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『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』クレイ・グイダ vs. スコット・ホルツマンのジャッジの採点/主要サイトの採点

「最悪」の汚名を返上した主審 家本政明の未来を変えるポジティブメッセージ


Clay Guida defeats Scott Holtzman(MMA Decisions)

 『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』クレイ・グイダ vs. スコット・ホルツマンのジャッジの採点。Dave Tirelliが1,2Rホルツマン、3Rグイダで28-29ホルツマン勝利。Eric ColonとMichael Tateが1Rホルツマン、2,3Rグイダで29-28グイダ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27グイダ支持3人、29-28グイダ支持14人。ホルツマン支持は居ませんでした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN42 クレイ・グイダ スコット・ホルツマン

【UFC ESPN42】初回をホルツマンにほぼ完封されても、やるべきことをやり通したグイダが2-1で競り勝つ

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
スコット・ホルツマン(米国)

右に回るホルツマンが、右カーフを蹴る。その腰を動かし蹴りのフェイクから、重いカーフを入れたホルツマンは左ジャブを当てる。グイダは細かいコンビからサークリング、そして前に出るがパンチの距離はホルツマンだ。左ハイをスリップした形でかわしたグイダは左ジャブの伸ばすもケージを背負うようになってきた。

テイクダウン狙いを切られ、頭を振ってのパンチも空を切るグイダ。対してホルツマンはスイッチから左ハイを当てる。大丈夫だというポーズのグイダだったが、今度は左ミドルを蹴られ流れを掴むことはできない。グイダはさらに右を被弾し、左フックにも逆に左で殴られる。細かいパンチからのテイクダウン狙いを切ったホルツマンが、ヒザ蹴りで距離を詰めてフックを振るう。そのホルツマンは左ミドルを入れ、前に出て右を放ったところでグイダの右フックをヒットし初回が終わった。

2R、細かいパンチの交換からダブルレッグでテイクダウン、バックコントロールのグイダは、胸を合わせてスプロールのホルツマンのアッパーを受ける。近い距離での乱打戦で2度目のテイクダウンを決めたグイダは、すぐに立ち上がったホルツマンをケージに押し込む。エルボーを打たれ、顔面をワキの下から叩かれてもダブルレッグを続いたグイダが、ついに大きく肩口に抱え上げてスラムを決める。

スクランブルでバックを許さなかったホルツマンは、シングルレッグも切って距離を取り直す。グイダは左を当てられてもダブルレッグへ。切ったホルツマンは立ち上がって右カーフを入れる。左フックから右ローを決めたグイダは、ステップインにショートのアッパーを受けても回り始めた回転は止まらず、右フックをかわしてバックに回りこむ。ウィザーのホルツマンだが、ヒザをついたホルツマンの押し込みにバックを再び譲り前方に崩される。このままバックコントロールでラウンドを終えたグイダが、イーブンに戻した。

最終回、ホルツマンが前に左ジャブから右ストレート、さらに右フックを振るう。下がってからのダブルレッグを切られたグイダは、ステップインに右を合わされ、足をとりにいくところでも右を被弾。さらに右を受けて動きが一瞬止まったグイダだが、ここからパンチを振って前に出る。ホルツマンも乱されることなく、右をヒットさせる。グイダは右ミドルを入れ、左リードフックに組んでバックに回る。

残り2分を切り、グイダはダブルに切り替えてドライブ。2Rと同じ展開に持ち込んだグイダは、抱える形になったホルツマンを持ち上げて叩きつける。グイダはホルツマンのスイープ狙いにパスを合わせる。サイドで抑えられたホルツマンは、ハーフに戻しつつレッスルアップへ。グイダはバックを狙うが、ホルツマンが許さず正対する。ボディロックからレベルチェンジのグイダは、離れようとして姿勢を乱したホルツマンを倒しきり、最後もスクランブルでバックへ。スイッチを潰し、トップを守ったグイダがボディロック&バックに回り前方へのスラムを狙ったところで時間となった。

ジャッジの裁定は割れたが、グイダが接戦を自らの戦いをやり通しモノにした。


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Report UFC UFC ABC02 スコット・ホルツマン ブログ マテウス・ガムロ

【UFC ABC02】マテウス・ガムロ、ワンツー打ち抜きホルツマンをKO。オクタゴン2戦目の初勝利に大興奮

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.2R1分22秒by KO
スコット・ホルツマン(米国)

オクタゴン2戦目で初勝利を目指すKSW二冠=ガムロ。10日前のオファーを受けたホルツマンにサウスポーからワンツーを入れる。ホルツマンも右を返し、オーソに戻したガムロはオーバーハンドからハイクラッチを察知され、2度目のトライではパンチを合わされてしまう。それでも3度のトライで尻もちをつかせることに成功するが、足関節を狙い自ら立って足を離す。

スイッチ、ハイクロッチのフェイクにもガムロは右アッパーを被弾する。それでもテイクダウン狙いを続けるガムロは、ボディにストレートから右オーバーハンドへ。さらにハイを見せ、シングルレッグからダブルに移行してテイクダウンを決めたガムロは、スクランブルでバックに回る。足を払ってバランスを崩しに掛かったガムロは、自ら離れる。この際に後ろから、後頭部を殴ったことでホルツマンが抗議する。直後のホルツマンの右アッパーを空振りし、跳びヒザを受けそうになる。ガムロが右カーフローを入れたところで初回が終わった。

2R、アウトサイドのシングルからバックに回ったガムロは、ここでも足を払って離れる。ホルツマンは右アッパーを空振りし、右オーバーハンドへ。これもかわしたガムロはステップインしワンツー、右を打ち抜くホルツマンがダウン。バックに回り追い打ちのパウンドにレフェリーが試合を止め、オクタゴン初勝利にガムロは走りながら喚起の雄叫びを挙げた。

「完璧だ。ATT、ダン・ランバート、マイク・ブラウンに感謝している。家族をポーランドに残し、3カ月ハードな練習をしてきた。家族が恋しい。初めてのKO勝ちなんだ。ライト級のファイターに、俺が来たってことを伝えたい。レッツゴー!!」と興奮収まらずまくし立てた。


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News UFC UFC ABC02 アーノルド・アレン イグナシオ・バハモンデス サーシャ・パラトニコフ ジム・ミラー ジャック・ショア ジョン・マクデッシ ジョー・ソレツキ スコット・ホルツマン チョン・ダウン ニナ・ヌネス ブログ マッケンジー・ダーン マテウス・ガムロ

【UFC ESPN02】計量終了 最強女子姓=ヌネスになったアンサロフがマッケンジーと。ミラーは37戦目!!!!

【写真】ユニオンジャックを手にフェイスオフに挑んだアーノルド・アレン。名前と顔を一致させてほしいグッドファイターだ(C)Zuffa/UFC

9日(金・現地時間)、10日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ABC02「Vettori vs Holland」の計量が行われた。

ライト級期待のチリ人ルーキー=イグナシオ・バハモンデスは、1ポンドオーバー規約からさらに0.75ポンド重くキャッチウェイト戦でジョン・マクデッシと戦うこととなった。

またエリン・ブランクフィールドと女子バンタム級で戦う予定だったノルマ・ドゥモントが 139.5ポンドと4.5 ポンドもオーバーしており両者の試合は中止となった。


ブランクフィールド✖ドゥモントなキャンセルされてなお13試合組まれたロングラン・イベント、コ・メインのフェザー級戦ではUFCで7連勝、通算戦績16勝1敗の英国人ファイター=アーノルド・アレンが抜擢されソディック・ユースウと対戦する。

ボディフック、ストレートと奥手となる左のパンチ力が抜群のアレン。ギルバート・メレンデスやニック・レンツを勝利しているが、7勝のうち判定勝ちが5試合という選手が、この試合順を任されるのは珍しい。

また女子ストロー級戦でマッケンジー・ダンと戦うニナ・ヌネスとは、女子バンタム級&フェザー級2冠のアマンダ・ヌネスと同性婚し、昨年9月に女児を出産したニーナ・アンサロフのこと。

ヌネス姓、そして母となり始めてケージで戦うが、ブランクは1年10カ月あり、同じくママとして活躍しているマッケンジーに柔術をさせると厳しい戦いになるだろう。

プレリミに目をやると、アジア系から2選手がラインナップに加わっている。

第2試合では韓国から元HEATライトヘビー級王者のチョン・ダウンがUFCで4戦目、そして3連勝を目指す。前回は今大会のメインカード出場のサム・アルヴィーとドローだっただけに、次は上位進出を目指したい。

そしてオープニングマッチに香港在住でAngels FCミドル級王者サーシャ・パラトニコフが出場する。韓国からUAEを経てオクタゴンでデビュー戦でTKO勝ちしており、米国初陣でインパクトを残したい。

そんなプレリミでは上位3試合のライト級が見ものだ。

上記にあるようにバハモンデスは契約体重戦となったが、KSWチャンプ・チャンプからUFCと契約も、初陣を落としたマテウス・ガムロが負けられないスコット・ホルツマン戦に臨む。

UFC最多出場記録36でドナルド・セラーニと並んでいたジム・ミラーは今回のジョー・ソレツキ戦で、単独記録となる37戦目を迎える。2019年のコンテンダーシリーズからUFCと契約したそれ突きは、オクタゴンで2連勝中のグラップラーだ。

トップからパウンド、下から三角、スクランブルでギロチン──ケージで道着柔術も経験しており、極めやポジション奪取への位置取りも巧妙だ。ミラーとしては新記録を勝利で飾りたいが、タフなファイトになることは間違いない。

■視聴方法(予定)
4月11日(日・日本時間)
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ABC02計量結果

<ミドル級/5分5R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)
ケビン・ホランド: 183.5ポンド(83.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ソディック・ユースウ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー: 186ポンド(84.37キロ)
ジュリアン・マルケス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ニナ・ヌネス: 115.5ポンド(52.38キロ)
マッケンジー・ダーン: 115ポンド(52.16キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー: 170ポンド(77.11キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジョー・ソレツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
スコット・ホルツマン: 155.5ポンド(70.53キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)
エリン・ブランクフィールド: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ: 153.5ポンド(69.62キロ)
イグナシオ・バハモンデス: 156.75ポンド(71.1キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャルジス・ダンホー: 255.5ポンド(115.89キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ショア: 136ポンド(61.69キロ)
ハンター・アジャー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョーダン・グリフィン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 170.5ポンド(77.34キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

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Report UFC UFN174 スコット・ホルツマン ブログ ベニール・ダリューシュ

【UFN174】スピニングバックフィストでKO勝ちもダリューシュ、体重オーバーに神妙な面持ち

<158ポンド契約/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国)
Def.1R4分38秒by KO
スコット・ホルツマン(米国)

体重オーバーのダリューシュが左ミドルを蹴る。続く接触でホルツマンの親指がダリューシュの左目に入り試合が中断する。再開後、左ヒザを突き上げて距離を詰めたダリューシュがシングルからハイクロッチへ。右腕を差してホルツマンをケージに押し込んでいく。体を入れ替えて離れたホルツマンに対し、ダリューシュは首相撲から左ヒザを顔面に蹴り上げる。動きが止まったホルツマンにもう一発ヒザを入れ、パンチに切り替えたダリューシュはテイクダウンを切ってバックに回る。ホルツマンは胸を合わせて危機を乗り切ろうとするが、ダリューシュは首相撲からヒザ、エルボーを狙う。離れたホルツマンは流血に見舞われながらショート飲みフックを打つ。ダリューシュは左ストレートを入れ、左フックから右、そのまま左右のパンチを打ち続ける。

それでもケージ際から逃れたホルツマンだったが、右フックに左のスピニングバックフィストを合わされる。前腕でホルツマンの顔面を打ち抜いたダリューシュがKO勝ちを決めた。

「こういうことってたまにあるけど、全く覚えていないんだよ。例え僕は勝てても体重を落とせなかったから。この試合が良い試合だったとしても、スコットのモノだ」と話した。