カテゴリー
o UFC グロリア・ジ・パウラ ボクシング ミーシャ・テイト

UFC on ESPN49:メインイベント・ホリー・ホルム vs. マイラ・ブエノ・シウバ

女子バンタム級5分5R。ホルム3位、シウバ10位。

膠着状態にあった女子バンタム級。ヌネスの引退→王座返上により、にわかに上位ランカーにタイトル取得のチャンスが出てきた。現ランキング1位はペーニャ、2位はペニントン。

ホルムがロンダを破りタイトルを獲得したのは8年前。その後は5勝6敗と負け越しているが、6敗のうち4敗がタイトル戦でのもの。ここ4戦では3勝1敗で、負けたヴィエイラ戦もメディアのほとんどがホルムを支持する偏った内容のジャッジだった。それ以外の負けた相手のほとんどはすでにUFC女子バンタム級ランキングにはおらず、現ランカーで唯一いるジャーメイン・デ・ランダミー戦はフェザー級での試合。ランキングこそ3位だが、2位ペニントンには勝っており、タイトルに非常に近いところにいる。言わずと知れた元ボクシング世界王者ではあるが、ここ最近は四つからのテイクダウン→押さえ込みスタイルでの勝利が多い。女子最年長の41歳。

シウバは女子フライ級では2勝2敗1分けと平凡な戦績だったが、バンタム級に上げてからは3連勝。グラップラーで、10勝中7つの一本勝ちがある。特に下からの攻めが強く、UFCでの4一本勝ちもすべて下からの仕掛け。が、反面安易に下になりやすい。以前は打撃が強くなかったが、前戦はストライカーのリナ・ランズバーグ相手に打撃で上回る場面もあった。31歳。

本来はこの試合からバンタム級に戻すミーシャ・テイトがシウバと対戦予定だったが、テイトが欠場。トップ3ランカーのホルムが試合機会を求めて代役に名乗りを上げた経緯がある。その時はまだヌネスの引退前だった。引退後であれば、ランキング下位のシウバ戦に名乗りを上げることはなかったかも知れない。シウバにとってはビッグチャンス。

飛び込んでパンチを入れたホルム。シウバインロー。またパンチ連打で飛び込むホルム。一転タックルへ。ケージに押し込んだ。膝を入れていく。ホルム自ら離れた。前に出てきたシウバ。ケージを背負ったホルムだが、飛び込んでパンチの連打を入れる。また組みに来たホルム。シウバ首相撲から膝。そのままケージに押し込んだホルム。肘を入れて離れた。詰めたシウバが逆に肘を入れた。またタックルに入るホルムだが止めたシウバ。ホルムミドル。残り1分。ホルムの蹴りをキャッチしたシウバがケージまで詰めて肘。しかしホルム組んでタックルへ。ホルムケージに押し込みながらコツコツ膝。ホーン。

1R手数&押し込みのコントロールでホルム。シウバ意外と打撃で対抗できている。

2R。詰めたシウバだが、ホルム組んでまたケージ押し込み。レベルチェンジしてタックルへ。シウバスルっとニンジャチョーク!がっちり入った!ホルムタップ!

シウバジャイアントキリング達成。一気に次期タイトル争いに名のりを挙げた。ニンジャチョークでの勝利はUFCとの契約を決めたコンテンダーシリーズの試合以来。バンタム級4連勝、3連続一本勝ち。交際中の元UFC女子ストロー級ファイター・グロリア・ジ・パウラと抱き合って勝利を祝う。

ホルムはタイトル陥落したミーシャ・テイト戦以来、キャリア2度目の一本負け。

カテゴリー
MMA o RIZIN UFC カイル・ネルソン キック グロリア・ジ・パウラ マイク・マロット 浅倉カンナ

UFC289:第1試合・ディアナ・ベルビタ vs. マリア・オリベイラ

女子ストロー級

ルーマニアのベルビダは現在カナダ在住の地元ファイター。メインカードに登場するマイク・マロット、カイル・ネルソンと同じハウス・オブ・チャンピオンズMMA所属。UFCデビューから2戦はフライ級で2連敗。3戦目からストロー級に落とし、170cmの長身から繰り出す打撃で圧倒し判定勝ちしたが、前戦はUFC0勝2敗のグロリア・ジ・パウラのテイクダウン狙いをほぼ防いでいたが、打撃のヒット数が僅差でどちらに入ってもおかしくない接戦の末判定負け。柔道・拳法・キックがバックボーン。26歳。

オリベイラはUFC1勝2敗だが、1勝の相手はベルビダに勝っているグロリア・ジ・パウラ。2017年のRIZINスーパーアトム級GPに出場、初戦は判定勝ちしたが、準決勝で浅倉カンナに腕十字で一本負け。UFCでも簡単にテイクダウンを許し、グラウンドで下になるとリカバリーがなく敗れている。26歳。

打撃戦。パンチの打ち合い。両者パンチを思い切り振っている。ベルビダワンツーロー。間合いが近く、パンチが当たる距離。オリベイラ飛び膝。ベルビダの右がヒット。ジャブ。オリベイラテンカオ。首相撲に捕らえたベルビダだが、オリベイラニータップでテイクダウン。ガードを取るベルビダ。下から三角を狙うが防ぐオリベイラ。下から肘を入れるベルビダ。立とうとするベルビダだがオリベイラ立たせず上から鉄槌。ケージ際まで移動し下から蹴り上げるベルビダ。オリベイラストレートフットロック。が、外したベルビダが上に。オリベイラすぐにスクランブルを仕掛けて立つ。離れ際に首相撲からの膝を入れたベルビダ。右左右のコンボを打ち込むベルビダ。連打で先手を取るベルビダ。ホーン。

1R打撃の手数でベルビダ。

2R。打撃戦からオリベイラすぐにテイクダウン。倒した。ガードのオリベイラ、ラバーガードに捕らえて下から肘を入れる。オリベイラ鉄槌。じわじわケージ際まで移動したベルビダ。ケージを使って立つが、オリベイラはボディロックからテイクダウン狙い。ケージでこらえるベルビダ。パンチを入れて抵抗するベルビダ。オリベイラ動きがなく膠着気味。差し返したベルビダ。ボディに膝を入れていく。両脇を差して膝を入れると逆に押し込むベルビダ。オリベイラは動きがない。ブレイク。大振りのフックを打ち込むベルビダ。オリベイラの蹴りをキャッチするとまたケージに押し込みボディに膝。後方に倒してテイクダウン。肘を入れるベルビダ。ホーン。

2Rは完全にベルビダ。

3R。パンチで出るベルビダ。3連コンボヒット。ボディ・顔面にパンチを入れて出る。組むオリベイラだがケージに押し込まれる。引き剥がし離れたオリベイラオリベイラテンカオ。オリベイラ組んでテイクダウンを狙ったが防いだベルビダ。ケージに押し込むオリベイラだが脇を差されている。離れた。右をヒットさせたベルビダ。オリベイラバック肘。ベルビダが手を出していく。オリベイラは後手後手になっている。積極的に手を出していくベルビダ。飛び膝をジャブでストップされたオリベイラ。また飛び膝。ヒットしたが浅い。また飛び膝。残り1分。ひたすら飛び膝だが、さすがに読まれた。オリベイラタックル。切られる。手数を出していくベルビダ。オリベイラまた飛び膝。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でベルビダ勝利。1Rはテイクダウンから上を取ったオリベイラに入れたジャッジもいたか。

地元ベルビダ、スタンドでの手数・積極性で勝利。倒す打撃はなく、やや前半は簡単にテイクダウンされすぎではあったが、後半は警戒してテイクダウンを許さなかった。

オリベイラは連敗で1勝3敗に。

カテゴリー
INVICTA o UFC グロリア・ジ・パウラ ケイ・ハンセン

UFC on ESPN38:第1試合・バネッサ・デモポロス vs. ジン・ユ・フレイ

女子ストロー級

デモポロスはUFC1勝1敗。デビュー戦はフライ級でJJ・アルドリッチに完敗したが、2戦目はパンチでダウンし、パウンドを打ち込まれたところで抱え十字を仕掛けて一本勝ち。

元Invictaアトム級王者のフレイはここまで2勝2敗。ただし、勝ったグロリア・ジ・パウラと、UFCデビュー戦で敗れたケイ・ハンセンはリリースされており、現在もリリースギリギリのポジションでいることには代わりはない。

フレイがプレッシャーをかけていく。デモポロスの蹴りをキャッチして軸足を払い倒すがグラウンドには付き合わない。1Rはフレイが打撃で攻勢。

2Rもフレイが打撃で出ていく。デモポロスタックルを切られて引き込むがフレイ付き合わず打撃で攻める。ケージに詰めてパンチ連打を打ち込む。デモポロスも右オーバーハンドを打ち込み打撃で対抗。ケージに押し込み肘を打ち込んだ。ホーンと同時に座り込むデモポロス。

2Rもフレイ。デモポロス後半打撃で盛り返してきたが、勝つにはフィニッシュが必要。

3R。デモポロス組み付いてケージに押し込みながら膝を入れる。シングルレッグから尻クラッチしてテイクダウンを狙ったが差し替えしたフレイ。離れた。フレイの左がヒット。右オーバーハンドをひたすら振り回すデモポロスだが大振りすぎるしさすがにヒットしない。デモポロスタックルへ。シングルレッグ。こらえたフレイ。デモポロスボディに膝。しかし時間が過ぎていく。最後に離れて打ち合うが、フレイの左ストレートが連続でヒット。タイムアップ。

29-28フレイ、29-28デモポロス、30-27デモポロス。スプリットでデモポロス勝利。

30-27つけるジャッジがいるならフレイだと思ったが…。

カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC ESPN37 UFC274   エイドリアン・ヤネツ カイル・ダウカウス カルヴィン・ケイター グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ケヴィン・ホランド コンバット柔術 ジェレマイア・ウェルス ジャスティン・ゲイジー ジャスミン・ジュスダヴィチェス ジョシュ・エメット ジョー・ローゾン ダミール・イスマグロフ トニー・ケリー ドナルド・セラーニ マリア・オリヴェイラ

【UFC ESPN37】計量終了 メインに問題なし。コメインはファイトジャンキー対決=セラーニ✖ローゾン

【写真】意識さえ残っていれば、両者揃って試合後も笑顔を浮かべていそうだ(C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)にテキサス州オースチンのムーディー・センターで開催されるUFC on ESPN37「Kattar vs Emmett」の計量が、17日(金・同)に行われている。

メインのフェザー級5回戦で戦うカルヴィン・ケイターとジョシュ・エメットの両者をはじめ、14試合出場の28選手中27人が計量を無事終えている。

唯一の失敗は、プレリミのバンタム級でエイドリアン・ヤネツと対戦するトニー・ケリーだった。ケリーは1ポンドオーバー規定をさらに1.5ポンド上回り、ファイトマネーの20パーセントがヤネツに支払われキャッチウェイトでこの一戦は実施される。


そんな今大会はドナルド・セラーニ✖ジョー・ローゾンというファイトジャンキーマッチがコメインで組まれている。4月30日の大会から1週間後のUFC274にリスケされ、共に計量をパスしながらセラーニが大会当日に体調不良に陥り試合がキャンセルされたローゾンとの一戦が40日遅れで実現する。

2019年9月のジャスティン・ゲイジー戦以来となるライト級でのファイト。近年は緩いコンバット柔術の試合に出るなど、マイペースでMMAファイター人生を謳歌していた感のあるセラーニだが、ここにきてライト級でのファイトは現在5つを数える連敗を脱出へ強い意志の表れか。

一方のローゾンは2019年10月以来の実戦復帰で、53戦目のセラーニに対し44戦目となる。互いに勝っても負けても激しいファイトが信条なだけに、相当にダメージが蓄積されているが、ここはもう両者揃ってセラーニはセラーニを──ローゾンはローゾンを貫き通すためにオクタゴンに足を踏み入れるのであろう。

「(前回の対戦予定時に)なぜか、ファイトが行われないという予感がして。それが現実となった。でも、今回はそんな予感は全くしない。ファイトは実現する」と会見で語っていたローゾンは体重計の上で無事パスを確認するとニンマリと笑顔を浮かべて、ガッツポーズをとった。

一方、「前回は過去に経験したことがない病状が出ていたけど、大丈夫な降りをしていた。何か食あたりがあったのか、でも午前3時にドクターの診断を受け試合が無理になった」と真相をメディアデーで話していたセラーニは、ローゾンから11人後にスケールに乗った。目も窪み、頬を相当にこけているがパスをすると同時に笑顔で、ローゾンと同じようにセラーニもガッツポーズ。恐らくは試合終了のホーンを聞くことはないであろう両者の一戦、試合後は清涼感を持って彼らに目をやることができるのか。ビター&スウィート、感傷的になる可能性も十分にあるだろう。

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN37対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 155ポンド(70.31キロ)
ジョー・ローゾン: 154.75ポンド(70.19キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ケヴィン・ホランド: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 184ポンド(83.46キロ)
アルベルト・デュラエフ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ: 155ポンド(70.31キロ)
グラム・クタテラデス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 185.5ポンド(84.14キロ)
グレゴリー・ホドリゲス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
トニー・ケリー: 137.5ポンド(62.36キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 124.75ポンド(56.58キロ)
ナタリア・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス: 171ポンド(77.56キロ)
コート・マックギー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス: 145ポンド(65.77キロ)
ヒカルド・ラモス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ: 115ポンド(52.16キロ)
マリア・オリヴェイラ: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)
エディ・ワインランド: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ: 185ポンド(83.91キロ)
デロン・ウィン: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイル・ダウカウス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・デリツ: 185.5ポンド(84.14キロ)

The post 【UFC ESPN37】計量終了 メインに問題なし。コメインはファイトジャンキー対決=セラーニ✖ローゾン first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN37 カイル・ダウカウス カルヴィン・ケイター ギガ・チカゼ グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ケヴィン・ホランド ジェレマイア・ウェルス ジャスミン・ジュスダヴィチェス ジョシュ・エメット ダミール・イスマグロフ ダン・イゲ ドナルド・セラーニ マイケル・ジョンソン マックス・ホロウェイ マリア・オリヴェイラ

【UFC ESPN37】激闘必至。耐久力&精神力のケイター✖右オーバーハンド&左フックとジャブのエメット

【写真】えげつない戦いになることは予想されるケイター✖エメット (C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)にテキサス州オースチンのムーディー・センターでUFC on ESPN37「Kattar vs Emmett」が開催される。今大会は米国では3月のUFC ESPN33以来、3カ月振りにPPVショー以外でUFC APEXを離れ有観客で実施される。

そんなテキサス大会のメインはカルヴィン・ケイター×ジョシュ・エメットのフェザー級の一戦だ。


今年の1月に上昇一途だったギガ・チカゼを破ったケイターと2019年3月のマイケル・ジョンソン戦から4連勝中のエメット、激しい打撃のやりとりが予想されるマッチアップとなった。

ケイターは組みを織り交ぜて、相手を削る術も身に着けている。とはいえ、5Rの長丁場は自らの体力の消耗も激しく、打撃戦でも組み合いでも疲弊することは絶対だ。ケイターの強味は、疲れることを覚悟のうえで攻撃することで、高い圧力を維持できることだ。

対してエメットといえば、レスリングがベースのファイターらしく踏み込んでの右オーバーハンドが代名詞だ。それも序盤にテイクダウンを見せておいて、相手に組みの防御をインプットさせてから放ち、ただ強振しているわけではない。

自分が打たれるリスクがあるなかで躊躇なく打てるエメットは、返しの左フックも強力の一言だ。打撃戦に少しでも相手の気持ちが引けると、すかさずテイクダウンを織り交ぜ、結果的に右オーバーハンドの精度が上がるという勝利の方程式を持つ。

さらにエメットが厄介な点は威力十分な右を持っていながら、警戒した相手の踏み込みに、本人が一番の得意技と言う左ジャブを合わせる技術を持ち合わせていることだろう。

そんなエメットにとって気がかりな点が、UFCでは5R戦の出場は1度だけで──その際は2Rで敗れている──キャリアを通して25分間を戦ったのはローカルショーのタイトル戦1試合のみ、6年7カ月も前の話だ。

対してケイターはダン・イゲ、敗れたとはいえマックス・ホロウェイ、そして前述したチカゼ戦と3試合連続で5Rを戦い切っている。ケイターは5回戦で序盤からハイペースで戦うことが経験上できるが、エメットがパワフルな打撃とレスリングを3R制と同じように仕掛けることができるか。

打たせて疲弊させる術も身につけているケイターは、チカゼ戦でも最後の1分でヒジ打ちを連打し耐久力と精神力の強さを見せつけた。

そんなケイターに対し、一発で終わらせることができるエメット。両者が駆け引きを駆使つつ突破口を攻めることに求め、結果激しい打ち合いに発展することが予想されるメインだ。

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN37対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
ジョシュ・エメット(米国)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
ジョー・ローゾン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー(米国)
アルベルト・デュラエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)
グラム・クタテラデス(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス(米国)
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
トニー・ケリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
コート・マックギー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
マリア・オリヴェイラ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
ヒカルド・ラモス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
エディ・ワインランド(米国)

<ミドル級/5分3R>
カイル・ダウカウス(米国)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ(米国)
デロン・ウィン(米国)

The post 【UFC ESPN37】激闘必至。耐久力&精神力のケイター✖右オーバーハンド&左フックとジャブのエメット first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o UFC エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター キック ギガ・チカゼ グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジェレミー・スティーブンス ジム・ミラー ジョシュ・エメット ドナルド・セラーニ マックス・ホロウェイ ユライア・フェイバー

UFC on ESPN37:オッズ/予想と展望

カルヴィン・ケイター 1.43
ジョシュ・エメット 2.90
ドナルド・セラーニ 1.61
ジョー・ローゾン 2.45
ティム・ミーンズ 3.20
ケビン・ホランド 1.36
ホアキン・バックリー 2.80
アルベルト・デュラエフ 1.45
ダミア・イスマグロフ 1.65
グラム・クタテラーゼ 2.35
ジュリアン・マルケス 2.50
グレゴリー・ホドリゲス 1.59
エイドリアン・ヤネス 1.31
トニー・ケリー 3.50
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.42
ナタリア・シウバ 2.95
コート・マッギー 1.83
ジェレマイア・ウェルズ 2.00
リカルド・ラモス 1.33
ダニー・チャベス 3.35
マリア・オリベイラ 3.15
グロリア・ジ・パウラ 1.38
エディ・ワインランド 5.00
コーディ・スタマン 1.18
フィル・ホーズ 1.38
デロン・ウィン 3.10
ロマン・ドリーゼ 3.00
カイル・ドーカス 1.40

久々にUFC APEXを離れて、客入れで行われるファイトナイト。セミ前に出場するケビン・ホランドがテキサス在住の地元ファイター。

メインはフェザー級ランカー対決。4位のケイターは昨年1月にマックス・ホロウェイと対戦。不動のランキング1位・ホロウェイ相手に打撃で一方的にやられる展開で、あまりにも打たれすぎて、逆に打たれ強さが評価される内容だったが完敗。ダメージを負ったこともあって1年のブランクとなった今年1月には、UFCデビューから7連勝中の元キック王者ギガ・チカゼと対戦。オッズはアンダードッグだったが、序盤から間合いを詰めて打撃戦で消耗させる作戦が功を奏し、下馬評を覆す判定勝ちでタイトル挑戦圏内に生き残った。

相手のエメットは7位。アルファメール所属で、師匠ユライア・フェイバーを彷彿させるステップからアグレッシブに攻めるスタイルで、地味ながらフェザー級で6勝1敗と高いアベレージを残している。もともとノーランカーの時に、ランキング3位のリカルド・ラマスをKOして一気に上位ランカーとなっていたが、次戦でジェレミー・スティーブンスにKO負けし、その後4連勝しているが、相手はすべてランキング下位の選手。

ともにレスリングバックボーンのストライカー。UFC無敗のチカゼを破ったこともあって、オッズではケイターの評価が高い。

ケイター判定勝ち。

セミに出場するセラーニは、現在ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーに並んでUFC史上最多23勝をマークしていて、勝てば単独1位となるチャンス。が、一方で現在6戦続けて勝ち星がなく、負ければ記録更新できないままリリースが濃厚。勝てば天国だが負ければ地獄のマッチメイク。

第1試合開始は19日朝5時。遅くとも午前中には終わるので、同日のTHE MATCHも見る場合は、オープニングマッチから問題なく見られる。

速報します。

カテゴリー
Column MMA MMAPLANET o UFC UFN201   アブドゥル・ラザク アラン・ボドウ カイル・ダウカウス ガブリエル・ベニテス クリスチャン・ロドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジム・ミラー ジャマール・ヒル ジョニー・ウォーカー ステファニー・エッガー チェス・スケリー チャド・アンヘリガー デヴィッド・オナマ ニコラズ・モッタ パーカー・ポーター マーク・ストリーグル

【UFN201】試合結果 ヒル大勝、ストリーグル完敗、エッガー&オナマがパフォーマンス・ボーナス!!

【写真】サウスポーからオーソにし、初弾でジョニー・ウォーカーを沈めたヒル(C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN201:UFN on ESPN+59「Walker vs Hill」が開催された。

メインのライトヘビー級でジャマール・ヒルが、ジョニー・ウォーカーをKOしオクタゴン戦績を4勝1敗とした。

UFC39戦目を迎えたジム・ミラーは右のカウンターでニコラズ・モッタをKOしUFCで23勝目を挙げた。UFC2戦目となったマーク・ストリーグルは、チェス・スケリーに2RでTKO負け。2試合連続のKO負けで、厳しい状況に。また勝者スケリーは試合後のインタビューで引退を発表している。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャマール・ヒル、カイル・ダウカウス、デヴィッド・オナマステファニー・エッガー

UFN201:UFN on ESPN+59「Walker vs Hill」
<ライトヘビー級/5分5R>
○ジャマール・ヒル(米国)1R2分55秒
KO
詳細はコチラ
×ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
<195ポンド契約/5分3R>
○カイル・ダウカウス(米国)1R4分59秒
ダースチョーク
×ジェイミー・ピケット(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○パーカー・ポーター(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アラン・ボドウ(フランス)
<ライト級/5分3R>
○ジム・ミラー(米国)2R1分59秒
TKO
詳細はコチラ
×ニコラズ・モッタ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
○ジョアキン・バックリー(米国)3R
判定
×アブドゥル・ラザク(米国)
<フェザー級/5分3R>
○デヴィッド・オナマ(ウガンダ)1R4分24秒
KO
詳細はコチラ
×ガブリエル・ベニテス(メキシコ)
<女子バンタム級/5分3R>
○ステファニー・エッガー(スイス)1R3分44秒
腕十字
詳細はコチラ
×ジェシーローズ・クラーク(豪州)
<フェザー級/5分3R>
○チェス・スケリー(米国)2R2分01秒
TKO
詳細はコチラ
×マーク・ストリーグル(フィリピン)
<女子ストロー級/5分3R>
○グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)3R
判定
×ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
<バンタム級/5分3R>
○チャド・アンヘリガー(カナダ)3R3分33秒
TKO
×ジェシー・ストレーダー(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョナサン・ピアース(米国)3R
判定
×クリスチャン・ロドリゲス(米国)
<バンタム級/5分3R>
○マリオ・バウティスタ(米国)3R
判定
×ジェイ・ペーリン(米国)


The post 【UFN201】試合結果 ヒル大勝、ストリーグル完敗、エッガー&オナマがパフォーマンス・ボーナス!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFN201 アブドゥル・ラザク アラン・ボドウ カイル・ダウカウス クリスチャン・ロドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジム・ミラー ジャマール・ヒル ジョニー・ウォーカー ステファニー・エッガー チャド・アンヘリガー ニコラズ・モッタ マーク・ストリーグル

【UFN201】キャリア51戦目、39度目のオクタゴンへ。ジム・ミラー「殴られたら、殴り返したくなる」

【写真】今も頂点を目指す戦いの輪に入っている。そこがよりジム・ミラーを格好良くさせる (C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN201:UFN on ESPN+59「Walker vs Hill」にジム・ミラーが出場し、ニコラズ・モッタと対戦する。

ジョニー・ウォーカー×ジャマール・ヒルのミドル級がメインの今大会、プレリミは7試合で女子のストロー級とバンタム級以外の男子の試合はフェザー級とバンタム級に集中している。

キャリア33勝6敗1NC、50戦を越えるキャリアのミラーは、モッタ戦がオクタゴン39戦目で、自ら最多出場記録を更新している。50戦を越えるキャリア、彼と同世代の選手も決して少なくない。ただし、UFCでこれだけ長く、キャリアの4/5を過ごしている。世界最高峰で、今の王座と挑戦としたヒエラルキーのなかで戦い続けるジム・ミラーに、その戦い続けられる理由を尋ねた。


──UFCで39戦目となるニコラズ・モッタ戦が土曜日に控えています。今の調子はいかがですか(※取材は現地時間の火曜日に行われた)。

「調子は良いよ。トレーニングキャンプもしっかりできた。もう、あとは戦うだけだ。本来、彼とは去年の9月に戦う予定だったけど、僕がコロナに感染してキャンセルになった。すっと彼と試合をするために準備をしてきたようものだよ」

──それにしても、ここまでUFCで戦ってきてまだ戦いたいと思えるものなのですか。

「今も楽しいからね。いつまでたっても、ファイトは何が起こるか分からないから楽しいんだ。俺は分かったなんてしたり顔で言うようになったら、もう戦えないよ。体に問題があれば楽しめないだろうし、練習も楽しんでいる。今は子供が4人もいて、ファイトが全てじゃない。やらないといけないことも増えた。でも、モチベーションを維持することは凄く簡単なんだ」

──ジムがモチベーションをキープする方法とは?

「キープする方法じゃないよ。殴られたら、殴り返したくなる。そういうことだよ。その気持ちがあれば戦い続けることができる。若かった頃のように戦いだけに集中するのは困難だけど、さっきも言ったように楽しいんだよ。だから、少しでも長い間楽しみ続けたい」

──数カ月に1度の試合のために、長くハードな練習を続けることも楽しめるということですね。それにしても若いファイターがどんどん出てきて、フィジカルモンスターのような選手も多いです。そのなかで年を重ねてなお彼らと戦う。どのようにして、そんな心と体を創っていけるのでしょうか。

「MMAはパズルだ。本当に色々なことを学ぶ必要がある。常に新しい武器を得ようと練習している。ジムで自分を成長させる。時には難しいこともあるよ。常に強くなり続けるなんてできないからね。それでも何かを学ぶ、何かを習う。そういう学生のような、探求心を持ち続けることが必要だと思う。その気持ちがなくて、ただ強くありたいなんて自分のエゴでしかないからね」

──MMAは時代とともに戦い方が変化しています。今やグラウンドの攻防が続くことは珍しく、寝て逆転を狙うよりも立ってイーブンに戻すことが主流です。スタンドでも、距離とタイミングをしっかりと見ていたのが、ガチャガチャと殴り合い、テイクダウン防御への意識が低く、倒されても立てば良い──レスリングに付き合って疲れることは回避する。それが現代MMAの戦い方になっているように感じます。しっかりと倒して、抑えていたジムからすると、このスタイルをどのように思っていますか。

「スポーツって常に変化するものだよ。僕だって変わる。だから新しい技術を身に着ける姿勢が必要なんだ。変化するというのは、そのスポーツにとって悪いことじゃないはずだ。それだけ新しくなっているということだしね。それが成長するということだと思うよ」

──なるほど。昔は良かったなどと言っていたら、38試合もUFCで戦えないですね。

「僕だって、昔は良かったと思うことはあるよ(笑)。2000年代の最初の頃のMMAを懐かしく感じることがね。素晴らしいファイターたちが、どの局面でも……そう、どんな状況でも戦いを回避するために動くんじゃなくて、戦っていた。それでも、戦い方は変わる。どのスポーツを見ても同じだ。皆が勝とうとする努力が、ゲームを変えるのさ。そうやって戦うモノとして、受け入れて戦うだけだよ」

──土曜日はジム・ミラーとして、どのような試合をファンに見せたいですか。

「ジム・ミラーらしい試合をしたい。戦うためにケージに入る。可能な限り圧を掛けて、ペースを握る。相手にミスをさせ、そこをつく。僕はプロMMAを50試合戦ってきた。次の試合が51戦目なんだ。簡単に勝てると思って、試合をしたことはない。そのために厳しい練習をし、自分を追い込んで試合に向かう。勝負を諦めない。そういう自分らしさを見せることができれば、最高だよ。

そうやっていること自体が楽しんだ。それが僕の人生。僕はプロフェッショナルファイターでいたいんだ。そうすることで自由を感じられる。僕は差、ある意味生き返った人間だから。重度の倦怠感を伴う病のおかされた時、そうUFC200でタカノリ・ゴミと戦った時、実は引退する準備をしていたんだ」

──えぇ、そうだったのですね!!

「でも体調が戻り、戦い続けることにした。あれ以来、いつ身を引いても構わないと思って戦っている。もう既に引退することを決めた人間だからね。幸運なことに、今も戦い続けることができている。この道を歩くことが楽しいんだよ。いつ、終わりになってもしょうがない。そう思っているからこそ、思い切り楽しんでいるんだ」

──だからこそ、皆、ジムの試合を見ると『まだ俺もできる。頑張ろう』という気持ちになれるんだと思います。

「ありがとう。そう言ってもらえると凄く嬉しいよ」

──そう思っている日本のファンに、一言お願いします。

「日本のMMAファンの皆が応援してくれることが本当に嬉しい。残念なことに、僕はまだ日本で試合をしたことがない。でも、将来的に日本で試合する可能性は残っている。ホント、日本のMMAがこのスポーツのために尽くしてくれたことに感謝しているんだ。皆、ありがとう」

■視聴方法(予定)
2月20日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFN201計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
ジョニー・ウォーカー: 206ポンド(93.44キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<195ポンド契約/5分3R>
カイル・ダウカウス: 193.5ポンド(87.77キロ)
ジェイミー・ピケット: 194ポンド(87.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)
アラン・ボドウ: 256ポンド(116.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 156ポンド(70.76キロ)
ニコラズ・モッタ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 183ポンド(83.00キロ)
アブドゥル・ラザク: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス: 148ポンド( 67.13キロ)
デヴィッド・オナマ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ステファニー・エッガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
チャス・スケリー: 146ポンド(66.22キロ)
マーク・ストリーグル: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ: 116ポンド(52.62キロ)
グロリア・ジ・パウラ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェシー・ストレーダー: 135ポンド(61.24キロ)
チャド・アンヘリガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイ・ペーリン: 136ポンド(61.69キロ)

The post 【UFN201】キャリア51戦目、39度目のオクタゴンへ。ジム・ミラー「殴られたら、殴り返したくなる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE PFL UAEW UFC UFN201   アブドゥル・ラザク アラン・ボドウ イ・ドギョム カイル・ダウカウス カイ・カラフランス クリスチャン・ロドリゲス グロリア・ジ・パウラ サイド・ヌルマゴメドフ ジム・ミラー ジャマール・ヒル ジョニー・ウォーカー ステファニー・エッガー チェス・スケリー チャド・アンヘリガー マーク・ストリーグル

【UFN201】計量終了 世田谷生まれ、慧舟會育ちのストリーグル。捲土重来&背水の陣のオクタゴン2戦目へ

【写真】レスリングのクラウチングでフェイスオフを行ったスケリーとストリーグル(C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN201:UFN on ESPN+59「Walker vs Hill」の計量が、18日(金・同)に行われた。

ジョニー・ウォーカー×ジャマール・ヒルのミドル級がメインの今大会、プレリミは7試合で女子のストロー級とバンタム級以外の男子の試合はフェザー級とバンタム級に集中している。


バンタム級が2試合、フェザー級が3試合も組まれたがプレリミメインでライト級から階級を落としてきたデヴィッド・オナマと対戦するガブリエル・ベニテスが 148ポンドと計量失敗し、ファイトマネーの30パーセントをカットされキャッチウェイトで戦うことになっている。

第2試合で顔を合わせるジョナサン・ピアースとクリスチャン・ロドリゲスは共に 145.5ポンドでクリアした。また第5試合ではマーク・ストリーグルが、オクタゴン2戦目をチェス・スケリーと戦う。

父親が世田谷のインタースクールの教師だった関係で、世田谷で生まれ育ち、高校生のときに慧舟會GODSでMMAを始めたストリーグル。サンディエゴへの大学へ進学するも、途中でプロMMAファイターに転身した。

Legend FC、ONE、URCCと日本で戦っていないのは不思議だが、アジア全域で戦ってきたストリーグルは過去にカイ・カラフランスやUAEWから今年のPFL CSに挑戦するイ・ドギョムらに一本勝ちを収めている。それでいて世界最高峰の水は全く甘くなく──UFCでは一昨年10月の初陣でサイド・ヌルマゴメドフに51秒TKO負け。今回は捲土重来もしくは背水の陣でのスケリー戦となる。

■視聴方法(予定)
2月20日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
ジョニー・ウォーカー: 206ポンド(93.44キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<195ポンド契約/5分3R>
カイル・ダウカウス: 193.5ポンド(87.77キロ)
ジェイミー・ピケット: 194ポンド(87.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)
アラン・ボドウ: 256ポンド(116.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 156ポンド(70.76キロ)
ニコラス・モッタ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 183ポンド(83.00キロ)
アブドゥル・ラザク: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス: 148ポンド( 67.13キロ)
デヴィッド・オナマ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ステファニー・エッガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェス・スケリー: 146ポンド(66.22キロ)
マーク・ストリーグル: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ: 116ポンド(52.62キロ)
グロリア・ジ・パウラ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェシー・ストレーダー: 135ポンド(61.24キロ)
チャド・アンヘリガー: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイ・ペーリン: 136ポンド(61.69キロ)

The post 【UFN201】計量終了 世田谷生まれ、慧舟會育ちのストリーグル。捲土重来&背水の陣のオクタゴン2戦目へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC UFC ESPN28 キック グロリア・ジ・パウラ シャイアン・ベイス

【UFC ESPN28】パウラの立ち上がり際にハイキック決めたベイス妻が、マウントパンチで60秒TKO勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
シャイアン・ベイス(米国)
Def.1R1分00秒by TKO
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

右オーバーハンドを振るうベイスが、パンチのコンビネーションから組みついてボディロックテイクダウンを奪う。パウラはクローズドガード、割ったバイスが立ち上がって離れる。続いて起き上ろうとしたパウラに左ハイを決めたベイスは、両手を挙げて勝利をアピールする。

レフェリーが試合を止めないと見ると、ベイスはレスリングアップのパウラを潰してマウントを奪取。左のパンチを連打したベイスがTKO勝ちを決め、伴侶であるJPと抱き合い、勝利を喜んだ。


The post 【UFC ESPN28】パウラの立ち上がり際にハイキック決めたベイス妻が、マウントパンチで60秒TKO勝ち first appeared on MMAPLANET.