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【UFC FPI06】本戦でマリーニョを動かせ、延長でポイント奪取から肩固め。ファウラー快勝

<215ポンド契約/8分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.ExR3分14秒by 肩固め
ペドロ・マリーニョ(ブラジル)

頭の取り合いから、軽くダブルレッグを狙ったマリーニョ。続いてアームドラッグを狙い、足払いを仕掛ける。場外際から中央に戻された両者、直後にマリーニョが小外刈りでテイクダウンを奪い、下になったファウラーのニーシールド・レッグロックを潰す。パス狙いのマリーニョに対し、ファウラーはラバーガードをセットしつつ足を跨がれるとオモプラッタへ。マリーニョはここ即反応して腕を抜き、ファウラーもニーシールドを取り直す。

重厚な一戦は、ファウラーが尻を引いてスタンドに戻り仕切り直しに。残り5分30秒から立ちレスの展開が続き、マリーニョは再び小外刈りでファウラーを転がす。ここはグラウンドにいかず、立ち上がったファウラーの押し込みをいなすマリーニョに「アクション」の声が掛かる。頭をとりにいく動きがスラッピングに、足払いはローキックに近くなり両両者が熱くなっている。マリーニョは飛びつき十字、跳びつきギロチンを仕掛ける。

とレフェリーが「スラッピング、キックはするな」と両者に注意が入る。マリーニョが三度、小外刈りを決めるも立ち技が続く。両者にアクションが入り、マリーニョがジャンピンガードからハーフも場外際となりマット中央&スタンドで再開される。再び引き込み、背中をつけたマリーニョ。今度はマリーニョが下のままで、センターでリスタートに。しかし残り45秒──クローズドガードのマリーニョに対し、フォウラーが足関節を仕掛ける。逆にマリーニョも足関節を狙うと、ファウラーがロールしながらヒザを抜いて時間となった。

延長戦、すぐにシングルレッグでテイクダウンしたマリーニョだが、3秒間グラウンドでコントロールできずポイントはない。逆にシングルでテイクダウンのファウラーは、ギロチンを防いでテイクダウンの2Pを獲得。サイドで抑えたファウラーは、しっかりと抑ええるとダースを仕掛けつつ上四方へ。背中をつけたままに腕を通さないマリーニョは、足を戻す。ここからファウラーはパス&マウント奪取で6-0とリードを広げる。

肩固めでフィニッシュ狙いのファウラーが、2度目のセット&スライドも極め切れない。ここで場外際から中央で再開となり、ファウラーは十分の形となりタップを奪う。FPIで5連勝のファウラーは「ずっとゴードン・ライアンを戦いたいと思っていたけど、今はニッキー・ロドリゲスと試合がしたい」と話した。


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【UFC FPI06】まもなくクレイグ×ロバトJr、ニッキー・ロッド✖ヒメネス。ジジにベン・エディらが競演

【写真】UFC昇格とはならず、FIGHT PASS Invitationalで実力発揮といきたいジジ・カヌート(C)LFA

3日(日・現地時間)、これから1時間半後にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC Fight Pass Invitational06が開催される。いわばMMAの最高峰が開催するプロ・グラップリング大会には毎大会強豪グラップラー、MMAファイターらが出場している。
Text by Manabu Takashima

10分間のADCC、15分間のWNO、10分間のIBJJFノーギ、12分のONEとも違い8分1R(※上位カードは10分1R)のUFC FPIは前回大会より延長になるとEBIのタイブレーク方式から、4分ないし5分のオーバータイム制が採用されるようになった。


いわば視覚的にもよりスピーディーさが求められるような空気があるなかで、今回は上位3カードが無差別の戦いでクレイグ・ジョーンズ✖ラファエル・ロバトJr、ニッキー・ロドリゲス✖ロベルト・ヒメネスなど、一言で組み技といっても戦いのフィロソフィーに明確な違いがあるマッチアップが揃った。

新足関節時代からレッスルアップ、トップゲームとウェルラウダーのなかで急激な技術の変遷があり、そこを地で行き、今や特別なステージでしか試合を見ることができなくなったといっても過言でないジョーンズ。対してロバトJrはMMAに通じるオールドスクール柔術で、Bellatorの頂点に立ち様変わりした組み技シーンに戻ってきた。

フォークスタイルレスリング&柔術の融合、現状の最先端──というべきかADCCで一番勝てる戦いができるニッキー・ロッドに対して、ロベルト・ヒメネスも23歳という年齢には不釣り合いなオールドスクール、こちらは下から創りあげる道着のない柔術を実践するグラップラーだ。

昨年6月のFPI04で対戦した時にはEBIタイブレークのファーステスト・エスケープでニッキー・ロッドに軍配が上がっているが、今回はどうなるか。

中盤と下位カードでもメイソン・ファウラー✖ペドロ・マリーニョというSUBを思わせるカード。LFAで暫定女子ストロー級王座獲得に失敗し、UFCではなく日本上陸を目論むアブダビ・プロ優勝のジジことジオヴァナ・カヌート、元祖ヒンドゥーガード&10thPlanetの鬼才ベン・エディと非常に多彩なメンツが揃ったUFC FPI06、90分後に開演となる。

■視聴方法(予定)
3月4日(日・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<アブソリュート級/10分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
ラファエル・ロバトJr(米国)

<アブソリュート級/10分1R>
ニッキー・ロドリゲス(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)

<アブソリュート級/8分1R>
ニコラス・メレガリ(ブラジル)
マテウス・ジニス(ブラジル)

<215ポンド契約/8分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
ペドロ・マリーニョ(ブラジル)

<175ポンド契約/8分1R>
ホナウド・ジュニオール(ブラジル)
コディ・スティール(米国)

<ミドル級/8分1R>
ジェイ・ロドリゲス(米国)
マテオ・カルドナ(米国)

<女子フライ級/8分1R>
ジジ・カヌート(ブラジル)
デニージ・ゴミス(ブラジル)

<165ポンド契約/8分1R>
ベン・エディ(米国)
シェーン・シャピロ(米国)

<女子フェザー級/8分1R>
ラケル・カヌート(米国)
カロル・ホザ(ブラジル)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC FPI04 ニッキー・ロドリゲス ヴァグネウ・ホシャ

Overlooked【UFC FPI04】OT狙い??のヴァグネウ・ホシャ、OTでニックロッドにRNCで敗れる

速報で負い切れなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。

ここでは6月29日(木・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APECで開催されたUFC FPI04から、無差別級T準決勝=ニッキー・ロドリゲス✖ヴァグネウ・ホシャの一戦の模様をお届けしたい。

<無差別級T準決勝/8分1R>
ニッキー・ロドリゲス(米国)
Def. OT 2nd term by RNC
ヴァグネウ・ホシャ(ブラジル)

30秒で両ヒザ立ちとなったニックロッドだが、すぐに立ちあがる。これは寝技とは認められず、1分が経過したところでゲットダウンが命じられ、ニックロッドがトップを選択する。ホシャはバタフライ&ダブルアンダーフックを続け、両ワキを差したままクローズドガードを取る。フックを解いたニックロッドは、ホシャの蹴り上げにスタンドに戻る──そして、2度のゲットダウンへ。

今度はホシャがトップをチョイする。すぐにスクランブルを狙ったニックロッドをがぶろうとしたホシャだが、逆にアームドラッグを仕掛けられて離れる。座ったニックロッドに頭から飛び込んだホシャは、笑顔を見せてスタンドに戻る。追ったニックロッドは、残り3分20秒で座るが、いつでも立ち上がる準備をしておりホシャも寝技には転じない。

柔術競技に対し、オフェンスの意識がディフェンスの意識より高まるというのがEBIルールの本質だが、明らかにこの試合は防御重視の展開が続く。ついにはニックロッドに膠着誘発の指導が入り、強制的にバタフライガードを取らされる。ニックロッドはここで即レッスルアップから、アームドラッグ&ダブルレッグでリバーサルを決める。

懸命に蹴り上げ、スペースを創ろうとするホシャは足回しからニックロッドの足まで蹴っていく。残り、15秒──恐らくはホシャが勝負を賭けていたであろうOTに突入した。

しかし、ホシャのシートベルトの組手争いから、駆け引きが始まったOTはセカンドタームでアゴの上からRNCを極めたニックロッドが制した。


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【UFC FPI04】レスリングが進化したロベルト・ヒメネスだが、柔術はできずOTでニックロッドに敗れる

<無差別級T1回戦/8分1R>
ニッキー・ロドリゲス(米国)
Def.OT by Fastest Escape
ロベルト・ヒメネス(米国)

コンバット柔術では、ウェルター級世界王者のヒメネスは一見して増量している。試合はニックロッドがボディロックへ。ヒメネスが引き込んで下になり、場外際から中央に戻される。ニックロッドはパスを決め、ヒメネスは上四方に取られるもスクランブルに持ち込む。

立ちレスでダブルレッグを切ったニックロッドは、スクランブルでのヒメネスのギロチンも察知する。やがてゲットダウンとなり、ヒメネスはトップを選択する。バタフライ&ダブルアンダーフックのニックロッドはすぐに離れて立ち上がるも、ヒメネスはシングルレッグへ。場外際で足を抜いたニックロッドはここでヒザ立ちから、すぐに立ち上がる。

ヒメネスはアームドラッグを察知されると、ダブルレッグへ。素早い仕掛けにもニックロッドが反応して、ヒメネスが引き込む。バタフライガードから、ニックロッドの仕掛けを捌いて立ち上がったヒメネスは、ダブルレッグをスプロールされる。ジャンピングガ―ドを選択したヒメネスが、クローズドガードで下になる得意の形に。

とはいえフィジカル差は明白で、ヒメネスは仕掛けることはできずスタンドに戻る。テイクダウン狙いをダースに捕えたニックロッドは、スタンドのままで絞めあげる。ヒメネスは頭を抜き、ニックロッド相手にレスリングチャレンジを続ける。切って逆にシングルのニックロッド、ヒメネスもこれをしっかりと切る。

シングルを仕掛けて、切られたヒメネスは背中をつけてクローズドガードへ。さらにバタフライガード&ダブルアンダーフックに移行したヒメネス、。続く足関節狙いを察知したニックロッドが、トップでOT開始を待った。

最短エスケープタイプが勝敗を決するのであれば、瞬発力勝負で敵わないヒメネスはシーロベルトもすぐに逃げられる。逆にニックロッドは足のフックのないRNCでタイトに絞め、必死で逃げたヒメネスに大きな歓声が起こった──ものの、OTの大勢はここで見えたか。結果、最短エスケープタイムでニックロッドが準決勝に歩を進めた。


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