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o キック サディボウ・シ ディラノ・テイラー

PFL2023#9:メインカード第3試合・カーロス・レアル vs. サディボウ・シ

ウェルター級トーナメント準決勝。レアルが1ポンドオーバーしたため、減点1からのスタート。昨年のトーナメント準決勝と同じ組み合わせ。

レアルは初戦1RKO勝ち、2戦目は昨年の準優勝・ディラノ・テイラーを2RKOで下したが、マゴメドケリモフが連続1RKOしたため2位通過に。29歳で19勝4敗。19勝のうち8KO・2一本勝ち。

昨年の100万ドルファイター・サディボウ・シは初戦2RKO勝ち、2戦目は3RにバックスピンキックでKOして、連続フィニッシュで9点獲得して3位通過。15勝6敗2分けで8KO・一本勝ちはなし。スウェーデン出身でセネガルをルーツに持つ36歳。

昨年の対戦はサディボウ・シが判定勝ちしている。

すぐにパチで出ていくレアル。距離を取るサディボウ・シだが、出てくるレアルに放った蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。また詰めるレアル。サディボウ・シがケージを背負ったところでタックル。受け止めたサディボウ・シがケージに押し込もうとするが、今度はレアルが出した膝がローブローになりタイムストップ。下腹部を押さえて苦しげなサディボウ・シだが再開。詰めてくるレアル。左を打ち込む。シングルレッグに。そのままバックについて組み付こうとしたが引き剥がしたサディボウ・シ。サディボウ・シのパンチが入りぐらついたレアル。それでも詰めていくが、ジャブをもらう。また組み付いたレアル。サディボウ・シが受け止めてケージに押し込む。投げを狙ったレアル。倒れ込みながら上を取ろうとしたが、潰され下に。脇を差し立ち上がるレアル。四つで膝の打ち合い。離れた。残り1分。また組むレアル。四つ。離れた。パンチで出てタックルに入るレアル。ケージでこらえるサディボウ・シ。押し込みながら肩パンチ。ゴング。

1R打撃の手数でサディボウ・シ。

2R。プレスしたレアルがシングルレッグに。片足でこらえるサディボウ・シ。レアルテイクダウン。サイド。押さえ込んで脇腹に膝を入れる。サディボウ・シ、下で動けない。固められたまま耐えるのみ。ハーフにしたレアルがパウンドを入れていく。マウントを狙った瞬間に入れ替えて上になるサディボウ・シ。レアルケージを使い立つ。残り1分。残り10秒で離れた。ゴング。

2Rレアル。しかし減点があるため、ここまで18-19。3Rを取ってドローになっても勝ち上がりはサディボウ・シのため、フィニッシュか、フィニッシュに近い攻勢で10-8を取るしかない。つまりはフィニッシュを狙いに行く必要がある。

3R。レアルいきなりタックル。テイクダウン狙い。ケージでこらえるサディボウ・シ。倒せず離れた。詰めてくるレアルに膝を合わせるサディボウ・シ。レアル組んでまたケージに押し込む。押し込みで両者攻めがなくブレイク。すぐに詰めるレアルにパンチ・前蹴りを入れるサディボウ・シだが、ケージまで追い込まれると自らクリンチ。四つになるとテイクダウンできず離れたレアル。サディボウ・シのバックスピンキックが頭部をかすめる。レアル組み付いてまた押し込み。ただ押し込むだけ。残り5秒で離れたが出ていかない。タイムアップでガッツポーズを見せる両者。

28-29レアル、29-28シ、29-28シ。スプリットでサディボウ・シの勝利。

減点は試合本来のジャッジには加算されないのか、発表された採点では減点なし。いずれにしてもサディボウ・シが2年連続の決勝進出。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#06 カルロス・レアル キック ディラノ・テイラー

【PFL2023#06】レアルの剛腕が爆発。2Rにパンチ連打でテイラーの意識を断ち切り、プレーオフ出場確定

<171.2ポンド契約/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
Def.2R1分13秒 by KO
ディラノ・テイラー(米国)

レアルが低い体勢で向かい合う。左ジャブを突くテイラー、レアルの右カーフにテイラーも右カーフで返した。テイラーの左ジャブがレアルの顔面に突き刺さる。レアルは右カーフからパンチに繋げるも、テイラーが右ショートを合わせた。レアルがインサイドから右ストレート。テイラーの右ローに右ストレートを合わせた。テイラーも右ショートのカウンターを連続で繰り出す。プレスを強めるレアルに対し、テイラーはカウンター狙いから押し返していく。

レアルは組みつくもテイクダウンできず。レアルの右をかわしたテイラーが左カーフキックを当てた。スイッチしながらサークリングするテイラーにケージを背負わせたレアルが、右ローを当てると、テイラーはダブルレッグで飛び込んだ。これをスプロールしたレアルが右ストレートを連続で当て、左ボディから打ち合いで右をまたもヒット。テイラーをケージに押し込んだ。

2R、テイラーが左ジャブを突く。頭を振って距離を詰めるレアルに対し、テイラーがストレートを伸ばすが、レアルの左フックが当たる。さらに肩ごしの右がヒット。テイラーにケージを背負わせて右を効かせたレアルが、グラつきながら離れるテイラーを追撃する。左右フックを叩き込み、もはや意識が飛んだまま立っているであろうテイラーに連打を浴びせてKO勝ちした。

初戦のクイックシックスに加え、ここでファブファイブとなったレアルが合計11pでプレーオフ出場を確定させている。


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ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#06 UFC   アハメッド・アミール アレックス・マルチネス アンソニー・ロメロ カルロス・レアル クレイ・コラード サディボウ・シ シェーン・バーゴス ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ダービッド・ザワダ ディラノ・テイラー ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#06】計量終了 バーゴスと西川大和の体格差は明白。バーゴスの先端部を捕えることができるか!!

【写真】体は違う。絶対ではないが、大きなことはアドバンテージになることは確かだ (C)PFL

23日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#06の計量が22日(木・土)に行われている。

ライト級とウェルター級のレギュラーシーズン最終戦。西川大和は逆転プレーオフ進出を賭けて、元UFCファイターのシェーン・バーゴスと対戦する。

ウェルター級でカルロス・レアルと対戦するディラノ・テイラーが計量失敗で-1Pのペナルティが与えられた。明日、クイックシックスを達成しても、総得点が5Pでテイラーはシーズン敗退、完全になる消化ファイトを戦うことに。


当然モチベーションの低下は避けられず、レアルは逆にボーナス獲得のチャンスが広がったといっても良いだろう。

(C)DAZN DAZN中継より、両者が正面を向いた時

西川とバーゴスは揃って155.8ポンド。

とはいえセレモニアル計量で向き合った時、そしてそれ以上に両者が正面を向いた際の体格差は明白だった。

本計量からセレモニアル計量まで、PLFの公式写真では西川も大きくなっていることは確かだ。

一方、バーゴスも巨大な膨らみ方は確認できないが腰回り、肩回り、大胸筋と厚みが増し、何よりも表情に生気が戻っている。

MMAは体格差が全てではないが、バーゴスはさらに戻すことが考えられるだけに、西川はコアから崩すのではなくて、打撃でもサブミッションでも如何に先端部を捕えることができるか。バーゴスが想定しない動きで、アゴ先、足首を捕えることがあればプレーオフ進出が見えてくる。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦計量結果

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.6ポンド(70.57キロ)
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 170.6ポンド(77.38キロ)
ショーン・ミッチェル: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
ショーン・バーゴス: 155.8ポンド(70.66キロ)
西川大和: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ナイブ・ロペス: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.1ポンド(70.35キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル: 170.6ポンド(77.38キロ)
ディラノ・テイラー: 171.2ポンド(77.65キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)
ブルーノ・ミランダ: 153.6ポンド(69.67キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ソロモン・レンフロ: 169.4ポンド(76.83キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー: 146.8ポンド(66.58キロ)
マイク・バーズリー: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ: 144.8ポンド(65.68キロ)
ラマー・ブラウン: 146ポンド(66.22キロ)

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

【ウェルター級ランキング】
1位 6p マゴメド・マゴメドケリモフ
2位 6p マゴメド・ウマラトフ
3位 6p カルロス・レアル
4位 5p サディボウ・シ
──────────────────────────────────
5位 3p ナイブ・ロペス
6位 0p ショーン・ミッチェル
7位 0pジャラ・フセイン・アルシラウィ
8位 0p ダービッド・ザワダ
9位 0p ディラノ・テイラー
10位 0p ソロモン・レンフロ

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ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#06 アハメッド・アミール アレックス・マルチネス アンソニー・ロメロ カルロス・レアル クレイ・コラード サディボウ・シ シェーン・バーゴス ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ダービッド・ザワダ ディラノ・テイラー ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#06】ウェルター両マゴメドは安泰か。混戦ライト、西川大和と対戦バーゴス「2Rには終わる」

【写真】バーゴスはバーチャル会見の最後にVサインを見せていた (C)PFL

23日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFLレギュラーシーズン最終戦=PFL2023#06が開催される。

ライト級とウェルター級の第2戦、両階級は対照的な状況にある。西川大和が出場し、シェーン・バーゴスと戦うライト級は第1戦ではボーナス獲得選手がなく、1位から5位までが3Pで6位以下が0Pと、いくらでも順位変動があり得る。

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

対してウェルター級は1位から3位がクイックシック獲得の6P、4位が5P。5位のみが勝ち点のみの3Pと、初戦はボーナスラッシュだった。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p マゴメド・マゴメドケリモフ
2位 6p マゴメド・ウマラトフ
3位 6p カルロス・レアル
4位 5p サディボウ・シ
──────────────────────────────────
5位 3p ナイブ・ロペス
6位 0p ショーン・ミッチェル
7位 0pジャラ・フセイン・アルシラウィ
8位 0p ダービッド・ザワダ
9位 0p ディラノ・テイラー
10位 0p ソロモン・レンフロ


第2戦のライト級のマッチアップでは、ポイントを獲得している者同士の対戦は4位のナタン・シュルチと5位のハウシュ・マンフィオのみ。首位のオリヴィエ・オバメルシェは今回から参戦のアンソニー・ロメロ、2位のクレイ・コラードはスティービー・レイ、3位のブルーノ・ミランダはアレックス・マルチネスと戦う。

ロメロ、レイ、マルチネスの下位勢3者は、基本的に6点や5点を強引に狙ってくることのないファイターが相手だ。つまり、フィニッシュへの壁が高くなる。

対して、西川とバーゴスは0点同士。つまり、両者揃ってクイックシックスかファブファイブ狙いのファイトとなる。そのバーゴス自身、メディアデーで以下のように語っており、最低でも5P獲得を宣言している。

シェーン・バーゴス
「クイックシックスか、2Rでフィニッシュしないといけない。この試合の厳しいところは、ずっと倒さないといけないということが頭から離れないことだ。ただ結局のところは、どの局面でも俺が上回っている。だから第一優先であり、ゴールであるクイックシックスをもぎ取るよ。年齢は関係ない。そして、どれだけハイレベルなコンペティションをしてきたか。彼は試合数こそ多くても、PFLのような舞台では戦ってこなかった。俺は上の舞台で戦ってきたからね。彼は俺が向き合ってきたようなハードな戦いの経験はないんだよ。そういう経験の違いがあるから、12歳年上の俺の方が予想で有利とされている。

ただ、あのキッドも俺も同じ状況にある。どちらもボーナスが必要で、少しでも早く勝たないといけない。そういう相手と戦うのだから、ファンも楽しめる試合になることは間違いない。そして勝つのは俺だ。この試合は2Rにいくことはない……いや2Rには終わる。彼は格上の俺に勝てば、それなりの評価を得ることになるだろう。ただし、倒さないとプレーオフには進めない。だから、互いに前に出る試合になるはずだ」

「前回の試合の負けを払拭したい」という言葉が幾度となく聞かれたバーゴスに対し、会見のなかった西川がどのような想いであるのかは伺い知れない。

ただし、ボーナス2点獲得が最低限だとしても、西川は何も試合開始直後から乾坤一擲の勝負に出る必要は一切ない。逆に自らが格上だと明言している点からも、バーゴスはプレーオフ出場に向けて精神的負荷が相当に掛かっている。

ならば、西川はそんな相手を焦らしても良いはずだ。そうすればバーゴスは、多少荒くなっても前に出てきて、隙だけでなくミスを犯す確率も高まる。西川は2Rまでのフィニッシュ勝利必達のために、最初の5分を有効に使って活路を見出して欲しい。

ライト級と真逆の混戦となっているウェルター級は首位のマゴメド・マゴメドケリモフが、8位のダービッド・ザワダと。2位のマゴメド・ウマラトフが5位で3P獲得のナイブ・ロペスと戦う。ロペスがどこまで頑張れるのかも焦点になるが、この2人が勝ち点だけでなくボーナスを手にする可能性は高い。

3位のカルロス・レアルは、9位のディラノ・テイラーと戦い、4位のサディボウ・シは6位のショーン・ミッチェルが相手となる。下位勢、テイラーはボーナス獲得ファイトで逆転プレーオフもあり得るか。他方ミッシェルは判定勝ち狙いになって然りのシを崩すのは厳しそうだ。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前9時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦カード

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ショーン・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
ショーン・バーゴス(米国)
西川大和(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
スティービー・レイ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
ソロモン・レンフロ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
マイク・バーズリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ(サウジアラビア)
ラマー・ブラウン(米国)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#06 UFC アハメッド・アミール アレックス・マルチネス アンソニー・ロメロ カブ・スワンソン カルロス・レアル クレイ・コラード サディボウ・シ シェーン・バーゴス シャルル・ジョーダン ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ダービッド・ザワダ ディラノ・テイラー ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#06】最高にヒリヒリする舞台が整った。西川大和、シーズン最終戦はシェーン・バーゴスと!!

【写真】バーゴスはUFCで8勝3敗、カブ・スワンソンやシャルル・ジョーダン、マクワン・アルミカニらに勝利してきた。クレイ・コラードに続き、キャリア最強の相手と西川は戦うことになる(C)PFL

6月23日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#06の対戦カードが発表され、西川大和がシェーン・バーゴスと戦うことが明らかとなっている。

ライト級とウェルター級のレギュラーシーズン2戦目=最終戦。西川は現在0Pでランク8位、バーゴスは7位ながら同じく0Pという状況にある。

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

とはいっても上のランキングを見てもらっても分かる通り、オープニングラウンドの5試合は全て判定決着。ディフェンディング・チャンピオンのオリヴィエ・オバメルシェ以下、5人の勝者も3Pとしか獲得していない──という見方が成立する。


もちろん、この5名は判定勝ちだけで3Pと加算することができ、下位5選手が追いつくにはクイックシックスこと初回フィニッシュの3Pのボーナス獲得が絶対だ。

現状、そのオバメルシェはハメッド・アミールの欠場により、シーズン合流となったアンソニー・ロメロと謎の同朋対決となり、着実にポイントが加算されることが予想される。他の上位勢はクレイ・コラードがスティービー・レイ、ブルーノ・ミランダはアレックス・マルチネス、ナタン・シュルチはハウシュ・マンフィオと元世界王者対決となり、0Pに終わる可能性も十分にあり得る。

2023 PFL 3 Las Vegas at the The Theater at Virgin Hotels in Las Vegas, Nevada, Friday, April 14, 2023. (Cooper Neill / PFL)

自然、西川とバーゴスのような下位のファイターは、ボーナス獲得に舵を切ったファイトを心掛けるだろう。その西川とバーゴスにとって、好条件となるのは試合順だ。

メインカードの上から3番目、彼らの試合の後に控えるライト級戦はオバメルシェ✖ロメロのみ。つまり他のファイターの得点状況、シーズンの趨勢が見えてからの試合となる。いってみれば、その以前の試合を終えた時点で6P以上が何選手いるのか。そこで西川とバーゴスの試合の入り方が決まる。

MMAは勝利が絶対──というなかで、PFLのフォーマットは勝ち上がるために、試合開始直後から一か八かの行ってこい勝負をすることに対して、理が存在している。

そのような状況になった時に、問われるのはフィニッシュ力。そして西川は真っ向勝負の打撃戦をバーゴスとやり合える能力の持ち主だ。もちろんKO負けの確立は上がるが、KO勝ちの可能性も増える。加えて20歳で30戦以上の公式戦を経験しているとはいえ、西川のボディはフレッシュだ。

ダメージを受ける戦いをスマートな彼は避けてきた。対して一回り上のバーゴスは4つの敗北のうち、2試合がKO負け。目に見えて打たれ弱さはないが、西川は打ち合いを仕掛けても良い状況&相手といえる。西川のプレイオフ進出へのもう一つの方法論は、思い切って引き込み三角を狙うというもの。

早熟な西川は、少しでも早い成功を手にするために、現状はレスリング勝負をすることなく、自らのスタイルを築いてきた。引き込み上等のファイトは、自身のレスリング力が不足していることを把握した上での選択だ。

今回は下から削る時間はない。汗のないうちに極めることが必要なため、その仕掛けも最初の一発、もしくは2度のアテンプトが限界だ。もちろん、バーゴス戦開始までのランキング状況次第だが、短期決戦モードの西川──その真価が問われる最高の舞台が整うシーズン最終戦となる。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ショーン・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
シェーン・バーゴス(米国)
西川大和(日本)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
スティービー・レイ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
セドリック・ドゥンベ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
マイク・バーズリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ(サウジアラビア)
ラマー・ブラウン(米国)

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o PFL UFC キック サディボウ・シ ディラノ・テイラー レイ・クーパー3世

PFL2023#3:メインイベント・サディボウ・シ vs. ジャラ・フセイン・アルシラウィ

ウェルター級リーグ戦。

昨年ウィナーのシ。PFL1年目はミドル級で準決勝敗退。ウェルターに落とした19年は決勝トーナメント初戦で優勝したレイ・クーパー3世に敗れる(試合はドローだが、規定で1Rを取ったクーパーが勝ち上がり)。21年はマゴメドケリモフに判定負けでまたも準決勝敗退。そして昨年、リーグ戦ではローリー・マクドナルドに勝利し、トーナメントではカーロス・レアルとディラノ・テイラーに勝利して100万ドル獲得。バックボーンはキック。36歳で13勝6敗2分け。

ヨルダンのアルシラウィは昨年チャレンジャーシリーズから本戦に出場。元UFCグレイソン・チバウに勝利したがマゴメド・ウマラトフに敗れて予選落ち。30歳で18勝4敗。

飛び込んで左をヒットさせたアルシラウィ。サディボウ・シは蹴りで牽制。サディボウ・シ左ハイ。インロー。左ミドル。飛び込んでくるアルシラウィに右フックを引っ掛ける。サディボウ・シ左ミドル。詰めてくるアルシラウィだが、打撃がヒットする位置に入れない。サディボウ・シのインローにシングルレッグを合わせた。肩の上に担いでテイクダウンを狙ったが、こらえたサディボウ・シ。逆にボディロックしてケージに押し込む。残り15秒でテイクダウン。パウンド。アルシラウィが下から足関を狙うと離れて立った。ゴング。

1Rサディボウ・シ。

2R。サディボウ・シの左ミドルが入ってアルシラウィ後退。すぐに詰めたサディボウ・シがパンチの連打。ボディ・顔面に入れるとアルシラウィダウン。KO!

前年優勝のサディボウ・シ、2RKOで5点獲得。

ウェルター級はウマラトフ・マゴメドケリモフ・レアルの3人が6点で1位、サディボウ・シが5点で決勝進出ボーダーの4位。5位は判定勝ちで3点のロペス。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#03 ディラノ・テイラー

【PFL2023#03】クイックシックス。2023年ウェルター級初戦、ウマラトフが91秒でテイラーをKO。6P獲得

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.1R1分31秒by KO
ディラノ・テイラー(米国)

ジャブを出すテイラーに対し、ウマラトフが右オーバーハンドを放つ仕草を見せる。左インローを蹴ったテイラーは、ダブルを切る。クリンチで両者がヒザを繰り出し、テイラーはヒジを放って離れ、左ハイ。ブロックしたウマラトフは、テイラーのステップインにショートの右オーバーハンドを合わせる。

腰が落ち、動きが止まったテイラーが下がり、ウマラトフが左と右を打ちこむ。倒れたテイラーを見て、レフェリーが試合を止めた。Quick Six、ウマラトフが6Pという最大得点を手にした。


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【PFL2023#03】ミッチェルと対戦、15勝0敗のナイブ・ロペス「銃で足を撃たれ、メンタルが変わった」

【写真】1993年1月26日生まれ、30歳のナイブ・ロペス。MMA戦績は15勝0敗──言うて、マスク被ってるやん (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03。日本から西川大和が参戦するライト級と同様にウェルター級のシーズンも開幕を迎える。

そのウェルター級で無名のメキシコ人ファイターながら、デビュー以来負け無しの15連勝というレコードを持つナイブ・ロペスがショーン・ミッチェルと対戦する。顔に強盗に足を拳銃に撃ち抜かれた過去を涼しい顔で話すロペスは、ウェルター級で台風の目になるやもしれない。


公式計量では当然マスクはしていない(C)PFL

──デビュー以来15連勝のナイブですが、我々にとって全くもって未知の存在です。まずMMAを始めた理由を教えてもらえますか。

「16歳の時にブロック・レスナーとケイン・ヴェラスケスの試合を見たからだよ。でもMMAのジムは家の近くになかったから、ボクシングのジムでボクシングとキックボクシングの練習を始めたんだ。そうしたら、家の近くにMMAのジムがオープンした。僕の住んでいる街で最初のMMAジムだった」

──ではMMAの練習を始めた時、寝技はどうしたのでしょうか。柔術のクラスもジムにあったのですか。

「MMAを始めた僕の寝技は、柔術じゃなくてルタリーブリがベースになっている」

──ルタリーブリですね。ルチャリブレではなくて。

「ノー。ルチャリブレではないよ(笑)。グラップリングだ。マスクを被って飛んだり跳ねたりはしない」

──メキシコといえばボクシングとルチャリブレの国という印象がずっと長かったので。

「ボクシングは間違いなくメキシコ文化の一部だよ。ルチャリブレもそうだといえる。でもMMAは凄い勢いで成長しているよ」

──ところでキャリアの途中で、足を3発銃で撃ち抜かれたそうですね。本当ですか。

「本当だよ。7年前のことだ。もうMMAを始めた後だよ。まぁ、メキシコはそういう国だから。強盗に撃たれたんだ」

──撃たれたんだって……涼しい顔で振り返っていますね。

「数カ月掛ったけど、リハビリの成果もあって大きな問題は残らなかった。逆に精神面で成長につながったよ。幸い、頭や胸を撃ち抜かれることはなかったから。ホントに、メンタルが変わった。MMAに向き合うという部分でも」

──ところでそのMMAで15連勝という記録を持っていますが、これまで海外の大きな舞台で戦うチャンスはなかったのでしょうか。

「1度だけあったんだ。皆がペーパーワークでも頑張ってくれたけど、実現しなかった。そして今、PFLで戦う機会を手にすることができた。本当にハッピーだよ。メキシコでTVで視てきたファイター達と、同じ舞台で戦うことができる。とても嬉しく思っている。

シーズン制はポイントを獲得するために戦いが熾烈になる。ここで戦っていると、ファイターとして急激に成長できるはずだよ」

──では対戦相手ショーン・ミッチェルの印象を教えてください。ニューカマー同士のマッチアップです。

「僕の代わりにチームメイトが、彼の研究をしてくれた。でも、特に気にすることはない。僕らは新顔同士、思い切り戦うだけだよ。僕らがここにいる理由は、戦って勝つためだから。世界中にメキシカンでもMMAが戦えることを示したい。いつまでも皆はメキシコといえばボクシングとサッカーという印象を持っている。メキシコを代表して、メキシコ人がMMAでも強いことを世界にアピールしたい」

──チェコがホンダエンジンのF1で活躍しているので、日本人にはメキシコ人はF1のドライブも上手いというイメージもありますよ(笑)。

「アハハハハ。チェコはプロのドライバーだからだよ。メキシコシティのドライブマナーほど、危ないモノはないよ(笑)」

──なるほどです(笑)。ナイブ、今日はありがとうございました。

「僕の方こそインタビューをしてくれてありがとう。僕はスシや日本食が大好きだから、日本のMMAファンが僕のことを知ってくれると嬉しいよ。試合を楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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【PFL2023#03】計量終了 威風堂々、西川大和。「彼は幼稚園も学校も一切通っていない」by ケンフロ

【写真】威風堂々、それでも海外にいけば日本人特有の幼さが感じられる (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03の計量が13日(木・同)に行われている。

日本から出場の西川大和は、ライト級出場全10選手のなかで 153.4ポンド=69.58キと最軽量で計量を終えている。セレモニアル計量で、髭を蓄えた西川は裸足でステージに現れ計量台の上で満面の笑みを浮かべた。

西川の掛け率は+200で、コラードは-240でフェイバリット。フェイスオフで両者が目をそらさず、にらみ合うも──途中で、揃って思わず笑みを浮かべてしまう。とはいえ握手をして別れた際も西川に非常に厳しい視線を送っていた。


などセレモニアル計量ショーで、PFL中継陣は「恐らくは世界で最もエキサイティングなライト級ファイター」とコラードを評し、ランディ・クートゥアーは「フットワークもパンチ力も最高で。しっかりと顔面を打つ抜き、どの試合もファイトをしている。グラウンドもできるウェルラウンディッド・ファイターだ」と絶賛した。

対して西川は、30歳のクレイ・コラードのヤングバージョンだと紹介さ、20歳なのに30戦も戦っていると紹介された。ここでケニー・フロリアンが「信じられないことだ。日本からやってきた彼は、父親がプロファイターに育てた。このキッドは幼稚園も学校も全く通っていない。プロフェッショナル・マーシャルアーティストになるために、その時間を使って来たんだ。そして最高のアグレッシブな寝技をする」と誰に吹き込まれたのか、そんな興味深いストーリーを全米中継に発していた。

それ映画のなかの話じゃないのかと突っ込まれると、「彼、裸足でいつも歩いているんだよ。それを見ても分かるだろう」とフロリアンが言えば、クートゥアーも「カンフーのTVシリーズで見たよ」と声を挙げて笑った。

シーズン経験者と初参戦が5名ずつのライト級。

初戦から潰し合うマッチアップのなかで昨年のチャレンジャーシリーズに出場したブルーノ・ミランダとBRAVE CFライト級チャンピオン=アフメッド・アミールの一戦も興味深い。

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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o PFL UFC サディボウ・シ ザック・ジューソラ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドケリモフ レイ・クーパー3世 西川大和

PFL2003#3:オッズ

サディボウ・シ 1.50
ジャラ・フセイン・アルシラウィ 2.40
マゴメド・マゴメドケリモフ 1.08
ベン・エグリ 6.50
ナタン・シュルチ 1.25
ティーヴィー・レイ 3.60
ハウシュ・マンフィオ 2.20
アレックス・マルチネス 1.61
シェイン・ミッチェル 2.75
ネイブ・ロペス 1.40
ブルーノ・ミラン1.61
アフマド・アミール 2.20
ザック・ジューソラ 2.05
ブランドン・ジェンキンス 1.70
オリヴィエ・オウビン・メルシェ 1.85
シェイン・バーゴス 1.95
クレイ・コラード 1.36
西川大和 3.10
デニス・ゴルソフ 1.17
パトリック・ブレイディ 5.00
カーロス・レアル 1.44
ダヴィッド・ザワダ 2.75
マゴメド・ウマラトフ 1.25
ディラノ・テイラー 4.00

メインとセミウェルター級。昨年の優勝者シは昨年予選リーグ敗退のアルシラウィと、21年準優勝、昨年は決勝トーナメント進出もビザが下りず欠場となったPFL12勝1敗のマゴメドケリモフは初参戦のベン・エグリと対戦。18・19年優勝のミスターPFL・レイ・クーパー3世は出場せず。

ライト級は歴代の優勝者であるシュルチ(18・19年)、マンフィオ(21年)、メルシェ(22年)が全員出場。UFCフェザー級で8勝3敗の成績を残しながら、自らFAとなりPFLを選択したことで話題を呼んだバーゴスは、いきなり昨年の優勝者メルシェと対戦。

西川の相手はPFL戦績3勝2敗ながら、昨年の予選リーグでは2戦ともメインを張った人気者コラード。西川は川名や大尊からはグラウンドで下になってもガードから打撃を打ち込み試合を優勢に進めていたが、それは相手がスタンドを避けるためにテイクダウンするという選択があってこその展開。ストライカーでプロボクサーとしても活動しているコラード相手に、まず打撃で打ち勝つことが出来るかどうか。そこが出来るか出来ないかで、試合の展開は大きく変わってくる。

第1試合開始は15日朝8時から。速報します。