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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#01 LFA MMA MMAPLANET o PFL YouTube カヴァナウ カール・ムーア ガブリエル・ブラガ キック コーリー・アンダーソン ジェイムス・ギャラガー ジェレミー・ケネディ トフィック・ムサエフ パトリシオ・フレイレ ヘスス・ピネド リア・マコート レアンドロ・イーゴ

【Bellator CS2024#01】パトリシオ・フレイレがジェレミー・ケネディ相手にBellatorフェザー級王者防衛戦

【写真】これは楽しみ、そして超タフな防衛戦だ(C)BELLATOR

2月29日(木・現地時間)、PFLが3月22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナで開催されるBellator Champion Series2024#01「Belfast」でBellator世界フェザー級選手権試合=王者パトリシオ・フレイレ×挑戦者ジェレミー・ケネディーが組まれることを発表した。
Text by Manabu Takashima

2月24日(土・同)にサウジアラビアはリヤドで行われたPFL Champ vs Bellator Champで、パトリシオはPFL世界フェザー級王者ヘスス・ピネドと王者対決が実現する予定だったが、ピネドの負傷欠場によりファイトウィークになったガブリエル・ブラガとの対戦が発表されていた。

しかし計量の日になってブラガは父の死を引きずっているという理由で試合をキャンセル──パトリシオは戦わずして中東を去ることになった。


しかし、計両当夜には既にPFL側ではパトリシオ陣営に今回の試合をオファーし、パトリシオも納得の北アイルランドでの防衛戦に挑むことは内々で決まっていた。

同大会ではもともとケネディはジェイムス・ギャラガーと戦うはずだったが、棚ぼたでタイトル挑戦権を獲得。ケネディ戦がバラされたギャラガーは、フレイレの同門レアンドロ・イーゴとのマッチアップが五月雨式に決まっている。

パトリシオ×ケネディの世界フェザー級選手権試合は、コーリー・アンダーソン✖カール・ムーアのBellator暫定世界王座決定戦の1試合前=コメインで組まれている。なおオリジナルカードでコメインだった女子ファザー級戦=リア・マコート✖シネード・カヴァナウの一戦は前者のワキ腹の負傷でキャンセルされていた。

また同大会ではトフィック・ムサエフが、英国の進化系キックMMAファイターのアルフィー・デイビスと戦う一戦など12試合が決まっている。

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45 AB BELLATOR Bellator302 Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator YouTube カヴァナウ カール・ムーア コーリー・アンダーソン フィル・デイヴィス リア・マコート ワジム・ネムコフ

【Bellator302】PFL傘下Bellatorが北アイルランドでテイクオフ!! メインは世界LH戦=アンダーソン✖ムーア

【写真】チャンピオン対決後だけに、ちょっと地味なリスタートに(C)Bellator

5 日(月・現地時間)、PFLより3月22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナでBellator302「Anderson vs Moore」を開催することを発表した。
Text by Manabu Takashima

Bellator Champion Seriesの第一弾となる同大会、先月24日に行われたPFL vs Bellatorの会見でピーター・マリーCEOが明言していたように新しいBellatorはベルファーストからスタートを切ることとなった。

メインはワジム・ネムコフが返上したBellator世界ライトヘビー級王座を賭けてコーリー・アンダーソンとカール・ムーアが対戦する。またコメインでリア・マコート✖シネード・カヴァナウの女子フェザー級マッチが組まれることも合わせて明らかとされている。


Bellatorは欧州中心、アジアと米国2大会という当初のプラン通り北アイルランドから戦いが再開される。また、Bellatorを買収を発表した際に毎大会2つのチャンピオンシップを組むという話もあったが、コメインが世界戦でないことから、この辺りは軌道修正が加えられたか。

アンダーソンはBellatorライトヘビー級ワールドGPファイナルで前王者ネムコフとNC、仕切り直しの王座挑戦では有利と見られるなかで判定負けを喫した。その後、昨年6月にフィル・デイヴィスをスプリット判定で下し、今大会で3度目の正直を誓う。

対するカール・ムーアはお隣アイルランドのファイターで、Cage Warriorsライトヘビー級王者からBellatorにステップアップし、ここまで4連勝中で初めて世界のベルトに挑む。

EU離脱後、英国では欧州との貿易に関税が掛かるようになっていたが、アイルランドと地続きの北アイルランドでは従来通り物流がキープされ、逆に英国本土との間で通関検査が必要となっていた。

もととも日本でイギリスと呼ばれる国はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国という正式名称を持ち、北アイルランド、ウェールズ、スコットランド、そしてイングランドの4つの国から成り立っている単一主権国家だ。

対してアイルランドは英国とは別の独立国家だが、同じ島であり両者の結びつきは強い。スポーツにおいてもサッカーはアイルランドと北アイルランドが別々のリーグを持つが、ラグビーは統一リーグとなっている。

加えてご存知のように宗教上もプロテスタント……なかでもイギリス国教会信者が多数を占める北アイルランドと、カトリックのアイルランドの宗教上の争いを絶えなかった。

特に北アイルランド国内ではユニオニスト、過激派のロイヤリストというプロテスタントと、ナショナリストと過激派のリパブリカンというカトリック信者の間で対立形式が存在していた時期もあり、IRA闘争など血生臭い時代も長く続いた。

EU発足後、欧州内の国境の意味合いが薄まることで両国の関係も急速に和平に向かい現在に至るが、日本からすると政治&経済と共に宗教、さらにスポーツとイメージし辛い状況にある。

ような北アイルランドのファンは、アイルランド人のムーアの世界王座奪取を後押しするのか。その空気がどうなるのかが気になるのは、コメインの女子ファザー級戦が北アイルランド✖アイルランドの対抗戦となっているからだ。

マコートはベルファーストから15キロ南下したセイントフィールド出身のご当地ファイターながら、アイルランドのチャールズタウンにあるSBGチャールズタウンで練習していた時期がある。

対してカヴァナウはアイルランド人で、SBGの本部に籍を持つファイターだ。

Bellator在籍が8年目を迎えたカヴァナウは、38歳。マコートは5年目の31歳で、前者がサークルケージで6勝6敗なのに対し、後者は7勝2敗と勢いがある。とはいえ、2年前の2月に両者は対戦しており、カヴァナウが判定勝ちを収めている。

このようにアイルランド及び北アイルランド色の強い上位カードを採用したPLF版Bellatorだが、米国在住ファイターの出場はどれだけあるのか。世界を転戦するスタイルを採用し、これまでのように米国の比重が高くないBellator Champion Seriesだけに、どのようなラインナップが揃うのか。どれだけ半年前までのBellatorを連想させるイベントになるのかは、非常に気になるところだ。

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BELLATOR Bellator300 MMA MMAPLANET o キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ リア・マコート

【Bellator300】完全無欠=TDを切る前にパンチを当てるサイボーグ。ジンガーノに圧勝、日本での試合を熱望

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.1R4分01秒by TKO
キャット・ジンガーノ(米国)

左ハイのジンガーノに右フックを合わせたサイボーグは、テイクダウン狙いをワキを差しあげてリバーサル──そのままスタンドに戻る。ジンガーノのクリンチを簡単に切るサイボーグは組まれてもフックを振るう。サイボーグは右ストレート、テイクダウン狙いに右を合わせて切る。しゃがんだジンガーノにパンチを続け、スタンドに戻ったサイボーグは左ミドルに右ボディを返す。

打つ手がないジンガーノは右手を伸ばして首に絡みつくが、ヒザ蹴りを受けてテイクダウンはならない。離れたサイボーグは右を当て、組みをカットする。右フックに顔を背けてしまったチャレンジャー、サイボーグは右ストレートでヒザをつかせる。続くダブルレッグも殴って止めて、トップを取ったサイボーグ。鉄槌の連打に動けなくなったジンガーノを見てレフェリーが試合を止めた。

サイボーグはリア・マコートを次期挑戦者に指名し、「引退する前に日本で戦いたい」とアピールした。


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BELLATOR Bellator300 MMA MMAPLANET o サラ・マクマン リア・マコート

【Bellator300】五輪メダリスト・レスラー=マクマンが、リア・マコートの払い腰からエルボーでTKO負け

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
Def.1R4分30秒by TKO
サラ・マクマン(米国)

ジャブ伸ばすマコート、マクマンは間合いを測りつつワンツーで前に出る。左目を気にして下がったマクマンだが、レフェリーが流す。距離を詰めてパンチを振るうマコートは、ダブルレッグでテイクダウンされバックを許す。マコートは胸を合わせ、ウィザーでヒザをボディに突き刺す。ボディロックに取ったマクマンはバックに再び回ると、腿にヒザを入れワンフックへ。キムラクラッチから腰に乗せて投げたマコートだったが、マクマンはそのまま勢いを利してトップを取り、スクランブルでバックを取り続ける。

もう一度、払い腰を決めたマコートはスタンドへ。下のままのマクマンのガードに入り、エルボーを落とす。ヒジで左目尻をカットしたマクマンは、動きが止まる。マコートが右を連打し、ニーシールドで動きが止まったマクマンに対し、上体を起こして高低差のあるエルボーを打ち続けTKO勝ちを決めた。


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BELLATOR Bellator300 MMA MMAPLANET o PFL UFC イララ・ジョアニ イリマレイ・マクファーレン イルマレイ・マクファーレン ウスマン・ヌルマゴメドフ キック キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ グラント・ニール サラ・マクマン ジェナ・ビショップ ジャスティン・モンタルヴォ スコット・コーカー セルヒオ・コッシオ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ ブレント・プリマス ヘンリー・コラレス ベラトール ボクシング ムハメド・ベルハモフ リア・マコート リズ・カモーシェ ロメロ・コットン

【Bellator300】世界戦3試合だけでなく、プレリミや新顔も注目。失われていないベラトールらしさ……

【写真】301大会のプレスカンファレンスにスコット・コーカーの姿は見られるのか(C) Zuffa/UFC

7日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでBellator300が開催される。
Text by Manabu Takashima

Bellator世界ライト級選手権試合&ライト級ワールドGP準決勝、同世界女子フェザー級選手権試合、さらに同世界女子フライ級選手権試と世界戦の3本立て、加えて300回のアニバーサリー大会ながら、まるで記念大会の盛り上がり感を創る空気がない。悲しいかな、それが今のBellatorだ。


承知のようにPFLに買収されたBellatorは、今後という部分において穏やに終焉を迎える状況にあり、北米MMA関係者からも間でも今大会をもってスコット・コーカー、ダニー・ブレナー、CJ・タトルという首脳は退陣し、事情通のなかで承知の事実だった実際にBellatorというプロモーションのオペレーション実行部隊であるマイク・コーガンと彼のチームは引き続き、自身の職務を全うするために301大会に向けて業務に勤しむ──という話も聞かれている。

契約下にある220名を越えるファイター達の今後は、PFLが契約を買い取るか、フリーランスになるという二択のみ(あるいは引退を含めると、3択となる)。とはいえグループ会社内のUFCによるWECの吸収&合体、同じくZuffaがStrikeforceを買収した時のように全選手の契約の移譲は現時点では考えられないというのが大筋の見方だ。

またPFLが今後、Bellatorをどこまで継続させるのかが不透明ななか、スコット・コーカーの特徴でもあるファイターへの厚遇が契約移譲のネックになることが考えられる。

15万ドル級の世界王者が多いBellatorだが、クリス・サイボーグは別格。そして上位陣は7万5000ドルや5万ドルというクラスがザラにいると思われるだけに、UFCの初戦で2万ドル超えは別にしても、シーズンウィナーの100万ドルという賞金はあっても1試合で10万ドル超えファイターは一部のPFLと比べて、Bellatorの選手の実入りは良い(※各選手のファイトマネーは、米国MMAサイトの記事を参照、ウィンボーナスを含まない)。

また今回のトリプルクラウンに出場する6選手のうち世界ライト級王者のウスマン・ヌルマゴメドフにはPFLだけでなくUFCにも顔が利くカビブ・ヌルマゴメドフという存在が控えているが、今後に関していえばサイボーグはどこまでPFLが評価するのか。15万ドルクラスのリズ・カモーシェも同様だろう。

挑戦者でいえばUFCから転じてきたキャット・ジンガーノは10万ドル越え、元世界ライト王者ブレント・プリマスは7万5000ドル、意外にも元世界王者ながらイルマレイ・マクファーレンの前回のファイトマネーは4万ドルという数字も残っている。

加えてプレリミ出場選手にしてもムハメド・ベルハモフで3万ドル超、グラント・ニールは驚きの75K、プリマスと同額だ。

これだけの面々が未来を掴むために終活中のプロモーションのなかで戦う。3つの世界タイトル戦は当然として、プレリミでもリア・マコート✖サラ・マクマンの女子フェザー級戦、フェザー級のヘンリー・コラレス✖カイ・カマカ3世、ヘビー級ではダヴィオン・フランクリン✖スリム・トラベルシ、ライトヘビー級のドブレジャン・ヤギュシュムラドフ✖マチェイ・ロザンスキーと見所の多いラインナップが揃っている。

さらには米国ノーギ柔術界で活躍してきたジェナ・ビショップがMMAデビュー以来の連勝を6に伸ばそうと挑む、イララ・ジョアニ戦。33歳、キャリア35戦目(25勝8敗1分)のメジャーデビューを迎えるセルヒオ・コッシオ──風貌は渋い職人ボクサー的だが、柔術+キックボクシングの典型的なメキシカンMMAファイターなど、長きに渡りMMAファンにとって欠かせなない存在だったBellatorらしさは、今大会も健在だ。

■視聴方法(予定)
10月8日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator300対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合&ライト級ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
[挑戦者]ブレント・プリマス(米国)

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] クリス・サイボーグ(ブラジル)
[挑戦者]キャット・ジンガーノ(米国)

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] リズ・カモーシェ(米国)
[挑戦者]イリマレイ・マクファーレン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ロハニー・サントス(ブラジル)
ジャッキー・キャタライン(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス(米国)
ミゲール・ペイムバート(米国)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世(米国)
アルバート・ガルシア(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
サラ・マクマン(米国)

<ライト級/5分3R>
セルヒオ・コッシオ(メキシコ)
ジェシー・ロバーツ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダヴィオン・フランクリン(米国)
スリム・トラベルシ(チュニジア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
マチェイ・ロザンスキー(ポーランド)

<175ポンド契約/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
ハーマン・トラド(グアム)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン(米国)
グラント・ニール(米国)

<女子フライ級/5分3R>
イララ・ジョアニ(ブラジル)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョシュ・ホキット(米国)
スペンサー・スミス(米国)

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BELLATOR Bellator293 MMA MMAPLANET o キック キャット・ジンガーノ リア・マコート

【Bellator293】投げられ、バックを取られても常にリバーサル。ジンガーノがマコートに競り勝つ

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
リア・マコート(英国)

左右の蹴りを見せるジンガーノ、マコートは右をローに合わせる。左ハイから右、ダブルレッグでテイクダウンを決めたジンガーノがバックへ。マコートが体を入れ替え、頭を抱えてきたジンガーノにヒザを入れる。ウィザーにもヒザを突き上げるマコートは投げを防いでバックに回る。

後方へのエルボーを放つジンガーノ、マコートが離れて右を入れる。ワンツーのコンビで距離を詰めたマコートがケージにジンガーノを押し込み小外を切り返して、トップを取る。ジンガーノは巧みにバックに回り足をフックしつつ絞めを狙う。両足をフックしたジンガーノだが、チョークを完成させる時間はなかった。

2R、蹴り足をキャッチして思い切り払ってテイクダウンを奪ったマコートがバックへ。前方に落としたジンガーノが、逆にバックもハイキックで姿勢を乱して再び下になる。サイドで抑えたマコートはブリッジを潰して抑えこみ、マウントへ移行する。必死の3/4ガードのジンガーノだが、抜かれてマウントを取られると下を向いてしまう。マコートはパンチを連打するが、RNCに移行した際に乗り過ぎ、またも落とされる。

ジンガーノは逆にハーフからエルボーを打ちつけ、マコートの左目が青たん状態に。スクランブルでバックに回ったジンガーノはワンフックから両足をフックすると、マコートのブリッジにマウントに移行する。背中を譲ったマコートは、ジンガーノのネルソンで前に落とすことはできず劣勢のままラウンド終了を迎えた。

最終回、両手を伸ばし押すようにテイクダウンを奪ったマコートが、サイドから鉄槌を落とす。向き返り、ハーフで潜ろうとしたジンガーノ対し、マコートが頭部へエルボーを落としブレイクを命じられる。試合はスタンドで再開となり、組んだジンガーノがケージに押し込む。マコートは払い腰で投げて、上を取りハーフで抑える。振りかぶってヒジを落としたマコートがパスを狙いつつパンチを打ちつける。

立ち上がったマコートは、シングルに出たジンガーノのバックを狙うが、またも前に落とされる。クローズドのマコートを殴り、スクランブルでバックを制したジンガーノは、ここでも払い腰で殴られバックマウントを取られる。額をカットし鮮血のマコートがボディトライアングルでも、ジンガーノが胸を合わせタイムアップとなった。

一進一退、上下を入れ替え続けた攻防は3-0でジンガーノに凱歌が挙がった。


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ACA BELLATOR Bellator293 LFA MMA MMAPLANET o UFC   アダム・ピコロッティ アーチー・コルガン ウラジミール・トコフ クリスチャン・エドワーズ サリバン・コーリー ジャスティン・モンタルヴォ ジョン・ソルター ダニエル・ジェイムス ニック・ブラウン ベラトール マリア・ヘンダーソン ライカ ランス・ギブソンJr リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator293】計量終了 コルガン✖モンタルヴォ。ギブソンJr✖トコフ。ポストGPは始まっている

【写真】コルガン✖モンタルヴォ。6勝0敗と5勝0敗のフレッシュ対決が、メインカードで組まれた(C)MMAPLANET

3月31日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾートカジノで開催されるBellator293「Golm vs James」の計量が30日(木・同)に行われている。

メインでマルセロ・ゴルム✖ダニエル・ジェイムスのヘビー級戦、コメインで女子フェザー級=キャット・ジンガーノ✖リア・マコートが組まれている今大会は、ビッグショーの谷間のカード的で、どこかペチャンガ・リゾートカジノという会場も相まって、トーナメントフォーマット時代を思い出させる。


メイン出場のゴルムはUFCから転身し、サークルケージで2連勝中。対するジェイムスはLFA→ACAで結果を残し、Bellatorでも2連勝中のたたき上げファイターだ。

ジンガーノもUFCからベラトールに転じて3連勝中、対するマコートはプロ3戦目からベラトールで戦い6勝1敗と戦績を積み上げてきた。

メインカードでいえばライトヘビー級のサリバン・コーリーもベラトールで5勝0敗、対するルーク・トレイナーも3勝1敗とプレリミから結果を残してきた選手が、メインに登用されている。

そんななか、フェザー級ランカーでサークルケージの生え抜き、他のプロモーションで戦った経験のないルーカス・ブレナンとマコートと同様に3戦目からベラトールで戦い5連勝中、通算7勝0敗のランス・ギブソンという二世ファイターは、プレリミでそれぞれジョシュ・サンディエゴ、ウラジミール・トコフと戦う。

ギブソンJrとしては、ヒョードル軍団のトコフと戦う一戦なので、初のメインカード進出を期待していておかしくなかっただろう。ある意味、そんなギブソンやブレナンをプレリミに追いやったのが、ジャスティン・モンタルヴォとアーチー・コルガンといえる。

コルガンはワイオミング大レスリングクラブのエースで、プロデビューは2年前の2021年3月、それもLFAという舞台だった。そのLFAで2連勝後、ベン・シモンズのバギーチョークをスラムし、パウンドアウトしベラトール・デビューを飾った。

EAGLE FCで1戦挟み、ベラトールに戻るとコルガンは2試合連続フィニッシュ勝利で──プロアマ通してMMAでは9連勝中(※アマは3連勝)で、大きな注目を集めている。

対するモンタルヴォはプロMMA戦績は5勝0敗、しかも全試合KO勝ちというMMAボクサーだ。ボディでKOできるパンチ力の持ち主は、ただスタンド戦に特化したストライカーでなく、レスリングや寝技の攻防を凌ぎ切る防御力を持つ。さらにはパウンドも強力で、自分の強さを出せるだけの組み技力を持つ。

コルガンがKOパンチを持つレスラーであることを考えると、モンガルヴォは真逆にある戦い方をする。この両者、昨年7月に戦う予定だったが、モンタルヴォの欠場でカードが流れていた。フェイスオフでは互いに相手を挑発、嘲笑しあった末に熱くなったモンタルヴォが一戦を越えそうな空気を醸し出す場面も見られた。

この両者の対決、プレリミで戦うギブソンJr✖トコフは、これからを含めて見比べていくのも、ポストGP後のベラトール・ライト級戦線の楽しみといえるだろう。

■視聴方法(予定)
4月1日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator293計量結果

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)
ダニエル・ジェイムス: 265.4ポンド(120.38キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.2ポンド(65.86キロ)
リア・マコート: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.8ポンド(93.34キロ)
ルーク・トレイナー: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナーロ(カナダ)

<女子フェザー級/5分3R>
パム・ソーレンソン: 145.2ポンド(65.86キロ)
サラ・コリンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.2ポンド(76.74キロ)
ジェフ・クレイトン: 169.2ポンド(76.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジョシュ・サンディエゴ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 156ポンド(70.76キロ)
ウラジミール・トコフ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 237.8ポンド(107.86キロ)
ラキム・クリーブランド: 240.4ポンド(109.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)
ニック・ブラウン: 155.6ポンド(70.57キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
アシュリー・カミンス: 119.2ポンド(54.06キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ブランドン・カリーリョ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・ヘンダーソン: 115.4ポンド(52.34キロ)
マッケンジー・スティラー: 115.4ポンド(52.34キロ)

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【Bellator293】荒さと怖さと、効率。プレリミながらライト級で注目の一番ギブソンJr✖トコフ弟実現

【写真】粗い選手が洗練され、粗さを強さに変換できるようになった時が、怖い。そうなるのはギブソンがトコフか(C)BELLATOR

14日(火・現地時間)、Bellatorより3月31日(金・同)にカリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾートカジノで開催されるBellator293のフルラインナップが発表された。

ヘビー級のマルセーロ・ゴルムとダニエル・ジェイムスがメイン。コメンは女子フェザー級のキャット・ジンガーノ✖リア・マコート。そして追加カードとしてミドル級タイトルコンテンダーのジョン・ソルター✖アーロン・ジェフリー、ウェルター級ではジャリール・ウィリス✖ルスタン・ハビロフという渋めのメインカードとなった同大会、プレリミで見逃せないマッチアップが決まっている。


それがランス・ギブソンJr✖ウラジミール・トコフの一戦だ。ワールドGPが始まるライト級でワイルドカード制度が採用されていれば、バンタム級でいうダニー・サバテーロが生まれていた可能性もあるマッチアップといえる。

ギブソンJrはJrとつくことで分かるように、父もランス・ギブソン。MMAがMMAとして確立する前の血生臭い戦いの頃から、マット・ヒュームの下で技術の確立に試みてきた元UFCファイターだ。

ギブソンJrはその父の影響の下、全局面で終わらせるファイトを磨いてきた。決して綺麗なファイトでもなく、スコアリングに優位というわけでもない。どちらかといえば、勝ちと負けよりも強さと弱さを決めたいような無骨な戦い方といえる。そのせいか、サークルケージでも5勝0敗ながら、なかなか上位勢との試合が組まれてこなかった。

今回、ギブソンJrはキャリア7勝2敗でベラトールでは3勝2敗ながら格上といって良い相手トコフと戦うことが決まった。トコフが喫した2敗はクリス・ゴンザレスとジェイジェイ・ウィルソンという期待の新鋭相手で、しかも揃ってスプリット判定負けという惜敗だった。

Bellator以前のトコフは相当に荒々しいファイトをやってきた。男子のMMAで珍しく首投げを多用し、打撃も回転数は速いが大振り。何よりも勢いに任せたペース無視という荒ぶるファイトを実践していた。それでいて上を取り切るスクランブル能力など、自身のペースになったときの要所のペースは驚異的だ。

加えて打と組みの間の攻撃、組み後のヒザ蹴りなど対戦相手に息をつかせないファイトを見せてきた。さすがにベラトールで戦うようになってペースを考えるようになったトコフだが、その分動きを見ることで相手の試合に付き合う面が出てきてしまい、ここ一番で上を取り切れないこともあった。

それが上記の惜敗に繋がっている。慎重さとアグレッシブさのバランスを取ることができるようになればトコフは、兄アナトリ―のようにタイトルに絡むファイターになるはずだ。

ギブソンJr、トコフともに荒々しさという怖さがあるファイター。この荒々しさが粗さにならないように戦えた方に分がある──そして今後のライト級に影響を及ぼす存在が生まれる一番といえる。

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【Bellator285】敵地でクイリーと対戦。ベンヘン「この惑星の誰にでもスタミナ勝負を挑むことができる」

【写真】 あのフランキー・エドガーと同じエネルギーを持って、同じペースで戦えるとベンヘンは断言した(C)MMAPLANET

23日(金・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator285「Henderson vs Queally」。そのメインのライト級5回戦でベンソン・ヘンダーソンが、ピーター・クイリーと戦う。

38歳を迎えたスムーズだが、10年前と同じペースで戦うと断言した。そして、敵地ダブリンでクイリーを仕留めてタイトル挑戦への足掛かりにしようするベンヘンは、何よりもMMA、いやコンペティションで戦うことに対して枯渇することのない、強い意志と楽しむ心を持ち続けていた。


――ピーター・クイリーとの対戦が来週に迫ってきました(※インタビューは9月15日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「とても良い感じだよ。体重を落として、アイリッシュガイをぶっ飛ばしに行くよ」

──多くのMMAファイターが日本のファンは最高だと言ってくれますが、自分は最高のファンはホームタウンのファンだと思っています。過去2戦はフィニックスでの試合でしたが、今回はクイリーの母国アイルランドでの試合となります。

「確かにそうだね。でも、あの熱狂的なアイルランドのファンの前で戦うのは、きっと楽しいよ。ビールを飲んで、大声で叫びまくりだから凄い雰囲気のなかで戦うことになるだろう。次のタイトル・チャレンジャーになるには、そういうファンの中でクイリーをしっかりと倒さないといけない。問題ないよ。彼を母国のファンの前で倒すことが、タイトルショットに繋がるんだ」

──とはいえ入場時のゾンビの大合唱など、クイリーに特別なエネルギーを与えることにならないでしょうか。

「確かにそうなるだろうね。でも、僕はファイターだからね。ファンが熱狂は、僕にとっても凄くエネルギーになる。騒いで、野次って、猛プッシュする。そうなるとブーイングだろうが、拍手だろうが、僕もノリノリになるからね。あの雰囲気は本当にファイターを高揚させる。僕はアイルランドのような会場で戦うのはアウェイでも大好きさ」

──同時に、ベンソンがジャブを当ててもリアクションはなく。クイリーの攻撃は空振りでも大歓声が起こるかもしれない。そして、ジャッジがその声に影響されることも。

「ファイターにとっては、とても奇妙な現象なんだよ。だからこそ、クイリーをストップしないといけない。そうなればファンの声援も関係ない。絞め落とすよ」

──ベンソン・ヘンダーソンのストロングポイントは、ハイペースとガス。接戦になれば、なるほど、その強味を生かしてジャッジの裁定をもぎ取る。それゆえにダブリンのファンの声援がジャッジを惑わせないかと思った次第です。

「僕のやることは変わりないよ。38歳になっても、10年前と同じエネルギーで、28歳の時と同じペースで戦う。僕に勝つために作戦を立てるなら、僕が殴りたいときに殴り終えていること。サブミッションを仕掛けようとしたときには、僕をサブミットしようとすること。僕の動きを止める、そして落ちるように戦うんだ。レスリングでも柔術でも、スクランブルでも。僕の動きを落とさせる。あとね、打撃ならゆっくりと攻撃を繰り出して、ハイペースを狂わせることなんだ。

だからこそピーター・クイリーは手の合う相手になる。特に母国のファンの応援に背中を押されて、絶対にハイペースで戦うから。それは僕とっても都合が良いことだよ。だから会場のファは思い切りクイリーを応援して、彼がどんどん動くように後押ししてほしい」

──10年前と同じペースで戦うという言葉に鳥肌が立ってしまいました。2012年にさいたまスーパーアリーナでベンソン・ヘンダーソン×フランキー・エドガーを実際にその目で見たファンも、このインタビューを読んでいると思います。

「僕はちょっとラッキーなんだよね。ずっとヘルシーでいることができた。あの時と同じ戦いができて、しかもハイレベルな相手と戦い続けられている。スタミナも動きも落ちてない。とにかくMMA、柔術、グラップリング、レスリングとコンペティションで戦うことが大好きなままなんだ。心の底から楽しんでいるよ」

──Polarisではデミアン・マイアとグラップリングマッチを戦いました。

「ホント、夢みたいだったよ(笑)。オファーがあった時に『えっ? デミアン・マイアと戦えるのか? もちろん、やるよ』って即答だったよ。『彼は大きいけど?』なんて念を押されたけど、全く問題じゃなかった。デミアン・マイアは僕にとってレジェンド。ADCCチャンピオン、柔術世界チャンピオン、彼はこのスポーツの最高の親善大使だよ。彼と試合ができて、これ以上なく光栄だった」

──今も出場費を払って、ローカル・トーナメントに出ているのですか。

「最近は出ていないんだ。最後に出たのは1年半前から。でも、今でもタイミングがあえばジムの生徒たちと一緒に大会に出たいと思っている。そうすると『コーチと一緒の大会に出られるなんて最高だ』って800人の生徒たちも、トーナメントを楽しめると思うんだ」

──ベンソン、ちょっと待ってください。今、800人と言いましたか。

「約800人だよ。確か2日前で841人だったはずだ」

──OMG!! 凄いですね。では、また質問をクイリー戦に戻らせてください。技術的にはどのような選手だと思っていますか。

「ピーター・クイリーは距離の長い右ストレートが最大な武器かな。スピードもある。ジャブも良い。左フックもあるけど、やっぱり右だろうね。それと蹴りも多彩だ。蹴りの距離も長い」

──左ミドルと右のコンビネーションが印象深いです。

「スイッチしての蹴りも良いね。あれで距離を詰めるから、パンチとのコンビが有効になっている。でもね、それは彼がスイッチキックを見せた時にブロックして、その場に留まっているからだ。距離を詰めてきたら、こっちが距離を取らないと。立ち止まって戦うのは、ダメだよ」

──この試合に勝てば、先ほども言われていたようにタイトル挑戦権を得ることができると考えているわけですね。

「前回の試合でイスラム・マメドフという10年間負け知らずの相手に勝った。だから『次は誰に勝てばタイトルに挑戦できるんだ?』と尋ねた。そうしたら『ピーター・クイリーを倒せば』と言う返答だったんだ。ダブリンで戦うことも全く問題ない」

──では、どのような試合をしたいですか。

「レスリングで勝負したい。僕のスタミナ、ペース、5Rかけてピーターを削り、打撃も当てる。そして動きが落ちたところで仕留めたい」

──今やレスリングでハードな動きをして、スタミナをロスしないことが鉄則のようになっているなかで、さすがのベンソン・ヘンダーソンです。

「ファイトではスタミナこそ、王様なんだ。僕はこの惑星の誰にでも、スタミナ勝負を挑むことができるよ。そして、絶対に負けない」

■視聴方法(予定)
9月24日(土)
午前1時30分~ U-NEXT

■Bellator285対戦カード

<ライト級/5分5R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国)
ピーター・クイリー(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヨエル・ロメロ(キューバ)
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
ダイアナ・シウバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
ハファエル・ウジソン(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ(英国)
ジョーダン・ウィンスキー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
アリヴァウド・リマ・ダ・シウバ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・アルベクツソン(スウェーデン)
カール・ムーア(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
キーン・ムサ(英国)

<ライト級/5分3R>
デラー・ケリー(アイルランド)
カイ・スティーブンス(英国)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・ボロナル(スロバキア)
ケニー・モホノアナ(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・バートン(英国)
アザエ・アジョージ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ダンテ・シーロ(米国)
ルカ・ポクリ(モルドバ)

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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o UFC   オースティン・ヴァンダーフォード カサン・マゴメドシャリポフ ゲガール・ムサシ シネード・カヴァナー ホセ・サンチェス リア・マコート リッチー・ブギーマン・マルチネス

【Bellator275】計量終了 天下一品MMA TD=ヴァンダーフォード×ゲガール・ムサシ=経験値

【写真】ヴァンダーフォードが持ち味を発揮し、ムサシがそれを凌ぐような25分が見られれば最高だ(C)BELLATOR

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にアイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator275「Mousasi vs Vanderford」の計量が行われた。

メインでBellator世界ミドル級王座を賭けて戦う王者ゲガール・ムサシと挑戦者オースティン・ヴァンダーフォードは前者が 184.6ポンド、後者がやや軽めの183.7ポンドで無事計量を終えている。


2度目の同王座獲得後、2度目の防衛戦となるムサシにとってヴァンダーフォードは、相当に厄介な相手になる可能性が高い。ペイジ・ヴァンザントと結婚したことで名前をあげたヴァンダーフォードは、コンテンダーシリーズで勝利もUFCとの契約はならず、ペイジの夫という見方がされていた時期もある。

しかし、Bellatorと契約後は5連勝でレコードを11勝0敗とし挑戦権を獲得した。小規模大学のNCAAといえるNAIAのオールアメリカンレスラーは、グレイシーバッハ・ポートランドでファビアーノ・ペガレヴィの指導の下、柔術とレスリングをレスリングに寄りにミックスし、極めを加えるというスタイルを確立し破竹の勢いを見せている。

単にレスリングでいえば、ヴァンダーフォードより優れてテイクダウン能力を持つファイターはまま存在するだろう。ただし打撃戦、相手がストライカーでテイクダウン防御に長けた相手を倒すことにかけてヴァンダーフォードは天下一品だ。

ローからダブル、右オーバーハンドからアンクルピック、あるいはニータップ、ラリアットのように腕をフックで巻き込んでのテイクダウンと、打撃を見せてから相手を倒す。それができるのも、打撃戦で格上の相手にもテイクダウンを織り交ぜることで打撃戦に応じることができるからだ。

さらに倒した後のパウンド、トランジッションが力強い。特にスクランブルでバックに回りつつ、RNCを狙ったかと思うとトップにスイッチし、ニーインベリーやハーフからセットする肩固めはSUGでリッチー・ブギーマン・マルチネスを破ったほどだ。

この肩固めがRNCとの中間地点にあるというか──バックでも、正対でもない半身の態勢で極めるという独特のモノ。ヴァンダーフォードはムサシの得意とする、ジャブで突き放してテイクダウンを許さない戦いを封じ込めることができる。と同時にヴァンダーフォードが、このパワフルかつスピーディな戦い方ができるのも3Rだからという見方も成り立つ。

過去に5Rを経験していないチャレンジャーが、あのノンストップファイトを25分できる状態に仕上げることが可能なのか。対してムサシには7度の5回戦マッチ、4度が判定までもつれこんだ経験がある。その経験値を活かし、ムサシはヴァンダーフォードを泳がせ疲れさせるファイトを見せることができるか。そのためにヴァンダーフォードの動きを見過ぎると、ムサシは最初3Rで削られることもあり得る──そんな世界ミドル級選手権試合だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時00分~ U-NEXT

■Bellator275 計量結果

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 184.6ポンド(83.73キロ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード: 183.7ポンド(83.32キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 145.8ポンド(66.13キロ)
シネード・カヴァナー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク: 144.8ポンド(65.68キロ)
アブ・ダンカラ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ホセ・サンチェス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 135.4ポンド(61.41キロ)
ジョーネル・ルゴ: 135.2ポンド(61.32キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 135.6ポンド(61.5キロ)
クルシェ・カクロフ: 134.8ポンド(61.14キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー: 155.2ポンド(70.39キロ)
デヴィ・ギャロン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック: 115.2ポンド(52.25キロ)
ステファニー・パージ: 114.9ポンド(52.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン: 156ポンド(70.76キロ)
デラー・キャリー: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ウラディミール・トコフ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ: 264 ポンド(119.74キロ)
ゴカン・サリカム: 247.6ポンド(112.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン: 144.8ポンド(65.68キロ)
ネイサン・ケリー: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
リー・ハモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェイミー・ヘイ: 146.8ポンド(66.58キロ)

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