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『ONE Fight Night 1 : Moraes vs. Johnson』試合結果/ハイライト動画


▼ONE世界フライ級(※61.2kg)選手権試合 5分5R
×アドリアーノ・モラエス(ブラジル)王者 134.5ポンド(61.0kg)1.0057
[4R 3分50秒 KO] ※左跳びヒザ
〇デメトリウス・ジョンソン(米国)挑戦者:134.75ポンド(61.12kf)1.0156
※ジョンソンが新王者に

▼ONEムエタイ世界バンタム級選手権試合 3分5R
〇ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)王者 144.5ポンド(65.54kg) 1. 0091
[1R 2分10秒 TKO] ※右カーフキック
×リアム・ハリソン(英国)挑戦者 145ポンド(65.77kg)1. 0091
※ノンオーが王座防衛

▼ONEムエタイ・フライ級ワールドGP準決勝 3分3R
〇パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)135ポンド(61.24kg)1.0099
[KO 2R]※左ハイキック
×サヴァス・マイケル(キプロス)134.25ポンド(60.89kg)1.0136

▼ONEヘビー級(※102.01kg)5分3R
〇マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)257.75ポンド(116.91kg)1.0214
[1R 1分04秒 ヒールフック]
×キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)253.5ポンド(114.98kg)1.0148

▼ONEヘビー級(※102.01kg)5分3R
〇アミール・アリアックバリ(イラン)258.75ポンド(117.36kg)1.0195
[2R 4分02秒 TKO] ※パウンド
×マウロ・チリリ(イタリア)259.5ポンド(117.7kg)1.0226

▼ONEムエタイ・フライ級ワールドGP準決勝 3分3R
〇スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)135ポンド(61.24kg)1.014
[1R 1分35秒 KO] ※左縦ヒジ
×ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)135ポンド(61.24kg)1.0226

▼ONEムエタイ58kg契約 3分3R
〇ディアンドラ・マーティン(豪州)127.5ポンド(57.83kg)1.0148
[判定3-0]
×アンバー・キッチン(英国)127.5ポンド(57.83kg)1.014

▼ONE女子アトム級(※52.2kg)→119ポンド契約 5分3R
〇平田 樹(日本)119ポンド(53.97kg)1.0124 ※体重超過
[判定3-0]
×リン・ホーチン(中国)114.75ポンド(52.05キロ)1.016

▼ONEウェルター級(※83.9kg)5分3R
〇ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)188.5ポンド(85.5kg)1.0241 ※体重超過
[1R 0分57秒 KO] ※右アッパー
×ユーリ・ラピクス(モルドバ)185ポンド(83.91kg)1.0244

 8月27日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE Fight Night 1 : Moraes vs. Johnson』の試合結果。

 メインイベントのフライ級タイトルマッチはデメトリアス・ジョンソンがアドリアーノ・モラエスに4R KO勝ちし新チャンピオンに。アミール・アリアックバリがマウロ・チリリに2R TKO勝ち。平田樹がリン・ホーチンに判定勝ちしています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE FN01 ゼバスチャン・カデスタム ユーリ・ラピクス

【ONE FN01】体重オーバーのカデスタムが、右アッパー一発でラピクスをKO

<188.5ポンド契約/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
Def.1R0分57秒by KO
ユーリ・ラピクス(モルドバ)

右を振って跳びヒザを見せた体重オーバー=カデスタムから早々にテイクダウンを奪ったラピクスだが、すぐにスタンドに戻る。と、ラピクスの頭を下げての左にカデスタムが右アッパー一閃、この一発で勝負は決まった。


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ONE ONE TNT01 ONE118 Report エディ・アルバレス ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE TNT01】何と──全米プライムタイム進出の肝、エディ・アルバレスが後頭部への攻撃で反則負け

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユーリ・ラピクス(モルドバ)
DQ 1R by illegal atack
エディ・アルバレス(米国)

ラピクスの左ロー、右オーバーハンドをかわしたアルバレス。互いに右ローを蹴り、アルバレスがダブルレッグでテイクダウンを決める。両足を跨いで、ケージを背負うラピクスに右のパンチを入れると、レフェリーが後頭部だとブレイクを命じる。

耳の後ろにパンチを当たっていたが、レフェリーはブレイクが遅く嫌がって上を向いたラピクスが顔面に鉄槌を受け余分な攻撃を受ける。仰向けのまま横たわるラピクス、これは米国プライムタイム中継のスタートとして、最悪の展開に。

すぐにリッチ・フランクリンが、実況のマイケル・シャベロに状況を説明するシーンが流される。アルバレスにレッドカードが与えられ、反則負けに。何とも言えない空気に支配され、最注目の一戦は終わった。

試合後のインタビューでアルバレスは「手でかばっていた周囲を殴ったし、耳の回りはリーガルだと思っていた。レフェリーの注意の声を聞いて、上を向いたところを殴ったんだ。このゲームは危険だ。ユーリに問題ないことを願っている。でも、僕は生き残ろうとしたんだ。ファンに謝りたい。僕らはケージに居たんだ。そこは分かって欲しい」と話した。


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News ONE ONE TNT01 ONE118 アドリアーノ・モライシュ ウマウ・ケニ・ログログ エディ・アルバレス デメトリウス・ジョンソン ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE TNT01】計量&ハイドレーション結果 モラエスの現地入り大きく遅れる&ログログはキックボクサーと

【写真】相当な身長差は、どちらのアドバンテージになるのか (C)ONE

いよいよ明日8日(木・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE118:ONE TNT01の計量及びハイドレーション・テストの最終結果がONEより発表された。

昨日に第1試合のウマウ・ログログ・ケニの相手が、キックのヘビー級戦に出場予定だったパトリック・シミッドに変更になったことは明らかとされていたが、そのヘビー級キックの代わりに組み込まれる試合が何になるかはアナウンスされていなかった。

そして計量及びハイドレーション・チェックの結果発表により、TNT03でマッチアップされていたエンリコ・ケール✖チンギス・アラゾフが第2試合で行われることが分かった。


TNTによる米国のプライム・タイム用の目玉カード=ONE世界フライ級王者アドリアーノ・モライシュ✖デメトリウス・ジョンソン、エディ・アルバレス✖ユーリ・ラピクスの2試合を含め、全6試合出場選手は計量&ハイドレーションをクリアしている。

そんななか度重なる飛行機の運航トラブルによりシンガポール入りが大幅に遅れたミキーニョ。MMAPLANETでは予定されていた個別インビューもNGが出た。疲労回復に努めていたのか、ナーバスになっているのか。いずれにせよ、過去にミキーニョが試合前日であろうが取材に応じないということはなかっただけに気になるところだ。

■視聴方法(予定)
4月8日(木・日本時間)
午前9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE TNT01計量及びハイドレーション結果

<ムエタイ契約体重戦/3分5R>
ロッタン・シットムアンノン:61.5キロ/ 1.0248
ダニエル・ウィリアムス:60.65キロ/ 1.0099

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ:60.95キロ/ 1.0152
[挑戦者] デメトリウス・ジョンソン:60.95キロ/ 1.0183

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エディ・アルバレス:77.0キロ/ 1.0176
ユーリ・ラピクス:76.85キロ/ 1.0112

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
テイラー・マグワイア:83.25キロ/ 1.0160
ライモンド・マゴメダリエフ:83.2キロ/ 1.0244

<キック・フェザー級/3分3R>
エンリコ・ケール:69.65キロ/ 1.0168
チンギス・アラゾフ:69.85キロ/ 1. 0214

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
ウマウ・ログログ・ケニ:118.85キロ/ 1.0044
パトリック・シミッド:111.95キロ/ 1. 0132

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Interview ONE ONE TNT01 ONE118 エディ・アルバレス ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE TNT01】タイトル挑戦権獲得へ、ラピクスと戦うエディ・アルバレス─02─「最後はリアルなモノ」

【写真】ONEでのファイトも3戦目、この辺りでタイトル挑戦を確実にしたい(C)MMAPLANET

8日(木・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE118:ONE TNT01で、ユーリ・ラピクスと対戦するエディ・アルバレス・インタビュー後編。

Bellator、UFCに続きONEの世界ライト級王座を獲得することが戦う理由というエディに、ラピクスの印象、TNTでのライブ中継の重要性、そしてアルバレス✖青木IIIについて尋ねた。

<エディ・アルバレス・インタビューPart.01はコチラから>


──では対戦相手となるユーリ・ラピクスの印象を教えてください。

「タフで、オールラウンダーだよ。まだ若いけど、ベテラン選手のように落ち着き払い、リラックスして戦っている。僕にとってはチャレンジしがいのある相手になるね。

ベースは柔道だけど、世界のベスト・ストライカーと言っても過言じゃないジョルジオ・ペトロシアンと練習している。そうだね……彼はグッドファイターだ。でも、僕はグレートファイターだから。試合当日、サークルケイジに彼が何を持ちこもうが、僕が倒すには不十分だ」

──ラピクスは、前の試合で世界王者クリスチャン・リーに挑戦して敗れています。タイトルコンテンダーに勝利するということは、エディが一歩タイトルショットに近づくことになります。

「その通りだね。僕自身、前回の試合で元世界チャンピオンのフォラヤンに勝っている。元世界王者に続き、タイトルコンテンダーを倒せば、何ら疑う必要もないけどONEチャンピオンシップも、僕にタイトル挑戦権は与えることになるだろう」

──ところでエディがONEと契約した時から、アルバレス×青木IIIが実現するのかという見方はされてきました。

「ファンがアオキとの3度目の試合を望んでくれることは嬉しいよ。ただし、今はアオキの腰にベルトは巻かれていない。あくまでも僕のメインゴールはONE世界ライト級王座だ。僕は自分のやるべきことをやり遂げる。その時、アオキが勝利を重ねていれば──ね」

──つまりONE世界ライト級王者になったエディ・アルバレスに青木選手が挑戦するようになれば、3度目の対戦が実現するということですね。それと今回の試合は米国の水曜日のプライムタイムにTNTで中継されます。ただ日本人の私にはUFCがESPNで中継され、BellatorはSHOWTIME、そしてONEはTNTだと言われてもピンとこないのが正直なところです。

「米国で最大のネットワークの一つで、ONEの試合がプライムタイムに中継されるということは本当に凄いことなんだよ。特に水曜日の夜にはAEWのレスリングショーがあって、終了後にONEの中継が始まる。

プロレスとMMAの両方をチャンネルを変えることなく、一晩で楽しむことができるんだ。多くのファンが望んでいたことだよ。しかも、水曜日の夜は他のMMAもメジャースポーツ中継もないから、TNTという全米で最も大きなプラットフォームの一つで、MMAとプロレスのファン層を独占できる」

──しかし、プロレスとMMAだとフィクションであるプロレスは常にエキサイティングなショーを提供できますが、リアルであるMMAはそういうわけにはいかないです。MMAが割を食うことはないでしょうか。

「人間ってバランスが必要なんだよ。だからリアルでなくても、エンターテイメントを求める。だけど、リアルを求める遺伝子を誰もが持っているんだ。だからAEWとONEは交わるわけでもないし、良いバンラスになると思うよ。

まずエンターテイメントを楽しんで、演出にお腹いっぱいになったら、リアルが欲しくなる。そういう状況でファンはONEの中継を視聴するというわけだよ。

プロレスリングは豪快だし、楽しいよ。レスリングLOVEな人も多い。でも、最後はリアルなモノが胸に刻まれるんじゃないかな。僕はMMAファイターとして誇りを持って、リアルファイトを楽しんでほしいと断言するよ」

──エディの試合を楽しみたいMMAファンですが、米国の水曜の夜は日本では木曜の午前中です。皆、学校や職場に行かなければならない……そんな日本のファンに一言お願いします。

「仕事なんて気にするな。学校なんて、なんでもない。日本の木曜日の朝、ただアンダーグラウンド・キング……皆はこう呼んでいてくれたはずだ──アメリカン・ナックルスター、エディ・アルバレスがライブショーで戦う。ただ、それだけが皆が生きていく上で重要なことなんだ(笑)」

■視聴方法(予定)
4月8日(木・日本時間)
午前9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

<ムエタイ契約体重戦/3分5R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
ジェイコブ・スミス(英国)

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ユーリ・ラピクス(モルドバ)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
テイラー・マグワイア(米国)
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オパチッチ(スロベニア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
ウマウ・ログログ・ケニ(セネガル)
メフディ・バルギ(イラン)

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Interview ONE ONE TNT01 ONE118 エディ・アルバレス ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE TNT01】ユーリ・ラピクスと対戦、エディ・アルバレス「スマートに戦える? 分からない(笑)」

【写真】自宅のリビングでZoom取材を受けてくれたエディ・アルバレス。まるでエディ・アルバレス博物館のような自宅を離れる直前にだった(C)MMAPLANET

8日(木・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE118:ONE TNT01で、エディ・アルバレスが2019年8月のエドゥアルド・フォラヤン戦以来、1年8カ月振りの実戦の舞台に戻ってくる。

コロナ禍の世界、37歳になったエディはこの間にエネルギーを最注入できたという。シンガポール行きに向けて、パッキングも終え自宅を出る直前に行ったZoomインタビューで、エディ・アルバレスはは何を語ったのか。


──新型コロナ感染の終息が見えないなか、今回の試合に向けて準備は問題なかったですか。

「何も影響は受けていないよ。今回のキャンプに関しても、最高のトレーニングパートナーと準備をすることができたし、本当に全く問題ない。

ザビット・マゴメドシャリポフ、フランキー・エドガー、新鋭もベテランも交じって、ニック・カトーネ・トレーニングセンターに集まってトレーニングをしてきた。そしてヒカルド・アルメイダ、マーク・ヘンリーの指導を受けてきたんだ。そうそうランス・パーマーもこないだ再合流したしね。

ただ、この間も試合はなかったけどファイトをストップしたことはなかったよ。ずっとジムでファイトしてきた。1年半、20カ月と試合をしてこなかったと言われるけど、そんなことはない。対戦相手よりも手強いチームメイトと、毎日のようにファイトしてきたんだ」

──今回の試合前だけでなく、パンデミック以降も変わりなく練習はできていたということですか。

「変わりがないことなかったよ。世界中の誰もが経験したように、コロナ感染によって生活をアジャストしないといけなったのは僕も同じだ。

トレーニングに関しては、少人数でサークルのような形で再開した。でもジムの設備やトレーニングしている人間の数が、一番大切なわけじゃないんだ。最も重要なのは練習の質だから。

ジムが閉められた。だから練習しないで良いのか。そんなことはない。僕らはファイターだから、練習を取り上げられるわけにはいかない。そして意識が高い3、4人が集まると、素晴らしい雰囲気のなかで練習ができる。それと同時に、パンデミックが起こり、試合間隔があいたことでエネルギーを再注入できた。心身ともにフレッシュになったよ」

──ONEは去年の10月から国際格のショーを再開しました。ただし、実際にエディが試合に出るまでは半年かかりましたね。少しでも早く戦いたいという気持ちはなかったですか。

「もちろん。だから、荷造りを終えてこれからシンガポールへ向かうんだよ(笑)。2006年にDREAMで戦うようになった日々を思い出すよ。あの時と同じ気持ちで、ONEで戦う。ONEというアジアのマーシャルアーツを米国に知らしめる。その助けになりたいんだ」

──ところでONEの計量システムだと、エディは他の170ポンドの選手と比較すると最小の部類でないでしょうか。

「その通りだよ(笑)。でも、僕は170ポンドでキャリアをスタートさせた。いつも、自分より大きな対戦相手と戦ってきた。体が大きいことはアドバンテージになる。でも、疲れやすかったり、スピードが無かったりもする。だいたいの相手が僕より遅かった。サイズが小さいことがアドバンテージになることだって、時にはあるんだ」

──確かに私が初めてエディの試合をライブで見たのは、2006年の12月、バンクーバーで行われたBodogでのMFCウェルター級タイトルマッチでした。アーロン・ライリーと戦った時のエディの爆発力とパンチの回転の速さ、あの試合を忘れることはないです。その一方で22歳だったエディ・アルバレスも37歳になりました。

「あの頃は168ポンド、減量なしでウェルター級で戦っていた。今はもっと大きくなっている。スピードでいえば、あの頃の方が速いだろう。ただし、パワーは今の方が上だ。なによりテクニックという部分では、比較にならない。これほど多くの武器を持って戦ったことは過去にないよ」

──そしてスマートに戦えるようになったと?

「それは分からない。アハハハハ。ファイトって、何が起こるのか分からないしね。つねに色々な局面には備えているつもりだけど、結局は戦っている間にも、臨機応変さが欠かせない。そして、そういう状況で戦えるようになっていないと。それがスマートさか、ファイヤーワークスかは分からないけどね」

──エドゥアルド・フォラヤン戦では打撃で追い込まれても、心が折れることなくスイープからRNCで逆転勝利を手にしました。エディは殴り合いでなくても、ハートで戦っているファイターです。

「僕はただの喧嘩屋じゃない。MMAで戦うために必要なスキルを身につけている。自分の持っているスキルの一つ一つ、ほんの小さな一滴が、勝負全体において重要になってくる。全体に及ぼす影響はとてつもなく大きいんだ。

その一滴の一つが、柔術だ。小さな要素かもしれないけど、最大限に生かす。それに僕はヒカルド・アルメイダの黒帯なんだよ。トップゲーム、ボトムゲーム、ボクシング、キックボクシング、レスリング、全てを駆使して戦う」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月8日(木・日本時間)
午前9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

<ムエタイ契約体重戦/3分5R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
ジェイコブ・スミス(英国)

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ユーリ・ラピクス(モルドバ)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
テイラー・マグワイア(米国)
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オパチッチ(スロベニア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
ウマウ・ログログ・ケニ(セネガル)
メフディ・バルギ(イラン)

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ONE ONE TNT01 Report アドリアーノ・モライシュ エディ・アルバレス オンラ・ンサン チャトリ・シットヨートン デメトリウス・ジョンソン ブログ ユーリ・ラピクス ヴィタリー・ビグダッシュ

【ONE TNT】ONEの米国プライムタイム中継は大会名がONE on TNTに。クリスチャン✖ナシューヒンも

【写真】クリスチャン・リーの防衛戦はONE on TNT第2週に。ABEMAの中継も含め、これらの大会は日本ではどのように視聴できるのだろうか (C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)、ONE Championshipがバーチャル会見を行い、チャトリ・シットヨートンCEO兼会長、同大会に出場するONE世界フライ級王者アドリアーノ・モライシュ、デメトリウス・ジョンソン、エディ・アルバレス、ユーリ・ラピクスが出席した。

まず4月7日(水・同)開催の大会名はONE on TNTに決定。TNTとは同大会を中継するターナー・ネットワーク・テレビジョンのことで、ONEは東部時間の午後10時から2時間でメインカード3試合が中継し、その1時間前にはプレリミマッチがブリーチャー・リポートAppによって配信されるとのこと。

また会見の冒頭でチャトリCEOの口から、「4月の水曜日に毎週のようにONEがTNTのプライムタイムで視聴でき、米国のファンはこれまでになかったマーシャルアーツの価値に触れることになるだろう」という言葉があったように14日(水・同)にはONE世界ライト級選手権試合=王者クリスチャン・リー✖ティモフィ・ナシューヒン、21日(水・同)にはウェルター級コンテンダーバウトとしてオンラ・ンサン✖ヴィタリー・ビグダッシュの3度目の対戦が組まれている。


4週目のカードは発表されていないが、チャトリCEOからは「米国で馴染みのある選手たがの試合を組んでいく」という言葉も聞かれ、ヴィトー・ベウフォート参戦にも匂わされた。ちなみにTNTの水曜日はAEW=All Elite Wrestlingというプロレスの中継もあり、昨年5月にはヴィトーが無観客大会に招待され観戦するというシーンも見られた。

この件からもONEとTNTは今回の米国プライムタイム中継を以前から計画していたが、パンデミックの影響があって時期がずれ込んだことも想像に難くない。

なお記者のこれらの大会はライブで開催されるのかと質問があり、チャトリCEOの返答は「全てライブにしたい。ただし、パンデミックの影響があり色々と計画に変更も必要となった。4月7日は絶対的にライブだ」というもの。第2週から4週に掛けては現状のONE中継と同様に事前収録ファイトを流すダークシリーズの可能性もありそうだ。

また開催地についても言明はなく、エディ・アルバレスが地元フィラデルフィア開催をアピールする場面もあったが、「アジアは国境封鎖が続く中、シンガポールもその状態にありながら政府と協力してやってきた」とチャトリCEOが発言したことで、実際に試合をする場所はシンガポールという線も濃厚だ。仮にシンガポールでライブ大会を行うのであれば、配信ファイトが米国東部時間の午後9時スタートだと、同地では8日(木・同)の午前10スタートとなる。

また通常のONEのイベントに関しては「パンデミックの影響もあり、各国を回るということができないので、シンガポール大会が多くなる」という言葉も聞かれた。ONE TNT第4週のヘッドライナーやTNTシリーズの追加カード、通常大会、そして「絶対に2021年に行う」と断言した女子アトム級GPに関しても数週間中にアナウンスがあるとのことだった。

同会見でDJが「ONEはハイドレーション・チェックを採り入れており、北米で戦ってきた時とは違う」と発言しており、ONEと北米MMAの違い=「新しさ」を端的に表すスマートさが感じられた。

■視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable02対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>※
竹中大地(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
クォン・ウォンイル(韓国)

<キック・ライトヘビー級/3分3R>※
ミハイロ・ケイコビッチ(セルビア)
ヘイブラット・イスアエフ(ロシア)

<62.5 キロ/5分3R>
ソヴァナリー・エム(カンボジア)
チェ・チョンユン(韓国)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

※2020年12月18日に収録

■ONE Unbreakable03視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable 03対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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News ONE ONE Championship アドリアーノ・モライシュ エディ・アルバレス デメトリウス・ジョンソン ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE】4月7日に米国プライムタイムに合わせた大会開催。DJ✖モライシュ、エディ・アルバレス✖ラピクス

【写真】エディ・アルバレスが2019年8月のフィリピン大会以来、実戦復帰でユーリ・ラピクスと対戦 (C)

22日(金・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がONE Unbreakableの中継内で4月7日(水・現地時間)に米国のTNTとジョイントしイベントを開催。ONE世界フライ級選手権試合=アドリアーノ・モライシュ✖デメトリウス・ジョンソン、エディ・アルバレス✖ユーリ・ラピクスのライト級マッチ、そしてロッタン・ジットムアンノンがノンタイトルでジェイコブ・スミスと戦うことを明らかにしている。

ONE世界フライ級タイトル戦では、チャトリCEOが昨年12月4日にSNSで2月24日(水・同)に場所も同じシンガポールで行うことを発表していたが、今回のアナウンスで両者の1戦は先送りになったことになる。


興味深いのは、同イベントは米国へアピールするためにTNTの電波に乗り現地の夜、つまりシンガポール時間であれば午前中にイベントが開かれるということ。

この3 試合の他に米国仕様のガードが用意される方向にあるようだが、「MMAとムエタイで、KOパワー✖KOパワーのぶつかり合いを米国のファンにお見せする」とチャトリCEOをまくし立てた。。また──もともと発表されていた2月大会の動向は正式発表はなされていないが、いわゆる米国仕様でない従来の大会も引き続きシンガポールで2月以降も行われていく模様だ。

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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ONE ONE Inside the Matrix ONE113 Report クリスチャン・リー ブログ ユーリ・ラピクス

【ONE113】ラピクスのストレートフットロックを潰したクリスチャンが初回パウンドアウトで王座防衛

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
Def.1R2分19秒by TKO
ユーリ・ラピクス(モルドバ)

クリスチャンが詰めるが、右を被弾する。動きが止まり、テイクダウンを決めたクリスチャンが、スクランブルでボディロックへ。ここでラピクスが得意の払い腰で決める。ハーフで収まったクリスチャンは、ブリッジで立ち上がったクリスチャンは、ボディロックから小外掛けでテイクダウンを奪う。

サイドからマウントを取ったクリスチャンに対し、ラピクスがシザースからストレートフットロックへ。ロールして腹這いになったところで、クリスチャンがトップから殴ると、ラピクスが足を取ったまま亀になる。サイドバックで右のパンチを連打したクリスチャンは、前転からの巻き込みを潰して右の連打でTKO勝ちを決めた。

「僕らのチームはゲームじゃなくて、殺しに行っている。それが僕らの作戦だ。250人のシンガポールの前で戦えてすごく嬉しい。第2のホームだから」と話した。


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【ONE113】計量&ハイドレーション結果 国際大会再開、12選手がサークルケージへ

【写真】タイトル戦以外でエドゥアルド・フォラヤン、そしてリトゥ・フォーガットが出場する。フォラヤンの相手=カルーゾがデカい!!(C)MMAPLANET

本日30日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE113「Inside the Matrix」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


本格的なイベントの再開となった今大会。4つのタイトル戦とフィリピン、インドという最重要マーケットを意識したといっても過言でない──6試合がライブ中継される。

従来のONEのハイドレーション・チェックの際は、計量ルームで小便が出るのを待つ選手が複数名見られる。ところが今大会は新型コロナウィルス感染予防のため、文字通り三密を避けるためにハイドレーション・チェックの時間がずらされるなど、ニューノーマル仕様が見られた。

そんななか数字から見て取れるのは、ライト級王者クリスチャン・リーの体重がリミットより1.4キロ軽く、対して挑戦者のユーリ・ラピクスはリミット丁度の77.1キロであること。その一方で、チャンピオンのハイドレーションは1.0005で、チャレンジャーは1.0248という上限ギリギリの数値だ。

クリスチャンにしても水分を多めにとっての数字であることが予想されるが、ラピクスは汗をかいて水分補給したことも十分にありえる。今夜のケージで両者がどのような体で現れるのか、見ものだ。

なおハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■ONE 113 Inside the Matrix計量及&ハイドレーション結果

ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン:92.7キロ/ 1.0112
[挑戦者]ライニア・デリダー:92.65キロ/ 1.0044

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー:75.7キロ/ 1.0005
[挑戦者]ユーリ・ラピクス:77.1キロ/ 1.0248

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]マーチン・ウェン:70.25キロ/ 1.0061
[挑戦者]タン・リー:69.55キロ/ 1.0049

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィオン・ヂィンナン:56.25キロ/ 1.0014
[挑戦者]ティファニー・テオ:56.6キロ/ 1.0168

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン:76.5キロ/ 1.008
アントニオ・カルーゾ:76.2キロ/ 1.0061

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット:52.05キロ/ 1.0183
ノウ・スレイ・ポブ:52.0キロ/ 1.0103

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