＜Eternal MMAバンタム級選手権試合／5分5R＞
ロッド・コスタ（豪州）
Def.3R3分34秒by 肩固め
アラン・フィルポット（英国）
サウスポーのフィルポットが、左ハイを繰り出す。コスタは右ロー、フィルポットは左ミドルハイと蹴りでの間合いの測り合いが続く。コスタはいきなりのダブルレッグもスプロールされ、スタンドに戻る。ガードの上から左ハイを蹴り、勢いづけようとしているか。左フックを見せて左ミドルを蹴ったフィルポットが、続いて左から左ハイというコンビを見せる。
この高い蹴りに距離を詰めることができないでいたコスタは、一気のレベルチェンジからシングルレッグ。ケージにフィルポットを押し込むと、頭部にエルボーを連打される。フィルポットはボディロックを許し、ダブルレッグに腰を落として耐える。エルボーを落とす余裕もなくなったフィルポットのスイッチ狙いのタイミングで肩に担ぎあげたコスタが、スラムで叩きつけテイクダウン──時間となった。
2R、オーソに構えたフィルポットが、すぐにサウスポーに戻してハイを狙う。さらにワンツーを繰り出すが、蹴りほど切れはない。それでもストレートからフックと逆ワンツーを繰り出し、カーフを蹴る。ガードを固めるコスタは、組みつく機会を伺っているか。そのガードの上から蹴りを入れ、隙をついてパンチを伸ばすフィルポットがボディから左フックというコンビを見せる。コスタはシングルレッグを切られたが、左フックにダブルレッグを合わせてテイクダウンに成功する。
クローズドガードのフィルポットを殴るコスタが、エルボーを打ちつける。ケージに押し込まれガードが開いてきたフィルポットは左右のパンチを打たれ、腕十字へ。腰を切ったフィルポットだが、即察知したコスタが足を捌いて腕を抜くと、パスを決めてサイドで抑える。ニーインからマウント狙いをハーフバタフライ、ハーフで耐えたフィルポットだが、残り15秒でマウントを取られパンチとヒジを落とされた。
3R、左目の上が大きく腫れているコスタは、フィルポットの左を被弾し左ハイを被弾する。対角線コンビを繰り出したフィルポットが右ボディを振るう。スタンドでは優勢だが、寝技になると完全に逆転するためにフィルポットは、以下にスタンドをキープできるか。フィルポットは果敢に左ハイから、パンチを纏めシングルレッグは頭を押して足を引き抜く。
しかし、続くダブルは反応できずギロチンで抱えてしまい下になる。それでも蹴り上げから、速攻のスクランブルへ。組みでは展開がスピーディなコスタはバックを取って、ワンフックからヒザをつかして両足をフックさせる。起き上ろうとして重いパンチを落とされたフィルポットが前方に崩れ、エルボーで上を向く。さらにエルボーを滑らせたコスタが肩固めへ。フィルポットはブリッジを決めるが、そのまま下のコスタが絞めあげたタップを奪われた。
＜女子フライ級／5分3R＞
コートニー・マーチン（豪州）
アミナ・ハダヤ（豪州）
ケイレブ・ライドアウトも中止となり、ベイツは3月2日（土・同）に同じく豪州フィーダーショーのツートップの一角HEX Fight Seriesに出場し、ジョナサン・ミカレフと同プロモーションのウェルター級王座決定戦（!!）を戦うことが決まっている。
