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RIZIN.37:女子スーパーアトム級GP一回戦全カード発表。白川欠場で山本空良がケラモフと対戦。阿部大治 vs. マルコス・ヨシオ・ソウザ追加。

RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
浜崎朱加(日本・AACC)23勝5敗
ジェシカ・アギラー(米国・ATT)20勝9敗

アギラーは40歳で、UFCを1勝4敗でリリースされた後、20年11月に元UFCダニエル・テイラーに判定負け。そこから1年8ヶ月ぶりの試合。今回の初参戦選手の中では一番のビッグネーム(というか、他が無名)ではあるが、ピークは過ぎていることは否めない。

RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
浅倉カンナ(日本・パラエストラ松戸)19勝6敗
パク・シウ(韓国・KRAZY BEE)7勝4敗

外国人枠として必ず入ると思っていたパク・シウ。大晦日にRENAにも勝っているし、JEWELSでは伊澤相手に接戦での判定負けだったので、海の物とも山の物ともつかないニューフェイスよりは期待できる。

RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
RENA(日本・SHOOTBOXING/シーザージム)12勝4敗
アナスタシア・スヴェッキスカウクライナ・SC BORETS/SUBHUNTER)2019年IMMAF女子ストロー級(52.2kg)優勝、プロ2勝無敗

ウクライナのスヴェッキスカはプロデビューからわずか8ヶ月で2戦のキャリアしかない。その相手も同じデビュー戦の選手と0勝1敗の選手で、2勝とはいえ未知数すぎる。

RENAの参戦は意外。49kgは減量がきつかったのでは?

RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
伊澤星花(日本・K-Clann)6勝無敗
ラーラ・フォントーラ(ブラジル・Constrictor Team)7勝無敗・PAWFC女子ストロー級(52.2kg)王者

7戦全勝と戦績的にはもっとも期待できるフォントーラ。1月の前戦でRIZINにも参戦経験のあるアンディ・ウィン(初戦山本美憂に勝利、その後RENA・山本美憂・あいに3連敗)に勝利しているが、キャリアのある相手はそれくらい。さすがに王者伊澤の相手は厳しいと思われるが。

フェザー級(66.0kg)5分3R
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン
山本空良(パワーオブドリームジム)
※白川陸斗は、練習中に腕の上腕二頭筋腱断裂をしドクターストップ。

カイル・アグォン戦もけっこうな飛び級だった山本空良だが、さらにインターバルが短い連戦でトップの一角・ケラモフとの対戦。沖縄で試合したばかりの山本にオファーが来たということは、他の選手がオファーを断った結果かもしれない。さすがにミスマッチすぎるが、若いので経験を積むのは良いこと。

▼80.0kg契約 5分3R
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術
阿部大治(フリー)

直前オファーなのか、ウェルター級ファイター同士で80kg契約。阿部はストラッサーに勝ってRIZINウェルター級のトップ扱い。ヨシオはK太郎戦で打撃の穴を露呈したが、年齢(37歳)的にもそこが埋まっているとは思えない。一芸の柔術だけで勝ちをもぎ取れるか。

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【Invicta FC44】計量終了 村田に敗れたダコーテ&流血女王リサ・ヴェルゾサが、揃って2度目の王座決定戦

【写真】王座決定戦が続くのは、それだけチャンピオンがステップアップをしているから (C)DAVE MANDELL/INVICTA FC

26日(木・現地時間)、27日(金・同)にカンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催されるInvicta FC44「A New Era」の計量が行われた。

新しい時代と銘打たれた今大会はコロナパンデミック以降のインヴィクタFCにとって初めて観客を入れるイベントとなり、プレリミはYouTubeとAXS、メインカードはFITE TVでPPV配信される。

2013年12月のインヴィクタFC07以来のPPV中継のブースに陣取るコメンテイターはミーシャ・テイトとイーブス・エドワースとう豪華な面子の今大会では、2階級で王座決定戦が組まれている。


メインは村田夏南子が返上したベルトを賭けてエミリー・ダコーテとダニエル・テイラーが対戦するストロー級王座決定戦だ。ダコーテは村田との王座決定戦でスプリットで敗れ、昨年7月のジュリアナ・リマ戦で再起を果たし、再度ベルトを狙うことになった。対するテイラーは元UFCファイターでオクタゴン戦績は2勝3敗。ジャン・ウェイリに敗れてはいるが、本来は階級が違うとはいえハム・ソヒに勝利している。

インヴィクタでは、ダコーテに敗れているリマにスプリット判定負けを喫しているが、フェニックスシリーズの5分✖1R戦で、ほとんど参考試合といっても良いだろう。とはいえUFCベテランがフェニックスシリーズで早々の敗退というは、彼女のキャリアに傷をつけている。

それでも昨年11月にXFCでテイラーはジェシカ・アギラーをスプリットで下している。特有の回転数の早いパンチのラッシュでダコーテのリズムを乱すことができれば、勝機は一気に広がるテイラーだ。

もう1つのタイトル戦はユリア・ストレアレンコが、村田と同様にUFCにステップアップを果たした際に返上して空位となったバンタム級王座を賭けてリサ・ヴェルゾサとテニーシャ・テネントが戦う。テナントはフィニックスシリーズ03で優勝も、昨年のコンテンダーシリーズで敗れ、今回の復帰戦が即タイトル戦となった──癌を克服したファイターだ。長身のテネント、自分の距離での打撃は威力がある。が、スピードに欠ける感はある。

一方のヴェルゾサはキャリア6勝1敗、唯一の敗北がストレアレンコとのタイトル戦だった。額から鼻、左目の下と大きくカットした時、自身の姿をスクリーンで確認して笑顔を浮かべた時の凄みは凄まじいものがあった。

女子MMA史上、最多の流血マッチを戦い切るだけでなく、前に出続けたヴェルゾサ。技術云々でなく、あの気持ちの強さは既に世界最高峰で戦う資格を有しているといっても過言ない。2度目の挑戦で、UFCのチケットを手にするにはキャリアの差もあり、5Rを使うことなくテネントをしっかりと仕留めることだ。

なおストロー級でジョディ・エスキベルと対戦するリズ・トレイシーが、2.2ポンド・オーバーとなりキャッチウェイトで戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
5月22日(土・日本時間)
午前9時00分~Invicta FC YouTube
午前11時00分~PPV FITE TV

■ Invicta FC44計量結果

<Invicta FC世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
エミリー・ダコーテ: 114.4ポンド(51.89キロ)
ダニエル・テイラー: 114.6ポンド(51.98キロ)

<Invicta FC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
リサ・ヴェルゾサ: 134.6ポンド(61.05キロ)
テニーシャ・テネント: 134.7ポンド(61.09キロ)

<フライ級/5分3R>
ボーガン・ウォーカーサンチェス: 125.8ポンド(57.06キロ)
エミリー・キング: 124.6ポンド(56.51キロ)

<ストロー級/5分3R>
ジョディ・エスキベル: 116ポンド(52.62キロ)
リズ・トレイシー: 117.2ポンド(53.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
セレナ・デヘスース: 136ポンド(61.69キロ)
ローレン・ミューラー: 135.8ポンド(61.59キロ)

<フライ級/5分3R>
キャスリン・サモンズ: 124.9ポンド(56.65キロ)
ヘレン・ペラルタ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<アトム級/5分3R>
ケイティ・サウル: 105.7ポンド(49.94キロ)
マリサ・メッセーバレンシア: 105.7ポンド(49.94キロ)

<アトム級/5分3R>
ケイティ・ペレス: 105.1ポンド(47.67キロ)
ナタリー・ソルチェド: 105.9ポンド(48.03キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケイラ・ヨンテフ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カーリーン・チャンドラー: 145.8ポンド(66.13キロ)

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