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【DEEP IMPACT TOKYO2022#05】伊澤家の慣わし。村元友太郎戦へ、風我「腹を立てることってない」

【写真】伊澤家らしい雰囲気で──とお願いすると、ダブルのピースサイン!! (C)MMAPLANET

明日11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2022#05で、フライ級GP1回戦=後半4試合(※1試合は不戦勝)が実施され村元友太郎と風我がメインで戦う。

杉山廣平、その村元の事前インタビューでは、「強い相手を選ぶ」対象が福田龍彌で、安パイが風我という見方がされていた。その両者への憤りが、闘志を沸き立たせているのでないかと計量後に風我にインタビューを試みた。すると、あれだけ軽視されたインタビューに目を通しても腹を立てることはなく、試合前日とは思えないフワァっとした空気に風我は纏われていていた。


──MMAPLANETで杉山選手、そして村元選手のインタビューを掲載させていただいているのですが、改めて風我選手には失礼極まりない内容になっており合わせる顔がないと思っていました。それなのにインタビューを受けていただきありがとうございます。

「インタビューは読ませてもらったのですが、僕はああいうことを言われていても何かを思うことってないんです」

──えっ? そうなのですか?

「お姉ちゃんもそうだと思うんですけど、煽らることへの耐性が強いんです──伊澤家って。『あぁ、そう思っているんだ』ぐらいで。サーと流してしまって、そういうことに腹を立てることってないんです」

──両者がもう風我選手には勝って当然という口調でも、腹が立たないのですね。

「腹は立たないです。不思議なくらい。こんなんだから闘争心がないと指摘されることも結構あります。『燃えている感じがない。もっと燃えないのか』って言われますね。ただ腹は立たなくても、負けないという気持ちはありますし。ああいう風に言っているけど、本当にできるのかなって思っています」

──MMAはどうしても、戦績を判断理由にします。そうなると風我選手はデビューから1年2カ月で戦績は4勝3敗、トーナメント出場メンバーの前評判としてはどうしても低くなってしまいます。

「それは分かります。自分の戦績は良くないです。でも、3度負けてからやっと火がついた形です。それからK-Clannでお姉ちゃんと練習するようになって以来、負け無しできていますから。全体を見たら負けが多いです。3敗してしまっているので。でも、自分のことを知ってくれている人からすると、今の自分が上り調子なことは分かっています。

今回の試合も村元選手がRIZINで活躍してきたから、メインになったと思います。でも自分の実力もメインに相応すると思っています」

──DEEPのバンタム級は若い選手にエゲツナイ潰し合いをさせます。

「今年に入ってからの3試合は、全ての試合で『ここで勝てばトーナメントだよ』って言われてきたんです(笑)」

──結果、風我選手に負けた選手も出場していますね(苦笑)。

「そこなんですよ(笑)。3連勝したぞ、負けずにトーナメントに出られるぞって思っていたら『アレ? この前、俺に負けたヤツも出ているぞ』って(笑)」

──それは藤田大和選手や柴田モンキー有哉選手が出場しなかったので。その両者が出ていれば、残ったのは風我選手だけだったかと。

「そうですね、そういうことですよね。この日のために今年はやってきたからこそ、このチャンスを手にすることができました。前3試合を勝ったことで、自分に自信がつきました。僕自身、村元選手を塩漬けするって言っているので、そういう風に戦うと思われているはずですが、打撃でも負ける気はしません。

僕はジムで牛久選手やCORO選手たち、色々な選手とやりあっているので。打撃に関しても村元選手は全然怖くないです。自分のなかではジムで練習している人達の方が強いと思ってます。だから打撃でも寝技でも、完全に圧倒できると思っています」

──試合後には、もう誰にもあんな風なことを言わせないようにしたいですか。

「そうですね。ここでバシンと決めて勝って、マイクで叫びたいですね(笑)」

──風我選手に話を伺うのは初めてですが、伊澤選手は何度かインタビューさせていただいたことがあって。あのホンワカした雰囲気はお姉さんだけでなく、風雅選手も持っているモノなのですね。それが伊澤家の慣わしなのを知らなかったので、風雅選手がインタビューで「お姉ちゃん」を連呼するのを見てきて、何を言っているんだいい年した男が──と思っていました(笑)。

「アハハハ。それで伊澤家は成り立っているんです。本当に周囲から見ると闘争心がなさそうな姉弟で。それでこそ伊澤家なんです。試合以外ではホンワカしています。お姉ちゃんは試合直前までホンワカしていて、自分は堅くなることもあるんですけど。それでも、試合が始める少し前までこんな感じですね(笑)」

──ところでトーナメントの醍醐味は番狂わせと下剋上です。

「ハイ。その気持ちはあります。下馬評とか皆の予想では村元選手の方が上だと思います。でも、そこを試合でひっくり返せば、日本のトップクラスに食い込んでいける。このチャンスはモノにするしかないし、モノにできるんじゃないかという自信が今凄くあるので明日は楽しみにしてください」

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ DEEP Tokyo Impact2022#05計量結果

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎:57.1キロ
風我:57.05キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌:57.15キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ:57.05キロ
宇田悠斗:56.85キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大:──キロ
松場貴志:57.1キロ

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI:66.1キロ
西谷大成:66.3キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫:66.05キロ
狩野優:65.8キロ

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎:77.45キロ
嶋田伊吹:77.15キロ

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央:77.4キロ
レバナ・エゼキエル:76.5キロ

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿:65.15キロ
木下尚祐:66.3キロ

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ:70.6キロ
泉武志:70.6キロ

<60.5キロ契約/5分2R>
力也:60.45キロ
三好マヒロ:60.15キロ

<フェザー級/5分2R>
星野豊:65.9キロ
梶本保希:65.65キロ

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト:52.7キロ
佑勢乃花:52.25キロ

<ライト級/5分2R>
倉本大悟:70.65キロ
岩倉優輝:70.4キロ

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太:61.15キロ
朝比奈龍希:61.35キロ

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【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】計量終了 駒杵が減量失敗、欠場に。カブトムシを歌った松場は不戦勝

【写真】その場にいる者を心の底からイラつかせる歌声と歌い方だった (C) MMAPLANET

明日11日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2022#05の計量が、中野区の中野サンプラザで行われた。

注目のフライ級GP、1回戦の後半4試合だが計量時間になっても会場に駒杵嵩大の姿はなく──体調不良ということが伝えられていた。

その駒杵と対戦予定だった松場貴志は計量後のマイクで「いないってことなんですけど、駒杵さんへの想いはたくさんあって。ここで言うには……ちょっと喋りたいことがあったんですけど、時間が無さすぎるので、僕の大好きなカブトムシ、aikoのカブトムシに想いを乗せて歌いたいと思います。良ければ聞いてください。カブトムシ」と、恒例となった暴走振りの見せる。

即座に「長い!!」と村元友太郎に帯同しているかつての師・鈴木陽一ALIVE代表の横やりも、一切無視して松場は歌い始め「少し背の高い、駒杵の杵でついた餅ィ♫ 生涯、忘れることはないでしょうおぉ♩ 生涯、忘れるぅぅぅことはないでしょうおぉ🎵」と歌い切ると、「明日はもち米を詰まらせず、戦いましょう。ありがとう!!  聞いてくれてありがとう」と相変わらずたちの悪いパフォーマンスをやり切った。

しかも松場は計量終了後の抗原検査を待つ間には「なんでMMAの人って、こんなにノリが悪いんや」と後輩にあたる村元に愚痴る姿が目撃されている。その後、松場は駒杵は減量に失敗し病院に搬送され、明日は欠場となることを聞かされ、2回戦進出を喜ぶということはなくがっくりと肩を落としていたという。

なお、フライ級GPに出場する他の6選手の意気込みは以下の通りだ。


風我
「明日なんですけど5分3R、バチバチに殴り合……間違えました。塩漬けしようと思うんで応援よろしくお願いしま~す」

村元友太郎
「明日はメインイベンターとして一本、KOを見せたいと思います。塩漬けにするって言っていますけど、早い段階で失神させます」

杉山廣平
「明日はトーナメント1回戦ですが、僕は出し惜しみなく120パーセントで行こうと思っていますので、福田選手も明日、全力で来てくれることを願っています」

福田龍彌
「4カ月振りに戦えるので、待ちに待ったって感じなので誰よりも楽しい試合ができるんじゃないかと思っています。杉山君と良い感じでセッションして盛り上げられれば良いと思うので、質の高さを見て欲しいと思います」

宇田悠斗
「ミスターXの宇田悠斗です。修斗から初参戦なんですけど、DEEPを代表する選手だと思っているので、相手の島袋選手は。胸を借りるつもりで思い切りKO、ぶっ潰しにいくんで宜しくお願いします」

島袋チカラ
「Xが宇田選手に決まった時、正直とても燃えました。どうせやるなら強い選手の方が自分にとって絶対に良いと思ったので。そこから2カ月、宇田選手のことだけを考えて──まぁ回りの皆とか自分自身もそうですけど、2カ月前の状態では勝つ確率も低かったんですけど、まぁ明日は……明日だけでも良いので宇田選手に勝ってグラウプリをダークホースとして盛り上げます」

そして今回、TRIBE TOKYO MMAからDEE初参戦で鬼山班猫と戦う狩野優は「場所が変わってもやることはいっしょなんで、いつも通り試合をします」といつも通りのぶっきらぼうな口調で抱負を語った。

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ DEEP Tokyo Impact2022#05計量結果

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎:57.1キロ
風我:57.05キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌:57.15キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ:57.05キロ
宇田悠斗:56.85キロ

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大:──キロ
松場貴志:57.1キロ

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI:66.1キロ
西谷大成:66.3キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫:66.05キロ
狩野優:65.8キロ

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎:77.45キロ
嶋田伊吹:77.15キロ

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央:77.4キロ
レバナ・エゼキエル:76.5キロ

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿:65.15キロ
木下尚祐:66.3キロ

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ:70.6キロ
泉武志:70.6キロ

<60.5キロ契約/5分2R>
力也:60.45キロ
三好マヒロ:60.15キロ

<フェザー級/5分2R>
星野豊:65.9キロ
梶本保希:65.65キロ

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト:52.7キロ
佑勢乃花:52.25キロ

<ライト級/5分2R>
倉本大悟:70.65キロ
岩倉優輝:70.4キロ

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太:61.15キロ
朝比奈龍希:61.35キロ

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【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】GP1回戦で杉山廣平と激突、DEEPER福田龍彌「オブリガードです」

【写真】現在は京都市の中心部から離れ、格闘技に集中した生活を送っているという福田。これが戦うという生業だ。(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、東京都港区のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 5th ROUNDが開催され、フライ級1回戦の後半4試合が行われる。
Text by Shojro Kameike

今回のフライ級GP最注目の一戦、それは福田龍彌×杉山廣平だろう。MMAファイターとしての完成度を高めている杉山を、試合巧者の福田はどう迎え撃つのか。抽選会で杉山が福田を対戦相手に選ぶ形で決定したこのカード、福田はこれまで以上にヒリヒリした試合内容を求めている。


――福田選手は今年に入って3連勝を収めています。この試合結果と内容については、いかがですか。

「最後のビョン・ジェウン戦(5月に判定勝ち)は納得いかへんですね。アイツ、2Rの途中にノド下を指で突いてきよったんですよ。それでイライラしちゃって、自分のしたい動きができんかった。その結果、左の拳を折っちゃって」

――えっ、拳を骨折していたのですか。

「綺麗にパンチを打つんじゃなくて、雑に振っちゃったんですよね。それが相手のヒジに当たって、折れてしまったんです。最終回も左のパンチを打ってはいたけど、痛くてちゃんと握れていませんでした。その前に、あれだけ当てていたら倒せていないとアカンかった。それが悔しくて、勝っても嬉しくなかったというか。今年はリアルに10試合を狙っていたし」

――10試合! 確かに今年は2月、3月、そして5月とハイペースで試合をしていましたね。

「それが拳を骨折して、4カ月も試合が空いてしまったので……やってしまったなぁと」

――もしビョン・ジェウン戦で骨折していなければ、次はいつ試合をしたかったですか。

「6月でも7月でも。何なら5月でも良かったです(笑)」

――それはMMAの試合限定でしょうか。

「キックボクシングやムエタイの試合もやってみたいですね。ルールは何でもいいです。戦う、っていうことを生業にしたいので。それでどれだけ稼げるか、っていうことを試すのが今年の目標でした。

だからもう、この4カ月は苦痛でしかなかったです。ヒリヒリすることがなくて。塩味だけの料理を食べている、スパイスのない毎日でした。だからこそ、戻ってくる時にはもっと格闘技に集中できるよう、私生活も整えてきたので」

――私生活を整えた、というと?

「仕事を辞めて、いつでも試合を受けられる態勢になりました。だから、たくさん試合したいですね。歩合制なので(笑)。試合のオファー、いっぱい待っています! 今はフライ級GPがあるので、それに集中しないといけないですけど。

GPも4月までに4試合できるので、良かったです。メンバーも良いし。ホンマのことを言えば、藤田大和君や柴田MONKEYとかも入っていると、もっと面白いトーナメントになっていたんやろうけど。でも強い選手ばかり集まってくれて、嬉しかったです」

――DEEPでフライ級GPが開催されると聞いたのは、いつ頃のことですか。

「まだ拳の治療をしている時ですね。その頃には1回戦を8月と9月に分けるかも、という話を聞いていて。自分も拳を治して、万全の状態で出たかったので、9月のほうが良いかなぁと考えていました。9月になって、良い練習ができたのでバッチリです。

出場メンバーを初めて見たのは抽選会場で、小川(徹)さんがいてビックリしましたよ。マジで!? 対戦できたら嬉しいなと思っていました。安谷屋(智弘)選手に負けたのは残念でしたけど、僕も安谷屋選手にはリベンジしたいので」

――安谷屋選手とは2019年4月に対戦し、判定負けを喫しています。

「1Rで極めたろうと思っていたら、自分がバテて負けてしまったという、まあまあ地獄な試合やったんで(苦笑)。次はちゃんと僕らしく戦って勝とうと思っています」

――それだけのメンバーが集まったなかで、対戦相手の希望はありましたか。抽選会では杉山廣平選手が福田選手を選ぶ形となりました。

「うーん、やっぱりビョン・ジェウンですかね。あとは安谷屋選手へのリベンジとか。小川さんも強いファイターやと思うんですけど、一度TRIBEで一緒に練習させてもらったこともあるので、1回戦で対戦したいとは思わなかったです。もともとXを選ぶつもりやったんですよ」

――なぜXを!?

「あの会場にいなかった、もっと上物の選手が来ると思ったんですよ。佐伯さんのことやから、もっと凄いボスキャラみたいな選手を呼ぶんじゃないかなって。そうしたら島袋選手がXの横に行って、チクショーと思いました(笑)」

――話は前後しますが、そのXが宇田悠斗選手になったことについては……。

「これは僕の使命ですよ。DEEPの代表として、修斗からの刺客をやっつける。僕がDEEPER(ディーパー)として、SHOOTER(シューター)を倒すっていう」

――DEEPERという新しい名称が生まれましたね(笑)。

「アハハハ。宇田君と話をしたことはないんですけど、地方シューターとして一緒に頑張っていたこともあって、Xが宇田君になってテンションは上がりましたよ」

――なるほど。抽選会の話に戻りますが、そこで杉山選手が福田選手を対戦相手に選んできた時は、どう思いましたか。

「もうオブリガードです(と手を合わせる)。杉山選手は強い相手にも勝っていますからね。僕はコブラ会にも練習に行くんですけど、杉山選手はコブラ会の加マーク納さんにも勝っているじゃないですか(2019年6月、パンクラスで杉山が判定勝利)。加マーク納さんとは練習したことがあって、彼の強さも知っているので。

加マーク納さんはスクランブルとか強いし、そこで競ることができる選手なんやって思っていましたよ。そういう選手から指名を頂けたことが光栄です。今まで勝っても勝っても指名されないし、名前も挙がらんかった人間なんで。狙われる立場になったのが嬉しくて」

――結果、GP1回戦で最注目のカードが生まれました。

「最注目なんですか? そう言ってもらえると嬉しいですね。でもそこで、ただ勝ったという試合はしたくない。そんな試合になるなら、負けたほうがいい。ヒリヒリしたいっていうのは、そういう意味ですから。でも杉山選手のようにヒリヒリできる相手で良かったです。2回戦以降は再戦が多くなるんじゃないですかね」

<この項、続く

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎(日本)
風我(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ(日本)
宇田悠斗(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
松場貴志(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
西谷大成(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎(日本)
嶋田伊吹(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
レバナ・エゼキエル(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
木下尚祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ(日本)
泉武志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
三好マヒロ(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト(日本)
佑勢乃花(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
岩倉優輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太(日本)
朝比奈龍希(日本)

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【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】GP初戦へ、村元友太郎─01─「強い選手と戦いたいなんて当たり前」

【写真】4月にオープンした、村元の城=Baaan Gymからリモート取材。怒っていました…… (C)MMAPLANET

11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2022#05で、フライ級GP1回戦=後半4試合が実施され村元友太郎が風我と戦う。

同日に福田龍彌と戦う杉山廣平がインタビューで語った──村元が福田を選ばなかったという発言に、彼は心底腹を立てていた。村元が語る抽選の真実、そして脱スクランブラー宣言とは。


──いやぁ、村元選手をMMAPLANETでインタビューをさせてもうのは、本当に久しぶりです。

「きっとPXCに出た時だったので、もう6年以上前だと思います」

──えぇ、そんなになりますか。

「ハイ。『またインタビューするから。ちゃんと結果を残せ』と言われていたのに、それができていなくて。DEEPでもリングの時があったりもしたので」

──そうですか。そうこうしている間にRIZINに主戦場を移したので、話を訊く機会がなかったのですね。

「でも結構、会場では話すことがあって、その時にも『ちゃんとDEEPで結果残せよ』って言ってもらっていたんですけど、ようやく2年振りにDEEPで試合ができることになりました」

──この間、ケガで長期欠場なども経験しました。そして、スタイルにも変化が見られます。色々と村元選手には尋ねたいことが多いのですが、まずはMMAPLANETに掲載された杉山廣平選手のインタビューについてお尋ねしたいのですが……。

「アッハハハハハ。杉山君はああいう風に思っていたということですよね。なんか、挑発的ですよね」

──福田選手と戦いたい。その気持ちが強くて、嘘偽りなく心境を話してくれたんだと思います。村元選手に取られたらどうしようと。

「まぁ、だから本音ですよね。正直、そういうことを言ったんだと知って、メチャクチャ腹が立ちました。実際、ちょっとキレましたね。ホントのあの記事のツイッターにコメントをしようかと思ったぐらいです。でも抽選会の時に、『ケージに戻ってきたから、試合前にインタビューをさせてもらう』って言ってもらえていたので、取材があるのを待っていました。ホントに待っていました」

──申し訳ありませんでした。ギリギリのタイミングになってしまって(※取材は6日に行われ、村元選手への連絡は前日5日に)。

「ホントに取材の連絡がなかったら、バンバン書き込んでやろうっていうぐらい腹が立っていました」

──強い選手を選ばなかったという風に指摘されたわけですしね。

「格闘家が強い選手と戦いたいなんて当たり前のことですよ。実力の劣る選手と戦いたいなんて、誰も思わないですよ。ワンマッチだったら、もちろん福田選手と戦いたいです。でも、これはトーナメントで。絶対に優勝するために出場するわけですよね。2カ月のスパンで連続して4試合あるトーナメントで。

で強いヤツと戦いたいから1回戦が激闘になり、結果ケガをして準々決勝はしっかりと準備ができなくて、試合で良いパフォーマンスを見せることができなかった。そんなことになると、全く意味がないです。確実に優勝することを考えるのが、トーナメント戦ですからね。

僕は優勝したい。確かに福田を選ぶのか、風我を選ぶのか迷いました。悩んだけど、7月にRIZINで試合をして、その時も体は万全ではなかった。一度、体のケアをして初戦を勝って勢いつけようと思ったんです。どうせ強いヤツは勝ち上がって来るし。次か、その次か、なんなら決勝でやれるんで。だから万全な状態で、勢いをつけて戦える方を選んだに過ぎないです。

どうせ全員を倒すんだから、別に1回戦でやる必要はない。杉山君のやり方だと、良い試合をして負けましまっても良いってことですよね。それで良いなら、そうすれば良いですよ。ファイターは皆、強いヤツと戦いたい。彼だけじゃない。でも僕は優勝したいから冷静になり、客観的に勝ち上がることを優先したんです。だから、強いヤツがいるから──ソイツと戦いたいっていう思考は、僕がもうチョイ若かった時に採った手段ですね。やっぱりファイターとして強いヤツと戦いたいから。もう僕からしたら、杉山君の言っていることは『うるせぇ、ガキンチョ』みたいなものですね」

──杉山選手も村元選手も、そこを気にかけていないガキンチョで、非常に風我選手に失礼だと思いますよ。仮に風我選手が杉山選手、そしてこの村元選手のインタビューを読めば、絶対に腸が煮えくり返って、下手をすると優勝なんて度外視して、村元選手に勝つことだけを考えてケージに足を踏み入れるのではないでしょうか。

「うわぁ……僕に勝って、杉山殺してやるからなってことですよね(笑)。でも言うて、風我選手を侮っているわけではないです。7月に原虎徹選手に判定勝ちをした時も、原選手をしっかりと抑えてコントロールしていました。で、原選手は8月に伊藤裕樹選手と戦って2Rまでコントロールし、組みでは勝っていた。最終ラウンドに伊藤裕樹が盛り返して勝ったけど、杉山君は伊藤裕樹にワンパンで負けているじゃないですか。

それを考えると戦績だけで見て風我選手を判断し、舐めるようなことは絶対にしないです。ここに出ている選手は、皆がしっかりと力があるんで。僕も風我選手に全力でぶつかります。だからこそ、ここのところ僕が取り組んできたことを出せるファイトになると思います」

──そのファイトスタイルに関してですが、RIZINというリングで戦うことで戦い方も変わってきたような気がします。

「まぁ、スタイルとして僕はケージの方が絶対に戦いやすいです」

──そうですよね。あのスクランブルスタイルだと。

「だからこそ、RIZINで戦ってきた間に自分自身の武器は増えたと思っています。テイクダウンで上を取って、スクランブルで勝ち切るというMMAをやってきたのですが、鮎田戦ではパンチを振り回して組んでいて。傍から見るとアグレッシブに見えたかもしれないですけど、レベルが高い相手だとカウンターを合わせられるような動きが多かったです。

実はそれを長谷川賢選手に指摘してもらって。『お前、危ないぞ。あれじゃ一発で斬って落とされる。ここから先、本物のストライカーと戦うと』って。それもあって、ボクシングを本格的に習おうと思っていたのですが、ボクシング・トレーナーの方ってMMAファイターのセコンドに就いたり、指導をすると咎められる時期があったじゃないですか」

──ハイ。取材もできないことが多かったです。

「それがJBCかに申請すれば良くなって、田牧一寿トレーナーに堂々と教わることができるようになりました。これからはセコンドに就くことも可能になるかもしれないので、ホントに良かったです。今から振り返ると鮎田戦の時の打撃ってもう酷いものだし、逃げの打撃みたいでしたよね。

あとボクシングだけでなくて石川で伝統派空手、松濤館流空手の太田翔一郎さんに月に1、2度空手を教わっています。太田さんは内閣総理大臣杯の団体組手部門で優勝したり、駒沢大学に通っている時に世界空手道選手権でベスト16(19歳~21歳の部)にもなっている人なんです。

マンツーマンでステップや飛び込みを指導してもらうだけでなく、対戦相手の映像も視てもらって、どういう蹴りが入るのかもアドバイス貰っています。それでカーフとかも、入るようになりました」

──えっ、松濤館流空手の先生がカーフの指導をしてくれるのですか。

「実は太田さんはMMAに凄く興味を持っていて、宇良健悟さんの下でMMAも習っているんです。今年の終わりごろにはアマMMAに出て、来年にはその上でやっていこうって話しもしていますし。太田さんは空手をMMAにアジャストしてくれるので、田牧さんのボクシングの指導と融合させて、倒せるタイミングとかカウンターはかなり自信がつきました。今の僕はスクランブルだけじゃない。そういうスタイルになれたと思っています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ DEEP Tokyo Impact2022#05対戦カード

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎(日本)
風我(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ(日本)
宇田悠斗(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
松場貴志(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
西谷大成(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎(日本)
嶋田伊吹(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
レバナ・エゼキエル(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
木下尚祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ(日本)
泉武志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
三好マヒロ(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト(日本)
佑勢乃花(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
岩倉優輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太(日本)
朝比奈龍希(日本)

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DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2022#05 MMA MMAPLANET o UFC レバナ・エゼキエル 佐藤洋一郎 宇田悠斗 島袋チカラ 平良達郎 木下尚祐 杉山廣平 村元友太郎 松場貴志 泉武志 狩野優 福田龍彌 米田奈央 総合格闘家 透暉鷹 風我 駒杵嵩大

【DEEP TOKYO IMPACT2022#05】パラ千葉のフライ級ファイター達=杉山廣平─02─「リスク承知で」

【写真】今にも「自分、不器用ですから」と言いだしそうな雰囲気の杉山 (C)MMAPLANET

11日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2022#05で、フライ級GP1回戦──福田龍彌戦が控えている杉山廣平インタビュー後編。

常に強い相手と戦いたい。リスキーな選択の先にDEEPフライ級のベルトを見ている杉山は、パラエストラ千葉ネットワーク所属の愛知出身ファイターの矜持とは。

<杉山廣平インタビューPart.01はコチラから>


──パンチ、そうですね。そういう福田選手と、どのような戦いをしたいと思っていますか。

「全部ですね。パンチをビビらずに、打撃もやるし……殴り合うってわけじゃないですけど。全部トータルで3R使って、最後はフィニッシュしたいです」

──抽選会での気持ち、そして試合に向けての意気込みから「男なら殴り合い」という風になりかねないのですが、杉山選手はそうはならないのですね。

「総合格闘家は全部を使って戦うものです。僕はそう思っています」

──押忍。ところで今日はパラ千葉ネットのフライ級の選手たちで集合写真を撮影させていただきましたが、これだけ同じ階級でギラギラしたメンバーが揃っていることで得られる自信ってありますか。

「練習内容自体もそうですけど、練習への取り組み方を間近で見ているので、サボれない。皆とやっていると自分を甘やかすことはできなくなりますよね。

そこが噛み合って、お互いが妥協せずに高め合っていけているので、これからもそうあり続けたいです。もし試合をしたらということではなくて、普段の練習への取り組み方で負けたくないというのはあります。姿勢や貪欲さの部分で。そういう環境でやっていて皆が結果を残しているので、自分も結果を残さないといけないというプレッシャーはあります」

──UFCファイターの平良達郎選手が合流し、同じ日に戦う怜選手はUFCが目標と公言しています。そういうなかで、杉山選手はDEEPフライ級トーナメントを戦いどのようにキャリアを築いていきたいと考えていますか。

「DEEPのベルトが欲しいです。今回のトーナメントは現時点でベルトは掛けられていないですけど、優勝して神龍選手が日本に残っているようなら挑戦してベルトを獲りたいと思っています」

──その神龍選手の動向次第ですが、決勝戦が新チャンピオン決定戦になる可能性もあります。

「ハイ。そうですね」

──福田選手という強豪との対戦に集中しないといけないなか、相応しくない質問かもしれないですが、ここを勝ち抜くと準々決勝では誰と戦いたいと考えていますか。

「宇田選手ですかね。そうですね、宇田選手ですね。強い選手と戦いたいので」

──格好良いセリフですが、トーナメントを勝ち抜くのにはリスキーだなぁと思ってしまいます(笑)。

「そうですね。リスキーですね。でも、そういう戦いをしたいです。上手く生きるなら、MMAファイターを選んでいないです(笑)。上手いことやるよりも、リスク承知で強い人とやりたいです」

──ところで伊藤選手や村元選手とは、愛知にいる時に親交はあったのでしょうか。

「友太郎君とは週に1回ぐらい練習していました。春日井(たけし)選手や、透暉鷹選手と一緒に」

──今はパラ千葉の一員ですが、愛知県の代表として「やれるんだ」という気持ちはありますか。

「愛知……何が違うって、練習パートナーが違うだけなので。練習方法は変わりないですし、愛知でも全然やれると思っています。だから名古屋の人たちにも頑張って欲しいという気持ちもあります。でも、僕はこっちで頑張るって決めたので。だから逆に名古屋の人達にはこっちに来て、上がっていく僕の姿を見ていて欲しいです。

こっちに来ること自体が、正直リスクを背負っています。そういう選択をしたから、成功を掴むことができるんだっていうことを感じて欲しいとも思っています」

──やはりリスキーな選択をしてきたということですね。ところで同じ元愛知勢で、今は兵庫県の加古川をホームとした松場貴志選手と親交はありましたか。

「あぁ、全くないです」

──今、嫌悪感を持っていなかったですか。表情が凄く険しくなりました。

「アハハハハ。まぁ、確かに……。関わりたくはないです。強いし、面白いけど……格闘技以外で会いたかったです」

──なるほど(笑)。では改めて、福田選手との試合に向けて意気込みの方をお願いします。

「ハイ。このトーナメントに注目してくれる人達のなかにも、それぞれ優勝候補がいるかと思います。そういう人たちに福田選手との試合を見てもらって『杉山がいるんだぞ』と思ってもらえるよう、実力を証明したいです。そういう僕の試合を見ておいてください」

■視聴方法(予定)
9月11日(日)
午後5時10分~SPWN PPV
午後5時10分~ニコニコ生放送

■ DEEP Tokyo Impact2022#05対戦カード

<フライ級GP1回戦/5分3R>
村元友太郎(日本)
風我(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
島袋チカラ(日本)
宇田悠斗(日本)

<フライ級GP1回戦/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
松場貴志(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
西谷大成(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎(日本)
嶋田伊吹(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
レバナ・エゼキエル(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
木下尚祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
狩野優(日本)

<ライト級/5分2R>
THE☆ナマハゲ(日本)
泉武志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
米田奈央(日本)
三好マヒロ(日本)

<フェザー級/5分2R>
星野豊(日本)
梶本保希(日本)

<ストロー級/5分2R>
多湖リキト(日本)
佑勢乃花(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
岩倉優輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
コマネチ竜太(日本)
朝比奈龍希(日本)

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BELLATOR DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN 住村竜市朗 佐藤洋一郎 悠太 木下憂朔 阿部大治

【DEEP】「引退はないです」住村竜市朗が王座返上。暫定王者の阿部大治が正規DEEPウェルター級王者に

【写真】4年1カ月巻いたベルトを返上した住村(C)MMAPLANET

25日(水)、DEEPよりDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が王座を返上、暫定王者の阿部大治が第10代ウェルター級王者に認定されたことが発表された。

2017年7月15日に王座決定トーナメントを制しベルトを巻いた住村は2018年4月に佐藤洋一郎、2020年3月に渡辺悠太を破り王座防衛に2度成功する裏で4試合のノンタイトル戦の勝利、RIZINやBellator Japanという舞台で4度戦うなど在籍期間の長さと比較すると防衛回数は多くなかった。


住村は5月に予定されていた鈴木慎吾とのノンタイトル戦を負傷欠場し、今回の王座返上に至った。

その住村は自身のケガで鈴木の試合機会を失わせてしまったことで、鈴木戦の成立が第一という風に考えていた模様だ。その一方で前述したようにウェルター級王者としての防衛戦が2020年3月から途絶えており、DEEPはタイトル戦線を動かしたい意向を持っていた。結果、両者のビジョンが一致せず今回のタイトル返上に至ったようだ。

MMAPLANETでは昨年11月のRIZIN TRIGGERでの木下憂朔戦における──勝負としてはKO負けを喫していた反則勝ち(KO状態にあった住村の顔面を木下が踏みつけた際に、金網を掴んでいたことでTKO勝ちから反則負けに結果が覆った)、鈴木戦の負傷欠場に続くタイトル返上に関して、36歳の住村が現役を続ける意志があるのかを尋ねると、以下のような返答があった。

住村竜市朗
「TRIGGERの反則勝ちは、正直KO負けの方が良かったです。あれで反則勝ちなって精神的に凄く辛くて。結構、病みそうになっていました。内容は完全なKO負けですし、もう限界かなと思ったこともあったのですが、周囲から『まだやれる』と言って貰えて。あれから全てを見なおして練習に取り組んでいました。

ただ引退はないです(笑)。それこそ僕より年上の北岡さんや青木さんが頑張っていますし、延期になった鈴木選手とは必ず戦います。あと2、3年──38歳、39歳までは踏ん張ろうと思っています」

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CORO DEEP DEEP JEWELS36 DEEP Tokyo Impact KOMA MMA MMAPLANET RIZIN UFC サイモン・オリヴェイラ レバナ・エゼキエル 三村亘 佐藤洋一郎 修斗 平田丈二 獅庵 石司晃一 神田T800周一 笹晋久

【DEEP Tokyo Impact2022 01&02】復調・石司晃一×魂のファイトで堅調・三村亘。佐藤×エゼキエル

【写真】互いに自分のペースで戦ることができれば得意であり、そうだければ不得手な相手。MMAらしい複雑な綾が見られる試合となるか (C)MATSUNAO KOKUBO & FREEKS

3日(木)、DEEPより3月12日(土)と13日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2022 1st round及び、2nd roundの開催と対戦カードが発表された。

Tokyo Impact 2022 01は午後12時半スタートで、02は午後6時スタートとなっている。12日の午後6から同所でDEEP JEWELS36、13日は午前中から女子アマチュア選手権及びフィーチャーキングトーナメントが行われ、プロアマ・男女MMAてんこ盛りの週末となる。


Tokyo Impact2022 01のメインは石司晃一×三村亘のバンタム級3回戦。2019年に白川Dark陸斗、米山千隼に連敗を喫した石司は、コロナ・パンデミックが始まった2020年は試合がなく、昨年はCOROと笹晋久から勝利を挙げ復調の兆しを見せている。

一方、パンクラス稲垣組所属の三村にとって、東京でのDEEPは初出場となり、東京での試合は今やUFCファイターとなったサイモン・オリヴェイラとパンクラスで戦って以来、2年3カ月ぶりだ。

パンクラスとDEEPの大阪大会でコンスタントに試合に出場し続け、過去10試合の戦績は7勝2敗1分という三村。オリヴェイラ以外で黒星を喫したのは平田丈二、瀧口脩生と痛み分けだった。神田T800周一&土肥“聖帝”潤、獅庵という修斗、グラジエイター、グラチャン、RIZINで戦う相手から勝利を手にしてきた。

(C)FREEKS

神田、土肥というタイプの違う組技のグラップラーを相手に、打撃ばかりか組みという部分で遅れを取らない三村。

全ての局面で強度の高いウェルラウンダーの石司を相手に、どのような攻めを見せることができるか。

個々の局面での強さがあってもMMAとして融合という部分で、ズレが生じていた石司だけに、三村としてはその際を埋めるファイトでペースを掴みたいところだ。

一方の石司は、打撃で突き放すファイトも組んでも十分に勝負ができる。ただ近年は見過ぎて受けに回って下がることでリズムを狂わせ、相手が攻めやすい間で戦ってきた。とはいえ兆候も、前回の笹戦の2Rからは頭から突っ込んでくる相手に、頭突きで倒されようが自ら前に出ることで打ち勝ち、結果的に、テイクダウンを潰して組み勝ち──ポジションも取ることができた。

(C)MATSUNAO KOMATSU

最後はバックからは落とされたが、下になっても三角絞めを極めるなどウェルラウンディット・ファイターらしさを取り戻した一本勝ちを得ている。

ポテンシャルは疑うところがない石司と、気持ちのラッシュが持ち味の三村の一戦は3回戦=メインに相応しいマッチアップだ。

またDEEP Tokyo Impact 2022 02のメインは佐藤洋一郎×レバナ・エゼキエルのウェルター級マッチに決まっている。佐藤とエゼキエルは揃って3連敗中、エゼキエルはラウェイで勝利があるが、佐藤はグラップリングでも黒星を喫しており崖っぷち対決といえる──ヘッドライナーだ。

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DEEP95 J-CAGE Report ブログ 佐藤洋一郎 未分類 阿部大治

【DEEP95】序盤優勢、粘られ失速という悪循環からの脱却。阿部大治が佐藤から価値ある勝利

【写真】最後の粘り。今後の阿部にとって非常に意義深い勝利となった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
佐藤洋一郎(日本)

ジャブから右を振るう阿部、佐藤のローが急所に入り試合が中断する。再開後、阿部のワンツーに下がらないでパンチで対抗しようとした佐藤だが、阿部が的確にストレート系の右、左フックやジャブを当てていく。ワンツーを受けて下がった佐藤が懸命に距離を取ろうとするが、阿部も冷静にエルボーを繰り出す。ローに右を合わせた阿部が左から右へ。佐藤が左フックを返すが、空振りになる。

佐藤が左ミドル、阿部はやや狙い過ぎて力が入るところも見られる。鼻血を流す佐藤は、右ショートアッパーを被弾し、ローの蹴り合いから首相撲&ヒザを狙う。ミドルをブロックして返しのパンチを伸ばした阿部がスイッチする。佐藤は右ハイを蹴り、ラウンド終了となった。

2R、終盤は精度が落ちた阿部──スタミナに課題が残った海外挑戦から、仕切り直しで同じ轍は踏めない。蹴り足を掴んで倒した阿部は、スタンドで待ち受ける。そのまま右を入れて、投げを打った阿部に対し、佐藤は寝技を望むかのように下になる。ここも立って待っていた阿部は左ジャブ、頭が落ち疲弊してきた佐藤のシングルを切った阿部がアッパーを見舞う

右ローを蹴る佐藤に対し、阿部はカウンター狙いからワンツー、右アッパーを打っていく。右オーバーハンドの打ち終わりに右アッパーを合わせた阿部が左フックを振るう。佐藤も左フックで前に出ると、右オーバーハンド、左ジャブに左リードフックを振るう。右を当てた佐藤、阿部は疲れてきたか。右を打って組んだ佐藤がボディロックから小外掛けでテイクダウンを決める。下になった阿部に対し、佐藤はパンチから肩固めへ。再びパンチに切り替え、ボディを連打した佐藤。阿部はスタミナが切れたか。

最終回、阿部が右フックを振るい、佐藤も右を返し蹴りも見せる。左をフックで体が揺れた阿部は、組まれてギロチンへ。頭を抱えている状態で、防御の阿部は頭を抜かれて背中をつける。立ちあがった阿部だが、佐藤はシングルで組みついてバックへ。ワンフックバックから上を取り、肩固めに入った佐藤は技を解いてハーフで抑える。エビから足を戻した阿部はスイープからスタンドへ戻る。

残り90秒、立ち技の間合いは両者が慎重な動きに。左右のフックを振るう阿部、佐藤がマウスピースを吐き出す。再開後、左フックを避けた阿部が左を狙う。パンチから右ミドルを見せた阿部が右を伸ばす。さらに右ハイから左ストレートを阿部が見せると、タイムアップに。

ジャッジの裁定はスプリットで阿部に。意地を見せた佐藤の前に最終回に下になっても、阿部はスタンドに戻り自ら手を出すなど気持ちを切らせなかった。最後の粘りは大きな収穫になる違いない。ポテンシャルは今もピカ一の勝者は「メインはKOじゃないといけないのに、KOで勝てなくてスミマセンでした。DEEPを盛り上げます」とマイクで話した。


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DEEP95 DEEP96 J-CAGE News ブログ 佐藤洋一郎 大原樹里 川原波輝 笹晋久 越智晴雄 鈴木琢仁 阿部大治 高野優樹

【DEEP95&DEEP96】計量終了 阿部大治、佐藤洋一郎、越智晴雄、川原波輝、KINGレイナ計量パス

【写真】前日計量を行った選手は全員がパスしている(C)DEEP

22日(土)、明日23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP95及びDEEP96の計量が中野区中野サンプラザ15Fエトワールで行われた。

昼の部=DEEP95のメインは阿部大治のDEEP初陣となる佐藤洋一郎戦。この他、キックルールでKINGレイナが熊谷麻理奈と対戦、2回戦ながら要注目のライト級マッチ=大原樹里✖鈴木琢仁が組まれている。


夜の部=DEEP95は、DEEPストロー級選手権試合=王者・越智晴雄✖挑戦者・川原波輝をメインに、3回戦ではバンタム級の昇侍✖CORO、高野優✖笹晋久、フライ級の村元友太郎✖鮎田直人がマッチアップされている。

2大会合わせて17試合、メガトン級の関根シュレック秀樹のも当日計量となっており、他33名のファイターに体重オーバーはなかった。

■ DEEP96計量結果

<DEEPストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]越智晴雄:52.1キロ
[挑戦者]川原波輝:52.15キロ

<バンタム級/5分3R>
昇侍:61.45キロ
CORO:61.4キロ

<フライ級/5分3R>
村元友太郎:56.9キロ
鮎田直人:57.15キロ

<バンタム級/5分3R>
高野優樹:61.65キロ
笹晋久:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ:56.95キロ
松丸息吹:56.95キロ

<バンタム級/5分2R>
橋本優大:61.55キロ
ヒロヤ:61.65キロ

<フェザー級/5分2R>
岩永翔吾:65.25キロ
西谷大成:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
レバナ・エゼキエル:69.7キロ
畠山祐輔:70.55キロ

■ DEEP95計量結果

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎:77.5キロ
阿部大治:77.35キロ

<メガトン級/5分3R>
関根”シュレック”秀樹:─キロ
酒井リョウ:101.5キロ

<キック63キロ契約/3分3R>
KINGレイナ:63.0キロ
熊谷麻理奈:61.95キロ

<ライト級/5分2R>
大原樹里:70.5キロ
鈴木琢仁:69.85キロ

<ライト級/5分2R>
LUIZ:70.8キロ
大木良太:70.8キロ

<95キロ契約/5分2R>
ジョシュア・ロビンソン:94.95キロ
中村圭佑:94.2キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:65.85キロ
鬼山反猫:66.0キロ

<フライ級/5分2R>
渋谷カズキ:56.85キロ
加藤瑠偉:56.6キロ

<ストロー級/5分2R>
林豊:52.6キロ
キンタ・ジ・エンド:52.35キロ

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DEEP95 DEEP96 J-CAGE News ブログ 佐藤洋一郎 大原樹里 川原波輝 笹晋久 越智晴雄 鈴木琢仁 阿部大治 高野優樹

【DEEP95&96】DEEPが8月23日にニューピアでダブルヘッダー。阿部✖佐藤、越智✖川原等が組まれる

【写真】カード発表の際、パッと目に留まったカード──それが高野✖笹、そして大原✖鈴木だった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

6日(月・現地時間)、DEEPが8月23日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP95とDEEP96のダブルヘッダーを開催することを発表した。DEEPは3月1日の後楽園ホール大会以降、4月の大阪大会と5月6日のJEWELSとのダブルヘッダーを中止とし、今月23日にJEWELS新宿FACE大会で活動再開──そして、今回のダブルヘッダーでケージMMAが復活する。

両大会とも予防対策として、観客はマスク着用で入場時に検温(※2度に渡り37.5度以上の発熱が確認されると入場できない)、また接触確認アプリに登録もしくはチケットの半券の裏に指名と住所、連絡先を記入することとなっている。加えて手指の消毒のために会場各所に消毒液が設置されるとのこと。

そのうえで感染拡大状況によってイベント中止もあるという一文がリリースには添えられている。

そんなニューピア・ダブルヘッダー、正午試合開始となるDEEP95では5月大会からUFC&ONEベテランの阿部大治✖佐藤洋一郎のウェルター級3回戦がスライドされ、3回戦ではメガトン級の関根シュレック秀樹✖酒井リョウ、2回戦で関根の同門=鈴木琢仁が大原樹里とライト級の一戦がマッチアップされている。

4月の大阪大会からは95キロキャッチウェイト2回戦=ジョシュア・ロビソン✖中村圭佑が再マッチメイクされた。さらにZSTグラップリング=GTF04出場権が掛った昨日の予選大会で見事に2試合連続一本勝ちし60キロ級本戦出場を決めた渋谷カズキが、加藤瑠偉と戦うフライ級2回戦も組まれた。

午後6時開始のDPPE96ではDEEPストロー級選手権試合=チャンピオン越智晴雄✖チャレンジャー川原波輝戦、3回戦では昇侍✖COROのバンタム級、フライ級の村元友太郎✖鮎田直人、バンタム級はもう1試合=高野優樹✖笹晋久の対戦が発表された。

越智✖川原は昨年3月以来、1年5カ月ぶりの再戦で王者は昨年末のジャレッド・ブルックス戦の黒星から再起を賭け、返り討ちを狙う。村元はRIZINで敗北を喫して以来1年振り、DEEPは2年のインターバルを空けての再登場、対する鮎田は昨年12月に伊藤裕樹を破ったのに続きアップセットを目指す。

高野✖笹はHEARTS→Fight Farm=高野、Tribe Tokyo MMA→パラエストラ柏=笹という母体を変えて再上昇を目指す者同士の興味深い顔合わせだ。