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45 AB o UFC アミール・アルバジ イリー・プロハースカ カイ・カラフランス ジム・ミラー ジョシュア・ヴァン ジョニー・ウォーカー トム・ノーラン ポール・クレイグ マネル・ケイプ ヤン・ブラホヴィッチ リッキー・シモン

UFC on ESPN+92:オッズ/予想と展望

マゴメド・アンカラエフ 1.22
ジョニー・ウォーカー 4.50
マテウス・ニコラウ 3.00
マネル・ケイプ 1.41
ジム・ミラー 1.85
ガブリエル・ベニテス 1.98
リッキー・シモン 1.57
マリオ・バティスタ 2.45
フィル・ハウズ 1.98
ブルンノ・フェヘイラ 1.85
アンドレイ・アルロフスキー 5.40
ワルド・コルテス・アコスタ 1.17
マシュー・セメルスバーガー 1.80
プレストン・パーソンズ 2.05
マーカス・マクギー 1.36
ガストン・ボラニョス 3.25
ファリド・バシャラート 1.36
テイラー・ラピルス 3.25
ウェスティン・ウィルソン 6.25
ジェアン・シウバ 1.13
ニコラス・モッタ 3.40
トム・ノーラン 1.34
ジョシュア・ヴァン 1.46
フェリペ・ブネス 2.80

今年最初のUFC

メインは10月の対戦で1Rにアンカラエフのグラウンド膝の反則があり、ウォーカーは続行できそうだったが、レフェリーとの意思疎通が上手く行かずにストップされたことで物議を醸した試合の再戦。

アンカラエフはUFCデビュー戦でポール・クレイグを圧倒していたが、三角に捕まって残り1秒での大逆転負けでキャリア唯一の黒星を喫した後、9連勝でイリー・プロハースカが返上したライト級タイトルの王座決定戦に出場。ヤン・ブラホヴィッチ相手に内容では押していたが、これも物議を醸す判定ドロー。その次の試合がノーコンテストになったウォーカー戦と、ここにきてタイトル獲得目前で不運な足踏みが続いている(反則膝は自業自得だが)。

ウォーカーはUFCデビューから3連続1RKO勝ちして将来のスター候補と見られていたが、そこから急に失速してその後1勝4敗。ブラジル人に良くいる調子のいいときは強いが、勢いがなくなるとあっさり負けるパターンの選手になっていた。しかしそこからまた3連勝で復調している。が、下位ランカー相手には強さを見せるものの、トップ5ランカーの壁は崩せていない。

前回もストップがかかるまではアンカラエフが押していたこともあり、オッズは大差でアンカラエフがフェイバリット。

アンカラエフKO勝ち。

セミでは、昨年デイブソン・フィゲイレード戦につづいてカイ・カラフランス戦も流れたマネル・ケイプが、3年前のUFC2戦目で敗れたマテウス・ニコラウとの再戦に臨む。

ケイプは現在4連勝中。5位のニコラウに勝てば、いよいよトップ5ランク入りとなる。

ニコラウはケイプ戦が2年半ぶりのUFC復帰戦で、そこから4連勝したが、昨年4月には先月タイトル挑戦を果たしたブランドン・ロイバルに1RKO負けで、UFC復帰後初黒星。

前回はニコラウの対戦相手が負傷欠場となり、試合9日前に急遽代役としてケイプが出場して対戦した。1Rにニコラウがテイクダウンを奪い、2Rにはケイプがタックルを切って打撃を入れる展開で1Rずつ取り合い、3Rは僅差だが打撃のヒット数ではケイプが上回るという内容で、ニコラウが微妙なスプリット判定勝ち。今回はケイプがオッズでフェイバリットとなっている。

フライ級は来月1位の前王者モレノと2位のアミール・アルバジの対戦が予定されている。3位は先月挑戦したばかりのロイバル、4位はモレノとアルバジに敗れた後、9月のケイプ戦を負傷欠場したカラフランス。王座挑戦の優先順位はモレノ vs. アルバジの勝者が上だと思うが、内容次第ではニコラウ vs. ケイプの勝者にチャンスが回ってきてもおかしくない。

第1試合開始は14日6時から。速報します。

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AB News o ONE UFC キック グレゴリー・ホドリゲス ブレンダン・アレン ポール・クレイグ

UFC on ESPN+91:第7試合・パク・ジョンヨン vs. アンドレ・ムニス

ミドル級。

ジョンヨンはUFC7勝2敗、4連勝、3連続一本勝ちにもかかわらず、まだノーランカー対決。初期はテイクダウンからの漬け込みスタイル主体の地味ファイターだったが、ここに来て一本勝ちが増えてきている。3連続一本勝ちはすべてすべてチョークでのフィニッシュ。負けた相手は現ランキング15位のアンソニー・ヘルナンデスとホナウド・ジャカレイの弟弟子・グレゴリー・ホドリゲス。32歳。

ムニスはUFCデビューから5連勝。その中には同郷の先輩・ホナウド・ジャカレイからの腕十字での一本勝ちも含まれている。が、ここ2戦はブレンダン・アレンとポール・クレイグに連続フィニッシュ負けで、ランキングからも外れてしまった。柔術とともにムエタイも学んでいる。33歳。

両者フィニッシュが多いグラップラーだが、ジョンヨンはチョーク、ムニスは腕十字を得意としている。

ムニス左ハイ。ミドル。リーチに劣るジョンヨンが間合いを詰めると距離を取る。バックスピンキック。ムニス一転してタックルへ。両足を束ねて尻もちを着かせる。背中に回り、片膝を着いたジョンヨンからハーフバック。立とうとしたがムニスが崩す。ジョンヨン立ってスタンドバックへ。また倒すが、ジョンヨン押さえ込ませずに立つ。尻もちを着かせてレッグマウントに。足を引いて立つジョンヨンだが、ムニス投げてバックに回り足をフック。バックマウント完成。亀になるジョンヨン。残り1分。足のフックを外そうとしたところで三角に移行したムニスだが、ジョンヨン足をサバいてパス。逆にバックにつくとマウント!パウンド!ムニスハーフに戻すが、なおもパウンド・肘。ホーン。

1Rは終盤の攻撃によるダメージでジョンヨン。ムニスの一方的な展開かと思われたところから一気に形勢逆転。

2R。ジョンヨンパンチで出る。ムニスタックルへ。潰して上を取ろうとしたジョンヨンだが、そのままスイープで上を取るムニス。立とうとしたジョンヨンに両足フックしてまたバックマウント。足のフック外れてハーフバックになるが、なおもバックについているムニス。ジョンヨン微妙にケージつかみでディフェンス。ホーン。

2Rムニス。

3R。ジョンヨンパンチで出る。ムニス疲れたか。しかしタックルへ。切れずにテイクダウンされたジョンヨン。四の字バックへ。バックキープするムニス。残り2分半。ジョンヨン反転して上に。パウンド。が、雑にパスしようとたところで上を取られる。押さえ込ませず立ったジョンヨン。ムニスタックル。今度は切ったジョンヨン。ムニス引き込み。スイープを狙うが耐えたジョンヨン。しかし残り1分半。足で距離を作るムニス。肘。ムニススタミナ切れもあって動けない。パウンド連打するジョンヨン。タイムアップ。

29-28ムニス、29-28ジョンヨン、29-28ムニス。スプリットでムニス勝利。

割れたのは3R?

ムニスに入れたジャッジも1Rジョンヨンと3Rジョンヨンで割れている。どちらもダメージではジョンヨン、コントロールでムニスだったので、最近の傾向ではジョンヨンになると思ったが。

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MMA MMAPLANET o UFN UFN232 ブレンダン・アレン ポール・クレイグ

【UFN232】アレンがクレイグからRNCでタップを奪い、4連続RNCでの一本勝ちを達成

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
Def.3R0分38秒 by RNC
ポール・クレイグ(米国)

アレンが右カーフ、ワンツーを伸ばす。アレンがパンチ前に出て距離が詰まると、クレイグがオーバーフックしてケージに押し込む。クレイグはダブルレッグへいきつつ、左腕を差して押し込む。アレンは右手で小手を巻いて投げからマウントを取り、パンチとヒジを落とす。クレイグはアレンの左足に両足を絡め、アレンがRNCを狙うとレッグロックへ。アレンも足関節で応戦しつつ、両者が立ち上がる。アレンはバックについて持ち上げるようにテイクダウンし、インサイドガードでトップキープする。

2R、アレンがジャブからワンツー。この右でクレイグの足が止まる。なんとかダブルレッグに入るクレイグだったがテイクダウンは出来ず。引き込み気味にガードポジションを取る。アレンは身体を起こしてパンチを落とし、足を一本抜いてハーフガードへ。しっかり上体を固めてマウントを取り、肩固めを狙う。

これは極まらずハーフに戻されたアレンだが、トップキープしてヒジを落とす。クレイグがガードポジションに戻して腕十字や三角絞めを狙うと、アレンはしっかり対処してヒジを落とす。単発ながらヒジを確実に効かせるアレン。クレイグが半身になって身体を起こすと、バックからRNCを狙った。

3R、アレンがジャブと右ストレート、左ボディから顔面への左フックにつなげる。クレイグはダブルレッグで組み付くが、アレンはギロチンを狙いつつ、そのまま上のポジションを取る。ケージに身体を預けて立ち上がろうとするがクレイグ。アレンはそのままバックを取り、最後はRNCでタップを奪った。これでアレンは4連続RNCでの一本勝ちとなった。


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Report UFC UFC255 ブログ ポール・クレイグ マウリシオ・ショーグン

【UFC255】マウリシオ・ショーグン、グラップリングMMAでクレイグのパウンドにタップアウト……負け

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(米国)
Def.2R3分36秒by Tap Out
マウリシオ・ショーグン(ブラジル)

クレイグが左ローから左ハイ、ショーグンは左ローを返す。左ミドルを蹴り、右前蹴りからスイッチして左ハイを繰り出したクレイグ。ワンツーで前に出たショーグンは組みに行くが、すぐに離れる。左ハイを見せた直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたクレイグ、ショーグンは得意のハーフからスイープを狙う。ハーフ&シングルで起き上ったショーグンをがぶったクレイグがヒザを頭部に入れアナコンダへ。そのままバタフライスイープを決めたクレイグが、ハーフのショーグンにパンチを入れる。

小手を差された状態で立ち上がったショーグンだが、直後にテイクダウンからバックを譲る。クレイグのテイクダウン狙いを潰してトップを取ったショーグンは、ディープハーフからロックダウン&エレクトリックチェアーには反応して右足を引き寄せ上をキープする。ショーグンがパンチを落とし、クレイグがスイープを狙ったところで初回が終わった。

2R、クレイグが右の関節蹴りを見せ、左ジャブを当てる。ショーグンは左フックで前に出る。下がったクレイグは蹴りで前に出直すと、左ジャブを伸ばす。ショーグンは右オーバーハンドをヒットさせ、クレイグがシングルレッグへ。このままテイクダウンを決めバックに回る。

両足をフックされたショーグンは、胸を合わせてスクランブルから立ち上がる。クレイグはケージに押し込み、シングルに移行してテイクダウン&再びバックマウントへ。左のパンチを打たれたショーグンは、ここで背中が伸びてしまう。クレイグは左右のパンチ、頭を抱えたショーグンは──なんと、タップし試合は決した。


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