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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 キック ムスリム・サルコフ ランディ・ブラウン

【UFN235】サルコフの後ろ回し蹴り後の間に──ブラウンがダブルジャブが右ストレートを打ち抜きKO

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
Def.1R3分17 by TKO
ムスリム・サルコフ(ロシア)

強烈な右ローを蹴ったサルコフ。ブラウンのジャブに後ろ回し蹴りから、右ローをサリコフが再び見せる。サルコフはローを続け、右オーバーハンドへ。距離を取ったブラウンは関節蹴りを繰り出す。リーチの差をローで埋めるサルコフは、ジャブを打たれても前に出てリードフックを振るう。ブラウンは前蹴りで突き放しに掛かるが、引き続きローを被弾する。と、前に出たブラウンの指がサルコフの右目に入り試合が中断される。

再開後、ギアを上げたようにブラウンが左ハイを見せ、フェイクを交えて手を出す。サルコフはリズムを崩さないためか、ローから後ろ回し蹴りを続けた。2度、スピニングバックキックをかわしたブラウンはダブルジャブから右ストレートを打ち込み、テンプルの付近を打ち抜かれたサルコフが後方に倒れる。パウンド2発、事実上右フックでブラウンが勝利を決めた。


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45 AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 アザット・マクスン アレッシャンドリ・パントージャ イ・ジョンヨン ギルバート・ウルビナ チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ディアナ・ベルビシャ トーマス・ピーターソン ナソーディン・イマボフ ハファエル・エステヴァン ヘナト・モイカノ ボクシング マルケル・メデロス ムスリム・サルコフ ムハマド・モカエフ モリー・マッキャン ユリア・ストレアレンコ ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス ヴィヴィアニ・アロージョ 平良達郎

【UFN235】17勝0敗のカザフスタン人ファイター=アザット・マクスン「タツローとフライ級を盛り上げたい」

【写真】非常にクール、でも親しみやすい感じのマクスンだった (C)MMAPLANET

アレッシャンドリ・パントージャを頂点とするUFCフライ級戦線には10勝以上の無敗の選手が4人在籍している。10勝0敗のムハマド・モカエフ(英国)、12勝0敗のハファエル・エステヴァン(ブラジル)、15勝0敗の平良達郎──そして17勝0敗のアザット・マクスンだ。
Text by Manabu Takashima

UFCではエステヴァンと並び1勝0敗のため、まだランク外のマクスンが3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN235:UFN on ESPN+93「Dolidze vs Imavov」に出場し、チャールズ・ジョンソンと対戦する。

中央アジアから中東で負け無しだったマクスンにとって、LFA王者だったジョンソンとの対戦はワールドクラスで戦う物差しとなる。ベルト獲りへ自信しかないマクスンにジョンソン戦、平良達郎について尋ねた。


──アザット、フライ級の新鋭としてBRVE CF時代から知る人ぞ知るファイターでしたが、日本のMMAファンにとっては未知強のままです。アザットはこれまでどのような格闘技の経験があるのか、まず教えていただけないでしょうか。

「10歳の時にフリースタイルレスリングを始めたのが、最初のコンバットスポーツとの出会いだよ。ただ住んでいる地域や市の大会では優勝できたけど、カザフスタンの全国大会では優勝できなかった」

──それにしてレスリングがベースなのですね。そう思えないほど、素晴らしい右ストレートを持っているので、ボクシングがベースだと思っていました。

「実は12歳……13歳の時に打撃の練習もするようになっていたんだ。その時、僕は天性のヘビーパンチャーだと気づいたよ」

──レスラー時代に、その天賦の才をストリートで試したことは?

「ないよ。全くない。ストリートファイトをした経験は一度もないから(笑)」

──承知しました。ではMMAに転じたのは?

「レスリングの大会で良い結果を残せなかった時、MMAの人気が僕らの国でも上がってきて──興味を持ったんだ」

──アザットのMMAは上手く打撃と組みが融合しているように感じました。打撃は打撃、レスリングはレスリングとして続けていたのか、それともコンバットサンボのような打と組みがある競技の経験はあったのでしょうか。

「コンバットサンボもスポーツサンボも経験はない。アレはロシアの格闘技だから。カザフスタンにはジェクぺ・ジェックという殴って、蹴って、投げて、グラウンドでも殴って良い伝統的なマーシャルアーツがあるんだ(※zhekpe zhek=憎しみと戦うという意味で、動画ではほぼMMA。アマとプロもあり、MMAプロモーションとしてzhekpe zhekも存在している。その一方で素手、カザフ国旗と同じ青のズボンをはいて土嚢が積まれたサークルで戦う試合も。さらにケージを使用し、無差別で子供が戦う試合も見られた……)。

大会は8人トーナメントで1日に3試合を戦う必要がある。プロMMAを戦う前にジェクペ・ジェックの経験があったから、MMAに転じるのは凄く簡単だった。だからイージーにオクタゴンMMAでフライ級チャンピオンになれたんだ」

──ジェクペ・ジェックですか……、興味深いです。ところでUFC二戦目となるチャールズ・ジョンソン戦を週末控え、今はどのような気持ちですか(※取材は1月31日に行われた)。

アザットは126ポンド(57.15キロ)。ジョンソンは125.5ポンド(56.93キロ)で計量をクリアしている(C)Zuffa/UFC

「普段と変わらない。

とても落ち着いていて、オクタゴンに入って勝つ。それが僕の仕事だから。チャールズ・ジョンソンが何をしてこようが、どの局面でも準備できている。打撃戦でも、レスリングでも僕は負けない。彼の攻撃で恐れるモノは何一つないんだ。この試合で勝って、これからどんなことが起こるか楽しみにしてほしい」

──その「これから」ですが、同じフライ級で無敗の平良達郎選手とデンバーで一緒にトレーニングをしたことがあるかと思います。平良選手の印象を教えてください。

「タツローとは今、言っていたようにコロラド州のデンバーで1カ月半ほど一緒に練習した。凄く良いヤツで、すぐに打ち解けて友達になったよ。技術交換もしたし、素晴らしい時間をタツローと過ごせた」

──とはいえ、同じ階級です。勝ち進めば戦うこともあるかと思います。

「タツローは今トップ15になったばかりだけど、輝かしい未来が待っているファイターだ。僕自身の成功とともに、タツローの成功を願っている。僕らでUFCフライ級ディヴィジョンを盛り上げたいと思う。当然、ベルトは僕のモノになるけどね」

──そこは譲れないと(笑)。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「サンキュー。アリガト。ラフマット(※カザフ語でありがとう)」

■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFN235対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ドリュー・ドパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ムスリム・サルコフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ギルバート・ウルビナ(米国)
チャーリー・ラドキー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
アザット・マクスン(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
ピート・ロドリゲス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレーク・ビルダー(米国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ(豪州)
ルアナ・カロリーナ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マルケル・メデロス(米国)
ランドン・キニョネス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トーマス・ピーターソン(米国)
ジャマール・ポーグス(米国)

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45 AB F1 JAM MMA o ONE RENA UFC UFC Fight Night YouTube   ギルバート・ウルビナ ムスリム・サリコフ ランディ・ブラウン ロマン・ドリゼ 体組成

『UFC Fight Night 235: Dolidze vs. Imavov』前日計量動画

タニタ 体組成計 体重計 乗るピタ搭載 BC-705N ホワイト


UFC Fight Night 235 weigh-in results: Prelim fighter misses mark by two pounds(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Roman Dolidze (186) vs. Nassourdine Imavov (185)
・Drew Dober (156) vs. Renato Moicano (156)
・Randy Brown (171) vs. Muslim Salikhov (171)
・Viviane Araujo (126) vs. Natalia Silva (125.5)
・Aliaskhab Khizriev (186) vs. Makhmud Muradov (185.5)
・Charlie Radtke (170.5) vs. Gilbert Urbina (171)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Diana Belbita (116) vs. Molly McCann (116)
・Charles Johnson (125.5) vs. Azat Maksum (126)
・Themba Gorimbo (170.5) vs. Pete Rodriguez (170)
・Blake Bilder (144.5) vs. Jung Gyeong Lee (146)
・Luana Carolina (128)* vs. Julija Stoliarenko (126)
・Marquel Mederos (155.5) vs. Landon Quinones (155.5)
・Thomas Petersen (261.5) vs. Jamal Pogues (265.5)

 『UFC Fight Night 235: Dolidze vs. Imavov』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでルアナ・カロリーナが128ポンドと2ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ロマン・ドリゼ vs. ナッソーディン・イマヴォフはドリゼ支持5人、イマヴォフ支持6人。

・ヘナート・モイカノ vs. ドリュー・ドーバーはモイカノ支持5人、ドーバー支持6人。

・ランディ・ブラウン vs. ムスリム・サリコフはブラウン支持8人、サリコフ支持3人。

・ヴィヴィアニ・アラウージョ vs. ナタリア・シウバは11人全員シウバ支持。

・アリアスカブ・キズリエフ vs. マフムド・ムラドフはキズリエフ支持7人、ムラドフ支持4人。

・ギルバート・ウルビナ vs. チャーリー・ラドキはウルビナ支持9人、ラドキ支持2人。続きを読む・・・
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AB o UFC ギルバート・ウルビナ クリス・カーティス シャオ・ロン ダナ・ホワイト チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ブレイク・ビルダー マルケル・メデロス ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス リー・カイウェン ヴィヴィアニ・アロージョ 原口伸 鶴屋怜

UFC on ESPN+93&Road To UFCシーズン2決勝戦:オッズ/予想と展望

ロマン・ドリーゼ 2.42
ナッソーディン・イマボフ 1.59
ヘナート・モイカ1.54
ドリュー・ドーバー 2.54
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
ヴィヴィアニ・アロージョ 3.75
ナタリア・シウバ 1.29
アリアスカフ・キズリエフ 1.68
マフムート・ムラドフ 2.24
ギルバート・ウルビナ 1.49
チャールズ・ラドキ 2.70
モリー・マッキャン 1.39
ディアナ・ベルビタ 3.10
アザト・マクスム 1.44
チャールズ・ジョンソン 2.85
テンバ・ゴリンボ 1.39
ピート・ロドリゲス 3.10
リー・ジョンヨン 1.70
ブレイク・ビルダー 2.20
ルアナ・カロリーナ 2.14
ユリア・ストリアレンコ 1.74
ランドン・キニョネス 2.10
マルケル・メデロス 1.77
トーマス・ピーターセン 1.60
ジャマール・ポーグス 2.40

Road To UFCシーズン2決勝戦

ロン・チュー 2.30
原口伸 1.67
リー・カイウェン 3.05
イー・ジャー 1.42
鶴屋怜 1.17
ジー・ニウシュイエ 5.25

セミに登場するモイカノが「ファイトナイトなんてクソ。誰も見てない。APEXは選手もファンもみんな嫌い」とDisったAPEX大会。プレリムに出場するチャールズ・ジョンソンも、家族が観戦するために1600ドル(現在のレートで23万5千円)以上するチケットを買わなければならないことに不満を漏らしていた。ダナ・ホワイトも、去年の時点で「APEX開催は見直す時期が来たかもしれない」と言っていたが、結局今年も4月まで発表されているファイトナイトイベントの半分以上がAPEX開催。それでも今大会はメインカードにランカー対決が3試合あるのでマシな方だろう。

メインはミドル級ランキング8位のドリーゼ vs. 11位のイマボフ。ジョージア vs. ロシアというAPEXらしい一般層に人気がなさそうなカード。ドリーゼは前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け、イマボフは昨年1月に後の王者ストリックランドに判定負けと、両者ともにタイトルに絡むにはまだ距離があるもの同士。

ハードパンチャーだが足関も狙うドリーゼに対し、イマボフはダゲスタン出身のボクサー。ストリックランド戦は急遽のカード変更でライトヘビー級での試合となり後半失速したが、前戦のクリス・カーティス戦はパンチで圧倒(結果は2Rのバッティングによりノーコンテスト)。28歳とミドル級ランカーでは若く、将来的に期待できそうなのはイマボフ(ドリーゼは35歳)。オッズも下位ランカーのイマボフがフェイバリット。

イマボフ判定勝ち。

全試合終了後、昨年から延期となったRoad To UFCシーズン2の決勝戦3試合が行われる(バンタム級勝戦はシャオ・ロンの負傷により延期)。

3試合は日本 vs. 中国が2試合、中国人対決が1試合。原口・鶴屋の日本勢はいずれもフェイバリット。特に鶴屋はこの日一番のフェイバリット。前回は膝の負傷もありキャリア初の判定となったが、最後まで失速することなくフルタイム戦えたという収穫もあった。ニウシュイエは打撃は強いが組みでは鶴屋とだいぶ差がある。UFC契約後のことを考えても、フィニッシュしての勝利がほしい。

原口は準決勝は相手の体重オーバーで急遽ワンマッチ出場選手との対戦に変更。テイクダウンからのコントロールで勝ちに徹し、内容は盛り上がったとは言えなかったが判定勝ち。決勝の相手は一度UFCと契約し1勝2敗の戦績を残したロン・チュー。バンタム級ランカー・ソン・ヤドンのスパーリングパートナーで、原口より2歳若い23歳ながら、これが30戦目。飛び込みの速さと強いパンチを持つ。UFCでは通用しなかったが、今回のRoad To UFCでは中国勢の成長が著しかったので、原口も楽な試合にはならないかもしれない。

第1試合は6時開始、メインカードが9時開始で、終了後午後1時半よりRoad To UFC勝戦が中継される。

速報します。

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o UFC UFC290 ニュース ランディ・ブラウン

UFC on ESPN49:セミファイナル・ジャック・デラ・マダレナ vs. バシル・ハファス

ウェルター級。マダレナ14位。

オーストラリアのマダレナはUFC4連続1Rフィニッシュ勝利中。ただしランカーとの対戦経験はなし。2月にUFC10勝4敗のランディ・ブラウンともうすぐランカー対決を行い、1Rチョークで勝ってランキング入りした。本来は先週のUFC290で初のランカー挑戦を行う予定だったが、相手のショーン・ブラディが欠場。初参戦の選手との対戦に切り替わったが、相手が試合前のMRI検査で脳の疾患が見つかり、手術のため欠場。マダレナはオーストラリアに帰国せずに別の試合機会を待ち、翌週にさっそく代わりの試合が組まれた。勝ってブラディと9月の地元シドニー大会での対戦を望んでいる。前回はキャリア2度目の一本勝ちだったが、14勝中11勝がKOでの勝利。26歳。

急遽UFCデビューが決まったハファス。日々ニュースをチェックし、ウェルター級の選手の欠場を見つけると、マネージャーに代役出場を希望する連絡をするという地道な努力が実を結んだ。先週、ミドル級のボー・ニッカルの相手が欠場した際にも連絡したとのこと。UFCデビュー戦でいきなりセミの登場、ランカーとの対戦。若い頃は生活が荒れており、ストリートファイトで逮捕されることもあったが、柔術のトレーニングを始めて更生した。31歳で8勝3敗1分け。

はファスいきなりタックル。尻でクラッチして担ぎ上げテイクダウン!ギロチンに抱えたマダレナだが、ハファスすぐにサイドに出る。マダレナまた立とうとするが、ハファススタンドバックに。払腰で投げたマダレナだが、なおもバックについているハファス。ケージで正対したマダレナ。ハファス離れた。じわじわ出るマダレナ。蹴りでバランスを崩したハファス。すぐにタックルに入る。マダレナまたギロチン。ハイエルボー。すぐに下になり外し、止まらず上を取ったハファス。サイドで押さえ込むが、マダレナ起き上がり立った。マダレナパンチで出る。ケージを背負ったハファスにパンチを打ち込むが、ハファスも打ち返す。マダレナ頭の動きがなくもらいそうでもある。またケージに詰めてパンチを打ち込む。ヒットしているがハファスもパンチを返す。タックル。またギロチンに抱えたがテイクダウンされハーフで押さえ込まれた。ハファス肩固めをセットアップ。肘を立ててディフェンスしているマダレナ。ホーン。

1Rハファス。マダレナ、試合に集中できていないか。テイクダウンを簡単に取られている。

2R。ハファスすぐタックル。しかし今度は脇をくぐってバックに回るとパンチを打ち込んだ。離れる。マダレナ詰める。ケージを背負ったハファスがバックブロー。お互いパンチがヒット。マダレナの強打も捕らえているが、それでも打ち返すハファス。タックル。ハファス今度は腕を差し込みディフェンス。離れた。またケージに詰めてパンチを入れるマダレナ。ハファスタックル。受け止めて膝を入れたマダレナ。またケージを背負うハファス。消耗している。ボディを打ち込むマダレナ。タックルもスピードがなく切られる。またタックル。マダレナ安易にギロチンで引き込んだが潰され下に。ハーフ。残り1分。がっちり押さえ込むハファス。足を抜いてサイドに出た。またハーフに。ホーン。

2Rはマダレナか。

3R。ボディ・顔面にパンチを入れて出るマダレナ。ハファスの返しもしっかり見てかわしている。タックルも切った。またタックル。ケージに押し込んだハファス。離れた。またタックル。止めたマダレナ。ハファスの打ち終わりで体が流れたところにパンチを入れるマダレナ。ハファス消耗しているが、マダレナも疲れがある。右がヒット!ワンツー。タックルを止めると左右のボディ連打。テンカオ。左右のボディ。またタックルに入るが切ったハファス。ケージに押しみまた左右のパンチ連打。タックル。切る。亀になったハファスからバックマウント。ハファス消耗しているが反転して上を取り替え位sた。マダレナヒップスローで返しながら腕十字狙い。外れたが立った。残り30秒。離れた瞬間にハファスタックル。マダレナキムラで返して上になるが時間がない。タイムアップ。

大健闘のハファス。マダレナ相手にUFCで初のフルタイム。

29-28、28-29、29-28のスプリットでマダレナ勝利。

2Rが割れたか?マダレナギリギリの勝利。先週の平良と同じく、一度試合が消滅した後すぐに勝って当然の相手との対戦が組まれたが、いつも通り戦うことができなかったか。それでもここで勝てたのは大きい。

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MMA o UFC キック ランディ・ブラウン

UFC288:第5試合・ケイオス・ウィリアムズ vs. ロランド・ベドーヤ

ウェルター級。

ウィリアムズはUFCデビュー戦が27秒KO勝ち、2戦目が30秒KO勝ちだったが、3戦目はファンタジスタミシェウペレイラ相手に距離を取られて打撃をもらう展開で、3Rにはタックルでテイクダウンを奪われての判定負け。その後は初の判定勝ちの後、ミゲル・バエザをKOしたが、前戦はランディ・ブラウンに距離を取られて打撃を入れられる展開でスプリット判定負け。爆発力のある序盤のパンチを凌がれると厳しくなる。29歳。

ペルーのベドーヤはUFCデビュー戦。シュートボクセ所属でMMA14勝1敗。ペルーのフュージョンFCを主戦場とし、昨年3月にウェルター暫定王座を獲得。1年2ヶ月ぶりの試合となる。しかしここまでは世界的な実績のある相手との対戦経験はなく、オッズは今週代役でUFCデビューが決まりランカーと対戦することになったディエゴ・ロペスに続くアンダードッグ。26歳。

プレスしていくウィリアムズ。カーフを蹴ったベドーヤに間合いを詰めてパンチを打ち込んだ。圧されているベドーヤ。左がヒット。パンチ連打で出たが、やや荒い。四つに組んだベドーヤ。離れる。カーフを蹴るウィリアムズ。右オーバーハンド。ワンツーがヒット。残り1分。ウィリアムズのアッパーがヒット。ベドーヤは効いてないとアピール。ケージを背にしたベドーヤにパンチの連打を打ち込む。ホーン。

1Rは手数でウィリアムズ。しかし今日は打撃が雑。

2R。カーフの蹴り合い。プレスするウィリアムズ。ワンツーがヒット。ベドーヤカーフ。ウィリアムズは雑に攻めた1Rよりは慎重になっている。近距離でパンチの打ち合いから組んでケージに押し込んだウィリアムズ。離れた。飛び込んでワンツーを入れるウィリアムズ。カーフを蹴られてちょっと嫌がっているウィリアムズだが、飛び込んで連打を入れたウィリアムズ。ホーン。

2Rはヒット数がほぼ五分。ベドーヤのカーフがどれだけ評価されているか。

3R。ベドーヤのカーフにウィリアムズもパンチを打ち返す。近い間合いでの打撃戦。カーフキックで足が流れたウィリアムズ。ベドーヤが手数を増やしてきた。ウィリアムズ消耗があるのか、スピードが落ちている。パンチも空振りが多い。ベドーヤのヒットが増えてきた。しかしベドーヤも疲れたか。3Rの半分を過ぎて手数が減ってきた。ウィリアムズは倒せるパンチではなくなってきているが、手を出している。ベドーヤタックル。受け止めたウィリアムズ。肘を入れたベドーヤだがウィリアムズ離れた。残り1分。ウィリアムズパンチを出しているが空振りが多い。ワンツー。タイムアップ。

3Rはベドーヤ。2R次第。

30-27ベドーヤ、29-28ウィリアムズ、29-28ウィリアムズ。スプリットでウィリアムズ勝利。

1Rもベドーヤに入れるジャッジがいるとは思わなかったが、2Rは僅差だったので割れる可能性があるとは思った。

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Column MMA MMAPLANET o UFC UFC284   アリス・リード アレックス・ヴォルカノフスキー アロンゾ・メニフィールド イスラム・マカチェフ クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ジェイミー・マラーキー ジャイー・ロドリゲス ジャスティン・タファ ジャック・ジェンキンス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュア・クリバオ ジョシュ・エメット ズベア・トホゴフ タイソン・ペドロ ドン・シェイニス フランシスコ・プラド ブレイク・ビルダー メルシック・バダザリアン モデスタス・ブカウスカス ランディ・ブラウン ローマ・ルックンブンミー

【UFC284】試合結果 マカチェフが快勝。ヴォルカノフスキーは二冠ならずも、楽しみな豪州勢

【写真】オリヴェイラ戦のような頭抜けた強さが感じられなかったマカチェフだが、ヴォルカノフスキーの健闘が目立つなかで──危なげの無い勝利だったのも事実だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで、3年4カ月ぶりとなる同国のイベント=UFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催された。

総勢9選手が出場豪州勢、メインではUFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーがライト級王者イスラム・マカチェフに挑戦して判定負けでも、テイクダウンを切り、テイクダウンを許されてもスクランブル、コントロールされてもサブミッションを防ぎ、その強さを再認識させた。

コメインでジョシュ・エメットを圧倒し、暫定フェザー級王者となったジャイー・ロドリゲスとの王座統一戦が今から楽しみだ。

なお豪州勢の戦績は5勝3敗1分、ジャック・デラ・マダレナ、ジャスティン・タファ、ジョシュア・クリバオの勝利、そしてドローだったがジミー・クルートの奮闘は豪州勢がUFCロースターのなかでしっかりと存在感が残せるファイターであること強い印象づける結果となっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=イスラム・マカチェフ✖アレックス・ヴォルカノフスキー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャイー・ロドリゲスジャック・デラ・マダレナ

UFC284
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)5R
判定
詳細はコチラ
×アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
○ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)2R4分19秒
三角絞め
詳細はコチラ
×ジョシュ・エメット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジャック・デラ・マダレナ(豪州)1R2分13秒
RNC
詳細はコチラ
×ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
<ヘビー級/5分3R>
○ジャスティン・タファ(豪州)1R1分06秒
KO
詳細はコチラ
×パーカー・ボーター(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
△ジミー・クルート(豪州)3R
Draw
詳細はコチラ
△アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
〇モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)3R
判定
詳細はコチラ
×タイソン・ペドロ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
○ジョシュア・クリバオ(豪州)2R2分02秒
RNC
詳細はコチラ
×メルシック・バダザリアン(アルメニア)
<127ポンド契約/5分3R>
○クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)1R0分59秒
TKO
詳細はコチラ
×シャノン・ロス(豪州)
<ライト級/5分3R>
○ジェイミー・マラーキー(豪州)3R
判定
詳細はコチラ
×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)
<フェザー級/5分3R>
○ジャック・ジェンキンス(豪州)3R
判定
詳細はコチラ
×ドン・シェイニス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ローマ・ルックンブンミー(タイ)2R0分44秒
TKO
詳細はコチラ
×アリス・リード(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブレイク・ビルダー(米国)3R
判定
×シェーン・ヤング(豪州)
<157.5ポンド契約/5分3R>
○エイヴェス・ブレネル(ブラジル)3R
判定
×ズベア・トホゴフ(ロシア)


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MMA MMAPLANET o UFC UFC284   ジャック・デラ・マダレナ ランディ・ブラウン

【UFC284】明白な体格差も、ケージに追い込んでの右で勝負を決めたマダレナがブラウンをRNCで破る

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
Def.1R2分13秒by RNC
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)

長身、手足の長さをミドル級以上を思わせるブラウンに対し、マダレナは頭を守る構えからワンツーを伸ばす。右ローを当てたマダレナは、ジャブを前蹴りに近づくことができない。それでも右ロー当てるマダレナが左フック、ガードを固めるとブラウンが腹に前蹴りを入れる。前に出るマダレナ、回るブラウンをケージ際に追い込むと右をヒットさせる。足が泳いだブランが、つんのめるように前方にダウン。鉄槌のの連打に背中を見せたブラウンに対し、マダレナが両足をフックしRNCをあっという間に極めた。

「直ぐに極められるようグラップリングの練習をしている。1発でノックダウンを奪えると思っていた? そんなことないよ。3Rを使った戦うつもりだった。ホリデー後にトップ15を倒したい」と勝者は話した。


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【UFC284】計量終了 マカチェフ「皆を狼狽えさせる」✖ヴォルカノフスキー「全てをぶっ飛ばす」

【写真】フェザー級の時と同じ動きができるならヴォルカノフスキーにも分があるが、マカチェフの完封劇もある(C)Zuffa/UFC

明日12日(日・現地時間)に豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」の計量が行われた。

3年3カ月ぶりの豪州大会のメインはUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーが、UFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフに挑むチャンプチャンプ対決が組まれた。

コメインは王者がライト級王座を目指すフェザー級の暫定王座決定戦がジャイー・ロドリゲスがとジョシュ・エメットの間で争われる。


総勢9名ものご当地ファイターが出場する今大会、一番人気は当然のようにヴォルカノフスキーで、オージーファンの大声援を受けたのとは対照的に、マカチェフには大ブーイングが送られた。

固く握手をしてフェイスオフを行った両者、まずヴォルカノフスキーが「明日は全てを賭けて危険な戦いをする。でも、全てをぶっ飛ばす。Let’s go!!」とシャウトする。

対してマカチェフは「ここに20日間滞在して、皆のことを愛している。でも明日は皆を狼狽えさせる。ありがとう」と話し、大地がうねるようなブーイングを浴びた。なおフライ級のクレイジソン・ホドリゲスとライト級のズベア・トホゴフが体重オーバーで、それぞれシャノン・ロス、エイヴェス・ブレネルとキャッチウェイトで戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス: 145ポンド(65.77キロ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ266ポンド(120.65キロ)
パーカー・ボーター: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 204.5ポンド(92.76キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ: 206ポンド(93.44キロ)
モデスタス・ブカウスカス: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス: 127ポンド(57.6キロ)
シャノン・ロス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155ポンド(70.31キロ)
フランシスコ・プラド: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・ジェイニス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 115.5ポンド(52.38キロ)
イズマエル・ボンフィム: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレイク・ビルダー: 146ポンド(66.22キロ)
シェーン・ヤング: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ズベア・トホゴフ: 157.5ポンド(71.44キロ)
エイヴェス・ブレネル: 155.5ポンド(70.53キロ)

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【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」

【写真】根性ファイトとスコリング、エンターテイメントと勝負論。ファイトだけでなく、思考的にもバランスが取れているクリバオ (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオ・インタビュー後編。

元K-1ファイターで、強烈勢いでパンチと蹴りを武器に戦うバダザリアンを前にして、クリバオにMMAの戦い方を尋ねた。高いファイトIQを誇るクリバオはエンタータイメントと競技の両面からMMAを理解し、また彼流のエキサイティングなファイトの定義を話してくれた。

<ジョシュア・クリオバ・インタビューPart.01はコチラから>


──ファンの後押しは嬉しい限りだと思いますが、ジョシュアのように規律と我慢をもって戦っていると、その声援に乗せられて自制心を失いアグレッシブになり過ぎることはないですか。

「とはいってもファイトはエンタータイメントでもあるしね、そうできる時は皆が喜ぶ試合をしようと心掛けてはいるよ。だから、皆が試合を見に来てくれるわけだし。と同時にはファイティングはスポーツで、勝敗が全て。絶対に勝たないといけない。エンターテイメントとは相手を殴ること。だけど、少しぐらい退屈になっても勝利が必要だ。エキサイティングな試合を心掛けて、勝つ。そのバランスを取ることが大切になってくる」

──シンガポールのチェ・スンウ戦。3Rは攻めまれ、思うように戦えなかったかと。

「最初の2つのラウンドを取っていることは分かっていた。だから、自分から攻めることはしなかった。ちょっとそこの塩梅が難しかったね。リスク管理をした結果だよ」

──逆に最初の2つのラウンドを失っていても、そのままの戦いを続けてしまう選手もいます。

「う~ん、もう後がない時は攻めるしかないよ。それでピンチを招いたり、相手が有利になったとしても攻めないと勝てないんだから。ジャッジの裁定で不利だと思っているなら、やるしかない。何よりも忘れてならないのは勝っている時も、負けている時もやるべきことをやるということ。それがファイトだよ」

ブレイキンバック そのために必要なのは、魔裟斗のスピリットだ(笑)。

──ただファイターも人間で。人間は逆転を狙うよりも倒されないこと、極められないようサバイブが目的になることがあります。

「そうならないために自分が不利な状態での練習が欠かせないんだ。試合でそのような状況にならない方が良い──でも、自分が追い込まれた場面を想定して練習しなければならない。そういう条件下で練習をしていると、実戦が楽に感じられるんだよ」

──ここまで質問は実は日曜日の対戦相手メルシック・バダザリアンが、爆発力のあるアグレッシブな元キックボクサーだからさせてもらってきました。今話したような様々な状況で、ジョシュアはどのような選択するのか。

「彼は頭を殴ってKOするために、前に出て来る。きっと、それは彼の戦闘本能がああいう戦いをさせているのだろう。そう対戦相手が僕を殺しに来る。そういう気持ちでオクタゴンに向かう。そして、最高のジョシュア・クリバオを魅せるつもりだ。

バダザリアンが前に出てくることで、この試合は本当にエキサイティングなモノになる。そうなることが嬉しいよ」

──ジョシュアは相手をおびき寄せて、殴ることに長けています。

「彼が下がって、僕が前に出るような展開だと実際はファンが楽しめる試合にはならないだろう。でも、バダザリアンが懸命に倒しにくれば話は別だ。ファンに最高の試合を見せる自信があるよ。

アグレッシブに前に、前にという風に戦う相手は戦いやすい。チェ・スンウ戦を思い出してほしい。彼が攻めてくるところで、僕はダウンを何度か奪っている。フィニッシュに近づいたシーンもあった。前に出て攻めてくる相手は、僕に隙を見せている。向うが僕にフィニッシュの機会を与えているんだ」

(C)Zuffa/UFC

──そんななかバダザリアンのどの攻撃には警戒が必要だと考えていますか。

「良いテクニックを全般的に持っているけど、一発の威力が強い左のパンチと同じく左の蹴りかな。でも、怖くはない。そしてグラップリングの展開になると、彼に勝ち目はなくなる。まぁ、ぼくが下になることはないけどね。スタンドの展開では僕がケージを背負うことになっても、相手に背負わせても彼は僕の正面に立たないことだ。

試合毎に成長したベストバージョンの状態で戦う。ファイトウィークに記者会見があり、ファンの姿を見ることができる。全てが自然の流れで進んでいることで、僕も凄く落ち着いている。このまま良い調子で、オクタゴンに上がりたい。重ねて言うけど、バダザリアンが倒しにくれば、ファイトは僕のモノだ。

そして、前の試合からどれだけ成長したかを皆に見てほしい。バダザリアンを完全ドミネイトする。新しくなり、以前と違う戦いができるジョシュア・クリバオを見てもらう」

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

The post 【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」 first appeared on MMAPLANET.