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J-CAGE News Pancrase317 Pancrase318 ブログ 中島太一 堀江圭功 林源平 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase318】9月27日開催のパンクラス317はプロモーション史上初の無観客大会に

【写真】大会タイトルは317を越えろ!! (C)PANCRASE

4日(金)、27日(日)に東京都江東区のスタジオイーストで開催されるPancrase318を無観客大会で行うことをパンクラスが発表した。

現状、少人数開放もしくは無観客PPV、あるいは両者の性格を併せ持った大会実施がスポーツ界及びエンターテイメント界の流れであるなかで、パンクラスは無観客を選択した。

その理由には関して、プレリスリリースでは「弊社では大会前・大会開催時・大会後と、すべてのフェーズにおいて、我々なりに最善を尽くし、出来る事を最大限に行って参りました。しかしながら、いつ・誰が・どこで・どの様に感染してしまうのか? どう対策・対処すべきなのか? 未だ明確な答えといえるものがない中で、我々の格闘技業界はもちろんの事、全てのスポーツ、イベント、エンターテインメントに至るまで、今後どのように対策・対処すべきか、まさに手探り状態であり、日々死活問題とも言えるような厳しい状況で活動を強いられております。こうした状況下、パンクラスでは選手・ファンの皆様の安全を第一に考えて、今この時期に来場型イベント開催は難しいと判断に至りました」という説明がなされている。

同大会より、当日計量とテンポラリー階級を用いることも決まっている同大会のイベント名を「Owltech presents PANCRASE 318 -Beyond317-」とした。陽性者がありイベントが当日中止となった317大会を越えろ!──という意志の表れ、だ。そんなPancrase318では暫定ライト級KOP王座決定戦=雑賀ヤン坊達也✖林源治、フェザー級次期挑戦者決定戦=中島太一✖堀江圭功などがマッチアップされている。


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J-CAGE News Pancrase317 ブログ 酒井正和

【Pancrase317】中止となったPancrase317出場予定選手、ファンへの配慮を発表

【写真】今後、パンクラス以外も今回のようなことは起こりうる。試合数、会場入り時間、会場での他チーム及びスタッフとの動線など、各プロモーションはより考えて大会を行うことが、チケットを購入してくれるファンに安心感を持ってもらえることになるのではないだろうか。そのうえで現状、感染することは社会事象であることは明記しておきたい (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催される予定だったPancrase317が出場選手に新型コロナウィルス陽性者が出たため中止になった件で、24日(月)にパンクラスから「選手及びお客様のケア」として、酒井正和代表の言葉として以下のような発表があった。

「8月23日パンクラス317へ参戦予定だった全選手に、ファイトマネーの全額支給と、チケット全額返金を致します。試合が出来無かった選手の場を確実に提供出来る様に
調整しています。今週中に発表できると思います」


01:ファイトマネーは当日出場予定でした全選手にお支払いします。
02:チケット代金は返金致します。当日券をご購入の方は以下をご参照下さい。
【返券について】
1:券を事務所に9月9日(水)までの必着
2:〒160-0023 新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル14階 パンクラス「返券係」
3:普通郵便以外を推奨
4:券を切ってあるものは無効
5:振込口座をメモしたものを同封
6:事務所到着から1週間以内に振り込み

また組まれていたカードは、今後の大会に振り分けて行う予定で調整がつき次第に改めて発表されるとのことだ。

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J-CAGE News Pancrase317 ブログ

【Pancrase317】新型コロナウィルス陽性者が出て、パンクラス317が中止に

【写真】会場は撤収作業が進められていた(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催される予定だったPancrase317が、出場選手に新型コロナウィルス陽性者が出たことで中止になった。

団体公式発表はまだないが、会場の様子からも中止は事実。予定されていた動画配信も中止となり、「本日選手から抗原検査で陽性者が発生したので大会を中止させて頂きます。誠に申し訳ございません」という書き込みがPANCRASE_MMAという投稿者によってなされている。

現地の関係者によると、当日の抗体検査で陽性者が出たことで抗原検査が行われ、ここでも陽性だったため、中止を決定した模様だが──正式発表を待ちたい。


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Interview J-CAGE NEXUS18 Pancrase317 ブログ 山本空良 山田峻平

【Pancrase317】パンクラス内NEXUSマッチ、注目選手を山田代表に訊く──「山本空良選手です!!」

【写真】昨年11月のNEXUSで勝利した時の山本空良 (C)PANCRASE

23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase317では、プレリミとメインカード終了後にNEXUSファイトとアマの試合が組まれている。

NEXUSファイトとは、その名の通りFighting NEXUSの試合ということになる。8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市内で新型コロナウィルス感染でクラスターが発生し中止となった。

同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラスのなかでNEXUSファイトして戦うことが可能になった。山本天良、shinなど──まさにコロナ時代だからこそ実現したプロモーションを越えての試合のスライド。ここではNEXUSの山田峻平代表の事の成り行きと、NEXUSファイトの見所を尋ねた。


──「八王子超人祭り!」がリングで開催予定だったので、中止のリリース等も熟読しておらず、パンクラスでNEXUSの試合が行われることを存じ上げていませんでした。

「全然、構わないですよ。八王子は主催者判断で中止としました。でも選手が試合ができないのは気の毒で、パンクラスの坂本靖さんに相談し差し込ませてもらったんです。NEXUSどうこうでなく、とにかく選手に試合の場を創らないといけないと思い、普段から仲良くさせていただき、信頼関係のある靖さんと話がまとまった感じです。

僕も実際、できると思っていなくて本当に感謝しています。パンクラスの舞台に出られるということで選手たちも喜んでいますし。ここで活躍して、パンクラスで戦えるようになってほしいです」

──パンクラスのYouTube配信から、そのままNEXUSの試合を視聴するファンもいるはずです。ぜひ、見所をお願いします。

「一番見て欲しいのは山本空良選手です。山本喧一選手の息子で、親子鷹ですね。空良君は敬語で会長って呼んでいで、ヤマケンさんも空君には人一番厳しい。でも、しっかりとした信頼関係があるので、二人三脚でやってきて──結果も残してきた。ぜひとも見て欲しいです。

先ほども言いましたが、ここで勝ってパンクラスで戦えるようになってくれればと。生活の全てを格闘技に費やしている親子なので、ぜひ注目してください」

──山本選手以外、他にもいますか。

「いやぁ、そうなるともう皆になってしまうので……ホントに名前を挙げるのは難しいです」

──そこを何とか!

「強いて言えば、です。ホント皆が横一線なので……曾我英将ですかね。DEEPで勝てなくて、NEXUSでも最初は勝てなくて。それが勝てるようになってきたので、ここで勝てば次のステップに進めます」

──ではNEXUSの興行は今後、どのような状態ですか。

「アマチュアは来週、8月30日に大森のゴールドジムで行い、プロは昨日決定したのですが12月30日にGENでやります。これはケージ大会です。緊急事態宣言が再び出されない限り会場は貸してもらえるでしょうし、今から力を入れて創っていきたいです。フェザー級トーナメントは韓国人選手が招聘できるようになるまでペンディングになっていますが、ライト級のトーナメントも考えていますし、その方が早くチャンピオンが生まれるかもしれないですね」

■ Pancrase317計量結果

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝:66.6キロ
拳勇:69.25キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin:65.75キロ
鎌田拳司郎:65.2キロ

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之:56.8キロ
曾我英将:56.9キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真:60.95キロ
林健太:60.55キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純:65.85キロ
山本空良:65.45キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二:60.0キロ
谷育磨:60.7キロ

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一:65.65キロ
堀江圭功:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:69.95キロ
松本光史:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
神酒龍一:56.95キロ
荻窪祐輔:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし:61.45キロ
TSUNE:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.65キロ
高橋祐樹:65.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.5キロ
井島裕彰:52.5キロ

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵:52.45キロ
尾崎龍紀:52.6キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦:66.15キロ
齋藤拓矢:65.8キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁:60.8キロ
田中ハヤトスネ夫:61.3キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔:56.75キロ
高橋拓也:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:60.95キロ
粥川吏稀:59.7キロ

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J-CAGE News Pancrase317 TSUNE ブログ 中島太一 堀江圭功 春日井たけし 松岡嵩志 松本光史 田村一聖 神酒龍一 荻窪祐輔

【Pancrase317】計量終了 メインカード、プレリミ、NEXUSカード出場34選手が揃ってパス

【写真】バキバキボディを披露した堀江と、我関せずという雰囲気の中島(C)PANCRASE

22日(土)、明日23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase317の計量が新宿区の神宿サンエービルの会議室で行われた。


メインのフェザー級次期挑戦者決定戦に挑む、中島太一✖堀江圭功、ライト級では修斗世界王座を返上しパンクラス参戦を決めた松本光史✖松岡嵩志、フライ級の神酒龍一✖荻窪祐輔、バンタム級の春日井たけし✖TSUNEとステップアップ&サバイバルを賭けた一戦が並ぶ同大会。

メインカード終了後にはFighting NEXUSのカードが並ぶなど、新しい試みも見られるなか出場予定の34選手が計量をパスしている。

■ Pancrase317計量結果

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝:66.6キロ
拳勇:69.25キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin:65.75キロ
鎌田拳司郎:65.2キロ

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之:56.8キロ
曾我英将:56.9キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真:60.95キロ
林健太:60.55キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純:65.85キロ
山本空良:65.45キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二:60.0キロ
谷育磨:60.7キロ

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一:65.65キロ
堀江圭功:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:69.95キロ
松本光史:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
神酒龍一:56.95キロ
荻窪祐輔:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし:61.45キロ
TSUNE:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.65キロ
高橋祐樹:65.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.5キロ
井島裕彰:52.5キロ

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵:52.45キロ
尾崎龍紀:52.6キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦:66.15キロ
齋藤拓矢:65.8キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁:60.8キロ
田中ハヤトスネ夫:61.3キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔:56.75キロ
高橋拓也:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:60.95キロ
粥川吏稀:59.7キロ

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Interview J-CAGE Pancrase317 ブログ 中島太一 堀江圭功

【Pancrase317】堀江圭功との挑戦者決定戦へ、中島太一「若さ故の自信って良いですね。アッハハハ」

【写真】削り合い、覚悟を決めてデカゴンへ (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

23日(日)、東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317。メインでフェザー級KOP王座への挑戦権を賭けて中島太一が堀江圭功と対戦する。

日本に投資する以前のONEと契約も試合の機会を求めてフリーエージェントに。次に選んだ戦場はWSOF-GCを経て最恐ACB(現ACA)だった。

独特の感性で戦ってきた中島が、自身の一番の武器と言い切るボディロックに行き着き、そこからの発展形を目指してきた。国内では誰もが認める若き実力者の「倒れない。倒されても立つ」という自信の言葉を、中島は「若さゆえ」とぶった切った。


──堀江選手との試合に向けて、体調の方はいかがですか。

「体調はバッチリで過去最高に練習してきたし、考えてきたので準備は万端です」

──中島選手といえばもう1年9カ月ほど前になりますがEvolve MMAのトライアウトを受けるときに肩の調子が悪く、まるで力が入らないという症状に悩まされていました。その後も試合を重ねてきていましたが、肩の具合というのは?

「今は完璧に治りました。やっとです。2月のボリス・フェドロフ戦も完調ではなかったです」

──何か治療方法が見つかったのでしょうか。

「いえ、ずっと針はしていましたが、時間をかけて自然治癒力ですね。時間が解決してくれました。本当にようやくですね」

──中島選手が組み系のスタイルに転じたのは、肩の影響もあったのでしょうか。

「う~ん、打撃で倒したいという理想があり、ずっと追い求めていました。でも周囲から『お前は組みの選手だ』とは言われていて。実際僕自身、組みは得意だと思っていたのですが、なぜかしっくりこなかったです。

そんな時に小野島(恒太)さんに田村一聖選手との試合前から色々と教えてもらうようになり、それでも全然考えずに身体能力で勝とうとしていて。でもカイル・アグォン、ユータ&ロック戦と2連敗して、これは何とかしないといけないって考えるようになって……。

それで、ようやくですね……前回の試合から小野島さんに教えてもらっていることが理解できるようになったのは」

──小野島選手に教わり始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「小野島さんには僕が格闘技を始める前に出会っているんです。清水俊一さん繋がりで。めっちゃ強い人がいるなって思っていたのですが、それが何年かぶりにロータスの出稽古で会って。そこで一緒に練習しましょうって誘っていただき、なんかビビッてきたんです。

それから東中野のCombat Workout Diamondsジムで習っていて。小野島さんも僕のことを凄く真剣に考えてくれて、一緒にやっているとボディロックという僕の武器が見つかりました。ボリス・フェドロフの2週間ぐらい前に見つかったんです」

──2週間!!!

「小野島さんにその前の段階の動きから、ボディロックまでの流れを説明してもらって。『こうすれば良くないですか』と……そうしたら、ハマったんです」

──八隅選手との練習は?

「八隅さんにも週に2回、細かいところを教えてもらっています。僕がする質問に対して、しっかりと指導してくれます」

──ボディロックに関しては、青木真也選手は「そこから先がない。無限ループでしんどい試合になる」と評していました。

「ボリス戦はアレが作戦でした。あのボディロックをして崩して勝つ、それ以上は考えていなかったです。でも、あの試合を終えてから『これだけじゃチャンピオンになれない』と思ったので、その先のことは練習してきました」

──そして挑戦者決定戦という形で堀江選手と戦います。

「ボリス戦が終わってから、次は堀江選手だと思っていました。ずっと、その心構えで来ていました。彼は強いです。だから最悪のことを考えて練習してきたので、堀江選手のおかげでだいぶレベルアップできましたね」

──堀江選手からは『テイクダウンされる心配はない。しても立てば良い』という自信の言葉が聞かれました。

「うわぁっ、凄い自信ですね。若さ故の自信って良いですね。アッハハハ。僕も若い頃は調子に乗っていたので。まぁ、どう言われても僕の強みである部分で戦います。でも打撃の練習もしてきて──掴んだこともあるので、試合で出すのが楽しみです」

──堀江選手の強さはどこだと考えていますか。

「フィジカル、気持ちの強さ、そして突進力。そこに皆はやられてしまっています。でも細かいボクシングの技術があるわけではないので、何かミスをしない限り僕は貰わないです。

僕には彼がUFCで戦ったカナダ人(※ハキーム・ドワドゥ)のような戦い方はできないです。僕は1Rから疲れさせます。堀江選手も1Rは凄く強いですが、彼より動いて、とにかく疲れさせようと思います」

──つまりは中島選手も疲れる試合だということですよね。

「それはもう、覚悟できています。疲れますねぇ。ホントは一発で倒したいですけど、それが今はできないので。死ぬような苦しい戦いになる覚悟はできています。その上でフィニッシュする練習もしてきていますし。

最終的に僕がフィニッシュするなら、2R終盤以降ですね」

──挑戦者決定戦ということは、この先にISAO選手が控えています。

「もちろん意識はします。でも、そんなことを考えている余裕はないです。堀江戦に集中しています。堀江選手は誰も想っているように強いです。でも僕の何が何でも勝つっていう執念が、試合で分かってもらえると思います。僕が勝ちます」

■Pancrase317対戦カード

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝(日本)
拳勇(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin(日本)
鎌田拳司郎(日本)

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之(日本)
曾我英将(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真(日本)
林健太(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純(日本)
山本空良(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二(日本)
谷育磨(日本)

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一(日本)
堀江圭功(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
松本光史(日本)

<フライ級/5分3R>
神酒龍一(日本)
荻窪祐輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし(日本)
TSUNE(日本)

<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
高橋祐樹(日本)

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大(日本)
井島裕彰(日本)

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵(日本)
尾崎龍紀(日本)

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦(日本)
齋藤拓矢(日本)

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁(日本)
田中ハヤトスネ夫(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔(日本)
高橋拓也(日本)

<バンタム級/5分3R>
工藤修久(日本)
粥川吏稀(日本)

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Interview J-CAGE Pancrase317 ブログ 中島太一 堀江圭功

【Pancrase317】挑戦者決定戦=中島太一戦へ、堀江圭功─02─「全然、自信はありますね」

【写真】大言を吐くのとは真逆に、ごく自然に自信に満ち溢れたことが気負うことも一切なく続いた (C)KEISUKE TAKAZAWA

23日(日)、東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317のメインでフェザー級次期挑戦権を賭けて中島太一と対戦する堀江圭功インタビュー後編。

以前から組み倒されない自信を持っていた堀江だが、米国修行と5月にスタートさせたTRIBE TOKYO MMAでの練習でさらに自信を深めた。

感覚から理解して動くようになったという堀江は、気張ることなく自信を常に感じさせる口調だった。

<堀江圭功インタビューPart.01はコチラから>


──ではコロナ禍時代に選手が抱えてきた『あるのか?』、『ないのか?』という部分では、余計な心配はなく準備できた感じでしょうか。

「そこは余り考えないでやってきました」

──予防はしても生活していくうえでいつ感染するかは、もう自分でこれ以上の手立てはないわけですしね。

「ハイ、そうだと思っています。なので迷いもなく、集中して準備してきました」

──では対戦相手となる中島選手の印象を教えてください。

「組みがしつこいイメージがあります。だからこそ、TRIBEでの練習も生かせる良いタイミングだと思います。テイクダウンを絶対に取らせないで、自分の強いところで戦える自信はありますし大丈夫だと思います。

中島選手が安心できるのは、自分に組んでしがみついている時なので組ませないで戦おうと考えています。恐らく組まれても大丈夫でしょうが」

──凄い自信ですね。

「以前より組まれても大丈夫になりました。組まれても倒されないという戦いは以前からやってきましたし。アマの時にテイクダウンから抑えられて負けて、それが悔しくてずっとテイクダウンを切る練習と立ち上がる練習は続けてきたので。

プロになってから、テイクダウンというテイクダウンは取られたことはないです。一度、ヒザを着いたぐらいで。それがテイクダウンにカウントされないのなら、テイクダウンをされたことはないです」

──中島選手の組みに対しても、倒されない自信があるということなのですね。

「全然ありますね。最近の練習で、そこはメチャクチャ感じていますし、万が一倒されても立ち上がることができるので。まぁ、でも倒されない自信はあります。前から自信はあったのですが、最近は組みの練習を増やしていますしね。

これまで感覚でやっていた部分があったのが、TRIBEの練習で理屈が分かってきました。頭で理解できると、迷いがなくなります。感覚っていうのは、反応するまで少しは考えることになるので。今は何をすれば良いのかが分かっているので、迷いがないです」

──結果、打撃の威力も増すのではないでしょうか。そこまで倒されない自信がつくと。

「いやぁ、そうなりますね(笑)」

──言葉から溢れる出る自信を感じることができます。

「そうですね。全然、自信はありますね」

──『やっぱり、堀江なんだよ』、『なんでUFCは堀江と契約しないんだ』と思われるために、どのような試合をする必要があると考えていますか。

「フィニッシュするしかないです。ヘヘヘヘヘ。圧倒的に勝つ、フィニッシュをする。お客さんもそういう試合が見たいだろうし、UFCもそういう選手を取りたがりますよね。

中島選手は強い選手だし、国内ではKO負けはないはずです。タフなのは分かっています。でも自分の力を出すことができれば、問題ないと思います。ここでKO勝ちして、皆が認めざるを得ないという勝ち方をします」

──この試合は次期挑戦者決定戦です。

「今、新型コロナウィルスの影響でUFCとの契約がどうなるのかは、誰にも分からないです。それもあり、ここで勝てば次はISAO選手というのは頭にあります。そう考えると中島選手とISAO選手はバランス的なところで似ている部分があります。スタミナがありペース配分を考えて戦うというように。

最初に言ったように一つひとつ勝つというのは、今はここからの2試合に集中するということです。楽しみにしてください」

■Pancrase317対戦カード

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝(日本)
拳勇(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin(日本)
鎌田拳司郎(日本)

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之(日本)
曾我英将(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真(日本)
林健太(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純(日本)
山本空良(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二(日本)
谷育磨(日本)

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一(日本)
堀江圭功(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
松本光史(日本)

<フライ級/5分3R>
神酒龍一(日本)
荻窪祐輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし(日本)
TSUNE(日本)

<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
高橋祐樹(日本)

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大(日本)
井島裕彰(日本)

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵(日本)
尾崎龍紀(日本)

<ライト級/5分3R>
金田一孝介(日本)
友實竜也(日本)

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦(日本)
齋藤拓矢(日本)

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁(日本)
田中ハヤトスネ夫(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔(日本)
高橋拓也(日本)

<バンタム級/5分3R>
工藤修久(日本)
粥川吏稀(日本)

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Interview J-CAGE Pancrase317 ブログ 中島太一 堀江圭功

【Pancrase317】挑戦者決定戦=中島太一戦へ、堀江圭功─01─「北岡さんに誘っていただいて」

【写真】空手ベースの爆発的な打撃とレスリングの融合は見られるのか(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

23日(日)、東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317。メインでISAOの持つフェザー級KOP王座への挑戦権を賭けて中島太一と堀江圭功が対戦する。

まさかのUFC出場1試合でリリースとなった堀江は、2月に復活の狼煙をデカゴンで挙げた。そして始まったコロナ禍で、堀江のMMAファイター人生は再び修正が必要となったが、彼の視線がUFCから逸れることはない。

ナチュラルに自信を伺わせる堀江に、話を訊いた。


──中島選手との試合が迫ってきました。UFCリリース後、2月の内村洋次郎戦で再起戦を飾ったものの、それから世の中が大変なことになってしまいました。

「あの試合で勝つと、中国で行われるコンテンダーシリーズに出るつもりだったのですが、シリーズ自体がコロナ禍でなくなってしまいました」

──UFCを目指す選手はアジア版コンテンダーシリーズからという風に狙いを定めていたので、人生設計すら変わってしまいましたね。そのなかでパンクラスで引き続き戦うことを堀江選手は選択しました。

「ハイ。UFCに戻ることを考えても、いくつか選択肢はあったと思います。そのなかでUFCから声を掛けてもらえると即動けるのはパンクラスだと判断しました」

──現状、米国にいるとUFCへの道は通常よりもハードルが下がっている部分があります。しかし、日本にいると霧が掛ったように道の先が見えないです。

「UFCで早く戦いたいとは思っていますが、いつコロナの問題が終息するのか分からないなかで、今は一つひとつの試合を勝っていくだけだと思っています」

──そのなかで2月の内村戦では組みという部分に拘りが見られた試合でしたが、打撃との融合の難しさが出たようにも感じました。

「そこは正直ありました。米国でレスリングに一番力を入れていたので、レスリングが全面に出て打撃が少なかったです。仕留めたかったので、悔しさは残りました」

──レスリングを意識すると若干クラウチングになり、前足の蹴りが出なくなるということはないですか。

「前足で蹴ることはできます。後ろ足重心の方が蹴りやすいということはありますが、重心移動は問題ないです」

──マイケル・チャンドラーばりにミドルを蹴って、前に着地してのスイッチなど惚れ惚れしてしまいました。

「自分も……日曜日の試合は色々とレパートリーを増やしてきたので、その辺りもちょっと出す可能性もあります」

──それは楽しみです。ところで緊急事態宣言時の練習はどのようにされていましたか。

「ジムが閉まっている時に……5月でしたか、大井(洋一)さんから『北岡選手がTRIBEの練習に来ない?』って言ってくれているよと誘っていただき、TRIBEのプロ練習に参加させてもらいました。大井さんと北岡さんにそういう風に言ってもらえて、凄くビックリしましたけど嬉しかったです」

──なぜ、北岡選手から……と躊躇することはなかったですか(笑)。

「なかったです(笑)。ありがたいことですし、練習に行かせていただきました。そうしたら凄く良い練習ができて、そのまま木曜日のプロ練習に参加させてもらうことにしたんんです」

──凄く良いというのは、どういう部分で感じたのですか。

「シチュエーション・スパーリングですね。日本ではMMAスパーを中心にやってきたのですが、現状としてテイクダウンをされることなどあまりなくて。シチュエーション・スパーで下になったところや、追い込まれたところからの練習が必要だと思っていたんです。ホントに良いタイミングで誘っていただきました」

──またそういう部分で強い選手が集まっていたと思います。

「ハイ。強い選手が多くて、特に青木選手は違いを感じました……ちょっと違いますね。TRIBEで習った技術を持ち帰ることもできますしね」

──6月になってからは他のジムも通常通りに練習が再開されたと思います。T今もRIBEでの練習は続けているのですか。

「ハイ、木曜日にTRIBEのプロ練習がはめ込めると、凄く充実した練習になるので。今は試合前で行けないこともありましたが、この試合が終わればまた合流させて欲しいと思っています」

──その中島選手との試合が決まったのはいつ頃だったのですか。

「6月1日ですね。オファーを貰った日に『やります』と返答しました」

──2月に試合をした堀江選手は4月、5月と中止になった大会のオファーはなかったのですか。

「自分はなかったです。この試合のオファーを貰った時も、8月だからできるだろうなって思って受けることができたので、『あるのか? ないのか?』という風になることはなかったです。特に7月大会があれば、8月もあるだろうという気でいました」

<この項、続く>

■Pancrase317対戦カード

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝(日本)
拳勇(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin(日本)
鎌田拳司郎(日本)

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之(日本)
曾我英将(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真(日本)
林健太(日本)

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純(日本)
山本空良(日本)

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二(日本)
谷育磨(日本)

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一(日本)
堀江圭功(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
松本光史(日本)

<フライ級/5分3R>
神酒龍一(日本)
荻窪祐輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし(日本)
TSUNE(日本)

<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
高橋祐樹(日本)

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大(日本)
井島裕彰(日本)

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵(日本)
尾崎龍紀(日本)

<ライト級/5分3R>
金田一孝介(日本)
友實竜也(日本)

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦(日本)
齋藤拓矢(日本)

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁(日本)
田中ハヤトスネ夫(日本)

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔(日本)
高橋拓也(日本)

<バンタム級/5分3R>
工藤修久(日本)
粥川吏稀(日本)

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J-CAGE News Pancrase317 ブログ 田村一聖 高橋祐樹

【Pancrase317】Anytime & Anyone田村一聖。3月→4月→7月→8月、コンバ王子→小森→高橋祐樹

【写真】いつ何時、誰とでも戦う──(C) /MMAPLANET

2日(木・現地時間)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317で田村一聖が高橋祐樹と対戦することが発表された。


田村はコロナ問題により、パンクラスが最初にイベントの延期を決めた3月8日大会でコンバ王子と対戦予定だったが、延期を受けて4月12日=昼の部で小森真誉に対戦相手が変更された。しかし、同大会も延期となり小森との試合は7月5日にスライドされることに。それが、この7月大会が26日にリスケジュールされると、小森戦は消滅。結果、8月大会で高橋との対戦とあいなった。

パンクラスやMMA界だけでなく、社会全体が3カ月……いや2カ月後の予定が遂行されるかどうか予測がつかない状況だが、田村は昨年12月に3年2カ月振りのファイトで一本勝ち連勝を5連勝とした高橋と戦うことを承諾した。

同大会ではフェザー級KOP次期挑戦者決定戦=中島太一✖堀江圭功、ライト級松本光史✖松岡嵩志&ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、バンタム級=春日井たけし✖TSUNE、フライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔などが既に発表されている。

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J-CAGE News Pancrase317 ブログ 前山哲兵 尾崎龍紀

【Pacrase317】8月大会で前山哲兵✖尾崎龍紀。7月24日の再開まで、Pancrase Chronicleを楽しもう

【写真】これ以上、黒星を増やしたくない両者 (C) /MMAPLANET

24日(水・現地時間)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase317でストロー級3回戦=前山哲兵✖尾崎龍紀の1戦が組まれることが発表された。

同大会ではフェザー級KOP次期挑戦者決定戦=中島太一✖堀江圭功、ライト級松本光史✖松岡嵩志&ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、バンタム級=春日井たけし✖TSUNE、フライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔とプレリミとカードが出揃っている。


尾崎は2013年にプロデビュー、2度の3連敗を経験し2勝6敗という戦績から現在は6連勝中で8勝6敗と勝ち越している。一方、前山は5分✖3R制に昇格してから、格上の相手の試合も多く2勝4敗と苦戦。パンクラス特有の3分✖3R制は廃止されたが、尾崎はこれまで3分✖3Rと、Gladiatorなどで5分✖2R戦しか経験しておらず、前山としては負けられないところだ。

なおパンクラスでは、活動再開の照準を7月24日に合わせているが、この間──Pancrase Chronicleというコンテンツを公式ホームページ内で展開している。メインイベンターのデビュー戦や女子戦の歴史を味わいのある写真とともに振り返ることができる。

(C)PANCRASE

またパンクラスからメジャーにステップアップしたチェール・ソネン、ジョゼ・アルド、ネイト・ディアスの来日時の初々しさや、戦う審判団──というレフェリーやジャッジが試合を戦っている写真(※現時点で梅木レフェリーのみ)は必見だ。また動画も公開されており、まさにパンクラス年代記となっている。