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45 BELLATOR Bellator CS2024#01 MMA MMAPLANET o カール・ムーア コーリー・アンダーソン

【Bellator CS2024#01】ブレイクされながらも組み続けたアンダーソンがムーアを下して空位の王座獲得

<Bellatorライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
コーリー・アンダーソン(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
カール・ムーア(アイルランド)

サウスポーのムーアに対し、アンダーソンがガードを固めて左ジャブを繰り出す。ワンツーでムーアを下がらせたアンダーソンが、右を軸にしてケージを背負わせた。ムーアも左ストレート、右フックを振るうがアンダーソンの右が当たる。観衆の声援を受けるムーアがボディロックで組みつくも、アンダーソンが突き放した。細かいパンチから組みつくアンダーソン。ムーアは離れたがケージを背負ってしまう。しかしケージ中央に戻ると、ムーアの左が突き刺さりアンダーソンがグラついた。

左ハイからムーアが攻め込むと、アンダーソンが組みつく。ここはムーアが離れるも、再度ケージを背負わせたアンダーソンがダブルレッグで背中を着かせた。ムーアはハーフガードから左腕を差し上げて守る。アンダーソンはパウンドを浴びせながらパスを狙う。ムーアがケージに背中を着けて上半身を起こしたものの、すぐにアンダーソンが背中を着けさせる。残り10秒でムーアが体を起こしたところで、アンダーソンがボディへパンチを連打していった。

2R、プレスをかけるアンダーソンにムーアが左ハイを見せる。ケージを背負ったムーアにダブルレッグで組みついたアンダーソンはシングルレッグに切り替え、ハイクロッチからテイクダウンした。しかしムーアがスクランブルから立ち上がるも、アンダーソンがシングルレッグ、ダブルレッグを攻め立て、左腕を差し上げてケージに押し込んだ。肩パンチを打ち込むアンダーソンに対し、ムーアは右手首を抑える。するとアンダーソンもシングルレッグに切り替えるも、ムーアもウィザーで倒れない。ここでレフェリーがブレイクをかけた。再開後、ムーアの左が伸びる。アンダーソンも右を返す。アンダーソンはプレスをかけてからシングルレッグで組むも、テイクダウンはできず。そのままムーアをケージに押し込み続けた。

3R、ムーアが右ジャブをボディに突いた。続けて左ハイを繰り出したが、それをキャッチしたアンダーソンがグラウンドに持ち込む。ムーアは下からアンダーソンの右腕に十字を狙うも、これはアンダーソンが防いだ。ケージ際で右腕を差し上げたムーアは、下から十字へ。アンダーソンの右腕が伸びたかに思われたが、ここは回転してアンダーソンがトップに戻る。アンダーソンがトップをキープしていると、レフェリーから注意が入る。「アグレッシブに戦え」ということだが、これが消極的と捉えられるのは、ファイターにとってはどうなのか……。

ともあれ、ムーアが潜りから立ち上がる。アンダーソンが左腕を差し上げてムーアをケージに押し込むと、レフェリーがアクションを促す。残り25秒でレフェリーがブレイクをかけた。再開後、ムーアが左ストレートで攻め立て、右フックを当ててからシングルレッグで組んだが、アンダーソンがスプロールして逆にダブルレッグでケージに押し込んだ。

4R、このラウンドはムーアがプレスをかける。左ストレートを当てたがアンダーソンが押し返す。ケージ中央からアンダーソンがシングルレッグで押し込み、そのままケージ際で背中を着かせた。前腕を押し当て、パンチを落とすアンダーソン。ムーアがケージに背中を着け、さらに左足でスイープして立ち上がり離れた。ここでムーアが左ストレートを軸に攻め込むも、すぐにアンダーソンが組みで凌ぐ。ワンツーからダブルレッグですくい上げたアンダーソンがテイクダウンを奪い、さらにパスしてサイドへ。ムーアはスクランブルに持ち込むも、がぶりからダブルレッグに切り替えたアンダーソンがケージに押し込んでいく。ここで一瞬レフェリーがブレイクをかけるかに見えたが、試合を続行しラウンド終了のゴングが鳴った。

最終回、ムーアが左ストレートから右フックを返す。しかしアンダーソンが右ストレートを突きながらムーアにケージを背負わせ、ダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。ムーアは右目じりから出血している。下から十字を狙われたアンダーソンだが、ここはすぐに上半身を起こした。ムーアは立ち上がる。右腕を差し入れたアンダーソンから離れるムーア。左ストレートを当てるも、アンダーソンの右もムーアの顔面を捉えている。

ムーアの左ハイをブロックしたアンダーソンは、やはりダブルレッグでテイクダウンを奪う。ここでムーアがレフェリーにアピールし、両者が分けられた。どうやらアンダーソンにバッティングがあったようだ。スタンドで再開後、ムーアが左ストレート、右フックを振るう。アンダーソンはパンチをもらいながらも前進し、ムーアをケージに押し込んでいく。残り30秒でムーアが離れたが、跳びヒザをキャッチされてグラウンドへ。背中を見せつつ立ち上がったムーアが正対したところで試合が終了した。

裁定は1人がフルマークを付ける判定でアンダーソンが王座決定戦を制し、ベルトを巻いた。


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【Bellator CS2024#01】That’s MMA fighter=ジェレミー・ケネディ―02―「3つの要素のうち、2つは」

【写真】大会自体は90分後にスタート (C)PFL

1時間20分後に開始するBellator Champions Series2024#01「Belfast」でBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレに挑戦するジェレミー・ケネディ・インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

ミックスというよりも、メルト。全てが融合したスタイルの持ち主は、打・倒・極の回転でストロング・ベースを持つファイターに勝つには、打撃、レスリング、柔術の3つの局面のうち2つで相手を上回る必要があると言い切った。

<ジェレミー・ケネディ・インタビューPart.01はコチラから>


――練習をしてきた中で、このスタイルを構築するうえで影響を受けた選手はいますか。

「そうだね……。誰か一人、練習仲間で影響を受けたファイターがいるとすれば、それはビビアーノ・フェルナンデスだよ。僕とビビアーノと同じジム、彼の近くで練習をすることで成長できた。試合数はそれほど多くないかもしれないけど、トーナメントで勝ち、本当に長い間ONEの世界チャンピオンに君臨し続けていた。そんなビビアーノの背中をずっと見ていたんだ。

ビビアーノって、本当に大変な幼少期を送っていて。ファイトのことだけでなく、そこで学んだ人生哲学を色々と教えてくれた。人生の先生的な存在でもあったんだ」

――なるほど。技術的にはジェレミーのMMAは、打撃・テイクダウン・寝技に切れ目がないです。

「僕が心がけているのは、全てを使うのではなくてミックスすること。打撃とレスリング、グラップリングがつながっている。一度としてベスト・ストライカーになったことはないし、ベスト・レスラーにもベスト・グラップラーにもなったことはない。でも、この3つを融合させることなら、僕の右に出る者はいないと思っている」

――その3つを回転させ、打撃が使えるレスラーに勝てると踏んで、跳ね返されることが日本の選手には多いです。

「それは組み合わせ……チョイスの問題だと思う。対戦相手の仕掛けに、自分が何を使って対抗するのか。強いストロングベースを持つ相手に対し、上回ることをどうぶつけるのか。強豪レスラーに対し、僕は打撃と柔術で上回ることができる。柔術ファイターには打撃とレスリングで上回っている。ストライカーにはレスリングと柔術だ。3つの要素のうち、2つは相手を上回るだけの技量が必要で。3つの要素をミックスできても、劣る部分を1つというレベルにしないといけない」

――う~ん、言うは易く行うは難し――を地で行っているのがジェレミーなんですよね。

「それは僕が凄く若い頃から、マーシャルアーツの練習をしてきたからだと思う。積み上げてきたモノが違う。13歳の時に柔術を始め、カナダ、米国、タイとたくさんのジムを巡り、小さなピースを一つずつ組み合わせてきた。得意なモノだけでなく、苦手なモノもね。好き嫌いに関わらず、必要なモノを集めてきたんだ」

――なるほど。大局的なMMAではなく、ディティールにこだわって積み上げたきというわけですね。では、そんなジェレミーにとってパトリシオとはどのようなファイターでしょうか。

「この階級では少し小さいけど、凄く優秀なファイターだよ。距離の取り方が上手い、カウンターパンチャーで一発一発に力がある。なにより、これだけトップにいるから5Rの戦い方を知り抜いている。その経験が最大の強みだろう。

でもね、僕の方が全てにおいて上だ。打撃でも、レスリングでも。背中をつけさせると、戻させない。もう、僕の時代がやってきたと思っている」

――今のパトリシオはディフェンシブ・アタッカーと呼ぶべき、慎重な試合運びをすることが多いです。

「それこそRIZINでのクレベル・コイケとの試合が、最適な例だよね。今は少し安全に戦うようになった。と同時に、効果的な攻めができる。ただし僕を相手にした場合、爆発力のある試合はできないと思う。間合いを重視して、カウンター狙いという試合をしてくるだろう。テイクダウンされることを嫌がるだろうから。そこを考えて、しっかりと準備してきたよ」

――ではどのような試合を世界に発信したいと思っていますか。

「立ち技から寝技まで、フルスペックの試合を見せたい。パトリシオの打撃に応じるし、レスリングに応じて、グラップリングにも応じる。試合が5Rになるなら、それだけのガソリンが入っていることを証明する。僕の全てを見せたい」

――日本のコアファンにとって、ジェレミーのスタイルは大好物です。そんな日本のファンにメッセージをお願いします。

「Xで日本のファンとも、意見の交換をたくさんさせてもらっているんだ。僕のキャリアのゴールは日本で戦うこと。PFL傘下になってもBellatorとRIZINの関係が続いてほしい。そして、日本で戦いたい」

■視聴方法(予定)
11月23日(土)
午前1時30分~ U-NEXT

■ Bellator CS2024#01対戦カード

<Bellator世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
コーリー・アンダーソン(米国)
カール・ムーア(アイルランド)

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] パトリシオ・フレイレ(米国)
[挑戦者]ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ(英国)
アーロン・ジェフリー(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ティム・ワイルド(英国)
マノエル・ソウザ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
ダリウス・マフィ(英国)

<フェザー級/5分3R>
ネイサン・ケリー(オランダ)
ヴィカス・シン・ルフル(インド)

<ヘビー級/5分3R>
アブラハム・バッドリー(英国)
アイザイア・ピンソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー(英国)
グラント・ニール(米国)

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス(英国)
オスカー・オウンズワース(英国)

<130ポンド契約/5分3R>
ネイト・ケリー(アイルランド)
ジョーダン・エリオット(英国)

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45 AB ACA BELLATOR JAM LFA MMA o ONE YouTube   カール・ムーア コーリー・アンダーソン ジェレミー・ケネディ ティム・ワイルド ファビアン・エドワーズ ブラック レアンドロ・イーゴ 体組成

『Bellator 302: Anderson vs. Moore』前日計量動画

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MAIN CARD (Max 3 p.m. ET)

・Corey Anderson (204.6) vs. Karl Moore (204.6) – for vacant light heavyweight title
・Champ Patricio Freire (145) vs. Jeremy Kennedy (145) – for featherweight title
・Fabian Edwards (185.6) vs. Aaron Jeffery (185.2)
・James Gallagher (145.4) vs. Leandro Higo (145.1)
・Manoel Sousa (155.6) vs. Tim Wilde (155)

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 12 p.m. ET)

・Ciaran Clarke (135.5) vs. Darius Mafi (135.3)
・Nathan Kelly (146) vs. Vikas Singh Ruhil (147)*
・Abraham Bably (257.4) vs. Isaiah Pinson (242)
・Grant Neal (205.4) vs. Luke Trainer (203.8)
・Alfie Davis (155.6) vs. Oscar Ownsworth (155)
・Jordan Elliott (129.5) vs. Nate Kelly (129.1) – 130-pound contract weight

 『Bellator 302: Anderson vs. Moore』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでヴィカス・シン・ルヒルが147ポンドと1ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・コーリー・アンダーソン vs. カール・ムーアはアンダーソン支持10人、ムーア支持1人。

・パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ vs. ジェレミー・ケネディはピットブル支持8人、ケネディ支持3人。

・ファビアン・エドワーズ vs. アーロン・ジェフェリーは11人全員エドワーズ支持。

・ジェームズ・ギャラガー vs. レアンドロ・イーゴはギャラガー支持3人、イーゴ支持8人。

・ティム・ワイルド vs. マノウエル・ソウザは11人全員ソウザ支持。続きを読む・・・
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o カール・ムーア グラント・ニール コーリー・アンダーソン ティム・ワイルド トフィック・ムサエフ

Bellator302:オッズ/トフィック・ムサエフ欠場

コーリー・アンダーソン 1.22
カール・ムーア 4.20
パトリシオ・ピットブル・フレイレ 2.05
ジェレミーケネディ1.80
ファビアン・エドワーズ 1.68
アーロン・ジェフリー 2.24
ジェームズ・ギャラガ2.05
レアンドロ・イーゴ 1.77
ティム・ワイルド 1.83
マノエル・ソウザ 2.00
キアラン・クラーク 1.08
ダリウス・マフィ 8.50
オスカー・オウンズワース -
アルフィー・デイヴィス -
ルーク・トレイナー 2.40
グラント・ニール 1.61
ネイサン・ケリー 1.10
ヴィカス・シン・ルフィル 7.75
エイブラハム・バッドリー 1.52
アイザイア・ピンソン 2.60
ネイト・ケリー 1.18
ジョーダン・エリオット 4.50

プレリムでアルフィー・デイヴィスと対戦予定だったトフィック・ムサエフだが欠場(理由は非公開)。デイヴィスは代役のオスカー・オウンズワースと対戦する。

セミフェザー級タイトルマッチでは、最終P4Pランキングで4位だったパトリシオ・ピットブルがアンダードッグになっている。

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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#01 LFA MMA MMAPLANET o PFL YouTube カヴァナウ カール・ムーア ガブリエル・ブラガ キック コーリー・アンダーソン ジェイムス・ギャラガー ジェレミー・ケネディ トフィック・ムサエフ パトリシオ・フレイレ ヘスス・ピネド リア・マコート レアンドロ・イーゴ

【Bellator CS2024#01】パトリシオ・フレイレがジェレミー・ケネディ相手にBellatorフェザー級王者防衛戦

【写真】これは楽しみ、そして超タフな防衛戦だ(C)BELLATOR

2月29日(木・現地時間)、PFLが3月22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナで開催されるBellator Champion Series2024#01「Belfast」でBellator世界フェザー級選手権試合=王者パトリシオ・フレイレ×挑戦者ジェレミー・ケネディーが組まれることを発表した。
Text by Manabu Takashima

2月24日(土・同)にサウジアラビアはリヤドで行われたPFL Champ vs Bellator Champで、パトリシオはPFL世界フェザー級王者ヘスス・ピネドと王者対決が実現する予定だったが、ピネドの負傷欠場によりファイトウィークになったガブリエル・ブラガとの対戦が発表されていた。

しかし計量の日になってブラガは父の死を引きずっているという理由で試合をキャンセル──パトリシオは戦わずして中東を去ることになった。


しかし、計両当夜には既にPFL側ではパトリシオ陣営に今回の試合をオファーし、パトリシオも納得の北アイルランドでの防衛戦に挑むことは内々で決まっていた。

同大会ではもともとケネディはジェイムス・ギャラガーと戦うはずだったが、棚ぼたでタイトル挑戦権を獲得。ケネディ戦がバラされたギャラガーは、フレイレの同門レアンドロ・イーゴとのマッチアップが五月雨式に決まっている。

パトリシオ×ケネディの世界フェザー級選手権試合は、コーリー・アンダーソン✖カール・ムーアのBellator暫定世界王座決定戦の1試合前=コメインで組まれている。なおオリジナルカードでコメインだった女子ファザー級戦=リア・マコート✖シネード・カヴァナウの一戦は前者のワキ腹の負傷でキャンセルされていた。

また同大会ではトフィック・ムサエフが、英国の進化系キックMMAファイターのアルフィー・デイビスと戦う一戦など12試合が決まっている。

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45 AB BELLATOR Bellator302 Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator YouTube カヴァナウ カール・ムーア コーリー・アンダーソン フィル・デイヴィス リア・マコート ワジム・ネムコフ

【Bellator302】PFL傘下Bellatorが北アイルランドでテイクオフ!! メインは世界LH戦=アンダーソン✖ムーア

【写真】チャンピオン対決後だけに、ちょっと地味なリスタートに(C)Bellator

5 日(月・現地時間)、PFLより3月22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナでBellator302「Anderson vs Moore」を開催することを発表した。
Text by Manabu Takashima

Bellator Champion Seriesの第一弾となる同大会、先月24日に行われたPFL vs Bellatorの会見でピーター・マリーCEOが明言していたように新しいBellatorはベルファーストからスタートを切ることとなった。

メインはワジム・ネムコフが返上したBellator世界ライトヘビー級王座を賭けてコーリー・アンダーソンとカール・ムーアが対戦する。またコメインでリア・マコート✖シネード・カヴァナウの女子フェザー級マッチが組まれることも合わせて明らかとされている。


Bellatorは欧州中心、アジアと米国2大会という当初のプラン通り北アイルランドから戦いが再開される。また、Bellatorを買収を発表した際に毎大会2つのチャンピオンシップを組むという話もあったが、コメインが世界戦でないことから、この辺りは軌道修正が加えられたか。

アンダーソンはBellatorライトヘビー級ワールドGPファイナルで前王者ネムコフとNC、仕切り直しの王座挑戦では有利と見られるなかで判定負けを喫した。その後、昨年6月にフィル・デイヴィスをスプリット判定で下し、今大会で3度目の正直を誓う。

対するカール・ムーアはお隣アイルランドのファイターで、Cage Warriorsライトヘビー級王者からBellatorにステップアップし、ここまで4連勝中で初めて世界のベルトに挑む。

EU離脱後、英国では欧州との貿易に関税が掛かるようになっていたが、アイルランドと地続きの北アイルランドでは従来通り物流がキープされ、逆に英国本土との間で通関検査が必要となっていた。

もととも日本でイギリスと呼ばれる国はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国という正式名称を持ち、北アイルランド、ウェールズ、スコットランド、そしてイングランドの4つの国から成り立っている単一主権国家だ。

対してアイルランドは英国とは別の独立国家だが、同じ島であり両者の結びつきは強い。スポーツにおいてもサッカーはアイルランドと北アイルランドが別々のリーグを持つが、ラグビーは統一リーグとなっている。

加えてご存知のように宗教上もプロテスタント……なかでもイギリス国教会信者が多数を占める北アイルランドと、カトリックのアイルランドの宗教上の争いを絶えなかった。

特に北アイルランド国内ではユニオニスト、過激派のロイヤリストというプロテスタントと、ナショナリストと過激派のリパブリカンというカトリック信者の間で対立形式が存在していた時期もあり、IRA闘争など血生臭い時代も長く続いた。

EU発足後、欧州内の国境の意味合いが薄まることで両国の関係も急速に和平に向かい現在に至るが、日本からすると政治&経済と共に宗教、さらにスポーツとイメージし辛い状況にある。

ような北アイルランドのファンは、アイルランド人のムーアの世界王座奪取を後押しするのか。その空気がどうなるのかが気になるのは、コメインの女子ファザー級戦が北アイルランド✖アイルランドの対抗戦となっているからだ。

マコートはベルファーストから15キロ南下したセイントフィールド出身のご当地ファイターながら、アイルランドのチャールズタウンにあるSBGチャールズタウンで練習していた時期がある。

対してカヴァナウはアイルランド人で、SBGの本部に籍を持つファイターだ。

Bellator在籍が8年目を迎えたカヴァナウは、38歳。マコートは5年目の31歳で、前者がサークルケージで6勝6敗なのに対し、後者は7勝2敗と勢いがある。とはいえ、2年前の2月に両者は対戦しており、カヴァナウが判定勝ちを収めている。

このようにアイルランド及び北アイルランド色の強い上位カードを採用したPLF版Bellatorだが、米国在住ファイターの出場はどれだけあるのか。世界を転戦するスタイルを採用し、これまでのように米国の比重が高くないBellator Champion Seriesだけに、どのようなラインナップが揃うのか。どれだけ半年前までのBellatorを連想させるイベントになるのかは、非常に気になるところだ。

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BELLATOR Bellator297 MMA MMAPLANET o ONE PRIDE RIZIN UFC   その他 アーチー・コルガン エマニュエル・サンチェス カイル・クラッチマー カール・ムーア ガジ・ラバダノフ コーリー・アンダーソン ゴカン・サリカム ジャリール・ウィリス セルジオ・ペティス ダニエル・ジェイムス チムール・カイズリエフ パトリシオ・フレイレ ピーター・バウシュト フィル・デイヴィス ベラトール ヨエル・ロメロ ラマザン・クラマゴメドフ ワジム・ネムコフ 平良達郎

【Bellator297】ポストGPの主役候補、アーチー・コルガン「リスクを冒さないなら普通の仕事をやる」

【写真】自宅の壁にはハルクのカバーが飾らている。「俺はハルクが大好きなんだ。でも、去年配信されたシーハルクはグラフィックが最悪だった。あのデアデビルの描き方も……何やってんだって思ったよ」辛口の印象を述べていた(笑)(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator297「Nemkov vs Romero」で、アーチー・コルガンがエマニュエル・サンチェスと戦う。

(C)BELLATOR

メインでBellator世界ライトヘビー級選手権試合=ワジム・ネムコフ✖ヨエル・ロメロ。

コメインでBellator世界バンタム級選手権試合=セルジオ・ペティス✖パトリシオ・フレイレが組まれた今大会。2つの世界戦、特に後者は日本のMMA界とも関係し、またパトリシオの過激な階級変更も話題になっている。

そんな頂点を争うカードがメインカードで組まれた今大会はプレリミで要注目のライト級戦が組まれている。いまだ準々決勝が終了していないライト級ワールドGPだが、ベラトールではGP後を睨んでライト級のアップカミング・ファイターに対し、実力査定マッチを用意した。ONEから転じたピーター・バウシュトがRIZINとの対抗戦で勝利したガジ・ラバダノフと戦う一戦、そしてコルガン✖サンチェスがそれに当てはまる。

アマ3連勝、プロでは7連勝中のコルガンは強力なテイクダウン能力を持つレスラーだが殴り合い上等、「リスクを冒さないなら、普通の仕事やっている」と言い放つ豪快なファイターだった。


──アーチー、約2週間後にエマニュエル・サンチェスと戦います(※インタビューは6月1日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「またファイトウィークがやってくるだけでも、嬉しいよ。8週間、トップギアでハードワークをこなしてきたからね。残りの2週間も、この調子でいきたい」

──今回の試合に向けて、準備はホームタウンでしてきたのでしょうか。

「そうだよ、コロラド州デンバーのジェネシス・トレーニングアカデミーで練習し、スパーはエレベーション・ファイトチームでもやってきた。確かにエレベーションにはフライ級の日本人が来ていたよ。体格が違うから、一緒に練習することはなかったけどね」

──きっと平良達郎選手ですね。ところで無敗の新鋭アーチーについて、まだ我々は分かっていないことが多いです。格闘技との出会いは?

「レスリングを始めたのは4歳の時だ。兄が地域のレスリングクラブに通っていて、『一緒にやろう』と誘われたのがきっかけだよ。大学の時にワイオミングで5年間、D-1レスリングを戦ってきた以外は、ずっとデンバーに住んできた。カレッジでの戦績はあまり詳しく覚えていないけど140勝で30敗ぐらいだと思う」

──マイルハイシティに住んでいると、大学時代もスタミナ面でアドバンテージがあったのではないでしょうか。

「それがね、ワイオミングで僕が住んでいた時はデンバーよりも高いところだったんだ(笑)」

──OMG!!

「デンバーより、600メートルほど標高が高くて。2200メートルほどあった」

──そこでレスリングをやっていたとなると、アーチーはスタミナ・モンスターですね。

「アハハハハ。きっと慣れていない人は、あそこで運動をすると頭痛がして高山病になってしまったと思うよ」

──MMAファイターになろうと思ったのは?

「レスリングを辞めた時、もう自分は戦うことはない。終わったと思っていたんだ。それが普通のウェイトトレで、今のヘッドコーチに出会って。気がつけば、MMAを始めてアマチュアも含め10連勝していた(笑)」

──レスラー時代にMMAに興味はあったのでしょうか。

「子供の頃、PRIDEのファンだった。ランペイジが好きで、RIZINにはヴァンダレイ・シウバ、アンデウソン・シウバ、チャック・リデルも出ていた。凄く興味深かったよ。UFC? UFCがPRIDEを買収して、PRIDEが終ってから視るようになったよ。いや、その前から視ていたかな。とにかくランペイジの大ファンでPRIDEを見ていたんだ。それでPRIDEが好きなった。PRIDEルールはクレイジーだよ。ショーグンの試合を視るのが面白かった。もちろん、俺はユニファイドルールで戦っているけど、RIZINとのコラボショーに出れば4点ヒザを思い切り蹴り込むよ。とにかく、子供の頃から日本で戦うのは夢だった。マウント・フジを見て、スジを食べたい。そんなこともガキの頃に夢見ていた。あのスシがベルトの乗って回ってくるのを、食べたくてしょうがなかったんだ(笑)」

──RIZINとBellatorの対抗戦に出場するために手っ取り早いのはライト級のトップになることです。ただし今、ライト級ワールドGPが行われています。その裏でポスト・ワールドGPを睨んだ試合が組まれている。アーチーの次の試合もそういう戦いだと思います。

「エマニュエルは30戦近くキャリアのある、経験豊かなファイターだ。だから、最高の状態でケージに上がってきてほしい。そういう相手に勝ちたい。そのために自分のやるべきことをやる。ただトップになることに関しては、急いでいない。もちろん世界ライト級王座がゴールだ。でも、今じゃない。トーナメントが終ってから、現実的になってくるだろう。つまりはそれまでに3試合か4試合戦って、連勝を伸ばすことができる。

トーナメントが終わる頃には、俺がタイトルに挑戦する力があることを誰もが認めるようになっているだろう。まぁ、今回の試合で勝てばGPの準々決勝で負けた選手と戦いたいと思っている。マネージャーともそういう話をしているよ」

──なるほど。ところでアーチーはレスリングがベースですが、打撃を使うことが多い。そのために相手のパンチを被弾することもありますね。

「レスリングをやろうと思えば、いつでもできる。15分間、レスリングでコントロールすることも容易い。ただ、打撃戦だって恐れていない。多くのレスラーがMMAでもレスリングだけで戦うだろう? きっと怖いんだよ。でも、俺は怖くない。殴られることを恐れることはないんだ。ファイトがしたい。そして、MMAを戦ううえでレスリングだけでなく、コンプリートファイターだと皆に認められたいから。

レスラーやグラップラーは打撃戦が嫌なわけじゃなくて、殴られるのが怖いんだ。ちゃんとトレーニングの時から殴られておけって(笑)。俺だって、最初は少しは恐れていた。でも練習で殴られるから、怖くなくなったんだ。今は全く怖くない。殴り合いも大歓迎だ。

殴り合いはリスキーさ。でも、リスクを冒さない試合をするぐらいなら普通の仕事をやっている。俺はファイトするためにMMAを戦っているんだ。何より自分がやってきたトレーニングを信じている。試合が始まれば、ただ戦うだけ。試合前にどれだけ綿密に作戦を立てようが、その作戦を実行するには逃げのファイトをしちゃいけないんだ」

──では金曜日の夜、今後はさらに上の相手と戦うチャンスを得るためにも、どのようなファイトを皆に見せたいと思っていますか。

「ファン、プロモーターの皆に、自分よりずっと経験豊かな相手に勝ち、俺はチャンピオンになる器なんだと見せつけたい。俺はその他大勢のファイターじゃない」

■視聴方法(予定)
6月17日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■ BELLATOR297計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ: 203.8ポンド(92.44キロ)
[挑戦者]ヨエル・ロメロ: 205ポンド(92.99キロ)

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ): 133.8ポンド(60.69キロ
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・ジェイムス: 265 ポンド(120.2キロ)
ゴカン・サリカム: 246ポンド(111.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴラジミール・ゴウベア: 264 ポンド(119.74キロ)
ゲイブリエル・サヤッグ: 261ポンド(118.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
ボビー・ナッシュ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・バウシュト: 156ポンド(70.76キロ)
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャリール・ウィリス: 171ポンド(77.56キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)
シャミル・ニカエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr: 185ポンド(83.91キロ)
カミル・オニシュチョク: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン: 155ポンド(70.31キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア: 205ポンド(92.99キロ)
アレックス・ポリッジ: 204ポンド(92.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ: 145ポンド(65.77キロ)
リッチー・スマーレン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 186ポンド(84.37キロ)
マシュー・ペリー: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145ポンド(65.77キロ)
エドウィン・チャベス: 146ポンド(66.22キロ)

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【Bellator291】計量終了 アモソフとストーリーは笑顔。フェザー級注目はケネディ×カルバーリョとハサン

【写真】カルバーリョが、ケネディの連動MMAを遮断することはできるのか(C)BELLATOR

25日(土・現地時間)にアイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator291「Amosov vs Storley」の計量が24日(金・同)に行われた。

メインのBellator世界ウェルター級王座統一戦で戦うヤーソラフ・アモソフは 169.4ポンド、ローガン・ストーリーは169.4ポンドでパス。セレモニアル計量では肩を抱き合って記念撮影に臨み、しっかり握手をして健闘を称え合った。


ISAOの参戦で注目のフェザー級戦線。コメインで相対するペドロ・カルバーリョとジェレミー・ケネディは、ともにベルトを睨んだ一戦で──言葉を互いに発し合い、険悪とまではいかないが揃って含みのある表情をしていた。

この他、今大会ではフェザー級が5試合も組まれているが、多くが欧州勢のローカルマッチアップだ。そのなかで、やはりハサン・マゴメドシャリポフの試合は見逃せない。

キャリア7連勝、底を見せないまま兄ザビッド・マゴメドシャリポフは現役を退いた。ハサンにとっては良い迷惑だが、ファンや関係者が兄の幻影と幻想を彼に追い求めるのも致し方ない──そんなハファエル・ウジソン戦だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator291計量結果

<Bellator世界ウェルター級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] ヤーソラフ・アモソフ: 169.4ポンド(76.83キロ)
[暫定王者] ローガン・ストーリー: 169.4ポンド(76.83キロ)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジェレミー・ケネディ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブライス・ローガン: 155.8ポンド(70.66キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナウ: 146ポンド(66.22キロ)
ジェネイ・ハーディング: 145.1ポンド(65.81キロ)

<147.5ポンド契約/5分3R>
キアラン・クラーク: 146.4ポンド(66.4キロ)
レオナルド・サイニス: 148.8ポンド(67.49キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア: 205.4ポンド(93.16キロ)
マチェイ・ロザンスキー: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード: 185.2ポンド(84.0キロ)
マイケル・シップマン: 184.8ポンド(83.82キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ゴカン・サリカム: 247.4ポンド(112.21キロ)
オレグ・ポポフ: 248.2ポンド(111.58キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノーバート・ノヴェニーJr: 185.6ポンド(84.18キロ)
アンディ・マンゾロ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 135.8ポンド(61.59キロ)
ルカ・イオビン: 134.6ポンド(61.05キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スマレン: 144.8ポンド(65.68キロ)
ピョートル・ニージエルスキー: 145.1ポンド(65.81キロ)

<フェザー級/5分3R>
デラー・ケリー: 145.2ポンド(65.86キロ)
ドーヴァル・ジョーダン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョジュ: 145.8ポンド(66.13キロ)
リアム・マクラッケン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリナ・カリオニドゥ: 124.8ポンド(56.6キロ)
ジェナ・ビショップ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケニー・モホノアナ: 145.6ポンド(66.04キロ)
クレイグ・マッキントッシュ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエレ・スカティッツィ: 164.2ポンド(74.47キロ)
ドミトリー・フリツェンコ: 164.2ポンド(74.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・ヒル: 170.2ポンド(77.2キロ)
ジョエル・クアジャ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハサン・マゴメドシャリポフ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ハファエル・ウジソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

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【Bellator291】アモソフ×ストーリー統一戦は正規王者のTD防御が鍵? 本人は「MMAはレスリングじゃない」

【写真】会見ではケージのなかよりも、ウクライナの状況に質問がほぼ集中していた (C)BELLATOR

25日(土・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンでBellator291「Amosov vs Storley」が開催される。

18試合のロングイベントのメインはBellator世界ウェルター級王座統一戦=正規王者ヤーソラフ・アモソフ×暫定王者ローガン・ストーリーだ。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ケージを離れ国を守るために戦う決断をしたアモソフが、1年8カ月振りにMMAとして実戦の舞台に戻って来る。


この間に暫定王者となったストーリーとは、2020年11月に戦っており、その時はアモソフがスプリット判定勝ちを収めている。この試合、とにかくアモソフがテイクダウンを切り続けた。ダブルレッグ、シングルレッグに素早くスプロールで反応し、足を抱えられたもウィザーと抜群のバランスキープ力で倒されない。

倒されるタイミングになると、そのままロールしスクランブルに持ち込む。絶対的にアモソフは背中をマットにつけることはなく戦い続けた。結果、2R中盤からストーリーの踏み込みは甘くなり、なによりレスリングを続ける体力も消耗、ついにはダースで切り返され、がぶってバックを許すようになった。

最終3Rになると、組みつく数も減ったストーリーだったが、アモソフがやや食い気味のスプロールで姿勢を乱すとバックを奪取。RNCで攻め込み、逆転の可能性もあった。

前回の試合を見ても、如何にストーリーのテイクダウンをアモソフが防ぐことができるのかが鍵となる。とはいえ、いくら受けの強さを見せ攻めに転じても1人のジャッジはストーリーにつけたようにアモソフが受け身と見られた一面もある。

ストーリーとしては、前回の試合で思うようにテイクダウンゲームに持ち込めなかった要因は、ケージに押し込む位置で組めなかったことだろう。つまり立ちでアモソフが圧を掛けて、ストーリーはケージ際に追い込むことができなかった。組みの圧力に負け、ケージを背負ってテイクダウン狙いを耐えようとした結果、倒され続けたMVPとアモソフとの違いは、この点にある

両者の2年3カ月振りの試合は5R制。ストーリーは立ちの展開で、前回よりも我慢強く打撃の交換ができるか。そして、自身でなくアモソフが疲れるレスリングを続けることができるのか。この点は非常に興味深い。

そんななか23日(木・同)に行われたメディアデーで、正規王者にはロシアのウクライナ侵攻に関する質問が集中していた。「ロシア兵が中央ウクライナから撤退した時、皆が僕にMMAに戻ってベルトを守って欲しいと言ってきてカムバックを決めた」、「ウクライナの現状が、モチベーションになっている」というアモソフ。会見終盤に『米国のレスリングとウクライナのレスリングは、どちらが強いか』という問いに対して、「MMAはレスリングじゃない。決して、全てのレスラーがMMAで成功しているわけじゃないように。僕もフリースタイルレスリングやっていた。ウクライナのレスリングと米国のレスリング云々については、なんともいえない」と苦笑いを浮かべていた。

■視聴方法(予定)
2月26日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator291対戦カード

<Bellator世界ウェルター級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
[暫定王者] ローガン・ストーリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー(アイルランド)
ブライス・ローガン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナウ(アイルランド)
ジェネイ・ハーディング(ニュージーランド)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
レオナルド・サイニス(ギリシャ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア(英国)
マチェイ・ロザンスキー(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード(アイルランド)
マイケル・シップマン(英国)

<ヘビー級/5分3R>
ゴカン・サリカム(トルコ)
オレグ・ポポフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ノーバート・ノヴェニーJr(英国)
アンディ・マンゾロ(エストニア)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
ルカ・イオビン(イタリア)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スマレン(アイルランド)
ピョートル・ニージエルスキー(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
デラー・ケリー(アイルランド)
ドーヴァル・ジョーダン(フランス)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョジュ(フランス)
リアム・マクラッケン(英国)

<女子フライ級/5分3R>
エリナ・カリオニドゥ(ギリシャ)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ケニー・モホノアナ(アイルランド)
クレイグ・マッキントッシュ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエレ・スカティッツィ(イタリア)
ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・ヒル(英国)
ジョエル・クアジャ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ハサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ラファエル・ウジソン(ブラジル)

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BELLATOR Bellator285 Report カール・アルベクツソン カール・ムーア ブログ

【Bellator285】初回にエルボーでダウンを喫したムーアがRNC風フェースロックで逆転一本勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア(アイルランド)
Def.2R3分36秒by RNC
カール・アルベクツソン(スウェーデン)

ムーアの左ローをキャッチしてシングルレッグを狙ったアルベクツソンがドライブするが、テイクダウンにはいたらない。離れた両者、ムーアが左フックを当てアルベクツソンはクリンチ&ヒザ蹴りを腹に。離れてはすぐにクリンチのアルベクツソン、間合いを取り直したムーアは右ジャブを伸ばし、右オーバーハンドへ。アルベクツソンもボディを殴り、ダーティーボクシング、左リードフックに続き右ボディストレートを振るう。

アルベクツソンはヒザを被弾しながらクリンチも、ムーアはテイクダウンを許さず離れて右フックを左フックに合わせる。ムーアは左ミドルを当て、左ストレート。アルベクツソンが右を打ち返す。近い距離で右フックをヒットさせたムーアだが、首相撲からの左エルボーを受けてダウン。そのままマウントを奪ったアルベクツソンが、パウンドを連打したところで時間となった。

2R、アルベクツソンは右ローを蹴るとムーアが自ら組みつくが、逆にテイクダウンを奪われる。殴られながら立ち上がったムーアはここでもエルボーを打たれる。左を当てたムーアは、左フックを当てる。すぐにダブルレッグに出たアルベクツソンは、逆にケージに押し込まれ反対にダブルレッグでテイクダウンを奪われる。

両足を束ねたムーアは、一気にケージとアルベクツソンの背中の間に入りバックを取りかかる。半身のアルベクツソンにパンチを入れ、背中を向かせたムーアは両足をフックするやアゴの上からのパームトゥパーム。RNグリップに切り替え、ムーアが逆転一本となるタップを奪った。


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