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【BRAVE CF61】バーレーンの1週間後に初のドイツ大会。群雄割拠のスーパーライト級で生き残るのは?

【写真】ラターバッハの今大会のコンセプトは、なぜかツーピース。フェイスオフでもノーネクタイながらスーツを着込んでいた (C)PFL


6日(土・現地時間)にドイツはボンのマルティムホテルで開催されるBRAVE CF61の計量が5日(金・同)に行われた。

8日前にブラジルから急遽場所を移したバーレーン大会を終えたばかりのBRAVE CFが、ドイツ初進出となるボン大会=BRAVE VF60を現地のNational FCと共同開催。当然、ドイツ所縁のファイターが多数出場している。


メインはBRAVE CF特有のスーパーライト級=マルセル・グラビンスキ×ジョイルトン・ラターバッハの一戦だ。TUF22出演、BRAVE CFでは2連勝中のご当地ファイターのグラビンスキ。対するラターバッハもドイツ在住が長いブラジリアン、デュッセルドルフのUFDジム所属のPFLベテランだ。

スーパーライト級はバーレーン人正規王者エルダル・エルダノフがコーチ業に忙しく、1年半以上実戦の場に立っていない。この間、6月のウズベキスタン大会でキルギス人暫定王者アブディサラム・クバチニコが誕生し、先のバーレーン大会ではブラジルのルカス・マルチンス、モルドバのミハイル・コートルツもタイトル戦線に名乗りを挙げている。

当然、グラビンスキ×ラターバッハの勝者も、GPが行われても良さそうなスーパーライト級タイトル戦に加わることは間違いない。その点でも注目のヘッドラインだ。

■視聴方法(予定)
8月6日(日・日本時間)
午前1時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF61計量結果

<スーパーライト級/5分3R>
マルセル・グラビンスキ:75.29キロ
ジョイルトン・ラターバッハ:75.26キロ

<69キロ契約/5分3R>
マックス・コガ:68.88キロ
ザファー・モーゼン:69.0キロ

<ウェルター級/5分3R>
イスラム・ドゥラトフ:77.34キロ
クレヴェウソン・サンパイオ:72.68キロ

<73キロ契約/5分3R>
フセイン・カジマゴマエフ:72.68キロ
ジョゼ・マルコ・サンパイオ:72.68キロ

<バンタム級/5分3R>
ガムザット・マゴメドフ:61.46キロ
ボリスラフ・ニコリッチ:61.68キロ

<フェザー級/5分3R>
ヤルノ・エレンス:66.12キロ
アリシュラ・アブドゥラエフ:65.98キロ

<スーパーライト級/5分3R>
イッサ・イサコフ:75.18キロ
アフマド・ラバン:74.72キロ

<89キロ契約/5分3R>
チェド・ハネコム:87.86キロ
マテウス・ヤノル:87.76キロ

<ウェルター級/5分3R>
アクセル・ソラ:76.76キロ
ウラディミア・ホロデンコ:77.0キロ

<ヘビー級/5分3R>
パトリック・フェスパツィアニ:106.15キロ
ラザール・トデフ:107.2キロ

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Brave CF BRAVE CF58 MMA MMAPLANET o アクセル・ソラ チャン・ユンソン

【BRAVE CF58】チャン・ユンソンの前進をパンチと組みで完全にコントロールしたソラの判定勝ち

<77キロ契約/5分3R>
アクセル・ソラ(フランス)
Def.3-0
チャン・ユンソン(韓国)

サウスポーのソラに対し、距離を詰めるチャン・ユンソンが右ロー。バランスを崩したソラは立て直して右ジャブを突くも、プレッシャーに押されてケージを背負う。チャン・ユンソンの右ローに左ストレートを合わせたソラだったが、ローを受けてバランスを崩す。左手を伸ばし、ソラの右ローを捌いたチャン・ユンソンは、ソラが前に出て来ると右ストレートを狙った。対する空も左フックを返したものの、チャン・ユンソンの顔面には届かず。しかしソラの左ストレートと左ミドルは鋭い。次第に体勢を整えてきたソラ、チャン・ユンソンは相手をケージに追い詰めていくも、詰め切れない。ソラが左ストレートを連打で繰り出す。

チャン・ユンソンの左フックをかわしたソラが組みつき、右腕を差し上げて相手をケージに押し込んだ。チャン・ユンソンも右腕を差し込み押し返すも、ケージ際を脱することはできず。ソラが左足へのシングルレッグに吉変えたが、倒せないとみるや右スピニングバックフィストを見せながら離れた。そのソラを追うチャン・ユンソン、再びソラにケージを背負わせたが、有効打はなかった。

2R、ソラが前に出てジャブ替わりに左ストレートを見せる。チャン・ユンソンは右ストレートを放つも、打ち終わりにソラの左ローが当たる。リズムをつかんだかソラは左右に動きながら左ストレート、そしてパンチの連打に繋げる。対するチャン・ユンソンも右で迎え撃つ。チャン・ユンソンの左ジャブに左ストレートを合わせたソラ、ここで組みつくがチャン・ユンソンが右腕を差し上げる。いったん離れたソラがダブルレッグへ。チャン・ユンソンに尻もちを着かせ、相手の足を畳んでチャン・ユンソンを背中からケージに押し込む。立ち上がるチャン・ユンソンをボディロックで押し込んでいくソラ。ハイクラッチに切り替えて、再びグラウンドに持ち込んだ。

ソラはチャン・ユンソンの左足を挟み、ボディロックで押し込む。立ち上がったチャン・ユンソンは、投げを打つもテイクダウンは奪えず。ソラのシングルレッグをスプロールするが、ソラがダブルレッグに切り替えてチャン・ユンソンに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けて、右のオーバーフックから立ち上がったチャン・ユンソンが、左腕を差し上げつつシングルレッグへ。ハイクラッチで組み、そのままケージに押し込み続けた。

最終回、ワンツーで距離を測るチャン・ユンソン。ソラはガードを固めながら相手の様子をうかがう。ソラの左ストレートをかわしたチャン・ユンソンだが、パンチを返すこはできない。相手にケージを背負わせるチャン・ユンソン、ソラは左右に動いて的を絞らせず。左ストレートから、右をもらいながら左ローを放ったソラに対し、チャン・ユンソンがパンチの連打でソラをケージまで追い詰める。

スタンスを広くとったソラは、左右に動きながら左ストレートと右フックを見せる。前に出て左ローを当てるソラ。チャン・ユンソンも距離が近くなるとパンチで相手を懐に入れさせず、ダブルレッグへ。さらにシングルに切り替えるも、ソラがスプロールしてスクランブルからチャン・ユンソンに尻もちを着かせた。ケージ際で相手の足を畳み、背中まで着かせるソラ。ボディロックでバックに回り、立ち上がるチャン・ユンソンをケージに押し込んでコントロール。チャン・ユンソンは立ち上がり、正対するも逆転はならなかった。


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【BRAVE CF58】計量終了 キム・テキュン欠場でメインでイ・ランジェが極真出身のハロンワと対戦

【写真】南アフリカからハロンワ、彼以外にフィリピン、ブラジル、ポーランド、ベルギー、サウジアラビア、シンガポール、イタリアからsン種が集まる。国際戦がBRAVEの特徴だ(C)BRAVE CF

30日(土・現地時間)に韓国はインチョンのインチョン・サムサン・ワールド体育館で開催されるBRAVE CF58の計量が行われている。

今大会、メインで韓国人エースのキム・テキュンがロマン・ボガトフと対戦予定だったが負傷欠場となり、メインは元Road FCミドル級王者ラ・インジェが南アフリカのミズワディレ・ハロンワと対戦することとなった。


ハロンワは2020年11月以来の実戦で、2021年はONEに参戦中のボカン・マスンヤネと同様に南アフリカからの出国が叶わず、試合機会を失していた。

リモ取材で締めは「押忍」だった

キャリア6勝1敗のハロンワのベースは極真空手で、父親が極真の2段の空手家だった。

9歳から20歳まで極真を学んだハロンワは「極真で身に着けたタイミングとスピードはMMAでも生きている。顔面パンチがないことで極真空手を軽視する向きがあるけど、ボクシングを学び顔面パンチが打てるようになると極真で学んだことが生きてくるんだ。それに僕にカーフキックは効かないよ。あの蹴りがきても、極真空手家はカットできる」と今回の試合前の取材で語っている。

BRAVE CFで国際的な舞台を踏んだハロンワは「南アフリカでMMAファイターとして生きていくことは難しい。好きだから戦うという状況なんだ。でもBRAVE CFと契約したことで、家族を食べさせることができるようになった。BRAVEは世界中をサーキットしている。今回、韓国で韓国のベストファイターと戦える。今後も色々な国で、その国のベストファイターと戦っていきたい」と言う。

今回のメイン出場に向けて「タフだ。Road FCのチャンピオンで根性がある。でも、僕の方が上だ。全てで上回っている。この試合で僕は名前をあげる。タフな相手、タフな試合を望んでいる。タフな相手とダンスをして楽しむんだ」と笑顔を見せたハロンワ。極真で養ったスピードとタイミングが韓国で炸裂するか見ものだ。

■視聴方法(予定)
4月30日(土・日本時間)
午後5時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF58 計量結果

<ミドル級/5分3R>
ミズワディレ・ハロンワ:84.3キロ
ラ・インジェ:84.05キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
マルチン・バンデル:79.65キロ
ルイス・フィリッピ・ディアズ:78.1キロ

<ライト級/5分3R>
ロランド・ディ:70.45キロ
オ・テホク:70.3キロ

<スーパーライト級/5分3R>
マチェク・ギエルシェウスキー:75.05キロ
イッサ・イサロフ:74.9キロ

<67キロ契約/5分3R>
ヴァルテル・コリアンドロ:67.0キロ
パン・ジェヒョク:66.75キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ:66.2キロ
チョン・ヨンス:66.05キロ

<77キロ契約/5分3R>
アクセル・ソラ:76.7キロ
チャン・ユンソン:76.65キロ

<フライ級/5分3R>
シャン・シンカイ:56.68キロ
イ・チャンホ:57.02キロ

<女子アトム級/5分3R>
ジリアン・ゴウ:47.2キロ
ホン・イェリン:47.52キロ

<ヘビー/5分3R>
イム・ジュンス:120.15キロ
キム・ミョンワン:117.7キロ

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン:65.85キロ
オ・ドゥサップ:65.9キロ

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【BRAVE CF58】育成路線も国際戦。ビジネス度外視、キム・テキュンの相手は元UFCロマン・ボガトフに

【写真】キャリア12勝1敗のボガトフ。キム・テキュンは9勝0敗だ(C)BRAVE CF

10日(日・現地時間)、BRAVE CFが30日(土・同)に韓国はインチョンのインチョン・サムサン・ワールド体育館で開催するBRAVE CF58のメインで、同国のエースといえるキム・テキュンがロマン・ボガトフと対戦することが発表されている。

ロシアのウクライナ侵攻に関して、対ロ経済制裁に加わる韓国はロシア側からも非友好国リストに挙げられている。とはいえ欧州、米国、日本と同様に韓国の国際企業の本音もロシアとの関係を維持したいことには変わりない。

そんななかキム・テキュンの相手がロシアのボガトフに決定──The Beast Championshipとの共同開催ながら、BRAVEの本気度が伝わってくるメインだ。


ボガトフはM-1ライト級王者からUFCに進出も、レオ・サントス戦でグラウンドでの頭部へのヒザ蹴りで2Pのマイナスを含め、アイポークなど反則もあり1度の判定負けでリリースされ、BRAVE CFを新天地に選んだ。

BRAVE CFでは昨年1月に11勝1敗(※当時)のナルザン・アキシェフ戦では初回にバッククラブからRNCを取られかけるピンチをしのぎ、テイクダウン&コントロールで逆転勝ちを収めた。第2戦は6月のアブドゥルムタリプ・ギエルベコフ戦。バーレーンのKHK MMA所属のダゲスタン人ファイターを相手に、初回に打撃に圧倒され2Rもスピニングバックフィストでダウンを喫しながら、判定勝ちを収め現時点で2連勝中だ。

キム・テキュンもアキシェフ戦で初回にフックを被弾してダウンを奪われており、そこからの逆転勝ちしているだけに実力は伯仲しているか。いずれにせよ、キム・テキュンはいかにテイクダウン狙いを切り続けることができるか。

今時珍しく、ブレイクが余り入らないBRAVE CF方式のレフェリングが韓国でも見られるのであれば、勝負の鍵はその一点に集約されるといっても過言でない。

そんなキム・テキュン✖ボガトフのフェザー級戦は、バッバ・ジェンキンスの返上したベルトを巡り、年内には対戦もあり得ると見られていた。その両者が、タイトルを賭けることなくインチョンで相対する──望外な一戦ともいえる。

実のところBRAVE CFではキム・テキュンの対戦相手に日本人ファイターとも交渉していたが、複数回マルチイヤー契約がまとまらず今回は実現しなかった。BRAVE CFに必要なのはBRAVE CF内におけるストーリー創りで、王者がUFCへ──というフィーダーショー的な参戦を求めてない。それだけに日本人ファイターの参戦は実現しなかったが、キム・テキュン✖ボガトフは彼らのポリシーに則したマッチアップといえる。

この他、韓国から出場がアナウンスされていた4選手のカードも明らかとなっている。元Road FCミドル級王者のラ・インジェは南アフリカのミズワディレ・ハロンワと戦う。

2020年11月のドミニク・ショーバー戦以来、1年5カ月振りの実戦復帰となるハロンワはキャリア6勝1敗、唯一敗北を喫した相手は現UFCのカムザット・チマエフだ。チマエフのテイクダウン&コントロールに屈したが、ハロンワはワンツーからスピニングバックフィストでのKO勝ちもあるアグレッシブなストライカーだ。

スピニングバックフィストで勝利した際には、回転弾を受けた相手の意識が跳び、足がふらつく状態から倒れるまでの1秒もない間に2発、3発と追撃のパンチを入れている。勝負時を逃さないハロンワ、その殺傷能力の高さはラ・インジェにとっても非常に怖い相手となるだろう。

大ベテラン=イム・ジュンスは、同じ韓国からヘビー級の新鋭キム・ミョンワンと戦う。39歳、26戦目のイム・ジュンスに対し、キム・ミョンワンは24歳で戦績4勝1敗と、世代交代マッチの様相を呈している。

昨年6月にDouble GFCで女子アトム級王座決定戦に出場したホン・イェリンは、バリ在住のシンガポール人ファイター=、ジリアン・ゴーと戦う。この対戦も一度は日本の老舗プロモーションでベルトを巻いていたベテラン人選手に声が掛けられたが、経験値が違うという理由で見送りに。経験の差が論じられるのはK-MMAの慣わしとは考えにくく、BRAVE CF本体の意向と思われる。

「ネームバリュー、戦績は問わない。BRAVE CFが育てる」と言うモハメド・シャヒドBRAVE CFの方針に則したケースでは、キャリア3勝0敗1分のチョン・ヨンスが、サウジアラビア人ファイターで4勝0敗のアブドゥラ・アルクァフタニと戦うフェザー級マッチ。そしてロ2戦目のチャン・ユンソンの2勝0敗のフランス人選手アクセル・ソラと戦う(※ソラはIMMAFなどアマで19勝5敗のキャリアがある)77キロ契約戦、この2試合などは育成路線と捉えることができる。

この他、既報の通りマルチン・バンデル✖ルイス・フィリッピ・ディアズ、ミハイル・コートルツァ✖マチェク・ギエルシェウスキ、ロランド・ディ✖オ・テホクが組まれるBRAVE CFにとって初の韓国大会。

タイトルを巡る戦い、育成路線ともに国際戦が組まれており──いかにもーレーン王国が司るMMAイベント、ビジネス度外視、新しいMMAワールドの構築を目指す戦い模様が繰り広げられそうだ。

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Brave CF BRAVE CF54 MMA アクセル・ソラ ブログ

【BRAVE CF54】これぞエルダノフの教え、シングルからバックコントロールでソラがプロ2勝目挙げる

<スーパーウェルター級/5分3R>
アクセル・ソラ(フランス)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
バブジニエツ・バルトニック(スイス)

サウスポーのソラが左ローからワンツー、バルトニックが右オーバーハンドを返す。ローからワンツーというリズムのソラが、パンチ&ローと順序を変えた直後に組んでバックに回る。バルトニックは左足をフックされないとよう防御すると、ソラが臀部や腿にヒザを入れていく。

クラウチングスタートのように走り出して離れたバルトニックは左ローから、右フックを打つ。ソラはアッパーを放ち左に回り左ハイ、バルトニックが右オーバーハンドを打っていく。ローで姿勢を乱したバルトニックは、シングルを切って逆にケージにソラを押し込みシングルへ。離れ際に両社がワンツーフックを振るって時間となった。

2R、開始直後にシングルからハイクロッチ、ダブルでリフトしテイクダウンを決めたソラが、直後のスクランブルでバックへ。バルトニックは初回と違い、左足のフックを許してパンチを後方から受ける。フックを解いたソラが、ここも後方がヒザ蹴りへ。バルトニックはウィザーから立ち上がろうとするも、ソラが許さすバックコントロールをキープする。まさにKHKバーレーンジムのエルダル・エルダノフ譲りのバックコントロール・ファイトを続けるソラは、ヒザを入れて立ち上がったバルトニックを前方に崩す。

ここでバルトニックがシングルからレッスルアップし、ケージにソラを詰める。ボディにヒザを入れるソラは右オーバーハンドから離れたバルトニックにローを蹴るが、直後にケージを背にした状態でエルボーを打ち合ってラウンド終了を迎えた。

最終回、バルトニックが右を当て、ソラがローを返す。続いて左前蹴りを入れたソラが左ロー、サークリングで左に回ってローを続ける。左を振るって組んだソラは右腕を差してテイクダウンを決める。この試合で始めて背中をマットにつけたバルトニックはニーシールドを越されそうになりバタフライから、クローズドを取り直す。ガードが開くと、足を抜きつつエルボーを入れたソラは、蹴り上げから立とうとしたバルトニックのバックへ。

ヒザを臀部に蹴りつけ、バックをキープするソラは左のパンチをまとめる。耳のあたりに鉄槌を連打されたバルトニックは、最後に向き合って立ち上がるも後ろ回し蹴りなど見栄えのする攻撃でソラが試合をまとめた。

3‐0の判定勝ちでプロ2勝目を挙げたソラは、「KHKのスタッフの皆に感謝している。ゲームプランはもっとテイクダウンを取ることだったけど、それはできすコントロールを続けた。KHKのおかげで、ファイターとして生きていけている。もっと強くなるため、経験を積みたい」と話した。


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Brave CF BRAVE CF54 MMA UFC   アクセル・ソラ アミン・アユブ イスマイル・ナルディエフ ハイル・コートルツァ ブライン・オドリスコール ムハマド・モカエフ

【BRAVE CF54】計量終了 モカエフだけでないライト級王者アミン、モルドバのコートルツァに注目!!

【写真】この日も第2試合でビラル・ティプサエフと対戦するグレン・マクベイが殴りかかるなどBRAVEのフェイスオフは小競り合いが多いが、メイン出場の両者も一触即発に(C)BRAVE CF

25日(土・現地時間)、ポーランドはコニンのオビエクト・レクラーチノ・スポルトヴィ・ロンドで開催されるBRAVE CF54の計量が21日(金・同)に行われている。

本来は4月1日の50回記念大会のメインで行われる予定だったが、アハメッド・アミールの欠場で延期されていたBRAVE CFライト級選手権が、仕切り直しのメインとなった今大会。9試合中、4試合でBRAVE特有の北米階級の中間=スーパー階級の試合が組まれ、18人に出場選手全員がパスしている。


チュニジア移民フランスのウェルラウンダー・チャンピオンのアユブは、UAEWに続き中東で2つ目のタイトルを獲得し、常にアグレッシブなファイトゆえにピンチに追い込まれることもあるチャンピオンだ。そこからの挽回で、さらにファンの指示を集める。筋肉質でもなく、ややポチャッとした体系だが、柔軟性に富んだ肩回りから繰り出されるパンチ、スクランブルからのギロチンなど、ガチガチの北米系とは違うチャンピオンだ。

セミに注目もムハマド・カリモフ、さらにマルセル・グラビンスキと対戦する13勝1敗のモルドバ人ミハイル・コートルツァ。4月にスーパーウェルター級王座に挑戦もローで敗れた元UFCファイター=イスマイル・ナルディエフの再起戦、さらに欧州、パンナム、アフリカと世界中でIMMAFのトーナメントを戦ってきたフランスのアクセル・ソラのプロ2戦目など、我々の知らないところで世界中が力をつけていることが伺えるラインナップとなっている。

■視聴方法(予定)
9月26日(日・日本時間)
午前2時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF54対戦カード

<BRAVE CFライト選手権試合/5分3R>
[王者]アミン・アユブ:69.85キロ
[挑戦者]アハメッド・アミール:70.2キロ

<130ポンド(58.87キロ)契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ:58.7キロ
ブライン・オドリスコール:58.65キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
マルチン・バンデル:79.2キロ
マゴメド・アキスカノフ:79.8キロ

<スーパーライト級/5分3R>
マルセル・グラビンスキ:75.2キロ
ミハイル・コートルツァ:75.2キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ:79.45キロ
オーリ・サンタラフティ:79.7キロ

<女子ストロー級/5分3R>
エベリーナ・ヴォンジニアク:52.4キロ
サミン・カマル・バイク:52.0キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
アクセル・ソラ:79.3キロ
バブジニエツ・バルトニック:78.8キロ

<バンタム級/5分3R>
ビラル・ティプサエフ:61.55キロ
グレン・マクベイ:61.65キロ

<フェザー級/5分3R>
オマール・ソロモノフ:66.2キロ
ハファエル・ウドソン:65.55キロ

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【BRAVE CF49】チーム・バーレーン=KHK MMA所属のフランス人、金の卵ソラが肩固めでデビューV

<スーパーウェルター級/5分3R>
アクセル・ソラ(フランス)
Def.1R4分59秒by 肩固め
クイッティ・ベガイ(イタリア)

サウスポーのソラが左をまず当てる。ベガイはローを見せるが、ダブルレッグでテイクダウンを奪ったソラがハーフでワキを殴る。下から首を引き寄せるベガイはエルボーを被弾し、右目尻をカット。懸命にしがみつくばかりのベガイに対し、ソラは立ち上がってパウンドを落とし、今度は逆側の右足を抜いてハーフに。正座しパンチ、続いてエルボーを落としたソラが残り40秒でマウントに。暴れたベガイが足を戻すが、ソラは起き上って思い切りパンチを落としてパスから肩固め──ラウンド終了を迎えるかと思いきや、残り1秒でベガイがタップ。

フランス人ながらIMMAF世界王者からKHK MMA所属となった金の卵が一本勝ちプロデビューを飾った。


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