高い圧力を誇る。

対してエスカラエフはサウスポーで、打撃とテイクダウンとも防御力は今一つという印象もあるが、攻められてからの粘り、相手が疲れてきたところで攻撃を切り返して一気の極めも持つ。とはいえ一本負けやスプリットで競り負けることもあり、安定性にやや欠ける向きがある。総じてクバチニエフが優位にある暫定タイトル戦=ウズベキスタン大会のメインだ。

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午前7時00分~ BRAVE TV

■BRAVE59対戦カード

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
オルジャス・エスカラエフ(カザフスタン)

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ(オーストリア)
ヴィクチェン・ジェンベコフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ(カザフスタン)
アリクホン・ハサノフ(ウズベキスタン)

<フェザー級/5分3R>
イリャ・アスカノフ(キルギスタン)
クサンボエ・アタヴァエフ(ウズベキスタン)

<ライト級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ(カザフスタン)
オタベク・オキシロフ(ウズベキスタン)

<スーパーライト級/5分3R>
アユブ・ガジエフ(オーストリア)
サンジャベク・エルキノフ(ウズベキスタン)

<64キロ契約/5分3R>
シャリフ・クシャエフ(ウズベキスタン)
オムルベク・アシュリベコフ(キルギス)

<ミドル級/5分3R>
マミルオン・ハミドフ(ウズベキスタン)
エリャン・ジニベコフ(キルギス)

<スーパーウェルター級/5分3R>
コォトム・ボイナザロフ(シンガポール)
アリティンベク・アリクバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
オリミスホン・ヌムロドフ(ウズベキスタン)
エルニシタ・アブドラシトフ(キルギス)

<スーパーライト級/5分3R>
マシュラブジョン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
ニヤジディン・リスバエフ(キルギス)

<バンタム級/5分3R>
クルバナリ・ヌルムロドフ(ウズベキスタン)
マルフフォン・ママラジコフ(ウズベキスタン)

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Brave CF BRAVE CF57 MMA MMAPLANET o アブディサラム・クバチニエフ クレイトン・シウバ

【BRAVE CF57】後頭部への加撃によるNC裁定――に納得のいかないクバチニエフがケージでベルトを巻く

【写真】NC裁定に納得のいかないクバチニエフが、ファヒド社長からベルトを与えられた(C)MMAPLANET

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
クレイトン・シウバ(ブラジル)

シウバが右ローからパンチを狙う。身長で下回るクバチニエフは左ボディストレート、さらに相手の左ローに右ストレートを合わせた。シウバはグラつき、足を使い始める。ケージ中央でクバチニエフの右クロスが当たる。距離が近くなるとシウバは組み付き、右ヒジを繰り出すが当たらず。クバチニエフがプレッシャーを強め、顔面に右を伸ばす。しかしディアズの右がクバチニエフのアゴを捉えると、形勢は逆転。シウバが打撃で攻め込む。しかしクバチニエフが組み付き、ボディロックからグラウンドに持ち込んだ。

ハーフガードのディアズに鉄槌を落とすクバチニエフ。ディアズは立ち上がるも、クバチニエフがバックコントロールからバックマウントを奪いRNCへ。これを凌いだシウバがバックに回るも、クバチニエフが切り返してバックを奪った。ここからスクランブルを展開する両者、制したのはルジボエフだ。バックコントロールからバックマウント、そしてパンチを落としながら相手の体を伸ばす。そして強烈な右のパンチを落としていくが、これがシウバの後頭部に当たったとみなされたか、レフェリーが試合を中断してシウバに休憩を与える。

シウバがダメージを訴える一方、クバチニエフは国旗を背負って勝利をアピールするが……。
裁定はクバチニエフの後頭部への加撃によりシウバが試合続行不可能となり、ノーコンテストに。
しかし納得のいかないクバチニエフは抗議かケージに留まる。さらにケージサイドからベルトを受け取り、ケージ中央でそのベルトを巻いた。

ファヒド社長は「計量も済まし、ずっとこの試合のために準備をしてきて、体重オーバーの相手と戦ったのでベルトをあげた。次に正規王者と戦わせる」としている。


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Brave CF44 News other MMA アフメッド・アミール アミン・アユブ クレイトン・シウバ ジョン・ブレウィン ブログ ロランド・ディ

【Brave CF44】計量終了 ライト級タイトル戦=シウバ✖アユブのフェイスオフに招かざる客アミール襲来

【写真】予定調和かアクシデントか。フェイスオフに第3者の乱入はあまり例がいない (C)BRAVE CF

5日(木・現地時間)、バーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催されるBrave CF44の計量が行われた。

今大会のメインはBrace CFライト級王者クレイトン・シウバが、アミン・アユブの挑戦を受ける一戦だ。パンデミック後、MMA界において存在を最もましたプロモーションといっても過言でないBrave CFのライト級の頂点を争う両者がフェイスオフを行った際、思わぬ?!乱入者が現われた。


「おい、お前ら。おれは俺のベルトだろ。そうだろ?」と語気も荒く、アフメッド・アミールがフェイスオフに割って入ってきた。

王者シウバに強めるアミールは関係者に抱えられても、王者と言い合いに発展する。この混乱にさらに輪をかけたのが、今大会でロランド・ディと戦うニュージーランドのジョン・ブレウィンだ。シウバとともに過去にアミールに勝利しているブレウィンは、ディに勝ってタイトル挑戦を確実にしたいところだが、試合もないアミールに割って入られてはたまらない。

そんな状況に王者サイドは笑って受け流し、計量&フェイスオフの御役目を終えている。

今大会はライト級戦線だけでなく、ミドル級次々期挑戦権を巡り、アブドゥル・アブゥラギモフ✖ルイス・グリスマンのキャッチ戦、ミズワディレ・ハロンワの試合も要注目だ。

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)、
午前1時00分~ FITE

■Brave CF40計量結果

<Brace CFライト級選手権試合/5分3R>
[王者]クレイトン・シウバ:70.1キロ
[挑戦者]アミン・アユブ:70.1キロ

<80キロ契約/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ:79.6キロ
ルイス・グリスマン:78.9キロ

<ライト級/5分3R>
ジョン・ブレウィン:70.8キロ
ロランド・ディ:70.2キロ

<ミドル級/5分3R>
ドミニク・ショーバー:83.7キロ
ミズワディレ・ハロンワ:83.8キロ

<バンタム級/5分3R>
ジェルソン・ペレイラ:61.3キロ
ビア・シュテピン:61.6キロ

<ライト級/5分3R>
アッバス・ハーン:70.7キロ
ヤン・リアッセ:70.4キロ

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【Brave CF44】11月も2連戦、第一弾でライト級タイトルマッチにウェルター、ライト級の注目株ズラリ

【写真】多彩なのは挑戦者のアユブ。それでいて勝負強さは王者クレイトン・シウバか (C)BRAVE CF

9月24日から3週連続でバーレーンはリファーのパーレーン・ナショナル・スタジアムでイベントを開催したBrave CFが11月5日(木・現地時間)と12日(木・同)に同所でBrave CF44 & 45を開催する。

現時点で45大会のカードは発表されていないが、44大会は4試合がアナウンスされておりメインでBrave CFライト級選手権試合=王者クレイトン・シウバ✖挑戦者アミン・アユブが組まれた。


昨年8月に前王者ルアン・サンチアゴとの同朋対決をRNCで勝利してベルトを巻いたシウバは、3月28日に先日のUFN180でマテウス・ガムロを下し、UFC初陣を飾ったグラム・クタテラデスと初防戦を行う予定だったが、クタテラデスが欠場となり前王者とのリマッチに変更された。しかし、同大会はコロナ・パンデミックと中止となり、シウバにとっては7カ月遅れの初防衛戦となる。

挑戦者のアユブは今では活動停止したUAEベースのデザート・フォース及びレバノンがホームのPhoenix FCからUAEW、そしてBrave CFと中東MMAプロモーションと欧州ででキャリアを積んできたフランス人選手だ。キャリアは14勝4敗で、UAEWではウェルター級王者になっている。

現在6連勝中と好調をキープしており、打撃・テイクダウン・寝技とどこでも勝負できる。そんなアユブは打撃では右オーバーハンド、ボディストレート、テイクダウンはベリー・トゥ・ベリー、寝技ではゴゴプラッタ、肩固め、RNC、腕関節と多彩な攻めを持っている。

対して王者シウバは、185センチ以上の長身で胴も長く、一部のブラジル人選手に見られる何もかも長いブラジリアン体形といる。リーチの長さをパウンド、そして絞めに生かし、消耗性にも強いチャンピオン。拮抗した勝負で流れを引き寄せると、パウンドから絞め一気に試合を終わらせることができる。アユブとしては攻めるチャンスは序盤からあるが、そこから一方的に支配するか、勝負を決めなければ反撃に移ってからのシウバは強さが増している。5Rの長丁場でスタミナ配分か、全開ファイトを展開するかも勝負の分かれ目となるだろう。

今大会では元ウェルター級王者アブドゥル・アブゥラギモフが80キロ契約で、7勝1敗&6連勝中のルイス・グリスマンと対戦する。

コロナ禍での活動再開後の第2ステージ=スウェーデン・ラウンドで共に一本勝ちを収めている両者、勝った方がミドル級との2冠を目指す王者ジャラ・フセイン・アルシラウィへの挑戦が近づくことは間違いない。

さらにニュージーランドのジョン・ブレウィン✖フィリピンのロランド・ディ=ライト級戦、キャリア唯一の敗北がUFCで大いに名前を挙げたカムザット・チマエフ戦という南アフリカ人選手のミズワンディレ・ハロンワが、オーストリアのドミニク・ショバーとマッチアップされたミドル級戦が現在決まっている。

現状、UFCへ選手に送り出す一方で、プロモーション内での覇権争いもブラジル、欧州・中東、アフリカ、そしてアジアにオセニアが加わり、激しさを増す一方のBrave CF。国際戦の多さはUFCに次ぎ、ONEに匹敵すると言っても過言でない中東のMMAプロモーション──11月の2連戦も見逃せない。

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