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【BRAVE CF68】剃髪ラターバッハのTKO勝ちで王者誕生は無し。クーチはタイトルコンテンダーを初回KO

【写真】勿体ない計量失敗だったラターバッハ、計量失敗で王座獲得ならずも次期挑戦権は手にできるのか……(C)BRAVE CF

18 日(土・現地時間)にドイツはデュッセルドルフのマリティム・ホテルでBRAVE CF54が開催された。

メインのスーパーライト級暫定王座決定戦は母国でタイトル挑戦となったジョイルトン・ラターバッハが頭を剃って挑んだ計量に失敗。対戦相手のミハイル・コートルツアが勝った場合のみ暫定王者が決定するという変則王座決定戦とした実施された。


<BRAVE CF暫定スーパーライト級王座決定戦/5分5R>
ジョイルトン・ラターバッハ(ドイツ)
Draw.
ミハイル・コートルツォ(モルドバ)

ラターバッハの計量失敗で、コートルツォが勝利した場合のみ暫定王座が決まる一戦。ラターバッハは鋭い左ジャブから右クロスで早々にダメージを与える。コートルツォもカウンターを当てて連打に繋げるが、打撃の正確性ではラターバッハが上をいく。間合いを掴み、精度の高い打撃でリードしたラターバッハはラウンドの折り返し地点で、道ストレートでダウンを奪うとサイドバックでコントロールして右のパウンドを続ける。

耳の前をグローブで覆うだけで適格な防御が取れなくなったコートルツォを見てレフェリーが試合を止めた。暫定王座の獲得とはならなかったラターバッハだが、BRAVE CFスーパーライト級王者エルダル・エルダノフへのチャレンジをアピールした。

またコメインのスーパーウェルター級=イスマイル・ナルディエフとワジム・クーチの一戦は、ナルディエフが得意とするローで試合をリードしようとした矢先、その右ローに右ストレートを合わせたクーチがダウンを奪う。

そのまま鉄槌の連打で、2度のタイトルコンテンダーを僅か3分23秒TKO勝ちしたクーチは戦績を17勝1敗、BRAVE CFで2連勝としスーパーウェルター級王座獲りに名乗りを挙げた。

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【BRAVE CF68】計量終了 大混乱、ラターバッハ剃髪で計量も失敗。4分50秒で戦いを止める男クーチに注目

【写真】コートルツァ✖ラターバッハ、ちょっと分からない趣向のセレモニアル・ステアダウン (C)BRAVE CF

17日(土・現地時間)、ドイツはデュッセルドルフのマリティム・ホテルで開催されるBRAVE CF68の計量が16日(金・同)に行われた。

大陸間を最も行き交うプロモーションとして活動するBRAVE CFの2022年はドイツで現地のNational Fighting Championshipと合同興行でNFCとしては第11回大会となるダブルブランド大会だ。

当初の予定ではNFCウェルター級王座決定戦としてイスラム・デュラトフがフローリン・ゼンデリと戦う予定だったが、コロナ陽性で15日に欠場が決まり、タイミルラン・ダダエフがゼンデリとノンタイトル戦を戦うことが決まった。

NFCタイトル戦が消滅したことで、BRAVE CF暫定スーパーライト級王座決定戦としてジョイルトン・ラターバッハとミハイル・コートルツァがメインに昇格に。


しかし、ラターバッハは髪の毛を剃ってスケールに乗ってなお、体重オーバーに。この試合はコートルツァが勝った場合だけ新暫定王者が誕生する変則タイトル戦に変更された。

またフェザー級でチャキア・ハドウと対戦予定だったモハメド・トラベルシは、ハドウの欠場でパンタレイ・タランと、同じくフェザー級でカル・ソビロフの欠場を受けて、ジェフィソン・オリヴェイラがアリ・グリエフとの試合にスクランブル出場する。

さらにはバンタム級のマックス・ホルツァー✖アンドレイ・タイシチェンコ戦は前者の計量失敗でキャッチウェイト戦で行われることが一度はアナウンスされたが、セレモニアル・フェイスオフの場で結局実施されないことが明らかとなった。

カオス状態のBRAVE CF2022年ラストイベントだが、要注目なのが2度のスーパーウェルター級チャレンジャーのイスマイル・ナルディエフとワジム・クーチのマッチアップだ。

ベラルーシ人ファイターのクーチは、フランスのパウンド禁止MMAの100%Fightでウェルター級王者となり、道着着用で顔面パンチが禁じられたアマチュアのパンクラチオンでも戦い続けているという、珍しいキャリアの積み方をしている16勝1敗の実力者だ。

打撃も組みも綺麗に使いこなすクーチは、ラウンド終盤の10秒になると戦闘状態を解き、タッチグローブをしてコーナーに戻リ──なぜか相手も付き合ってしまうという不思議な空気を醸し出すことでも知られている。

ここで勝てばスーパーウェルター級タイトル戦線のトップに浮上するような試合でも、4分50秒で戦闘態勢を解いてしまうのかも注目だ。なお、この試合も本計量時間ギリギリになるまでイスマイル・ナルディエフがパスをせず、関係者をやきもきさせる一幕が見られた。

そしてフローリン・ゼンデリ✖タイミルラン・ダダエフは理由の発表はないままキャンセルとなっている。

■視聴方法(予定)
12月18日(日・日本時間)
午前2時00分~ BRAVE TV

■対戦カード

<BRAVE CF暫定スーパーライト級選手権試合/5分5R>
ジョイルトン・ラターバッハ:74.94キロ
ミハイル・コートルツァ:74.7キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ:79.5キロ
ワジム・クーチ:79.7キロ

<ライト級/5分3R>
フセイン・カジマゴマエフ:70.74キロ
アグシン・ババエフ:70.54キロ

<フェザー級/5分3R>
モハメド・トラベルシ:66.22キロ
パンタレイ・タラン:66.22キロ

<77キロ契約/5分3R>
アレックス・ソラ:76.8キロ
マテウス・ミランダ:76.96キロ

<ミドル級/5分3R>
ユリアン・ペナンツ:83.96キロ
アレクサンダー・ジュキッチ:84.4キロ

<ライト級/5分3R>
クリスチャン・マッハ:70.14キロ
ゴカン・アクス:70.78キロ

<フェザー級/5分3R>
ジェフィソン・オリヴェイラ:65.04キロ
アリ・グリエフ:65.76キロ

<バンタム級/5分3R>
マックス・ホルツァー:61.82キロ
アンドレイ・タイシチェンコ:61.54キロ

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Brave CF BRAVE CF63 BRAVE CF64 IMMAF MMA MMAPLANET o PFL UFC イスマイル・ナルディエフ ガムザット・マゴメドフ キム・テキュン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ナルザン・アキシェフ ハマザ・コヘジ ブラッド・カトーナ マルチン・バンデル ロマン・ボガトフ 松嶋こよみ

【BRAVE CF63&64】砂漠のコンバット王国で3階級のタイトル戦─裏UFC280ではキム・テキュン✖ボガトフ

【写真】キム・テキュン✖ボガトフは日本から世界を目指すフェザー級選手にとって、オリヴェイラ✖マカチェフよりも視ておくべきタイトル戦かも??(C)BRAVE CF

5日(水・現地時間)、BRAVE CFが19日(水・同)にバーレーンはイサシティのハリファ・ナショナルスタジアムで開催するBRRAVE CF63「Two Title Fights」、6日(木・同)には22日(土・同)に行われるBEAVE CF64「African All Stars」のカード第1弾をそれぞれ発表している。

10日間で3大会が開かれるKombat Kingdom 2022シリーズの初戦はイベント名通り2つのタイトル戦が組まれることとなり、第2弾では対照的に大会名とは関係のない国籍のファイターがベルトを賭けて戦うこととなった。


まずBRRAVE CF63ではスーパーウェルター級王座決定戦がイスマイル・ナルディエフ×マルチン・バンデルの間で行われる。同王座はPFL2022シーズンのウェルター級に参戦するために王座を返上したジャラ・フセイン・アルシラウィの後釜を争う一戦だ。

さらにバンタム級選手権試合として、王者ブラッド・カトーナがガムザット・マゴメドフの挑戦を受ける一戦が組まれることも明らかとなった。今年の3月大会でバーレーン生まれ、バーレーン育ちのハマザ・コヘジとの王座決定戦で勝利してベルトを巻いたカトーナだが、公開会見の際にファンから『ステロイド!!』と叫ばれるなど、アラブのファンの洗礼を受けている。

挑戦者のマゴメドフはバーレーン国籍を取得したダゲスタンからの帰化選手だ。2017年のIMMAF世界王者からロシアのMPFでプロデビューを果たし、その後は7試合をBRAVE CFで戦ってきた。JP・バイズにこそ敗れているが、レスリング&コントロールに強さを見せてきた。この両者のタイトル戦は、血の気が多い喧嘩ファイトと同様にケージレスリングを堪能できるローカルファンにとっても大好物の試合展開となるだろう。

またアフリカン・オールスターズを謡うBRAVE CF64ではフェザー級王座決定戦として韓国のキム・テキュンとロシアのロマン・ボガトフが戦うことが決まった。

TOP FCからDouble GFCという母国の大会から砂漠に活路を求めたキム・テキュンはBRAVE CFで4連勝中、通算戦績は9勝0敗だ。対するボガトフは12勝1敗のUFCベテランで、元M-1ライト級王者だ。BRAVE CFでもナルザン・アキシェフ、アボドゥルムタリプ・ギエルベコフという当時のレコードでいえば11勝1敗と15笑2敗1分というタフな相手にポイントを先制されながら、逆転の判定勝ちを収めている。

この両者は今年4月の韓国大会でノンタイル戦で拳を交える予定だったが、ボガトフのビザ問題に続きキム・テキュンの負傷(※代役で松嶋こよみが戦う可能性もあった)により流れた──トップ対決だ。

世界を目指し、BRAVE CFという道を選んだキム・テキュンが、元UFCファイターを相手にどのような戦いをやってのけるか。同日に同じ中東、アブダビでUFCのPPV大会が開かれる裏で実施される両者の対決も見逃せない。

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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o イスマイル・ナルディエフ ヴィクチェン・ジェンベコフ

【BRAVE CF59】ジェンベコフ、得意の組みが通じずナルディエフにパウンドアウトされる

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ(オーストリア)
Def.1R2分24秒by TKO
ヴィクチェン・ジェンベコフ(キルギス)

左右のフックを振るって組みにいったジェンベコフだが、ナルディエフが切って打撃の間合いで右カーフを入れる。続いて右ハイを狙ったナルディエフは、ジェンベコフがしっかりと踏み込んでボディロックにおっても、苦も無く切って離れる。ローから首相撲意&ヒザを突き上げたヌルディエフは、カーフからミドルを蹴るがキャッチされてテイクダウンを奪われる。

ヌルディエフは落ち着いてスイッチでバックに回る。ナルディエフは両足をフックして鉄槌を連打。上を向いたジェンベコフはパンチに背中を見せると体を伸ばされ、殴られ続け──力の差をざまざまと見せつけられるTKO負けとなった。勝者はウーパーウェルター級王座挑戦をアピールした。


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Brave CF BRAVE CF59 MMA MMAPLANET o PFL PRIDE UFC   アブディサラム・クバチニエフ イスマイル・ナルディエフ オルジャス・エスカラエフ キック シアー・バハドゥルサダ ジャラ・フセイン・アルシラウィ ナルザン・アキシェフ ヴィクチェン・ジェンベコフ

【BRAVE CF59】計量終了 暫定ライト級王座決定戦と並び注目、草原の組み伏せ師ジェンベコフ

【写真】湯上り感すら漂ってくる──リアルな計量後のクバチニエフとエスカラエフ (C)PFL

18日(土・現地時間)、ウズベキスタンはブハラのブハラ・アンフィチアータで開催されるBRAVE CF59の計量が行われている。

BRAVE CFにとって初めてのウズベキスタン大会、メインで暫定ライト級王座を賭けて対戦するアブディサラム・クバチニエフは70.06キロ、オルジャス・エスカラエフは69.96キロと問題なくクリアした。

多くのMMAプロモーションと違い、スーパー階級を設け体重差を狭まり、適正体重を選択しやすいことが影響してか全11試合、22選手は問題なく計量を終えている。


そのスーパー階級はスーパーウェルター級とスーパーライト級の2階級で4試合が組まれている今大会。スーパーライト級にはバーレーンMMA界の要人といっても過言でないエルダル・エルダノフが王者に君臨しているが、スーパーウェルター級は前王者ジャラ・フセイン・アルシラウィがPFLと契約したことで空位に。

今大会のセミでヴィクチェン・ジェンベコフと対戦するイスマイル・ナルディエフは昨年4月にそのアルシラウィの王座に挑戦しカーフキックでTKO負けを喫したもの現状、同級のベルトに一番近い選手といえる。

対するヴィクチェン・ジェンベコフは母国キルギスのWEFやカザフスタンのAlash PRIDEで5連勝、無敗の未知強だ。草原の騎馬民族が馬を御すような強烈ボディロックからのテイクダウン、裸のサンボ的な投げと関節技を持つジェンベコフは野性味あふれるファイトは非常に魅力的ともいえる。

とはいえインターナショナルレベルでは、組みつくところまでの能力は未知数だ。元UFCファイター、突如Evolve MMAのヘッドコーチ職を離れたシアー・バハドゥルサダやミシェウ・プラザレスに勝利し、オクタゴンで2勝2敗の戦績を残すヌルディエフにとって、王座獲得へ落とせない一戦。またジェンベコフにとっては一気にタイトルコンテンダーの座を掴むことができる注目のマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
6月18日(土・日本時間)
午後11時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF59計量結果

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ:70.06キロ
オルジャス・エスカラエフ:69.96キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ:79.5キロ
ヴィクチェン・ジェンベコフ:79.56キロ

<ライト級/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ:68.64キロ
アリクホン・ハサノフ:68.26キロ

<フェザー級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:69.8キロ
クサンボエ・アタヴァエフ:69.98キロ

<ライト級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ:70.56キロ
オタベク・オキシロフ:69.8キロ

<スーパーライト級/5分3R>
アユブ・ガジエフ:75.1キロ
サンジャベク・エルキノフ:74.22キロ

<68キロ契約/5分3R>
シャリフ・クシャエフ:67.64キロ
バキトベキ・ウウル・ヌリスタン:67.92キロ

<ミドル級/5分3R>
マミルオン・ハミドフ:84.36キロ
エリャン・ジニベコフ:82.56キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
コォトム・ボイナザロフ:79.7キロ
アリティンベク・アリクバエフ:79.06キロ

<スーパーライト級/5分3R>
マシュラブジョン・ルジボエフ:74.46キロ
ニヤジディン・リスバエフ:74.7キロ

<バンタム級/5分3R>
クルバナリ・ヌルムロドフ:61.68キロ
マルフフォン・ママラジコフ:61.6キロ

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【BRAVE CF59】初のウズベキスタン大会。メインは暫定ライト級王座決定戦=クバチニエフ✖エスカラエフ

【写真】 キルギスの民族帽を被っって入場のクバチニエフとエスカラエフが暫定ライト級のベルトを賭けてウズベキスタンで戦う(C)MMAPLANET&BRAVE CF

18日(土・現地時間)、ウズベキスタンのブハラはブハラ・アンフィチアータ(ブハラ円形劇場)で開催されるBRAVE CF59のフルラインアップが発表されている。

MMAのグローバルステージで、クストロシアというべき勢いを持ちつつある中央アジア勢にあって、カザフスタン、キルギスに続く勢力であるウズベキスタンにBRAVEが初進出を果たす。


5カ国で7200万と日本より5000万も少ない人口でありながら、次々と強豪が生まれる中央アジア。そのなかにあって3300万と最多の人口を誇るウズベキスタンだが、ラインナップ的にはMMA界での格付け通りカザフスタンとキルギスにメインとコメインを譲る形となっている。

そんなBRAVE59は現地のAmir Temur FCとの共同プロモートで開かれ、メインはBRAVE CF暫定ライト級王座決定戦=アブディサラム・クバチニエフ✖オルジャス・エスカラエフというキルギス✖カザフスタン対決が組まれた。

アハマッド・アミール政権が昨年9月に始まったライト級戦線で、王者がケージから遠ざかっており3月のバーレーン大会ではクバチニエフはクレイトン・シウバと暫定王座決定戦を戦った。しかし、バックグラブから放たれたパンチが後頭部に入りシウバが戦闘不能に陥る。NCとなったにも関わらずベルトを巻かれたクバチニエフだが、正式に王者に認定されることはなかった。

結果、今大会で再度ベルトを賭けて──今度はエスカラエフと対戦することに。エスカラエフは昨年8月に元ライト級王者ルカス・マルチンスをRNCで下し、プロモーションデビューを果たしている選手だ。

パンチは手打ち気味だが、レスリングとの連携が良くグラウンドコントールに長け、パウンドも強烈なクバチニエフ。寝技に入るとレスリング一本槍でなく、柔術的なポジショニングを駆使する。ボディロック、シングルからバック奪取にも長けており、パンチのあるグラップラーとして強度と高い圧力を誇る。

対してエスカラエフはサウスポーで、打撃とテイクダウンとも防御力は今一つという印象もあるが、攻められてからの粘り、相手が疲れてきたところで攻撃を切り返して一気の極めも持つ。とはいえ一本負けやスプリットで競り負けることもあり、安定性にやや欠ける向きがある。総じてクバチニエフが優位にある暫定タイトル戦=ウズベキスタン大会のメインだ。

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午前7時00分~ BRAVE TV

■BRAVE59対戦カード

<BRAVE CF暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
オルジャス・エスカラエフ(カザフスタン)

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ(オーストリア)
ヴィクチェン・ジェンベコフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ(カザフスタン)
アリクホン・ハサノフ(ウズベキスタン)

<フェザー級/5分3R>
イリャ・アスカノフ(キルギスタン)
クサンボエ・アタヴァエフ(ウズベキスタン)

<ライト級/5分3R>
ナルザン・アキシェフ(カザフスタン)
オタベク・オキシロフ(ウズベキスタン)

<スーパーライト級/5分3R>
アユブ・ガジエフ(オーストリア)
サンジャベク・エルキノフ(ウズベキスタン)

<64キロ契約/5分3R>
シャリフ・クシャエフ(ウズベキスタン)
オムルベク・アシュリベコフ(キルギス)

<ミドル級/5分3R>
マミルオン・ハミドフ(ウズベキスタン)
エリャン・ジニベコフ(キルギス)

<スーパーウェルター級/5分3R>
コォトム・ボイナザロフ(シンガポール)
アリティンベク・アリクバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
オリミスホン・ヌムロドフ(ウズベキスタン)
エルニシタ・アブドラシトフ(キルギス)

<スーパーライト級/5分3R>
マシュラブジョン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
ニヤジディン・リスバエフ(キルギス)

<バンタム級/5分3R>
クルバナリ・ヌルムロドフ(ウズベキスタン)
マルフフォン・ママラジコフ(ウズベキスタン)

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【BRAVE CF54】カーフの借りは、カーフで返す? ナルディエフが足を効かせ、引き込むサンタラフティに完勝

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ(オーストリア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
オーリ・サンタラフティ(フィンランド)

左フックを振るって前に出たサンタラフティがローを続ける。ナルディエフは右カーフを蹴り、この一発でサンタラフティが姿勢を乱す。それでもワンツーからスリーを伸ばすサンタラフティがダブルレッグへ。ナルディエフはテイクダウン狙いを切り、左右のローを蹴り、サンタラフティが左ミドルを返す。左フックからのサンタラフティのテイクダウン狙いを切ったナルディエフはジャブから前蹴りを決める。ジャブの差し合い後、ナルディエフがローから右オーバーハンドを決める。

さらにローを蹴り、サンタラフティが前に出てきたところで右を当て右ハイへ。圧力を高めるナルディエフはボディフック、ロー、左フックと勢いよく攻める。サンタラフティは左ハイも、直後のナルディエフのハイの方が勢いがある。引き続きジャブ、ワンツー、左リードフック、そして右カーフ2発と試合をリードしたナルディエフは、右カーフでサンタラフティの姿勢を乱させハイへ。苦しくなったサンタラフティは、テイクダウン狙いから引き込むと、ナルディエフがハーフで抑えて時間となった。

2R、パンチの連打で前にサンタラフティをサークリングでかわしたナルディエフが、右ローを入れる。サンタラフティが組みにいくが、ナルディエフが体を入れ替えてダブルレッグへ。サンタラフティがギロチンで後方回転、一回転して同体で立ち上がる。試合が打撃の間合いになると、サンタラフティがすぐにダブルレッグから引き込む。

サンタラフティはクローズドガードから三角へ。足を組み替えるが頭を抜いたナルディエフが担ぎパスへ。すかさず立ち上がったサンタラフティだが、ナルディエフが右腕を差して腰に乗せ払い腰一閃。ヒール狙いに立ち上がったナルディエフは、続いて起き上がったサンタラフティに右カーフを蹴る。崩れてガードを取ったサンタラフティは、ヒジやパンチを受けて下のままラウンド終了を迎えた。

ハグでスタートした最終回、ナルディエフが容赦なくカーフを蹴り、すぐに引き込んだサンタラフティの寝技に付き合わない。テイクダウンが決まらないサンタラフティは、引き込んでヒール狙いも、ナルディエフは直ちに反応して、スタンドでカーフからワンツーを打っていく。

組んでは引き込むサンタラフティは、左右の目じりをカットし鮮血がしたたり落ちる。レフェリーがドクターチェックを要請し、試合が中断。同じポジションで再開となり、ハーフからナルディエフが鉄槌を打っていく。残り90秒、しっかりと抑えて肩パンチを打ちつけるナルディエフは、このままトップをキープしサンタラフティのキムラを防ぐ。このまま上を取り続けたナルディエフがフルマークの判定勝ち、4月の世界挑戦失敗から再起を果た「タイトル再挑戦」と「サンフォードMMAへの感謝」を言葉にした。


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【BRAVE CF54】計量終了 モカエフだけでないライト級王者アミン、モルドバのコートルツァに注目!!

【写真】この日も第2試合でビラル・ティプサエフと対戦するグレン・マクベイが殴りかかるなどBRAVEのフェイスオフは小競り合いが多いが、メイン出場の両者も一触即発に(C)BRAVE CF

25日(土・現地時間)、ポーランドはコニンのオビエクト・レクラーチノ・スポルトヴィ・ロンドで開催されるBRAVE CF54の計量が21日(金・同)に行われている。

本来は4月1日の50回記念大会のメインで行われる予定だったが、アハメッド・アミールの欠場で延期されていたBRAVE CFライト級選手権が、仕切り直しのメインとなった今大会。9試合中、4試合でBRAVE特有の北米階級の中間=スーパー階級の試合が組まれ、18人に出場選手全員がパスしている。


チュニジア移民フランスのウェルラウンダー・チャンピオンのアユブは、UAEWに続き中東で2つ目のタイトルを獲得し、常にアグレッシブなファイトゆえにピンチに追い込まれることもあるチャンピオンだ。そこからの挽回で、さらにファンの指示を集める。筋肉質でもなく、ややポチャッとした体系だが、柔軟性に富んだ肩回りから繰り出されるパンチ、スクランブルからのギロチンなど、ガチガチの北米系とは違うチャンピオンだ。

セミに注目もムハマド・カリモフ、さらにマルセル・グラビンスキと対戦する13勝1敗のモルドバ人ミハイル・コートルツァ。4月にスーパーウェルター級王座に挑戦もローで敗れた元UFCファイター=イスマイル・ナルディエフの再起戦、さらに欧州、パンナム、アフリカと世界中でIMMAFのトーナメントを戦ってきたフランスのアクセル・ソラのプロ2戦目など、我々の知らないところで世界中が力をつけていることが伺えるラインナップとなっている。

■視聴方法(予定)
9月26日(日・日本時間)
午前2時00分~ BRAVE TV

■BRAVE CF54対戦カード

<BRAVE CFライト選手権試合/5分3R>
[王者]アミン・アユブ:69.85キロ
[挑戦者]アハメッド・アミール:70.2キロ

<130ポンド(58.87キロ)契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ:58.7キロ
ブライン・オドリスコール:58.65キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
マルチン・バンデル:79.2キロ
マゴメド・アキスカノフ:79.8キロ

<スーパーライト級/5分3R>
マルセル・グラビンスキ:75.2キロ
ミハイル・コートルツァ:75.2キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
イスマイル・ナルディエフ:79.45キロ
オーリ・サンタラフティ:79.7キロ

<女子ストロー級/5分3R>
エベリーナ・ヴォンジニアク:52.4キロ
サミン・カマル・バイク:52.0キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
アクセル・ソラ:79.3キロ
バブジニエツ・バルトニック:78.8キロ

<バンタム級/5分3R>
ビラル・ティプサエフ:61.55キロ
グレン・マクベイ:61.65キロ

<フェザー級/5分3R>
オマール・ソロモノフ:66.2キロ
ハファエル・ウドソン:65.55キロ

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